JPH03201700A - 伝送ユニット - Google Patents

伝送ユニット

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JPH03201700A
JPH03201700A JP9104890A JP9104890A JPH03201700A JP H03201700 A JPH03201700 A JP H03201700A JP 9104890 A JP9104890 A JP 9104890A JP 9104890 A JP9104890 A JP 9104890A JP H03201700 A JPH03201700 A JP H03201700A
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志野 成大
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和彦 上村
Kiyoshi Kurashita
藏下 亀代司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、防災、防犯システムやロボットコントロー
ル等の情報伝送システムに適用される伝送ユニットに関
する。
(bl従来の技術 リモートセンシングシステムを含む情報伝送システムは
、コントローラと任意の場所に設置された端末と、この
端末とコントローラとを接続する伝送ラインとで構成さ
れ、各端末で得られた情報をコントローラで収集、処理
するとともに、コントローラから各端末に情報を伝送す
るものである。このようなリモートセンシングシステム
では、−Cに、コントローラ側とセンサ端末側との情報
のやりとりを信号の多重化によって行っていた。
すなわち、周波数を分割したり、時分割方式によって信
号の多重伝送を実現するようにしていた。
(C)発明が解決しようとする課題 しかしながら、多重伝送による情報伝送システムでは、
コントローラ側と各センサ端末側のそれぞれに伝送制御
部を設ける必要があり、非常に高価になる欠点があった
この発明の目的は、上記のような伝送制御部を全く不要
とする新規な方式の伝送ユニットを提供することにある
(d1課題を解決するための手段 請求項(1)に記載した発明は、コントローラ側を電流
源として、並列に接続された各センサ端末側に電流を供
給する2線式電流経路を設け、各センサ端末は、電流経
路の電流源側を、非作動時にはセン゛す°回路側に、作
動時には負荷側に切換接続するゲート回路を備えるとと
もに、電流経路に流れる電流を分流させる分流回路と前
記分流回路への通電後に一定時間遅延して前記ゲート回
路を作動さセて前記電流源側を前記負荷側に接続させる
遅延切換回路と、を備え、前記コントローラは電流経路
の電流検出回路を備えたことを特徴とする。
また、請求項(2)に記載した発明は、コントローラ側
を電流源として、並列に接続された各センサ端末側に電
流を供給する2線式電流経路を設け、各セン・す“端末
は、電流経路の電流源側が電流源に接続された時から一
定時間T1だけ前記電流源側をセンサ回路側に接続する
第1のゲート回路と、前記電流源側がセンサ回路側に接
続されてから一定時間T2 (T2>T1)経過時に前
記電流源側を負荷側に接続する第2のゲート回路と、を
備え、 前記センサ回路側 インピーダンス値を変える可変インピーダンス回路を備
えるとともに、 前記コントローラは電流経路の電流検出回路を備えたこ
とを特徴とする。
さらに、請求項(3)に記載した発明は、請求項(2)
に記載した発明において前記可変インピーダンス回路に
対して前記センサを接離自在に備えるとともに、前記コ
ントローラから前記各センサ端末に出力データを伝送す
るデータ伝送経路と、前記第1のゲート回路が前記電流
源側をセン・す゛回路側に接続している間におけるデー
タ伝送経路の出力データの有無に応じて出力を切り換え
る出力回路と、を設けたことを特徴とする 請求項(4)に記載した発明は、上記請求項(3)に記
載した発明において、データ伝送経路の出力データを検
出する出力データ検出手段と、データ伝送経路と異なる
経路で供給される電源で駆動され、出力データ検出手段
による出力データ検出時に出力切換信号を出力する出力
信号切換回路と、から前記出力回路を構成したことを特
徴とする請求項(5)に記載した発明は、上記請求項(
2)〜(4)に記載した発明において、第2のゲート回
路に含まれるスイッチ素子をMOSFETで構成したこ
とを特徴とする。
また、請求項(6)に記載した発明は、上記請求項(1
)〜(5)に記載した発明において、単一または複数の
前記センサ端末側一体の端子台に構成したことを特徴と
する。
(e)作用 第1図は請求項(1)に記載した発明の伝送ユニットが
用いられるリモートセンシングシステムの構成図を示し
ている。図においてlはコントローラ、2はセン゛す端
末てあり、各セン・す゛端末2はコントローラ1に対し
て並列にカスケード状にして、2線式電流経路3によっ
て接続されている。
セン・す゛端末2は、電流経路3の電流源側(上流側)
を非作動時には抵抗R1b、R2b、−・とセンサSl
 、S2 + −との直列回路からなるセンザ回路側に
、作動時には負荷側(下流側)、すなわち後段のセン・
す°端末側に切換接続するゲート回路Gl、G2.−・
−を備えるとともに、電流経路3に流れる電流を分流さ
せる抵抗R1a、R2a。
からなる分流回路と、この分流回路への通電後に一定時
間遅延してゲート回路G (Gl、G2゜)を作動さセ
て前記電流源側を前記負荷側へ接続させる、例えばリレ
ーから成る遅延切換回路RY(RY 1.RY2. −
’)  とから構成されている。
また、コントローラlは電流経路3に対して電流を供給
する電流源1aと、電流経路3に流れる電流の大きさを
検出する電流検出回路1N)とを備えている。
以上の構成のリモートセンシングシステムにおいて、今
