JPH03198802A - 締結装置の製造方法およびその製造方法により作られた締結装置 - Google Patents

締結装置の製造方法およびその製造方法により作られた締結装置

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JPH03198802A
JPH03198802A JP2021897A JP2189790A JPH03198802A JP H03198802 A JPH03198802 A JP H03198802A JP 2021897 A JP2021897 A JP 2021897A JP 2189790 A JP2189790 A JP 2189790A JP H03198802 A JPH03198802 A JP H03198802A
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angle
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shaft
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は再固定可能な機械的固定装置に係り、特に不定
形突起を備えた固定装置と、この固定装置の製造方法に
関する。
(従来の技術) 再固定可能な機械的固定装置として、2つの部材からな
り、一方の部材に設けた突起を他方の部材に設けた受け
而に係合するようにしたものは公知である。この場合固
定装置の一方の部材の突起の突部が他方の部材の受け面
に貫通して受け面に設けた繊維またはストランドに係合
する。このような機械的係合および物理的閉塞は、分離
する力が固定装置のはぎ取り強度または破断強度を越え
るまで、固定装置の突部が受け面から外れないようにし
ている。
現在まで再固定可能な機械的固定方式には、それぞれが
2つの突起を形成した複数のフィラメントを必要とする
第1の方法と、突起を成形加工する第2の方法とがある
第1の方法の開示技術としては、アメリカ特許第271
7432号、アメリカ特許第3943981号、アメリ
カ特許第4216257号、アメリカ特許第44541
8.3号、およびアメリカ特許第4463486号があ
る。これらの開示技術は、モノフィラメントの端部を加
熱処理するものである。また第1の方法によって作られ
た固定装置に関連する技術としては、アメリカ特許第4
307493号やアメリカ特許第4330907号があ
る。
第2の方法の開示技術としては、アメリカ特許第314
7528号、アメリカ特許第3594863号およびア
メリカ特許第3594865号がある。
上記アメリカ特許に開示された技術手段の固定装置の突
起のステムは全体に一定の断面形状となっている。アメ
リカ特許第3708833号に開示されている固定装置
の突起は基端から先端まで先細り形状となり基端面に対
して直交する方向に延びている。
ヨーロッパ特許第276970号に開示されている固定
装置の突起のステムは、全体に一定の断面形状となって
おりかつ基部面に対して30度から90度の範囲の傾斜
角度である。
これら公知技術には不定形突起を形成する製造方法が開
示されていない。またこれら公知技術には突起が基面に
対して直交しない機械的固定装置の構造についても開示
されていない。
本発明の目的は、グラビヤいんさつに似た製造方法によ
り作られる不定形機械的固定装置を提供することにある
また本発明の他の目的は、突起が基面に対して直交しな
い固定装置を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の固定装置は、基部と、基端部を基部に結合した
軸部を有する少なくとも1つの突起と、上記軸部に結合
され軸部の外周面を越えて横方向に突き出る係合装置と
を有し、軸部の前縁角度は基部の面と直交する方向では
なくかつ後縁角度と異なる角度であることを特徴とする
上記固定装置において、突起の基端部は基部および軸部
に結合され、基部から連続して軸部の周面を越えて横方
向に突き出る。軸部は基部の面に対して直交する方法で
ない方向に向いている。また軸部は傾斜した前縁と傾斜
した後縁とを有し、前縁角度と後縁角度は軸部の前縁部
と後縁部か平行にならないように異なる角度になってい
る。
本発明の固定装置の製造方法は、熱に反応する材料およ
び基部を設け、上記熱に反応する材料を粘度を減らすよ
うに少なくとも溶融点に加熱し、上記基部を第1の方向
に移送し、この移送する基部の上に溶融された材料の所
定量を置き、この基部の上に置いた溶融材料を基部の面
と平行な方向に引き延ばし、この引き延ばされた溶融材
料を端部および係合装置を形成するように切断すること
を特徴とする。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面につき説明する。
第1図および第2図において符号20は固定装置を示し
、この固定装置20は少なくとも1つの突起22を有し
ている。突起22は好ましくは列をなし、第1図に示す
予め定めた模様を呈するように基部24に結合されてい
る。突起22は基端部26、軸部28および係合装置3
0とから形成されている。突起22の基端部26は基部
24に接しかつ接着され、軸部28の基部側を支持して
いる。軸部28は突起22の基端部26および基部24
から外方に突き出ている。この軸部の先端部に係合装置
30が結合されている。係合装置30は軸部28から横
方向で一方向または二方向に半径方向外方に突き出てい
る。この係合装置30はフック状の歯部であってもよい
。ここで横方向とは突起の基部24の面にほぼ平行な面
である。軸部28の外面から横方向に延びる係合装置3
0の突出部は、係合装置30を対応する図示しない受け
面るに固定する。この係合装置30は好ましくは突起2
2の先端部に連続して形成されている。係合装置30を
突起22の基端部26と軸部28の先端部の間に設けて
もよい。
上記突起22の列は、不定形突起を作る方法を含む適当
な方法により作られる。ここで不定形突起とはソリッド
形または定形に成形型または押出し型から取り出されな
い構造のものである。突起22は、溶融状態、好ましく
は液体で不連続な基部24の上に配置され、固形になる
まで冷却好ましくは凍結することで所望の形状に成形さ
れる。
不定形突起220列は、好ましくはグラビヤ印刷として
知られる方法に類似した方法の製造方法によって形成さ
れる。この製造方法を用いることによって、第4図に示
すように両面を有する基部24がプリントロール72と
バックロール74からなる2つの円筒ロールのニップ7
0の間を通される。プリントロール72とバックロール
74は、その中心軸線が平行でかつ基部24がニップ7
0の間を通る際に、基部24と接触する関係を保つよう
に位置される。2つの円筒ロールの内の一方のロール、
すなわちプリントロール72は、盲空問いわゆるセル7
6の列を有している。このセル76の列は基部24に形
成される突起の所望配置に対応している。他方のロール
、すなわちバックロール74は、プリントロール72に
対する反動部を形成し、基部24がニップ70を通り抜
ける際の基部24のプリントロール72に対する位置決
めをしている。好ましくは熱可塑性の材料の熱に影響さ
れる液体材料が熱源80からプリントロール72に供給
され、突起22が形成される。すなわち熱に影響される
液体材料がプリントロール72のセル76に導かれ、プ
リントロール72のセル76が基部24に接触した際に
、セル76内の液体材料がが基部24の上に所望模様を
呈するように配置される。
基部24とロール72.74との間の相対移動が続く間
は、突起22は基部24の面とほぼ平行な面に引き延ば
されて、軸部28と係合装置30を形成する。最後に突
起22の残りが切断装置78によって係合装置30から
取り除かれる。熱可塑性材料の粘弾性特性により、突起
22は重力の影響により引っ込み、かつ冷却する間に収
縮する。突起22が冷却、好ましくは凍結されて固体と
なると、係合装置30が軸部28に一体に形成される。
固定装置20は、補足関係のある受け面に固定される。
ここで受け面とは固定装置20の係合装置30が係合す
る面である。この受け面は繊維やストランドにより形成
される開口を有している。
この開口はその位置で弾性変形し、係合した係合装置3
0がみだりに外れることはない。弾性変形する開口は係
合装置30の受け面への導入を可能にする。受け面の開
口(変形材料)の間に位置するストランド(非変形材料
)は、使用者によって引き剥がす強度または剪断強度を
越える力が固定装置20に加えられるまで、固定装置2
0が受け面から外れないようにしている。この受け面は
平面でも曲面であってもよい。
繊維またはストランドを有する受け面は、繊維、または
ストランドの間の開口が少なくとも1つの係合装置30
を受け面の面に貫入するならば、相補体と称する。また
ストランドは係合装置30によって係合する寸法である
。局部的に変形する受け面が、少なくとも1つの係合装
置30を受け面の面に止めるならば相補体と称する。係
合装置30は、固定装置20を受け面から取り外す際の
抵抗体である。
適当な受け面は、網状発泡体、編地、不織布、スティッ
チ結合したループ材料を含む。
上記固定装置20は、第2図に示すように基部24の強
度を固定装置20の個々の突起22の間で裂けたり分離
したりしない程度の強度としている。固定装置20は使
用者が望む製品に結合される。ここで結合とは第1部材
を第2部材に直接ないし間接に添付または連結すること
を意味している。間接の場合には、中間部材が介在し、
製品の寿命を長くする。基部24は突起22が結合され
る面である。
上記基部24は、通常の製造方法で用いられているよう
に巻き取られている。基部の柔軟性により所望形状に曲
げられる。またこの基部24は配置された液状突起22
の熱に耐えかつ突起を凍結するまでの条件にも影響を受
けない。基部24の幅は使用に応じているいろである。
基部24は編地、織地、不織布、ゴム、ビニール、フィ
ルムを含む。フィルムとしては特にポリオレフィンフィ
ルムおよび好ましくはクラフト紙である。ホワイトクラ
フト紙では平方メートルで80グラムのものが適当であ
