JPH03202255A - 工具ホルダ - Google Patents

工具ホルダ

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JPH03202255A
JPH03202255A JP34191989A JP34191989A JPH03202255A JP H03202255 A JPH03202255 A JP H03202255A JP 34191989 A JP34191989 A JP 34191989A JP 34191989 A JP34191989 A JP 34191989A JP H03202255 A JPH03202255 A JP H03202255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
holder shaft
torque
holder
tool holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP34191989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Mase
間瀬 善明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、切削中に生じる工具の過荷負トルクを検出
し、工具切損予知を行う工具ホルダに関する。
従来の技術 類似した技術として ■回転体と、これに回動自在に支承したチャック取付部
材間をねじりコイルばねで連結し、工具による過負荷ト
ルクで回転体とチャック取付部材間に生じる回転遅れを
検出軸の軸方向移動として取出すもの(実公昭53−4
5329号、特公昭54−6102号等)、 ■工具ホルダと一体の基準歯車と、この基準歯車に対し
、切削トルクに比例してねじれを生じる弾性変位部を介
して連結された変位歯車により、歯車間の位相差を検出
して、信号処理部で切削トルクを推定し、正常工具の場
合と比較するようにしたもの(特開昭59−14204
9号)などがある。
発明が解決しようとする課題 前記のによれば、回転遅れを検出軸の軸方向移動として
取出すので、そのための機構を工具ホルダ内に組込む必
要があってホルダが大型化するおそれがある。また極細
径のドリルによる微小なトルク変動を検出するためにこ
のような機構を用いることは、トルク検出の精度低下を
もたらす。
■では、工具ホルダと一体に、薄肉の弾性変位部が設け
であるため、弾性変位部の剛性の調整ができない。しか
も、切削トルク値を信号処理部で演算推定するので、信
号処理部が複雑化する。
課題を解決するための手段 この発明は前記問題を解決するために、テーパシャンク
を備えたホルダ軸と、これに所定角度回動自在に支承し
た工具保持筒に夫々検出子を設け、ホルダ軸に遊嵌した
トルク調節リングをホルダ軸か工具保持筒の何れか一方
とねじりコイルはねで連結し、それらの他方と係止手段
で連結した。
作用 工具保持筒が、ねじりコイルばねで設定される許容トル
クを越えた工具の過負荷トルクによりホルダ軸に対し回
転遅れを生じ、これを検出子の回転位相差として直接取
出す。一方、トルク調整リングで、ねじりコイルばねの
ねじり強さを、検出子と無関係に調整する。従って工具
ホルダ側で夫夫工具径に応じたねじり強さが設定でき、
その後の信号処理が容易となる。
実施例 第1図に示すように、ホルダ軸1はテーパシャンク2と
把持部3及び把持部3から前方へ突設した中間軸部4と
支持軸部5から成る。支持軸部5の先端部は円錐面6に
形成されると共に、支持軸部5にはスリーブ7が遊嵌さ
れ、このスリーブ7の後端部が円錐面8に形成しである
。これらの円錐面6.8を支承する大小のピボット玉軸
受9.10が工具保持筒20の支承筒21に嵌着しであ
る。前記支持軸部5に軸方向前方へ移動不能に装着され
たカラー11とスリーブ7の鍔部7aとの間にスプリン
グ12が介装され、このスプリング12のばね力で、2
つの円錐面6.8を介してピボット玉軸受9.10に予
圧が付与される。このばね力はピボット玉軸受9.10
による摩擦トルクを必要最小とする予圧となるように設
定されている。
ホルダ軸1の中間軸部4には、第2図に示すように菱形
の係止面15が形成され、また前記支承筒21と共に工
具保持筒20を構成する検出筒22内には、前記菱形の
係止面15の対辺が嵌る係止孔16が形成され、この係
止孔16に前記係止面15が嵌合しである。係止孔16
