JPH0320315Y2 - - Google Patents

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JPH0320315Y2
JPH0320315Y2 JP6349985U JP6349985U JPH0320315Y2 JP H0320315 Y2 JPH0320315 Y2 JP H0320315Y2 JP 6349985 U JP6349985 U JP 6349985U JP 6349985 U JP6349985 U JP 6349985U JP H0320315 Y2 JPH0320315 Y2 JP H0320315Y2
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disk
storage cabinet
case
disk case
catch
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JP6349985U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は複数枚のデイスクを連立状態で収納す
るデイスク収納キヤビネツトに関し、より具体的
には、一側面が開放状態で天井部、側板部、裏板
部及び底板部とから構成される収納キヤビネツト
と、該収納キヤビネツト内に連立状態で収納、取
出し自在に形成した板状のデイスクケースと、収
納キヤビネツトの側板部に両端部が取り付けられ
た支軸を中心にデイスクケースを回動自在とした
デイスク収納キヤビネツトの分野に属するもので
ある。
「従来の技術」 従来、この種のデイスク収納キヤビネツトとし
て、一側面が開放状態で、天板、側板、裏板、底
板からなる収納キヤビネツトに、複数個のデイス
ク収納ケースが連立状態で収納されているものが
ある。
この収納ケースは、収納キヤビネツトの両側壁
内面にその両端部が取り付けられた支軸を中心に
回動自在に取り付けられている。そして、収納ケ
ースの上端部を略90度手前に回動させることによ
り、該収納ケースをも回動させてデイスクの収
納、取出しを行うようにするものである(例え
ば、実開昭59−39475号公報参照)。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記のような従来技術では、収
納ケースは収納キヤビネツトに回転式で固定状態
にされているが、収納キヤビネツト内に収納され
る収納ケースと収納キヤビネツトとの係止手段
は、収納ケースの上端部が収納キヤビネツトとの
上端部内面に摺動しながら内装して係止されるよ
うになつているだけである。
そのため、収納キヤビネツトの中から必要な一
枚の収納ケースを取り出す際には、収納ケースの
厚み幅に比較して指の幅に限界があり、左右の複
数枚が同時に引き出されてしまうという問題を有
している。
本考案は、従来の技術が有する上記のような問
題を解決しようとるもので、1個のデイスクケー
スの取出しを確実にし、しかも、収納キヤビネツ
トが不用意に傾斜してもデイスクケースが回転す
ることなく、デイスクの飛び出しを防止すること
を可能にしようとするものであり、その解決しよ
うとする課題は、デイスクケースの一部と一体的
に形成されると共に、このデイスクケースと協動
可能な膨出部を有するデイスクケースを区分する
キヤツチ部を設けるようにすることである。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するために、本考案におけるデ
イスク収納キヤビネツトは、次のような手段を講
じたものである。
一側面が開放状態で天井部、側板部、裏板部及
び底板部とから構成される収納キヤビネツトと、 該収納キヤビネツト内に連立状態で収納、取出
し自在に形成した板状のデイスクケースと、 前記収納キヤビネツトの側板部に両端部が取り
付けられた支軸を中心にデイスクケースを回動自
在としたデイスク収納キヤビネツトにおいて、 デイスクケースの上部には該デイスクケースを
収納キヤビネツトに固定するホールド部を設ける
と共に、該ホールド部には先端部から少し後方に
おいて左右方向に膨出部を形成し、 収納キヤビネツト内にはデイスクケースを区分
すると共にデイスクケースのホールド部を挟みこ
むキヤツチヤ部を形成すると共に、 各キヤツチヤ部の先端部には弾性変形可能な膨
出部により上記のホールド部を挟むようにし、 デイスクケースの膨出部の最大幅部の外側寸法
を、隣接する左右のキヤツチヤ部の膨出部の内側
