JPH03200071A - トルクバランサ - Google Patents

トルクバランサ

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JPH03200071A
JPH03200071A JP34347589A JP34347589A JPH03200071A JP H03200071 A JPH03200071 A JP H03200071A JP 34347589 A JP34347589 A JP 34347589A JP 34347589 A JP34347589 A JP 34347589A JP H03200071 A JPH03200071 A JP H03200071A
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magnet
moving coil
torque
magnetic field
yoke
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Takao Yamaguchi
山口 隆男
Hajime Nishizawa
一 西沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、トルクバランサに関するものであり、トルク
バランサは例えば傾斜計、角加速度計などに用いられる
(ロ)従来の技術 トルクバランサを用いた従来の傾斜計は次のような構成
を有している。すなわち、ゼロバランス電流計の可動コ
イルに不平衡重りを設け、傾斜計が傾斜した場合に重り
によって発生するトルクを打ち消す方向に可動コイルに
フィードバック電流を流す。このために可動コイルの相
対偏角を相対偏角検出装置によって電気量として検出し
、これを増幅して可動コイルに負帰還させる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のトルクバランサには
、平衡可能なトルクが太き((傾斜計の場合には、計測
可能な傾斜角範囲が大きく)、シかも応答速度の高いフ
ィードバック性能を得ることができないという問題点が
ある。すなわち、従来のトルクバランサは、外磁型磁気
回路の場合及び内磁型磁気回路の場合のいずれの場合に
も、指示計の動作範囲に対応して均整磁界を発生するよ
うに構成されている(例えば、「機械工学便覧」改訂第
6版第20−4頁参照)。従って、可動コイルの比較的
大きい可動範囲内にわたってほぼ均一な磁界が発生する
ようになっている。このため、・磁束密度は低いものと
なっている。この結果、十分なフィードバックトルクが
発生せず、平衡可能なトルク範囲が小さくなり、また応
答速度も低くなる。また、可動コイルの大きい可動範囲
を確保するために装置全体が大きくなっている。
本発明はこのような課題を解決することを目的としてい
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、トルクバランサにおいては可動コイルはゼロ
点(基準位置)を中心として大きくても数度程度の範囲
しか変位しないことに着目して成されたものであり、磁
石とヨークとの間に集中磁界を形成させ、常にこの集中
磁界内で可動コイルが動作するように構成することによ
り、上記課題を解決する。すなわち、本発明は、閉磁路
の途中に磁界間隙を構成するようにフレームに固定され
る磁石及びヨークと、磁石及びヨークによって構成され
る磁界間隙内に位置すると共に磁石の磁極方向に直交す
る軸(Y−Y’)を中心として回動可能に支持される可
動コイルと、可動コイルにこれの回動中心から所定距離
の位置に設けられる重り(40)と、磁石及びヨークに
対する可動コイルの基準位置からの偏角を検出する相対
偏角検出装置と1重りに作用する力によって発生するト
ルクにかかわらず可動コイルが磁石及びヨークに対して
基準位置に保持されるように相対偏角検出装置によって
検出される偏角信号を可動コイルに負帰還させるフィー
ドバック装置とを有するトルクバランサを前提としたも
のであり、磁石(18)は棒状又は略棒状のものであり
、磁石の磁極側端面及びこれに対面するヨーク(12)
によって構成される磁界間隙(51及び53)の可動コ
イル回転方向への寸法(A)は、可動コイル(22)の
可動コイル回転方向への寸法(B)よりも僅小寸法(δ
)だけ小さくされており、上記僅小寸法は相対偏角検出
装置(44)が検出可能な最大偏角位置まで可動コイル
が回動した状態においても可動コイルが上記磁界間隙内
に位置するように設定されていることを特徴としている
(ホ)作用 磁石とヨークとの対面部の磁界間隙に、可動コイル回転
方向への寸法が比較的狭い磁界が形成される。可動コイ
ルは基準位置(ゼロ点位置)では、磁界間隙の中央部に
