JPH03201082A - プルーニング方法およびその装置 - Google Patents

プルーニング方法およびその装置

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JPH03201082A
JPH03201082A JP34444989A JP34444989A JPH03201082A JP H03201082 A JPH03201082 A JP H03201082A JP 34444989 A JP34444989 A JP 34444989A JP 34444989 A JP34444989 A JP 34444989A JP H03201082 A JPH03201082 A JP H03201082A
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JP
Japan
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value
clip
polygon
coordinate
clipping
Prior art date
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Application number
JP34444989A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Ueda
智章 上田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はクリップ領域から完全にはみ出たポリゴンを
ブルーミングするための方法およびその装置に関する。
〈従来の技術、および発明が解決しようとする課題〉 従来からグラフィックス表示装置においては、ポリゴン
単位のブルーミングを行なうためにクリップ・プロセッ
サを用いていた。
第6図は従来のグラフィックス表示装置の構成を概略的
に示すブロック図であり、上位プロセッサ(COW)に
対してメモリ管理プロセッサ(MMP)を接続し、メモ
リ管理プロセッサ(MMP)との間で図形データの授受
を行なうリスト・メモリ(SBF)を設けている。そし
て、上記リスト・メモリ(SBF)から読出した図形デ
ータを人力とし、かつマトリクス処理モジュール(MO
L)との間におけるデータの授受を行なう画像処理プロ
セッサ(DSP)を設けており、画像処理プロセッサ(
DSP)からの出力データをクリップ・プロセッサ(C
LIP)および描画プロセッサ(DPU)を通して直線
補間演算器 (DDA)に供給し、直線補間演算器(D
DA)から出力されるx、y座標データをそのままフレ
ーム・メモリ(FM)に供給しているとともに、2座標
データをデプス・バッファ(DBF)に供給することに
より2フラグ・データを得、フレーム・メモリ(PM)
に対して制御データとして供給するようにしている。さ
らに、上記フレーム・メモリ(PM)の内容をデイスプ
レィ(CRT)に供給することにより、図形データを可
視的に表示するようにしている。
上記の構成のグラフィックス表示装置において、画像処
理プロセッサ(DSP)に対しては多種の処理を行なう
という要請および処理速度を高めるという要請があるが
、両者は相反する要請であるため、可能な限り、他のプ
ロセッサで処理できる処理を該当するプロセッサに分担
させるようにしている。
具体的には、クリップ処理およびブルーミング処理をク
リップ・プロセッサ(CLIP)に分担させるようにし
ている。このクリップ・プロセッサ(CLIP)による
ブルーミング処理は、リスト・メモリ(SBF)から読
出したポリゴンの頂点データに基づいて該当するポリゴ
ン全体がクリップ領域の外部に位置するか否かを判別し
、全体がクリップ領域の外部に位置すると判別されたポ
リゴンのデータを描画プロセッサ(DPU)に供給しな
いことにより達成される。
したがって、クリップ処理をクリップ・プロセッサ(C
LIP)に変えて他の要素、例えば、描画プロセッサ(
DPU)および直線補間演算器(ODA)により行なわ
せるようにできたとしてもクリップ・プロセッサ(CI
、IP)を省略できないという不都合がある。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
リスト・メモリに対するポリゴン・データの書込み、読
出しを管理する要素において簡単にブルーミングを行な
わせる新規なブルーミング方法およびその装置に関する
