JPH03200072A - 超音波モータを用いた指示計器 - Google Patents

超音波モータを用いた指示計器

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JPH03200072A
JPH03200072A JP1338254A JP33825489A JPH03200072A JP H03200072 A JPH03200072 A JP H03200072A JP 1338254 A JP1338254 A JP 1338254A JP 33825489 A JP33825489 A JP 33825489A JP H03200072 A JPH03200072 A JP H03200072A
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JP
Japan
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rotor
pointer
ultrasonic motor
meter
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1338254A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Araki
荒木 不二夫
Akio Kumada
熊田 明生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PIEZO TEC KK
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
PIEZO TEC KK
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by PIEZO TEC KK, Nippon Seiki Co Ltd filed Critical PIEZO TEC KK
Priority to JP1338254A priority Critical patent/JPH03200072A/ja
Publication of JPH03200072A publication Critical patent/JPH03200072A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は超音波モータによって指針を駆動するように構
成した指示計器に係わり、さらに詳しくは従来の指示計
器即ちメータの改良に関する。
[従来の技術] ここにいう指示計器とは、物理量を電気信号によって表
示する指示計器のことであり、従来は例えば可動鉄片型
、可動線輪型など一般に電気指示計器と呼ばれる計器が
用いられて来た。これ等の計器は静止したパネルに固定
して用いられて来たので、その限りでは特に問題は無か
った。しかし車両等に搭載する計器、カメラ、小形テレ
ビなど携帯する機器に用いる計器では、一般に振動の激
しい状態で使用されるので、指針が振動し目盛りが読み
辛くなると言う問題点が在った。
ところで、本発明のメータに用いることのできる超音波
モータは、例えば本発明者の一名が提案した先願の「重
心回転型超音波モータ」 (特願昭62−11374号
)を始めとして、電歪公転子型モータと総称されている
。電歪公転子とは超音波モータにおいて、電気入力を回
転トルクに変換するトランスデユーサ−であり、圧電素
子から構成されている。しかしながら、通常の超音波振
動子などに用いる圧電振動子とは異なり、先願の「超音
波回転振動子」 (特願昭62−11373号)、「四
極回転型超音波振動子」 (特願昭62−11375号
)、「電歪公転子及び単相超音波モータ」 (特願昭6
3−88610号)などに詳述されているように、回転
電界(単相電圧を含む)によって重心が、固定された中
心の回りを回転する共振子である。この現象は先願の発
明者によって発見され、電歪公転子と名付けられた。電
歪公転子型モータは動作電圧が低く消費電流が少ないの
か特徴で、電池を電源としICで直接駆動することもで
きるので、適用範囲が広く広範な用途への実用が期待さ
れている。実用化は先願の「超音波モータを用いた時計
」 (特願昭62−232617号)、「シー・スルー
・クロック」 (特願昭63−88160号)など置時
計に始まり、腕時計から指示計器、例えばスピードメー
タなど車載計器。
車載電子機器、電圧計、温/湿度計、電池駆動のポケッ
トオーディオ機器、ビデオカメラ、ワープロなどの動力
源、丁Cカードなどデータバンクのり−ダ/ライター等
データ端末用、医療機器分野へと広がって行くであろう
[発明が解決しようとする課、題] 従来のメータは電磁相互作用を駆動力として指針を動か
す方式であった。従って針の目方と軸受けの抵抗を軽く
するほど表示電力が少なくなるので細長い軽い針が用い
られてきた。針の指示値はばねの復元力と電磁相互作用
との平衡位置であり、指示中つねに保持電力を供給しな
ければならず、しかも外部振動が針の回転モーメントを
