JPH03197622A - 管材の固溶化処理用搬送装置 - Google Patents

管材の固溶化処理用搬送装置

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JPH03197622A
JPH03197622A JP33710089A JP33710089A JPH03197622A JP H03197622 A JPH03197622 A JP H03197622A JP 33710089 A JP33710089 A JP 33710089A JP 33710089 A JP33710089 A JP 33710089A JP H03197622 A JPH03197622 A JP H03197622A
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JP
Japan
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pipe materials
furnace
pipe
rollers
heat treatment
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Pending
Application number
JP33710089A
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English (en)
Inventor
Kazusato Itou
伊藤 算悟
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Ito Kogyo KK
Original Assignee
Ito Kogyo KK
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Publication date
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はステンレスパイプ等の管材を固溶化処理する
装置に用いる管材の搬送装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ステン
レスパイプ等の管材の熱処理、即ち固溶化処理を行なう
装置は、一般に第9図に示すような構造を有している。
図中1は固溶化処理装置の熱処理炉で、耐火レンガ等の
炉材1aで囲繞し形成した炉2内に管材3搬送用の回転
ローラ4を複数本備え、バーナー5で昇温した炉2内で
回転ローラ4上を搬送される管材3に対して加熱処理す
るようになっている。
ところでこのような熱処理をステンレスパイプ等の管材
に対して行なうとほとんどの場合管材に図示のように歪
や曲りが生じるので、矯正機にかけて歪や曲りを除去し
、規定の直線度を出すようにしなければならない。
しかしながら、従来の固溶化処理装置では加熱処理後に
管材に生じる歪みや曲がりが大きすぎ、固溶化処理装置
を出た後に矯正機に連続的に装入することができず、連
続する処理ラインを組めないという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記従来の問題に鑑みてなしたちので、熱処理
した管材に発生する歪や曲りを極力小さくすることがで
き、熱処理後の管材をそのまま連続して矯正機に装入す
ることができるようにした管材の固溶化処理用搬送装置
を提供しようとするものである。
本発明に係る管材の固溶化処理用搬送装置の原理を、第
1図及び第2図により説明する。
固溶化処理装置の熱処理炉10は従来のものと同様のも
ので、炉材10aにより囲繞して形成した炉11内に管
材12搬送用の回転ローラ13を複数本備えている。回
転ローラ13はその軸線方向りに対し直交方向をなす方
向で環状に管材12の搬送ガイド用の凹部15を複数連
設し、炉11、即ち固溶化処理装置本体内に複数本水平
に離隔配置しである。また、これら回転ローラ13はそ
の軸線方向りを管材12の搬送方向Xの略直交方向Yに
対し僅かに角度θを持たせ、且つ各回転ローラ13の対
応する上記ガイド用の凹部15を管材12の搬送方向に
沿わせて一致させである。
〔作用〕 本発明装置によるステンレスパイプ等の管材12に対す
る固溶化処理は、従来と全く同様であってよい、管材1
2は回転ローラ13上を凹部15によりガイドされつつ
