JPH03198632A - 交流サーボモータ用磁石回転子 - Google Patents
交流サーボモータ用磁石回転子Info
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- JPH03198632A JPH03198632A JP1339066A JP33906689A JPH03198632A JP H03198632 A JPH03198632 A JP H03198632A JP 1339066 A JP1339066 A JP 1339066A JP 33906689 A JP33906689 A JP 33906689A JP H03198632 A JPH03198632 A JP H03198632A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は2例えばロボット、NC工作機械、レーダの空
中線追尾装置等に使用される交流サーボモータ用の磁石
回転子に関するものであり、特に耐熱性と着磁性を大幅
に向上させた交流サーボモータ用磁石回転子に関するも
のである。
中線追尾装置等に使用される交流サーボモータ用の磁石
回転子に関するものであり、特に耐熱性と着磁性を大幅
に向上させた交流サーボモータ用磁石回転子に関するも
のである。
近年ロボットの関節の動作速度の制御、停止位置の保持
等には、サーボモータ、就中給電ブラシおよび整流子の
ような摺動接触部材を排除した交流サーボモータが多用
されている。このような交流サーボモータは、複数個の
溝内に巻線を配設してなる固定子と、外周に永久磁石を
配設してなる回転子とによって構成されているのが通常
である。
等には、サーボモータ、就中給電ブラシおよび整流子の
ような摺動接触部材を排除した交流サーボモータが多用
されている。このような交流サーボモータは、複数個の
溝内に巻線を配設してなる固定子と、外周に永久磁石を
配設してなる回転子とによって構成されているのが通常
である。
上記のような交流サーボモータを使用する駆動制御にお
いては9回転トルク若しくは回転動力を一定にすること
が要求される。こめため、無負荷時において固定子の巻
線溝と回転子の永久磁石との対向位置関係の変化に基づ
(回転トルクのむら(コギングトルクと称される)を減
少させること。
いては9回転トルク若しくは回転動力を一定にすること
が要求される。こめため、無負荷時において固定子の巻
線溝と回転子の永久磁石との対向位置関係の変化に基づ
(回転トルクのむら(コギングトルクと称される)を減
少させること。
および固定子の巻線に流す電流と誘起される逆起電力と
の積を各相加算した値で表される回転動力の脈動すなわ
ちトルクリップルを減少させることが必要である。
の積を各相加算した値で表される回転動力の脈動すなわ
ちトルクリップルを減少させることが必要である。
上記のような駆動特性を確保若しくは改善するために、
従来から種々の提案がなされている。例えば空隙磁束分
布波形が正弦波となるように永久磁石挿入位置の空隙を
大にすると共に、磁極の外周を弓形に湾曲形成するもの
(特開昭63−140644号公報参照)、永久磁石の
外径を偏芯させ、永久磁石端部の肉厚と磁石中央部の肉
厚との比を所定範囲に規定するもの(特開昭63−16
1853号公報参照)のように永久磁石を偏肉させる提
案がある。
従来から種々の提案がなされている。例えば空隙磁束分
布波形が正弦波となるように永久磁石挿入位置の空隙を
大にすると共に、磁極の外周を弓形に湾曲形成するもの
(特開昭63−140644号公報参照)、永久磁石の
外径を偏芯させ、永久磁石端部の肉厚と磁石中央部の肉
厚との比を所定範囲に規定するもの(特開昭63−16
1853号公報参照)のように永久磁石を偏肉させる提
案がある。
また積層回転子鉄心を永久磁石と共に積層方向に複数個
に分割し、これらの分割鉄心を一定角度ずつ階段状にず
らせて軸に取付ける。すなわちスキューさせる提案もあ
る(特開昭63−140645号公報参照)。更に永久
磁石の表面輪郭形状を八角形に形成し、この八角形の夫
々の辺の長さを所定範囲に規定したものがある(特開昭
63−277450号公報参照)。一方永久磁石を超急
冷法によって得た磁粉からなるボンド磁石によって形成
し、特に小型モータにおける特性を向上させようとする
提案もなされている(特開昭62−196057号公報
参照)。
に分割し、これらの分割鉄心を一定角度ずつ階段状にず
