JPH03195860A

JPH03195860A - 給湯装置における追い焚き制御装置

Info

Publication number: JPH03195860A
Application number: JP1340463A
Authority: JP
Inventors: Taketo Miyanohara; 宮之原　武任; Hachiro Fukumoto; 福本　八郎; Kenichiro Yoshinaga; 吉永　憲一郎
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1989-12-26
Filing date: 1989-12-26
Publication date: 1991-08-27
Anticipated expiration: 2011-02-21
Also published as: JPH0816551B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、給湯装置における追い焚き制御装置に関する
ものである。

（従来の技術）一般に、円筒状密閉型貯湯タンクに設けた給水口に給水
配管を、また、その給湯口に給湯配管をそれぞれ接読し
、この給水配管を通して貯湯タンクに水道水を供給し、
その水を電気ヒータによって加熱して蓄え、給湯配管を
通して給湯するように構成した給湯装置が知られている
。

そして、夜間電力によって加熱されて貯湯タンクに蓄え
られた温水が給湯配管を介して出湯されると、貯湯タン
クに給水配管を介して水道水が自動的に補給されるよう
になっている。

（発明が解決しようとする課題）ところで、このような給湯装置においては、貯湯タンク
に相当する容量の温水を出湯すれば湯切れ状態となって
使用不可となるから、湯切れの前に再度加熱する必要が
あるが、使用量が多い場合には追い焚きに時間がかかり
、必ずしも湯切れを防止することができなかった。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、使
用量が多い場合であっても湯切れを防止することのでき
る給湯装置における追い焚き制御装置を提供するもので
ある。

（課題を解決するための手段）本発明は、給水配管に連なる給水口および給湯配管に連
なる給湯口を形成した円筒状密閉型貯湯タンクと、この
貯湯タンクの上部に配設された第１の電気ヒータと、こ
の下部に配設された第２の電気ヒータと、を設けた給湯
装置において、前記第１の電気ヒータに対応して貯湯タ
ンクの上部湯温を検出する第１の温度センサと、前記第
２の電気ヒータに対応して貯湯タンクの下部湯温を検出
する第２の温度センサと、追焚多量などを設定する操作
スイッチを備えた遠隔操作装置と、これらの温度センサ
からの温度情報および遠隔操作装置からの操作情報に基
づいて演算処理し、各電気ヒータに出力する制御装置と
よりなり、多量追焚情報の有無により順次第１の電気ヒ
ータおよび第２の電気ヒータに通電させる多量追い焚き
と、第１の電気ヒータのみに通電させる少量追い焚きと
を選択できるように構成したことを特徴とするものであ
る。

（作用）使用量が多い時には使用者が予め多量追焚操作スイッチ
を操作する。この結果、貯湯タンクの上部に配設された
第１の電気ヒータにまず通電し、貯湯タンク上部の温水
を再加熱し、速やかに設定温度まで少量の温水を沸き上
げる。次いで、貯湯タンクの下部に配設された第２の電
気ヒータに通電し、貯湯タンク下部の温水を再加熱し、
徐々に設定温度まで沸き上げる。

一方、多量追焚操作スイッチからの操作情報が入力され
ないときには、貯湯タンクの上部に配設された第１の電
気ヒータのみに通電し、貯湯クンク上部の温水を再加熱
し、速やかに設定温度まで少量の温水を沸き上げる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、１は給湯装置であって、この給湯装置
１は３本の円筒状密閉型貯湯ダンク２Ｉ。

２２．２３より構成され、その設置スペースを確保する
ため直径を小さく形成し、全体として複数本並設するこ
とで容量を確保している。これらの各貯湯タンク２８，
２□、２３の下方鏡板には給水口３Ｉ、３□、　３３が
、その上方鏡板には給湯口４１，４□、４．ｌがそれぞ
れ形成されている。