る。
突起22の基端部26は、突起22のほぼ平面の部分で
あり、基部24に取り付けられ、突起22の軸部28の
基端に連続する。ここで基端部26とは、基部24に直
接接触しかつ突起22の軸部28を支持する突起22の
部分である。基端部26と軸部28の境界は明確ではな
い。軸部28が基端部26から分離せず、使用中に基端
部26が基部24から分離しないことが重要である。
基端部26の断面形状は構造的に完全なものであり、こ
の部分では固定装置20の所望引き剥がし強度および引
き裂き強度に耐える。固定装置20の所望引き剥がし強
度および引き裂き強度は、突起模様の密度、突起の軸部
長さおよび基部への接着強度に基づくものである。突起
22の軸部28の長さが長いと、基端部26の断面形状
は、基部への接着強度および構造的な完全を確保するた
めに、大きくされる。
基端部26の基部24への足跡形状は重要ではな(、ど
の方向にも大きな構造的強度を保つものであればよい。
ここで足跡形状とは基端部26の基部24への平面接触
区域の意味である。足跡形状の縦横比は、突起が足跡形
の短い側に平行な力を受けた時に不安定にならないもの
であれば、太き(ないほうがよい。足跡形が丸いもので
あれば、1足跡形状の縦横比は、1.5/1.0が好ま
しい。
好ましい実施例では、基端部26の基部24への足跡形
状は円形であり、その直径は0.76ミリから1.27
ミリである。固定装置20の特定な方向に対する引き剥
がし強度を大きくするには、基端部26のその方向に対
する断面形状を大きくする。これにより軸線に直交する
方向の構造的強度が増大する。この変形例では基端部2
6を大きくした方向に引っ張る時の突起の強度が強くな
る。
軸部28は基端部26に連なり、基端部26および基部
24から外方向に突き出ている。ここで軸部28とは基
端部26と係合装置30の間に位置する突起22の部分
である。軸部28には基部24から長手方向に離れて係
合装置30が設けられている。ここで長手方向とは基部
24から離れる方向のベクトル成分であり、この長手方
向は突起22の基端部26で基部24の面に対して直交
する方向に延びている。他の方向は基部24の面の方向
である。
各突起22の軸部28と基端部26の基点は36である
。軸部28の基点36は基端部26の中心を通る点であ
る。この点は基端部26の足跡形内にある。この基点3
6は突起22の側面図で分かる。突起22の側面とは基
部24の面に平行な軸部28に半径方向である。固定装
置20を作る場合に、基点36を決める時には、突起2
2はニップ間を通る基部24に対して機械端部を横切る
方向に見られる。
基端部26の足跡形の離れた縁部間の横方向距離は、側
面図では中間位置で曲げら2等分されている。基端部2
6の足跡形を2等分する時、小さい不連続は無視する。
この点は軸部28の基点36である。
軸部28は基部24の面に対して角度αをなしている。
ここで基部の面とは基部の突起22の基端部26での平
面である。
上記角度αは次のようにして決められる。
まず突起22の側面図を作図し、基端部26の中点から
基部24に平行に最大横方向突部までの距離38を測る
。最大横方向突部は突起22の横方向に最も離れた点で
あり、突起はこの点で基部24の面の方向すなわち下方
に直角に曲げられている。
最大横方向突部までの距離38は、基点36から軸部の
外周または係合装置30までの距離であり、側面図での
横方向突部の最大値は突起22の外形による。また固定
装置20を上記方法により作った場合には、最大横方向
突部38は機械方向を向いている。したがって突起の外
形は機械方向を横切る方向にある。突起の外形の1つを
第2図に示す。第3図に示す他の変形例では、最大横方
向突部38は第2図で示すものと180度位置をずらし
ている。
第2図で示す想像切断線40は基部24の面に平行であ
り、基部24の面から突起22の最大垂線距離の点で、
突起22の外周に接している。この位置は突起22の最
大高さ位置に対応している。
想像切断線40は最大高さ位置から1/4の位置にある
。したがって想像切断線40は突起22を基部24の面
から高さ方向に3/4の位置で区切っている。
上記想像切断線40は、突起22の3つの点を決めるた
めに用いられている。第1の点は突起の前縁42の75
%の点44を区切っている。ここで前縁とは軸部28の
周面の先端すなわち基部24の面からから離れる長手方
向の面である。第2の点は突起の後縁46の75%の点
48を区切っている。ここで後縁とは軸部28の周面の
後端すなわち基部24の面から、から離れる長手方向の
面でかつ前縁42と対向する位置である。上記想像切断
線40は、2つの点44.48を直線で結び、これら2
つの点44.48の間を三等分する位置すなわち中点を
47で示す。想像切断線40の中点47と基点36を結
ぶ直線と基部24の面との間の角度が軸部28の角度α
である。
一方基部24の面との間の軸部28の角度αは、最大9
0度までのものである。したがってこの点47と基点3
6を結ぶ直線が軸部28のどちらの半径方向に延びる時
でも、基部24の面に対する最小角度は、基部24の面
に平行になり、突起22の垂線に対する直角の方向が軸
部28の角度αである。突起22が機械方向またはこの
機械方向と直交する方向にある時に、軸部28の角度α
は約90度である。しかしながら測定した角度αは突起
22の垂線の最も離れてかたよる角度である。したがっ
て角度αは機械方向と直交する方向により決められる。
軸部28の角度αは、基部24の面に直交する方向であ
り、また好ましくは基部24の面に対して鋭角であり、
特定の方向すなわち最大長手方向突部38に平行な方向
に対する引き剥ぎ強度を強くする。しかしなから軸部2
8の角度αは、固定装置20の特定方向の切り裂き強度
を強くしたものを別にすれば、垂線から著しくは偏って
いない。
上記実施例では、軸部28の角度αは、45度から80
度の間で製造上では60度程度にすることが好ましい。
この軸部28の角度αが80度より小さければ、軸部2
8は基部24の面(横方向を除いて)に対して垂直の方
向を向かない。
上記想像切断線40は、基部24の面に対する前縁42
の角度および後縁46の角度を決定する。
これら角度を決定するために、75%前縁点44と75
%後”総点48が決められる。基端部26の前縁点50
を決めるには、基端部26を通り軸部28の前縁42と
交差する線を引く。この線の基端部26と交差する位置
が基端部前縁点50である。この基端部前縁点50を決
める上で、上記基端部26に近い軸部28の小さい不連
続部については考慮しない。75%前縁点44は基端部
前縁点50に直線で結ばれており、この直線は基部24
の面に対して基点36および軸部28の中心方向に角度
BLで傾斜している。この角度BLは前縁42の角度ま
たは前縁角度として示される。
基端部26の後縁端点52は、基端部26の前縁端点5
0に対して基端部26の中心線上のほぼ180度反度程
に配置され、さらに詳しくは下記のような位置に配置さ
れている。図示のように基端部26の下面を通る線は、
軸部28の後縁46交叉する。この交叉点がすなわち前
記基端部26の後面端点52である。上記のように、基
部24に接着される基端部26の近傍の軸部28の軽い
不連続部は、基端部26の後縁端点52の位置決めには
考慮されない。75%後縁端点48は基端部26の後縁
端点52と直線で結ばれる。この直線は基部24を含む
面を底辺として、原点36と軸部28の中心に向かって
開口する内角βTをなす。内角β、は、後縁46の角或
いは単に後縁角という。
前縁42と後縁46の内角β、とβ1は軸部28の側面
の平行度を決定する。もし前縁42と後縁46の内角β
LとβTとか互いに補角(二角の代数和が180度)で
ないときは、軸部28の両側面は平行とならない。もし
軸部28の両側面が互いに平行でないなら、角度βLと
βTをなす両直線(基端部26の前縁端点50と75%
前縁端点44とを結ぶ直線と後縁端点52と75%後縁
端点48とを結ぶ直線)は基部24を含む面の上方或い
は下方で互いに交叉する。前縁42と後縁46の角度β
LとβTとが等しくないときは、これらの角度をなす直
線は基部24の面の上方(基端部26より長手方向外側
)で交叉し、突起22は基端部26から末端の結合装置
30に向かって収束する。前縁42と後縁46の角度β
、とβ0とが同一のとき、すなわち同一の方向をさし、
互いに補角をなすときのみ軸部28の両側面が平行とな
る。
基部24に対して約45度±30度の前縁角れをなす前
縁42を有する軸部28が適当である。基部に対して約
65度±30度の後縁角8丁をなす後縁46が適当であ
る。軸部28はこれらの前縁42と後縁46の角度牡と
βアと、前記範囲の軸部の角度αとを有することにより
、基部24から好適に突出し、突起に過剰な材料を使用
せずに剪断と剥離させる力に対する高い強度とを有する
テーパー状の軸部28を形成する。
前記の角度はニューシャーシー・マウンテンレークのレ
イム・ハート社のn1角器、モデル100−00 11
5を用いて容易に形成される。もしより正確な角度を必
要とするなら、これらの角度は突起22の写真によって
、断面形状と原点36と断面40−40と前縁角β と
後縁角β、と基り 端部26の端点50.52と75%端点44゜48と軸
部28の角αとを適当に決定する技術に熟練した者によ
って決定されなければならない。
マサチューセッツ・ベツドフォードのアムレイ社の電子
スキャンニング・マイクロスコープ、モデル1700は
この目的のために好適であることが知られている。もし
必要なら、最大側方方向突出38或いは断面形状を決定
するのに数枚の写真を撮ってもよい。
軸部28は結合装置30が受け面のループ糸や繊維と係
合することができる高さに位置するように基端部26か
ら十分な距離立ち上がるように長手方向に突出しなけれ
ばならない。相対的に長い軸部28は、突起が受け面に
より深く進入でき、結合装置30がより多くのループ糸
や繊維と係合する利点を有する。反対に、相対的に短い
軸部28は、より強い突起22を得るが、それに対応し
て受け面により浅く進入するので、ループ糸や繊維がよ
り疎らなウールやループ糸や繊維が疎らにステッチされ