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明のプルーニング
方法は、上位プロセッサから供給されるポリゴン・デー
タをポリゴン・データ格納手段に格納するに当ってポリ
ゴン単位で各座標値毎の最大値および最小値を得ておき
、予め設定されているクリップ境昇値と得られた最大値
、最小値との大小判別を行なってブルーミングの要否を
判別する方法である。
上記の目的を達成するための、この発明のブルニング装
置は、上位プロセッサから供給されるポリゴン・データ
を格納するポリゴン・データ格納手段と、ポリゴン単位
で各座標値毎の最大値および最小値を抽出する抽出手段
と、クリップ領域の境界座標値を保持する保持手段と、
抽出された値と保持されている値との大小関係に基づい
て該当するポリゴンの全体がクリップ領域の外部に位置
するか否かを判別する判別手段とを含んでいる。
〈作用〉 以上のブルーミング方法であれば、上位プロセッサから
供給されるポリゴン・データをポリゴン・データ格納手
段に格納するに当ってポリゴン単位で各座標値毎の最大
値および最小値を得ておくことができるので、予め設定
されているクリップ境昇値と得られた最大値、最小値と
の大小判別を行なうことによりブルーミングの要否を判
別することができる。即ち、各座標値毎に最大値および
最小値はピーク検出を行なうことにより簡単に得ること
ができる。そして、得られた最大値および最小値と予め
設定されているクリップ境界値との大小判別も簡単に行
なうことができるのであるから、全体として簡単にプル
ーニングを達成することができる。
上記の目的を達成するための、この発明のブルニング装
置は、上位プロセッサから供給されるポリゴン・データ
をポリゴン・データ格納手段に格納するに当って、抽出
手段により、ポリゴン単位で各座標値毎の最大値および
最小値を抽出することができる。そして、保持手段によ
り、予め設定されているクリップ領域の項四座標値を保
持しておくことができる。したがって、判別手段により
、抽出された最大値および最小値と保持されている値と
の大小関係を判別することができ、この判別結果に基づ
いて該当するポリゴンの全体がクリップ領域の外部に位
置するか否かを判別することができる。その後は、最終
的に得られた判別結果に基づいてプルーニングを達成す
ることができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明のプルーニング方法の一火施例を示す
フローチャートであり、ステップ■において上位プロセ
ッサから供給されるポリゴン角数を保持し、ステップ■
において最初の頂点データを受は取り、X座標値、y座
標値および2座標値をそれぞれ各座標値の最大値として
保持するとともに、各座標値の最小値としても保持し、
ステップ■においてポリゴン角数を“1mだけ減少させ
る。そして、ステップ■においてポリゴン角数が“0°
になったか否かを判別し、“Ooになっていなければ、
ステップ■において次の頂点データを受は取り、ステッ
プ■において、受は取った頂点の各座標値が保持されて
いる最大値よりも大きいか否かを判別し、ステップ■に
おいて、受は取った座標値が大きいと判別された座標値
についてのみ最大値を更新し、残余の座標値については
従前の最大値をそのまま保持する。次いで、ステップ■
において、受は取った頂点の各座標値が保持されている
最小値よりも小さいか否かを判別し、ステップ■におい
て、受は取った座標値が小さいと判別された座標値につ
いてのみ最小値を更新し、残余の座標値については従前
の最小値をそのまま保持し、再びステップ■の処理を行
なう。
上記ステップ■においてポリゴン角数が“0“になった
と判別された場合には、ステップOにおいて、予め設定
されているクリップ境界の各座標値の小さい方の値と対
応する座標の最大値とを比較し、全ての座標の最大値の
方が大きいと判別された場合には、ステップ■において
、予め設定されているクリップ境界の各座標値の大きい
方の値と対応する座標の最小値とを比較する。そして、
全ての座標の最小値の方が小さいと判別された場合には
、ステップ■において該当するポリゴンを非プルーニン
グ・ポリゴンに設定し、逆に、ステップqΦにおいて何
れかの最大値の方が小さいと判別された場合、またはス
テップ■において何れかの最小値の方が大きいと判別さ
れた場合には、ステップ■において該当するポリゴンを
プルーニング・ポリゴンに設定する。
したがって、以上の一連の処理により非プルーニング・
ポリゴンとして設定されたポリゴンについてのみ、表示
