JPH03200089A - トランスポンダの応答データ検出方法 - Google Patents

トランスポンダの応答データ検出方法

Info

Publication number
JPH03200089A
JPH03200089A JP33833189A JP33833189A JPH03200089A JP H03200089 A JPH03200089 A JP H03200089A JP 33833189 A JP33833189 A JP 33833189A JP 33833189 A JP33833189 A JP 33833189A JP H03200089 A JPH03200089 A JP H03200089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
response
radio wave
antenna
transponder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33833189A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Onozawa
小野澤 和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KOURO HIYOUSHIKI KYOKAI
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KOURO HIYOUSHIKI KYOKAI
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KOURO HIYOUSHIKI KYOKAI, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical NIPPON KOURO HIYOUSHIKI KYOKAI
Priority to JP33833189A priority Critical patent/JPH03200089A/ja
Publication of JPH03200089A publication Critical patent/JPH03200089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は基地局がトランスポンダからの応答データを
検出する際に、基地局の送信又は受信アンテナのサイド
ローブにより誤った方位のデータとして検出するのを防
止することができるトランスポンダの応答データ検出方
法に関するものである。
[従来の技術] ハーバ−レーダシステムにおいて、陸上のレーダにより
海上の船舶を監視する場合、船舶を識別するために船舶
にトランスポンダを搭載してその応答データを陸上で検
出して利用することがある。
この場合一般に質問周波数と応答周波数とは異なる周波
数を使用する。しかしこのトランスポンダの応答データ
には、トランスポンダへの応答要求電波の送信アンテナ
または/及びトランスポンダからの応答電波の受信アン
テナのサイドローブに応答した、誤データが含まれるこ
とがある。このようなアンテナのサイドローブによる誤
データの応答を防ぐ方法としては、例えば電子通信学会
編“レーダ技術”昭和59年1月発行、p 、247〜
251に示されたI S L S (Interrog
ation 5idelobeSuppression
 )の方法があり、従来はこの方法が一般的に用いられ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記文献に示される従来の誤データの応答を防ぐl5L
S方法は、トランスポンダへの応答要求電波の送信アン
テナと応答電波の受信アンテナのほかに、無指向性アン
テナを別に設け、このアンテナよりレベル比較用の電波
を放射するものである。従ってこの方法を実施するため
には、高電力送信機と無指向性アンテナの設備建設費お
よび高電力送信管の運用維持費等の必要費用が多額とな
るという問題点があった。
また従来のトランスポンダの送信電波のほかにレベル比
較用の送信電波を余計に要するという電波管理上の問題
点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、従来のようにレベル比較用の電波を使用しないで
も、アンテナのサイドローブに起因する誤データを防止
することができるトランスポンダの応答データ検出方法
を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この第1の発明に係るトランスポンダの応答データ検出
方法は、基地局にトランスポンダへの送信手段及び受信
手段、記憶手段並びに判別手段とを設け、前記送信手段
及び受信手段を用いて、基地局からの応答要求電波に応