と係止画工5は円周方向に所定の遊び(第2図の角度θ
)を有し、これによって工具保持筒20がホルダ軸1に
対し所定角度(θ)回動可能としである。このように工
具保持筒20の内側でホルダ軸1に対する回動角度の規
制が行われているので、切くず等が係止面15と係止孔
16間に入り込むことはなく、所定角度θの回動が長期
にわたって確実である。
中間軸部4には、更にトルク調整リング25が軸方向及
び円周方向に移動自在に遊嵌しである。
トルク調整リング25にはトルク伝達用のねじりコイル
ばね26の一端が接続され、ばね他端は検出筒22に連
結しである。トルク調整リング25の後端部はホルダ軸
1の把持部3に削設したリング溝3aに嵌入している。
トルク調整リング25には、第4図に示すように所定角
度毎に多数の係止穴27が穿設され、ホルダ軸1の把持
部3前面に植設した係止ピン28と前記係止穴27とに
より、トルク調整リング25をホルダ軸1と係脱自在と
する係止手段29が構成される。従って、係止ピン28
と係止穴27の係止を解除し、トルク調整リング25を
回動させて再び係止させれば、ねじりコイルはね26の
ねじり強さが細かく調整できる。
把持部3外周には、第4図に示すように90度毎に切欠
部31が削設されて、その間が基準検出子32に形成し
である。これらの基準検出子32と対応する断面り字状
の変位検出子33が、前記検出筒22の外周に突設して
あり、変位検出子33の間は切欠部34としである。基
準検出子32と変位検出子33の円周方向長さは同一で
あって。
その外径も同一にしであるが、前記ねじりコイルばね2
6のねじりカでホルダ軸1の菱形係止画工5の一組の対
辺が工具保持筒20の係止孔16と当接している時に、
第3.4図のように、前記角度θだけ検出子32.33
間に円周方向の位相ずれがあるようにしである。工具保
持筒20先端には、ドリル23を保持するコレットチャ
ック24が一体装着しである。
次に主軸ヘッド40からはブラケット41が立上げられ
、このブラケット41には前記基準及び変位検出子32
.33を検出してON信号を出力し、切欠部31.34
でOFF信号を出力する近接スイッチ42.43が装着
しである。近接スイッチ42.43の信号はノット素子
44を介してアンド素子45へ入力され、NC装置46
へ伝達されるようにしである。47は主軸ヘッド40に
回動自在に支承された主軸である。
このような工具ホルダは、主軸47に装着されて回転さ
れる。ホルダ軸1の回転は、トルク調整Jング25、ね
じりコイルばね26を介して工具保持筒20へ伝達され
、ドリル23を回転させ、切削を行う。ねじりコイルば
ね26でドリル23に応じた許容トルクが設定されてお
り、この許容トルクを超えない正常な加工の場合、基準
検出子32と変位検出子33は角度θの位相ずれを保っ
て回転する。そのため近接スイッチ42.43からの信
号A、Bが同時にOFFとなることはなく、過負荷信号
Cは出力されない(第5図)。ドリル23が摩耗してく
ると切削トルクがねじりコイルばね26で設定された許
容トルクを超え、ホルダ軸1がねじりコイルばね26の
ねじり強さに抗して工具保持筒20に対し角度θだけ回
転する。この時、ピボット玉軸受9、IOに、スプリン
グ12で与えられている予圧は必要最小のものであるの
で、玉軸受9.10による摩擦抵抗は小さく、許容トル
クを僅かに超えた切削トルクがドリル23に生じても、
ホルダ軸1が工具保持筒20に対し回転できる。これに
よって、第2図で係止孔16と当接していなかった側の
菱形係止面15の対辺が係止孔16と当接する。この状
態では、基準、変位検出子32.33の位相ずれがなく
なり、切欠部31.34も全く位相ずれがなくなる。従
って、近接スイッチ42.43からはON信号又はOF
F信号が同時に出力されるが、OFF信号が同時に出力
された時に、ノット素子44で反転され、アンド素子4
5へ入力されるので、アンド素子45からは過負荷信号
CがNC装置46へ出力される。NC装!146はこの
過負荷信号Cにより主軸47をステップバックさせ、あ
るいは、過負荷信号Cの入力回数を計数してドリル23
の寿命を判断し、切損前に同一工具との工具交換を指令
する。このようにホルダ側でドリル径に応じた許容トル
クが設定しであるので、過負荷信号Cが出力された時は
、許容トルクを超えた時であり、従来のようにトルク値
を演算推定し、正常値と比較する必要がない。
次に第6図において、他の例を示す。ホルダ軸]の中間
軸部4にトルク調整リング25が軸方向摺動可能及び円