搬送され、従来と同じくバーナー14で昇温された炉1
1内で固溶化処理される。本発明者らの行なった実験に
よれば、固溶化処理後の管材12にはそのまま矯正機に
装入することができる程度の比較的小さな歪み、曲がり
のみ生じた。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第3図
ないし第8図は本発明に係る管材の固溶化処理用搬送装
置の一実施例を示す図である。
図中20は熱処理炉、21は装入装置、22は冷却装置
、23は排出装置である。
熱処理炉20はセラミックファイバーや耐火レンガ等の
炉材20aで囲繞し形成した類24内に管材25を搬送
するための回転ローラ26を複数本備えている。そして
従来同様、バーナー27で昇温した類24内で回転ロー
ラ26上を搬送される管材25に対して加熱処理するよ
うになっている。なお、図中20bは補強用みぞ形鋼、
28は煙道、29は熱交換機である。
回転ローラ26は第6図に拡大して示すように中央部分
に複数の凹部30を形成しである。また、回転ローラ2
6の両端は炉材20aを貫通し、それぞれ軸受31に回
転自在に支承されている。この回転ローラ26は図示の
ように中空管で、両端にはロータリージヨイント32が
取付けてあり、中空部分に外部から冷却水を導入して類
24内で過熱状態になるのを防止し、適当な表面温度を
保ち得るようにしである。一般に類24内の温度が約1
,150°Cで、回転ローラ26の表面温度が900 
’Cとなるように制御する。なお、回転ローラの形状、
構造は図示の例に限定されるものではなく、固溶化処理
対象となる管材により適宜決定するものである。
凹部30は、第6図に拡大して示すように断面が逆三角
形の谷状に形成したものである。この凹部30は螺旋状
ではなく回転ローラ26の周方向で一周するように環状
に設けである。なお、この凹部30の断面形状は図示の
例に限定されるものではなく、固溶化処理対象となる管
材により適宜窓めればよい。
また、これら回転ローラ26は、類24内に水平に離隔
配置しである。各回転ローラ26間の距離りは500 
m m〜1mとするが、この距離りは処理対象の管材2
5の口径、素材等により搬送途中で下方へ垂れないよう
に最適に決定する。またこれら回転ローラ26は、その
軸線方向りを管材25の搬送方向Xの略直交方向Yに対
し偏かに角度θを持たせて、且つ各回転ローラ26の対
応する上記ガイド用の凹部15を管材25の搬送方向に
沿わせて一致させである。上述の角度θは、2゜〜10
°に設定するとよい結果が得られたが、もちろん本発明
はこれに限定されず、適宜に設定すればよい。
装入装置21は、第4図及び第7図に示すように管材2
5の全長に対応する長さを有する矩形の架台21a上に
回転ローラ26と同様の搬入ローラ33を複数本配置し
て構成したものである。搬入ローラ33は回転ローラ2
6と同形の搬送ガイド用の凹部30を有し、またその配
置間隔、配置状態も回転ローラ26と同じにしである。
図中34は装入コンベア装置で、装入装置21とストッ
ク台35との間に配しである。この装入コンベア装置3
4は、管材25の受け36を複数個備えたコンベア37
と、回転駆動装置38及び揺動駆動用のエアシリンダ3
9とからなる。コンベア37は一方の端部を装入装置2
1の搬入ローラ33間に完全に進入させてあり、エアシ
リンダ39によりその装入装置21への進入側を上下方
向に揺動可能としである。
冷却装置22は熱処理炉20の出側に配してあり、固溶
化処理後に排出されてくる管材25に冷却水シャワーを
かけて冷却するようになっている。
排出装置23は、第4図及び第8図に示すように管材2
5の全長に対応する長さを有する矩形の架台40上に、
回転ローラ26と同様の排出ローラ41を複数本配置し
、各排出ローラ41の間に側方へのスライド排出用のガ
イドレール42及びその揺動駆動用のエアシリンダ43
を設けて構成しである。排出ローラ41は回転ローラ2
6と同一の搬送ガイド用の凹部30を有し、またその配
置間隔、配置状懇も回転ローラ26と同じにしである。
各ガイドレール42は一端を架台40上に回転自在に支
持し、他端側をエアシリンダ43により上下させること
により上下方向で揺動可能としである。
図中44はローラ駆動装置で、回転ローラ26、搬入ロ
ーラ33及び排出ローラ41はチェーンもしくはベルト
45により順次このローラ駆動装置44に連結してあり
、ローラ駆動装置44を回転駆動すると各ローラ26.