位置している。相対偏角検出装置がこれの測定可能な最
大偏角を検出する状態においても、可動コイルが磁石と
ヨークとの間の磁界間隙から外側にはみ出すことがない
ように設定されている。従って、フィードバック動作中
は可動コイルは常に集中磁界内に位置しており、これに
流れるフィードバック電流によって大きいトルクを発生
する。このため、重りによって発生するトルクが大きい
場合(傾斜計として使用する場合には傾斜角が大きい場
合)にも、トルク平衡を達成することができるので、大
きいトルク(傾斜計として使用する場合には傾斜角)を
計測することができる。また、トルク(傾斜角)が急速
に変化した場合にもフィードバックトルクが大きいため
応答性が良(なる。この結果、例えば傾斜角が大きく、
しかも傾斜角の変化速度が大きい場合にも、このトルク
バランサを傾斜計に適用することができることになる。
また、このトルクバランサは変化速度の大きい角加速度
を検出するための角加速度計にも適用可能である。
(へ)実施例 (第1実施例) 第1〜3図に示すように、非磁性材料製のフレーム10
に方形枠状のヨーク12が固着されている。ヨーク12
には、これと一体にステイ14が設けられており、ステ
イ14はヨーク12の上端から水平方向にヨーク12の
中心部に向って伸びている。このステイ14に非磁性金
属16を介して略棒状の磁石18が取り付けられている
。磁石18は、第4及び5図に示すように、棒状の磁石
の両側面に非磁性金属16及び20を接合し、これを円
柱状に加工することにより構成されている。従って、磁
石18の第4図中左右の磁極面は円弧状となっている。
磁石18のN極及びS極がそれぞれヨーク12の平行面
12a及び12bと対面するように配置されている。磁
石18の外周側にこれを包囲するように断面方形の可動
コイル22が設けられている。可動コイル22は、コイ
ル枠24に線を巻き付けることにより構成されている。
長方形の可動コイル22の短辺22a及び22bが、ヨ
ーク12の平行面12aと磁石18のN極との間の磁界
間隙51゜及び平行面12bとS極との間の磁界間隙5
3にそれぞれ位置している。なお、可動コイル22の短
辺22a及び22bの第1図中で上下方向の断面形状は
、後述の第6図に示すように、磁石18の円弧形状に対
応した円弧状としである。このため、可動コイル22が
磁石18に対して回動じても両者の相対関係は変化しな
い。可動コイル22の長辺22c及び22dの中央部に
それぞれバンド止め座26及び28が接着されている。
方、ヨーク12の平行面12a及び12bと直交する平
行面12c及び12dの中央部にはそれぞれ、中空ブツ
シュ状のスパンボビン30及び32が固着されている。
スパンボビン30及び32にはそれぞれスパンバンド3
4及び36が取り付けられており、このスパンバンド3
4及び36がそれぞれバンド止め座26及び28と連結
されている。スパンバンド36は、スパンボビン32に
固着される゛「山」字状のリーフスプリング36aと、
これの中央部の折り返し部に一端が固着されるトーショ
ンバンド36bとから構成されている。トーションバン
ド36bの他端側がバンド止め座28に固着される。リ
ーフスプリング36aはトーションバンド36bに引張
り力を作用シている。スパンバンド34についても同様
に、リーフスプリング34aとトーションバンド34b
とから構成されている。トーションバンド34bとトー
ションバンド36bとは同一軸(Y−Y’軸)上に配置
されている。従って、可動コイル22はY−Y ’軸を
中心として回動可能に支持されていることになる。スパ
ンバンド34及び36には摩擦がないため、外からトル
クが作用しない限り、可動コイル22の中心を通る水平
面はヨーク12の中心を通る水平面と同一面上に位置す
ることになる。このように、可動コイル22が基準位置
にある場合の磁石18、可動コイル22及びヨーク12
の位置関係を第6図に示す。ヨーク12の寸法Aは可動
コイル22の寸法Bよりも僅小寸法δだけ大きくしであ
る。可動コイル22には外部から電流を供給可能である
。また、可動コイル22にはアーム38が取り付けられ
ており、このアーム38の先端側には円板40が取り付
けられている。円板40の重量は付加不平衡重量となり
、傾斜時に重力トルクを可動コイル22に与える。一方
、重り40は光電インタラプタのための反射板としても
構成されており、これの両側に第2図に示すように小さ
いすきまを置いて光電インタラプタ42及び44が設け
られている。光電インタラプタ42及び44は後述のよ
うに発光部42a及び44a、及び受光部42b及び4
4bを備えており(第9〜11図委照)。
受光量に応じた電圧を出力する。光電インタラプタ42
及び44は第7図に示すように差増幅器46と接続され
ており、差増幅器46の出力側は可動コイル22と接続