介してばねに力を作用するので、針は外部振動と共に常
に激しく振動する。つまり従来のメータの問題点は1)
表示に指針を用いていること、2)指示値をばねの復元
力とバランスさせていることであり、振動に弱いことと
デザインンに裕度の無いこととは当然の宿命であった。
そのため、振動する環境では指針が振動するので指示値
が読み辛くなるという欠点を有している。
[課題を解決するための手段] 本発明は、メータの駆動力に超音波モータを用いること
により、上記従来製品の問題点を本質的に解決したもの
である。超音波モータは摩擦力を介して出力を得ている
ので1.静止保持トルクが大きく保持電力が不要である
。しかも復元力を利用しないので振動によってロータの
位置が変化することはない。そこで円板状のロータに指
針をデザインした構成にすれば、振動に対しては本質的
に強くなる。その上指針即ちロータに透明なガラス円板
を用いればデザインの裕度も増し高級感に優れたメータ
を提供でき、メータは機器本体の顔であるという考えに
合致させることができる。以下本発明の超音波モータを
用いたメータの構成の仕方については実施例にもとずい
て詳細に説明する。
[実施例] (実施例1) 第1図は本発明に係わる超音波モータを用いたメータの
第1の実施例を示す図である。すなわち自動車両用スピ
ードメータなどに利用した実施例を示す。
第2図に示した外径4Qmm、内径15mm、厚さ2m
mのディスク状四極対電歪公転子の周辺部に45度のテ
ーパ面2を施してしてステータ1とし、これに同一テー
パを施した内径を査;する外径50mm、厚さ2.1u
のリング状のスチールロータ3の内径をはめ込み、厚さ
0.05mmの燐青銅板で作った外径80mmの皿ばね
4の内面をロータ3の表面に固定した。
皿ばね中心のシャフト5をステータ1の内径にゴムの0
リング7で圧入固定された厚さ4mmのボールベアリン
グ6の内輪穴に圧入し、ステータ1から2mmだけ突き
出しているボールベアリング6の外径をメータパネル1
0の穴に圧入固定し、このパネル10の裏面に突き出た
シャフト5の先端に指示針状の接点ばね12をねじで固
定した。接点ばね12の先端は幅1mmがさらにフォー
ク状に2分され、各々がスプーン形状の金メツキ接点ば
ねを構成している。金メツキ接点ばねはパネル10の裏
面に接着固定されているポテンショメータ13と接し回
転角度情報を得る役割を担う。皿ばね4は約30ORの
部分凸球面状であり、表面は艶消しのブラック塗装が施
され、その上に裏面の接点ばねと平行してメタリックの
指針9だけが鮮やかにデザインされている。
このように構成された指示計器の指針部はパネル10に
施された直径81mm、深さ3mmの凹みにセットされ
、裏面にダイアルがデザインされたカバーガラス11で
封入された。リード線81を接地し、リード線8..8
3に90度位相の異なる所定周波数(約40kHz)の
2相矩形波6vの電気信号を入力した。
指針9は一定速度で時計回りに回転し、リード線82と
83への入力信号を入れ替えると、反時計回りに前と同
じ速度で回転した。次に接点を通して得られた回転角情
報に基づいて、指針9の位置を任意の指示値に対応する
よう速やかに制御できることを確認し、耐振性に優れた
利用価値の高い指示計器が構成できることを明らかにし
た。
実施例1ではディスク状四極対電歪公転子型超音波モー
タを用いたメータの1実施例について説明したが、例え
ばメータを構成する回転角情報を人手する機構にポテン
ショメータを用いたが、ポテンショメータに限らず例え
ば接点アレイ、光エンコーダ等を利用することもできる
しかしこの様な枝葉末節の事柄とは別に、本発明では指
示計器の駆動力として従来の電磁相互作用に変わる超音
波振動のエネルギーを利用する方法を提案するものであ
る。超音波モータには電歪公転子型に限らずリング状進
行波型モータも利用できる。
(実施例2) 第5図は本発明に係わる超音波モータを自動車両用スピ
ードメータなどに利用した第2の実施例を示す。第3図
に示した外径40mm、  内径38mm、長さ7mm
のシリンダ状四極対電歪公転子をステータ41(第4図
)とした。その内径に、外径37.5mm厚さ5mmの
ガラス板42と、直径80mm、厚さ1mmのガラス板
の庇43を組み合わせたロータ44をセットした。裏面
に金属メツキの指針45が描かれているロタ44を第5
図のメータケース51にはめた。こ、のケース51には
外径80mm内径41mmの庇状の目盛り板52が付い
ている。
次に、このメータの指示値制御機構について第6図に従
って説明する。ロータ44の庇43の部分の裏面には、
目盛り板52の原点′!(0値)から最大値までの角度
に対応して抵抗線のポテンショメータ46が固定されて
いる。ポテンショメータ46には指針45を中継した給
電線47及び48によって一定の電圧か供給されている
。ロータ44が回転すると、ケース51に固定された接
点ばね49を介して回転角に比例した電圧がリード線5
0を通って出力される。
この電圧すなわちメータの表示値と、メータに指示させ
るべき指示値とをコンパレータで比較し、両者の差が許
容値以下になるまでモータを作動する。モータの作動は
