JPH03196843A - 水素化用触媒 - Google Patents

水素化用触媒

Info

Publication number
JPH03196843A
JPH03196843A JP1335207A JP33520789A JPH03196843A JP H03196843 A JPH03196843 A JP H03196843A JP 1335207 A JP1335207 A JP 1335207A JP 33520789 A JP33520789 A JP 33520789A JP H03196843 A JPH03196843 A JP H03196843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hours
yield
stirred
reaction mixture
bis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1335207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2509718B2 (ja
Inventor
Takamasa Fuchigami
渕上 高正
Yumiko Ubukata
生方 裕美子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
Priority to JP1335207A priority Critical patent/JP2509718B2/ja
Priority to AT91901538T priority patent/ATE113865T1/de
Priority to DE69014101T priority patent/DE69014101T2/de
Priority to PCT/JP1990/001708 priority patent/WO1991009674A1/ja
Priority to US07/752,646 priority patent/US5182246A/en
Priority to EP91901538A priority patent/EP0460240B1/en
Publication of JPH03196843A publication Critical patent/JPH03196843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509718B2 publication Critical patent/JP2509718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水素化反応に有用な触媒に関する。
〔従来技術〕
従来、水素化反応を触媒する化合物は数多く知られてい
る〔新実験化学講座 15 酸化と還元(m丸善(19
77)参照〕、これらの触媒はその作用状態により、均
一系触媒と不均一系触媒に大別される。
この内、不均一水素化触媒は一般に反応基質をガス状に
して用いるため、用いることのできる基質に制置がある
。また、高い反応温度を必要とするため、反応基質が分
解し易く副生成物を与え易いという欠点を有している。
更に、不均一系水素化触媒は、均一系水素化触媒に比べ
て選択性が低いという欠点を有している。
一方、均−羊水素化触媒では、ロジウム、白金、ルテニ
ウムを始め第VTTI族遷移金属触媒がよく知られてい
るが、これらの金属は極めて高価であり経済的に不利で
ある。
又、上記の触媒では、水素化だシナでなく突素−ハロゲ
ン結合等の水素化分解を伴うという欠点も合わせ持って
いる。
これらの欠点を解決するために、クロミウム、モリブデ
ン、又は、タングステンの第VIB族の錯体、例えば、
アレーンクロミウムトリカルポニルやビス(トリカルポ
ニルシクロペンタジエニルクロミウム)か開発されてい
るが、これらの錯体は、ンソイトのジエン又はアセチレ
ンの水素化にしか活性を示さないばかりでなく、触媒活
性が低く多輩の触媒を必要とし、?X1温高圧で反応を
行わねばならない欠点を有し、工業的に採用するのに多
大の困難を伴う〔下記参考側参照〕。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来の触媒が抱えていた上記のような多くの
欠点を克服できる安価な工業触媒を捷供することを課題
とする。
〔課題をN決するための手段〕
本発明は下記−数式 %式%(1) (式中、A3はアルカリ金属カチオン、アンモニウムカ
チオン、イミニウムカチオン又はホスフォニウムカチオ
ンを表し、Mはクロミウム原子、モリブデン原子又はタ
ングステン原子を表す、)で表わされる錯体からなる水
素化用触媒に関するものである。
本発明において水素化できる化合物としては、アルデヒ