、コントローラ1の電流alaに対してオン信号を出す
と、先ず、コントローラ1に最も近いセンサ端末2の分
流回路、すなわち、抵抗R1aに電流11が流れる。同
時に遅延切換回路RY1にも電流が流れこの回路が作動
する。また、抵抗R1bと、センサS1とからなるセン
サ回路に対して電流が流れる様、ゲート回路Glは非作
動状態にある。仮にこのとき、セン・すS1がオフ状態
であると電流12が流れない。すなわち、遅延切換回路
RYIに対して流れる電流を無視すると、このセンサ端
末2に対して流れる電流は分流回路である抵抗R1aに
流れる電流ilだけとなる。
次に、上記遅延切換回路RYIが一定時間遅延してゲー
ト回路G1を作動状態にすると、このゲート回路G1は
電流経路3の電流源側を負荷側、すなわち後段のセンサ
端末側に切換接続する。すると、2段目のセンサ端末2
の分流回路である抵抗R2aに対して電流ilが流れる
とともに、遅延切換回路RY2に対しても駆動電流が流
れる。
この2段目のセンサ端末2においても、セン゛す°S2
がオフ状態であれば、このセンサ端末2に対して流れる
電流は11だけとなる。したがって、センナSl、32
が共にオフ状態であるときには、電流経路3に流れる電
流は1l−i−ilである。抵抗R2aに電流11が流
れてから一定時間経過するとゲート回路G2が負荷側に
切換接続され、続いて3段目のセンサ端末の分流回路に
対して電流11が流れる。以下同様にして上記のような
動作が繰り返されていく。
第2図(A)は128個の全てのセンナがオフ状態であ
る場合の電流経路3に流れる電流の変化を示している。
各センサ端末2の分流回路(Rla、R2a、  ・・
・)の抵抗値を一定にしておけば、図に示すように一定
の遅延時間を毎に電流経路3を流れる電流の大きさIが
階段状に増大していく。n番目のゲート回路Q rhが
作動したときの電流経路3に流れる電流Iは、 1= (V/Rx)xn (但し、Rx=R1a=R2a=・−−−−=R128
a) となる。一方、あるセンサ端末2においてセンサSがオ
ン状態であれば、そのセン・す゛端末2の分流回路に電
流が流れ始めた時から一定時間tが経遇するまで電流1
2が流れる。今、ゲート回路G4のある4段目のセンサ
端末においてセンサS4がオン状態にあるとすると、電
流経路3に流れる電流Iの変化は第2図(B)に示すよ
うになる。
すなわち、3段目のセンサ端末2のゲート回路G3が作
動して4段目のセンサ端末2に電流が流れたとき電流経
路3に流れる電流Iの大きさは電流12の分だけ大きく
なる。電流源1aがオンして電流経路3に電流が流れ始
めてから、セン・す°がオン状態にある最初のセンリ゛
端末(n段目)2に電流が流れ始めたときの電流径Pr
3に流れる電流Iは、 1=  (V/Rx)Xn+V/Rs (但し、Rs=R1b =R2b −・・・−R128
b) となる。
以上の作用から、コントローラ側においては、電流源1
aをオンしたときから一定時間を毎に増えていく電流を
検出し、ある時点での電流Iが電流12分だけ大きくな
ることを検出すると、そのときに電流が流れている最終
段のセン・す°端末2の位置を検出する。例えば、第2
図(B)に示す例では、ゲート回路G4の有るセンサ端
末2のセンサS4がオン状態にあることを検出する。
なお、成るセンサ端末2において、センサSがオン状態
にあるとき、そのセン・リ一端末2に12とiIを加算
した大きさの電流が流れることになるが、一定時間を後
にゲート回路Gが作動状態となって電流経路3の電流源
側が負荷側に接続されるようになるために、その切換接
続後に電流12が流れなくなる。このため、第2図(B
)に示すように電流源1aが次の後段のセンサ端末2に
接続される段階で、電流経路3に流れる電流Iの大きさ
が小さくなる。この結果、電流源1aが最終段のセン′
す・端末2に接続され、その最終段セン・す端末2にお
いてゲート回路Gが作動したときには電流経路3に流れ
る電流Iの大きさは、 1 = (V/Rx)X (センサ端末の数)となる。
仮に、■を24V、、Rxを24にΩ、センサ端末2の
数を64個とすると、最終段センサ端末2に電流源1a
が接続されて一定時間tが経過したときの電流Iは、線
路インピーダンスを無視した場合、 1= (24V/24にΩ)X64=64mAとなる。
また、上記の動作より電流12が同時に複数のセンサ端
末2において流れることはないから、結局、電流経路3
に流れる最大電流1 mjlKは、R3(=R1b=R
2L+−−−=)を120Ωとすれば、 I、、、 = (24V/24 KΩ’)X64+ (
24V/120Ω)=64mA+200mA=264r
nA となる。このように、コントローラlから電流経路3に
流れる最大電流の大きさは、それほど太き(なることが
ない。これは、前述のように電流12が同時に各センサ
端末2て流れることがないからである。この程度の電流
は電流源1aにおいて十分に供給することが可能である
また、コントローラ1においては、最終段のセンサ端末
に電流源1aが接続されてから一定時間を経過した段階
で一旦電流源1aをオフ状態にし、再びオン状態にする
。すると、最初から再び上記の動作が繰り返される。
以上の動作によると、コントローラ1およびセンサ端末
2には従来のような伝送制御部が不要であり、極めて簡
単な構成でかつ低コストで構成することができる。
また、請求項(2)に記載した構成の伝送ユニットでは
、コントローラ側の電流源が駆動されると、まずコント
ローラに最も近い第1段目のセンサ端末において第1の
ゲート回路が一定時間Tlだけオンし、第1段目のセン
リ°端末のセンサ回路側に電流が供給される。セン′す
″回路はセンサ作動状態に応じて回路インピーダンスが
変わるから、この時電流経路に流れる電流はセンサの作
動状態に応じた大きさとなる。
一定時間Tlが経過すると第1のゲート回路が閉してセ
ンサ回路側に電流が供給されなくなる。