じてトランスポンダより送信された、応答データと前記
応答要求電波の受信レベルデータとを含む応答電波を、
前記応答要求電波の送信アンテナまたは応答電波の受信
アンテナの所要角度範囲にわたり受信し、記憶手段によ
り前記受信信号の得られた前記送信または受信アンテナ
の方位と距離に対応した記憶手段の座標アドレスに、前
記受信した応答データと応答要求電波の受信レベルデー
タとを記憶し、判別手段により前記記憶手段に記憶され
た同一距離にある同一応答データについて、前記所要角
度範囲内のすべての方位から前記受信レベルデータが最
大値を示す方位を選択し、該選択された方位を前記応答
電波を送信したトランスポンダの方位とする。
この第2の発明に係るトランスポンダの応答データ検出
方法は、基地局にトランスホンダへの送信手段及び受信
手段、受信レベル検出手段、記憶手段並びに判別手段と
を設け、前記送信手段及び受信手段を用いて、基地局か
らの応答要求電波に応じてトランスポンダより送信され
た、応答データを含む応答電波を、前記応答要求電波の
送信アンテナまたは応答電波の受信アンテナの所要角度
範囲にわたり受信し、また受信レベル検出手段により前
記応答電波を受信する際にその受信信号振幅を受信レベ
ルデータとして検出し、記憶手段により前記受信信号の
得られた前記送信または受信アンテナの方位と距離に対
応した記憶手段の座標アドレスに、前記受信した応答デ
ータと検出した受信レベルデータとを記憶し、判別手段
により前記記憶手段に記憶された同一距離にある同一応
答データについて、前記所要角度範囲内のすべての方位
から前記受信レベルデータが最大値を示す方位を選択し
、該選択された方位を前記応答電波を送信したトランス
ポンダの方位とする。
[作用] この第1の発明においては、基地局からの応答要求電波
に応じてトランスホンダより送信された、応答データと
前記応答要求電波の受信レベルデータとを含む応答電波
を、前記応答要求電波の送信アンテナまたは応答電波の
受信アンテナの所要角度範囲にわたり受信し、該受信信
号の得られた前記送信または受信アンテナの方位と距離
に対応した記憶手段の座標アドレスに、前記受信した応
答データと応答要求電波の受信レベルデータとを記憶し
、該記憶手段に記憶された同一距離にある同一応答デー
タについて、前記所要角度範囲内のすべての方位から前
記受信レベルデータが最大値を示す方位を選択し、該選
択された方位を前記応答電波を送信したトランスポンダ
の方位とする。
第2の発明においては、基地局からの応答要求電波に応
じてトランスポンダより送信された、応答データを含む
応答電波を、前記応答要求電波の送信アンテナまたは応
答電波の受信アンテナの所要角度範囲にわたり受信し、
また前記応答電波を受信する際にその受信信号振幅を受
信レベルデータとして検出し、前記受信信号の得られた
前記送信または受信アンテナの方位と距離に対応した記
憶手段の座標アドレスに、前記受信した応答データと検
出した受信レベルデータとを記憶し、該記憶手段に記憶
された同一距離にある同一応答データについて、前記所
要角度範囲内のすべての方位から前記受信レベルデータ
が最大値を示す方位を選択し、該選択された方位を前記
応答電波を送信したトランスホンダの方位とする。
[実施例] 第1図はこの第1の発明に係る実施例を示すトランスポ
ンダのブロック図であり、1は受信アンテナ、2は受信
機、3はA/D変換器、4はコードパルス作成回路、5
は送信機、6は送信アンテナである。
第2図は第1図のコードパルス作成回路で作成するコー
ドパルスの信号形式例を示す図であり、同図のSは同期
コードパルス、Rは応答データのコードパルス、Lは受
信レベルデータのコードパルスをそれぞれ示している。
第2図を参照し第1図の動作を説明する。受信アンテナ
1は基地局から送信される応答要求電波を受信して、こ
の受信電波を受信機2に送る。受信機2はこの受信電波
を増幅、検波して得られた受信信号をA/D変換器3と
コードパルス作成回路4へ送る。A/D変換器3は受信
機2から受信信号を供給されると、この受信信号の振幅
値をデジタル信号に変換して受信レベルデータとしてこ
れをコードパルス作成回路4に送出する。コードパルス
作成回路4は受信機2から受信信号と、A/D変換器3
から受信レベルデータとをそれぞれ供給されると、上記
受信信号を基準時刻として所定の応答データ(本例の場
合、自船を識別できる識別符号のデータ)と上記受信レ
ベルデータとを含むコードパルスを作成し、このコード
パルスを送信機5に送る。第2図はこのコードパルスの
信号形式例を示し、同図のSは同期コードパルス、Rは
応答データのコードパルス、そしてLは本発明に係る受
信レベルデータのコードパルスを示している。但し各コ
ードパルスの所要ビット数は第2図で示した数に限定さ
れるものではない。また同図の各破線で分割された時間
