JPH03194483A - 非整相型方位検出装置 - Google Patents

非整相型方位検出装置

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JPH03194483A
JPH03194483A JP1331188A JP33118889A JPH03194483A JP H03194483 A JPH03194483 A JP H03194483A JP 1331188 A JP1331188 A JP 1331188A JP 33118889 A JP33118889 A JP 33118889A JP H03194483 A JPH03194483 A JP H03194483A
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signal
receiver
correlation
receiver array
azimuth
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JP1331188A
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Takaaki Takesute
貴昭 武捨
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Ono Sokki Co Ltd
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Ono Sokki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は信号源の方位を非整相で検出する非整相型方
位検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の方位検出装置は例えば特公昭62−44620号
公報、特公昭59−31013号公報等に開示されたも
のがある。この装置は、信号源から発生した音響又は電
波等の信号波を受信する複数個の受波器で構成された受
波器アレイで受信し、信号波の伝搬遅延を補償するため
に受波器の出力信号をシフトレノスタ又は遅延線を通し
て整相処理し、整相処理した各信号を加算してビームを
形成し、上記のようにして遅延量を調整して全方向のビ
ームを形成し、その出力強度の分布から信号波の到来方
位を↑II定するものである。
また、3次元的に信号波の到来方位を検出するためには
2次元面上に受波器を配置してフェイズドアレイを構成
して電波又は音波の到来方位を検出している。また、信
号波に雑音成分が重畳していると方位検出のS/N比が
悪化し方位精度が低下する。このために、従来装置では
、積分時間を長くして雑音の影響を小さくしたり、雑音
の発生源の方位を検知して雑音量を予め求め、上記のよ
うに伝搬遅延の補償を行なった信号からその雑音量を引
算し、雑音成分を除去する適応整相を実施してS/N比
を高めている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のものにおいては全方向にビームを
形成するために各方位ごとに遅延回路が必要であること
から回路が複雑化し、また、各方位データの強度分布か
ら信号方位を算出するため多数の信号処理を必要とする
事及びS/Nが悪い場合は信号の積分時間を長くするこ
とがら応答時間が遅れ、信号源が移動している場合、信
号源の方位情報をリアルタイムに測定することは困難と
なる課題があった。
また、線状受波器アレイや同心円状アレイの場合には、
到来する信号波の方位を3次元的に検出できず、このた
め信号波がふ仰角をもって入射した場合は方位精度が低
下してしまい、正確な方位測定ができないという課題が
あった。
更ニハ、信号波に雑音成分が重畳した場合、無指向性の
等方性雑音を除去する事ができず、信号波の到来方位の
検出感度が悪化するなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、受波器アレイの出力信号から全方向についてビ
ームを形成することなく、直接、信号波の到来方位を十
分な精度でリアルタイムに求めることができる簡単化し
た非整相型方位検出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の非整相型方位検出装置は、1直線上に配置さ
れた複数の受波器から成る受波器アレイと、受波器の出
力信号に基づいて、受波器対における各相互相関信号を
合成して出力する相関演算手段と、合成値に基づいて信
号波の到来方位を算出する方位演算手段を設けたもので
ある。
この発明のもう1つの発明の非整相型方位検出装置は、
複数の受波器アレイを交差させて設け、受波器アレイ毎
に、当該受波器アレイの受波器対の相互相関信号を合成
して計測方位を算出する演算手段と、これらの計測方位
の信号に基づいて基準の受波器アレイに到来する信号波
の水平方位とふ仰角を算出する方位演算手段を設けたも
のである。
また、受波器アレイの後段に等方性雑音の相関係数を0
にする移相手段を設けたものである。