らせて軸に取付ける。すなわちスキューさせる提案もあ
る(特開昭63−140645号公報参照)。更に永久
磁石の表面輪郭形状を八角形に形成し、この八角形の夫
々の辺の長さを所定範囲に規定したものがある(特開昭
63−277450号公報参照)。一方永久磁石を超急
冷法によって得た磁粉からなるボンド磁石によって形成
し、特に小型モータにおける特性を向上させようとする
提案もなされている(特開昭62−196057号公報
参照)。
上記従来技術において、磁石回転子を構成する永久磁石
を偏肉させること、スキューさせること若しくは表面輪
郭形状を八角形に形成すること等永久磁石を特殊形状に
形成することは、極めて煩雑かつ長時間を要する加工が
必要であり、必然的にコスト高を招来するという問題点
がある。すなわち上記永久磁石としては例えばフェライ
ト磁石に代表される焼結磁石が使用されるのが殆どであ
り、特殊形状に加工するためには、研削加工によらざる
を得す、加工が複雑であると共に、加工時間もまた長時
間を要するのである。なお上記のようなフェライト磁石
は1着磁が容易であるため。
を偏肉させること、スキューさせること若しくは表面輪
郭形状を八角形に形成すること等永久磁石を特殊形状に
形成することは、極めて煩雑かつ長時間を要する加工が
必要であり、必然的にコスト高を招来するという問題点
がある。すなわち上記永久磁石としては例えばフェライ
ト磁石に代表される焼結磁石が使用されるのが殆どであ
り、特殊形状に加工するためには、研削加工によらざる
を得す、加工が複雑であると共に、加工時間もまた長時
間を要するのである。なお上記のようなフェライト磁石
は1着磁が容易であるため。
広く回転電機用として使用されているが、近年の交流サ
ーボモータにおいては重負荷仕様のものが多く、その雰
囲気温度が150 ’C以上に到達するため、耐熱性の
点において不充分であるという問題点がある。すなわち
高温度における減磁が大であり、モータ出力が大幅に低
下するという欠点がある。一方耐熱性を向°上させるた
めに保磁力を増大させると2着磁性が大幅に低下し、生
産性を阻害すると共に、磁束密度分布の制御が困難とな
り。
ーボモータにおいては重負荷仕様のものが多く、その雰
囲気温度が150 ’C以上に到達するため、耐熱性の
点において不充分であるという問題点がある。すなわち
高温度における減磁が大であり、モータ出力が大幅に低
下するという欠点がある。一方耐熱性を向°上させるた
めに保磁力を増大させると2着磁性が大幅に低下し、生
産性を阻害すると共に、磁束密度分布の制御が困難とな
り。
結果としてコギングトルクの減少ができず、交流サーボ
モータとしての特性を大幅に低下させるという問題点が
ある。更に超急冷磁粉からなるボンド磁石によって形成
することにより、保磁力の増大が図れるものの、前記提
案は外径25mm以下の小型モータに限定され2本発明
の対象である比較的重負荷、かつ耐熱性の要求される交
流サーボモータについての適用性は全く不明である。
モータとしての特性を大幅に低下させるという問題点が
ある。更に超急冷磁粉からなるボンド磁石によって形成
することにより、保磁力の増大が図れるものの、前記提
案は外径25mm以下の小型モータに限定され2本発明
の対象である比較的重負荷、かつ耐熱性の要求される交
流サーボモータについての適用性は全く不明である。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し2着磁
性も含めた製作が容易であると共に、高温雰囲気におい
ても所定の保磁力を確保し得る耐熱性の高い交流サーボ
モータ用磁石回転子を提供することを目的とする。
性も含めた製作が容易であると共に、高温雰囲気におい
ても所定の保磁力を確保し得る耐熱性の高い交流サーボ
モータ用磁石回転子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために9本発明においては。
回転子の外周に永久磁石を配設してなる交流サーボモー
タ用磁石回転子において、永久磁石を、R−Fe−B系
合金(但し、RはYを含む希土類元素の1種または2種
以上の組合わせ)からなり平均結晶粒径0.01〜0.
5μmかつ平均粒径1〜1000μmの磁気等方性の磁
粉と1体積比で5〜40%の結合剤とからなるボンド磁
石によって形成する。
タ用磁石回転子において、永久磁石を、R−Fe−B系
合金(但し、RはYを含む希土類元素の1種または2種
以上の組合わせ)からなり平均結晶粒径0.01〜0.
