JPH0319416Y2 - - Google Patents

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JPH0319416Y2
JPH0319416Y2 JP1984150586U JP15058684U JPH0319416Y2 JP H0319416 Y2 JPH0319416 Y2 JP H0319416Y2 JP 1984150586 U JP1984150586 U JP 1984150586U JP 15058684 U JP15058684 U JP 15058684U JP H0319416 Y2 JPH0319416 Y2 JP H0319416Y2
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JP
Japan
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wheel
adapter
tire
locking portion
diameter
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JP1984150586U
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JPS6165994U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は交換可能な走行玩具用車輪構造に関
する。
(従来技術) 一般に、走行玩具用車輪は車軸とホイールとタ
イヤとから成つている。これらの部品は工場にお
いて組立てられ、完成品は簡単には分解できない
ように構成されている。したがつて、従来の走行
玩具は走行方式が単一になつている。
ところが、最近は走行玩具にも4WD駆動方式
のもの、ダブルタイヤ方式のもの、水陸両用方式
等いろいろな種類のものが提案実施されており、
バラエテイに富んだ走行を楽しむ傾向にある。
(考案の技術的課題) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、とくに走行玩具の走行車輪の径を大径のも
のに交換することのできる走行玩具用車輪構造を
提案するとを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、この考案に係る走行
玩具用車輪構造は、走行玩具のホイールにホイー
ルアダプタを介して大径のタイヤを着脱自在に設
けたことを特徴とする。
(イ) 走行玩具の車輪のホイールの周面のほぼ中央
には係止部が形成され、且つ該係止部にタイヤ
が取外し可能に係止されていること。
(ロ) 上記ホイールには上記ホイールよりも大径の
円板状ホイールアダプタが着脱自在に設けられ
ていること。
(ハ) ホイールアダプタは、その外周面にゴム、合
成樹脂等からなる大径の弾性タイヤ用の係止部
を形成するとともに中央に上記ホイールとほぼ
同径の貫通孔を形成し、且つ該貫通孔の内周面
に上記ホイールの係止部に係止する係止部を形
成していること。
(考案の作用、効果) 上記構成により、まず走行玩具の走行車輪から
小径のタイヤを取外し、そのホイールには該ホイ
ールよりも大径の円板状ホイールアダプタを装着
する。この場合、走行車輪のホイールをホイール
アダプタの中央貫通孔に嵌合させるとともに、該
貫通孔の内周面の係止部を上記ホイールの係止部
に係止させればよい。そしてこの大径のホイール
アダプタの外周係止部にゴム、合成樹脂等から成
る大径の弾性タイヤを装着することにより、タイ
ヤ交換を行なうことができる。このように、車軸
からホイールを外すことなく、容易にタイヤ交換
を行なうことができる。また、ホイールに直接に
大径の弾性タイヤを取付ける場合は、車輪全体が
たわんで走行性が損なわれるおそれがあるが、大
径タイヤをホイールアダプタを介して取付けるの
で、走行性はなんら損なわれない。そして、走行
玩具のホイール部に大径のタイヤを装着すれば、
車体が前傾状態になつたり、後傾状態になつた
り、あるいは車高が高くなつたりするので、走行
状態もそれに応じて変化するほか、とくに走行玩
具の駆動車輪を変えた場合には、交換前よりも大
幅に走行距離を伸ばすことができる。また、走行
玩具のタイヤが大径のものになれば、さらにこの
大径タイヤの外側に水かき羽根等の部材を装着す
るように構成することも可能となり、走行のバリ
エーシヨンも多様にすることができる。
(実施例) 以下、図面によつてこの考案の実施例について
説明する。
第5図において符号Aは走行玩具を示す。この
走行玩具Aは車体1の前後に走行車輪2,3を設
け、車体1内にゼンマイ、電動モータ、フリクシ
ヨン等の動力源と減速ギヤと駆動車輪3とを備え
た動力ユニツト(図示せず)を収容したものであ
る。走行車輪3はそれぞれ第6図に示すように、
車軸4とホイール5とタイヤ6から構成され、タ
イヤ6はホイール5から取外し可能に設けられて
いる。ホイール5は車体1の外側に突出するよう
に構成され、その周面に係止部10が突出形成さ
れている。タイヤ6はゴム、合成樹脂等の弾性材
から構成され、内周面に環状溝11が形成され、
該環状溝11をホイール5の係止部10に係脱さ
せることによつて着脱できるように構成されてい
る。
なお、上記ホイール5は車軸に直接設けられた
ものであつても、あるいは車軸4に固定されたホ
イール5にさらに別体のホイール部材(図示せ
ず)を取付けて構成したものであつてもよく、い
ずれの場合であつても、ホイール5は車体1の外
側に突出するように構成されていればよい。
次に、第1図に示すように7はホイールアダプ
タを示す。このホイールアダプタ7は上記ホイー
ル5の径よりも大径の円板状に形成され、その外
周に大径タイヤ用の係止部を形成するとともに、
中央に上記ホイールとほぼ同径の貫通孔を形成
し、且つ該貫通孔の内周面に上記ホイールの係止
部に係止する係止部を形成したものであり、この
ような構成のホイールアダプタ7は、例えば、第
2図に示すように、上記ホイールよりも大径の円
板状の一対の内側アダプタ部材7aと外側アダプ
タ部材7bとから構成すればよい。両アダプタ部
材7a,7bの外周には突条12a,12bが周
設され、さらに、内側のアダプタ部材7aには、
その外端から中心に上記車輪のホイール5の径と
ほぼ同じ巾の差込溝13が形成されている。該差
込溝13の中心側端部は上記ホイール5とほぼ同
径の半円状に形成され、その外側面の外周縁には