〔作 用] この発明における非整相型方位検出装置は、受波器アレ
イを構成する受波器を対にし、受波器対における相関係
数にその間隔に応じた重み付けをした各相互相関信号を
合成し、この合成値に基づいて受波器アレイに入射する
信号波の到来方位を算出する。
また、交差する複数の受波器アレイを用い、受波器アレ
イ毎に、各相互相関信号を合成して計測方位を算出し、
これらの計測方位の信号に基づいて基準の受波器アレイ
に対する信号波の水平方位とふ仰角を算出する。
また、受波器アレイの受波器対の一方の受波器出力信号
を移相手段により等方性雑音がなくなるように移相する
(実施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、実施例を説明する前にこの発明の原理について説
明する。
1対の受波器について、その受信信号をS。
S、とすると相関係数ρ5は(1)式のように定義され
る。
受波器に到来する信号波の単一周波数fにつし)てω−
2πrとし、τ8を受波器アレイに対する信号波の伝搬
遅延時間、τ、を電気的な信号遅延時間とすると、 ρ、−〜(τ8+・。)・−−[ヱ工(〜θ十〜φ)I
・・・・・・(2) 但し、θ:受波器アレイラインに対する信号波の入射角 φ:倍信号電気的移相量 d′:受波器対の間隔 C;信号波の速度 となる。
上記(1)、 (2)式は文献1 ; Pr1ncip
les of underwater 5ound、5
econd edition (水中音響の原理。
第2m)、 ロバート ジエー ユーリ・7り著、マク
グロウーヒルブック カンパニー発行所に記載されてい
る。
相関係数ρ、が測定され、ω、d、c、  φの値は予
めわかっているので、(2)式により信号波の入射角(
信号波の到来方位)θを求めることができる。
上記(2)式では余弦の逆変換を2回行わなければ入射
角θが求まらないためにθの精度が非常に悪くなる。
この発明ではこの余弦の逆変換回数を1回に減少して方
位測定の精度を向上させることが出来る。
以下にその原理を説明する。
ω d X=   ((1)θ十いφ)とおく (但し、dは受
波器アレイの受波器間隔の基本間隔)。受波器アレイで
対にした受波器間隔がmdについての相関係数ρJl)
は上記(2)式より mdω ρ、(ロ))−(C&Oθ十。φ)で表わされる。
〔0。
〕 の範囲においてのフーリエ級数の式 %式% (In)の関係を代入すると、 となる。
(3)式を書き直すと、 ・・・(4) の受波器対の相関係数ρs(2に+1)に重み係数−−
1−一を掛算したものを合成した値であり、(2に+1
)” この合成値をPとすると上記(4)式は、(9)θ−一
二[占P−11−(2)φ ・・・(5)2ωd   
π となる。(5)式により余弦の逆変換が1回行われれば
方位θの値を求めることができる。なお、他のフーリエ
級数を用いても同様な構成が可能である。
次に等方性雑音の消去の原理について説明する。
間隔がd′の2つの受波器について、等方性雑音の相関
係数をρ7とすると、上記文献1の35頁の表3川より で表わされる。
信号波の到来方位を求める場合、電気回路の移相量φは
式(5)から任意に選べることがわかる。そこて、上記
(6)式において、ωτ。−Tのときρ7=0となる。
、。−工!土であるから、これから(ト)φ−」1−と
なるように受波器対の一方の受波2 ωd 器の出力信号を移相すれば、等方性雑音の影響を除くこ
とができる。
ωτ。=m1のときも同様であるから、よって、受波器
対の一方に移相器を設け、特定の移相量に設定すること
により、雑音の影響を除去できる。
第1図はこの発明の一実施例による非整相型方位検出装
置の構成図である。第1図において、1〜6は、第2図
に示すように直線状に配列され、音響波を受けてその強
度に応じた大きさの電気信号に変換する第1〜第6の音
響センサー、7は第1〜第6の音響センサー1〜6に各
入力端子が接続され、検知すべき音響変換信号を通過さ
せる第1〜第6の狭帯域フィルター71〜76で構成さ
れた狭帯域フィルター群である。8は、各入力端子が第
1〜第3の狭帯域フィルター71〜73の各出力端子に
接続され、後述の移相量計算回路14で計算された移相
量分入力信号を移相する第1〜第3の移相器8I〜83
で構成された移相器群、9は第1〜第6の音響センサー
1〜6の3対の各相関係数を(])式により求める第1
〜第3の相関器91〜93で構成された相関器群である
。第1の相関器91は、第1の移相器81と第6の狭帯
域フィルター76の各出力端子に接続され、第1、第6
の音響センサー1.6の出力信号の相関係数を求める。
第2の相関器92ば、第2の移相器82と第5の狭帯域
フィルター75の各出力端子に接続され、第2.第5の
音響センサー2.5の出力信号の相関係数を求める。第
3の相関器93は、第3の移相器83と第4の狭帯域フ
ィルター74の各出力端子に接続され、第3.第4の音
響センサー3.4の出力信号の相関係数を求める。10
は、第1.第2の相関器91.92の出力端子に夫々接
続され、重み係数を掛算する第1゜第2のシェーディン
グ回路101,102から構成されたシェーディング回
路群、11は第1.第2のシェーディング回路101.