そして、更に時間が経過して当該センサ端末の電流経路
の電流源側が電流源に接続された時から一定時間T2 
(T2>T1)経過すると、第2のゲート回路が開く。
この第2のゲート回路が開くことによって、電流源側が
負荷側に接続される。すなわち、次の段のセンサ端末側
に電流源が接続される。このようにして第2段目のセン
サ一端末に電流源が接続されると、再び一定時間T1だ
け2段目のセンサ端末の第1のゲート回路が開いてセン
サ回路側に電流が供給される。以下、上記の動作を繰り
返していく。
すなわち、コントローラ側においては最初のセンサ端末
に対して電流を供給しはじめてから一定時間T2ごとに
1段目、2段目、3段目、・・・n段目のセン・す゛端
末におけるセンサ回路に流れる電流を検出することにな
る。つまり、一定時間T2ごとに、最初のセンサ端末か
ら順番に、各端末のセンサ作動状態をコントローラ側で
電流の大きさから検出することができる。
また上記のセンシング方式で、あるセンサ端末でのセン
サ作動状態を検出している時には他のセンサ端末のセン
サ回路に対して電流が流れることはない。したがって、
コントローラ側からかなり離れたセンサ端末でのセンシ
ングを行っている時にも電流経路に流れる電流の大きさ
が小さくてすみ、したがって、第2のゲート回路でのド
ロップ電圧も小さく、接続できるセンサ端末の数をかな
り多くすることが可能になる。
さらに、請求項(3)に記載した発明においては、コン
トローラ側の電流源が駆動されると、コントローラに近
いセンサ端末から順に第1のゲート回路が一定時間T1
だけオンし、この間において電流源側がセンサ回路側に
接続される。このときコントローラからデータ伝送経路
を介して出力データが出力されると、この出力データが
出力回路に取り込まれ、出力データに応じて出力が変わ
る。
また、センサ回路を構成するセンサが接続されたままで
あると、上記請求項(1)に記載した構成の作用にした
がって、センサ回路における電流の状Bをコントローラ
側で検出することにより、各センサ端末側接続されたセ
ンサの作動状態をも検出でき、伝送ユニットを入出カニ
ニットとして用いることができる。一方、センサを取り
外すと伝送ユニットを出力回路からデータを出力するの
みの出カニニットとして用いることができる。
請求項(4)に記載した発明においては、請求項(3)
に記載した発明に係る構成において、出力回路が出力デ
ータ検出手段と出力信号切換回路と、によって構成され
る。したがって、データ伝送経路を介してコントローラ
から出力された出力データは、出力データ検出手段によ
り検出される。この出力データ検出手段が出力データを
検出すると、出力信号切換回路により出力切換信号が出
力される。ここで出力信号切換回路はデータ伝送経路と
は別の経路で電源が供給されており、出力信号切換回路
に印加される電圧がデータ伝送経路を介して伝送される
入出力データに影響を与えることがなく、各センヅ端末
との間のデータの入出力が正確に行われる。
請求項(5)に記載した発明においては、請求項(2)
〜(4)の発明を構成する第2のゲート回路をM O5
FETのスイッチ素子により構成される。このMOSF
ETにはオン抵抗がトランジスタに比較して十分に小さ
いものがあり、このようにオン抵抗が小さいMOSFE
Tを用いることにより、トランジスタを用いる場合に比
べて電圧降下が小さくなり、また、MOS F ETを
オンさせるゲート電流もトランジスタに比べ非常に小さ
くなるので、電流経路に流れる電流値も小さくなる。
請求項(6)に記載した発明においては、請求項(11
〜(5)の発明の一部を構成する単一または複数のセン
サ端末を一体にして端子台が形成される。したがって、
部品点数の削減によりセンサ端末側を小型に構成できる
とともに、取付作業を簡略化できる。
(f)実施例 第3図は請求項(1)に記載した発明の実施例の伝送ユ
ニットの構成図を示している。
コントローラ1は電流経路3に対して電流を供給するト
ランジスタTRと、電流経路3に流れる電流の大きさを
検出する電流センサIsと、このセンサ出力をA/D変
換するA/D変換器と、CPUとで構成されている。C
PUは、センシングを開始するときにトランジスタTR
に対してオン信号を出力する。また、後述するように各
センサ端末に設けられているタイマのタイマ時間(本発
明の遅延時間に相当する〉経過毎にA/D変換値を読み
取り、その大きさから各センサ端末2でのセンサ°Sの
オンオフ状態を判定する。
セン・す゛端末2は分流回路を構成する抵抗R1と、M
OSFETなどからなる電子スイッチPL。
P2.およびN A N Dゲートからなるゲート回路
と、タイマTと、抵抗R2およびセンサ゛Sの直列回路
からなるセン・す°回路とて構成されている。
上記の構成で、入力端子INに電圧が印加されると、抵
抗R1に電流j1が流れるとともにNANDが開いて電
子スイッチP1がオン状態となり、セン・す゛回路に対
しても電圧が印加される。このときにセンサSがオフ状
態であれば電流12は流れないが、センサSがオン状態
であれば電流12が流れる。一方、入力端子INに電圧
がかかることによってタイマTが起動しているために、
その後一定時間経過してタイマTがタイムアンプすると
、電子スイッチP2がオンするとともに、NANDが閉
しることによって電子スイッチP1がオフ状態となる。
すなわち、電流経路3の電流源側がセンリ°回路側に接
続されていた状態から電流源側が負荷側に接続されるよ
うになる。この結果、出力端子OUTに電圧■が現れ、
この電圧Vが次の段のセンサ端末2の入力端子INに加
わる。以下同様にしてタイマTがタイムアツプするまで
の時間毎に、上記の動作が各センサ端末2において繰り
返されていく。したがって、各センナ端末2において、
センサSがオフ状態であれば、電流経路3に流れる電流
Iは第2図(A)に示すように変化していく。
一方、n番目のセンサ端末2においてセンサSnがオン