のために必要な一連の処理を施すことにより、予め設定
されたウィンドウ内部のみに図形を表示することができ
る。
また、以上の説明から明らかなように、ステップ[相]
■において何れか1つの座標値についてプルーニングの
ための条件が充足されたと判別された場合には残余の座
標値についての判別を行なう必要がないので、平均的に
条件判別の回数を減少させることができ、処理所要時間
を短縮できる。
第2図は第1図のプルーニング方法と併用することによ
りクリップ・プロセッサを省略可能にするクリップ処理
方法の一例を示すフローチャートであり、ステップ■に
おいて処理対象ポリゴンが完全にクリップ領域の内部に
位置しているか否かを判別する。そして、処理対象ポリ
ゴンが完全にクリップ領域の内部に位置すると特別され
た場合には、ステップ■において処理対象ポリゴンをク
リップ不要ポリゴンに指定し、ステップ■において全て
の処理対象ポリゴンに対する処理が終了したか否かを判
別し、終了していないと判別された場合には、ステップ
■において次の処理対象ポリゴンを抽出し、再びステッ
プ■の判別を行なう。
逆に、ステップ■において全ての処理対象ポリゴンに対
する処理が終了したと判別された場合には、そのまま一
連の処理を終了する。
上記ステップ■において処理対象ポリゴンがクリップ領
域の内外にまたがっていると判別された場合には、ステ
ップ■において補間演算を行なうべき辺を抽出し、ステ
ップ■において、抽出された辺が完全にクリップ領域の
外部に位置しているか否かを判別する。そして、辺が完
全にクリップ領域の外部に位置すると判別された場合に
は、該当する辺を非描画辺に指定し、再びステップ■の
判別を行なう。逆に、ステップ■において辺の少なくと
も一部がクリップ領域の内部に位置すると判別された場
合には、ステップ■において、抽出した辺の始点がクリ
ップ領域の内部に位置しているか否かを判別する。そし
て、始点がクリップ領域の外部に位置していると判別さ
れた場合には、ステップ■において、始点側のクリップ
境界まで始点をスキップさせる。ここで、補間演算を行
なうために既にスキャン・ラインと直角な方向の座標値
に対する他の座標値の増分が得られているのであるから
、特別な処理を要することなく簡単に始点のスキップ処
理を達成できる。逆に、ステップ■において始点がクリ
ップ領域の内部に位置していると判別された場合、また
はステップ■の処理が行なわれた後は、ステップ■にお
いて、抽出した辺の終点がクリップ領域の内部に位置し
ているか否かを判別する。そして、終点がクリップ領域
の外部に位置していると判別された場合には、ステップ
[相]において、終点側のクリップ境界で補間演算を強
制的に終了させるべく設定を行なう。
ステップ■において終点がクリップ領域の西部に位置し
ていると判別された場合、またはステップ[相]の処理
が行なわれた後は、ステップ■において該当する辺の補
間演算を行ない、ステップ@において処理対象ポリゴン
の全ての辺の補間演算が終了したか否かを判別する。そ
して、終了していないと判別された場合には、ステップ
@において次の辺を抽出し、再びステップ■の処理を行
なう。
逆に、ステップ@において全ての辺の補間演算が終了し
たと判別された場合には、ステップ[有]において補間
演算を行なうべきスキャン・ライン方向の線分を抽出し
、ステップ■において、抽出された線分が完全にクリッ
プ領域の外部に位置しているか否かを判別する。そして
、線分が完全にクリップ領域の外部に位置すると判別さ
れた場合には、ステップ■において該当する線分を非描
画線分に指定し、再びステップ■の判別を行なう。逆に
、ステップ■において線分の少なくとも一部がクリップ
領域の内部に位置すると判別された場合には、ステップ
■において、抽出した線分の始点がクリップ領域の内部
に位置しているか否かを判別する。そして、始点がクリ
ップ領域の外部に位置していると判別された場合には、
ステップ[有]において、始点側のクリップ境界まで始
点をスキップさせる。ここで、捕間演算を行なうために
既にスキャン・ライン方向の座標値に対する他の値の増
分が得られているのであるから、特別な処理を要するこ
となく簡単に始点のスキップ処理を達成できる。逆に、
ステップ■において始点がクリップ領域の内部に位置し
ていると判別された場合、またはステップ■の処理が行
なわれた後は、ステップ■において、抽出した線分の終
点がクリップ領域の内部に位置しているか否かを判別す
る。そして、終点がクリップ領域の外部に位置している
と判別された場合には、ステップ[株]において、終点
