JPH03199401A - 余乳吸収パッド - Google Patents
余乳吸収パッドInfo
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- JPH03199401A JPH03199401A JP33933589A JP33933589A JPH03199401A JP H03199401 A JPH03199401 A JP H03199401A JP 33933589 A JP33933589 A JP 33933589A JP 33933589 A JP33933589 A JP 33933589A JP H03199401 A JPH03199401 A JP H03199401A
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Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は授乳婦の授乳時間外に乳房から出る余剰の乳を
吸収処理するための余乳吸収パッドに関するものである
。
吸収処理するための余乳吸収パッドに関するものである
。
(従来の技術)
従来、授乳期おける余剰の母乳を処理するための余乳吸
収用パッドとしては実開昭62−88708号公報ある
いは実公昭63−21522号公報に見られるように、
防水性またははっ水性の表地と液通過性の裏地との間に
吸収材を配してなる複層の成形品が汎用されている。そ
してこれらのパッドの液通過性の裏地としては、メツシ
ュ編地や不織布が使用され、乳房から漏出した乳液はこ
の裏地を通って吸収材に吸収されるようになっている。
収用パッドとしては実開昭62−88708号公報ある
いは実公昭63−21522号公報に見られるように、
防水性またははっ水性の表地と液通過性の裏地との間に
吸収材を配してなる複層の成形品が汎用されている。そ
してこれらのパッドの液通過性の裏地としては、メツシ
ュ編地や不織布が使用され、乳房から漏出した乳液はこ
の裏地を通って吸収材に吸収されるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが裏地がメツシュ編地のパッドの場合においては
、肌ざわりと吸収材への透過性がよいという利点を有し
ているが、多量の乳液が吸収されると裏地側へ液戻り現
象が生じて不快感を招くとという事態が生じる。また裏
地が不織布の場合においては、着用時のソフト感と軽量
感の点において優れているが乳液を吸収すると裏地に湿
り感が生じ、いわゆるドライ性に欠けるという難点があ
る。
、肌ざわりと吸収材への透過性がよいという利点を有し
ているが、多量の乳液が吸収されると裏地側へ液戻り現
象が生じて不快感を招くとという事態が生じる。また裏
地が不織布の場合においては、着用時のソフト感と軽量
感の点において優れているが乳液を吸収すると裏地に湿
り感が生じ、いわゆるドライ性に欠けるという難点があ
る。
これらの不都合は例えば実開昭60−102206号公
報に見られるようにパッドの下部に袋部を設けることに
よっである程度改善することができる。しかしなからか
かるパッドは製作手間を要してコスト高となり、使い捨
てタイプとしては好ましいものではない。
報に見られるようにパッドの下部に袋部を設けることに
よっである程度改善することができる。しかしなからか
かるパッドは製作手間を要してコスト高となり、使い捨
てタイプとしては好ましいものではない。
本発明の目的は乳液吸収後の液戻り量が少ない上に吸収
性芯材側への液の導入性と表面のドライ性に優れ、しか
も極めて安価に製作でき、使い捨て用として好適な全乳
吸収パッドを提供することにある。
性芯材側への液の導入性と表面のドライ性に優れ、しか
も極めて安価に製作でき、使い捨て用として好適な全乳
吸収パッドを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明は、液不透過性の防漏
外面材と液透過性の内面材との間に液吸収材が配されて
なる全乳吸収パッドおいて、該内面材を熱接着性フィル
ムと熱可塑性繊維の薄い不織布とが熱接着された複合シ
ートで構成し、該内面材の該フィルム面に多数の細孔を
穿設するとともに該細孔の穿設時に該細孔部がら押し出
された細片をフィルム面から陥没せしめて該不織布上に