状態にあると、そのセンサ端末2の入力端子INに電圧
が加わったときに電流i、と12がともに流れる。そし
て、一定時間が経過してタイマTがタイムアツプすると
、そのセンサ端末2に流れる電流が1またけとなって、
スイッチP2がオン状態となる。このように、n番目の
センサ端末2においてセン′すSnがオン状態であると
、電流経路3に流れる電流Iの変化は第2図(B)に示
すようになる。
コントローラ1ではトランジスタTRをオンした後、内
部タイマにおいて経過時間を監視しており、各センサ端
末2に設けられているタイマTのタイマ時間毎にA/D
変換値を読み込み、その大きさが1、Xnに対応するも
のか、またはi、 Xn−4−izに対応するものかを
判定する。そして、前者に対応しておれば、n段目のセ
ンサ端末2ではセンサSがオフ状態であると判定し、後
者に対応していればn段目のセンリ°端末2ではセンナ
Sがオン状態にあると判定する。この動作を最終段のセ
ン1す端末2に重圧が印加されるまで繰り返す。全ての
セン′す゛端末2においての上記の判定動作を終えると
、トランジスタTRを一旦オフする。
すると、各センリ゛端末2においてのタイマTがリセッ
トされ、初期状態となる。そして、再びトランジスタT
Rをオンすると、再び最初のセンサ端末2から順次上記
の動作を繰り返していく。
以上の動作によって、コントローラlではタイマTのタ
イマ時間を毎にA/D変換値を読み取っていき、その大
きさを見ることによって各セン・す゛端末2でのセンサ
Sのオンオフ状態を簡単に知ることができる。なお、コ
ントローラ■において、現在読み取っているA/D変換
値と、そのときに電流源が接続されている最終段のセン
サ端末2の位置(番号)との対応をタイマで監視するこ
とも可能であるが、カウンタを使用することも出来る。
カウンタを使用するときには、A/D変換値を常時読み
取り、その大きさが急に増える立ち上がり時にカウンタ
を一つ進めるようにする。
また、電流経路3に流れる電流の大きさは第1図を参照
して説明したようにそれほど大きな電流とべることがな
い。したがって、トランジスタTR1電流経路3および
電源に大きな容量のものを使用する必要がない。
第4図は請求項(2)に記載した発明の実施例の伝送ユ
ニットの構成図を示している。
図において11はコントローラを示し、このコントロー
ラ11に合at 128 c h (128段)のセン
・す端末12が接続されている。セン′す゛端末12は
第1のゲート回路G1と、第2のゲート回路G2と、セ
ンサ回路SCとを備えている。
前記第1のゲート回路G1では、入力端子INが電流源
に接続された時からタイマTlが起動し一定時間T1が
経過するまでスイッチ素子P1をオン状態にする。一定
時間T1が経過すると、タイマT1の出力がL″となり
ゲートNANDが閉しることによってスイッチ素子PL
がオフする。この一定時間T1の間に入力端子INから
センリ゛回路SCに対して電流iが流れる。そして、こ
の時セン・すSがオン状態にあれば電流iはi=E/R
2となり、セン・す°Sがオフ状態にある時には、””
E/ (R1+R2)となる。
前記第2のゲート回路G2は、電流経路に直列に介挿さ
れているスイッチ素子P2とタイマT2とて構成されて
いる。タイマT2のタイマ時間はタイマT1のタイマ時
間よりも長く設定され、スイッチ素子P1がオフしてか
ら時間(T2−T1)が経過してスイッチ素子P2がオ
ンするようにされている。この第2のゲート回路G2に
よって、入力端子INがセンサ回路sCに接続されてか
ら一定時間T2経過時に、入力端子INすなわち電流源
側が出力端子0LJTすなわち負荷側に接続される。
第5図はある時間での電流経路13に流れる電流iの変
化を示している。この例ではmch目のセンサ端末12
てセンサSがオフしており、m十l  ch目のセンサ
端末12ではセン′す°Sがオンしていることを表して
いる。
前記セン・す′回路SCは、センサSと可変インピーダ
ンス回路を構成する抵抗R1,R2とからなり、センサ
Sがオン時にはセンサ回路の抵抗値をR2にし、セン−
vSがオフ時にはセンサ回路の抵抗値を(R1+R2)
にする。
前記コントローラ11は、電源子Vに接続されているト
ランジスタTRによって電流経路13に電流を供給する
。電流経路13には電流電圧変換用の抵抗R3が介挿さ
れており、この抵抗R3の電圧降下をオペアンプ○Pで
検出し、その出力をコンパレータC1,C2で検出する
ようにしている。この抵抗R3,オペアンプOPおよび
コンパレータC1,C2で電流検出回路を構成している
。各コンパレータC1,C2には基準電圧としてV C
LI  V DATAが設定されている。各基準電圧V
CL、  VDATAは第6図に示す大きさを有してい
る。すなわち、図のA、Bはそれぞれ任意のセンサ端末
12でセンサSがオフ状態にある時とオン状態にある時
の抵抗R3の両端電圧を示しているが、VCLはセンサ
Sのオンオフ状態に係わらず、センサ回路SCに電流i
が流入して抵抗R3の両端に電圧降下が生じたことを検
出できる大きさに設定され、VDATAは、センサ端末
12でセンサSがオンした時の抵抗R3の両端の電圧降
下を検出てきる大きさに設定されている。コンパレータ
C1の出力はシフトレジスタS/Rのクロックとして供
給され、更にタイマT3を起動する。
タイマT3のタイマ時間は、第6図に示すように少なく
ともタイマT2のタイマ時間より長く設定され、且つリ
トリガタイマ回路で構成されている。タイマT3は、コ
ンパレータC1の出力にて常時駆動されている状態では
タイムアンプセず、コンパレータC1の出力がとぎれた
状態でタイムアンプし、その時点で最終chのセンサ端
末12として検知されることになる。すなわち、最終C
11のセンサ端末12に電流が供給されてから一定時間
T3が経過するとタイマT3の出力が立ち上がることに
なる。このタイマT3の出力はフリ・ノブフロップFの
リセット端子と出力回路OUTのランチ端子とに送られ