ド、ケトン類等の炭素−#素二重結合、アルケン、ジエ
ン、ポリエン類等のIR素−度素二重結合、アルキン、
ジイン、ポリイン類等の炭素炭素三重結合、イミン、オ
キシム類等の炭素−窒素二重結合、二) IJル等の炭
素−窒素二重結合等を有する化合物を例示することがで
きる0本発明において、同一分子内に複数の異なってい
てもよい上記の不飽和結合が存在する場合には、一般に
それらの不飽和結合の一部または全てが水素化されるか
、これらは反応温度、反応時間や触媒量により制御が可
能な場合もある。
本発明の前記−数式(1)で表される錯体は、公知の方
法で製造することができる〔例えば、RoJ、  Ha
yter、  J、Aa、Chem、  Soc、、8
8. 4376(1966)参照〕0反応効率や収率の
点で、アンモニウムカチオンとしては、四級アンモニウ
ムカチオンが好ましく、イミニウムカチオンとしてはジ
ホスフィンイミニウムカチオンが好ましく、また、ホス
フォニウムカチオンとしては、四級ホスフォニウムカチ
オンが好ましい、触媒の使用量は、水素化する不飽和結
合の種類や数によっても異なるが、通常水素化する不飽
和結合に対し1/′5000ないし1/2等量の範囲を
選ぶことができる。また、触媒活性の調節や不斉水素化
を目的として、三級ホスフィンや酸を所謂触媒量添加し
て用いても何ら差し支えない、三級ホスフィンを添加し
た場合には、一部の配位子の交換が起こることが公知で
あるので、別途にこれを調製して用いても差し支えない
本発明の触媒を用いる水素化反応は通常溶媒中で行うも
のであり、反応に関与しない溶媒を好適に使用できるが
、反応速度や収率等の点で、エーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジメトキシエタン、ジオキサン等の極性溶媒の使
用が好ましい。
又、水素化は水素存在下に行うものであり、反応を促進
するために水素加圧下で反応を行っても何等差し支えな
い。
反応温度は0℃ないし150℃で進行するが、反応の効
率、経済性、安全性等の点で、室温ないし130℃で行
うことが好ましい。
以下、実施例、参考例及び比較例により本発明を更に詳
細に説明する。
Cさく1− 参考例1 テトラエチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタ
カルポニルクロミウム(0))の合成tJBr Cr(Co)i + NaBH*  −EtJ” (C
r*H(C(>)+e)クロミウムヘキサカルボニル(
2,0g、 9.08霧鋤o1)と水素化ホウ素ナトリ
ウム(0,20g、5.28s+mol)のTHF溶液
(10ml)をアルゴン雰囲気下で18時間還流した0
反応混合物をセライト濾過し、溶媒を減圧留去して、オ
レンジ−赤色の油状物質を得た。エタノール(40ml
)を加え、さらにテトラエチルアンモニウムプロミド(
0,96g、 4.56s■ol)のエタノール溶液(
10ml)を加えた。直ちに黄色の結晶が析出しはじめ
た。完全に結晶を析出させるために、冷蔵庫内で一晩放
置した。析出した固体を濾過し、エタノールで洗浄後真
空乾燥した結果、黄色柱状結晶を得た(1.6g、70
χ)。
分解開始温度74−76℃。
IR(KBr−disk):   vc+co  20
42O40’  1923cm−’1865cm−’ ’H−NM[l(7セトシーd、)ニー19.46(s
)  Cr−H−Cr  1!11.27(t)  −
CB512H3,32(q)  −CHt−811モリ
ブデン錯体、タングステン錯体も上記と同様な方法で合
成した。ただし、反応時間はモリブデン錯体では4時間
、タングステン錯体では18時間で行い、それぞれ淡緑
色柱状結晶(1,8g、77χ)と黄色柱状結晶(1,
3g、69χ)を得た。
モリブデン錯体 分解開始温度89−91t IR(KBr−disk): Mc、o  2050c
m−’ 1922cm−1865cm−’ ’H−NMII(yセトニz−d、)ニー12.15(
S)  Mo−LMo  IHl、43(t)−CB、
1211 3.52(q) −C[It−8Hタングス
テン錯体 分解開始温度91−93℃ IR(KBr−disk):  Wc、o  2050
cm−’ 1920cm−’865cm ’H−NM[l(yセトンーdh)ニー12.53(s
)  n−1t−W  LHl、4t)(t)  −C
Fis 12[13,47(q)  −CHx−8[1
参考例2 テトラブチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタ
カルポニルクロミウム(0))の合成りuJBr Cr(Co)a + NaBtl*     BueN
’ (CrJ(Co)+o)参考例1と同様の方法で合
成した。クロミウムヘキサカルボニル(1,0g、4.
