JPH032007B2 - - Google Patents
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- JPH032007B2 JPH032007B2 JP5494383A JP5494383A JPH032007B2 JP H032007 B2 JPH032007 B2 JP H032007B2 JP 5494383 A JP5494383 A JP 5494383A JP 5494383 A JP5494383 A JP 5494383A JP H032007 B2 JPH032007 B2 JP H032007B2
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- Japan
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- hollow fiber
- module
- face
- fiber membrane
- repair
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、中空糸膜分離モジユールの端面処理
方法に関し、さらに詳しくはモジユールの端面に
おけるリーク箇所を完全かつ簡便に補修すること
のできる方法に関するものである。
方法に関し、さらに詳しくはモジユールの端面に
おけるリーク箇所を完全かつ簡便に補修すること
のできる方法に関するものである。
中空糸膜分離モジユールは、各種工業用液体や
気体の処理用、医療用、超純水製造用装置として
広く使用されている。
気体の処理用、医療用、超純水製造用装置として
広く使用されている。
このような中空糸膜分離モジユールとしては、
例えば中空糸膜相互間及びそれを収納する筒状ケ
ースとが両端で注型樹脂により接着固定されて、
該注型樹脂の端面において中空糸膜が開口されて
なるものが知られている。
例えば中空糸膜相互間及びそれを収納する筒状ケ
ースとが両端で注型樹脂により接着固定されて、
該注型樹脂の端面において中空糸膜が開口されて
なるものが知られている。
上記モジユールを用いて液体を分離処理する場
合、原液は中空糸膜の一方の開口端面から供給さ
れ、濃縮液は他方の開口端面より流出され、得ら
れた透過液は筒状ケースに設けられた透過液取出
口より流出される。この場合、原液及び濃縮液は
透過液側にリークしてはならず、万一リークが発
生するとモジユールの性能低下を招き使用不可能
となる。このリーク発生原因としては、端部にお
ける注型樹脂と中空糸膜及び筒状ケースとの接着
不良によることが多く、したがつてこの接着不良
箇所を補修する必要がある。
合、原液は中空糸膜の一方の開口端面から供給さ
れ、濃縮液は他方の開口端面より流出され、得ら
れた透過液は筒状ケースに設けられた透過液取出
口より流出される。この場合、原液及び濃縮液は
透過液側にリークしてはならず、万一リークが発
生するとモジユールの性能低下を招き使用不可能
となる。このリーク発生原因としては、端部にお
ける注型樹脂と中空糸膜及び筒状ケースとの接着
不良によることが多く、したがつてこの接着不良
箇所を補修する必要がある。
従来上記の補修方法として、減圧法による補修
法(特開昭54−135675号)や加圧法による補修法
(特開昭54−138874号)等が提案されているが、
これらの方法では、補修の際に中空糸膜の開口部
が閉塞されるため、端部をさらに切断して中空糸
膜を開口させなければならず、非常に煩雑であ
り、コスト的にも不利であるという欠点を有して
いた。
法(特開昭54−135675号)や加圧法による補修法
(特開昭54−138874号)等が提案されているが、
これらの方法では、補修の際に中空糸膜の開口部
が閉塞されるため、端部をさらに切断して中空糸
膜を開口させなければならず、非常に煩雑であ
り、コスト的にも不利であるという欠点を有して
いた。
本発明はかかる従来技術の欠点を解決するため
になされたものであつて、中空糸膜の開口部を閉
塞させることなくモジユールの端面を補修できる
方法を提供するものである。
になされたものであつて、中空糸膜の開口部を閉
塞させることなくモジユールの端面を補修できる
方法を提供するものである。
即ち本発明は、複数本平行に集束された中空糸
膜の両端部において中空糸膜が開口するように膜
相互が注型樹脂により接着固定されてなるモジユ
ールにおいて、その一端面から中空糸膜内に気体
を送風した状態で、他端面に補修用注型樹脂を付
与することを特徴とする中空糸膜分離モジユール
の端面処理方法に関するものである。
膜の両端部において中空糸膜が開口するように膜
相互が注型樹脂により接着固定されてなるモジユ
ールにおいて、その一端面から中空糸膜内に気体
を送風した状態で、他端面に補修用注型樹脂を付
与することを特徴とする中空糸膜分離モジユール
の端面処理方法に関するものである。
本発明においては、モジユールの一端面から中
空糸膜内に加圧ガス、空気等の気体を送風した状
態で、他端面に補修用注型樹脂を付与してモジユ
ールの端面の接着不良箇所を補修するものであ
る。かかる操作により上記補修用注型樹脂は、中
空糸膜内が送風されているため樹脂の侵入により
中空糸膜の開口部が閉塞することなく、モジユー
ル端面に付与され、接着不良箇所に良好に充填さ
れる。
空糸膜内に加圧ガス、空気等の気体を送風した状
態で、他端面に補修用注型樹脂を付与してモジユ
ールの端面の接着不良箇所を補修するものであ
る。かかる操作により上記補修用注型樹脂は、中
空糸膜内が送風されているため樹脂の侵入により
中空糸膜の開口部が閉塞することなく、モジユー
ル端面に付与され、接着不良箇所に良好に充填さ
れる。
気体送風に際しては、通常0.5Kg/cm2以上、好
ましくは1.5〜2Kg/cm2の圧力で送風するのがよ
く、0.5Kg/cm2以下の場合には補修用注型樹脂が
中空糸膜の開口部に侵入する恐れがある。
ましくは1.5〜2Kg/cm2の圧力で送風するのがよ
く、0.5Kg/cm2以下の場合には補修用注型樹脂が
中空糸膜の開口部に侵入する恐れがある。
また補修用注型樹脂としては、通常その粘度が
200〜10000cp、好ましくは500〜2000cpのもので
あれば特に限定されないが、モジユールを構成し
ている注型樹脂例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹
脂等と同種のものを用いるのが好ましい。
200〜10000cp、好ましくは500〜2000cpのもので
あれば特に限定されないが、モジユールを構成し
ている注型樹脂例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹
脂等と同種のものを用いるのが好ましい。
上記補修用注型樹脂をモジユール端面に付与す
る方法としては特に限定されないが、刷毛塗り、
