JPH03196804A

JPH03196804A - 液体フイルタ

Info

Publication number: JPH03196804A
Application number: JP2321348A
Authority: JP
Inventors: Ewald Eblen; エヴアルト・エプレン; Willi Mueller; ヴイリー・ミユラー; Franz-Ulrich Bosch; フランツ―ウルリツヒ・ボツシユ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1989-12-20
Filing date: 1990-11-27
Publication date: 1991-08-28
Anticipated expiration: 2015-05-29
Also published as: EP0433664A1; DE3941996A1; EP0433664B1; JP3046056B2; DE59005818D1; ES2054196T3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、特に、燃料のための液体フィルタであって、
ケーシング内に配置され入口接続部と出口接続部との間
に接続されているフィルタ部材を有しており、さらに前
記ケーシングが、接続部を有するカバーと、フィルタ部
材を受容するコツプ状のケーシング部分とから成ってお
り、さらに、フィルタ部材の下方端部側に配置され汚れ
側と浄化側とを互いに区分する底部側のカバーキャップ
と、ケーシング内に配置された貯水室と、該貯水室を空
にするためのケーシングの底部における出口ねじ体と、
汚れ側と浄化側とを互いに区分するためのシール部材と
を有する形式のものに関する。

従来の技術既に、ヨーロッパ出願第０２６００６９Ａ２号明細書に
より公知である前述の形式の液体フィルタは、ケーシン
グ内において、カバー内に配置された入口と出口との間
にフィルタ部材が接続されている。さらに、ケーシング
内において、フィルタ部材の下側に貯水室が形成されて
おり、この貯水室は水−出口ねじ体を介して空にするこ
とができる。フィルタ部材は、貯水室に向かう下方端面
に、汚れ側と浄化側とを互いに区分するカバーキャップ
を有している。しかし、このような構成における欠点は
、貯水室がコツプ状の別個のケーシング部分によって形
成されており、このケーシング部分が一面ではスリーブ
状のケーシング部分にねじ込まれており、該スリーブ状
のケーシング部分にフィルタ部材がカバーキャップによ
って固定的にねじ込まれていることにある。さらに、出
口ねじ体自体は、このコツプ状のケーシング部分に固定
されている。このため、このような液体フィルタの構成
は、貯水室の範囲において、ケーシングの内室を外方に
対してシールするために、及び汚れ側と浄化側との間を
シールするために、ねじ山の範囲に位置している２つの
別個のシールが必要であるので、特にスペースが大きく
なる。

この液体フィルタが巻き挿入体又は星形挿入体のために
適しているとしても、このような構成はスペースが大き
くなるし、費用もかかる。

本出願人による公知の液体フィルタにおいては、ケーシ
ング内に巻き部材が受容されており、該巻き部材の下方
端面は、カップ状のカバーキャップによって閉鎖されて
いる。このカバーキャップは巻き部材の外周とシールさ
れてかつ不動に結合されており、巻き部材の下方端面と
中央管の開口との間で圧力媒体が連通され、さらに出口
ねじ体を介して空にされる貯水室が形成される。このよ
うな構成では、出口ねじ体が既にカバーキャップのねじ
付き接続部内に取り付けられており、しかし−面では、
カバーキャップとケーシングとの間のシールのために、
汚れ側と浄化側との間の内側シール作用のために役立つ
０−リングが設けられており、他面では、外方への外側
シール作用のために出口ねじ体内に付加的なシールリン
グが必要である。このことによって２つのシール個所の
ために大きいスペースが必要となり、これらのシール個
所は、フィルタ挿入体を交換する際に特に不都合になる
。

発明が解決しようとする課題本発明の課題は、組立てが楽であり、かつ費用がかから
ず、しかもスペースが大きくならない、簡単な構成の液
体フィルタを提供することである。