接着されている素材によって形成されている受け面には
不適である。
もし編地或いは織地による受け面が用いられるなら、基
部24から上端点の長手方向長さが約0.5mm(約0
.020インチ)以上の、好ましくは約0.7mu*(
約0.028インチ)の相対的に短い軸部28が適当で
ある。もしカリバスが約0.9mm(約0.035イン
チ)以上の高ロフト地による受け面が用いられる場合は
、軸方向長さが約1.2m+s(0,04フインチ)以
上の、好ましくは約2.0龍(約0.079インチ)の
相対的に長い軸部28がより適当である。軸部28の長
さか増えるにつれて剥離や剪断に対する強度はそれに応
じて減少するので、固定装置20の突起22の密度を剥
離や剪断に対する強度の減少を補うべく密にすることが
できる。
上記のように、軸部28の長手方向の長さは結合装置3
0の基部24からの長手方向の距離を決定する。ここで
長手方向の距離とは、基部24の面から結合装置30の
周縁部の最小垂直距離である。一定の形態の結合装置3
0においては、基部24からの長手方向の距離は軸部2
8の長平方向長さが増加するにつれて大きくなる。受け
面のループ糸や繊維の直径の最小2倍、好ましくは10
倍の前記長手方向の距離は、固定装置20の結合装置3
0によるループ糸や繊維との良好な係合を提供する。こ
こに述べる実施例においては、約0.2龍乃至0.8關
(約0.008インチ乃至0,03インチ)の長手方向
の距離を有する突起20が良好に結合する。
軸部28の断面形状は問題とならない。軸部28の断面
は、前述の基端部26の断面のパラメーターによって任
意のものとできる。ここで断面とは、軸部28或いは結
合装置30に直角な突起22の任意な部分の平面である
。前記のように軸部28は好ましくは、軸部28の末端
や結合装置30により近い部分或いは軸部28から側方
方向により離れている部分はより断面が減少するテーパ
ー状に形成される。この形態は、軸部28と結合装置3
0の断面二次モーメントの相対的な減少をもたらし、固
定装置20に分離させる力が働いたときに、突起22に
より線形的な応力を生じさせ、従って突起22に付加さ
れる余分な材料を減少させる。
突起22の広い寸法範囲にわたって望ましい形態を維持
するために、突起22を拡大縮小するための全体的に統
一された断面の比率を用いることができる。突起22の
全体のテーパーを制御する比率の一つは、基端部26の
断面積と突起22の最高部の断面積との比率である。こ
こで最高部とは軸部28或いは結合装置30の基部24
の面から最も長い垂直距離を有する点ことである。−殻
内には、基端部26の断面積と最高部の断面積との比率
が約4二1乃至9:1の突起22か適当である。
直径的0.76關乃至1.27mm(約0.030イン
チ乃至0.050インチ)の基端部26がら直径的0.
41mm乃至0.51m+*(約0.016インチ乃至
0.020インチ)の最高部へ上記のようにテーパーし
ている概略円形断面の軸部28がここに述べる実施例に
は適当であることが知られている。特に、最高部におい
て直径的0.46m+i(約0.018インチ)の概略
円形の断面は約0.17m1(0,0003平方インチ
)の面積を有する。基端部26において直径的1.Om
m(0,040インチ)の概略円形の断面は、約0゜8
1−(約0゜0013平方インチ)の面積を有する。こ
の例では基端部26の断面積と最高部の断面積の比率が
5=1であり、これは前記範囲内である。
結合装置30は軸部28に取り付けられ、さらに好まし
くは軸部28の末端に取り付けられている。結合装置3
0は周縁部が軸部28のそれに接して半径方向に突出し
て取り付けられ、軸部28の長手方向すなわち基部24
に対して接近或いは遠ざかる方向のベクトル成分を有す
る。ここで結合装置とは、軸部28の周縁部(周縁部の
軽い凹凸を除く)から側方方向へ突出する突起であって
、受け面から分離或いは取り除かれる力に抵抗する任意
の突起をいう。ここで周縁部とは突起22の外周面をい
う。ここで半径方向とは、概略基端部26の中心に位置
する原点36を通る基部24の垂線に対して接近或いは
遠ざかる方向をいう。
特に前記側方方向の突起は基部24に平行と垂直なベク
トル成分を有する。すなわち、結合装置30と軸部28
は長手方向および側方方向の双方の成分を有する。細部
28の末端部の終結が明白であるとか、或いは軸部28
と結合装置30の境界がまったく識別できないとかとい
うことは問題とはならない。必要なのは軸部28の周縁
部の長手方向の面が結合装置30のそれに接続され、結
合装置30が基部24に対して平行或いは垂直な部分を
有することである。
結合装置30は軸部28のそれより大きな側方方向の突
出38を有することができ、その逆も可能である。図示
のように、結合装置30は好ましくは全体としてアーチ
状であり、渦巻状の弧を有する形状とすることができる
。もし結合装置30が渦巻状の弧を有するなら、結合装
置30は基端部26近傍で基部24に長手方向に接近す
る部分を有する。この部分は、原点36に半径的に伸長
する必要はないが、軸部28に側方方向に伸長する。
固定装置20の突起22の結合装置30は、相対的に一
方向の剥離に対する強度のみを必要とするなら、同一方
向に側方方向に伸長するようにすることができ、等方向
性の剥離に対する強度を得るためにランダムな側方方向
に伸長するようにすることができる。結合装置30は軸
部28の一端から突出し、全体に凸なフック状の角部と
することができる。この結合装置30は、受け面に進入
し、その弧の内面54において受け面のループ糸や繊維
と係合する。この結合装置30とループ糸或いは繊維と
の係合は、固定装置20の剥離に対する強度と剪断に対
する強度が超過されないうちは、受け面から固定装置2
0が分離するのを防止する。結合装置30は側方方向に
あまり長く突出してはならない。前記のようにあまり長
く突出すると、結合装置30は受け面の繊維の輪に進入
できないからである。結合装置30の断面は受け面の繊
維の輪に進入できる寸法にするべきである。
結合装置30の断面積及び断面形状は、所定の密度で配
置された突起22の列を有する固定装置20が望ましい
剥離に対する強度と剪断に対する強度を有する限り、任
意のものであってよい。ここに述べる実施例においては
、フック状の角部を有する結合装置30の基端部26の
中心からもつとも離れている周縁部の距離である側方方
向の最大突出距離38が約0.79關乃至0.90m5
+(約0,03インチ乃至0.04インチ)であるのが
適当であった。
前述のように、突起22の列は特定の結合システム20
の所要の剥離または剪断に対する強度を得る限りは、任
意の密度と配置を有することができる。一般的に、前記
列の密度が高くなるにつれて、剥離または剪断に対する
強度も線形的に高くなる。個々の突起22は、結合装置
30の隣接する突起22か受け面のループ糸や繊維と係
合するのを妨げるほど近くに配置されてはならないOb
し突起22が近接しすぎるときは、受け面の目詰まりや
もつれが生じ、ループ糸や繊維の輪を閉塞してしまう。
反対に突起22は、固定装置20が適当な剥離または剪
断に対する強度を得るために、過大な基部24の面積を
必要とするほど離間して配置されてはならない。
突起22を列状に配置すれば、それぞれの突起22が隣
接する突起22と全体的に等間隔に配置されるという利
点を得る。上記の列は下記のように製造工程に対応して
、機械方向及びクロス機械方向に配列される。一般的に
言えば、固定装置20と受け面とを分離させる力が働い
た場合に固定装置20と受け面の全体に均一の応力を生
じさせるように、それぞれの機械方向とクロス機械方向
の突起22の列は隣接する列からそれぞれ等間隔に配列
される。
ここで使用されるピッチという語は、隣接する列どうし
の突起22の基端部26の中心間の距離をいう。典型的
には、前記両方向にピッチが約1.02龍乃至5.08
關(約0,04インチ乃至0.20インチ)の範囲内の
突起22の列を有する固定装置20が適当である、特に
ピッチが約2.0:3+m(約0.08インチ)である
場合が好ましい。クロス機械方向の列は、機械方向の列
の間隔の約1.5倍乃至2倍の間隔をおいて配置される
のが好ましい。
突起22は、1センチ吋隔の座標面に機械方向及びクロ
ス機械方向それぞれに1センチあたり約2列乃至10列
(1インチあたり約5列乃至25列)、好ましくは前記
両方向それぞれに1センチあたり約5列(1インチあた
り約13列)の突起22をマトリックス状に配置したと
考えることができる。この座標面によれば、基部24の
1センチ平方あたり約4個乃至100個(1インチ平方
あたり約25個乃至625個)の突起22が配置されて
いることとなる。
前記固定装置20の突起22は、固体であるときは安定
して形状を保持し、固定装置 20が分離する力を受けるときは破断が生じない程度の
脆性が大きくない熱感受性の材料によって形成されるこ
とができる。ここで熱感受性の材料とは、加熱されると
固相から液相へ徐々に変化する材料のことである。破断
するとは突起22が分離する力を受けるときに破壊され
或いは反力を生じ得なくなることをいう。望ましくは、
前記材料はASTMコードD−638の試験法による約
24.600.000kg/イ乃至31,600゜00
0)cg/rr? (35,000p s i乃至45
,000ps i)の弾性引張り係数を有する。
基部24に配置された後、突起22はプリントロール7
2および配置装置76から切断装置78によって切断さ
れる。この切断装置は突起22およびモイルを切断して
固定装置20の係合装置30とするものである。ここで
用いられる「モイルJ  (soil)という言葉は、
突起22から切断されるが、固定装置を形成しない部分
をいう。
切断装置78は、色々の形状の突起22および係合装置
30の側方突起38を収納できるよう、またクロス機械
配置方向に沿って均一になるよう調整自在となっている
。「切断装置」という言葉は固定装置20からモイルを
長手方向に切断するものをいう。「切断」という言葉は
、上述のように固定装置20からモイルを分離する行為
をいう。
切断装置78は、きれいで、さびついておらず、酸化し