そして、最前方の貯湯タンク２１の給水口３１には水道
水を供給する給水配管５が接続され、方、その給湯口４
Ｉと、隣接する貯湯タンク２□の給水口３□とに連結配
管６を接続する。同様に、この貯湯タンク２．の給湯口
４．と最後方の貯湯タンク２３の給水口３３間について
も連結配管６を配管接続し、この貯湯タンク２３の給湯
口４３に図示しないカランなどを設けた給湯配管７が接
続されている。

また、各貯湯タンク２１，２□、２３の下部には、加熱
手段としての電気ヒータＨ１，Ｈ２，Ｈ３が配設されて
おり、さらに、最後方の貯湯タンク２、ｌの上部には追
い焚き用電気ヒータＨ４が合わせて配設されている。こ
れらの電気ヒータＨ１Ｈ２，Ｈ３およびＨ４において、
その容量は追い焚き用電気ヒータＨａが他の電気ヒータ
ＨＩ　！　・・・Ｈ３に比べて太き（設定されている。

そして、これらの電気ヒータＨ１１・・・Ｈ４に対応し
て、各貯湯）ンク２０，２□、２３の下方および貯湯タ
ンク２３の上方には、温度センサ（サーミスタセンサ）
Ｓ＋　、Ｓｚ　、Ｓ２およびＳ４がそれぞれ設けられて
おり、これらの温度センサＳ１．・・・Ｓ４によって各
貯湯タンク２．，２□、２３の各部における湯温Ｔｒ　
、Ｔｚ　、Ｔ３およびＴ４を検出できるようになってい
る。

さらに、この給湯装置１には詳細には図示しないが、遠
隔操作装置８が設けられており、この遠隔操作装置８に
は、出湯する温水の希望湯温や追い焚きの有無およびそ
の多少を設定する操作スイッチ８ａ・・・と、それらの
操作スイッチ８ａ・・・に対応する発光ダイオードなど
の表示装置８ｂ・・・が設けられており、使用者が投入
した操作スイッチ８ａからの操作情報は後述するマイコ
ンなどの制御装置９に出力されるようになっている。

この制御装置９は、前述した遠隔操作装置８からの操作
情報などに基づいて電気ヒータＨ＋　＋　Ｈ２。

Ｈ３およびＨ４への通電を制御するもので、これらの操
作装置８、温度センサＳおよび電気ヒータＨと制御装置
９の関係は第２図に示されている。

このように構成した給湯装置１にあっては、夜間電力を
利用して電気ヒータＨ＋　、Ｈｚ、Ｈ３に通電すること
により、各貯湯タンク２２．２ｚ２３に供給された水道
水を加熱し、一定温度に沸き上がったらタイムスインチ
により通電を停止して保温するように構成されている。

そして、図示しないカランを開放することにより、最後
方の貯湯タンク２３に蓄えられた温水から給湯配管７を
経て順次給湯されるように構成されている。

また、追い焚きが必要な際には、使用者が追い焚きおよ
びその多少を設定する操作スイッチ８ａを投入すること
により、電気ヒータＨ３およびＨ４に順次通電して貯湯
タンク２３全体の温水を再加熱して設定温度まで沸き上
げる状態と、電気ヒータＨ４のみに通電して貯湯タンク
２．の上部の少量の温水を再加熱して設定温度まで沸き
上げる状態を選択することができるように構成されてい
る。

このような制御について、第３図に示すフローチャート
にしたがって説明する。

ステップ■では追い焚き情報および温度情報を取り込み
、追い焚きが必要か否かをステップ■にて判別する。追
い焚きが必要ならば、ステップ■において、その使用量
が多いか少ないかを判別し、多い場合にはステップ■に
おいて、貯湯タンク２３の上部湯温Ｔ４が設定温度より
も大きいかを判別する。この上部湯温Ｔ４が大きい場合
には、ステップ■にてその下部湯温Ｔ３が設定湯温より
も大きいかを判別し、大きい場合にはそれでプログラム
は終了する。

