JPH03195758A - ポリカーボネートと、pctgと、absとのポリマーブレンド - Google Patents

ポリカーボネートと、pctgと、absとのポリマーブレンド

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JPH03195758A
JPH03195758A JP2322245A JP32224590A JPH03195758A JP H03195758 A JPH03195758 A JP H03195758A JP 2322245 A JP2322245 A JP 2322245A JP 32224590 A JP32224590 A JP 32224590A JP H03195758 A JPH03195758 A JP H03195758A
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JP
Japan
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blend
weight
abs
pctg
spiral flow
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JP2322245A
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English (en)
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Kishore Udipi
キシヨーレ・ウデイピ
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジニアリング用熱可塑性成形樹脂として有
用なポリカーボネートとポリエステルとグラフトゴム組
成物とのポリマーブレンドに関する。本発明は更に、こ
のようなポリマーブレンドの製造及び使用方法に関する
九皿勿を遣 本明細書で使用する組成物は重量%で表す。本発明を分
かり易くするために、本明細書で論じる種々のポリマー
は各々共通の頭字語で示す。しかしながら実施例中の頭
字語は実施例で限定された特定ポリマーを示す。
実施例て使用するように限定された特定ポリマーを除い
て、本明細書で使用される“’PC”という用語はビス
フェノール−八とホスゲンとの反応から得られる芳香族
ポリカーボネートを意味する。このようなpcはGen
eral Electric Companyから登録
商標LEX八Nで、Dour Chemical Co
mpanyから登録商標CALIBREで及びMoba
y Corporationから登録商標MALROL
ONで市販されている。PCはまたハロゲン化ポリカー
ボネートのようなポリマーの変形例を包含している。
他に明記しない限り、本明細書で使用される” P E
 T G ”という用語はビスフェノール−Aと主成分
たるエチレングリコール及びそれより少量の1.4−シ
クロヘキサンジメタツールの混合物との非晶質ポリエス
テルを意味する。このようなPETGはEastman
Chemical Con+panyから以前はKOD
/Rの登録商標で市販されており、現在ではEKTAR
の登録商標で販売されている。
実施例で使用されるよう限定された特定ポリマーを除い
て、本明細書で使用されるPCTG”という用語はビス
フェノール−Aと主成分たる1.4−シクロヘキサンジ
メタツール及びそれより少量のエチレングリコールの混
合物との非晶質ポリエステルを意味する。このようなP
CTGはEastman C1+emicalComp
anyから以前はKODARの登録商標で市販されてお
り、現在ではEKTARの登録商標で販売されている。
他に明記しない限り、本明細書で使用される” P E
 T ”という用語は結晶性ポリアルキレンテレフタレ
ート、即ちビスフェノール−Aとエチレングリコールと
のポリエステルを意味する。このようなPETはCLE
ARTUFの登録商標でGoodyear Tire 
&Rubber Companyから市販されている。
他に明記しない限り、本明細書で使用される“’PBT
”という用語は結晶性ポリアルキレンテレフタレート、
即ちビスフェノール−Aとブタンジオールとのポリエス
テルを意味する。このようなPIITはVALOXの登
録商標でGeneral Electric Comp
anyから市販されている。
実施例で使用するように限定された特定ポリマーを除い
て、本明細書で使用される゛’八へS”という用語は、
ブタジェン又はブタジェンとスチレン若しくはアクリロ
ニトリルとのコポリマーを基体(substrate)
として含み、この基体がスチレン及びアクリロニトリル