領域は、それぞれパルスの発生位置を示すもので、この
パルス発生位置にパルス信号を発生させたり(オン)発
生させなかったり(オフ)して所望のコードパルス(符
号情報)を形成する。送信機5はコードパルス作成回路
4から出力されるコードパルスを入力し、このコードパ
ルスで搬送波を変調した応答電波を発生し、この応答電
波を送信アンテナ6に送る。送信アンテナ6はこの応答
電波を基地局に対して放射する。また通常受信アンテナ
1及び送信アンテナ6は無指向性アンテナを使用する。
トランスポンダから返送された応答電波は基地局の応答
電波の受信アンテナ(この応答電波の受信アンテナは応
答要求電波の送信アンテナと共用の場合と別個の場合と
がある。)を介して応答電波の受信装置に供給される。
この受信装置は応答電波を増幅、復調して受信信号a(
この信号はトランスポンダより送信されたコードパルス
を復元した信号である。)を検出し、この受信信号aを
応答データ検出装置に送出する。
第3図はこの第1の発明に係る実施例を示す応答データ
検出装置のブロック図であり、11はデコード回路、1
2は#1記憶回路、13はサイドローブデータ除去部、
14は#2記憶回路、15は距離データ発生回路、16
はタイミング信号発生回路である。
また同図の応答データ検出装置にはコードパルスの受信
信号aと、応答要求電波の送信アンテナまたは応答電波
の受信アンテナの回転角の方位データbと、応答要求電
波の送信用のトリガ信号Cとが人力される。
ここで応答要求電波の送信アンテナと応答電波の受信ア
ンテナとは、共用で回転型の指向性アンテナを使用する
場合と別個の場合があり、また別個の場合にも、少くと
も一方のアンテナは回転型の指向性アンテナを使用する
。この場合他方のアンテナは非回転型の無指向性アンテ
ナでもよい。
この指向性アンテナはトランスポンダから応答電波の得
られる方位(即ち目標方位またはアンテナ方位)データ
bを得るのに必要となる。また送信トリガ信号Cは、そ
の発生時刻から応答電波受信時刻までの時間を計数し、
目標までの距離データを得るのに必要上なる。
第4図は第3図のサイドローブデータ除去部の構成例を
示すブロック図であり、21はマイクロプロセッサ(以
下CPUという)、22はメモリ、23は入出力インタ
フェース回路である。
第5図は第3図の動作を説明するための各種方位角を示
す図であり、本例の場合は陸上の基地局が海上の船舶に
搭載されたトランスポンダからの応答電波を受信するの
で、この基地局の設置条件によって各種方位角を設定す
る。
第5図の表示例においては、同図の中心Pが基地局の設
置場所であり、中心Pより上側の方位角θl〜θ2の範
囲が海の領域である。従ってこの角度範囲をトランスポ
ンダ応答データ取得範囲としている。また中心Pより下
側の方位角θ2〜θ1の範囲は陸の領域で船舶の存在し
ない範囲である。この陸の領域内の方位角04〜θ5の
範囲は、送信または受信アンテナがこの角度範囲を回転
するのに要する時間内に、アンテナが先の海の領域(方
位角θ1〜θ2)のときに受信したトランスポンダの応
答データからサイドローブデータの除去処理を終了させ
るための角度範囲としている。第5図においてはアンテ
ナは時計廻り方向に回転するものであり、同図の01と
θ2はそれぞれトランスポンダ応答データの取得開始と
取得終了の方位角、θ3は#2記憶回路14のメモリを
クリアする方位角、θ4とθ5はそれぞれサイドローブ
データ除去部13の処理の開始と終了の方位角、そして
θ6は#1記憶回路I2のメモリをクリアする方位角で
ある。
第6図は第3図及び第7図の信号処理を説明するための
整数量子化座標を示す図である。同図は第3図の方位デ
ータbと距離データdから構成される座標に対応した、
横方向と縦方向の直交座標かそれぞれ間隔1の整数値か
ら成る整数量子化座標であり、同図のx、yはそれぞれ
方位、距離に対応し、(X、yo)は始めの座標、(x
  。
1 y 1)は終りの座標を示す。
第4図〜第6図を参照し第3図の動作を説明する。
第3図の距離データ発生回路15は上記のトリガ信号C
が人力されると、このトリガ信号Cを基準時刻とした一
定時間間隔の距離データdを作成し、この距離データd
をデコード回路11と#2記憶回路14へ送出する。タ
イミング信号発生回路1Bは上記の方位データbをうけ
、第5図に示される特定のアンテナ方位角θ 、θ4I
およびθ3において、それぞれタイミング信号g、h、
およびiを発生し、これらの信号をそれぞれ#1記憶回
路12、サイドローブ除去部13、および#2記憶回路
14に送出する。デコード回路11は上記の受信信号a
方位データbおよび距離データ発生回路15からの距離
データdとを供給されると、受信信号aに含まれている
応答データと受信レベルデータとを復元し、また応答デ
ータが発生した時点の方位データと距離データとの値を