課題を解決するための手段前述の課題を解決するために講じた本発明の手段は、出
口ねじ体がカバーキャップ内に固定されており、さらに
、汚れ側、浄化側及び外部との間の、内側シール作用及
び外側シール作用のために唯一つのシール部材が配置さ
れていることにある。

発明の効果本発明の利点は、平面シールが内側及び外側のシール作
用をダブル機能として引き受けているので、つまり、全
てのシール作用が唯一つのシール部材の個所で実現され
るので、簡単かつスペース節減された構成で、安価な、
かつ確実なシールが得られることである。しかも、この
ようなシール部材には簡単に接近することができ、従っ
て交換がしやすい、それ故に、交換可能なフィルタ部材
における組立ては、簡単になる。さらに、フィルタ交換
における汚れ問題も生じない、それに加え、ケーシング
内へのフィルタ挿入体の軸方向での締付けなしの組込み
は妨害されない。

実施例第１図は、ディーゼル燃料のための液体フィルタＩＯの
縦断面図を示しており、この液体フィルタは図示しない
形式でホース導管の接続のための導管フィルタとして形
成されている。この液体フィルタは、コツプ状の、金属
製ケーシング部分１２とカバー１３とから成るケーシン
グ１１を有しており、ケーシング部分とカバーとは、迅
速閉鎖部材（図示せず）を有する締付はバンドとして形
成されている固定装置１４によって解離可能に互いに結
合されている。

コツプ状のケーシング部分１２は、その内側にフィルタ
部材として軸方向で貫流される巻き部材１５を有してお
り、この巻き部材の濾紙が中央管１６の周りに螺旋状に
巻き付けられている。中央管１６はその上方の端部によ
ってカバー１３の内側のリングウェブ１７内に突入して
おり、しかも汚れ側と浄化側との間のシールはＯ−リン
グ１８によって行われる。さらに、カバー１３は外側の
リングウェブ１９によって、ケーシング部分１２の拡大
された端部内に案内されかつ定心されており、さらに第
２の０−リング２１が、ケーシング内部を外側に対して
シールするために役立つ。カバー１３はその外側に、定
心的に配置されたドーム状の隆起部２２を有しており、
この隆起部には、可視される出口接続部２３の近くにこ
れに対して同軸的に位置する可視されない入口接続部２
４が形成されており、これらの接続部は両方でホース接
続管片として形成されており、しかも互いに同軸的に位
置している。さらにカバー１３には、燃料戻し案内のた
めの装置２５が配置されており、この装置はヨーロッパ
出願０１６６１６０Ａ１号明細書により公知であり、従
って特に関連して詳しくは述べない。

巻き部材１５は、この実施例では有利な形式でほぼ閉じ
られたユニットとして形成されており、このユニットは
交換可能にケーシングｌｌ内に配置されている。このた
め、巻き部材１５はその下方端面２６が、深皿状のプラ
スチック製カバーキャップ２７によって閉鎖されている
、さらに、巻き部材１５の最も外側の濾紙巻き材は、カ
バーキャップ２７の縁２８に溶着されており、従って気
密に、かつ不動に結合されている。カバーキャップ２７
は、ウェブ２９によって貫通される貯水室３１を形成し
ており、この貯水室は出口ねじ体３２を介して外側へ空
けられる６出口ねじ体３２を有する貯水室３１を拡大して示す第２
図において詳しく示すように、出口ねじ体３２は、カバ
ーキャップ２７の下方端面に定心的に形成されているね
じ付き接続部３３に取り付けられている。このねじ付き
接続部３３によって、カバーキャップ２７は金属製のケ
ーシング部分１２の底部３５におけるカップ状の成形部
３４内に突入している６さらに、カバーキャップ２７は
、ねじ付き接続部３３への移行部にさら状の段部３６を
有しており、この段部によってカバーキャップ２７はケ
ーシング部分】２の底部３５に載着されている。