ていないもので、また腐食物がよごれ(例えばモイル材
等)を突起22に付着させるものであってはならない。
適切なる切断装置はロール72.74の軸線に略平行に
配置されたワイヤ78となっており、基部24に対する
固定化された突起22の垂直高さよりわずかに大きな距
離だけ基部24から離れて配置されている。
好ましくは、ワイヤ78は電気的に加熱され、切断装置
78に溶融突起材料を形成しないようになっており、ま
た加熱源から突起が離れてかつ切断が生じる間の突起の
冷却物に対して適用でき、かつ係合装置30を側方に延
ばすことができるようになっている。切断装置78の加
熱は、またクロス機械方向に均一な温度分布を提供する
ものであり、これによって突起列22は略均−な形状と
なる。
一般に突起材料温度が増加するにつれて、切断装置は、
比較的低いホットワイヤ78の温度に適用される。また
基部24の速度が減少するにつれて、各突起22および
モイルが切断される場合にホットワイヤ78の冷却回数
は少なくなる。これによって同一温度においてホットワ
イヤ78を比較的低い電圧で加熱する。ホットワイヤ7
8の温度が増加するにつれて、突起22は一般に短いシ
ャンク28を有する、逆にホットワイヤの温度が減少す
るにつれて、シャンク28の長さおよび係合装置30の
側方長さは逆比例して増加する。
切断装置は、切断される突起22と実際接触することか
必要である突起22は切断装置78から放出される放射
熱によって切断される。
本実施例において、丸断面を有するニッケルクロムワイ
ヤであって、直径膜0.51ミリメートル(0,02イ
ンチ)で約343℃から約416℃まで加熱されるワイ
ヤか適当であることか判明している。また、ナイフ、レ
ーザカット等を、上述のホットワイヤ78に代わって用
いてもよい。
切断装置78は、突起22がモイルから切断される前に
突起材料を引延ばすことかできるような位置に配置され
ることか重要である。切断装置78が基部24の平面か
らかなり離れて配置された場合、突起材料は切断装置7
8の下方にきてしまい、切断装置78によって妨げられ
なくなってしまう。このため非常に長い係合装置30が
形成されるが、これは基部24から所定の間隔をおいて
配置されるものではなく、また突起22近傍でもなくな
る。逆に切断装置78か基t$24の平面にかなり近寄
った場合、切断装置78はシャンク28を切断してしま
い、また係合装置30は形成されなくなる。
ホットワイヤ切断装置78は本実施例において、ニップ
部分70からマシン方向に14〜22ミリメートル(0
,56〜0.88インチ)、好ましくは約18ミリメー
トル(0,72インチ)であって、パツキングロール7
4から半径外方向に約4.8〜7.9ミリメートル(0
,19〜0.31インチ)、好ましくは約6.4ミリメ
ートル(0,25インチ)、またプリントロール72か
ら半径外方向に約1. 5〜約4.8ミリメートル(0
,06〜0.19インチ)、好ましくは約3.3ミリメ
ートル(0,13インチ)だけ離れた場所に配置されて
いる。
作用において、基部24は配置装置76に対して第1方
向に移送される。更に基部24はニップ部を通って移送
され、テークアツプロール(図示せず)によって引張ら
れる。このことによって突起22を連続的に配置するた
めの基部24のクリアランスを形成する。また突起を有
する基部24部分を除去できる。基部24がニップ部を
通って移動する第]方向に略平行する方向は、「機械方
向」といわれている。この機械方向は、第4図の矢印7
5によって示すように、プリントロール72およびパツ
キングロール74の中心線に略直交している。マシン方
向に直交しかつ基部24に直交する方向は「クロス機械
方向」という。
基部24はニップ部70において、ロール72および7
4の表面速度より約2〜約10%大きな速度で引張られ
る。これは基部24に突起材料を配置する装置かつ突起
22を切断するための装置近傍において、基部のしわよ
り等を最小にするため行なわれる。基部24はニップ部
70を通って第1方向に、約3〜約31m/分(10〜
100フイ一ト/分)で移送される。
シャンク28の角度は、ニップ部70を通る基部24の
移送方向によって影響を受ける。例えばシャンク角αを
基部24に直交させる角度近傍に近づけたい場合は、基
部24の移送速度は遅い速度が洗濯される。逆に、移送
速度か増加すると、シャンク28の角度αは減少し、ま
た係合装置30は大きな側方突起38を有する。
必要に応じて、基部24は角度γで傾斜させてもよい。
この角度γはニップ部70の平面からパツキングロール
72の方向に向って約35″〜約55°、好ましくは約
45″の角度で傾斜している。これは突起材料のビスコ
ース弾性特性を利用して、係合装置30を長平方向だけ
でなく側方に向っても適切に向わせるためである。この
装置は、またセル76から突起材料を引抜いたり、突起
22をプリントロール72から引張ったりするための大
きな力を出すことができるようになっている。ニップ部
70平面からの角度γは、シャンク角αを小さくしたい
場合に、増加させるべきである。またニップ部70から
の離れ角γを増加させた場合、係合装置30が大きな側
方突起38を有するという積極的な効果を有する。
セル76から突起材料を基部24に配置した後、ロール
72と74は第4図の矢印75によって示される方向に
連続的に回転する。このため、基部24とセル76との
間に相対変位の時期を生じさせる。この間(切断する前
)、突起材料は引延ばされ、その後切断工程となって突
起22がプリントロール72のセル76から分離される
。本実施例では「引延ばす」という言葉は一次方向への
増加を意味するので、増加する少なくとも一部分は、固
定装置20の寿命期間中、略永久的となっている。
上述のように、係合装置30を形成する工程の一部とし
て、プリントロール72から個々の突起22を切断する
必要がある。切断されると、突起22は長手方向に2つ
に分割され、末端および係合装置30は固定装置20に
残り、モイル(図示せず)はプリントロール72に残り
、必要に応じて再利用される。突起22がモイルから切
断された後、固定装置20は突起22が他の物体と接触
する前に硬化される。突起22の硬化の後、基部24は
所望に応じて収納されるためロールに巻取られる。
非限定的な説明によれば、突起材料はトラフ80内に配
設され、当業者に高値の装置で溶融点以上まで加熱され
る。もしポリエステル樹脂のホットメルト粘着剤か選択
される場合、材料温度は約177〜193℃まで、好ま
しくは約186℃まで加熱されることか適切であること
が判明している。もしポリアミド樹脂が選択される場合
、材料温度は約193〜213℃、好ましくは約200
℃まで加熱されることが適切であることが判明している
。一方が漂白された厚さ約0.008〜約0.15ミリ
メートル(0,003〜0.006インチ)のクラフト
ペーパ基部24が、ホットメルト粘着突起22とよく適
合する。突起22はクラフトペーパ基部24の漂白剤に
連結される。本実施例においては、1(7)当り約5つ
のセル76の列(13個のセル/インチ)を機械方向お
よびクロス機械方向のいずれにも有するプリントロール
72か適当であり、これは1cシ当り約26のセルを有
するグリッド(169個のセル/lN2)となっている
。このグリッド密度は約16センチメードル(6,3イ
ンチ)の直径を有するプリントロール72を用いた場合
に有効であり、この場合、セルは直径約1ミリメートル
(0,045インチ)で深さ約0.8ミリメートル(0
,03インチ)となっている。
直径約15.2センチメートル(6,0インチ)で直交
して配設されたパツキングロール74が、前述したプリ
ントロール72と良く適合することが判明している。基
部24の移動速度は、約3゜0メ一トル/分(10フイ
一ト/分)となっている。直径約0.5ミリメートル(
0,02インチ)を有し、かつニップ部70からマシン
方向に約18ミリメートル(0,72インチ)だけ離れ
、またプリントロール72から半径方向外方に約0.3
ミリメートル(0,13インチ)だけ離れ、さらに、パ
ツキングロール74から半径方向外方に約6.4ミリメ
ートル(0,25インチ)だけ離れており、これが約3
82℃まで加熱される。そしてこのようにして生産され
た固定装置20は第1図に示すものと略同様となってい
る。
この固定装置は以下に説明する部材に有利に組込まれる
特別な論理に拘束されないで、係合装置30の形状は、
突起22の冷却状態の相違によって定められる。突起2
2の尾端46は切断装置78から生じる熱から遮断され
る。逆に先端42は切断装置78の熱を直接受け、これ
によって先端42は尾端46よりも遅く除去することに
なる。このような冷却速度の相違によって、相対的に先
端42は引延ばされ、尾端46は収縮する。このような
冷却速度の相違が大きくなるにつれて、比較的長い係合
装置30が形成される。
所望によって、比較的小さな突起22を有する固定装置
20をプリントロール72から自然パタンを形成するこ
とによって形成してもよい。本実施例において、「自然
バタン」という言葉はセル76を有しないが、その代わ
りにロール72を配置装置76として用いるプリントロ
ール72から形成される突起22の列パタンはドクタブ
レード82およびプリントロール72の間のクリアラン
スによって形成され、プリントロール72の仕上面によ
って最小の長さに形成される。
ドクタブレード82は、プリントロール72からの半径
方向のクリアランスが約0.03〜約0.08ミリメー
トル (0,001〜0.003インチ)となるよう調整され
る。自然バタンを形成するため、このようなプリントロ
ール72から形成された非常に小さな突起22は、網製
のあわ状表面と適合するよう用いられる。この表面はス
トランドおよび開口を有していないが、固定装置20の
分離に対して抵抗する局地的な弾性変形を受ける。
第5図を参照して、もし等方向剥離性の固定装置22を
形成したい場合、このような固定装置20は第1図の固
定装置20を第2変差温度工程によって変形させて形成
される。第5図に示すように、第1図の固定装置20は
ランダムな色々の側方方向にシャンク28′から半径方