寸法よりも若干大きめに設定したものである。
「作用」 上記のように構成されたデイスク収納キヤビネ
ツトよりデイスクケースに指をかけて手前に回動
しようとすると、収納キヤビネツト内の上部に形
成されているキヤツチヤ部は、左右のデイスクケ
ースのホールド部を押し広げるように働く。ま
た、ホールド部はデイスクケースを区分するキヤ
ツチヤ部がホールド部を挟みこむように働く。
そして、上記した理由からデイスクケースの膨
出部の最大幅部の外側寸法は、隣接する左右のキ
ヤツチヤ部の膨出部の内側寸法よりも若干大きめ
に設定され、デイスクケースのホールド部は収納
キヤビネツトのキヤツチヤ部に確実に嵌合される
ように働く。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は本考案に係るデイスク収納キヤビネツト
の斜視図で、第2図は1個のデイスクケースの側
面図、第3図は同デイスクケースの背面図、第4
図はデイスク収納キヤビネツトの要部を示す正面
図、第5図は第4図の−線断面図である。
上記の図面において、1は板状で、側面視が略
L形形状をした樹脂製のデイスクケースで、該ケ
ース1の背面の中央には、デイスク2を収納自在
な溝3が形成されている。また、デイスクケース
1の上部の先端部には、後方に向つて所定長のホ
ールド部4が一体に形成されている。そして、こ
のホールド部4の前部は、その幅が同一の並行部
5に形成されているが、並行部5から後方は左右
に膨出する膨出部6に形成され、この膨出部6は
後方に向つて先細りとなつている。また、上記の
並行部5及び膨出部6の上面の中央には、その前
面から後端に向つて溝7が形成され、これによつ
て、並行部5及び膨出部6に左右方向の弾性力が
付与されている。更にデイスクケース1の前面に
は、デイスクケース1を引き出すときの指掛け凹
部8が形成されている。
9は上記のデイスクケース1を複数個、連立状
態で収納する収納キヤビネツトで、一側面が開放
状態で天井部、側板部、裏板部及び底板部とから
構成されている。ここで、上記の各デイスクケー
ス1は、そのL形部の隅角部に形成された穴1a
に挿入された支軸10により収納キヤビネツト9
内に収納されており、従つて、デイスクケース1
は支軸10を支点に回転して収納キヤビネツト9
の開口部からデイスク2の収納、取り出しができ
るように構成されている。
また、収納キヤビネツト9の天井部の裏面の先
端部には、複数個のデイスクケース1を、1個毎
に区分する板状で弾性力を有するキヤツチヤ部1
1が突設されている。そして、このキヤツチヤ部
11の先端部には左右方向に膨出部12が形成さ
れている。即ち、膨出部12は上記のホールド部
4の並行部5の両側に位置する。
ここで、ホールド部4の膨出部6において、該
膨出部6の最大幅部Wの外側寸法は、隣接するキ
ヤツチヤ部11の膨出部12の内側寸法Hより若
干広く設定されている。
次に、上記実施例のものの動作について説明す
る。
まず、デイスクケースが収納キヤビネツトに収
納された状態では、各デイスクケースはホールド
部が隣接するキヤツチヤ部の膨出部により挟まれ
ているので、左右にフラつかないようにホールド
されている。
そこで、ある1巻のデイスクケースを取り出そ
うとする場合には、当該ケースの指掛け凹部に指
を掛けて手前に引出すと、デイスクケースは支軸
を支点に回転して収納キヤビネツトの開口部から
前方に移動する。このとき、ホールド部の膨出部
の最大幅部が、隣接するキヤツチヤ部の膨出部に
当接し、この膨出部を弾性変形により左右方向に
押し広げつつ前方に移動する。そして、膨出部の
最大幅部が、キヤツチヤ部の膨出部を通過する
と、該膨出部は元の位置に復帰する。これによつ
て、デイスクケースは収納キヤビネツトの外に引
出され、デイスクケースの溝に収納されているデ
イスクを取り出すことができる。
次に、複数個、例えば、隣接する2個のデイス
クケースを同時に取り出そうとした場合について
説明する。
2個のデイスクケースを同時に引き出すと、左
右のデイスクケースの間に存在するキヤツチヤ部
の膨出部は、両デイスクケースの最大幅部によ
り、同時に押し広げられるため、左右いずれの側
へも変形できず固定状態となる。従つて、当該膨
出部に左右のデイスクケースの最大幅部が同時に
衝当するので、両デイスクケースはいずれも収納
キヤビネツトから引き出すことができず、複数枚
のデイスクケースの引き出しを防止することがで
きる。
この状態は不慮の外力により、収納キヤビネツ
トが傾いた場合、複数のデイスクケースが同様に
出ようとするが、この場合にもデイスクケースが