又はこれらの誘導体く例えばα−メチルスチレン及びメ
タクリロニトリル)でグラフトされているグラフトゴム
組成物を意味する。
ABSは通常抽出可能なスチレン−アクリロニトリルコ
ポリマー、即ち該ゴムにグラフトしないコポリマーも含
んでいる。このようなABSはLUSTRANの登録商
標でMon5anto Companyから市販されて
いる。
他に明記しない限り、本明細書で使用される”^S^パ
という用語は、スチレン及びアクリロニトリル又はこれ
らの誘導体(例えばα−メチルスチレン若しくはメタク
リロニトリル)でグラフトされた基体としての架橋アク
リレートゴム、例えばブチルアクリレ−1〜ゴムを含む
グラフトゴム組成物を意味する。このような^S^はG
ELOY及び/又は1、υRANの登録商標でGene
ral Electric Companyから市販さ
れている。
他に明記しない限り、本明細書で使用される°“MBS
”“という用語は、スチレン及びメタクリレートでグラ
フトされた基体としてのブタジェン又はブタジェンとス
チレン若しくはアクリロニトリルとの混合物を含むグラ
フトゴム組成物を意味する。
このようなMBSはPARALOIDの登録商標でRo
hm &It n a s Co m p a n y
から市販されている。
池に明記しない限り、本明細書で使用する”AIM”と
いう用語はアクリレート耐衝撃性改良剤、例えばアクリ
レート熱可塑性樹脂でグラフトされた架橋アクリレート
ゴムを含むグラフトゴム組成物を意味する。このような
AIMはPARALOIDの登録商標でRo h m 
& tl a a s Co m p a n yから
市販されている。
N a k a m u r a等は米国特許第3,8
64,428号において、結晶性ポリエステル、例えば
ポリアルキレンチレフタレ−1〜(1’ET若しくはP
BT)又はポリアルキレンナフタレートと、PCと、P
C単独よりも溶融粘度が低いグラフトコポリマー、例え
ばMBSとのブレンドを開示している。
Cohen等は米国特許第4,257,937号におい
て、PBT (場合によってはPET)と、PCと、ポ
リアクリレートとのブレンドを開示している。
Froymuth等は米国特許第4,180,494号
及び米国特許第4,264,487号において、PET
と、PCと、AIMとのブレンドを開示している。
Lohmei ier等は米国特許第4,654,40
0号において、PCと= PBTと、AIMとのブレン
ドを開示している。
PET及び/又はPBTと、PCと、スチレン−ブタジ
ェンブロックコポリマーとのブレンドについては米国特
許第4,220,735号、米国特許第4,239,6
77号及び米国特許第4,111,895号に開示され
ている。
Chung等はヨーロッパ特許出願EP 010899
6八1において、改質用油を加えると、ポリアルキレン
テレフタレート(例えばPET)と、PCと、エラスト
マーをベースとするグラフトコポリマー(例えばABS
)との熱可塑性ブレンドの耐衝撃性が増すと説明してい
る。ChuB等は中でも特に、ナフテン系の油(3,1
1%)を加えると、PET64.2%とPCl4.2%
と八[1S21.4%とのブレンドの靭性が改良される
と述べている。
へl1en等はヨーロッパ特許出願EP O11181
0^2において、ポリアルキレンテレフタレートの使用
に関連する欠点はノツチ付き衝撃強さが比較的小さく、
これがポリエステルとPCとのブレンドに影響すること
であると述べている。該特許では更に、非晶質コポリエ
ステル(例えばPETG又はI’CTG)をポリカーボ
ネートブレンドに使用して、衝撃強さ、透明度、加工性
、耐溶剤性及び耐環境応力亀裂性を改善することができ
ると説明している。
[1outniは米国特許第4,628,074号にお
いて、PCと、PCTにと、EPDMとのブレンドを開
示している。
l5hiharaは米国特許第4,775,717号に
おいて、耐熱性の高いPCとくグラフ1−により改質さ
れた)ポリスチレンとのブレンドを開示している。溶融
粘度を改善したことにより靭性が損なわれている(例え
ば表19照)。
Liuは米国特許第4,604,423号において、少
量の非晶質ポリエステル(pAえばPETG又はPCT
G)とオレフィンアクリレートポリマーとを用いるガラ
ス繊維入りPCの衝撃強さの改良を開示している。
本発明のポリマーブレンドの評価のための基本特性は、
(後述する方法に基づいて測定される)“スパイラルフ
ロー(Spiral Flow)”により特徴付けられ
るような型内へのメルトフロー(meltf four
)、^STM D648に基づいて測定される熱変形温
度(HDTUL)により特徴付けられるような耐熱性、
