JPH0319858Y2 - - Google Patents

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JPH0319858Y2
JPH0319858Y2 JP8712388U JP8712388U JPH0319858Y2 JP H0319858 Y2 JPH0319858 Y2 JP H0319858Y2 JP 8712388 U JP8712388 U JP 8712388U JP 8712388 U JP8712388 U JP 8712388U JP H0319858 Y2 JPH0319858 Y2 JP H0319858Y2
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JP
Japan
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cam
snoring
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pillow
swinging
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Expired
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JP8712388U
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JPH028420U (ja
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はいびきを防止できる枕、特にいびき音
をマイクロホンで検出し、その検出信号に基づき
モータを駆動して枕上部を傾動させるいびき防止
用枕に関する。
【従来の技術】
この型のいびき防止用枕として、例えば特開昭
62−192121号公報に記載のものが公知である。こ
の枕は、下側のボデイー上に上側のボデイーカバ
ーを後上がりまたは前上がりに傾動自在に支承
し、円板の偏心位置にピンを突設した回転体(カ
ム)を軸支し、いびき音を検出したときモータを
駆動して回転体を回転させ、ボデイーカバーを後
上がりに傾動させて使用者の頭部を持ち上げ、声
道を変化させていびきを防止しようというもので
ある。
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、かかる従来の枕よりもいびき
防止効果が良いいびき防止用枕を提供することに
ある。
【課題を解決するための手段】
本考案のいびき防止用枕は、モータによつて回
転されて揺動部を本体に対して傾動させるカムの
周面、またはそれと係合する揺動部のカム係合部
に凹凸面を形成したことを特徴とする。
【作用】
カムが回転すると、それと揺動部のカム係合部
とは凹凸面を介して係合するため、揺動部は本体
に対して傾動されつつ上下に小さく繰り返し揺動
される。従つて、使用者の頭部を上下に軽く揺り
動かしつつ傾けることができる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 第1図に示すようにこのいびき防止枕1は合成
樹脂で一体成型された皿状の本体2とその上に次
のような支承された揺動部3とからなり、これら
を枕カバー(図示せず)で包んで使用される。揺
動部3は、揺動板4の上面をウレタン等の発泡樹
脂等からなるクツシヨン部材5で覆つたもので、
揺動板4の下面中央の前後2箇所を、第3図に示
すように軸受6によつて本体2の上面の前後の支
柱7,8に左右揺動自在に支承してある。前後の
支柱7,8は前側が低いため、揺動部3全体は本
体2に対して前下がりに傾斜している。クツシヨ
ン部材5の中央には切欠されたポケツト9が形成
され、このポケツト9内に例えば袋入りの保冷剤
10等を収容できるようになつている。従つて、
ここに保冷剤10を入れて使用すれば、いわゆる
頭寒足熱の効果がある。 本体2の上面には、第2図及び第4図に示すよ
うにモータ11が設置され、また伝達軸12が前
後の軸受13によつて回転自在に軸受けされてい
るとともに、これと直交するカム軸14が左右両
端及び中央2箇所の軸受15によつて同じく回転
自在に軸受けされている。モータ11は本体2の
上面に設けられた電池収納部16内の電池17に
よつて駆動される。電池収納部16は、第4図に
示すように本体2の底面に設けられ電池交換口1
8において蓋板19により開閉できる。 モータ11の軸にはウオームギヤ20、伝達軸
12にはヘリカルギヤ21が固着され、これら両
ギヤは噛合している。また、伝達軸12に設けら
れているウオームギヤ22はカム軸14の中央に
固着されたヘリカルギヤ23と噛合しており、モ
ータ11の回転はカム軸14に伝達される。この
カム軸14の左右両端部には左右一対の円形のカ
ム24,25が固着されている。左右のカム2
4,25はカム軸14に対し互いに逆向きに偏心
して固着されている。 一方、上記揺動板4の下面には左右のカム2
4,25とそれぞれ係合するカム係合部26が一
体に突設されている。カム係合部26の下面は第
6図に示すように浅い複数の円弧凹部27が前後
に連続した波状の凹凸面となつている。なお、カ
ム24,25の周面を凹凸面としてもよい。 従つて、モータ11が駆動してカム軸14が一
定の方向にゆつくりと回転されると、これと一体
に左右のカム24,25が同時に回転するが、こ
れらは互いに逆向きに偏心しているため、左側の
カム24が上向きになつて揺動板4を持ち上げる
とき、右側のカム25は下向きになつて揺動板4
の下降を許容するため、揺動部3は軸受6を支点
に左上がりにゆつくりと傾動する。これとは逆
に、右側のカム25が上向き、左側のカム24が
下向きになるときは、揺動部3は右上がりに傾動