周方向回動自在に遊嵌され、このトルク調整リング25
と把持部3は、ねじりコイルばね26で連結しである。
トルク調整リング25の前面には前記実施例同様の多数
の係止穴27が穿設され、工具保持筒20に植設した係
止ピン28とでトルク調整リング25を工具保持筒20
に係止連結する係止手段20が構成しである。
第7図では、工具保持筒2oの支承に、ピボット玉軸受
に代えて深溝玉軸受9a、10a及びスラスト輪受9b
を用いた例を示す。
発明の効果 以上のようにこの発明の装置によれば、ホルダ軸とこれ
に所定角度回動自在に支承した工具保持筒に夫々検出子
を設け、ホルダ軸に遊嵌したトルク調整リングにより、
トルク伝達用のねじりコイルばねのねじり強さを調整す
るようにしたので、工具保持筒の工具により生じる過負
荷トルクを、検出子の回転位相差として直接取出すこと
ができ、機構が複雑とならない。しかも、検出子とは無
関係にねじり強さが調整できるので、トルク調整リング
とホルダ軸(又は工具保持筒)とを係止連結する係止手
段を、円周方向に細かく位置決め可能なものとすること
により、検出子と近接スイッチの位置関係を変えること
なくねじり強さの微調整ができる。これにより、工具ホ
ルダ側で夫々工具に対応したトルク値が設定でき、トル
ク値を推定する信号処理部が不要となり、信号処理が容
易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る工具ホルダ断面図、第2図は第
1図の■−■断面図、第3図は第1図の■−■断面図、
第4図は第1図のIV−IV断面図、第5図は検出信号
の関係図、第6図、第7図は夫夫他の実施例を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テーパシャンクを備えたホルダ軸に工具保持筒を所
    定角度回動自在に支承し、これらのホルダ軸と工具保持
    筒の外周に互いに対応する複数の検出子を夫々設け、ホ
    ルダ軸にトルク調整リングを遊嵌し、そのトルク調整リ
    ングを前記工具保持筒とホルダ軸の何れか一方とねじり
    コイルバネで連結するとともにそれらの他方を係脱自在
    の係止手段によってトルク調整リングと係止連結してね
    じりコイルバネのねじり強さを調整自在にしたことを特
    徴とする工具ホルダ。 2、ホルダ軸に菱形の係止面を形成し、工具保持筒に菱
    形の対辺が嵌る係止孔を削設し、ホルダ軸の係止面に工
    具保持筒の係止孔を嵌合して工具保持筒が所定角度回動
    自在に支承されることを特徴とする請求項1記載の工具
    ホルダ。
JP34191989A 1989-12-27 1989-12-27 工具ホルダ Pending JPH03202255A (ja)

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JP34191989A JPH03202255A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 工具ホルダ

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JP34191989A JPH03202255A (ja) 1989-12-27 1989-12-27 工具ホルダ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415354A (en) * 1977-07-07 1979-02-05 Nippon Sangyo Gijutsu Kk Method of and device for purifying waste water containing cyanogen
JPS5437513U (ja) * 1977-08-19 1979-03-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415354A (en) * 1977-07-07 1979-02-05 Nippon Sangyo Gijutsu Kk Method of and device for purifying waste water containing cyanogen
JPS5437513U (ja) * 1977-08-19 1979-03-12

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