側のクリップ境界で補間演算を強制的に終了させるべく
設定を行なう。ステップ■において終点がクリップ領域
の内部に位置していると判別された場合、またはステッ
プ[株]の処理が行なわれた後は、ステップ■において
該当する線分の補間演算を行ない、ステップ@において
処理対象ポリゴンの全ての線分の捕間演算が終了したか
否かを判別する。そして、終了していないと判別された
場合には、ステップ■において次の線分を抽出し、再び
ステップ■の処理を行なう。
逆に、ステップ@において全ての線分の捕間演算が終了
したと判別された場合には、再びステップ■の処理を行
なう。
第3図はクリップ・ウィンドウと処理対象ポリゴンとの
関係を示す図であり、ポリゴンP5は全体がクリップ・
ウィンドウWの内部に位置しており、残余のポリゴンP
G、P1・・・PLOはクリップ・ウィンドウWの内外
にまたがっている。尚、上記クリップ・ウィンドウWは
、スキャン・ライン方向の境界がX −W xmax、
 W xmlnであるとともに、スキャン・ラインと直
角な方向の境界がY−wy…az、 Wyminであり
、描画方向がY座標の小さい方から、およびX座標の小
さい方から捕間演算が行なわれるように設定されである
。また、各ポリゴンのY座標の最大値および最小値がそ
れぞれYIIax、YIlinで示されている。
第3図に示す各ポリゴンに基づいて上記クリップ処理方
法を詳細に説明する。
(13ポリゴンP6.P7について ポリゴンP6は追補間演算の始点がクリップ・ウィンド
ウWの外部に位置しているのであるから、ステップ■に
おいて始点をY−Wyilnまでスキップさせ、終点に
ついてはそのままの座標値を用いて辺の補間演算を行な
うことにより、クリップ・ウィンドウWの内部に位置す
る可能性があるスキャン・ライン方向の線分のみに分綽
する。そして、分解された線分は全てWxmlnとw 
x、axとの間に位置しているのであるから、分解され
た線分の補間演算を行なうことによりクリップ処理を終
了する。
ポリゴンP7は追補間演算の終点がクリップ・ウィンド
ウWの外部に位置しているのであるから、ステップ[相
]において、終点側のクリップ境界で捕間演算を強制的
に終了させるべく設定を行ない、始点についてはそのま
まの座標値を用いて辺の補間演算を行なうことにより、
クリップ・ウィンドウWの内部に位置する可能性がある
スキャン・ライン方向の線分のみに分解する。そして、
分解された線分は全てWx厘InとWxmaxとの間に
位置しているのであるから、分解された線分の補間演算
を行なうことによりクリップ処理を終了する。
[1[)  ポリゴンP8.P9についてポリゴンP8
.P9についてはポリゴンP3.P4と同様に辺の補間
演算を行なってスキャン・ライン方向の線分に分解する
ポリゴンP8は線分補間演算の始点がクリップ・ウィン
ドウWの外部に位置しているのであるから、ステップ@
において始点をX−Wxmlnまでスキップさせ、終点
についてはそのままの座標値を用いて線分の補間演算を
行なうことにより、クリップ・ウィンドウWの山部に位
置する画素のみを生成し、クリップ処理を終了する。
ポリゴンP9は線分捕間演算の終点がクリップ・ウィン
ドウWの外部に位置しているのであるから、ステップ[
株]において、終点側のクリップ境界で捕間演算を強制
的に終了させるべく設定を行ない、始点についてはその
ままの座標値を用いて線分の補間演算を行なうことによ
り、クリップ・ウィンドウWの内部に位置する画素のみ
を生成し、クリップ処理を終了する。
圓 ポリゴンPIOについて ポリゴンPIOは追補間演算の始点および終点がクリッ
プ・ウィンドウWの外部に位置しているのであるから、
ステップ■において始点をY−Wymlnまでスキップ
させ、ステップ[相]において、終点側のクリップ境界
で補間演算を強制的に終了させるべく設定を行ない、こ
の状態で辺の補間演算を行なうことにより、クリップ・
ウィンドウWの内部に位置する可能性があるスキャン・
ライン方向の線分のみに分解する。
そして、分解された線分の補間演算の始点および終点が
クリップ・ウィンドウWの外部に位置しているのである
から、ステップ■において始点をX■WX11nまでス
キップさせ、ステップ[株]において、終点側のクリッ
プ境界で補間演算を強制的に終了させるべく設定を行な
い、この状態で線分の補間演算を行なうことにより、ク
リップ・ウィンドウWの内部に位置する画素のみを生成
し、クリップ処理を終了する。
(財) ポリゴンP5について ポリゴンP5は全体がクリップ・ウィンドウWの内部に