圧着し、かくして該細孔の内周縁と該細片の外周縁との
間に環状の隙間を形成し、乳液がこの隙間から不織布を
通って吸収材に吸収されるようになしている。
外面材と液透過性の内面材との間に液吸収材が配されて
なる全乳吸収パッドおいて、該内面材を熱接着性フィル
ムと熱可塑性繊維の薄い不織布とが熱接着された複合シ
ートで構成し、該内面材の該フィルム面に多数の細孔を
穿設するとともに該細孔の穿設時に該細孔部がら押し出
された細片をフィルム面から陥没せしめて該不織布上に
圧着し、かくして該細孔の内周縁と該細片の外周縁との
間に環状の隙間を形成し、乳液がこの隙間から不織布を
通って吸収材に吸収されるようになしている。
上記内面材となる熱接着性フィルムとしては各種の合成
樹脂フィルムが適用できるが、風合いの面からみて比較
的低融点のポリエチレンフィルムが適している。そして
その厚さは3〜50μm、好ましくは20〜40μmが
適当であって、細孔による開口率は20%以上である。
樹脂フィルムが適用できるが、風合いの面からみて比較
的低融点のポリエチレンフィルムが適している。そして
その厚さは3〜50μm、好ましくは20〜40μmが
適当であって、細孔による開口率は20%以上である。
該フィルムのJFEさが3μmより薄くなると熱収縮が
大きくなり、また50μmを越えると所望の細孔が得難
く風合いが固くなり肌されりが悪くなる。
大きくなり、また50μmを越えると所望の細孔が得難
く風合いが固くなり肌されりが悪くなる。
上記フィルムに裏張りされる熱可塑性の繊維不織布とし
ては、表面の少なくとも1部が上記フィルムと同質の合
成繊維からなるものがよく、フィルムがポリエチレンの
場合においては、鞘成分がポリエチレン、芯成分がポリ
プロピレンあるいはポリエステルの複合繊維のウェブを
熱加工して得られる目付8〜50g/m”、比容積が2
0〜60cm37gの薄い不織布、殊に目付16〜30
g/ra2の不織布が好適である。不織布の目付が8g
/ff+2より小さいと細孔の内周縁と細片の外周縁と
の間に所望の環状隙間が得られず、50g/m2より大
きいと表面材としての嵩張ったものとなる。また比容積
が20cm3より小さくなると体液透過速度が遅くなり
60cm3を越えると嵩高な表面材となる。上記したフ
ィルムと不織布とからなる複合シートに多数の細孔を穿
設する方法としては、円錐台形、角錐台形、あるいは円
柱形、角柱形等の頂面を有する多数の小突起を周面に備
えた穿孔ローラと平滑ローラとからなる1対のローラ間
に上記複合シートを通過させ、フィルム面側からエンボ
ス加工をするごとく穿孔ローラの小突起をフィルムに貫
通させる方法が望ましく、その際穿孔ローラをフィルム
の融点前後の温度に加熱しておけば、穿孔時において小
突起の頂面部に押し出された細片がフィルム面から陥没
した状態で不織布に接着され、フィルム面にあけられた
各細孔の内周縁と、陥没して不織布に接着された各細片
の外周縁との間に環状の隙間が形成された孔構造となす
ことができる。この細孔の分布審度(数)や直径および
隙間面積は特定を要するものではないか、素孔パッド用
としてはフィルム面に穿設されている1つの細孔の開口
大きさは0.5〜37、開口率は20〜60%、細片の
陥没深さは0.6〜1.2部mがよい。また細孔の開口
大きさと細片の大きさとの比は1:0.4〜1:1が望
ましく、細孔の直径が約1,6關、細片の直径が約1
m+n、陥没深さが約1 mmの場合においては、該細
孔の内周縁と該細片の外周縁との間の隙間面積は計算上
約4.1−となるが、実際はこれよりも若干小さくなる
。開口率が20%以下であり陥没深さが06間未満とな
るような全隙間面積の小さい場合には吸収芯材への乳液
の通過が不円滑となり、開口率が60%以上、陥没深さ
が1.2ml+より大きい場合には全隙間面積が過大と
なり、使用後の液戻りが多くなる。
ては、表面の少なくとも1部が上記フィルムと同質の合
成繊維からなるものがよく、フィルムがポリエチレンの
場合においては、鞘成分がポリエチレン、芯成分がポリ
プロピレンあるいはポリエステルの複合繊維のウェブを
熱加工して得られる目付8〜50g/m”、比容積が2
0〜60cm37gの薄い不織布、殊に目付16〜30
g/ra2の不織布が好適である。不織布の目付が8g
/ff+2より小さいと細孔の内周縁と細片の外周縁と