54s■ol)と水素化ホウ素ナトリウム(0,Log
、 2.64■■ol)のTHF溶液(5,0m1)を
アルゴン雰囲気下で18時間還流した9反応混合物をセ
ライト濾過し、溶媒を減圧留去して、オレンジ−赤色の
油状物質を得た。エタノール(20ml)を加え、さら
にテトラブチルアンモニウムプロミド(0,73g、 
2.27m5ol)のエタノール溶液(5,O*I)を
加えた。−晩放置後、溶媒を留去しカラムクロマトグラ
フィ (充填剤シリカゲル、展開溶媒クロロホルム)に
より精製し、黄色柱状結晶を得た(0.55g、42ズ
)。このものは、常温、空気中で徐々に分解する。
rR(KBr−disk):  νejo  1965
cm−’ 1920c慴−’1875cm−’ ’H−NMR(り[+ロネルムーd)+−19,23(
s)  Cr−H−Cr  180.13−2.4i(
諧)−C!(zcHtcl’132H3,70q) N
−CHt−8H また、テトラブチルアンモニウムプロミドの代わりにビ
ス(トリフェニルホスフィン)イミニウムクロリド(1
,30mg、2.27+uiol)を用い、ピストU 
フェニルホスフィンイミニウム錯体を合成し、オレンジ
色の柱状結晶を得た(1−.42g、75χ)。
IR(KBr−disk):  l’c、o  197
0cm−’ 1940cm−’1880cm−’ ’[1−NMI?(り1111本ルムーd)ニー19.
37(S)  Cr−H−Cr  117.01−7.
91(■) −CJs 20H実施例I PhC)10        PhCH!OHヘンズア
ルデヒド(1,0−sol) 、テトラエチルアンモニ
ウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム
(0) )  (0,01−一蒙o1)とジメトキシエ
タン(DME)  (1,0m1)を、オートクレーブ
中で、水素加圧下(50at−) + ioo℃で5時
間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析の結果、
ベンジルアルコールが98%の収率で生成していた。
実施例2−18 実施例1と同様にして、種々のベンズアルデヒド類及び
触媒を用いて反応を行った。それぞれの反応における、
ベンズアルデヒド類の種類及び量、触媒の種類及び量、
反応温度、反応時間、収率を表1に示す。
比較例1 ベンズアルデヒド(1,0−sol) 、クロミウムヘ
キサカルボニル(0,02mmmol)とジメトキシエ
タン(DME)(1,0曽■)を、オートクレーブ中で
、水素加圧下(50atm) 、100℃で13時間加
熱撹拌した0反応混合物のGLC分析の結果、ベンジル
アルコールの生成は認められなかった。
比較例2 ベンズアルデヒド(1,0m5ol) 、ベンゼンクロ
ミウムトリカルボニル(0,02+n+5ol)とジメ
トキシエタン(DME)(1,0−■)を、オートクレ
ーブ中で、水素加圧下(50atg+) 、100℃で
13時間加熱撹拌した0反応混合物のGLC分析の結果
、ベンジルアルコールの生成は認められなかった。
実施例19 nCJ+ 5clIo       nCJ+ 5CH
101(n−オクチルアルデヒド チルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ベンタカJレボ
ニルクロミウム( 0 ) ) (0.01mmol)
をDME(1.抛l)中で、水素圧力下(50atm)
、100℃で13時間加熱撹拌した.反応混合物のGL
C分析の結果、n−オクチルアルコールが100%の収
率で生成していた。
実施例20 PhCHxCIIImCHO          Ph
CHmCH*CHsOl13−フェニルブロノマナーl
しく1.0smol) トチトラエチルアンモニウムμ
mヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム(0)
 ) (0.01msol)をDME(1.0曽■)中
で、水素圧力下(50ats+)、100℃で13時間
加熱撹拌した.反応混合物のGLC分析の結果、3−フ
ェニルプロパツールが100%の収率で生成していた。
実施例21 PhCH=CIIC)10−−◆PhCH=CHCHz
OH+PhCH2CHzCHzOHケイ皮アルデヒド(
1.軸oo1)とテトラエチルアンモニウムμmヒドリ
ド−ビス(ペンタカルポニルクロミウム< O ) >
 (0.02mmol)をD M E (1.0++1
)中で、水素圧力下(50a t*)、100℃で13
時間加熱撹拌した.反応混合物のGLC分析の結果、ケ
イ皮アルコールが87%と3−フェニルプロパツールが