位置しているのであるから、辺の補間演算、分躬された
線分の補間演算の何れの場合にもスキップ処理、強制終
了処理を施す必要が全くなく、通常の補間演算を行なう
だけでよい。
以上の説明から明らかなように、従来のクリップ処理に
おいて必須であったクリップ・ウィンドウWとの交点座
標を算出する処理を全く不要にでき、補間演算のための
始点、終点を強制的にクリップ・ウィンドウの境界に基
づいて変更するだけでよいから、処理を著しく簡素化で
きるのみならず、クリップ処理を伴なう描画速度を著し
く高めることができる。尚、以上には2次元のクリップ
処理についてのみ説明したが、3次元のクリップ処理を
施す場合には、2次元のクリップ処理の結果残った画素
について奥行き値を境界値と比較するだけでよい。この
場合には、画素単位での大小判別を行なうことになるが
、処理対象となる画素数が著しく減少されているのであ
るか?)、特に不都合はない。
また、この発明のプルーニング方法およびクリップ処理
方法を併用することにより、従来のグラフィックス表示
装置において必須とされていたクリップ・プロセッサを
省略できる。
〈実施例2〉 第4図はこの発明のプルーニング装置の一実施例を示す
ブロック図であり、クリップ・バス(2)を通して、ポ
リゴン・データ格納手段としてのリスト・メモリ(SB
P)に対する書込みを行なうためのダブル・バッファ・
メモリ(1)と、クリップ・ウィンドウの境界値W x
iax、 W ++vin、 W ymax、 W y
min。
WzIIax、 Wzmlnを保持する保持手段として
のレジスタ・ファイル(3)と、各座標毎の最小値を抽
出して保持する最小値検出部(4x) (4y) (4
z)と、各座標毎の最大値を抽出して保持する最大値検
出部(5x)(5y) (5z)と、レジスタ・ファイ
ル(3)に保持されている境界値W xmax、 W 
ymax、 W zmaxと最小値検出部(4x) (
4y) (4z)に保持されている最小値X min。
Y sin、 Z sinとの大小を比較して判定フラ
グF sinを出力するコンパレータ(6)と、レジス
タ・ファイル(3)に保持されている境界値WX、in
Wy*in、 Wzeinと最大値検出部(5x) (
5y) (5z)に保持されている最大値X+aax、
Ymax、Z■aXとの大小を比較して判定フラグF 
1laXを出力するコンパレータ(7)とを有している
。尚、6)はアップ・カウンタ、(9)は最小値検出部
(4y)の内容が更新される場合に、アップ・カウンタ
(8)の内容を取込んで保持する最小値ポインタ保持部
、00)は最大値検出部(5y)の内容が更新される場
合に、アップ・カウンタ(8)の内容を取込んで保持す
る最大値ポインタ保持部である。また、上記レジスタ・
ファイル(3)には、何れかの値を選択するためのセレ
クト・アドレスが供給されており、上記最小値検出部(
4x)(4y) (4z)および最大値検出部(5x)
 (5y) (5z)を選択的に動作させるためのタイ
ミング信号が供給されている。
上記の構成のプルーニング装置の動作は次のとおりであ
る。
上位プロセッサから順次供給されるポリゴン・データは
、頂点毎に例えばX座標値、Y座標値、X座標値の順に
供給されるのであるから、X座標値については同時に最
小値検出部(4x〉および最大値検出部〈5x)に、Y
座標値については同時に最小値検出部(4y〉および最
大値検出部(5y)に、X座標値については同時に最小
値検出部(4z)および最大値検出部(5Z)に、それ
ぞれ供給することにより、第1番口の頂点に関しては、
各座標値が最大値および最小値として保持される。
第2番口の頂点のX座標値、Y座標値、2座標値が供給
された場合にも、第1番目の頂点と同様にそれぞれ対応
する最小値検出部および最大値検出部に供給されるので
あるが、上述のように、第1番目の頂点の各座標値がそ
れぞれ最小値、最大値として保持されているのであるか
ら、保持されている最小値よりも小さい値が供給された
場合、保持されている最大値よりも大きい値が供給され
た場合にのみ該当する最小値検出部および最大値検出部
の保持データが更新される。そして、Y座!a値が更新
された場合には、アップ・カウンタ(8)の内容に基づ
いて最小値ポインタ保持部(9)、または最大値ポイン
タ保持部00)の内容が更新される。
以下、同様にしてポリゴンを構成する全ての頂点の各座
標値が供給されれば、最終的に各最小値検出部(4x)
(4y) (4z)、最大値検出部(5x)(5y) 
(5z)に各座標の最小値Xvain、Ymin、Zv
aIn s最大値X max、Y a+ax、 Z m