、また、遅延素子りを介してシフトレジスタS/Rのリ
セット端子に送られる。
フリップフロップFのセット端子Sには別の回路から電
源投入時およびタイマT3のタイムアツプ後一定時間経
てから送られるスタート信号STが導かれ、フリップフ
ロップFのセット出力はオープンコレクタインバータI
NVを通してトランジスタTRのベースに導かれている
。スタート信号STが出てフリップフロップFがセント
すると、トランジスタTRがオンしてセンシングが開始
されるとともに、その後、タイマ回aT3の出力が “
H”になってフリ・ノブフロップがリセットするとトラ
ンジスタTRがオフしてセンシングが終了する訳である
。また、タイマT3の出力によってシフトレジスタS/
Rの内容が出力回路OUTにラッチされ、更に遅延素子
りを介してリセット信号になることによってシフトレジ
スタS/Rがリセットされる。
前記コンパレータC2の出力はデータとしてシフトレジ
スタS/Rに入力される。コンパレータC1の出力はク
ロックとしてシフトレジスタS/Rに入力されているこ
とから、シフトレジスタS/Rには、第6図のAの電圧
検出時には0が入力され、Bの電圧検出時には1が入力
されることになる。シフトレジスタS/Rの段数は少な
くともセンサ端末12の総数以上に設定され、その出力
は並列に出力回路OUTでランチされる。
以上の構成からなるコントローラでは、最初にスタート
信号STが供給されると、フリップフロップFがセント
してトランジスタTRから電流経路13への電流が供給
されセンシングが開始される。そして、以後時間T2ご
とに順番に最初のセン・す゛端末12からセンサSのオ
ンオフ状態のセンシング、すなわち抵抗R3の両端の電
圧Vの大きさの検出が行われていく。もし、センサSが
オフ状態であればコンパレータC1の出力のみが“H”
となってシフトレジスタS/RにはOが人力される。こ
れに対して、センサSがオン状態であれば、コンパレー
タC1,C2とも出力が“H”となり、シフトレジスタ
S/Rには1が入力される。この動作が繰り返される結
果、シフトレジスタS/Rにはセン・す°Sがオン状態
にあるセンサ端末に対応するステージのみ1が記憶され
、その他のセン・す゛端末に対応するステージにはOが
記憶されていく。そして、最終c hのセンサ端末に対
するセンシングを終了すると、タイマT3がタイムアツ
プしてフリップフロップFがリセットされるとともにシ
フトレジスタS/Rの内容が出力回路OUTにラッチさ
れ、更に少し遅れてシフトレジスタS/Rがリセットさ
れる。以上の動作によって一回のセンシング動作が終了
する。
このセンシング動作を終了すると、出力回路O[JTの
端子l〜nの状態を見ることによって各センリ°端末1
2のセンサ回路の状態、すなわち、センサSのオンオフ
状態を知ることができる。
以上の動作において、m  ch目のセンサ端末でセン
シングを行っている時には、1〜m−1ch目のセンサ
端末12のセンサ回路SCに対して電流iが流れていな
い。すなわち、不要な電力消費がないために、コントロ
ーラ11から電流経路13に流れる電流の大きさはセン
サ端末12の数が多くても大きくなるということがない
。もし、各センサ端末12においての消費電力が大きい
と、センシングを行っているセン゛す°端末12の位置
が後ろであるほど、その前に位置する各センサ端末12
におけるスイッチ素子P2での電圧降下が大きくなり、
電流経路13に流れる電流の大きさが大きくなることは
もとより、セン・す′Sのオンオフに応じた抵抗R3の
両端の電圧変化率が小さくなって後段のセンサ端末はど
そのセンサSのオンオフ状態を正確に検出出来ないとい
う問題が生じるが、本実施例のように、センシングを行
っているセンサ端末以外のセンサ端末においては余分な
電力が消費されないために、電流経路13を流れる電流
が小さくてすみ、後段のセンサ端末においてもセンサS
のオンオフ状態を正確に検出することができる。
なお、スイッチ素子P2に半導体素子を使用すると、電
流経路13に流れる電流が大きくなくても、このスイッ
チ素子P2での電圧降下は0ではない。このため、たと
えば、電流経路13に接続されるセンサ端末12のch
数が100以上で、且つ電源電圧+■が24ボルト程度
の場合は、後段のセン・す゛端末12でのセンシングを
行っている時に、それ以前のセンサ端末12でのスイッ
チ素子P2の電圧降下の総和が無視出来ない大きさにな
っている可能性がある。このような場合には、コンパレ
ータC1,C2の基準電圧VcL  + voAアヶの
設定は第7図に示すよ・)な大きさに設定する必要があ
る。同図はセンサ端末12の総ch数が128で、電源
電圧+Vが24ボルトである場合の例を示している。図
の横軸はスイッチ素子P2がオン状態にあるセンサ端末
12の総数を示し、縦軸は抵抗R3の両端電圧Vを示し
ている。aはスイッチ素子P2での電圧降下の総和を示
し、bは各センサ端末12でのセンサSがオフ状態にあ
る時の抵抗R3の検出電圧■を示し、Cは各センサ端末
12でのセンサSがオン状態にある時の抵抗R3の検出
電圧Vを示している。図に示すように最終段(128c
 h)のセンサ端末12をセンシングしている時には、
127 c hまでの各センサ端末でのスイッチ素子P
2の電圧降下の総和はかなり大きいために、128 c
 hのセンサ端末12でのセンサSのオンオフに応じた
抵抗R3の検出電圧す、cの大きさも図示するように小
さくなる。したがって、vo及びV DATAの設定は
、この12 f3 c hでのVA、V、を識別可能な
大きさに設定する必要がある。
このスイッチ素子P2にオン抵抗の小さいMOSFET
を用いると、ゲート回路における電圧降下を小さくする
ことができ、上記VCL及びVゎATAのマージンを大
きくとることができる。また、同様に電流経路13に流
れる電流値を小さくすることができる。
なお、上記第2のゲート回路G2は第8図(A〉に示す