上記ホイール5の係止部10の内側に係合する係
合凹部14aが形成されている。上記差込溝13
の中心側端部は上記ホイール5とほぼ同径の半円
状に形成されている。これに対して、外側のアダ
プタ部材7bには、その中央に上記ホイール5と
ほぼ同径の貫通孔15が形成され、且つ該貫通孔
15の内周面に上記ホイール5の係止部10の外
側に係止する係合凹部14bが形成され、さら
に、内側面には上記内側アダプタ部材7aの差込
溝13に嵌まり合う突部16が突出形成されてい
る。内側アダプタ部材7aの差込溝13に外側ア
ダプタ部材7bの内側面の突部16を嵌め合せて
両アダプタ部材7a,7bの外側面と内側面とを
合せることにより、貫通孔15の内周面に係止部
14が形成され、さらに外周には両部材の突条1
2a,12bが一体になつて係止部12が形成れ
ている。このように、ホイールアダプタ7はその
円板状に形成され、その外周に大径タイヤ用の係
止部12を形成るとともに、中央に上記ホイール
5とほぼ同径の貫通孔15を形成し、且つ該貫通
孔15の内周面に上記ホイール5の係止部に係止
する係止部14を形成するものであればよく、一
体構造のものであつても、また分割構成の場合も
どのように構成するかは自由であつて、第2図の
例に限定されるものではない。
上記構成の走行玩具Aによつて遊ぶ場合には、
まず、走行玩具Aの走行車輪3のタイヤ6,6を
取外し、そのホイール5にホイールアダプタ7を
装着する。この場合、第2図のホイールアダプタ
7の例においては、まず、第1図に示すように、
内側アダプタ部材7aの差込溝13をホイール5
の係止部の内側から差込み、その係合凹部14a
をホイール5の係止部10の内側に係合させる。
これに対して外側アダプタ部材7bの貫通孔15
をホイール5の外端から差込んでその内側面を内
側アダプタ部材7aの外側面に合せ、その係合凹
部14bをホイール5の係止部10の外側に係合
させる。このように両アダプタ部材7a,7bを
ホイール5の係止部10の内外から合せることに
より、ホイールアダプタ7が構成され、その外周
に大径タイヤ用の係止部12が形成されるととも
に、上記ホイール5に嵌挿された貫通孔15の内
周面に形成された係止部14内に上記ホイール5
の係止部10が係止される。次に、両アダプタ部
材7a,7bの外周係止部12にゴム、合成樹脂
等から成る大径の弾性タイヤ17を係止させる。
大径の弾性タイヤ7の内側にも、小径のタイヤ6
と同様の環状溝18を形成しておけば、その弾性
により環状溝18をホイールアダプタ7の外周係
止部12に係止させることによつて簡単に装着す
ることができる。弾性タイヤ17を装着すると、
一対のアダプタ部材7a,7bは一体に結合さ
れ、これにより、弾性タイヤ17を有する車輪を
組立てることができる。
このように、走行玩具の前車輪又は後車輪に弾
性タイヤ17を装着すれば、第3図に示す走行玩
具Bのように、車体が前傾状態になつたり、ある
いは後傾状態になり、両方に弾性タイヤを装着す
れば車高が高くなるので、走行状態もそれに応じ
て変化するほか、とくに駆動用の走行車輪を変え
た場合には、タイヤ一回転当りの走行距離は取換
え前よりも長くなるから交換前よりも大幅に走行
距離を延ばすことができる。
次に、上記ホイールアダプタ7は大径で大形で
あるから、例えば、ホイールアダプタ7を構成す
る一方のアダプタ部材7bの外側方に水かき羽根
19を一体に形成しておけば、第4図に示すよう
な水かき車21が得られる。この水かき車21の
内側には弾性タイヤ7が装着されているから、こ
のような水かき車21を走行玩具車体の前後に装
着することによつて水陸両用車を組立てることで
きる。上記の水かき車21は前後車輪に設けても
よい。これは4WD方式の走行玩具に有効である。
なお、走行玩具の車体は4WDタイプはもちろ
ん、普通車タイプ、レーシングカータイプ等にも
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る走行玩具用車輪を説明す
るもので、第1図はホイールアダプタの竪断面
図、第2図は上記ホイールアダプタの斜視図、第
3図は大径タイヤを装着した状態の走行玩具の斜
視図、第4図は大径タイヤに水かき羽根を設けた
状態の走行玩具斜視図、第5図は走行玩具の斜視
図であり、第6図は走行車輪の要部斜視図であ
る。 符号、A,B,C……走行玩具、1……車体、
2,3……走行車輪、4……車軸、5……ホイー
ル、6……タイヤ、7……ホイールアダプタ、1
0,12,14……係止部、17……弾性タイ
ヤ、21……水かき車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行玩具のホイールにホイールアダプタを介し
    て大径のタイヤを着脱自在に設けたことを特徴と
    する走行玩具用車輪構造。 (イ) 走行玩具の車輪のホイールの周面のほぼ中央
    には係止部が形成され、且つ該係止部にタイヤ
    が取外し可能に係止されていること。 (ロ) 上記ホイールには上記ホイールよりも大径の
    円板状ホイールアダプタが着脱自在に設けられ
    ていること。 (ハ) ホイールアダプタは、その外周面にゴム、合
    成樹脂等からなる大径の弾性タイヤ用の係止部
    を形成するとともに、中央に上記ホイールとほ
    ぼ同径の貫通孔を形成し、且つ該貫通孔の内周
    面に上記ホイールの係止部に係止する係止部を
    形成していること。
JP1984150586U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH0319416Y2 (ja)

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JP1984150586U JPH0319416Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JP1984150586U JPH0319416Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JPS6165994U JPS6165994U (ja) 1986-05-06
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JPS54157695U (ja) * 1978-04-26 1979-11-02

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