102の各出力端子と第3の相関器93の出力端子に接
続された加算回路である。12は加算回路11の後段に
設けられ、加算結果から(2)θを計算する(資)θ計
算回路、13は(ト)θ計算回路12の後段に設けられ
た逆変換計算回路であり、いθの逆変換を行って音響波
の到来方位θ(第1〜第6の音響センサー1〜6の接続
線に対する角度)を求めて出力する。
14は移相量計算回路であり、音響波の速度Cと第1〜
第6の音響センサー1〜6の基本間隔dと角周波数ωと
から雑音成分をな(すための移相量φや(9)φを計算
して移相器群8や、θ計算回路12に出力するように構
成されている。これらC1d、ωの値は図示せざる入力
手段により移相量計算回路14に入力されるように構成
されている。
第2図により音響センサーアレイの構成について説明す
る。第1と第6の音響センサー1.6の間隔は6d、第
2と第5の音響センサー2.5の間隔は3d、第3と第
4の音響センサー3.4の間隔はdである。これら第1
〜第6の音響センサー1〜6としては例えば圧電素子又
はマイクロフォンが用いられる。そして、第1〜第6の
音響センサー1〜6は例えば等間隔dをもって順に一直
線上に配列されている。
次に上記構成の第1の実施例の動作について説明する。
図示しない音響発生源から音響波が発生し、第1〜第6
の音響センサー1〜6にある方位から入射しているもの
とする。第1〜第6の音響センサー1〜6は入射した音
響波を電気信号に夫々変換して出力する。第1〜第6の
音響センサー1〜6の出力信号は狭帯域フィルター群7
の第1〜第6の狭帯域フィルター71〜76を夫々通過
して周波数が異なる雑音成分から分離される。第1〜第
3の音響センサー1〜3の出力端子から第1〜第3の狭
帯域フィルター71〜73を夫々通過した音響変換信号
は移相器群8の第1〜第3の移相器81〜83に夫々入
力され、移相量計算口!a14で計算された雑音相関係
数をOにする移相量φ=(資)121.、d  分移相
され、相関器群9の第1〜第3の相関器91〜93に夫
々入力される。第1の相関器91は、第6の狭帯域フィ
ルター76から第6の音響センサー6による音響変換信
号も入力しているので、第1.第6の音響センサー1゜
6対の相関係数ρ、 (5) (但し、K=2)を求め
て出力する。また、第2の相関器92は、第5の狭帯域
フィルター75から第5の音響センサー5による音響変
換信号も入力しているので、第2.第5の音響センサー
2.5対の相関係数ρ、 (3) (但し、K=1)を
求めて出力する。また、第3の相関器93は、第4の狭
帯域フィルター74から第4の音響センサー4による音
響変換信号も入力しているので、第3.第4の音響セン
サー3.4対の相関係数ρ、 (1) (但し、K=0
)を求めて出力する。これら第1〜第3の相関器91〜
93は(1)式の原理に基づいて相関係数ρ、を夫々求
めて出力する。第1.第2の相関器91.92から出力
される相関係数ρ、’(5)、  ρ1(3)の信号は
シェーディング回路10の第1.第2のシェーディング
回路101,102により重み係数1/25.1/9を
夫々掛算されて加算回IM11に出力される。また、第
3の相関器93から出力される相関係数ρS(])の信
号は、重み係数が1なので、そのまま加算回路11に出
力される。上記の重み係数は対にした音響センサーの距
離に応じた値に決定される事は上記の原理説明から明ら
かである。加算回路11はこれらの上記上p 、(5)
、”ρ、(3)、 p 5(1)の相互相25    
 9 加算結果を出力する。いθ計算回路12は、この場合の
合成値P〕と移相量計算回路14により計算された(至
)φの信号を入力し、上記(5)式により(2)θの値
を計算する。このいθの値を慟θ計算回路I2から人力
した逆変換計算回N13は(1)θの逆変換を行なって
音響波の到来方位θを求めて出力する。
第3図は音響センサーアレイの他の一実施例を示し、音
響センサ一対を組合せる時に音響センサーを共通に用い
た例であり、第2図に示した音響センサーアレイと同等
の機能を果す。音響センサー1′からd、3d、5dの
同一直線上の距離に音響センサー2’、  3’、  