33.41が回転するようになっている。
次に本実施例の動作を説明する。
まず管材25を装入装置21に載せる動作を説明すると
、ストック台35上に載置しておいな管材25をコンベ
ア37上の各受け36内に移載し、エアシリンダ39を
駆動してコンベア37を上方に揺動させる。ついでコン
ベア37を回転駆動装置38により回転させる。そして
受け36を搬入ローラ33上に移動させ、更にコンベア
37を下方に揺動させる。すると各管材25は適宜搬入
ローラ33の凹部30内に入り込む。
ついで回転駆動装置44を駆動し、各ローラ26.33
.41を回転駆動すると、搬入ローラ33上の管材25
は炉24内へと搬入される。そして、炉24内へ搬入さ
れた管材25は回転ローラ26上を凹部30によりガイ
ドされつつ搬送され、従来と同じく炉24内で固溶化処
理される。
管材25は熱処理を受けた先端側から炉24外へと排出
され、冷却装置21により冷却シヤワーを浴び、ついで
排出装置23の凹部30によりガイドされつつ所定の処
理時間後に熱処理炉20外へと完全に排出される。
管材25が完全に排出装置23上へと移送された時点で
ローラ駆動装置44の回転を停止させ、エアシリンダ4
3によりガイドレール42を夫々上方へと揺動させる。
すると管材25はガイドレール42により全体的に排出
装置23から持ち上げられ、ガイドレール42の傾斜に
沿って下方に滑り落ち、装置外へと排出される0図示の
例では排出装置23に処理済の管材25をストックする
台等を示していないが、適宜のものを配置するようにす
ればよい0本発明者らの行なった実験によれば、処理後
のステンレスパイプには比較的小さな歪み、曲がりのみ
生じ、矯正機にそのまま装入することが出きた。
〔発明の効果〕
本発明に係る管材の固溶化処理用搬送装置は、その軸線
方向に対し直交方向をなす方向で環状に管材搬送ガイド
用の凹部を複数設けた管材の搬送用回転ローラを固溶化
処理装置本体内に複数本水平に離隔配置し、該回転ロー
ラの軸線方向を管材搬送方向の略直交方向に対し僅かに
角度を持たせ且つ各回転ローラの対応する上記ガイド用
の凹部を管材搬送方向に沿わせて一致させて構成したの
で、固溶化処理後の管材に生じる歪や曲りをそのまま矯
正機に装入可能な程度の比較的小さなものにすることが
できるようになり、固溶化処理装置と矯正機とを直接的
に連結してライン化することができるようになるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す平面図、第2図は第1図中
の矢印II−II線に沿う断面図、第3図は本発明の一
実施例を示す側面図、第4図は同平面図、第5図は第4
図中のV−V線に沿う拡大断面図、第6図は回転ローラ
の凹部を示す拡大断面図、第7図は装入装置の拡大側面
図、第8図は排出装置の拡大側面図、そして第9図は従
来の固溶化処理用搬送装置を示す第2図相当の断面図で
ある。 10.2o:熱処理炉   11.24:炉12.25
:管材     13.26:回転ローラ15.30:
搬送ガイド用の凹部 21:装入装置     22:冷却装置23:排出装
置     33:搬送ローラ34:装入コンベア装置
 35ニスドック台37:コンベア     41:排
出ローラ42ニガイドレール   44:ローラ駆動装
置L:回転ローラの軸線方向 X:管材の搬送方向   θ:角度 h:回転ローラ間の距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステンレスパイプ等の管材を固溶化処理する装置におい
    て、上記管材の搬送用回転ローラを固溶化処理装置本体
    内に複数本水平に離隔配置し、該回転ローラにその軸線
    方向に対し直交方向をなす方向で環状に管材搬送ガイド
    用の凹部を複数連設し、これら回転ローラの軸線方向を
    管材搬送方向の略直交方向に対し僅かに角度を持たせ、
    且つ各回転ローラの対応する上記ガイド用の凹部を管材
    搬送方向に沿わせて一致させてなる管材の固溶化処理用
    搬送装置。
JP33710089A 1989-12-26 1989-12-26 管材の固溶化処理用搬送装置 Pending JPH03197622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111892A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Sanyo Special Steel Co Ltd 真直度と真円度の優れた低残留応力継目無鋼管の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111892A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Sanyo Special Steel Co Ltd 真直度と真円度の優れた低残留応力継目無鋼管の製造方法
JP4563133B2 (ja) * 2004-10-12 2010-10-13 山陽特殊製鋼株式会社 真直度と真円度の優れた切断リング用低残留応力継目無鋼管の製造方法

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