並びに^STM D−258に基づいて室温(23°C
)で測定される厚さ3.2mm(178インチ)の試料
のノツチ付き(notebed)アイゾツト耐衝撃性(
IZOD−1/8)、及び厚さ8.4mm(1/4イン
チ)の試料の厚形材(thicksection)ノツ
チ付き試験材料上においてASTH256−1/4)に
より特徴付けられるような耐衝撃性である。
成分ポリマーの特性と比べて好ましい特性バランスを提
供するためにポリマーブレンドを製造するが、ポリマー
ブレンドの1つ以上の特性にはしばしば欠点がある。例
えば−成約な市販ブレンドはPCとABSとを含んでお
り、これはABSより耐熱性が高く、またPCより厚形
材の切欠き脆性が小さい。
しかしこのようなブレンドは多くの射出成形品で所望の
流動性を下回る。市販されているPC/非晶質ポリエス
テルブレンドの耐熱性は好ましいが、特に原形材での耐
衝撃性が低く、また多くの射出成形品で所望の流動性を
下回る。非晶質ポリエステルとABSとのブレンドの流
動性は適切であるが、一般に耐熱性と耐衝撃性は成形用
樹脂としては所望し得ないほど不十分である。
九■左五刀 PCと、非晶質ポリエステル(即ちPCTに)と、グラ
フトゴム組成物(即ちΔBS、^S^又はこれらの混合
物)とを含むポリマーブレンドが驚くほど有利な特性バ
ランスを有し、それによりこのようなポリマーブレンド
が熱可塑性成形樹脂として特に有用となることが判明し
た。本発明のあるポリマーブレンドは少なくとも10%
のPCTGを含み、例えばスパイラルフローが約24c
mのPC/ABSブレンドと比較したこのポリマーブレ
ンドのスパイラルフローは少なくとも約27cmとなり
、型内へのメルトフローが改善されており、またPC/
ABSブレンドに共通な厚形付耐衝撃性及び耐熱性が低
減することはない。ブレンドは好ましくは少なくとも約
20%のPCTGを、更に好ましくは約30%のPCT
Gを含んでいる。本発明の他のポリマーブレンドは少な
くとも10%ノPCヲ含ンテオリ、11DTULが70
℃で、IZO[l−1/4が180ジュール/メーター
(J/角)のへBS/PCTGブレンドと比較して、耐
熱性(例えばIf D T U Lが75℃)及び厚形
付耐衝撃性(例えばIZOD−1/4が約275J/輸
(約5ft−1b/in、))が実質的に改善されてお
り、またへBS/PCTC;ブレンドに共通な型内への
高いメルトフローに悪影響を及ぼさない。更に本発明の
他のポリマーブレンドは少なくとも約10%のグラフト
ゴム組成物(即ちABS又は^S^)を含んでおり、ス
パイラルフローが24cm未満で、IZOD−1/8が
約85J/m、IZOD−174が約70J/mのPC
/PCTGブレンドと比較して、型内へのメルトフロー
(例えばスパイラルフローが約28c+n)及び耐衝撃
性(例えば1200−1/8が875J/輸であり、I
ZOD−1/4が130J/m)が実質的に改善されて
おり、またPC/PCTGブレンドに共通な高い耐熱性
にそれほど悪影響を及ぼさない。本発明の好ましいブレ
ンドは型内への高いメルトフローを示しくスパイラルフ
ローは少なくとも27.5cm)、他の好ましいブレン
ドは改善された耐熱性を示しく例えばII D T U
 Lは少なくとも75℃)、更に他の好ましいブレンド
は実質的に改善された耐衝撃性、特に原形付耐衝撃性(
即ちIZOD−1/4は少なくとも130J/m、好ま
しくは少なくとも300J/m、更に好ましくは少なく
とも500J/m>を示している。
スパイラルフロー 細長い流路の端の方に固定された小さな横断面積を有す
る型内に溶融樹脂を注入することにより、溶融ポリマー
ブレンドの型内へのメルトフローについての有用な流動
学的特性を測定することができる。成形適性指数とは所
定の成形条件、即ち容量に基づく射出速度、金型温度、
ポリマー溶融温度及び金型容積の条件下において射出さ
れたポリ甲 、、− マー固化凹に充填される細長い流路の長さである。
通常使用する金型形状としては螺旋状又は蛇状に伸びた
半円形が挙げられる。以下で説明する本発明のポリマー
ブレンドの成形適性指数はパスパイラルフロー、即ち所
定の射出成形条件下において溶融ポリマーが充填される
、螺旋状に伸びた半円形金型の長さにより特徴付けられ
る。°“スパイラルフロー金型長定のための装置及び方
法を規定するために使用されるパラメーターの数値は公
称値である。パスパイラルフロー′°のために、半径2
.77mm (0,l09inch)、深さ2.77n
on、長さが少なくとも42cmの円形ブローチを使用
して金型を平面に切断する。5〜15coIの長さのラ
ンナー(runner)が4mm(直径)のスプルー(
sprue)と金型の螺旋開始点とを接続している。ラ