5μmかつ平均粒径1〜1000μmの磁気等方性の磁
粉と1体積比で5〜40%の結合剤とからなるボンド磁
石によって形成する。
という技術的手段を採用した。
本発明におけるR−Fe−B系合金は、原子%でRは1
0〜15%、Bは4〜8%、残部Feからなるものを使
用することが望ましい。Rが10原子%未満では雰囲気
温度が140°Cに上昇した場合に、永久磁石の不可逆
減磁率が5%以上に悪化し、交流サーボモータ用磁石回
転子としての耐熱性が低下するため好ましくない。一方
Rが15原子%を超えると永久磁石の残留磁束密度が4
.5KG以下となって交流サーボモータの出力を低下さ
せるため不都合である。なおRとしてはNd。
0〜15%、Bは4〜8%、残部Feからなるものを使
用することが望ましい。Rが10原子%未満では雰囲気
温度が140°Cに上昇した場合に、永久磁石の不可逆
減磁率が5%以上に悪化し、交流サーボモータ用磁石回
転子としての耐熱性が低下するため好ましくない。一方
Rが15原子%を超えると永久磁石の残留磁束密度が4
.5KG以下となって交流サーボモータの出力を低下さ
せるため不都合である。なおRとしてはNd。
Prが好ましいが、ジジム、ミツシュメタル等の混合物
であってもよい。次にBが4原子%未満では雰囲気温度
が140°Cに上昇した場合の永久磁石の不可逆減磁率
が5%以上に悪化し、交流サーボモータ用磁石回転子と
しての耐熱性が低下するため好ましくない。一方Bが8
原子%を超えると永久磁石の残留磁束密度が4.5KG
以下となり。
であってもよい。次にBが4原子%未満では雰囲気温度
が140°Cに上昇した場合の永久磁石の不可逆減磁率
が5%以上に悪化し、交流サーボモータ用磁石回転子と
しての耐熱性が低下するため好ましくない。一方Bが8
原子%を超えると永久磁石の残留磁束密度が4.5KG
以下となり。
交流サーボモータの出力を低下させるため不都合である
。
。
次に本発明において、R−Fe−B系合金のFeの一部
を10原子%以下のAI!、、 St 、 Co 。
を10原子%以下のAI!、、 St 、 Co 。
Nb 、 W、 V、 Mo 、 Taの1種または2
種以上の元素によって置換することができる。なお本発
明のR−Fe−B系合金において、製造上不可避である
O、 N、 C,Cj2等の不純物の混入は許容され
る。
種以上の元素によって置換することができる。なお本発
明のR−Fe−B系合金において、製造上不可避である
O、 N、 C,Cj2等の不純物の混入は許容され
る。
本発明においてR−Fe−B系合金からなる磁粉の平均
結晶粒径は、電子顕微鏡写真により所謂切断法によって
求める。この場合結晶粒径のバラツキによる誤差を回避
するため、少なくとも30箇所をサンプリングする必要
がある。平均結晶粒径が0.01μm未満では永久磁石
のiHcが不充分であり、一方0.5μmを超えると結
晶粒が過大となり、逆磁区の核が発生して却ってiHc
を低下させるため不都合である。
結晶粒径は、電子顕微鏡写真により所謂切断法によって
求める。この場合結晶粒径のバラツキによる誤差を回避
するため、少なくとも30箇所をサンプリングする必要
がある。平均結晶粒径が0.01μm未満では永久磁石
のiHcが不充分であり、一方0.5μmを超えると結
晶粒が過大となり、逆磁区の核が発生して却ってiHc
を低下させるため不都合である。
次に上記磁粉の平均粒径が1μm未満であると。
非所望な酸化および発火を惹起すると共に加工劣化を招
来するため好ましくない。一方1000μmを超えると
ボンド磁石としての成形性を劣化させるため不都合であ
る。
来するため好ましくない。一方1000μmを超えると
ボンド磁石としての成形性を劣化させるため不都合であ
る。
なお上記磁粉としては、超急冷法によって作製したリボ
ン状薄帯、粉状体1片状体等の磁粉を800°C以下、
好ましくは550〜750°Cで保持する熱処理を施し
たものを使用すると効果的である。熱処理における保持
温度が550°C未満では、超急冷法によって生成され
た等方性のアモルファス量が多いため永久磁石特性が向
上せず。
ン状薄帯、粉状体1片状体等の磁粉を800°C以下、
好ましくは550〜750°Cで保持する熱処理を施し
たものを使用すると効果的である。熱処理における保持
温度が550°C未満では、超急冷法によって生成され
た等方性のアモルファス量が多いため永久磁石特性が向
上せず。
方750°Cを超えると超急冷法によって生成された微
細結晶が粗大化し、永久磁石の保磁力の低下を招来する
ため好ましくない。
細結晶が粗大化し、永久磁石の保磁力の低下を招来する
ため好ましくない。
なお上記磁粉は公知の方法によって作製することができ
1片ロール法、双ロール法、アトマイズ法、メカニカル
アロイイング法(機械的合金化法)等を使用することが
できる。
1片ロール法、双ロール法、アトマイズ法、メカニカル
アロイイング法(機械的合金化法)等を使用することが
できる。
次に結合剤としては樹脂を使用するのが一般的であり1
通常はエポキシ、ナイロン等を使用するが、耐熱性の優
れた液晶等を使用することもできる。更に耐熱性を要求
される場合は金属結合剤を使用すると好ましく、この場
合回転(揺動)鍛造が効果的である。結合剤の量が体積