ように構成することも可能である。この例ではタイマT
lの出力を受けてタイマT2’を起動し、一定時間T2
’後にスイッチ素子P2をオンする。タイマ時間T1と
T2’は同図(B)に示す関係となる。
更に、コントローラ11においては、抵抗R3の両端電
圧をA/D変換してCPUで処理することも可能であり
、出力はたとえばR3232C端子を通して外部に出す
ことができる。また、センサ“回路SCのセンサSとし
てはマイクロスイッチの他、光電センサなどがあり、更
に出力がリニアに変化するセンサを使用することも可能
である。
第9図は、請求項(3)に記載した発明の実施例の伝送
ユニットの構成図を示している。
第4図に示したコントローラ11と同様の構成のコント
ローラ21に合計128ch (128段)のセンサ端
末22が接続されている。各センサ端末22はコントロ
ーラ21に対して電流経路23およびデータ伝送経路2
4にカスケード状に接続されている。このセンサ端末2
2のそれぞれは、スイッチ素子P1とタイマT1により
構成される第1のゲート回路と、スイッチ素子P2およ
びタイマT2により構成される第2のゲート回路と、可
変インピーダンス回路を構成する抵抗R4゜R5および
センサSにより構成されるセンサ回路SCと、出力ラン
プLおよびトランジスタTR2を含む出力回路OCとを
備えている。この出力回路OCにはフリップフロップ2
6が含まれる。
第1のゲート回路では入力端子INがコントローラ21
の電流源に接続されたときからタイマT1が起動し、一
定時間T1が経過するまでスイッチ素子Piがオン状態
にされる。一定時間T1が経過すると、タイマTlの出
力が“L′となり、スイッチ素子P1がオフする。した
がって、一定時間T1の間に入力端子からセン・す″回
路SCに対して電流iが流れる。このとき、センサSが
オン状態であれば電流iはi =E/R4となり、セン
サSがオフ状態にあるときにはi−E/(R4+R5)
となる。
第2のゲート回路を構成するタイマT2の計時時間はタ
イマTIの引時時間よりも長く設定されており、スイッ
チ素子P1がオフしてから時間(T2−T1)が経過し
てスイッチ素子P2がオンするようにされている。この
第2のゲート回路によって入力端子がセンサ回路SCに
接続されてから一定時間T2経過時に、入力端子すなわ
ち電流源側が出力端子すなわち負荷側に接続される。
タイマT1の出力は出力回路OCが有するフリップフロ
ップ26のクロック端子ckにも人力される。フリップ
フロップ26はクロック端子ckの立ち下がり時におけ
るセント端子Sの状態を出力端子QからトランジスタT
R2に出力する。各セン′す“端末22に台いて出力ラ
ンプLは電源経路25に並列に接続されており、タイマ
T1が時間T1を開時している間においてフリップフロ
ップ26のセント端子Sに“H”信号が入力されるとト
ランジスタTR2がオンして出力ランプLが点灯する。
以上の構成により、コントローラ2■において、第4図
に示した請求項(2)の構成と同様の動作により、抵抗
R3の両端電圧を検出することによって各セン・す°端
末22におけるセンサSのオン/オフ状態を検出できる
。たとえば、コントローラ21においてオペアンプ○P
の両端電圧が第10図(A)に示すように変化したとす
ると、CPUにはアドレス信号として同図(B)に示す
波形が入力され、データ信号として同図(C)に示す波
形が入力される。したがって、CPUのADD端子に入
力される信号により、第1のゲート回路のスイッチ素子
がオンしているセンサ端末22を特定でき、その時のデ
ータ信号の有無により、そのセンサ端末22が有するセ
ンサ゛Sがオンしているか否かを検出できる。
また、タイマT1が時間T1を計時している間にコント
ローラ21からトランジスタTR3を介してデータ伝送
経路24に信号が出力されると、出力ランプLが点灯す
る。コントローラ21の電流源側はタイマT2が計時す
る時間T2毎に次の段のセンサ端末22に接続されてい
く。したがって、データを出力すべきセンサ端末22の
段数に時間T2を乗じたタイミングでデータ伝送経路2
4に信号を出力することにより、所望の接続端末22に
おいて出力ランプLを点灯することかで;)る。なお、
フリップフロップ26の作用により、−旦点灯した出力
ランプLは、次のセンシング時におけるタイマT1の出
力の立ち下がり時にデータ伝送経路24に信号が出力さ
れていないときにン肖灯する。
上記のセン′り端末22においてフリップフロップ26
とトランジスタTR2との間にフリッカ回路を設け、出
力ランプLを点滅するようにしてもよい。
以上のようにして、センサ端末22を入出カニニットと
して用いることができる。例えば、モータ等の動作状態
をセンサSにより検出し、その動作状態をそのセンサ端
末22が有する出力ランプLの点灯により表示すること
ができる。この場合においてCPUはデータ信号の人力
があったときに出力ランプLのオン信号を出力する。
また、センシ回路SCの一部を構成するセン・す。
Sを切り離すと、センサ端末22を出カニニットとして
用いることができる。この場合にCPUには第10図(
C)に示すデータ信号は入力されず、CPUはIloを
介して外部から入力された信号に基づいて第10図(B
)に示すアドレス信号を参照して所定のタイミングでオ
ン信号を出力する。
たとえば、第11図(A)に示す設定人力データが入力
されているとすれば、CPUは第1O図に示す入力デー
タの取り込みのタイミングでオン信号を出力し、第11
図(B)および(C〉に示すように第3段目および第8
段目のセンサ端末22のフリップフロップ26がオンデ
ータを出力する。
なお、第2のゲート回路を構成するスイッチ素子P2に
オン抵抗の小さいMOSFETを用いると、電圧降下お
よびゲート電流の低下により、前記第4図に示した構成
における場合と同様の効果を得ることができる。
第12図は、請求項(4)に記載した発明の実施例の伝