13%の収率で生成していた。
比較例3 ケイ皮アルデヒド(1.0si閤of)とベンゼンクロ
ミウムトリカルボニJしく0.02mmol)をD M
 E (1.0曽■)中で、水素圧力下(50a t−
)、100℃で13時間加熱撹拌した.反応混合物のG
LC分析の結果、ケイ皮アルコール及び3−フェニルプ
ロパツールの生成は認められなかった。
実施例22 PhCH−CHCHOPbCH−CHCHgOH+ P
hCH*CH*CHtOHケイ皮アルデヒド(1,0m
s+ol)、テトラエチルアンモニウムμmヒドリド−
ビス(ペンタカルポニルクロミウム(0) ) (0,
02w5ol)、及びケイ皮酸(0,03+uiol)
をD M E (1,0m1)中で、水素圧力下(50
a tm)、100℃で13時間加熱かくはんした。
反応混合物のGLC分析の結果、ケイ皮アルコールが6
5%と3−フェニルプロパツールが35%の収率で生成
していた。
実施例23 1.4−シクロヘキサンジオン(1,0m5ol)とテ
トラエチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカ
ルボニルクロミウム(0) ) (0,01amol)
をD M E (1,0m1)中で、水素圧力下(50
a tm)、100℃で60時間加熱かくはんした0反
応混合物のGLC分析の結果、■、4−シクロヘキサン
ジオールが100%の収率で生成していた。
比較例4 1.4−シクロヘキサンジオン(1,0醜mol)とベ
ンゼンロクロミウムトリカルボニル(0,02m■ol
)をD M E<1.0ml>中で、水素圧力下(50
at曽)、100℃で60時間加熱かくはんした6反応
混合物のGLC分析の結果、1.4−シクロ・\キサン
ジオールが100%の収率で生成していた。
H 実施例24 加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析の結果、酪
酸メチルが82%の収率で生成していた。
メチルベンツ゛イルホルメ−ト ラエチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカル
ポニルクロミウム( 0 ) ) (0.01amol
)をDM E (1.kl)中で、水素圧力下(50a
 ts+)、100℃で60時間加熱かくはんした.反
応混合物のGLC分析の結果、メチル1−ヒドロキシ−
1−フェニルアテートが91%の収率で生成していた。
実施例25 0                      0H
ピルビン酸メチル(1.〇−霞o1)とテトラエチルア
ンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロ
ミウム( 0 ) ) (0.01msol)をD M
 E (1.0ml)中で、水素圧力下(50a t■
)、100℃で60時間実施例26 ケトパントイルラクトン(1.0saol)とテトラエ
チルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニ
ルクロミウム( 0 ) ) (0.01+u+ol)
をDME(1.0ml)中で、水素圧力下(50atm
)、100℃で13時間加熱かくはんした.反応混合物
のGLC分析の結果、バントラクトンが52%の収率で
生成していた。
比較例5 ケトパントイフレラクトン(1.0s+wol)とベン
ゼンクロミウムトリカルボニル(0.02mmol)を
DME(1,0m1)中で、水素圧カド(50at−)
、100℃で13時間加熱かくはんした6反応混合物の
GLC分析の結果、パントラクトンの生成は認められな
かった。
実施例27 ケトパントイフレラクトン(1,0ssol)とテトラ
エチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボ
ニルクロミウム(0) ) (0,01s*ol)をD
ME(1,0m1)中で、水素圧力下(50a tm)
、100℃で60時間加熱かくはんした0反応混合物の
GLC分析の結果、パントラクトンが99%の収率で生
成していた。
実施例28 ケトパントイルラクトン(1,0ssol)、テトラエ
チルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルポニ
ルクロミウム(0) ) (0,01−一01)、及び
(−)−2,3−0−イソプロピリデン−2,3ジヒド
ロキシ−1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン
((−)  D I OP) ) (0,01a*ol
