JPH03201696A - カラー画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像機器に釦けるＲ、Ｇ、Ｂ、３色の画像を重
ねあわせて、カラー映像を表示するカラー画像表示装置
に関する。

従来の技術 従来、カラーテレビジョン画像表示用の表示素子として
は、ブラウン管が主として用いられているが、従来のブ
ラウン管では画面の大きさに比して奥行きが非常に長く
、薄型のテレビジョン受像機を作成することは不可能で
あった。

そこで電子ビームを用いて平板状の画像表示装置を達成
するものとして、本出願人は特願昭６６２０６１８号（
特開昭５７−１３５５９０号公報）により、新規な画像
表示装置を提案した。

この複数の線陰極を電子ビーム源とする画像表示装置３
台を光源とし、上記３台の画像表示装置上に映し出すＲ
，Ｇ、Ｂ映像画面を、レンズを用いて重ね合わせてスク
リーン上に表示する投射型テレビを構成した。

第３図に従来の例を示す。各蛍光体画像表示は３つの線
陰極を持ち、１つの線陰極は３段の垂直偏向が行われる
。偏向された電子ビーム６によりＲ蛍光体表示ａ、Ｇ蛍
光体表示す、Ｂ蛍光体表示Ｃがされ、すべて同じ場所に
継ぎ目が存在する。

前記蛍光体表示ａ　％　ｃの画像表示をレンズを用いて
重ね合わせ表示した状態が表示画面ｄである。

なか、電子ビーム６間にあるのはブラックストライプ５
である。

このような重ね合わせをした場合、２箇所に各蛍光体画
像表示の継ぎ目が集中してしまい、継ぎ目がより助長さ
れてし１５課題があった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、複数の線陰極を電
子ビーム源とする画像表示装置の組立て誤差による固有
の問題点である継ぎ目が、３台の画像表示装置上に映し
出すＲ，Ｇ、Ｂ映像画面をレンズを用いて重ね合わせて
スクリーン上に表示することにより、継ぎ目がより助長
されて目立つという問題点を有していた。

本発明は上記問題点に留意し、スクリーン上に映し出さ
れる画像の継ぎ目を見えにくくなるようにしたカラー画
像表示装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカラー画像表示装
置は、複数の線陰極を電子ビーム源とする３台の画像表
示装置を３台光源とし、３台の画像表示装置上に映し出
すＲ，Ｇ、Ｂ映像画面を、それぞれ垂直方向に数段の水
平期間だけずらして表示し、それを光学的に重ね合わせ
てスクリーン上に表示し、全体として上記線陰極の継ぎ
目をＲ，Ｇ、Ｂで異なった場所においたものである。

作用 上記の本発明のカラー画像表示装置はスクリーン上に映
し出される継ぎ目が、３台の画像表示装置上に映し出す
Ｒ，（ｒ、Ｂ映像画面を、それぞれ垂直方向に数段の水
平期間だけずらして表示し、光学的に重ね合わせてスク
リーン上に表示し、全体として上記線陰極の継ぎ目をＲ
，Ｇ、Ｂで異なった場所におく事により、スクリーン上
に表示される画像の継ぎ目を数箇所に集中させることな
く、分散させて、継ぎ目を見えにくくできる。渣た偏向
をずらすことによる映像信号のずれの補正を行ない、画
像として問題のないカラー画像を再現する０ 実施例 以下本発明の一実施例の投射型テレビについて、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における投射型テレビのＲ，Ｇ
、Ｂ画像表示の画面状態と、上記３画面をレンズを用い
て光学的に重ね合わせたときのスクリーン表示状態を示
すものである。

第２図は、第１図のＲ，Ｇ、Ｂ画像表示の画面状態の各
信号波形を示すものである。

第１図に釦いて、各蛍光体画像表示は４つの線陰極で各
々、ラスター表示８〜１１が行われており、これは１つ
の線陰極による電子ビームを３段垂直方向に偏向するこ
とによって実現している。Ｒ蛍光体画像表示＆は前記４
つの線陰極のうち、上側３つの線陰極によるラスター表
示８，９．１０を用いている。Ｇ蛍光体画像衣示すは前
記Ｒ蛍光体画像表示孔に較べ第１の線陰極のラスター表
示８の２段目から、１段ずらして表示している。Ｂ蛍光
体画像表示Ｃは前記Ｇ蛍光体画像衣示すに較べ第１の線
陰極のラスター表示８の３段目から、１段ずらして表示
している。スクリーン表示ｄは前記各蛍光体画像表示ａ
−ｃの画像をレンズを用いて光学的に重ね合わせ、スク
リーンに表示した状態である。