の間に所望の環状隙間が得られず、50g/m2より大
きいと表面材としての嵩張ったものとなる。また比容積
が20cm3より小さくなると体液透過速度が遅くなり
60cm3を越えると嵩高な表面材となる。上記したフ
ィルムと不織布とからなる複合シートに多数の細孔を穿
設する方法としては、円錐台形、角錐台形、あるいは円
柱形、角柱形等の頂面を有する多数の小突起を周面に備
えた穿孔ローラと平滑ローラとからなる1対のローラ間
に上記複合シートを通過させ、フィルム面側からエンボ
ス加工をするごとく穿孔ローラの小突起をフィルムに貫
通させる方法が望ましく、その際穿孔ローラをフィルム
の融点前後の温度に加熱しておけば、穿孔時において小
突起の頂面部に押し出された細片がフィルム面から陥没
した状態で不織布に接着され、フィルム面にあけられた
各細孔の内周縁と、陥没して不織布に接着された各細片
の外周縁との間に環状の隙間が形成された孔構造となす
ことができる。この細孔の分布審度(数)や直径および
隙間面積は特定を要するものではないか、素孔パッド用
としてはフィルム面に穿設されている1つの細孔の開口
大きさは0.5〜37、開口率は20〜60%、細片の
陥没深さは0.6〜1.2部mがよい。また細孔の開口
大きさと細片の大きさとの比は1:0.4〜1:1が望
ましく、細孔の直径が約1,6關、細片の直径が約1
m+n、陥没深さが約1 mmの場合においては、該細
孔の内周縁と該細片の外周縁との間の隙間面積は計算上
約4.1−となるが、実際はこれよりも若干小さくなる
。開口率が20%以下であり陥没深さが06間未満とな
るような全隙間面積の小さい場合には吸収芯材への乳液
の通過が不円滑となり、開口率が60%以上、陥没深さ
が1.2ml+より大きい場合には全隙間面積が過大と
なり、使用後の液戻りが多くなる。
なお外面材には上記内面材と熱接着可能なフィルムまた
は防水紙か適用され、また吸収材として(ま綿状パルプ
、吸収性ポリマーシート、吸水性高分子粉末の混合物等
を使用するとよい。
は防水紙か適用され、また吸収材として(ま綿状パルプ
、吸収性ポリマーシート、吸水性高分子粉末の混合物等
を使用するとよい。
(作用)
内面材の表面をなしている多孔質フィルムは細孔を通し
て吸収性芯材への府の流通を許容し、このフィルムに接
着された不織布は吸収性芯材への液の移動を促進してフ
ィルム面上の液残りをなくし、使用時に肌に当接するフ
ィルム面の湿り感をなくする。そして陥没している細片
は吸収芯材側からの1部Mの逆戻りを防止する。
て吸収性芯材への府の流通を許容し、このフィルムに接
着された不織布は吸収性芯材への液の移動を促進してフ
ィルム面上の液残りをなくし、使用時に肌に当接するフ
ィルム面の湿り感をなくする。そして陥没している細片
は吸収芯材側からの1部Mの逆戻りを防止する。
(実施例)
L′↓下図面にもとついて本発明の一実施例を説明する
と、第1図および第2図は全乳パッドの部分断面側面図
および正面図、第2図は断面拡大図であって、(1)は
防漏外面材、(2)は内面材、〈3〉は吸収材そして(
4)は全乳パッドを示し、該吸収材(3)を該外面材(
1)と該内面材(2)との間に挟み、周縁をヒートシー
ルしながら椀状に成形してパッド(4)となしている。
と、第1図および第2図は全乳パッドの部分断面側面図
および正面図、第2図は断面拡大図であって、(1)は
防漏外面材、(2)は内面材、〈3〉は吸収材そして(
4)は全乳パッドを示し、該吸収材(3)を該外面材(
1)と該内面材(2)との間に挟み、周縁をヒートシー
ルしながら椀状に成形してパッド(4)となしている。
外面材(1)には厚さ35μmのポリエチレンフィルム
が用いられ、吸収材(3)としては綿状パルプと吸収性
高分子粉末との混合物が使用されている。
が用いられ、吸収材(3)としては綿状パルプと吸収性
高分子粉末との混合物が使用されている。
内面材(2)は第4図および第5図に示しているように
熱接着性フィルム(5)と熱可塑性繊維の薄い不織布(
6)が接着されてなる。
熱接着性フィルム(5)と熱可塑性繊維の薄い不織布(
6)が接着されてなる。
本実施例における熱接着性フィルム(5)には厚さ20
μmの中密度ポリエチレンフィルム(密度0.9g/c
ボ)(融点125℃)が用いられ、また熱可塑性繊維の
不織布(6)としては鞘成分が高密度ポリエチレン、芯
成分がポリエステルの複合繊維[大和紡績株式会社、N