送ユニットの構成図を示している。
コントローラ41には複数のセンサ端末42がカスケー
ド状に接続されている。コントローラ41は電流経路5
0に介挿された電流電圧変換用の抵抗Rsの電圧降下を
オペアンプOPにより検出し、その出力をコンパレータ
C1= C3において基f$雷電圧比較する。コンパレ
ータC1,C2のそれぞれに設定された基準電圧VRf
は、前記第10図および第13図(B)における基準電
圧VDA、AおよびvAflDに相当し、電流経路50
において第14図に示す■の電流および■の電流に相当
する。また、コンパレータC3に設定されている基準電
圧VRfはコンパレータC1,C2に設定されている基
準電圧より大きくされており、電流経路50において第
14図に示す■の電流に対応する。これによってコンパ
レータC3は短絡等による過電圧を検出する。
コントローラ41のマイクロプロセッサユニットM P
 Uはサイクルコントローラを介して信号45をFET
Iに供給する。この信号45の供給によりFETIがオ
ンし、電源経路50を介してセンサ端末42が電源に接
続される。各センサ端末42は時間TI、T2を計時す
るタイマを備えており、このタイマは時間Tl後にトラ
ンジスタTRをオフするとともに、時間T2後にFET
Mをオンする。従って、第13図(A)に示すように、
M段目のセンサ端末42に供給された電力は、時間T2
経過後にM+1段目のセンサ端末に供給される。また、
センサ端末42には抵抗Ra、RbおよびセンサSハイ
からなるセンサ回路が設けられており、センサSWHの
オン時にはセンサ回路の抵抗値がRaになり、センサS
WMがオフ時には(Ra+Rb)になる。従って、セン
サSハイがオフ時には電流経路50には電流i A/I
Iが流れ、センサSW’Hがオン時には電流iAsが流
れる。この電流経路50に流れる電流値を電流電圧変換
してオペアンプOPにより検出することにより、センサ
端末42のアドレス(装着段数)およびデータ(センサ
SWHのオン信号)が検出される。これによってコント
ローラ42において第14図に示す状態で電流経路50
に流れる電流値が検出される。
このセンサ端末42にはフォトカプラ43が備えられて
おり、フォトカブラ43を構成するフォトダイオードは
電流経路51からFET0を介して電源のコモン端子に
接続されている。このFET0はMPUから出力された
信号46によりオンする。いまセンサSWMがオフ時に
信号46を出力してFET0をオンすると、電流経路5
0を流れる電流iAsはフォトダイオードの駆動電流i
ATとなり、フォトカプラ43を構成するフォトダイオ
ードをオンすることができる。MPUはコンパレータC
2の出力48によって給電中のセンサ端末42を特定す
ることができるため、所定のタイミングで信号46を出
力してFET0をオンすることにより、所望のセンサ端
末42においてフォトカブラ43のフォトダイオードを
オンし、センサ端末42を出カニニットとして用いるこ
とができる。したがって、送信駆動出力電流iAvは受
信センサ検出電流iAsと同しであるため、送信/受信
とも同一条件で確実な伝送が行える。
各センサ端末42は外部から電力供給を受けるリトリガ
回路44を備えており、フォトカプラ43のフォトトラ
ンジスタはこのリトリガ回路44に接続されている。リ
トリガ回路44はフォトトランジスタがオンしたとき切
換信号を出力する。
以上のように、この発明の出力データ検出手段を構成す
るフォトカブラ43と、同じく出力信号切換回路を構成
するリトリガ回路44とを備えることにより出カニニッ
トとして用いるセンサ端末42から信号を出力できる。
また、センサsW、をダイオードDを介してFBTO’
を介挿した電流経路53からコモン端子に接続すること
によってセンサ端末42を入出カニニットとして用いる
ことができる。この場合においてリトリガ回路44は電
流経路50とは異なる別の経路によって電力を供給され
ており、リトリガ回路44の駆動電圧がオペアンプOP
の検出電圧に影響を与えることがなく、MPUにおいて
データの送受信およびアドレスの特定を正確に行うこと
ができる。つまり、もしリトリガ回路44に電源を供給
するのに第9図のように信号ラインと電源ラインとをコ
モンラインにて共通にしでしまうと多数のりトリガ回路
を同時にオンするときにコモンラインにおいて大きな電
圧降下を生じてしまうが、この実施例のように別電源で
リトリガ回路を駆動する構成にすればこの問題を解決す
ることができ、データ送受信とアドレスの特定を正確に
できる。なお、リトリガ回路を駆動する電源にはバッテ
リや外部の制御対象機器の電源部が利用される。
第15図(A)および(B)は、請求項(6)に記載し
た発明の実施例を示すそれぞれ正面方向の組立図、およ
び背面方向の要部の組立図である。
端子台31の背面に取り付けられるプリント基板32に
はゲート回路およびスイッチ回路を構成するICチップ
33およびセンサ回路の一部を構成する抵抗34.35
が取り付けられており、端子台31にセンサ端末22が
一体的に構成されている。このように構成することによ
り、LANを構成する各ワークステーション等に対する
センサ端末22の取付作業を簡略化できる利点がある。
(g)発明の効果 請求項11)tこ記載した発明によれば、コントローラ
側およびセンサ端末側に従来のような伝送制御部を設け
る必要がない。このため、非常に低コストで且つ簡単に
構成できる利点がある。また、電流経路に流す電流を直
流にできるために、電流経路に外部から乗るノイズに影
響されるということがなく、極めて正確な検出が可能で
ある。
また、請求項(2)に記載した発明によれば、コントロ
ーラ側およびセンサ端末側に従来のような伝送制御部を
設ける必要がない。このため、非常に低コストで且つ簡
単に構成できる利点がある。また、電流経路に流す電流
を直流にできるために、電流経路に外部から乗るノイズ
に影響されるということがなく、正確な検出が可能であ