されている。この回路の途中に差増幅器46の出力を指
示する指示器48が設けられている。
次にこの実施例の動作について説明する。磁石18の作
用により第8図に示すような閉磁路が形成される。ヨー
ク12を、−辺の長さ14mm、幅5mm、厚さ1mm
の軟鉄材製とし、また磁石18は断面5mmX5mmの
四角形で長さ9 m mとした場合に、ヨーク12内部
の磁束密度は9KGとなり、またヨーク12と磁石18
との間の磁界間隙51及び53の磁束密度は3KGとな
る。磁気回路は閉ループとなり、漏洩磁束の少ない構成
としであるので、磁界間隙51及び53で上述のように
高い磁束密度を得ることができる。フレームlOを設置
した場所が重力方向に対して傾斜していない場合には、
円板40の重量によるトルクが発生しないため、可動コ
イル22は基準位置(偏角O)にある。この状態では、
円板40は光電インタラプタ42及び44の中間位置に
あり、光電インタラプタ42及び44の出力電圧に差が
ないため、指示器48の指示はOとなる。すなわち、第
9図に示すように円板40が光11−1′ンタラブタ4
2と光電インタラプタ44との間の中間位置にあると、
光電インタラプタ42側の発光部42aから発光されt
同根40によって反射され受光部42bによって受光さ
れる光量と、光電インタラプタ44側の発光部44aか
ら発光され円板40によって反射され受光部44bによ
って受光される光量との差がなく、光電インタラブ−タ
42及び44の出力電圧の差がないため、差増幅器46
の出力は0となる。なお、円板40が光電インタラプタ
42又は光電インタラプタ44に近づくと(第10又は
11図)、近づいた側の受光量が減少するため、光電イ
ンタラプタ42及び44の出力は第12図に示すように
なり、両者の電圧差は第13図に示すようなものとなる
次に、フレームlOが第2図に示す平面内で傾斜すると
次のような動作が得られることになる。
フレーム10が傾斜しても、これに回転自由度が与えら
れた状態で支持されている可動コイル22は、円板40
の重量に作用する重力により、アーム38が垂直向きと
なった姿勢を保持しようとする。このため、フレーム1
0の傾斜方向に応じて、光電インタラプタ42及び44
の一方が円板40に接近し、他方が円板40から遠ざか
る。
円板40が光電インタラプタ42と光電インタラプタ4
4との中間位置からずれると、第13図に示すような特
性に応じて、電圧差が差増幅器46に人力される。差増
幅器46はこの電圧差に基づいてこれをOとするフィー
ドバック制御を行う。
すなわち、差増幅器46は、電圧差のプラス及びマイナ
スに応じて、所定の方向及び値の電流を可動コイル22
に流す。可動コイル22に電流が流れることにより、可
動コイル22は円板40が光電インタラプタ42と光電
インタラプタ44との中間位置に(るように回動する。
このようなフィードバック制御が連続的に行われるため
、フレームlOの傾斜にかかわらず、円板40は光電イ
ンタラプタ42と光電インタラプタ44との中間位置に
保持される。この場合、フレームエ0の傾斜が大きけれ
ば大きいほど円板40の重量に作用する重力による可動
コイル22のトルクが太き(なるため、可動コイル22
をフレーム10と同様の傾斜角に保持するために可動コ
イル22に供給される電流の値も太き(なる。この電流
の値が指示器48によって検出される。従って、指示器
48が示す電流値はフレーム10の傾斜角に対応したも
のとなる。これにより、傾斜角の計測が可能となる。
上記動作を数式を用いて説明すると次のようになる。ま
ず、磁界間隙51及び53の磁束密度をBg、可動コイ
ル22を流れる電流をiとすれば、可動コイル22に発
生するトルクT1は、T −” K l’ B g ・
i   ・・・■なお、K1は可動コイル22の巻数及
びコイル枠24の寸法によって決定される常数である。
B1は一定と考えられるので、トルクT、は電流iに比
例することになる。
一方、フレームIOが第14図に示すように角度θだけ
傾斜すると、可動コイル22に次式で示す振り子トルク
T、が作用する。
T+ =Kz  ” S j nθ ・・・■なお、K
2は円板40の重量の等価中心点の重量及び振り子長さ
によって決まる定数である。
この装置のフィードバック系をブロック線区で示すと、
第15図のようになる。第15図において、T1は可動
コイル22の傾斜によって発生する入力トルク、T、は
可動コイル22に負帰還される電流によって発生するフ
ィードバックトルク、eはT、とTfとの差、G6は検
出部の伝達関数、G、は増幅回路のゲイン、roは出力
電流、またG、は帰還回路のゲインを示す。これらの間
には、次の関係が成立する。
e=”rI  Tt Tr =T、xGt I o ” G a X G a X eここで、 Ga xG、=Gt とすると、 1、/TI =Gt/(1+Gf  −Gt)ここで、