向に延びる係合装置30′を有するシャンク28′を形
成するよう処理される。この「ランダム方向」の言葉は
側方突起38″を有するとともに、その側面が近傍の突
起22からかなりそれていることを意味している。
この構造は、第1図に示す固定装置20の突起22の側
面すなわち先端面42と尾端面46との間に温度差を作
ることによって形成される。このような温度差は、放射
または好ましくは滞留によって強められる。
先端面42′すなわち側面の尾端面46′に対する温度
差を得るためには、係合装置30′は略変化し、側方突
起38′の方向を逆転させ、当初冷却されて硬化された
場合に生じるものと異なる方向に向いた突起22′が得
られる。相異した温度は、当業者に公知の熱源、例えば
加熱ワイヤまたは加熱部材等によって形成される。また
突起22′の上方に配置された空気ガンが好ましく、こ
れによって固定装置20′に直接的な温度差を形成する
ことができる。
直接的な温度熱源は、空気流を固定装置20″に基部2
4′の第1移動方向の約±90″の範囲内で向けること
が好ましい。この方向はマシン方向である。本実施例に
おいて、「第1方向の±90″の方向」というのは、基
部24′の第1移動方向およびこれに反対する方向に略
直交する、すなわち交差する方向のベクトルを有する方
向である。
もし温度差源84が基部24の第1移動方向に対して約
180℃の角度で配設されている場合、温度差源84は
固定装置20′の突起22′の先端面42′に向けられ
るとともに、実施例および特許請求の範囲の工程のマシ
ン方向に略対向する方向に向けられる。温度差源84を
突起22′の先端面42′に向けることによって、係合
装置30″の側方突起38′を回転させ、側方突起の方
向を約180°変えることができる。幾分側方に配設さ
れた突起22′、すなわち温度差源84のクロスマシン
方向に配設された突起22″は、係合装置30′を約1
80°回転させることはないが、その代わりに係合装置
30′をより近く、約90″回転させる。このように、
クロスマシン方向に向けられた温度差源84は、温度差
源84に対する突起22#の位置に応じてクロスマシン
方向に色々の方向性を有する突起22′を備えた固定装
置20を形成する。
約88℃で基部24′から約46センチメードル(18
インチ)の距離だけ離れて空気を発射する空気ガン84
が適切な温度差源である。イリノイ州シカゴのデイトン
電気■会社製の1133−348シリーズの加熱ガンを
基部24′の平面に対シて約456の方向性で、突起か
ら約46センチメードル(18インチ)に配置すること
によって、第5図に示すものと同様の固定装置20′バ
タンを得ることができる。当業者であれば、突起22′
の上方であってマシン方向に向けて1または2以上のホ
ットワイヤを配設することによって、規則生があって幾
分ストライブ状のパタンのクロス機械方向に向けられた
係合装置30″を有する固定装置20″を得ることがで
きることが判る。
特別な理論に拘束されないが、係合装置30’の方向性
の変化は、尾端46″に対する突起22′の側面すなわ
ち先端面42′の冷却によって生じる。これは、温度差
源84からの発射温度がこのような側面、すなわち先端
面42′の周辺の温度より低い場合に生じる。冷却によ
り生じる温度差は突起22′の温度差源84が向けられ
る部分の収縮を生しさせる。これはこのような収縮性に
よって、係合装置30″および側方突起38″の方向性
を変化させる。これは先端面42″が尾端面46′に対
して冷却状態に相違を生じさせるためである。更なる理
論に拘束されないで、冷却期間中に生じる残留応力の除
去によって、側方突起38″方向性が変化する。
当業者であれば、他の変形例が考えられる。例えば、1
または2以上の方向に突出する係合装置30を有する突
起を形成するか、または自由な方向への突起22をグラ
ビアプリント以外の公知の方法によって形成してもよい
。また所望により製造工程において、1つのロールのみ
を用いて基部24を、このようなロールの周縁に少なく
とも約180°接触させてもよい。
更に、突起の材料は容易に製造できるようにするため、
低い融点と、かなり高い粘着性と、融点付近の温度での
高い剛性とを有し、これによって軸部28は伸ばされ、
係合装置30は、下記の方法で容易に成形される。突起
22は粘弾性を有し、特に係合装置30の形状等、突起
22の構造に影響を与えるパラメータにより多くの変化
を許す必要があることが重要である。材料は、基板24
に圧接されるのに適した温度で、約20から約100パ
スカル秒(Pa−s)の範囲の粘度を有している。
この粘度は、レオメトリックス モデル 800メカニ
カル スペクトロメータ(Rheoa+etorics
Model 800 Mechanikal Spec
trometer)によって110ヘルツの周波数のサ
ンプリングと10%の材料の歪みのモードでの直接的な
操作を行うことによって測定することができる。ディス
クや平板の形状としては、特にディスクは約12.5m
lの半径で、ディスクと平板との間に約160龍のギャ
ップを有していることが好ましい。
突起22は、好ましくは熱可塑性の材料で構成されてい
る。この熱可塑性とは、加熱または加圧の下で流れる未
架橋の熱感受性材料をいう。高温で溶けて粘着性を有す
る熱可塑物は、特に本発明の固定装置の製造、及び特に
クレームされ下記に記載された方法に適している。ここ
に、高温で溶けて粘着性を有するとは、流体の状態から
凝固した時に残留応力を有する粘弾性のある熱可塑物を
いう。ホットメルト接着剤として、ポリエステルやポリ
アミドが特に適して好ましい。ポリエステルまたはポリ
アミドは、夫々繰り返しエステル単位またはアミド単位
を有する分子鎖を意味する。
ホットメルト接着剤としてポリエステルが使用された時
、この接着剤は約194℃の温度で約23±2パスカル
秒(Pa・S)の粘度で良く作用することが知られてい
る。ホットメルト接着剤としてポリアミドが使用された
時、この接着剤は約294℃の温度で約90±10パス
カル秒(Pa−s)の粘度で良く作用することが知られ
ている。ポリエステルのホットメルト接着剤としては、
マサチュセッツ州ミドレトンのボスチックカンパニ(B
ostik Company)によって1N0゜719
9として販売されているものが良く作用する。ポリアミ
ドのホットメルト接着剤としては、イリノイ州カン力ケ
エのヘンケルカンパニ(Henkel Coa+pan
y)によって、商標名マクロメルト(Macroa+a
lt)として販売されているものが良く作用する。
第3図に図示されている第2の実施例の固定装置20′
における係合装置30′は、略半球状(キノコ形)に形
成されている。半球状とは、はぼ円状で、多数の方向に
出っ張りを有する、半球や球の包括的なものであるが、
通常の形状に限定されるものではない。この形状、特に
ほぼ球状の係合装置30′の構造は、受け面から係合装
置30′が離れた時、典型的に生じる受け面の繊維に対
する妨害を減少させる。これは、受け面に対する目に見
えるダメージの減少を引き起こして、より長い時間の再
使用に資することができる。係全装置30′の形状とし
て半球状のものを使用した時、軸部28′は好ましくは
基部24′の平面にほぼ直角に近く、これによって受け
面の開口への通過をより容易となすとともに、係合装置
30′が受け面から解放された時のダメージを減少させ
ることかできる。軸部28は、約70°から約90°の
角度を有していることが好ましい。
適正な割合のほぼ半球状の係合装置30′を有する突起
22′を提供するため、係合部材30′は、基部28′
の周辺部から放射状に突出し、この突出量の側面かの距
離は受け面の繊維を途中で押さえるのに十分である必要
がある。しかし、あまり突出するあまり、係合部Wt3
0’の主要部か基部28′に堅く支持されることかでき
ないか、または基部28′か倒れやすいものであっては
ならない。基部28′の角度α′は減少するので、即ち
直立からより傾くので、基部28′の閉部及び断面積に
関する係合装置30′の主要部は、よりクリティカルと
なる。
先細の軸部28′は、基端部26′を有し、最も高い場
所の断面積と直径との比率が上記のようであり、基部2
8′の角度α′は、約80°であるときが良く作用する
。最も高い部分の測定は、軸部28′の最も高い高さで
行われ、係合装置30からではない。
第3図に図示したような実施例では、基部28′から係
合装置30′にスムーズに変位しておらず、基部28′
と係合装置30′との間の境界は容易に決定できる。4
0’−40’想像切断面は、基部24′の平面から該平
面の軸方向に互いに片寄った係合装置30′のポイント
に接する平面まで垂直距離の3/4である。この40’
40′切断面は、基部28′の角度α′を決定するのに
使用され、前縁角β ′と後縁角β、′は前記の通りで
ある。
係合装置30′は、各側面において、基部28′の末端
29′の表面から該基部28′の末端29′の直径の少
なくとも約25%、好ましくはこの直径の少なくとも約
38%で放射状に突出すべきである。選択的に説明する
と、基部28′の末端29′の直径を標準的に1とする
と、係合装置30の直径は少なくとも1.5であり、好
ましくは基部28′の末端29′の直径の少なくとも1
.75倍である。更に、基端部26′の直径は、基部2
8′の末端29′の直径の約2倍である。基部28′の
高さは、基端部26′と係合装置30′ との間に軸方
向に適当な空間を開けるために、基部28′の末端29
′の直径の約1,5倍から約2倍とすべきである。係合
装置30′の軸方向の寸法は、基部28′の末端29′
の直径の約0.5倍から約1,5倍の範囲である。
第3図における固定装置20′ は、係合装置30を加
熱することによって作られ、第2図における固定装置2
0の端面は、少なくとも融点まで加熱される。これは、
基端部26′及び基部28′の基部に近い端部を融点ま
で加熱することを防止するため、係合装置30及び突起
22の端面を土台の平面に向けて直接軸方向に沿って直
接熱源まで運ぶことによって行われる。適した方法は、
約440℃に加熱されたホットワイヤのような熱源に対
して、突起の最も高い部分を約3.3mmから約10.