検出し、応答データと受信レベルデータとをデコードデ
ータeとして、また方位データと距離データとを座標デ
ータfとして、それぞれ#1記憶回路12へ送出する。
#1記憶回路12はタイミング信号発生回路16からの
タイミング信号gによりアンテナが方位角θ6になった
ときに、メモリ内容のクリア、即ちメモリの各座標アド
レスに零データを書込み、アンテナが1回転前の旧デー
タを消去し、次の回転時の新規データを書込む準備を行
う。次にアンテナが第5図に示されるトランスポンダ応
答データ取得角度範囲である方位角θ 〜θ2の範囲に
なると、デコ−ド回路11からのデコードデータe(応
答データと受信レベルデータを含む。)を、同じくデコ
ード回路11からの座標データfに対応する座標アドレ
スに書込む。
第6図はこの座標データfに対応する整数量子化座標を
示している。即ち実際のトランスポンダの座標データf
は方位データbと距離データdにより決まる極座標であ
るが、これを方位角のθ1〜θ はX軸のx−x、距離
の最小値〜最大2    0 1 値はY軸のV−ylとした直交座標に対応させる。そし
て#1記憶回路12及び#2記憶回路14の各メモリ素
子を直交座標状に配列し、この直交座標(x、y)アド
レスの指定によりそれぞれの記憶回路へデコードデータ
eの書込み及び読出しを行うようにしている。従って各
アドレスメモリは、応答データと受信レベルデータが必
要とするビット数の記憶容量を有する。
上記のアンテナ方位角θ1〜θ2の範囲にわたってトラ
ンスポンダから受信され#1記憶回路に格納されたデコ
ードデータeは、アンテナのメインローブのほかにサイ
ドローブによって受信されたデータもすべて含んでいる
。従って、サイドローブによる受信レベル値の小さい誤
った位置のデータは除去して、メインローブによる受信
レベル値の大きい正しい位置のデータのみを識別して取
出す必要がある。このサイドローブデータの除去処理を
アンテナが陸側を向いている方位角θ4〜θ5の期間内
に、サイドローブデータ除去部13が行うことになる。
サイドローブ除去部13の構成例は第4図に示されるよ
うに、例えばCP U 21.メモリ22及び入出力イ
ンタフェース回路23により構成される。サイドローブ
除去部13でCPU21が行う処理のプログラムはあら
かじめメモリ22に格納しである。また外部との信号の
入出力はすべて入出力インクフェース回路23を介して
CPU21の制御に基づき行われる。上記のように構成
されたろサイドローブデータ処理部13は方位角がθ4
になると、タイミング信号発生回路16より供給される
タイミング信号りにもとずきサイドローブデータ除去処
理を開始し、座標データjを逐次#1記憶回路12に供
給し、アンテナの方位角がθ 〜θ2の期間に#1記憶
回路12へ記憶したすべてのデコードデータe(応答デ
ータと受信レベルデータを含む)を記憶データにとして
読出す。前記座標データjは例えば次のように設定する
(第6図参照)。まず距離を最小距離y として、方位
をXoからxt  (極座標方位θ1〜θ2に対応して
いる)まで順次変更し、座標データ(x  y  )・
・・(x、yo)として、0 この座標アドレスに格納された記憶データkを読出す。
次に距離を1座標分増加させ、方位をX。
からX、まで順次変更した座標データとする。この処理
を順次繰り返して、最終的に距離を最大距離ylとして
、方位をXoからxlまで順次変更した座標データ(x
o yl)−(xlyl)を設定する。このように同一
距離において、所要とする全方位の記憶データkを逐次
読出し、相互比較できるようにしている。これは同一の
トランスポンダからの受信データでも、アンテナのメイ
ンローブでの受信データとサイドローブでの受信データ
とでは、応答データコードと受信距離は同一であるが、
受信レベルデータと受信方位が異るからである。サイド
ローブデータ処理部13は同一距離における所要とされ
る全方位の記憶データkを順次読出し、同一応答データ
のうちで受信レベルデータが最大値のものを選択する。
この最大値のデータの選択法は、前回のデータと今回の
データを比較して大きい値の方のデータを取出して残す
手法を逐次繰り返すことにより、所要とされる全方位の
データ比較が終了した時点で最大値のデータが選択され
ることになる。この受信レベルデータが最大値の座標デ
ータnと応答データmが#2記憶回路14に出力される
。このサイドローブデータ除去処理は複数のトランスポ
ンダが同時に存在する場合も、各応答データm毎に受信
レベルデータが最大値のの座標データnを選択する。そ
してこの処理をアンテナ方位角θ4から開始し、#1記
憶回路12のすべての座標アドレスの記憶データkを読
出して処理するが、第5図においてはアンテナ方位角θ
5で終了する例が示されでいる。またサイドローブデー
タ除去処理は少くともアンテナが陸棚を向いている期間