する。そして、いずれの方向の傾動の場合も、左
右のカム24,25が左右のカム係合部26の下
面の複数の円弧凹部27上をあたかも転動するよ
うにこれと次々に係合するため、揺動部3は上記
のようにゆつくりと傾動しつつ上下に繰り返し小
さく揺動する。左右のカム24,25が前後逆向
きになつたときは揺動部3は水平になり、この状
態から上記のように左上がりまたは右上がりに傾
動してカム24,25が180度回転すると、水平
状態に戻る。第5図はこのような傾動状態を後側
から見た図である。 本体2の前辺縁には隆起部28が設けられ、そ
の左右両端部に、いびき音を検出するための左右
のマイクロホン(内蔵マイクロホン)29が埋設
されている。また、第5図に示すように本体2の
後面に設けられた操作パネル30には、電源スイ
ツチ31、手動操作スイツチ32、感度調整ボリ
ユーム33、外部マイクロホン34(第1図)を
接続するための接続端子35及び作動表示灯36
が配設されている。さらに、本体2上には、いび
き音を他の音声と区別して検知するいびき音検知
装置が実装された回路基板37(第2図)が設置
されている。外部マイクロホン34は内蔵マイク
ロホン29だけではいびき音の検出が不十分なと
き、胸元等に取り付けて使用する。 上述のような構成において、内蔵マイクロホン
29または外部マイクロホン34で検出されたい
びき音が前記いびき音検知装置によつて検知され
ると、モータ11が駆動され、前述のように揺動
部3が左上がりまたは右上がりにゆつくりと傾動
しつつ上下に繰り返し小さく揺動するため、使用
者の頭部を上下に軽く揺り動かしつつ左向きまた
は右向きに傾けることができる。従つて、従来の
ように単に後上がりに傾動させる場合に比べ、い
びきの発生部位である口蓋垂及び後口蓋弓に一層
効果的な変化をもたらすことができるとともに、
覚醒させるまでには至らない適度の刺激を与える
ことができ、睡眠を妨げることなくいびきを従来
よりも効果的に防止できる。
【考案の効果】
以上詳述した通り本考案のいびき防止用枕によ
れば、使用者の頭部を上下に軽く揺り動かしつ
つ、すなわち覚醒させるまでには至らない適度の
刺激を与えつつ向きを変えることができるので、
睡眠を妨げることなくいびきを従来よりも効果的
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のいびき防止用枕の一実施例の
斜視図、第2図はその一部切欠平面図、第3図は
その中央縦断面図、第4図はこの枕における本体
とその上に装着された揺動機構の断面図、第5図
は揺動状態を示す背面図、第6図はカム部の拡大
断面図である。 2……本体、3……揺動部、11……モータ、
24,25……カム、26……カム係合部、27
……円弧凹部、29……内蔵マイクロホン、34
……外部マイクロホン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体上に揺動部を揺動自在に支承するととも
    に、これら本体と揺動部との間にモータによつて
    回転されるカムを介在させ、マイクロホンがいび
    き音を検出したとき上記モータを駆動させてカム
    を回転させ、上記揺動部を傾動させるいびき防止
    用枕において、上記カムの周面またはそれと係合
    する前記揺動部のカム係合部に凹凸面を形成した
    ことを特徴とするいびき防止用枕。
JP8712388U 1988-06-30 1988-06-30 Expired JPH0319858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8712388U JPH0319858Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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JP8712388U JPH0319858Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

Publications (2)

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JPH028420U JPH028420U (ja) 1990-01-19
JPH0319858Y2 true JPH0319858Y2 (ja) 1991-04-26

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ID=31311748

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JP8712388U Expired JPH0319858Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4501275A (en) * 1981-07-06 1985-02-26 Maahs Jerry D Mammalian subject heating unit using radiant heat
JP4236537B2 (ja) * 2003-08-08 2009-03-11 三洋電機株式会社 いびき防止装置
JP2005261682A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Sanyo Electric Co Ltd いびき抑制装置

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JPH028420U (ja) 1990-01-19

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