BF S H3Dx 51mm ]のカカードウニを熱
風加工し、鞘成分の溶融によって繊維間が接合された目
付約30g/+n2の親水性付与処理がなされた薄い不
織布(見掛けの厚さ約0.8+nm)が用いられている
。そして上記熱接着性フィルム(5〉と上記繊維不織布
(6)とは熱接着され、フィルム(5)の面には直径1
.8開の多数の細孔(7)が規則的に分布して穿設され
、この多数の細孔(7)の占める開口率は約40%(孔
密度20個/cm2)となっている。
μmの中密度ポリエチレンフィルム(密度0.9g/c
ボ)(融点125℃)が用いられ、また熱可塑性繊維の
不織布(6)としては鞘成分が高密度ポリエチレン、芯
成分がポリエステルの複合繊維[大和紡績株式会社、N
BF S H3Dx 51mm ]のカカードウニを熱
風加工し、鞘成分の溶融によって繊維間が接合された目
付約30g/+n2の親水性付与処理がなされた薄い不
織布(見掛けの厚さ約0.8+nm)が用いられている
。そして上記熱接着性フィルム(5〉と上記繊維不織布
(6)とは熱接着され、フィルム(5)の面には直径1
.8開の多数の細孔(7)が規則的に分布して穿設され
、この多数の細孔(7)の占める開口率は約40%(孔
密度20個/cm2)となっている。
またこの各細孔(7)の部分の繊維不織布(6)にはフ
ィルム(4)の面から約0.7+nm陥没した窪み(8
)が形成され、この窪み(8)の底面には穿孔時に該細
孔部から押し出された細片(9)が接着されていて、該
細片(9)の外周縁と該細孔(7)の内周縁とのl?1
には、フィルム(5)が破断されて該フィルム(5)の
面から不織布(6)に乳液の進入を許容する環状の隙間
(lO)か形成された構造となっている。
ィルム(4)の面から約0.7+nm陥没した窪み(8
)が形成され、この窪み(8)の底面には穿孔時に該細
孔部から押し出された細片(9)が接着されていて、該
細片(9)の外周縁と該細孔(7)の内周縁とのl?1
には、フィルム(5)が破断されて該フィルム(5)の
面から不織布(6)に乳液の進入を許容する環状の隙間
(lO)か形成された構造となっている。
上記した構造の表面孔あき内面材(2)は、例えは第6
図及び第7図に略示しているように、外周面に円錐角形
の多数の小突起(11)(11)を備えた穿孔ローラ(
12)と表面平滑なローラ(13)とを僅かな間隙(接
触しない程度)を保持して上下に配してなる装置を用い
、該穿孔ローラ(12)を130〜135℃そして該平
滑なローラ(12)を90〜95℃に加熱し、3全装置
カ一方から上記熱接着性フィルム(5)と上記熱接着性
不織布(6)とを上下に重ね合わせなか゛、−:r、
t[J方向に回転している両ローラ(12)(13)間
を通過させることによって得ることができる。即ち加熱
された上記ローラ(12)(13)間に熱接着性フィル
ム(5)と熱接着性不織布(6)とを重ね合わせながら
供給すると、フィルム(5)は穿孔ローラ(12)の熟
の影響により軟化し、該穿孔ローラ(12)の突起(1
1)が軟化したフィルム(5)を溶断するごとく貫通し
て穿孔するとともに、各小突起(11)の頂面(IIA
)が穿孔部から離れた円形細片〈9)を不織布(6)内
に向かって押し込んで不織布(6)の下面側に向かって
圧着し、該細片(9)を不織布(6)に熱接着させるこ
とによって製造することができる。
図及び第7図に略示しているように、外周面に円錐角形
の多数の小突起(11)(11)を備えた穿孔ローラ(
12)と表面平滑なローラ(13)とを僅かな間隙(接
触しない程度)を保持して上下に配してなる装置を用い
、該穿孔ローラ(12)を130〜135℃そして該平
滑なローラ(12)を90〜95℃に加熱し、3全装置
カ一方から上記熱接着性フィルム(5)と上記熱接着性
不織布(6)とを上下に重ね合わせなか゛、−:r、
t[J方向に回転している両ローラ(12)(13)間
を通過させることによって得ることができる。即ち加熱
された上記ローラ(12)(13)間に熱接着性フィル
ム(5)と熱接着性不織布(6)とを重ね合わせながら
供給すると、フィルム(5)は穿孔ローラ(12)の熟
の影響により軟化し、該穿孔ローラ(12)の突起(1
1)が軟化したフィルム(5)を溶断するごとく貫通し
て穿孔するとともに、各小突起(11)の頂面(IIA