中に終了し、アンテナの方位角がθ1に到達する以前に
#1記憶回路12の内容クリアが終了していればよい。
#2記憶回路14はタイミング信号発生回路16からタ
イミング信号iを入力し、アンテナ方位角θ3でメモリ
内容をクリアし、アンテナ方位角θ 〜θ5の範囲にお
いてサイドローブ除去部13から座標データnと応答デ
ータmを人力し、座標データnに対応するメモリの座標
アドレスに応答データmを記憶する。
#2記憶回路14は前記アンテナ方位データbと距離デ
ータ発生回路15からの距離データdを入力し、この両
データから構成される極座標に対応したメモリの直交座
標アドレスに格納されているデータを方位角θ 〜θ 
の範囲で読み出し、応答デー2 夕Sとして出力する。従って#2記憶回路14に格納さ
れた前記応答データSはアンテナの1回転遅れた方位角
θに同期して出力されることになる。
なお上記サイドローブデータ除去処理例の詳細は第7図
の流れ図に示される。
第7図はこの第1または第2の発明に係るサイドローブ
データ除去処理の一例を示す流れ図である。
以下第7図の各ステップ毎にその処理内容を説明する。
ステップSllにおいては、yo→yとし、y座標の初
期値を設定する。
ステップSL2においては、Xo→x、1→qとし、X
座標と番号qの初期値を設定する。(ここでqはテーブ
ルTのデータ格納場所の番号である。) ステップS13においては、#1記憶回路の座標(x、
y)のデータ(D)を取出す。(ここでDは応答データ
と受信レベルデータである。)ステップS14において
は、データ(D)零データか否かの判断をし、零の場合
はステップS17へ、そして零でない場合はステップS
15へ移る。
ステップS15においては、1→2とし、データ(z、
x、D)をテーブルTの番号qに入れる。
(テーブルTはサイドローブデータ除去部13内のメモ
リ22に設定する。また2はデータの有効ビットである
。) ステップS16においては、q+1→qとする。
ステップS17においては、X+1→Xとする。
ステップS18においては、X > X 1の関係が成
立するかの判断をし、成立する場合はステップS19へ
、不成立の場合はステップS13へ移る。
ステップS19においては、Q””Qlとした後1−q
とし、qlの値とqの初期値を設定する。
(ここでqlは番号qの最後の値である。)ステップS
20においては、テーブルTの番号qのデータ(z、x
、D)を取出し、Z−Z A+  X→xA、D−I−
DAとする。
ステップ521−においては、z p、 −1の関係が
成立するかの判断をし、成立する場合はステップS22
へ、不成立の場合はステップS34へ移る。
ステップS22においては、XA−+X0とする。
ステップS23においては、Q−Qlの関係が成立する
かの判断をし、成立する場合はステップS33へ、不成
立の場合はステップS24へ移る。
ステップS24においては、1−rとし、rの初期値を
設定する。(ここでrは番号加算値である。) ステップS25においては、テーブルTの番号(q+r
)のデータ(z、X、 D)を取出し、2→ZB、X−
1−X  、  D−+DBとする。
ステ°ツブS26においては、Z B −1の関係が成
立するかの判断をし、成立する場合はステップS27へ
、不成立の場合はステップS31へ移る。
ステップS27においては、D とDB内の両応答デー
タは同一か否かの判断をし、同一の場合はステップ52
8へ、同一でない場合はステップS31へ移る。
ステップ328においては、DB内の受信レベルデータ
はDA内の受信レベルデータの値より大きいか否かの判
断をし、大きい場合はステップS29へ、大きくない場
合はステップS30へ移る。
ステップS29においては、D134DA’  BxI
ll、(q+r)−q とする。そしてテーブルTの番
号qのデータ内の2に零を入れる。
ステップS30においては、テーブルTの番号(q+r
)のデータ内の2に零を入れる。
ステップS31においては、r+1→rとする。
ステップS32においては、q+r>qlの関係か成立
するかの判断をし、成立する場合はステップS33へ、
不成立の場合はステップS25へ移る。
ステップS33においては、#2記憶回路内の座標(x
、y)にDA内の応答データを入れ、テ■ 一プルTの番号q のデータ内の2に零を入れる。
ステップS34においては、q+l→qとする。
ステップS35においては、q>qlの関係が成立する
かの判断をし、成立する場合はステップ336へ、不成
立の場合はステップS20へ移る。
ステップS3Bにおいては、y+1→yとする。
ステップS37においては、y>ylの関係が成立する
かの判断をし、成立する場合は終了、不成立の場合はス
テップ512へ戻る。
以上の処理を要約すると、ステップSL2〜5lftの
処理は同一距離座標(y)の零でないデータ(D)を有