axが保持されることになる。また、レジスタ・ファイ
ル(3)には、予め設定されたクリップ・ウィンドウに
対応して各境界値WxlIlax。
Wxmln、 Wyiax、 Wymln、 Wzma
x、 Wzmlnが格納されている。
したがって、ポリゴン単位の最小値、最大値の抽出が終
了した後、保持されている最小値、最大値と対応する座
標の最大境界値、最小境界値との大小をコンパレータ(
6) (7)により比較すれば、ポリゴンが全体として
クリップ・ウィンドウの外部に位置しているか否かを判
別することができる。そして、全体としてクリップ・ウ
ィンドウの外部に位置するポリゴンであると判別された
場合、即ち、何れかのコンパレータから該当する判定フ
ラグが出力された場合には、該当するポリゴン・コマン
ドをプルリーニング争ターミネータ・コマンド1こ書替
えることによりブルーミング処理を終了する。
その後は、残りのポリゴンについて上記の処理を施せば
よく、リスト・メモリ(SBP)にポリゴン・コマンド
が格納されているかブルーミング・ターミネータ・コマ
ンドが格納されているかに基づいてブルーミングされた
か否かを後工程において判別することができる。
第5図は第4図のプルーニング装置と併用することによ
りクリップ・プロセッサを省略可能にするクリップ処理
装置の構成の一例を示すブロック図である。
リスト・メモリ(SBP)から読出された頂点データが
供給される右辺用補間演算部(12)および左辺用補間
演算部(13〉と、両補開演算部(I2)(+3)がら
出力される補間データが供給される線分用補間演算部(
14)と、線分用補間演算部(14)から出力される画
素データが供給される画像メモリ(15)とを勺゛シて
いる。そして、線分用補間演算部(14)から出力され
る奥行き値Zがダブル・バッファ(21)を介してコン
パレータ(22)に供給されているとともに、リード・
レジスタ(23〉に−時的に保持されたデプス・バッフ
ァ(24)からの読出し奥行き値Zr、レジスタ(25
> (2B)に保持されているクリップ・ウィンドウW
の奥行き値W zIIli n% W zmaxがマル
チプレクサ(27)を介してコンパレータ(22)に供
給されている。そして、コンパレータ(22〉により選
択された奥行き値が双方向バッファ(2B)を介してデ
プス・バッファ〈24)に供給されている。さらに、コ
ンパレータ(22)から出力されるデプス・フラグがD
フリップ・フロップ(以下、D−FFと略称する) (
29)(30)(31)のD入力端子に供給され、D−
F F (29)のQ出力信号がORゲート(32)に
、D−F F (30)(31)のQ出力信号がAND
ゲート(33)(34)を介してORアゲ−(32)に
夫々供給され、ORアゲ−(32)からの出力信号が書
込み制御信号として画像メモリ(15)に供給されてい
る。
上記右辺用捕間演算部(I2)および左辺用補間演算部
(13)は、隣合う頂点を補間演算の始点および終点と
して受は取るとともに、レジスタ・ファイル(3)から
境界値WymjIT、 Wy履aXを閾値として受は取
っており、始点がクリップ・ウィンドウWの外側に位置
する場合には補間演算の開始点を境界値wy、1.まで
スキップさせ(具体的には、始点のY座標値とクリップ
・ウィンドウWの始点側の境界値Wyminとの差を算
出し、予めシフト・レジスタに格納した始点のY座標値
を上記差に基づいてシフトさせることにより簡単にスキ
ップさせ)、終点がクリップ・ウィンドウWの外側に位
置する場合には補間演算を境界値WysaXで強制的に
終了させるべく初期設定を行なってから逮捕間演算を開
始する。したがって、この初期設定に基づいて補間演算
を行なうだけでY座標方向のクリップ処理を達成できる
上記線分用補間演算部(14)は、両補開演算部(12
)(13)から互に同期して出力されるデータを線分の
端点データとして受は取るとともに、レジスタ・ファイ
ル(3)から境界値W xv r n、 W xmax
を閾値として受は取っており、始点がクリップ・ウィン
ドウWの外側に位置する場合には補間演算の開始点を境
界値Wxa+Inまでスキップさせ、終点がクリップ・
ウィンドウWの外側に位置する場合には補間演算を境界
値WxIllaxで強制的に終了させるべく初期設定を
行なってから線分補間演算を開始する。
したがって、この初期設定に基づいて補間演算を行なう
だけでX座標方向のクリップ処理を達成できる。
そして、Xi標方向のクリップ処理およびY座標方向の
クリップ処理が行なわれた結果、描画されることになる