金属製のケーシング部分１２のカップ状の成形部３４が
その下方端部において、円形の、平らなかつ液体フィル
タ１０の縦軸線に対して直角に延びるシール面３７を形
成されており、このシール面は成形部３４における開口
３８を制限する。出口ねじ体３２においては、ケーシン
グ１１に向かう環状溝３９内に平面シール４１が嵌め込
まれており、この平面シールは、出口ねじ体３２を組み
込む際にシール面３７に当接される。さらに、シール作
用を改良するために、前記環状溝３９内に、シール面３
７に対向して位置し、定心的に延びるリング隆起部４２
が形成れている。さらに、ねじ付き接続部３３はその下
方端部に、定心的に、かつリング状に延びる成形隆起部
４３を有しており、この成形隆起部の直径は開口の直径
より小さく、従って、出口ねじ体３２を閉鎖する際には
成形隆起部が開口３８を通って突入しかつなお平面シー
ル４１における制限された局面内に突入する。さらに、
水及び汚れを排出するために出口ねじ体３２のねじビン
部には縦溝４４が形成されている液体フィルタ１０の作
用形式は周知である。

浄化しようとする燃料は、汚れ側４５における入口接続
部２４を介してケーシング１１の内部に達し、軸方向で
巻き部材１５を貫流し、次いで貯水室３１内に達して浄
化される。続いて、浄化された燃料は中央管１６を上方
へ貫流し、このため浄化側４６から出口接続部２３を介
して流出することができる。さらに、汚れ、特に水は貯
水室３１に戻されて、出口ねじ体３２の開口を通って外
へ排出される。

本発明のシールによって、平面シール４１のダブル作用
は、内側のシールのためにも、外側のシールのためにも
配慮されている。特に、第２図から判るように、成形隆
起部４３は、とりわけ内側のシールのために役立ち、つ
まり、汚れ側４５からさら状の段部３６のそばを通って
ねじ結合部を介して燃料が浄化側４６、要するに貯水室
３１に達することを阻止する。平面シール４１は付加的
に、液体がシール平面３７のそばを通って外方に達し、
もしくは環状溝３９の底部のそばを通って流出すること
を阻止する。このため出口ねじ体３２がねじ嵌められる
際には、平面シール４Ｉが両方のシール機能を引受け、
従ってとりわけフィルタ押入体を交換する際には、簡単
な組立て並びにコスト節減が達成される。さらに、フィ
ルタ挿入体の交換時の汚れの問題も排除される。出口ね
じ体３２において唯一つのシール部材を配置することに
よって、この構造部材を簡単に交換することができる。

第３図は、第２の液体フィルタ５０の一部分を縦断面図
で示すが、この液体フィルタは、カバー５１がケーシン
グ部分１２と解離不能に結合されていることによって、
第１図に示す第１の液体フィルタととりわけ異なってお
り、さらにこのケーシング部分の残りには同じ巻き部材
１５が配置されている。このため、出口ねじ体３２の範
囲における有利なシールを、即座に液体フィルタ５０に
も配置することができる。

勿論、図示の実施例において、本発明の思想を変えるこ
となく変化させることができる。例えば、平面シールの
ダブル機能を有するシールを、巻き部材の代わりに星形
押入体を有するフィルタ挿入体に使用することができる
。フィルタ挿入体が適当なカバーキャップを有する限り
では、別の形状のフィルタ挿入体を使用することができ
る。本発明のシールは、フィルタ部材の軸方向での締付
けなしの組込みを妨害しないという利点も有している。