)をD M E (1,0m1)中で、水素圧力下(5
0a tm)、100℃で60時間加熱かくはんした0
反応混合物のGLC分析の結果、パントラクトンが99
%の収率で生成していた。
実施例29 2.3−ジメチルブタジェン(1,0■mol)とテト
ラエチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカル
ボニルクロミウム(0) ”) (0,01曽mol)
をDM E (1,0m1)中で、水素圧力下(50a
tm)、100℃で60時間加熱かくはんした0反応混
合物のGLC分析の結果、2.3−ジメチル−2−ブテ
ンが60%の収率で生成していた。
比較例6 ミルセン(1,抛mol)とベンゼンクロミウムトリカ
lレボニJしく0.Olmmol)をD M E (1
,0m1)中で、水素圧力下C30ats)、100℃
で60時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析
の結果、2.6−シメチルー2.6−オクタジエンの生
成は認められなかった。
ミルセン(1,0ssol)とテトラエチルアンモニウ
ムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム(
0) ) (0,01amol)をD M E (1,
0m1)中で、水素圧力F (50a tm)、100
℃で60時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分
析の結果、2.6−シメチルー2.6−オクタジエンが
100%の収率で生成していた。
実施例31 ph     ph スチレン(1,0m5ol)とテトラエチルアンモニウ
ムμmヒドリド−ビス(ペンタカルポニルクロミウム(
0) ) (0,01amol)をD M E (1,
0m1)中で、水素圧力下(50at−)、100℃で
84時間加熱かくはんした。反応混合物のGLC分析の
結果、エチルベンゼンが80%の収率で生成していた6
実施例32 ph ph\グ         スチレン(1,0++mol)とテトラエチルアンモニ
ウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム
(0) ) (0,01m5+ol)をD M E (
1,0m1)中で、水素圧力下(50atm)、100
℃で13時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分
析の結果、エチルベンゼンが29%の収率で生成してい
た。
実施例33 Ph8り      ph\/ スチレン(1,0s+mol)とテトラエチルアンモニ
ウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム
(0) ) (0,01amol)をD M E (1
,0m1)中で、水素圧力下(50a ts)、100
℃で13時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分
析の結果、工実施例34 ph pb\l       \/ スチレン(1,0m5ol)とビス(トリフェニルホス
フィン)イミニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボ
ニルクロミウム(0’) ) (0,01−■ol)を
DME(1,0m1)中で、水素圧力下(50atm)
、100℃で13時間加熱かくはんした0反応混合物の
GLC分析の結果、エチルベンゼンが42%の収率で生
成していた。
比較例7 スチレン(1,0m■ol)とヘンゼンクロミウムトリ
カルボニル(0,01m5ol)をD M E (1,
0m1)中で、水素圧力下(50a t−)、100℃
で13時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析
の結果、エチルベンゼンの生成は認められなかった。。
実施例35 2−シクロヘキセン−1−オン++4P*h(1,0s
sol) :とテトラエチルアンモニウムμmヒトIJ
ドービス(ペンタカルボニルクロミウム(0) ) (
0,01mmol)をD M E (1,0m1)中で
、水素圧力下(50at+s)、100℃で13時間加
熱かくはんした0反応混合物のGLC分析の結果、シク
ロヘキサノンが75%の収率で生成していた。
実施例36 ケイ皮アルコール(1,0m5ol)とテトラエチルア
ンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルポニJレク
ロミウム(0) ) (Q、01mmol)をD M 
E (1,0m1)中で、水素圧力下(50ats+)
、100℃で60時間加熱かくはんした0反応混合物の
GLC分析の結果、3−フェニルプロパツールが100
%の収率で生成していた。
実施例37 4−メチル−3−ペンテン−2−オン(1,0ssol
)とテトラエチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペ
ンタカルボニルクロミウム(0) ) (0,01mm
ol)をD M E (1,0m1)中で、水素圧力下
(50a tm)、100℃で13時間加熱かくはんし
た0反応混合物のGLC分析の結果、4−メチル−2−
ペンタノンが60%の収率で生成していた。
実施例38 ベンザルアセトン(1,に■o+)とテトラエチルアン
モニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミ
ウム(0) ) (0,01**ol)をD M E 
(1,0m1)中で、水素圧力下(50at++)、1
00℃で13時間加熱かくはんした0反応混合物のGL
C分析の結果、4−フェニル−2−ブタノンが82%の
収率で生成していた。
実施例39 β−フェニル−α−アセチルアミノアクリル酸(1、0
++mo 1 )とテトラエチルアンモニウムμmヒド
リド−ビス(ベンタカルボニルクロミウム(0))(0
,01m5ol)をD M E (1,0m1)中で、
水素圧力下(50atm)、100℃で60時間加熱撹
拌した0反応混合物をイオン交換樹脂で処理した後のI
HNMR測定の結果、N−アセチルフェニルアラニンが
50%の収率で生成していた。
実施例40 α−アセチルアミノアクリル トラエチルアンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカ
ルボニルクロミウム( 0 ) ) (0.01amo
l)をD M E (1.0ml)中で、水素圧力下(
50a tm)、100℃で60時間加熱かくはんした
.反応混合物をイオン交換樹脂で処理した後の’H  
NMR測定の結果、N−アセチルアラニンが100%の
収率で生成していた。
実施例41 β−フェニル−α−アセチルアミノアクリル酸(1.0
smol)、テトラエチルアンモニウムμmヒドリド−
ビス(ペンタカルボニルクロミウム(0))(0.01
■−ol)、及び(−)−2、3−0−イソプロピリデ
ン−2、3−ジヒドロキシ−1、4−ビス(ジフェニル
ホスフィノ)ブタン( (−) −[110P)(0.
01**ol)をD M E (1.0ml)中で、水
素圧力下(50at腸)、100℃で72時間加熱撹拌
した.反応混合物をイオン交換樹脂で処理した後の1H
NMR測定の結果、N−アセチルフェニルアラニンが5
7%の収率で生成していた.光学純度13.0χe.e
実施例42 α−アセチルアミノアクリル トラエチルアンモニウムμ ヒドリド−ビス(ベ ンタカルボニルクロミウム( 0 ) ) (0.01
**ol)、及び(−)−2、3−0−インプロピリデ
ン−2、3−ジヒドロキシ−1、4−ビス(ジフェニル
ホスフィノ)ブタン( (−) − D I O P)
 (0.01**ol)をD M E (1.0ml)
中で、水素圧力下(50atm)、100℃で72時間
加熱かくはんした.反応混合物をイオン交換樹脂で処理
した後の’H  NMRilll定の結果、N−アセチ
ルアラニンが96%の収率で生成していた,光学純度6
,8χe.e。
実施例43 O                   Qビニルジ
フェニルホロスフィンオキシトとテトラエチルアンモニ
ウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム
( 0 ) ) (0.01**ol)をD M E 
(1.0+wl)中で、水素圧力下(50a tag)
、100℃で13時間加熱かくはんした.反応混合物の
GLC分析の結果、エチルジフェニルホスフインオキシ
ドが100%の収率で生成していた。
℃で18時間加熱かくはんした0反応混合物の実施例4
4 GLC分析の結果、プロピルベンゼンが79%とβメチ
ルスチレンが19%の収率で生成していた。
2−オクチン(1,0m5ol)とテトラエチルアンモ
ニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルポニルクロミウ
ム(0))(0,0l−−ol)をD M E (1,
0m1)中で、水素圧力下(50a tm)、100℃
で48時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析