接地したリード線39に対するリード線37.38の電
圧の位相関係をスイッチすることによって右回りまたは
左回りに回転させることができる。このようにして組み
上げたステータ41とロータ44のセット(第4,6図
)をメータ用ケース51(第5図)にはめ込み自動車用
スピードメータを構成した。スピード信号をコンパレー
タに入力し、同時に人力したリード線50の電圧と比較
した結果に基づいて指針44の指示値を修正した。
適正値に修正する所要時間は0.1ms以内であり、指
示値の精度を0.1%以内に保つことができた。
次に、−20度から80度に亘る昇温・降温サイクルテ
スト及び高温高湿テストを行い良好な結果を得た。さら
に、信号を入力しながら振動を加える実装シミュレイシ
ョンテストにおいても良好な結果を示し、10,000
時間の耐久テストにも合格した。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、超音波モータによって
指示針を駆動する指示計器を構成したので、1)指示値
のレスポンスタイムが短く、2)指示値が振動よってぶ
れることのない、耐振性に優れ読み易く、しかも3)高
級感に優れたメータを提供できた。殊に指針を円板状に
し、しかもロータとして直接駆動する場合はシステムの
構成が極めてシンプルになり、制御性が良くなるので、
指示精度が向上し、その上デザインの裕度か豊富になり
、メータは機器本体の顔であるという考えに合致させる
ことができるなど実用上の顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、 (b)は本発明第1実施例の要部断面
図、正面図、第2図(a)、 (b)は同上実施例に使
用するステータの表面図、裏面図、第3図(a)、 (
b)は本発明第1実施例に使用するステータの正面図。 斜視図、第4図(a)、 (b)は同上実施例における
ステータとロータの関係を示す要部斜視図、第5図(a
)、 (b)は同上実施例におけるステータとロータの
セットを納入するスピードメータのケースの形状を示す
側面図、正面図、第6図(a)、 (b)は同上実施例
におけるポテンショメータの構成を示す側面図、正面図
である。 1・・・ステータ(電歪公転子)2・・・・・・・・・
テーパ面3・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロー
タ 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・皿ばね5
・・・・・・・・・・・・・・・シャフト 6・・・ボ
ールベアリング7 ・・・・・・・・・ゴムリング 8
1,8□、83・・・リード線9 ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・指針 10・・・・・・・・・・・
・・・・・・・パネル11・・・・・・・・・カバーガ
ラス 12・・・・・・・・・・・・・・・接点ばね1
3・・・ポテンショメータ 37.38.39・・・・
・・リード線41・・・・・・・・・・−・ステータ(
シリンダ状電歪公転子)42・・・・−・・・・・・・
・・・ガラス板 43・・i、・・・・・・ガラス板の
庇44・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロータ 
45・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・指針
46・・・ポテンショメータ 47.48・・・・・・
・・・・・・給電線49・・・・・・・・・・・・・・
・接点ばね 50・・・・・・・・・・・・・・・リー
ド線51・・・・・・・−・メータケース 52・・・
・・・・・・・・・・・・目盛り板第1図 第2図 (a) 第3図 (b) (a) (b) (a) 第4図 第5図 (b) 435 (a) 2 第6図 (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 物理量を電気信号によって表示する指示計器において、
    超音波振動をしているディスク型、シリンダー型、もし
    くはパイプ型の電歪公転子をステータとし、これに圧着
    されているロータに、摩擦力を介して作用する回転トル
    クを利用して指針を駆動するように構成するか、または
    指針が描かれたロータを指針そのものとして駆動するよ
    うに構成したことを特徴とする超音波モータを用いた指
    示計器。
JP1338254A 1989-12-28 1989-12-28 超音波モータを用いた指示計器 Pending JPH03200072A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0523237A1 (en) * 1991-02-05 1993-01-20 Seiko Epson Corporation Indicator
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