スプレー等の他に、例えば発泡体の表面に補修用
注型樹脂層を剥離可能に均一に設けてなる補修材
をモジユール端面に押接したり、網目状スクリー
ンに補修用注型樹脂を塗布してなる転写材を端面
に当接する等の方法を用いることができる。
る方法としては特に限定されないが、刷毛塗り、
スプレー等の他に、例えば発泡体の表面に補修用
注型樹脂層を剥離可能に均一に設けてなる補修材
をモジユール端面に押接したり、網目状スクリー
ンに補修用注型樹脂を塗布してなる転写材を端面
に当接する等の方法を用いることができる。
また本発明が適用される中空糸膜としては、そ
の内径が20〜3000μm、通常500〜1500μm、膜厚
が5〜1000μm、通常100〜500μmのものが挙げ
られる。
の内径が20〜3000μm、通常500〜1500μm、膜厚
が5〜1000μm、通常100〜500μmのものが挙げ
られる。
以上に述べた如く本発明によれば、モジユール
一端面から中空糸膜内に気体を送風した状態で他
端面に補修用注型樹脂を付与することによつて、
中空糸膜開口部を閉塞することなく上記補修用注
型樹脂をモジユール端面に付与させることができ
るため、モジユール端面における接着不良箇所を
完全かつ簡便に補修できるという利点がある。
一端面から中空糸膜内に気体を送風した状態で他
端面に補修用注型樹脂を付与することによつて、
中空糸膜開口部を閉塞することなく上記補修用注
型樹脂をモジユール端面に付与させることができ
るため、モジユール端面における接着不良箇所を
完全かつ簡便に補修できるという利点がある。
以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
実施例
内径500μm、膜厚250μmのポリスルホン中空
糸膜3700本を、内径77mm、長さ1077mmの塩化ビニ
ル製筒状ケースに収納し、両端をエポキシ樹脂で
接着固定し、樹脂固化後中空糸膜が開口するよう
に両端部を切断して中空糸膜分離モジユールを得
た。
糸膜3700本を、内径77mm、長さ1077mmの塩化ビニ
ル製筒状ケースに収納し、両端をエポキシ樹脂で
接着固定し、樹脂固化後中空糸膜が開口するよう
に両端部を切断して中空糸膜分離モジユールを得
た。
このモジユールの中空糸膜の外側に加圧ガスを
供給してリークテストを行つたところ、加圧ガス
の圧力低下が生じリーク箇所が発生していること
がわかつた。
供給してリークテストを行つたところ、加圧ガス
の圧力低下が生じリーク箇所が発生していること
がわかつた。
そこでまずポリプロピレン製シート上に、補修
用注型樹脂として粘度500cpのエポキシ樹脂を均
一に塗布し、このエポキシ樹脂を、水を含浸させ
たポリウレタン製発泡体に転写させて補修材を製
作した。
用注型樹脂として粘度500cpのエポキシ樹脂を均
一に塗布し、このエポキシ樹脂を、水を含浸させ
たポリウレタン製発泡体に転写させて補修材を製
作した。
次いでモジユールの一端面から中空糸膜内に空
気を1.5〜2Kg/cm2の圧力で送風した状態で、上
記補修材をモジユール他端面に押接してエポキシ
樹脂を転写させ固化させた。
気を1.5〜2Kg/cm2の圧力で送風した状態で、上
記補修材をモジユール他端面に押接してエポキシ
樹脂を転写させ固化させた。
上記の如く端面処理を行つたモジユールについ
て再度リークテストを行つたが、リーク箇所は全
く認められなかつた。また中空糸膜の開口部は何
ら閉塞されていなかつた。
て再度リークテストを行つたが、リーク箇所は全
く認められなかつた。また中空糸膜の開口部は何
ら閉塞されていなかつた。
Claims (1)
- 1 複数本平行に集束された中空糸膜の両端部に
おいて中空糸膜が開口するように膜相互が注型樹
脂により接着固定されてなるモジユールにおい
て、その一端面から中空糸膜内に気体を送風した
状態で、他端面に補修用注型樹脂を付与すること
を特徴とする中空糸膜分離モジユールの端面処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5494383A JPS59179108A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 中空糸膜分離モジユ−ルの端面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5494383A JPS59179108A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 中空糸膜分離モジユ−ルの端面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59179108A JPS59179108A (ja) | 1984-10-11 |
JPH032007B2 true JPH032007B2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=12984724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5494383A Granted JPS59179108A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 中空糸膜分離モジユ−ルの端面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59179108A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6035731U (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-12 | 株式会社クラレ | ガス分離用の中空糸膜集束体 |
JPS62144711A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-27 | Daicel Chem Ind Ltd | 中空糸型膜モジユ−ルの製造方法 |
US5510195A (en) * | 1991-03-01 | 1996-04-23 | Nikko Kogyo Kabushiki Kaisha | Resin membrane having metallic layer and method of producing the same |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP5494383A patent/JPS59179108A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59179108A (ja) | 1984-10-11 |
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