ンナーの横断面積は半円形金型の横断面積の2〜4倍で
ある。金型を40℃〜50℃(110’F)に維持する
。ポリマー又はポリマーブレンドの温度は溶融ポリマー
の″空気射出″による測定と同様に250℃〜280℃
(510°F)であり、また射出成形機の最大射出容量
の20%〜60%の金型容積(即ちスプルーと、ランナ
ーと半円形部分の長さの容積)に3〜7 cm ’ 7
秒の射出速度で注入する。
変動を避けるために、°“スパイラルフロー°°は成形
サイクルを平衡化した後に(例えば約20サイクルの後
に)測定し、また成形サイクルが10〜30秒の成形を
12回連続して得られる半円形注入長さの平均を求める
。典型的な21秒の成形サイクルは以下のような時間配
分からなる:遅延注入−1秒、注入−6秒、保持−6秒
、冷却−6秒、型開放−2秒。
スロットルバルブを広く開放し、ブレンドに使用される
PCとPCTGとの比が50750のブレンドの場合、
20〜24cmの検量用半円形金型長さ(即ちベースラ
インスパイラルフロー)を提供するために射出成形圧力
を調整する。型内へのヌル1−フローの改良はベースラ
インスパイラルフローより大きいスパイラルフロー金型
長さにより示されている。
夫11皿豆五画 本発明のブレンドで使用するグラフトゴム組成物として
はABS、^S^又はこれらの混合物が挙げられる。
本発明のポリマーブレンドで使用するABSは5〜80
重量%の、ガラス転移点0℃以下の基体としてのブタジ
ェンをベースとするゴムと、本質的に20〜75重量部
のスチレンモノマー及び80〜25重量部のアクリロニ
トリル又はメタクリロニトリルからなる95〜20重量
%のスチレン−アクリロニトリルグラフトコポリマーと
を含んでいる。このコポリマーは、例えばグラフト乳化
重合のようなよく知られた方法により、基体としてのゴ
ムの存在下で重合されるか又は該ゴム上にグラフトされ
る。
通常、あるスチレン−アクリロニトリルコポリマーは抽
出可能であり、即ちゴムにグラフトされない。スチレン
モノマーはスチレン、置換スチレン(例えばα−メチル
スチレン、クロロスチレン、プロモスヂレン、バラ−メ
チルスチレン等)又はこれらの混合物を含み得る。基体
としてのブタジェンゴムは架橋することができ、多くの
場合架橋させるのが好ましく、ブタジェン−アクリロニ
トリルゴム又はスチレン−ブタジェンゴムを含み得る。
好ましくはABSは20〜45重量%の基体としてのブ
タジェンゴムと、55〜80重量%のスチレンーアクリ
ロニl〜リルコボリマーとを含んでいる。好ましいスチ
レン−アクリロニトリルコポリマーは50〜75重量部
のスチレンモノマー単位と、25〜50重量部の前記極
性モノマー単位とを含んでいる。特に好ましいABSは
スチレンとアクリロニトリルとを約70730の比率で
含んでいる。
本発明のポリマーブレンドで使用する^SAは約20〜
60重量%の基体としてのアクリレートゴム、例えば前
述した如< ABSと同様に同じ比率及び方法でスチレ
ン及びアクリロニトリルでグラフトした約45重量%の
架橋ブチルアクリレートゴムを含んでいる。
上記成分の他に、本発明のポリマーブレンドは有利には
エンジニアリング用熱可塑性樹脂のポリマーブレンドに
共通な他の添加剤、例えば酸化防止剤、安定剤、難燃剤
、染料、顔料、充填剤(繊維及び鉱物)、可塑剤等を含
み得る。
本発明のポリマーブレンドの成分ポリマー、は任意の適
切な混合方法により、例えば単軸若しくは二軸スクリュ
ー押出機又は強力ミキサ−(例えばバンバリーミキサ−
若しくはファーレル連続ミキサー)内で混合して押出す
る方法により配合することができる。
本発明のポリマーブレンドは、このようなブレンドに固
有の特性、例えば塩酸のような鉱酸に対する耐薬品性、
例えば約6n+i Is/ 1nch(0,6%)と低
い成形収縮、良好な機械的性質(例えば引張強さ及び伸
び)、高い靭性(例えば低温でも良好なノツチ付きアイ
ゾツト耐衝撃性)のバランスを保証する用途ではエンジ
ニアリング用熱可塑性樹脂として特に有用である。
単に例示的であり、また本発明の範囲内において非制限
的な以下の実施例を参照して本発明を説明する。
以下の実施例で説明するポリマーブレンドは、Ethy
l Corp製のEthanox 330としてのアル
キル化フェノール2重量部と、 Morton Th1
okol Company製のジラウリルチオジプロビ
オネー+−1重量部とを含んでいる約0.75重量%の
酸化防止剤混合物を含む。
以下の実施例では、成分は混合する前に、例えばr’c
は約110℃で、PETA;は約70℃で、^ELS及
び^S八は約65℃で真空乾燥した。VAN八Cへ使用
するときは、K111ion単軸押出!!1(直径3.