1+++n+(0,1から0. 4インチ)以内に運ぶ
ことである。
突起22′の前縁角β ′及び後縁角β、′は、対応し
たフック形状の係合突起22のそれと近似しており、こ
れによって半球状の係合突起22′が形成される。これ
は、第2図における係合装置30は第3図における係合
装置30′の中に流しこむために加熱され溶融されたと
き、基部28′の角度α′の角度と前縁角と後縁角β、
′とβT′が実質上変化しないために引き起こされる。
前記のミリケン(Xi 1iken) 970026を
表面に受け入れるため、第3図における係合装置30′
は、側面及び軸方向の寸法が、 約0.029關から約0.032mm(0,001イン
チ)であることが望ましく、基端部26′ も有して配
置された基部28′の直径は、約0.30mmから約0
.045m+e(0,012から0.002インチ)で
、末端29′は約0.016mmから約0.020m+
s(0,0006から0.000フインチ)であること
か望ましい。
基部28′の末端29′は、基部24′の上面に約0.
44mmから約0.50mm (0,01フインチから
0.020インチ)の間隔で配置され、係合装置30′
は、約0.56mmから約0.70m+s(0,022
から0.028インチ)、好ましくは約0.64關(0
,025インチ)の側部突起38′を備えている。
製造方法 本発明に係る固定装置20は、修正されたグラビア印刷
方法が使用されて製造される。このグラヒフ 印刷は、
1988年2月17日にシース(Sheath)により
発行された米国特許4,643゜130号に開示された
技術などにより広く知られ、ここでは、−殻内な状態の
技術を説明するために引例が含まれている。第4図によ
れば、基部24は、2つのロール、プリントロール72
とパツキングロール74との間に形成されたニップ70
を通して送られる。ロール72と74は、基部24の平
面にほぼ平行に配置された実質上方いに平行な中心線を
有している。このロール72と74は、夫々中心線66
の回りを回転し、ニップ部70において、表面速度、両
方の大きさ及び方向はほぼ等しい。両プリントロール7
2とパツキングロール74は、外部の駆動力(図示せず
)によりて駆動されるか、または外部の駆動力によって
一方のロールを回転させ、この一方のロールに機能的に
連結された他のロールを回転させるようにすることがで
きる。約1500ワツトの出力の交流電気モータは、十
分な駆動力を提供する。回転するに従って、ロール72
と74は、基部24の上に突起22を置く載置手段とし
ての役割を果たす。
この載置手段は、流体の状態にある突起22の材料の温
度を受入れ、機械方向と機械に直交する両方向における
突起22間のピッチを実質上一定になすとともに、配列
内の突起22の要求された密度を与えることができる。
この載置手段は、種々の寸法の基端部26や高さのシャ
ンク23を有する突起を生産することもできる。明確に
、プリントロール72は、要求された配列内の基部24
の上に突起22を載置するための載置手段を、または上
記のように本製造法のに従った(他のパターンで)で供
給する。載置手段は、大量の量から個々の突起22に対
応した適量の突起用流体を運ぶものをいう。載置する手
段とは、大きな形状から突起材料を搬送し、この材料を
個々の突起22に対応したユニットの基部22に乗せる
ことを意味する。
突起材料を基板24に上に置くために適した載置装置は
、プリントロール72に1またはそれ以上のセル76を
配列することである。ここで使用されているセルは、あ
らゆるキャビティ、またはコントロールローラ72の他
のコンポーネントをいい、基部24に源から突起材料を
運び、分離したユニット内の基部24にこの材料を載置
する。
プリントロール72の表面に占められたセル76の断面
積は、突起22の基端部26の足型形状にほぼ対応して
いる。セル76の断面は、基端部26の要求された断面
とほぼ等しい。セル76の深さは、一部において、突起
22の長さ方向の長さによって決定され、明らかに、基
端部26の最も高い地点または部分での垂直距離である
。しかしながら、セル76の深さは、突起22の長さ方
向の寸法をほぼ一定に保ったまま、セル76の直径のほ
ぼ70%以上増加する。これは、全ての液体の突起材料
は、基部24の上に置かれ、セル76から引き抜かれた
ることがないからである。
液体突起材料の表面の張力や粘着性のため、そのうちの
少しはセル76内に残り、基部24に運ばれない。
ここで記載されている実施例において、盲状でほぼ円筒
状の形状のセル76は、好ましくは直径の約50%から
約70%の深さを有している。セル76は、化学的エツ
チングの常套的な製造方法を受け入れるため、ある程度
円錐台状の先細りとすることもできる。
円錐台状の形状は、軸部28の好ましいテーパを作り出
すとともに、上記の比率で基部から最も高い部分を生み
出すためには、セル76のテーパの角度は約45°のみ
である。セル76のテーパが、より大きい角度を含むな
らば、突起22はかなり大きなテーバとなる。より小さ
な角を含むか、セル76が円筒状であるならば、軸部2
8の断面はほぼ一定となり、それゆえ高い応力の地域が
生じる。ここに記載された実施例において、セル76は
、約45°の角度を含んでおり、適当な突起22を得る
ためには、ロールの周辺の直径は約0.89mから約1
.22m+s (0,033から0.048インチ)で
、深さは約0.25報から約0. 51+o+w (0
,01カら0.02インチ)ノ範囲である。
プリントロール72とパツキングロール74は、両ロー
ルの中心を結ぶ線に一致して圧縮され、プリントロール
72のセル76から基部24に接着剤がプレスされ、相
対するロールが外部から駆動されなければ、このロール
は十分な摩擦力が与えられる。パツキングロール74は
、プリントロール72より、ある程度柔らかく、かつ従
順にすることにより、プリントロール72から基部24
に突起材料が置かれた時に、これにクツションを与える
ことができる。パツキングロール74は、ショアA堅さ
が約40から約60のゴムでコーティングされているこ
とが好ましい。ロール72と74は、マシーン方向の跡
が約6.4市から約12.7+m(0,25から0.5
0インチ)となる力で互いにプレスされる。ここで使用
されている跡とは、基板24かニップ70を通過して送
られてくる時、この上の柔らかいローラの接触面積をい
う。
プリントローラ72の温度は、臨界ではないが、プリン
トローラ72は、基板24上への載置を通じて源から移
送されている間、突起22の凝固を防止するため暖めら
れている。−殻内に、プリントロール72の表面温度は
、材料源の温度に近いことが要求される。プリントロー
ル72の温度は、約197℃である時がよく働くことが
見出だされている。
冷えたロールは、基部24か突起材料から伝達される熱
によって不利に影響されるならば必要であることが認識
されている。もし冷えたロールか必要とされるならば、
パツキングロール74内に良く知られた一つの熟練され
た技術が組み込まれる。この設備は、ポリプロピレン、
ポリエチレンまたは他の多くのポリオレフィンの基部2
4が使用された時にしばしば必要となる。
個々の突起22を形成するために使用される材料は、供
給する源において、基板24に突起22を実施するのに
適切な温度に保たなければならない。典型的に、材料の
融点よりやや高い温度が要求される。材料は、部分的ま
たは全体的に液体の状態であるとするならば、材料が、
融点かそれ以上であることが考慮される。もし突起材料
の源があまりに高い温度に保持されてたならば、突起材
料は十分な粘性がなく、機械方向に沿って突起22に隣
接して側方に連結された係合装置30が作られる。材料
の温度が非常に高ければ、突起22は、小さく、ある程
度半球状の形状の溜まり場に流れ、係合装置30は作ら
れない。逆に、源の温度があまり低いと、突起材料は源
からこれを載置するための装置に送られないか、または
要求された配列やパターンにおいて、載置手段76から
基板24に適正に送られない。材料の源は、機械に直交
する方向の材料に、基材24の上に接着剤材料を積層す
る手段と関連して、はぼ均一な温度特性を与え、突起材
料が使い果たされるにつれて、補充や補給が容易となる
適した源は水槽80であり、セル76を有しこれに隣接
したプリントロール72の機械に直交する寸法の部分に
、実質上同一の広がりを持っている。水槽80は、閉じ
た底を有し、中心より外側の側面も閉じている。頂部は
、必要に応じて開閉される。水槽80の中心寄りの側壁
は開かれ、ここで流体材料がプリントロール72の周囲
と自由に接触し連絡することができる。
源は公知手段(図示せず)によって外部から加熱され、
突起材料は適当な温度で液体の状態に維持される。好ま
しい温度は、上記のように融点であるが、粘弾性の重大
なロスが生じる温度よりも低い。望むならば、水槽80
内の液体材料は、均質性や温度の1ff1通性さえも促
進するため、混合されるかまたは再び流通される。