の結果、オクタンが100%の収率で生成していた。
実施例45 phcミCCL    PhCH*CH*CBff+ 
PhCH=CHCHsl−フェニル−1−プロピン(1
,0−mol)とテトラエチルアンモニウムμmヒドリ
ド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム(0) ) (
0,0l−ol)をDM E (1,0m1)中で、水
素圧力下(50a ts)、100比較例8 1−フェニル−1−プロピン(1,0ms+ol)とベ
ンゼンクロミウムトリ力ルボニル(0,02mmol)
ヲD M E(1,0m1)中で、水素圧力下(50a
 tm)、100℃で60時間加熱かくはんした0反応
混合物のGLC分析の結果、β−メチルスチレンが27
%の収率で生成していた。
実施例46 phcミCCHs −PhCBzCHtCHs +  
PhCH−CHCHsl−フェニル−1−プロピン(1
,0m5ol)とテトラエチルアンモニウムμmヒドリ
ド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム(0) ) (
0,01−mol)をD M E (1,0m1)中で
、水素圧力下(5at++)、100℃で13時間加熱
かくはんした0反応混合物のGLC分析の結果、プロピ
ルベンゼンが46%とβ−メチルスチレンが10%の収
率で生成していた。
°実施例47 phcミCCHs    PhCBzCHtCHs +
 PhC[1=CHCHs1−フェニル−1−プロピン
(L、Ommol)とテトラエチルアンモニウムμmヒ
ドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム(0) )
 (0,01mmof)ヲD M E (1,0m+1
)中で、水素圧力下(15atm)、100℃で13時
間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析の結果、
プロピルベンゼンが82%とβ−メチルスチレンが11
%の収率で生成していた。
実施例48 ph\、グ、NPh    −PbX、/NPhベンジ
リデンアニリン(1,0m+−o1)とテトラエチルア
ンモニウムμmヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロ
ミウム(0) ) (0,01m5ol)をDME(1
,0m1)中で、水素圧力下(50atm)、100℃
で60時間加熱かくはんした6反応混合物のGLC分析
の結果、フェニルベンジルアミンが58%の収率で生成
していた。
実施例49 PhCN      PhCHJ)Itベンツ゛ニトリ
ル(1,0amol) トチトラエチルアンモニウムμ
mヒドリド−ビス(ペンタカルボニルクロミウム(0)
) (0,05−mol)をD M E (1,0m+
1)中で、水素圧力下(50atm)、120℃で60
時間加熱かくはんした0反応混合物のGLC分析の結果
、ベンジルアミンが10%の収率で生成していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 A^+〔M_2H(CO)_1_0〕^− で表される錯体からなる水素化用触媒(式中、A^+は
    アルカリ金属カチオン、アンモニウムカチオン、イミニ
    ウムカチオン又はホスフォニウムカチオンを表し、Mは
    クロミウム原子、モリブデン原子又はタングステン原子
    を表す。)。
JP1335207A 1989-12-26 1989-12-26 水素化用触媒 Expired - Lifetime JP2509718B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1335207A JP2509718B2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 水素化用触媒
AT91901538T ATE113865T1 (de) 1989-12-26 1990-12-26 Katalysator zur hydrierung, dehydrosilylierung oder hydrosilylierung und dessen verwendung.
DE69014101T DE69014101T2 (de) 1989-12-26 1990-12-26 Katalysator zur hydrierung, dehydrosilylierung oder hydrosilylierung und dessen verwendung.