8cm)内において約1100rpで均質に混合したA
BSとあらかじめ配合した。ダイフェースペレタイザー
を備えたLeistritz二軸押出機にブレンドした
成分を供給した。ポリマーブレンドを水浴中に押出しし
て、ペレット化した。
特性決定のために、ポリマーブレンドを試験棒内に射出
成形し、次いでこの試験棒を^STM D−256に基
づくアイゾツト耐衝撃性試験のために、ノツチ付けしく
ノツチ半径は0.01インチ)、室温(約23℃)で測
定を実施した。以下の実施例の中で”IZOD1/8′
′という用語は178インチの厚さの試験棒で測定した
ノツチ付きアイゾツト耐衝撃性を意味し、IZOD 1
/4”という用語は174インチの厚さの試験棒で測定
したノツチ付きアイゾツト耐衝撃性を意味する。アイゾ
ツト耐衝撃性はジュール/メーター(J/伯)で示す。
” HD T11 L ”という用語はΔSTM [1
−648に基づいて264ps iの応力を加えた17
8インチの厚さの試験棒で測定した熱変形温度を意味す
る。
HDTULは℃で示す。゛スパイラルフロー数値という
用語は先に定義したポリマーメルトフロー特性を意味す
る。スパイラルフローは0で示す。
実施例で使用する特定ポリマーを以下のように限定する
ABS−ブタジェン/アクリロニトリルの比が9377
のニトリルゴム粒子(平均粒径0.2ミクロン)38重
量%と、スチレン/アクリロニトリルの比が73727
のスチレンーアクリロニ■・リルコボリマー62重量%
とを含んでいる。
I’C−Dour Chemical Company
製のCa1ibre” M2O3−6ポリカーボネート
PCTG−Eastman Chemical Com
pany製のKODAR”PCTに。
実」1例」2 この実施例は、従来技術のPC/PCTGポリマーブレ
ンドにABSを加えると、メルトフロー及び耐衝撃性が
改善されて、所望し得るほど高い耐熱性の保持された本
発明のポリマーブレンドが得られることを例示している
。表1の結果は、10%の八USを加えるだけで、例え
ばPC/PCTGブレンドに比べて約25%までメルト
フローが実質的に改善されることを示している。原形材
の靭性は約2倍になる。
Δ[lSを更に増やすと、即ち更に10%のABSを加
えると、スパイラルフロー数値が30cmを上回り、厚
形材の靭性が約500%増したブレンドが得られる。
表1 PC PCTG ll5 50    45    40     :11550
    45    40    350    10
    20    30特性 スパイラルフロー(cm) +1DT[IL(’C) +200−178(J/I) 23.5 27.8   30.5   3295  
 91    88    8685  875   
750   6551200−1/4        
  69  130   345   555大11吐
λ この実施例は、従来技術のPC/C/八本Sポリマーブ
レンドCTGを加えると、メルトフローが改善されて、
所望し得るほど高い耐衝撃性と耐熱性とが保持された本
発明のポリマーブレンドが得られることを例示している
。表2の結果は、PC/ABSブレンドに30%のPC
TGを加えるとメルトフローが改善されて、例えばスパ
イラルフロー数値が約28になることを示している。I
’C/ABSへレンドに共通のことの外高い原形材の靭
性及び耐熱性は保持されている。
kλ ポリマー  ブレンド組成物(重量%)PC50454
035 ABS      50  45  40  35PC
TG      O102030 特性 スパイラルフロー(c+a)   24  27.5 
 27.5+1DTtlL(”C)         
 99  96   951200−1/8(J/蹟)
       520  525   5801200
−1/4         468  445   5
10実JJLユ この実施例は、従来技術のPCTG/ABSポリマーブ
レンドにPCを加えると、耐熱性及び厚形付耐衝撃性が
改善される一方で、所望し得るほど高いメルトフローの
維持された本発明のポリマーブレンドが得られることを
例示している。表3の結果は、10%のPCを加えるだ
けで、耐熱性が実質的に改善5℃上昇し、厚形材の靭性
が約50%増すことを示している。更にPCを加えると
、例えば更に10%のPCを加えると、原形材の靭性及