また、Ｒ蛍光体画像表示ａは第２図（Ａ）にその各信号
状態が示されて釦す、垂直方向偏向波形■と第１線陰極
駆動パルス■と第２線陰極駆動パルス■と第３線陰極駆
動パルス■と第４線陰極駆動パルス■を、横軸を同じ時
間軸で表示している。−方Ｇ蛍光体画像表示すは第２図
（Ｂ）に信号波形が示されており、第２図（Ｂ）の垂直
方向偏向波形のは第２図（ム）のそれに比較して第１図
に示した１段ずれて表示される分に相当する時間的ずれ
を設けている。それに応じて第２図中〉の第１線陰極駆
動パルス■、第２線陰極駆動パルス■、第３線陰極駆動
パルス■、第４線陰極駆動パルス■もその分だけ時間的
ずれを設けている。

同じように第２図（Ｃ）にはＢ蛍光体画像表示Ｃについ
ての関係波形を示してｉｆｉ、Ｇ蛍光体画像衣示すより
時間的ずれを設けている。このように偏向のずれに対応
した信号関係のタイミングのずれの補正を行ない、カラ
ー画像として問題のないものとしている。

以上のように構成された投射型テレビについて以下第１
図を用いて各画像表示の関係を詳細に説明する。

Ｒ蛍光体画像表示ａは、２本の継ぎ目７が存在する。Ｇ
蛍光体画像表示すは、前記Ｒ蛍光体画像表示ａに較べ上
方向にそれぞれ１段ずれた場所に、３木の継ぎ目７が存
在する。Ｂ蛍光体画像表示Ｃは、前記Ｇ蛍光体画像表示
すに較べ上方向にそれぞれ１段ずれた′場所に、３本の
継ぎ目７が存在する。結果として、各画像表示をレンズ
を用いて光学的に重ね合わせ、スクリーン上に表示する
と、スクリーン表示ｄに示すように計８本の継ぎ目７が
存在することになり、各画像表示の継ぎ目７を数箇所に
集中させることなく、分散させることができる。

以上のように本実施例によれば、スクリーン上に映し出
される継ぎ目７が、３台の画像表示装置上に映し出すＲ
，Ｇ、Ｂ映像画面を、それぞれ垂直方向に１段の水平期
間だけずらしてレンズを用いて重ね合わせてスクリーン
上に表示し、全体として上記線陰極の継ぎ目をＲ，Ｇ、
Ｂで異なった場所にかくことにより、スクリーン上に表
示、される画像の継ぎ目７を数箇所に集中させることな
く、分散させて、継ぎ目７を見えにくくできる。

なお、この実施例では３台の表示装置の光学的重ね合わ
せ説明したが、台数の増減は必要に応じて行っても当然
問題ない。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、スクリーン上に映し出される継ぎ目が、３台の画像表
示装置上に映し出すＲ，Ｇ、Ｂ映像画面を、それぞれ垂
直方向に数段の水平期間だけずらしてレンズを用いて重
ね合わせてスクリーン上に表示し、全体として上記線陰
極の継ぎ目をＲ，Ｇ、Ｂで異なった場所におくことによ
り、スクリーン上に表示される画像の継ぎ目を数箇所に
集中させることなく、分散させて、継ぎ目を見えにくく
できたカラー画像表示装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図１１−ｄは本発明の実施例の投射型テレビのＲ，
Ｇ、Ｂ画像表示の画面状態と、上記３画面をレンズを用
いて重ね合わせたときのスクリーン表示状態を示す平面
図、第２図は第１図のＩ’ｌ、Ｇ、Ｂ画像表示の画面状
態の各信号波形図、第３図ａ〜ｄは従来の投射型テレビ
のＲ，Ｇ、Ｂ画像表示の画面の状態と、上記３画面をレ
ンズを用いて重ね合わせたときのスクリーン表示の状態
を示す平面図である。 ５・・・・・・ブラックストライプ、６・・・・・・電
子ビーム、７・・・・・・線陰極の継ぎ目、８〜１１・
・・・・・第１から第４の線陰極によるラスター表示部
分。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の線陰極を電子ビーム源とし、蛍光体を塗布したス
   クリーン上の画面を垂直方向に複数の区分に分割し、お
   のおのの区分ごとに前記電子ビームを垂直方向に偏向し
   、複数ラインを表示しラスターを形成する複数の画像表
   示装置に、Ｒ、Ｇ、Ｂの各色別々に画像を表示し前記複
   数の画像表示装置を光学的に重ね合わせてカラー画像を
   表示するとともに、前記垂直方向の複数の区分の継ぎ目
   が各色ずれて表示されるように偏向位置をずらす手段と
   それにあわせて映像信号のずれを補正する手段を有する
   カラー画像表示装置。