Gt)1ならば、 1、/T、=1/G、   ・・・■ ■式にT、=T1、i=工。とおいてGtを求めれば、 Gr  = K r  X By このG、及び■式を■式に代入すると。
I0= (Kz X5inθ)/ (K、xB、)ここ
で、 Ka/に+=に とすると、 ■。=KXsinθ/B、   ・・・■が成立する。
この場合、B、は一定と考えられるので、■式から、傾
斜角の正弦値に比例した電流が求められることが分かる
。また、磁束密度Bgが大きいほど傾斜角範囲θを大き
くとれることを示している。
第6図に示すように可動コイル22の8寸法はヨーク1
2のA寸法よりも僅小寸法δだけ小さくされており、可
動コイル22は磁石18によって発生する集中磁界内に
常に位置している。この状態を第16図に示す。可動コ
イル22及び重り40は共に同一回転体上にあるため、
両者は互いに異なった回転半径(円板4oはrl、可動
コイル22はrI、)に所在して変位量は異なるが、回
転角は同一である。第16図中において、(b)は両者
が中央位置(基準位置)にある場合を示し、(a)及び
(C)は円板40が基準位置からそれぞれ+ε/2及び
−ε/2変位した状態を示す。円板40が最も光電イン
タラプタ44側に移動した(a)の状態においても可動
コイル22は磁界間隙51及び53内に位置しており、
集中磁界から外れることはない。また、逆に円板40が
最も光電インタラプタ42側に移動した(c)図の状態
においても可動コイル22は磁界間!1J(51及び5
3内に位置している。すなわち、いずれの場合にも可動
コイル22は、 δ/2−(ε/2) X (ra /rb )のゆとり
をもって磁界間隙51及び53内にあることになる。な
お、上記多値の実際値は、f、=0.5mm、δ=2m
m、ra =lOmm。
rIl=5.75mmであり、可動コイル22は基準位
置から一方向に(156mmの余裕を有することになる
。このように、可動コイル22は比較的狭い磁界間隙5
1及び53内に位置しており、可動コイル22を通る磁
束密度は高くなっており、この結果、可動コイル22に
通電することによって得られるフィードバックトルクは
大きくなる。従って、フレーム10の傾斜角が大きくな
った場合でも円板40を光電インタラプタ42と光電イ
ンタラプタ44との中間位置に保持することができ、計
測可能な傾斜角度が大きくなる。前述のように、ヨーク
12を一辺の長さ14mm、幅5mm、厚さ1mmの軟
鉄材製とし、また磁石18は断面5mmX5mmの四角
形で長さ9mmとした場合に、可動コイル22を通過す
る磁束密度は3KGとなり、傾斜角90度までの計測が
可能となった。また応答速度も高くなる(70 Hzに
達する)ため、急速に変化する傾斜角の計測も可能とな
る。更に、測定精度も高いものになり、±90″の範囲
内において0.01%(±5分)の精度となる。また、
装置は小型化され、全構成要素は25mm立方のケース
内に納められる。
なお、この実施例では、第4及び5図に示したように磁
石18の両側に非磁性金[16及び20を接合して円形
のものとしたが、第17区に示すように、全体を径方向
に着磁した円柱状の磁石とすることもできる。この場合
、部品点数も減少し、構造も簡易なものとなる。また、
第18図に示すような四角柱状の棒磁石とすることもで
きる。
(第2実施例) 次に本発明によるトルクバランサを用いて角加速度計を
構成した実施例を第19及び20図に示す。可動コイル
22は軸心を垂直向きとした状態で回動可能に支持され
ている。可動コイル22に設けられた2本のアーム38
a及び38bにそれぞれ円板40a及び40bが設けら
れている。同円板40a及び40bは可動コイル22の
軸心に関して対称位置に配置されており、またこれらの
重量も等しい。円板40a及び40bの重量は付加平衡
重量となり、可動部の慣性モーメントを増大させる。円
板40a及び40bOにそれぞれ小さいすきまを置いて
対面するように光電インタラプタ42a −42b及び
44a ・44bが設けられている。その他の基本的な
構成などは前述の第1実施例と同様であるので、第1実
施例と対応する部材には第1実施例と同様の参照符号を
付しである。また、図示してない差増幅器46などにつ
いても第1実施例と同様である。
この実施例の場合、フレームlOに旋回角加速度が作用
すると、左右の円板40a及び40bの平衡重量を含み
増大した可動部の慣性モーメントにより可動コイル22
がフレーム10に対して相対的に回転しようとするが、
この場合にも第1実施例と同様に可動コイル22にフィ
ードバック電流が供給され、可動コイル22は第19及
び20図に示す平衡位置に保持される。この結果、作用
する角加速度に対応する指示値が指示器48に示される