び耐熱性が実質的に改善されると共に、ことの外高いメ
ルトフロー特性の保持されたブレンドが得られる。
表1 ポリマー  ブレンド組成物(重量%)PCTG   
  50  45  40  35ABS      
50  45  40  35r’c       0
  10  20  30特性

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)本質的にPCと、PCTGと、ABS又はASA
    の中から選択されるグラフトゴム組成物とからなる熱可
    塑性射出成形樹脂として有用なポリマーブレンドであつ
    て、該ブレンドが、 (A)少なくとも10重量%の、ビスフェノール−Aと
    ホスゲンとの反応より得られる芳香族ポリカーボネート
    PCと、 (B)少なくとも10重量%の、テレフタル酸と主成分
    たる1,4−シクロヘキサンジメタノール及びそれより
    少量のエチレングリコールの混合物との非晶質ポリエス
    テルPCTCと、 (C)少なくとも10重量%の、ABS又はASAのグ
    ラフトゴム組成物(但し、ABSは、スチレン及びアク
    リロニトリルモノマーでグラフトされた、ブタジエンの
    ポリマー又はブタジエンとスチレン若しくはアクリロニ
    トリルとの混合物のポリマーであり、ASAはスチレン
    及びアクリロニトリルモノマーでグラフトされたブチル
    アクリレートのポリマーである。)とを含み、並びに該
    ブレンドが以下の性質、即ち(1)スパイラルフロー法
    により測定されるような型内へのメルトフロー(スパイ
    ラルフロー)が少なくも25cmであり、 (2)ASTH D648に基づいて測定されるような
    熱変形温度(HDTUL)が少なくとも75℃であり、
    及び (3)厚さ6.4mmのノッチ付き試験材料上において
    ASTH256−56により23℃で測定されるような
    厚形材ノッチ付きアイゾッド耐衝撃性(IZOD−1/
    4)が少なくも140J/mである、 をもつことを特徴とするブレンド。 (2)少なくとも20重量%の、PCと、PCTGと、
    グラフトゴム組成物とを含んでいることを特徴とする請
    求項1に記載のブレンド。 (3)前記スパイラルフローが少なくとも30cmにな
    るのに十分な量のPCと、PCTGと、グラフトゴム組
    成物とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の
    ブレンド。 (4)前記HDTULが少なくとも80℃になるのに十
    分な量のPCと、PCTGと、グラフトゴム組成物とを
    含んでいることを特徴とする請求項1に記載のブレンド
    。 (5)前記IZOD−1/4が少なくとも300J/m
    となるのに十分な量のPCと、PCTGと、グラフトゴ
    ム組成物とを含んでいることを特徴とする請求項1に記
    載のブレンド。 (6)少なくとも20重量%のABS又はASAを含み
    、スパイラルフローが少なくとも30cmであり、且つ
    IZOD−1/4が少なくとも300J/mであること
    を特徴とする請求項1に記載のブレンド。 (7)少なくとも30重量%のPCを含み、スパイラル
    フローが少なくとも30cmであり、IZOD−1/4
    が少なくとも500J/mであり、且つHDTULが少
    なくとも80℃であることを特徴とする請求項1に記載
    のブレンド。 (8)少なくとも30重量%のPCと、少なくとも30
    重量%のPCTGと、少なくとも30重量%のABS又
    はASAとを含み、スパイラルフローが少なくとも30
    cmであり、HDTULが少なくとも80℃であり、且
    つIZOD−1/4が少なくとも500J/mであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のブレンド。
JP2322245A 1989-12-15 1990-11-26 ポリカーボネートと、pctgと、absとのポリマーブレンド Pending JPH03195758A (ja)

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