不用意に回転したり、あるいはデイスクが飛び出
したりすることがない。
次に、デイスクケースの溝にデイスクを挿入し
て収納キヤビネツトに収納する場合について説明
する。
1個のデイスクケースを手により収納キヤビネ
ツト内に押し込むと、デイスクケースは支軸を支
点に回転し、ホールド部の膨出部は、隣接する左
右のキヤツチヤ部の膨出部を押し広げつつ侵入
し、その最大幅部が膨出部を通過すると、左右の
膨出部は元の位置に復帰する。これによつて、デ
イスクケースは収納キヤビネツト内に収納され
る。
「考案の効果」 本考案は叙上のように、デイスクケース1の上
部には該デイスクケース1を収納キヤビネツト9
に固定するホールド部4を設けると共に、該ホー
ルド部4には先端部から少し後方において左右方
向に膨出部6を形成し、収納キヤビネツト9内に
はデイスクケース1を区分すると共にデイスクケ
ース1のホールド部4を挟みこむキヤツチヤ部1
1を形成すると共に、各キヤツチヤ部11の先端
部には弾性変形可能な膨出部12により上記のホ
ールド部4を挟むようにし、デイスクケース1の
膨出部6の最大幅部の外側寸法を、隣接する左右
のキヤツチヤ部11の膨出部12の内側寸法より
も若干大きめに設定したものである。
そして、2個のデイスクケースを同時に引き出
すと、左右のデイスクケースの間に存在するキヤ
ツチヤ部の膨出部は、両デイスクの最大幅部によ
り、同時に押し広げられるため、左右いずれの側
へも変形できず固定状態となる。即ち、当該膨出
部12に左右のデイスクケースの最大幅部の膨出
部6が同時に衝当するので、両デイスクケースは
いずれも収納キヤビネツト9から引き出すことが
できず、複数枚のデイスクケースの引き出しを確
実に防止することができる。
そのために、収納ケースと収納キヤビネツトと
の係止手段は、収納ケースの上端部が収納キヤビ
ネツトとの上端部内面に摺動しながら内装して係
止される従来の手段と比較して、本考案は1個の
デイスクケース1のみを確実に取出し、収納でき
て複数枚のデイスクケースの取り出しを防止でき
る。しかも収納キヤビネツト9が不用意に傾斜し
ても、デイスクケース1が回転してデイスク2の
飛び出しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るデイスク収納キ
ヤビネツトのデイスクケースを収納した状態の斜
視図で、第2図は当該実施例に係る1個のデイス
クケースの側面図、第3図は同デイスクケースの
背面図、第4図は当該実施例に係るデイスク収納
キヤビネツトの要部を示す正面図、第5図は第4
図の−線断面図である。 1……デイスクケース、2……デイスク、4…
…ホールド部、6,12……膨出部、9……収納
キヤビネツト、11……キヤツチヤ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一側面が開放状態で天井部、側板部、裏板部及
    び底板部とから構成される収納キヤビネツト9
    と、 該収納キヤビネツト9内に連立状態で収納、取
    出し自在に形成した板状のデイスクケース1と、 前記収納キヤビネツト9の側板部に両端部が取
    り付けられた支軸10を中心にデイスクケース1
    を回動自在としたデイスク収納キヤビネツトにお
    いて、 デイスクケース1の上部には該デイスクケース
    1を収納キヤビネツト9に固定するホールド部4
    を設けると共に、該ホールド部4には先端部から
    少し後方において左右方向に膨出部6を形成し、 収納キヤビネツト9内にはデイスクケース1を
    区分すると共にデイスクケース1のホールド部4
    を挟みこむキヤツチヤ部11を形成すると共に、 各キヤツチヤ部11の先端部には弾性変形可能
    な膨出部12により上記のホールド部4を挟むよ
    うにし、 デイスクケース1の膨出部6の最大幅部の外側
    寸法を、隣接する左右のキヤツチヤ部11の膨出
    部12の内側寸法よりも若干大きめに設定したデ
    イスク収納キヤビネツト。
JP6349985U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH0320315Y2 (ja)

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JPS61180989U JPS61180989U (ja) 1986-11-11
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