ことになる。
なお、上記2つの実施例では、可動コイル22の偏角を
検出する装置として、可変距離型インタラプタ光電検出
器を用いたが、定ギヤツプ可変相対変位型光電検出器を
用いることもでき、また高周波ピックアップとアルミ板
との組合せ、2枚のコンデンサー根の組合せなどによる
可変距離型又は定ギヤツプ可変相対変位型の検出器など
を用いても差し支えない。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように1本発明によると、棒状又は略棒
状の磁石を用いると共に磁界間隙のコイル回転方向寸法
よりも可動コイルのコイル回転方向寸法を僅小寸法だけ
小さくしたので、コイルに集中磁束が作用し、従来のも
のと比較して使用領域における磁束密度が著しく増大し
、この結果、フィードバックトルクが増大すると共にフ
ィードバック応答性が向上し、計測可能範囲が拡大され
ると共に急速な変動に追従して計測を−行うことが可能
となる。コイルはゼロ点を中心として極めて小量回動す
るだけであり、このための構造が簡略化され、トルクバ
ランサを大幅に小型化することができる。上記効果は径
方向に磁化した円柱状磁石を用いても同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のトルクバランサの断面図
(第2図のI−I線に沿う断面図〕、第2図は第1図の
部分断面側面図、第3図は第1図の平面図、第4図は磁
石の正面図、第5図は磁石の側面図、第6図はヨーク、
磁石及び可動コイルの位置関係を示す図、第7図は第1
実施例のフィードバック制御系を示す図、第8図は磁石
によって形成される磁路を示す図、第9図は円板が光電
インタラックの中間位置にある状態を示す図、第10図
は円板が一方の光電インタラプタ側に変位した状態を示
す図、第11図は円板が他方の光電インタラプタに変位
した状態を示す図、第12図は光電インタラプタの出力
電圧を示す図、第13図は光電インタラプタの電圧差出
力を示す図、第14図はトルクバランサが傾斜した状態
を示す図、第15図はフィードバック系をブロック線図
として示す図、第16図は円板の可動範囲と可動コイル
の位置との関係を示す図、第17図は円柱状の磁石を示
す図、第18図は角柱状の磁石を示す図、第19図は第
2実施例の平断面図、第20図は第19図の正断面図で
ある。 10・・・フレーム、12・・・ヨーク、18・・・磁
石、22・・・可動コイル、30゜32・・・スパンボ
ビン、34.36・・・スパンバンド、38・・・アー
ム、40・・・円板、42.44・・・光電インタラプ
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、閉磁路の途中に磁界間隙を構成するようにフレーム
    に固定される磁石及びヨークと、磁石及びヨークによっ
    て構成される磁界間隙内に位置すると共に磁石の磁極方
    向に直交する軸を中心として回動可能に支持される可動
    コイルと、可動コイルにこれの回動中心から所定距離の
    位置に設けられる重りと、磁石及びヨークに対する可動
    コイルの基準位置からの偏角を検出する相対偏角検出装
    置と、重りに作用する力によって発生するトルクにかか
    わらず可動コイルが磁石及びヨークに対して基準位置に
    保持されるように相対偏角検出装置によって検出される
    偏角信号を可動コイルに負帰還させるフィードバック装
    置とを有するトルクバランサにおいて、 磁石は棒状又は略棒状のものであり、磁石の磁極側端面
    及びこれに対面するヨークによって構成される磁界間隙
    の可動コイル回転方向への寸法は、可動コイルの可動コ
    イル回転方向への寸法よりも僅小寸法だけ小さくされて
    おり、上記僅小寸法は相対偏角検出装置が検出可能な最
    大偏角位置まで可動コイルが回動した状態においても可
    動コイルが上記磁界間隙内に位置するように設定されて
    いることを特徴とするトルクバランサ。 2、磁石が径方向に着磁された円柱形状のものである請
    求項1記載のトルクバランサ。
JP34347589A 1989-12-28 1989-12-28 トルクバランサ Expired - Lifetime JP2693246B2 (ja)

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JP34347589A Expired - Lifetime JP2693246B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 トルクバランサ

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