4’を夫々配置し、音響センサー1′と音響センサー2
’、 3’、 4’の夫々とで音響センサ一対を形成す
る。この場合、第2図に示した6個の音響センサーから
成る音響センサーアレイに比較して4個の音響センサー
で済む。
次に信号波の到来方位を3次元的に求める非整相型方位
検出装置の一実施例を説明する前にその原理について説
明する。
αの角度でもって交差する線状受波器アレイについて、
各受波器アレイを用いて上記実施例のようにして求めた
信号波の到来方位をθ1..θ、hとすると、信号源の
水平方位θ7.及びふ仰角DAは、文献2;防衛庁研究
季報、r TASSの方位誤差について、 1987年
7月号。
武捨貴昭」 から次式により 算出できる。
なお、線状受波器アレイの特徴として、水平方位θえは
上記(7)式において、正負2つの解を有するが・t・
b=cv−’((9)α・慟θ1.)として、下記表に
より水平方位を一意的に求めることが可能である。
第4図は音響波の到来方位を3次元的に求める非整相型
方位検出装置の一実施例を示している。
第4図において、第1図の構成のものをa系統とb系統
で2系統用いており、数字の脇のaはa系統を示し、b
はb系統を示し、第1図と同数字のものは第1図で述べ
たものと同様のものを用いている。但し、移相量計算回
路14はa系統とb系統に共通に用いている。15は音
響センサー1a〜6aで構成された基準音響センサーア
レイ、16は音響センサー1b〜6bで構成されたサブ
音響センサーアレイである。a系統の基準音響センサー
アレイ15とb系統のサブ音響センサーアレイ16とは
αの角度で交差し、音響センサー1a〜6a、lb〜6
bの配列は第2図と同様である。17は入力側が逆変換
計算回路13a。
13bに夫々接続され、上記(7)式の演算を行なって
水平方位とふ仰角を計算する水平方位・ふ仰角計算回路
、1日は水平方位・ふ仰角計算回路17の後段の判定回
路で、上記表に従って基準音響センサーアレイ15に対
する目標の水平方位を決定する。
次に第4図を参照してこの実施例の動作について説明す
る。同一の音響波発生源から発生した音響波は基準音響
センサーアレイ15とサブ音響センサーアレイ16に入
射する。これにより基準音響センサーアレイ15の出力
信号は、狭帯域フィルター群7aから逆変換計算回路1
3a迄のa系統の回路を経由して、逆変換計算回路13
aから音響波発生源の水平方位θ、1の信号にされて出
力される。また、サブ音響センサーアレイ16の出力信
号は、狭帯域フィルター群7bから逆変換計算回路13
b迄のb系統の回路を経由して、逆変換計算回路13b
から音響波発生源の水平方位θ、、の信号にされて出力
される。上記の詳細な動作は第1図の動作説明で既に一
般的に述べであるので、その説明を省略する。両逆変換
計算回路13a  13bから水平方位θ、3.θ、、
の信号を入力した水平方位・ふ仰角計算回路17は上記
(7)式に従って、水平方位θ。とふ仰角り、を求めて
判定回路18に出力する。この場合、水平方位θ^の解
は2つあるので判定回路1日による判定結果に応した一
方の解を選択して出力する。判定回路18は水平方位・
ふ仰角計算回路17から慟θ、1−Cの値も入力してお
り、? i b−(9)−′((2)α・(9)θ、1
)の演算を行って水平方位・ふ仰角計算回路17から入
力した水平方位θ1.の信号と大小を比較する。
判定回路I8は、判定条件と目標方位の関係を示す上記
表に従って、水平方位θ、の正しい解とふ仰角DAの信
号を出力する。この水平方位θ、とふ仰角DAは基準音
響センサーアレイ15のラインを基準にした角度である
なお、上記各実施例において、信号波として音響波の場
合で説明したが電波でも良く、この場合音響センサーア
レイの代りにマイクロストリップアンテナアレイを用い
れば良い。
また、上記各実施例において、方位の検出感度を悪くす
る雑音がない又は無視できる場合には、移相器群を除去
しても良く、この場合には、φ−〇、(1)φ−1とし
て計算すれば良い。
(発明の効果) 以上のように、この発明によれば受波器アレイの受波器