PCT/JP1990/001708 WO1991009674A1 (en) 1989-12-26 1990-12-26 Catalyst for hydrogenation, dehydrosilylation or hydrosilylation, and its use
US07/752,646 US5182246A (en) 1989-12-26 1990-12-26 Catalyst for hydrogenation, dehydrosilylation or hydrosilylation and use thereof
EP91901538A EP0460240B1 (en) 1989-12-26 1990-12-26 Catalyst for hydrogenation, dehydrosilylation or hydrosilylation, and its use

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1335207A JP2509718B2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 水素化用触媒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03196843A true JPH03196843A (ja) 1991-08-28
JP2509718B2 JP2509718B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=18285961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1335207A Expired - Lifetime JP2509718B2 (ja) 1989-12-26 1989-12-26 水素化用触媒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509718B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057557A (ja) * 2009-09-04 2011-03-24 Taiyo Nippon Sanso Corp 酸素同位体標識用試薬

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057557A (ja) * 2009-09-04 2011-03-24 Taiyo Nippon Sanso Corp 酸素同位体標識用試薬

Also Published As

Publication number Publication date
JP2509718B2 (ja) 1996-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Blum et al. Catalytically reactive (η4-tetracyclone)(CO) 2 (H) 2Ru and related complexes in dehydrogenation of alcohols to esters
US5099047A (en) Method for recovering a group viii metal solid complex and hydroformylation method
Kalck Cooperative effect between two metal centres in hydroformylation: Routes towards heterobimetallic catalysis
Watanabe et al. Ruthenium-catalyzed reduction of carbonyl compounds using formic acid.
US4268688A (en) Asymmetric hydroformylation process
US4517390A (en) Hydrogenation of olefins and aldehydes
Neibecker et al. Synthesis of 2-arylpropionaldehydes through hydroformylation
US2754325A (en) Oxidation with peroxides
Lau et al. Catalytic hydrogenation reactions by [(itcis)-[Ru (6, 6′-Cl2bpy) 2](OH2) 2](CF3SO3) 2 in biphasic [media (6, 6′-Cl2bpy= 6, 6′-dichloro-2, 2′-bipyridine)
JP4874501B2 (ja) 含酸素製品の製造
US4444898A (en) Heterocatalyst system
US3976596A (en) Hydridometallic carborane catalytic compounds
Yuan et al. Phenyl substituted indenylphosphine ruthenium complexes as catalysts for dehydrogenation of alcohols
JPH03196843A (ja) 水素化用触媒
Bennett et al. Preparation and spectroscopic characterization of (η6-arene) ruthenium (II) trifluoromethylsulfonates and of dinuclear di-μ-and tri-μ-hydrido (η6-arene) ruthenium (II) complexes. Homogeneous hydrogenation of cyclohexene and 1-hexene catalysed by various (η6-arene) ruthenium (II) complexes
JPH11236341A (ja) アルコールの製造方法
US5182246A (en) Catalyst for hydrogenation, dehydrosilylation or hydrosilylation and use thereof
Fontal et al. Catalytic studies with ruthenium clusters substituted with diphosphines: Part I. Studies with Ru3 (CO) 10 (Ph2PCH2PPh2)
GB1576908A (en) Manufacture of 2,3-dimethylpentanal
Salvini et al. Ruthenium carbonyl carboxylates with nitrogen containing ligands: Part V. On the syntheses and catalytic activity of new ruthenium complexes containing bicarboxylate ligands
US6124509A (en) Catalytic ionic hydrogenation of ketones using tungsten or molybdenum organometallic species
JPH0541612B2 (ja)
Bouhachicha et al. Pure phosphotriesters as versatile ligands in transition metal catalysis: efficient hydrosilylation of ketones and diethylzinc addition to aldehydes
Walther et al. Synthesis of triangular [RhM2cp3 (CO) n] clusters (M= Ni, n= 2; M= Fe, n= 4; M= Mo, W, n= 6).[RhMo2cp3 (CO) 6] as catalyst precursor in the CO hydrogenation reaction
Kostas et al. Hydroformylation of alkenes catalyzed by new dinuclear aryloxide-and carboxylate-bridged rhodium complexes