る。更に、一つのセンサ端末でセンシングを行っている
時に他のセンサ端末のセンサ回路に電流が流れない構成
であるために無駄な電力損失がない。このためコントロ
ーラ側の構成を簡単にできる他、コントローラに対して
かなりの数のセンサ端末を接続できるという利点がある
さらに、請求項(3)に記載した発明によれば、センサ
を接離することによりセンサ端末を入出カニニットまた
は出力ユニフトとして用いることができる。
加えて、請求項(4)に記載した発明によれば、出力回
路の出力信号切換回路に対してデータ伝送経路とは別の
経路によって電源が供給されるため、データ伝送経路を
介して入出力されるデータに出力回路の駆動電力が影響
を与えることがなく、伝送ユニットを入出カニニットま
たは出カニニットとして用いる隙に、常に正確なデータ
を入出力できる利点がある。
また、請求項(5)に記載した発明によれば、第2のゲ
ート回路に含まれるスイッチ素子を、オン抵抗がトラン
ジスタに比較して十分に小さいMOSFETで構成する
と、各センサ端末における電圧降下が小さくなるととも
に、MOSFETをオンさせるゲート電流も非常に小さ
くなり、電流経路に流れる電流値を小さくすることがで
きる。
加えて、請求項(6)に記載した発明によれば、単一の
端子台に単一または複数のセンサ端末を一体的に構成で
き、情報伝達システムを構成する入出力装置に対する取
付作業を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は請求項(1)に記載した発明の構成を示す図、
第2図(A)、(B)は同発明の詳細な説明するための
図、第3図は同発明の実施例の構成を示す図である。 第4図は請求項(2)に記載した発明の実施例の構成図
を示している。第5図、第6図、第7図は同実施例の動
作を説明するための図である。また第8図(A)、CB
)は他の実施例の一部構成図である。 第9図は請求項(3)に記載した発明の実施例の構成を
示す図である。第10図(A)〜(C)は請求項(3)
に記載した発明におけるコントローラへの入力波形を示
す図である。第11図(A)〜(C)は請求項(3)に
記載した発明におけるコントローラへの外部からの入力
波形およびこの人力に対応したオン信号の波形を示す図
である。 第12図は請求項(4)に記載した発明のコントーラの
横取を示す図、第13図(A)および(B)は同発明の
実施例である伝送ユニットの各センサ端末における電流
経路のオン/オフ状態およびコントローラにおけるオペ
アンプの出力電圧を示す図、第14図は同実施例のコン
トローラにおける電流経路中の電流の検出状態を示す図
である。 第15図(A)および(B)は請求項(6)に記載した
発明の実施例のそれぞれ正面方向および背面方向の組立
図である。 R3−(電流検出用)抵抗、 TR,TRl−電流供給用トランジスタ、C1,C2−
コンパレータ、 S/R−シフトレジスタ、 OC−出力回路、 PI、P2−スイッチ素子、 TI、T2.T3−タイマ、 D−遅延素子、 F、F/F−フリソプフロンブ、 S−センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コントローラ側を電流源として、並列に接続された
    各センサ端末側に電流を供給する2線式電流経路を設け
    、 各センサ端末は、電流経路の電流源側を、非作動時には
    センサ回路側に、作動時には負荷側に切換接続するゲー
    ト回路を備えるとともに、 電流経路に流れる電流を分流させる分流回路と前記分流
    回路への通電後に一定時間遅延して前記ゲート回路を作
    動させて前記電流源側を前記負荷側に接続させる遅延切
    換回路と、を備え、前記コントローラは電流経路の電流
    検出回路を備えてなる伝送ユニット。 (2)コントローラ側を電流源として、並列に接続され
    た各センサ端末側に電流を供給する2線式電流経路を設
    け、 各センサ端末は、電流経路の電流源側が電流源に接続さ
    れた時から一定時間T1だけ前記電流源側をセンサ回路
    側に接続する第1のゲート回路と、前記電流源側がセン
    サ回路側に接続されてから一定時間T2(T2>T1)
    経過時に前記電流源側を負荷側に接続する第2のゲート
    回路と、を備え、 前記センサ回路はセンサ作動状態に応じて回路インピー
    ダンス値を変える可変インピーダンス回路を備えるとと
    もに、 前記コントローラは電流経路の電流検出回路を備えてな
    る伝送ユニット。 (3)前記可変インピーダンス回路に対して前記センサ
    を接離自在に備えるとともに、前記コントローラから前
    記各センサ端末に出力データを伝送するデータ伝送経路
    と、前記第1のゲート回路が前記電流源側をセンサ回路
    側に接続している間におけるデータ伝送経路の出力デー
    タの有無に応じて出力を切り換える出力回路と、を設け
    た請求項(2)に記載の伝送ユニット。 (4)前記出力回路が、前記データ伝送経路の出力デー
    タを検出する出力データ検出手段と、前記データ伝送経
    路と異なる経路で供給される電源で駆動され、前記出力
    データ検出手段による出力データ検出時に出力切換信号
    を出力する出力信号切換回路と、を備えてなる請求項(
    3)に記載の伝送ユニット。 (5)前記第2のゲート回路が、MOSFETで構成し
    たスイッチ素子を含む請求項(2)〜(4)に記載の伝
    送ユニット。 (6)単一または複数の前記センサ端末を一体の端子台
    に構成した請求項(1)〜(5)のいずれかに記載の伝
    送ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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