並列された水槽80の底は、プリントロール72に供給
される突起材料の二を制御する調節プレート82である
。調節ブレード82及び水槽80は、プリントロール7
2の回転によって動いてしまうことがない固定され、調
節プレート82はロール72の周囲をこすり、ロール7
2から個々のセル76に入り込まなかった全ての突起材
料を払い落とし、これらの材料の再利用が図られている
。この設備は、プリントロール72の周辺に設けたセル
76の形状に従って、要求された配列でセル76から基
部24上に置くことができる。
第4図によれば、調節ブレード32は、優先的に水平面
、特にプリントロール72の水平端部に配置され、この
端部はニップ点70の上流側である。
適  用  例 本発明による固定装置120は製品に以下のように適用
され、これは、第6図に示されている。
なお、この適用例はこれに限定されるものではない。米
国特許箱07/132,281 (1987年12月1
8日出願)に開示されている“スフリップという名称の
使い捨て吸収用品において、別の機械的な固定装置が使
用されている。この使い捨て吸収用品は、以下の説明に
おいて、使い捨ておむつ110の構成を説明するために
参照しており、固定装置120を有利にこのような使い
捨ておむつ110で利用することができる。
粘着テープを用いた固定手段に比べ、当該固定装置”1
20は、例えば、油、パウダーなどによるよって汚れ難
いことか知られ、しかも、簡単に再使用か可能である。
このようなすべての利点は乳幼児用の使い捨ておむつ1
10に適用した場合にもたらされる。本発明の固定装置
のように繰り返し開は閉めできるものでは、使い捨てお
むつ110が汚れたかどうか容易に確認できる利点があ
る。
第6図において、乳幼児の下肢に装着できるようにした
使い捨ておむつ110が図示されている。
ここで、上記“使い捨て吸収用品″という語は、乳幼児
あるいは自制力のない病人、老人等の下半身に装着する
ものをいい、これは、−度使用した後は洗濯して元の状
態にもどしたすせずに使い捨てのものを意味している。
また、“使い捨ておむつ“という語は、特に乳幼児を対
象として作られたものをいう。
好ましくは、この使い捨ておむつ110は、液体を通す
材質のトップシート112と、液体を通さない材質のバ
ックシート116と、これらの中間にある吸収芯材11
8からなる。トップシート112とバックシート116
はその外周が少なくとも部分的に重なり合い、吸収芯材
118が所定の位置に保持されるようになっている。こ
のような使い捨ておむつ110を構成する要素は、等業
者にとって知られている範囲で様々な形状に組み付けら
れるものである。好ましい形状としては、米国特許m3
,860,003に記載されているものかあり、当該使
い捨ておむつ110を開示するについてこれを参照して
いる。
使い捨ておむつ110のトップシート112とバックシ
ート116は、一般に伸縮自在であり、上記したように
少なくとも部分的に重なり合うように結合している。ト
ップシート112とバックシート116との結合は、加
熱溶融粘着剤、例えば、イーストマン ケミカル プロ
ダクツ カンパニイ(キングズポート テネシー州)製
のイーストボンド(E astobond) A 3に
よっている。吸収芯材118は、その長さ、幅等の寸法
は、一般にトップシート112とバックシート116よ
りも小さい。吸収芯材118はトップシート112とバ
ックシート116との間に互いに固定されている。
使い捨ておむつ110の外縁には、対向する第1の端部
122とM2の端部124を有している。
また、使い捨ておむつ110は、第1の腰部]42、第
2の腰部144を存し、この第1の腰部142、第2の
腰部144は、上記第1の端部122、第2の端部12
4から当該使い捨ておむつ110の幅方向の中心に向か
って当該使い捨ておむつ110の長さの115乃至1/
3の長さだけ延在している。この第1の腰部142、第
2の腰部144は、装着したときに乳幼児の腰まわりを
おおい、乳幼児が立った状態で、使い捨ておむつ110
においてもっとも高い位置にあるものである。使い捨て
おむつ110の股部146は、装着したときに、乳幼児
の足の間の第1腰部142、第2腰部144の中間に位
置する。
吸収芯材118は、体内からしみ出た液体を吸収しかつ
保持するためのものである。この吸収芯材118は、圧
縮性があり、皮膚に適合し肌ざわりのよいものが材質と
される。また、この吸収芯材118は、対向する第1お
よび第2の表面を有し、薄い織物の層で覆ってもよい。
一方の第1の表面は、トップシート112の方向を向い
ており、他方の第2の表面はバックシート116側にな
っている。
吸収芯材118はバックシート116に対して重ね合わ
せられており、好ましくは当該バックシート116に接
着剤のようなもので固着されている。特に好ましい態様
としては、幅方向のバンドで吸収芯材118をバックシ
ート116に固1着される。バックシート116は、液
体を通さない材質のもので、従って、吸収芯材118に
吸収保持されている液体によって下着や、衣服あるいは
ベット等の使い捨ておむつ110に接触するものが濡れ
ないようになっている。ここで、“バックシート“とは
、使い捨ておむつ110を装着したときにこの使い捨て
おむつ110の内側に液体を吸収保持する吸収芯材11
8の外側に位置する障壁部材のことをいう。バックシー
ト116の材質としては、ポリオレフィン系のフィルム
(厚さ0.01’2usから0.051mm)が好まし
く、特に、ポリエチレン系のフィルムが好適である。こ
れらに適したフィルムは、モンサントカンバニイ(ミズ
リー州、ルイ)によって、フィルムNo。
8020として製造されている。バックシート116に
は、エンボス加工によって布のような形態にしたり、液
体がとおる通路を設けてもよい。
トップシート112は、柔らかな、手触りのよい、肌を
刺激しない材質のものからなり、吸収芯材118と液体
が乳幼児の皮膚に接触するのを防止する。液体はこれら
を浸透できる。ここで、トップシート“というときは、
使い捨ておむつ110を装着する者の皮膚に接触して液
体を通す面を有し、吸収芯材118が皮膚と接触しない
ようにする部材をいう。このようなトップシート112
は、紡ぎもの、梳くことで成形されたものからなる。好
ましくは、織物業界の当業者なら用いる手段によって結
合される。トップシート112は好適には、1平方メー
トルあたり18グラムから25グラムの重量であり、乾
燥時において1センチメートルあたり400グラムの引
っ張り強さを持ち、湿った状態では、 55グラムの引っ張り強さを有する。
使い捨ておむつ110には、固定装置120と受け面1
53が設けられており、これによって、この使い捨てお
むつ110を装着したときにこれがずれないように第1
M部142と第2腰部144で下半身を包むような形状
になるようにしている。かくして、使い捨ておむつ11
0は乳幼児に装着され、固定装置120と受け面153
とによって側から開は閉めすることができる。
固定装置120は、装着時におこる分離する力に対抗し
なければならない。ここで、“分離力“とは、固定装置
120を受け面153から分離させるように作用する力
をいう。また、上記分離力は、2方向に分配すると剪断
力、剥離力を含む。
この場合、剪断力とは、受け面153に対して接線方向
に作用しかつ固定装置120の基部20の面に平行に作
用する力をいう。また、剥離力とは、受け面153に対
して長さ方向にかつ固定装置120の基部20の面に対
してに垂直に作用する力をいう。
剪断力は、固定装置120と受け面153を、これらの
それぞれの基部の面に平行でかつ反対方向に引っ張るこ
とで測定できる。このような固定装置120と受け面1
53との抵抗を測定するのに用いる方法は米国特許第4
,699,622、Toussant et al、o
ct、13.1087に示されており、これを剪断力の
測定に際しては参照することができる。
剥離力は、受け面153から固定装置120を約135
度の傾きで引っ張ることによって測定する。この測定方
法は、同様に上記した米国特許第07/132,281
に示されており、これを剥離力の測定に際しては参照す
ることかできる。
分離力は、典型的には、装着者の体の動きまたは装着者
かおむつを外そうとする動作によって生ずる。一般に乳
幼児の場合、乳幼児は装着された状態の使い捨ておむつ
110を自分では外すことができず、しかも、装着時の
状態で起こる通常の分離力の存在で使い捨ておむつ11
0が外れることはない。しかし、成人の場合、汚れた場
合、あるいは、汚れたかとうか調べるときに使い捨てお
むつ110を自分で外すことができる。一般に、剥離力
に対しては少なくとも200グラムから好ましくは50
0グラム、700グラムまて固定装置120と受け面1
53は、剥がれない状態を維持することができる。そし
て、剪断力に対しては、少なくとも500グラム、好ま
しくは750グラム、1000グラムまで耐えることか