)が穿孔部から離れた円形細片〈9)を不織布(6)内
に向かって押し込んで不織布(6)の下面側に向かって
圧着し、該細片(9)を不織布(6)に熱接着させるこ
とによって製造することができる。
勿論上記穿孔ローラ(12)と平滑ローラ(13〉に代
えて多数の小突起を備えた加熱穿孔板をテーブル上に向
かって上下動させるというパンチング方式によっても製
造することができる。
えて多数の小突起を備えた加熱穿孔板をテーブル上に向
かって上下動させるというパンチング方式によっても製
造することができる。
上記のように加熱された穿孔ローラ(12)または穿孔
プレートを用いて熱可塑性の熱接着性フィルム(5)を
穿孔した場合穿孔時の細片(9)の押し出し時に、穿孔
部の内周が小突起(11)の側面に接してフィルム(5
)の1部が軟化または溶融し、第8図に示したようにそ
の軟化または溶融により1部のフィルムが延伸されて糸
状体(14〉となり、細孔(7)の内周縁と細片(9)
の外周縁との間に連なって残存する場合もある。しかし
ながらこの糸状体(14)は僅かであり上記した環状の
隙間に大きな影響を与えるものではない。
プレートを用いて熱可塑性の熱接着性フィルム(5)を
穿孔した場合穿孔時の細片(9)の押し出し時に、穿孔
部の内周が小突起(11)の側面に接してフィルム(5
)の1部が軟化または溶融し、第8図に示したようにそ
の軟化または溶融により1部のフィルムが延伸されて糸
状体(14〉となり、細孔(7)の内周縁と細片(9)
の外周縁との間に連なって残存する場合もある。しかし
ながらこの糸状体(14)は僅かであり上記した環状の
隙間に大きな影響を与えるものではない。
上記した細片(9)の形状は、全乳パッドにおいては、
第9図に示しているように細孔(7)に向かって中膜れ
した形状か好ましく、細片(9)上への液の滞留を防止
することができる。このような中膜れした細片(9)は
m面が中窪みした穿孔用小突起を用いることによって(
()ることかできる。
第9図に示しているように細孔(7)に向かって中膜れ
した形状か好ましく、細片(9)上への液の滞留を防止
することができる。このような中膜れした細片(9)は
m面が中窪みした穿孔用小突起を用いることによって(
()ることかできる。
また、高さ方向の直径がほぼ等しい円柱状の穿孔用小突
起を用いると、第10図に示したごとく細孔(7〉の開
口部とほぼ同し大きさの細片(9〉が不織布く6〉に接
着され、乳液の透過性および吸収材(3)からの乳液の
戻り防止性か向上する。
起を用いると、第10図に示したごとく細孔(7〉の開
口部とほぼ同し大きさの細片(9〉が不織布く6〉に接
着され、乳液の透過性および吸収材(3)からの乳液の
戻り防止性か向上する。
(発明の効宅)
このように本発明による余YL吸収パッドは、液不透過
性の防漏外面材(1)と液透過性の内面材(2)との間
に吸収材(3)が配されてなる全乳吸収パッドおいて、
該内面材(2)が熱接着性フィルム(5)と熱可塑性繊
維の薄い不織布(6)とが熱接着されて構成され、該内
面材(2)の該フィルム(5)の面には多数の細孔(7
)が穿設されて該細孔(7)の穿設時に該細孔部から押
し出された細片(9)がフィルム面より陥没して該不織
布(6〉に圧着され、該細孔(7)の内周縁と該細片(
9〉の外周縁との間に環状の隙間(10)が形成されて
いるから、この余″IL吸収パッドを着用すると、フィ
ルム(5)の面側に漏出した乳液は多数の細孔(7)か
ら環状の隙間り10)を通り不織布(6)を経て吸収性
芯材に円滑に流入して吸収され、フィルム表面の液残り
か殆どなくなり、また各細孔(7)の窪み(8)の底面
にはフィルムから離れた細片(9)か存在しているから
フィルム側即ち肌側への液戻りか防止され、着用中にお
ける不快な湿り感をなくすることができる。
性の防漏外面材(1)と液透過性の内面材(2)との間
に吸収材(3)が配されてなる全乳吸収パッドおいて、
該内面材(2)が熱接着性フィルム(5)と熱可塑性繊
維の薄い不織布(6)とが熱接着されて構成され、該内
面材(2)の該フィルム(5)の面には多数の細孔(7
)が穿設されて該細孔(7)の穿設時に該細孔部から押
し出された細片(9)がフィルム面より陥没して該不織
布(6〉に圧着され、該細孔(7)の内周縁と該細片(
9〉の外周縁との間に環状の隙間(10)が形成されて