効ビット(z)と方位座標(x)と共にテーブルTに格
納する処理をしている。
ステップ825〜S33の処理は同一応答データのうち
の受信レベルが最大となるものの方位座標(X□)を求
め、#2記憶回路の対応する座標に上記応答データを入
力している。
ステップS19〜S35の処理は上記の処理を同一の距
離座標(y)のすべての応答データについて行い、更に
ステップ5ll−818と836とS37の処理が加え
られると、上記の処理を所要の距離座標(yO−yl)
に対して行うことになる。
このようにして第7図の流れ図の処理により、同一距離
で同一応答データのうち受信レベルが最大となるものの
座標が所要の方位範囲に対して求まり、この座標と応答
データが#2記憶回路に入力される。送信または受信ア
ンテナのサイドローブに応答した電波は、メインローブ
の頂上(最大電力部)近傍で応答した電波よりサイドロ
ーブ比(通常は約−20dB以下)だけ低くかつ同一距
離に生ずるので、第7図の流れ図の処理によりサイドロ
ーブに応答した応答データは除去される。
第8図はこの第2の発明に係る実施例を示す応答データ
検出装置の部分ブロック図であり、IIAはこの第2の
発明に係るデコード回路、17はA/D変換器である。
またこの第2の発明に係る実施例である応答データ検出
装置は、第3図の構成からデコード回路11を除いて、
代りに第8図のデコード回路11A及びA/D変換器1
7を追加した機器により構成される。
この第2の発明に係る応答データ検出装置の動作につい
て、第1の発明の場合との相違点は、受信レベルデータ
をトランスポンダからの応答電波の受信レベルから得る
ようにしたことであり、その他の動作は第1の発明の場
合と同一である。
以下第8図の動作を説明する。同図のA/D変換器17
は受信信号aを入力し、この受信信号の振幅値をデジタ
ル信号に変換して受信レベルデータpとしてデコード回
路11Aに送出する。第8図のデコード回路11Aは上
記の受信レベルデータpと前記の受信信号a、方位デー
タb、および距離データdとを入力し、受信信号aに含
まれている応答データを復元すると共にこの応答データ
が発生した時点の方位データbと距離データdとの値を
検出し、上記応答データとこれに対応する受信レベルデ
ータpとをデコードデータe 1上記の検人 出した方位データbと距離データdとを座標データfと
して、それぞれ#1記憶回路12へ送出する。
これ以後の動作は第3図の場合と同様である。
第1の発明の実施例と第2の発明の実施例とは、応答要
求電波の送信アンテナと応答電波の受信アンテナとが両
方とも回転型の指向性アンテナの場合は、両実施例が適
用可能であるが、応答要求電波の送信アンテナが非回転
型の無指向性アンテナで、応答電波の受信アンテナが回
転型の指向性アンテナの場合は、第2の発明の実施例の
みが適用可能である。そして両アンテナの関係が上記と
逆の場合、即ち応答要求電波の送信アンテナが回転型の
指向性アンテナで、応答電波の受信アンテナが非回転型
の無指向アンテナの場合は、第1の発明の実施例のみが
適用可能である。
[発明の効果] 以上詳細に説明したようにこの第1または第2の発明に
よれば、トランスポンダの応答データと応答要求電波の
受信レベルデータとを共に返送するか、またはトランス
ポンダからの応答電波を受信する際に、その受信レベル
データも検出して、アンテナの所要角度範囲にわたる応
答データとその受信レベルデータとを、応答データの方
位と距離に対応した記憶手段の座標アドレスに記憶し、
該記憶した所要角度範囲内のデータから、同一距離にあ
る同一応答データについてその受信レベルが最大の方位
を選ぶことにより、応答電波を送信したトランスポンダ
の方位を検出し、アンテナのサイドローブによる誤応答
データを除去するようにしたので、従来のように無指向
性アンテナを別に設け、このアンテナよりレベル比較用
の電波を放射しなくても、比較的簡単で低コストの装置
により信頼性の高いトランスポンダの応答データが得ら
れるという紅済的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの第1の発明に係る実施例を示すトランスポ
ンダのブロック図、第2図は第1図のコードパルス作成
回路で作成するコードパルスの信号形式例を示す図、第
3図はこの第1の発明に係る実施例を示す応答データ検
出装置のブロック図、第4図は第3図のサイドローブデ
ータ除去部の構成例を示すブロック図、第5図は第3図
の動作を説明するための各種方位角を示す図、第6図は
第3図及び第7図の信号処理を説明するための整数量子
化座標を示す図、第7図はこの第1または第2の発明に
係るサイドローブデータ除去処理の一例を示す流れ図、
第8図はこの第2の発明に係る実施例を示す応答データ
検出装置の部分ブロック図である。 図において、1は受信アンテナ、2は受信機、3.17