有利なシールは、液体フィルタの図示の流れの貫流装置
に限定されるものではなく、逆の流れの貫流装置にも使
用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による液体フィルタの第１実施例の縦断
面図、第２図は第１図の液体フィルタの下方部分の拡大
縦断面図、第３図は第２実施例の液体フィルタの上方部
分の縦断面図である。１０・・・液体フィルタ、１１・・・ケーシング、１２
・・・ケーシング部分、１３・・・カバー　１４・・・
固定装置、１５・・・巻き部材、１６・・・中央管、１
７・・・リングウェブ、１８・２１・・・Ｏ−リング、
２２・・・隆起部、２３・・・出口接続部、２４・・・
入口接続部、２５・・・装置、２６・・・下方端部、２
７・・・カバーキャップ、２８・・・緑、２９・・・ウ
ェブ、３１・・・貯水室、３２・・・出口ねじ体、３３
・・・ねじ付き接続部、３４・・・成形部、３５・・・
底部、３６・・・段部、３７・・・シール面、３８・・
・開口、３９・・・環状溝、４１・・・平面シール、４
２・・・リング隆起部、４３・・・成形隆起部、４４・
・・縦溝、４５・・・汚れ側、４６・・・浄化側、５０
・・・液体フィルタ、５１・・・カバー

Claims

【特許請求の範囲】１、液体フィルタであって、ケーシング内に配置され入
口接続部と出口接続部との間に接続されているフィルタ
部材を有しており、さらに前記ケーシングが、接続部を
有するカバーと、フィルタ部材を受容するコップ状のケ
ーシング部分とから成っており、さらに、フィルタ部材
の下方端部側に配置され汚れ側と浄化側とを互いに区分
する底部側のカバーキャップと、ケーシング内に配置さ
れた貯水室と、該貯水室を空にするためのケーシングの
底部における出口ねじ体と、汚れ側と浄化側とを互いに
区分するためのシール部材とを有する形式のものにおい
て、前記出口ねじ体（３２）がカバーキャップ（２７）
内に固定されており、さらに、汚れ側（４５）、浄化側
（４６）及び外部の間の、内側シール作用及び外側シー
ル作用のために唯一つのシール部材が配置されているこ
とを特徴とする液体フィルタ。２、シール部材が平面シール（４１）として形成されて
いる請求項１記載の液体フィルタ。３、シール部材（４１）が出口ねじ体（３２）の環状溝
（３９）内に嵌め込まれている請求項１又は２記載の液
体フィルタ。４、カバーキャップ（２７）に、内側シール作用を引き
受ける成形隆起部（４３）が配置されており、この成形
隆起部が、出口ねじ体（３２）を取り付ける際にシール
部材（４１）と作用結合されるようになっている請求項
１から３までのいずれか１記載の液体フィルタ。５、成形隆起部（４３）がコップ状のケーシング部分（
１２）における開口（３８）を貫通しており、該開口が
ケーシング部分（１２）のリング状のシール面（３７）
によって取り囲まれている請求項４記載の液体フィルタ
。６、出口ねじ体（３２）にリング隆起部（４２）が配置
されており、このリング隆起部は、ケーシング部分（１
２）における平らなシール平面（３７）に対向して位置
しており、しかも成形隆起部（４３）の直径より大きな
直径を有している請求項５記載の液体フィルタ。７、フィルタ部材が巻き部材（１５）として形成されて
おりこの巻き部材の外周及び端面側に、カバーキャップ
（２７）がシールされて固定されている請求項１から７
までのいずれか１記載の液体フィルタ。８、深皿状のカバーキャップ（２７）が、さら状の段部
（３６）を介して、出口ねじ体（３２）を受容するねじ
付き接続部（３３）に移行しており、このねじ付き接続
部は、コップ状のケーシング部分（１２）のカップ状の
成形部（３４）内に突入しており、この成形部（３４）
にシール面（３７）及び開口（３８）が形成されており
、さらにさら状の段部（３６）がケーシング部分（１２
）の底部（３５）に支持されている請求項１かた７まで
のいずれか１記載の液体フィルタ。９、成形隆起部（４３）の直径がケーシング部分（１２
）における開口（３８）の直径より小さく、かつ出口ね
じ体（３２）のねじ直径より大きい請求項１から８まで
のいずれか１記載の液体フィルタ。