いるから、この余″IL吸収パッドを着用すると、フィ
ルム(5)の面側に漏出した乳液は多数の細孔(7)か
ら環状の隙間り10)を通り不織布(6)を経て吸収性
芯材に円滑に流入して吸収され、フィルム表面の液残り
か殆どなくなり、また各細孔(7)の窪み(8)の底面
にはフィルムから離れた細片(9)か存在しているから
フィルム側即ち肌側への液戻りか防止され、着用中にお
ける不快な湿り感をなくすることができる。
図面は本発明の実施例を示しているものであって、第1
図および第2図は余YLパットの部分断面側面図および
正面図、第3図は断面拡大図、第4’E2J !3よび
第5図は内面材の断面拡大図および部分平面図、第6図
は内面材の製造方法の概略図、第7図は第6図0要部の
拡大図、第8図、第9図および第10図は穿孔部の他の
襲様を示したそれぞれ断面拡大図である。 1 外面材 2・内面材芯材3・吸収材
4:全乳パッド5・熱接着性フィルム 6:不
織布 7、#I几 8・窪み 9、細片 10:環状隙間 第1 図 第2E 持許呂願人 ダイワポウ クリエイト株式会社 第く図 第8図 第2図 第 図 第7図
図および第2図は余YLパットの部分断面側面図および
正面図、第3図は断面拡大図、第4’E2J !3よび
第5図は内面材の断面拡大図および部分平面図、第6図
は内面材の製造方法の概略図、第7図は第6図0要部の
拡大図、第8図、第9図および第10図は穿孔部の他の
襲様を示したそれぞれ断面拡大図である。 1 外面材 2・内面材芯材3・吸収材
4:全乳パッド5・熱接着性フィルム 6:不
織布 7、#I几 8・窪み 9、細片 10:環状隙間 第1 図 第2E 持許呂願人 ダイワポウ クリエイト株式会社 第く図 第8図 第2図 第 図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)液不透過性の防漏外面材と液透過性の内面材との間
に液吸収材が配されてなる余乳吸収パッドにおいて、該
内面材が熱接着性フィルムと熱可塑性繊維の薄い不織布
とが熱接着されて構成され、該内面材の該フィルム面に
は多数の細孔が穿設されて該細孔の穿設時に該細孔部か
ら押し出された細片がフィルム面から陥没して該不織布
に圧着され、該細孔の内周縁と該細片の外周縁との間に
環状の隙間が形成されていることを特徴とする余乳吸収
パッド。 2)内面材の熱接着性フィルムの厚さが3〜50μmで
ある請求項第1項記載の余乳吸収パッド。 3)内面材の熱可塑性繊維不織布が目付8〜50g/m
^2、比容積20〜60cm^3/gである請求項1記
載の余乳吸収パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33933589A JPH03199401A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 余乳吸収パッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33933589A JPH03199401A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 余乳吸収パッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03199401A true JPH03199401A (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=18326479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33933589A Pending JPH03199401A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 余乳吸収パッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03199401A (ja) |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP33933589A patent/JPH03199401A/ja active Pending
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