はA/D変換器、4はコードパルス作成回路、5は送信
機、6は送信アンテナ、11. IIAはデフード回路
、12は#1記憶回路、13はサイドローブデータ除去
部、14は#2記憶回路、15は距離データ発生回路、
21はCPU、22はメモリ、23は入出力インタフェ
ースである。 1受信アンテナ 6 送信アンテナ この第1の発明に係る実施例を示すトランスポンダのブ
ロック図第1図 3f!1図のコート°ノクルス作成回路で作成するコド
パルスの信号形式例を示す図 第2図 第3図の動作全説明するための各種方位角を示す図第 図 :53図及び第7図の信号処理全説明するための整数量
子化座標を示す図第 図 この第2の発明に係る実施例を示す応答データ検出装置
の部分ブロック図第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基地局からの応答要求電波に応じてトランスポン
    ダより送信された、応答データと前記応答要求電波の受
    信レベルデータとを含む応答電波を、前記応答要求電波
    の送信アンテナまたは応答電波の受信アンテナの所要角
    度範囲にわたり受信し、該受信信号の得られた前記送信
    または受信アンテナの方位と距離に対応した記憶手段の
    座標アドレスに、前記受信した応答データと応答要求電
    波の受信レベルデータとを記憶し、該記憶手段に記憶さ
    れた同一距離にある同一応答データについて、前記所要
    角度範囲内のすべての方位から前記受信レベルデータが
    最大値を示す方位を選択し、該選択された方位を前記応
    答電波を送信したトランスポンダの方位とすることを特
    徴とするトランスポンダの応答データ検出方法。
  2. (2)基地局からの応答要求電波に応じてトランスポン
    ダより送信された、応答データを含む応答電波を、前記
    応答要求電波の送信アンテナまたは応答電波の受信アン
    テナの所要角度範囲にわたり受信し、また前記応答電波
    を受信する際にその受信信号振幅を受信レベルデータと
    して検出し、前記受信信号の得られた前記送信または受
    信アンテナの方位と距離に対応した記憶手段の座標アド
    レスに、前記受信した応答データと検出した受信レベル
    データとを記憶し、該記憶手段に記憶された同一距離に
    ある同一応答データについて、前記所要角度範囲内のす
    べての方位から前記受信レベルデータが最大値を示す方
    位を選択し、該選択された方位を前記応答電波を送信し
    たトランスポンダの方位とすることを特徴とするトラン
    スポンダの応答データ検出方法。
JP33833189A 1989-12-28 1989-12-28 トランスポンダの応答データ検出方法 Pending JPH03200089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33833189A JPH03200089A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 トランスポンダの応答データ検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33833189A JPH03200089A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 トランスポンダの応答データ検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03200089A true JPH03200089A (ja) 1991-09-02

Family

ID=18317144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33833189A Pending JPH03200089A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 トランスポンダの応答データ検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03200089A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298595A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toshiba Corp Dme地上装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152292A (ja) * 1974-11-01 1976-05-08 Koden Electronics Co Ltd Reedatoransuhondajushinseigyosochi