比で5%未満では磁粉の結合力が不足し3強度が低下す
るため好ましくなく、−力結合剤の量が体積比で40%
を超えると、磁粉の量が相対的に少なくなり、永久磁石
としての特性が低下するため不都合である。
通常はエポキシ、ナイロン等を使用するが、耐熱性の優
れた液晶等を使用することもできる。更に耐熱性を要求
される場合は金属結合剤を使用すると好ましく、この場
合回転(揺動)鍛造が効果的である。結合剤の量が体積
比で5%未満では磁粉の結合力が不足し3強度が低下す
るため好ましくなく、−力結合剤の量が体積比で40%
を超えると、磁粉の量が相対的に少なくなり、永久磁石
としての特性が低下するため不都合である。
なお磁粉と結合剤とを混練して成形する手段としては、
圧縮法、射出成形法、押出法、圧延法等の公知の手段を
使用できる。
圧縮法、射出成形法、押出法、圧延法等の公知の手段を
使用できる。
第1図は本発明の実施例を示す要部横断面図である。第
1図において、1は固定子であり、横断面形状を中空円
筒状に形成すると共に、内周面に開口する複数個の溝2
を設け9巻線3を収容する。
1図において、1は固定子であり、横断面形状を中空円
筒状に形成すると共に、内周面に開口する複数個の溝2
を設け9巻線3を収容する。
4は回転子であり1回転軸5の外周に中空円筒状に形成
した永久磁石6を配設すると共に、前記固定子1内に同
軸的かつ回転自在に挿入する。永久磁石6には例えば4
個の磁極を円周方向に異極が隣接するように等間隔に配
設する。
した永久磁石6を配設すると共に、前記固定子1内に同
軸的かつ回転自在に挿入する。永久磁石6には例えば4
個の磁極を円周方向に異極が隣接するように等間隔に配
設する。
次に回転子4の製造工程について記述する。まず原材料
を秤量して溶解、鋳造し1合金組成が原子%でNd 1
2.5%、Fe78%、86.5%、 Nb 3%な
る合金インゴットを製造する。次にこの合金インゴット
をアーク炉によって溶解した後、Ar雰囲気中において
周速30n+/秒で回転する単ロールによって超急冷さ
せ9幅5+nm、厚さ約30μmの薄片を作製する。次
にこの薄片を予め660°Cに昇温させた真空炉中に装
入して1時間保持した後、取出してArガス吹付けによ
り急冷する。熱処理後の薄片をスタンプミルによって5
0〜200μmの平均粒径となるように粉砕して磁石粉
末とする。なおこの磁石粉末の平均結晶粒径は0.3μ
mであった。上記のようにして作製した磁石粉末と3体
積比10%のエポキシ樹脂とを混練して成形用原料とし
、第1図に示す回転軸5を予めインサートした成形用金
型により、5t/cnlの無磁場加圧成形を行い1次い
で180°Cの温度でエポキシ樹脂を硬化させて2回転
子4を得た。なお着磁磁場19.5 kOeにより、第
1図に示すN、 S磁極を形成した。
を秤量して溶解、鋳造し1合金組成が原子%でNd 1
2.5%、Fe78%、86.5%、 Nb 3%な
る合金インゴットを製造する。次にこの合金インゴット
をアーク炉によって溶解した後、Ar雰囲気中において
周速30n+/秒で回転する単ロールによって超急冷さ
せ9幅5+nm、厚さ約30μmの薄片を作製する。次
にこの薄片を予め660°Cに昇温させた真空炉中に装
入して1時間保持した後、取出してArガス吹付けによ
り急冷する。熱処理後の薄片をスタンプミルによって5
0〜200μmの平均粒径となるように粉砕して磁石粉
末とする。なおこの磁石粉末の平均結晶粒径は0.3μ
mであった。上記のようにして作製した磁石粉末と3体
積比10%のエポキシ樹脂とを混練して成形用原料とし
、第1図に示す回転軸5を予めインサートした成形用金
型により、5t/cnlの無磁場加圧成形を行い1次い
で180°Cの温度でエポキシ樹脂を硬化させて2回転
子4を得た。なお着磁磁場19.5 kOeにより、第
1図に示すN、 S磁極を形成した。
次に比較例として1合金組成が原子%で、 Nd12%
、Fe82%、B6%からなる磁粉により。
、Fe82%、B6%からなる磁粉により。
上記同様の回転子を作製した。
第2図は交流サーボモータの雰囲気温度と出力との関係
を示す図であり1曲線a、bは各々前記本発明の実施例
および比較例に対応する。この場合出力は室温における
値であり、規格化した相対値で示す。第2図から明らか
なように、比較例に対応する曲線すにおいては、雰囲気
温度が1001 その他の形状としても作用は同一である。
を示す図であり1曲線a、bは各々前記本発明の実施例
および比較例に対応する。この場合出力は室温における
値であり、規格化した相対値で示す。第2図から明らか
なように、比較例に対応する曲線すにおいては、雰囲気
温度が1001 その他の形状としても作用は同一である。
°Cを超えると出力が減少し始め、130°Cに到達す
ると出力は大幅に減少し、もはや交流サーボモータとし
ての特性を維持できなくなっていることを示している。
ると出力は大幅に減少し、もはや交流サーボモータとし
ての特性を維持できなくなっていることを示している。
これに対して本発明の実施例と対応する曲線aにおいて
は、雰囲気温度が150°Cを超えても出力の減少は殆
ど認められず、200°C近傍に至って初めて出力の減
少が顕著となる。
は、雰囲気温度が150°Cを超えても出力の減少は殆