画素については、マルチプレクサ(27)によりWsv
ax、 WzIllnSZ rをこの順に選択し、該当
画素の奥行き値Zとの大小判別を行なって順次デプス・
フラグを生成し、D −F F (29)(30)(3
1)に−特約に保持させておいて、ANDゲート(33
) (34)およびORゲート(32〉を通して、画像
メモリ(15)に対する書込みを制御するフラグとして
供給するだけでよく、奥行き方向のクリップ処理も筒車
に達成できる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、各座標の最小値、最大値を共に対応する座標
の両境界値と比較することによりクリップ処理を行なう
場合におけるスキップの要否等をも判定することが可能
であるほか、この発明の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。
〈発明の効果〉 以上のように第1の発明は、ポリゴン単位のプルーニン
グを、各座標毎の最大値および最小値をリスト・メモリ
に対する書込み時に得ておくことにより筒車に達成でき
るるという特有の効果を奏する。
第2の発明は、各座標毎の最大値および最小値をリスト
・メモリに対する書込み時に得るための手段と、得られ
た最大値、最小値とクリップ境界値との大小判別を行な
う手段とを設けるだけで、従来クリップ・プロセッサに
より遂行していたプルーニングを達成でき、クリップ・
プロセッサの負荷を軽減できるとともに、クリップ処理
を他のハードウェアで行なわせることによりクリップ・
プロセッサを省略することが可能になり、全体としてコ
ンパクト化することが可能になるという特有の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のプルーニング方法の一実施例を示す
フローチャート、 第2図は第1図のプルーニング方法と併用することによ
りクリップ・プロセッサを省略可能にするクリップ処理
方法の一例を示すフローチャート、第3図はクリップ・
ウィンドウと処理対象ポリゴンとの関係を示す図、 第4図はこの発明のプルーニング装置の一実施例を示す
ブロック図、 第5図は第4図のプルーニング装置と併用することによ
りクリップ・プロセッサを省略可能にするクリップ処理
装置の構成の一例を示すブロック図、 第6図は従来のグラフィックス表示装置の構成を概略的
に示すブロック図。 (3)・・・保持手段としてのレジスタ・ファイル、(
4x) (4y) (4z)・・・抽出手段としての最
小値検出部、(5x) (5y) (5z)・・・抽出
手段としての最大値検出部、(6) (7)・・・判別
手段としてのコンパレータ、(SB)”)・・・ポリゴ
ン・データ格納手段としてのりスト◆メモリ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上位プロセッサから供給されるポリゴン・データを
    ポリゴン・データ格納手段(SBF)に格納するに当っ
    てポリゴン単位で各座標値毎の最大値(Xmax)(Y
    max)(Zmax)および最小値(Xmin)(Ym
    in)(Zmin)を得ておき、予め設定されているク
    リップ境界値(Wxmax)、(Wxmin)、(Wy
    max)、(Wymin)、(Wzmax)、(Wzm
    in)と得られた最大値(Xmax)(Ymax)(Z
    max)、最小値(Xmin)(Ymin)(Zmin
    )との大小判別を行なってプルーニングの要否を判別す
    ることを特徴とするプルーニング方法。 2、上位プロセッサから供給されるポリゴン・データを
    格納するポリゴン・データ格納手段(SBF)と、ポリ
    ゴン単位で各座標値毎の最大値(Xmax)(Ymax
    )(Zmax)および最小値(Xmin)(Ymin)
    (Zmin)を抽出する抽出手段(5x)(5y)(5
    z)(4x)(4y)(4z)と、クリップ領域の境界
    座標値(Wxmax)、(Wxmin)、(Wymax
    )、(Wymin)、(Wzmax)、(Wzmin)
    を保持する保持手段(3)と、抽出された値と保持され
    ている値との大小関係に基づいて該当するポリゴンの全
    体がクリップ領域の外部に位置するか否かを判別する判
    別手段(6)(7)とを含むことを特徴とするプルーニ
    ング装置。
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