JPS60128377A (ja) * 1983-12-15 1985-07-09 Nec Corp レ−ダ方式
JPS6310399A (ja) * 1986-07-01 1988-01-16 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 複数個の読取専用メモリ・デ−タを記憶可能な読取/書込用記憶セル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152292A (ja) * 1974-11-01 1976-05-08 Koden Electronics Co Ltd Reedatoransuhondajushinseigyosochi
JPS60128377A (ja) * 1983-12-15 1985-07-09 Nec Corp レ−ダ方式
JPS6310399A (ja) * 1986-07-01 1988-01-16 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 複数個の読取専用メモリ・デ−タを記憶可能な読取/書込用記憶セル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008298595A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Toshiba Corp Dme地上装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6608592B2 (en) Location system using beacon transmitters
US7373154B2 (en) System and method for asset location in wireless networks
US7295115B2 (en) Radio-frequency identification (RFID) tag employing unique reception window and method therefor
US5130711A (en) Subsurface target identification radar
US4876545A (en) Adaptive blanking interface apparatus for self-protection jamming equipment employed in conjunction with radar systems
US20170237456A1 (en) Swallow exerciser
JP2010512528A (ja) モード「s」での応答の処理中にマルチパス伝搬の影響を軽減するための方法
US20210103058A1 (en) Methods for detecting replay attacks in gnss systems and methods thereof
US5650981A (en) Multi-vessel timing synchronization method and device
CN115508823A (zh) 一种雷达系统
US6157818A (en) Communication system having automatic addressing
JPH03200089A (ja) トランスポンダの応答データ検出方法
CN106255204B (zh) 一种基于角度定位系统的数据通讯方法及系统
CN112543133A (zh) 基于合成仪器的多通道cns协同激励器及控制方法
US7023537B2 (en) System for monitoring the movements of construction work parts
JPH1194931A (ja) レーダ装置
CN113242097A (zh) 水下定位方法及相关装置
JP3010508B2 (ja) トランスポンダの応答データ検出方法
WO2022190739A1 (ja) レーダー情報共有装置、レーダー情報共有システム、レーダー情報共有方法、及びプログラム
JPH0836055A (ja) 気象レーダ装置
JP6995326B2 (ja) レーダシステム及びレーダ探索方法
JP2716604B2 (ja) 目標検出装置および目標検出方法
JPH02216074A (ja) アンテナサイドローブロック判定器
US20160037290A1 (en) Method of Electronic Device Identification and Localization Based on Active Code Transmission
KR20190124567A (ko) 타겟을 검출하는 선박용 전자 스캐너