一方、ステップ■において、追い焚きが多量に必要でな
い場合が判別されると、ステップ■において、貯湯タン
ク２３の上部湯温Ｔ４が設定温度よりも大きいかを判別
する。そして、この上部湯温Ｔ４が大きい場合には終了
し、設定温度よりも大きくないと電気ヒータＨ４に通電
させ、設定温度まで貯湯タンク２３の上部温水を再加熱
して速やかに沸き上げる（ステップ■）。

また、ステップ■において、貯湯タンク２３の上部湯温
Ｔ４が設定温度より大きくない場合には電気ヒータＨ４
に通電してその上部温水の湯温が設定温度以上に上昇す
るまで再加熱し、沸き上げる（ステップ■）。同様に、
ステップ■において、貯湯タンク２３の下部湯温Ｔ、が
設定温度より大きくない場合には電気ヒータＨ３に通電
してその下部温水の湯温が設定温度以上に上昇するまで
再加熱し、沸き上げる（ステップ■）。

ところで、ステップ■において、追い焚きが必要でない
場合にはステップ［相］に進み、このステップ［相］に
おいて、貯湯タンク２３の下部湯温Ｔ、が設定温度より
大きかを判別し、大きい場合にはステップ■に進んで貯
湯タンク２２の下部湯温Ｔ２が設定温度よりも大きいか
を判別する。この下部湯温Ｔ２が大きい場合には、ステ
ップ［相］に進んで貯湯タンク２１の下部湯温Ｔ１が設
定温度よりも大きいかを判別し、大きい場合にはそれで
プログラムは終了する。

一方、ステップ＠において、貯湯タンク２ｊの下部湯温
Ｔ、が設定温度より大きくない場合には電気ヒータＨ３
に通電してその下部温水の湯温が設定温度以上に上昇す
るまで再加熱し、沸き上げる（ステップ０）。同様に、
ステップ■において、貯湯タンク２．の下部湯温Ｔ２が
設定温度より大きくない場合には電気ヒータＨ２に通電
してその下部温水の湯温が設定温度以上に上昇するまで
再加熱し、沸き上げる（ステップ■）。また、ステップ
＠において、貯湯タンク２．の下部湯温Ｔ。

が設定温度より大きくない場合には電気ヒータＨ５に通
電してその下部温水の湯温が設定温度以上に上昇するま
で再加熱し、沸き上げる（ステップ［相］）。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、追焚操作情報に基づいて
短時間で小容量を沸き上げる少量追い焚きと、予め負荷
の大きいときに対応して大容量を沸き上げる多量追い焚
きを選択し、貯湯タンクの温水を再加熱して速やかに沸
き上げることから、湯切れを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の給湯装置における追い焚き制御装置の実
施例を例示するもので、第１図は給湯装置全体を示す概
略図、第２図は制御装置と遠隔操作装置、温度センサお
よび電気ヒータの関係を示すブロック図、第３図は処理
の流れを示すフローチャートである。

Claims

【特許請求の範囲】

１）給水配管に連なる給水口および給湯配管に連なる給
湯口を形成した円筒状密閉型貯湯タンクと、この貯湯タ
ンクの上部に配設された第１の電気ヒータと、この下部
に配設された第２の電気ヒータと、を設けた給湯装置に
おいて、前記第１の電気ヒータに対応して貯湯タンクの
上部湯温を検出する第１の温度センサと、前記第２の電
気ヒータに対応して貯湯タンクの下部湯温を検出する第
２の温度センサと、追焚多量などを設定する操作スイッ
チを備えた遠隔操作装置と、これらの温度センサからの
温度情報および遠隔操作装置からの操作情報に基づいて
演算処理し、各電気ヒータに出力する制御装置とよりな
り、多量追焚情報の有無により順次第１の電気ヒータお
よび第２の電気ヒータに通電させる多量追い焚きと、第
１の電気ヒータのみに通電させる少量追い焚きとを選択
できるように構成したことを特徴とする給湯装置におけ
る追い焚き制御装置。