対における相関係数にその間隔に応した重み付けをした
各相互相関信号を合成し、この合成値に基づいて受波器
アレイに入射する信号波の到来方位を算出するように構
成したので、整相する必要がないために遅延回路を必要
とせず、また、全方位のビームを形成する必要がないた
めに信号処理数が従来に較べて少くなり、従って回路構
成が簡学化し、信号源が移動している場合でも信号源の
方位情報をリアルタイムに十分な精度で測定できる効果
がある。
また、受波器アレイを複数用いて相互相関出力を合成し
て受波器アレイ毎の計測方位を算出し、これらの計測力
位信号に基づいて基準の受波器アレイに対する信号波の
水平力位とふ仰角を算出するように構成したので、上記
効果に加えて線状受波器アレイの場合でも3次元的に方
位検出できる効果がある。
また、等方性雑音の相関係数を0にするように移相手段
を用いるようにしたので、等方性雑音が重畳しても等方
性雑音の影響を除去でき、方位検出の感度が向上する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1回はこの発明の一実施例による非整相型方位検出装
置の構成図、第2図は音響センサーアレイにおける音響
センサーの配列の一例を示す図、第3回は音響センサー
の他の配列の一例を示す図、第4図はこの発明の他の一
実施例による非整相型方位検出装置の構成図である。 図中、■・・・6.la・・・6a、lb・・・6b・
・・音響センサー(受波器)、(la〜6a)・・・音
響センサーアレイ(受波器アレイ)、8.8a  8b
・・・移相器群(移相手段)、9.9a、9b・・・相
関器群、10.10a、10b・・・シェーディング回
路群、11.lla、1lb=・加算回路、12゜12
 a、  l 2 b−caoθ計算回路、13.13
a。 13b・・逆変換計算回路、(9,10,11)相関演
算手段、(12,13)・・・方位演算手段、15.1
6・・・音響センサーアレイ (受波器アレイ)、(9
a 〜13 a、  9 b 〜13 b) −演算手
段、17・・・水平方位・ふ仰角計算回路、18・・・
判定回路、(17,18)・・・方位演算手段。 第 2 図 第 図 1−・・−・、4′:會1センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1直線上に配置された複数の受波器より成る受波
    器アレイと、前記受波器の出力信号に基づいて、前記受
    波器対における相関係数に前記受波器対の間隔に応じて
    重み付けして得た各相互相関信号を合成して出力する相
    関演算手段と、該相関演算手段から出力される合成値に
    基づいて前記受波器アレイに入射する信号波の到来方位
    を算出する方位演算手段を備えたことを特徴とする非整
    相型方位検出装置。
  2. (2)前記受波器対の一方の受波器と前記相関演算手段
    との間に、等方性雑音の相関係数を0にするように移相
    量が調整された移相手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の非整相型方位検出装置。
  3. (3)各々が1直線上に配置された複数の受波器から成
    り、互いに交差する複数の受波器アレイと、該受波器ア
    レイ毎に、当該受波器アレイの受波器対の各相互相関信
    号を合成して当該受波器アレイに到来する信号波の計測
    方位を算出する演算手段と、該演算手段から出力される
    前記各計測方位の信号に基づいて前記受波器アレイの基
    準の受波器アレイに対して入射する前記信号波の水平方
    位とふ仰角を算出する方位演算手段を備えたことを特徴
    とする非整相型方位検出装置。
  4. (4)前記受波器アレイの後段に、前記受波器アレイの
    受波器対の一方の受波器出力信号を等方性雑音の相関係
    数を0にするように移相量が調整された移相手段を設け
    たことを特徴とする請求項3記載の非整相型方位検出装
    置。
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