ど認められず、200°C近傍に至って初めて出力の減
少が顕著となる。
すなわち雰囲気温度が上昇しても、不可逆減磁率が小で
あると共に、充分な残留磁束密度を保有するため、耐熱
性が極めて良好であると認め得る。
あると共に、充分な残留磁束密度を保有するため、耐熱
性が極めて良好であると認め得る。
なお第1図に示す固定子lと回転子4との間の空隙磁束
密度の分布は、雰囲気温度の値の如何に拘らず略正弦波
状であり2回転むらは殆ど認められなかった。また回転
子4を構成する永久磁石6は等方性であるため1着磁波
形の制御は極めて容易であり、従来経験された所謂コギ
ングトルクを減少させ得ることを確認した。
密度の分布は、雰囲気温度の値の如何に拘らず略正弦波
状であり2回転むらは殆ど認められなかった。また回転
子4を構成する永久磁石6は等方性であるため1着磁波
形の制御は極めて容易であり、従来経験された所謂コギ
ングトルクを減少させ得ることを確認した。
本実施例においては2回転子を構成する永久磁石の形状
が中空円筒状のものである例について記述したが2例え
ばセグメント状、若しくは蒲鉾状2 〔発明の効果〕 本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
高温雰囲気においても充分大なる出力を確保し得ると共
に2着磁性も良好であるため製作が容易であるという効
果がある。
が中空円筒状のものである例について記述したが2例え
ばセグメント状、若しくは蒲鉾状2 〔発明の効果〕 本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
高温雰囲気においても充分大なる出力を確保し得ると共
に2着磁性も良好であるため製作が容易であるという効
果がある。
第1図は本発明の実施例を示す要部横断面図。
第2図は交流サーボモータの雰囲気温度と出力との関係
を示す図である。 4:回転子、6:永久磁石。
を示す図である。 4:回転子、6:永久磁石。
Claims (2)
- (1)回転子の外周に永久磁石を配設してなる交流サー
ボモータ用磁石回転子において、永久磁石を、R−Fe
−B系合金(但し、RはYを含む希土類元素の1種また
は2種以上の組合わせ)からなり平均結晶粒径0.01
〜0.5μmかつ平均粒径1〜1000μmの磁気等方
性の磁粉と、体積比で5〜40%の結合剤とからなるボ
ンド磁石によって形成したことを特徴とする交流サーボ
モータ用磁石回転子。 - (2)R−Fe−B系合金のFeの一部を10原子%以
下のAl、Si、Co、Nb、W、V、Mo、Taの1
種または2種以上の元素によって置換した請求項(1)
記載の交流サーボモータ用磁石回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339066A JPH03198632A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 交流サーボモータ用磁石回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1339066A JPH03198632A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 交流サーボモータ用磁石回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03198632A true JPH03198632A (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=18323939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1339066A Pending JPH03198632A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 交流サーボモータ用磁石回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03198632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005333785A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Hitachi Metals Ltd | 回転機 |
JP2007306703A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1339066A patent/JPH03198632A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005333785A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Hitachi Metals Ltd | 回転機 |
JP2007306703A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ |
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