できる。
受け面153は、第1腰部142、第2腰部144が重
なり合うような形状になる範囲で使い捨ておむつ110
の任意の位置に配置することができる。例えば、受け面
153は第2腰部144の外周面、第1腰部142の内
側面、あるいは、固定装置120と係合てきる位置にあ
れば他の部分に固着される。この受け面153は、独立
した部材であるか、トップシート112、バックシート
116のような使い捨ておむっ110の構成要素と一体
、連続した単一の部材である。
受け面153は、多様なサイズ、形状が考えられ、この
受け面153は、好ましくは、第2腰部144の外表面
に置かれる1以上のバッチを含む。
コノハツチによって装着者の腰回りに合うように最大限
調節することができる。第6図に示されるように、受け
面153は、好ましくは、長尺な長方形の部材であり、
第2腰部144の外表面に固着されている。
好適な受け面153は、不織布であって、ステッチポン
ドあるいは他のこの種のものとしては公知のループ材料
を使用することかできる。このよな受け面]53は、係
合装置と係合保持されるものならば、種種の材質の織物
でもよい。好適な材質としては、ナイロン、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、あるいはこれらの混紡であっても
よい。
好適な受け面153は布地から多数のループ材料か突出
しているもので、市場において、ミネソタマイニグ ア
ンド マニファクチュアリング会社から製造されている
”スコツトランド ブランド ナイロン ループ布No
、FJ3401″が利用できる。また、布地からフィラ
メント状のループか突出したものとして“G11for
  N o、  16110“としてG11ford 
M i 11 s  (Greensboro Nor
th Ca1o11na)が利用できる。ステッチボン
ドタイプのものとしては、“No、970026”とし
てMillikOn Co9mpany  (Spar
tanburg NorthCalollna)から製
造されているものが利用できる。
固定装置120は、受け面153に係合して使い捨てお
むつ1]0がきっちりフィツトするようになっている。
固定装置120は、使い捨ておむつ110を脇から閉め
られるように利用される良く知られた構成を備えている
。固定装置120の基部は受け面153から離間した位
置関係で使い捨ておむつ110に結合される。第6図に
示されるように、固定装置!120は、好ましくは使い
捨ておむつ110の長さ方向の両側に配置される。
このような固定装fif120の配置は、当該固定装置
120の突起と皮膚の接触する潜在的な可能性を最小限
にする。また、固定装置120の配置は、Y地型にして
もよい。これについては、詳しく米国特許第3.848
.594に記載されている。
また、これとは違った他の好適な配置が米国特許第4.
699.622に記載されている。これらは、当該使い
捨ておむつ110に固定装置t120を配置するに際し
て参照することができる。
第6図の固定装riL120は、固定端156.!:、
反対側の自由端158を有している。固定端156は、
使い捨ておむつ110の第1腰部142に対して並列的
に固定される。自由端158は、使い捨ておむつ110
が装着されるときに、受け面153に係着する。
装着者の腰回りに使い捨ておむつ110が固定されたあ
と、固定装置120の自由端158は、外れることが可
能な状態で受け面153に係着する。これによって、使
い捨ておむつ110は、腰回りを包み込むようになる。
使い捨ておむつ110は、横から閉じられる。自由端1
58の固定装置120から突起(図示せず)が突出して
おりこの突起の係合装置が受け面153のストランドと
係合する。
700グラムを越える分離力と1000グラムを越える
剪断力に耐え得る固定装置120と受け面153は、上
述した製造方法に記載した特別のパラメータに従って構
成される。受け面153は、上述したミリケンカンバニ
イのNo、970026ステツチボンド ループ ファ
ブリックが使用される。
固定装置120は、少なくとも2.54センチの幅と所
要の長さを持ち、自由端158については通常少なくと
も3.5センチの長さを有することが好ましい。固定装
置120の突起の配列については、1平方センチメート
ルあたり、約26個突起を有するマトリックスを備えて
いることが好ましい。突起は、実質的に同じ方向を向い
ていることがこのましい。
使用にあっては、装着者のの背中に第1腰部142の下
に敷いて、使い捨ておむつ110の残りの部分を引き出
すようにして、第2腰部144が装着者の体の前に位置
させる。そして、固定装置1f120の自由端158を
第2腰部144の表面の受け面153に係着することに
より、横側から使い捨ておむつ110を閉じられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る固定装置においてその係合装置
が実質的に同一方向に指向している様を表している図、
第2図は、第1図における固定装置の突起を表した側面
図、第3図は本発明の他の実施例にかかる固定装置にお
いて、その係合装置図は、本発明に係る固定装置の製造
方法に供される装置の概略側面図、第5図は、本発明に
係る固定装置の係合装置の粒子構造の他の変形例を示す
写真、第6図は、本発明に係る固定装置を使い捨ておむ
つに適用した例を示した図であり、ト・ツブシートと芯
材が一部断面で表されている。 20・・・固定装置、24・・・基部、28・・・軸部
、30・・・係合装置、11O・・・使い捨ておむつ、
153・・・受け面、α・・・前縁角度、β・・・後縁
角度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基部と、基端部を基部に結合した軸部を有する少な
    くとも1つの突起と、上記軸部に結合され軸部の外周面
    を越えて横方向に突き出る係合装置とを有し、軸部の前
    縁角度は基部の面と直交する方向ではなくかつ後縁角度
    と異なる角度であることを特徴とする受け面に取り付け
    るための固定装置。 2、係合装置が軸部の外周面を越えて横方向に突き出る
    フック状歯部であることを特徴とする請求項1記載の固
    定装置。 3、突起が複数であり、突起に設けた係合装置が横方向
    に同じ方向またはばらばらの方向に突き出ることを特徴
    とする請求項1記載の固定装置。 4、熱に反応する材料および基部を設け、上記熱に反応
    する材料を少なくとも溶融点に加熱し、上記基部を第1
    の方向に移送し、この移送する基部の上に溶融された材
    料の所定量を置き、この基部の上に置いた溶融材料を基
    部の面と平行な方向に引き延ばし、この引き延ばされた
    溶融材料を端部および係合装置を形成するように切断す
    ることを特徴とする固定装置の製造方法。 5、移送する基部の上に溶融された材料の所定量を置く
    工程は、基部の面にほぼ平行でかつ基部の移送方向にほ
    ぼ直交する方向の中心軸線を有する第1回転ロールの周
    面に設けたセルの内部に溶融材料の所定量を置き、第1
    回転ロールをセルに収容された溶融材料が移送する基部
    に接するまで回転させる工程を有することを特徴とする
    請求項4記載の固定装置の製造方法。 6、第1回転ロールの周面と並置関係にドクタナイフを
    設け、第1回転ロールが回転する時に、ドクタナイフで
    第1回転ロールから過度の材料をはぎ取ることを特徴と
    する請求項4または請求項5記載の固定装置の製造方法
    。 7、第1回転ロールの中心軸線と平行に中心軸線が位置
    するようにバックロールを設け、このバックロールを第
    1回転ロールとの間にニップ部を形成するように並置し
    、バックロールと第1回転ロールを同じ周速で回転させ
    ることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか
    に記載の固定装置の製造方法。 8、材料切断工程は、材料を基部を横切って切断するよ
    うに固定配置された切断装置を設け、移送する基部の上
    の所定量の溶融材料を切断装置により切断する工程を有
    することを特徴とする請求項4記載の固定装置の製造方
    法。 9、第1の方向と±90度の範囲の第2の方向で空気流
    を移送する基部の上に配置する溶融材料に向けて流すこ
    とを特徴とする請求項4ないし請求項8のいずれかに記
    載の固定装置の製造方法。 10、移送する基部の上に配置する溶融材料に対して横
    切る方向に温度変化を与えるようにすることを特徴とす
    る請求項4ないし請求項9のいずれかに記載の固定装置
    の製造方法。
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