JPH03193525A - 自動車用冷房装置 - Google Patents

自動車用冷房装置

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JPH03193525A
JPH03193525A JP32958689A JP32958689A JPH03193525A JP H03193525 A JPH03193525 A JP H03193525A JP 32958689 A JP32958689 A JP 32958689A JP 32958689 A JP32958689 A JP 32958689A JP H03193525 A JPH03193525 A JP H03193525A
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JP
Japan
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evaporator
absorber
cooling
heat exchanger
automobile
Prior art date
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Application number
JP32958689A
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English (en)
Inventor
Masami Ogura
小椋 正己
Mitsuru Ishikawa
満 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03193525A publication Critical patent/JPH03193525A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車用冷房装置には、冷媒にフローンを使用し
た蒸気圧縮式冷凍機が用いられており、自動車用エンジ
ンの出力の一部、又は補助エンジンの出力で圧縮機を駆
動して稼動している。
ところで、自動車用エンジンでは、全負荷時、全熱入力
の20〜30%が冷却損失となり、30〜40%が排気
損失となることが知られており、省エネルギ等の観点か
ら、この冷却、排気のエネルギを作動エネルギとする、
吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置が実開昭57−
81910号公報等により提案されている。
同公報記載の自動車用冷房装置を第5図にもとづいて説
明する。
図において、1は発生器、2は凝縮器、3は蒸発器、4
は吸収器、2oは熱交換器である。
発生器lには、水(冷媒)とリチウムブロマイド(Li
Br)を混合した希薄溶液が入れられており、溶液中の
熱交換器20には、自動車用エンジンの冷却液が流通し
ている。熱交換器2oで前記希薄溶液が加熱され、水蒸
気と水、リチウムブロマイドの濃厚溶液に分かれる。水
蒸気の方は。
凝縮器2で大気に放熱し液化して水となり、蒸発器3で
周囲から気化熱を奪って気化する。この部位の冷気を適
当なブロワ−等によって乗員ルーム内に循環させて冷房
する。
前記濃厚溶液と蒸発器3からの水蒸気は、吸収器4で混
合し、希薄溶液となって発生器1に戻る。熱交換器20
に、エンジンの冷却液のかわりに、排気ガスを流通させ
ることができる。第4図と同様の構成要素からなる小型
吸収式冷凍機は、冷温水の製造等に使用され、既に知ら
れている。
(発明が解決しようとする課題) 第5し1に示す従来例は、吸収式冷凍機を自動車用冷房
装置に用い、その際、#INとしてエンジンの冷却水又
は排気ガスを用いることを提案しているものの、自動車
に適用する際の具体的構成を明らかにしていない。
本発明は、このような事情のもとでなされたもので、自
動車に適した構成、配置の、吸収式冷凍機を用いた自動
車用冷房装置を提供することを目的とするものである。
(3題を解決するための手段ン 本発明は、前記目的を達成するため、自動車用冷房装置
をつぎの(1)〜(5)のとおりに構成するものである
(1)吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置であって
、発生器から分離された吸収溶液を冷却する熱交換器と
、一体構造の蒸発器と吸収器を備えた自動車用冷房装置
(2)前記(1)において、一体構造の蒸発器と吸収器
は、吸収器部分を蒸発器部分の上部に配置するようにし
た自動車用冷房装置。
(3)前記(1)において、一体構造の蒸発器と吸収器
をエンジンルームと乗員ルームとの境に配置した自動車
用冷房装置。
(4)吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置であって
、エンジンルーム内に配置された一体構造の蒸発器と吸
収器と、乗員ルーム内に配置された、前記蒸発器で冷却
された冷却水を循環させる冷房用熱交換器を備えた自動
車用冷房装置。
(5)吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置であフて
、蒸発器と吸収器と更に吸収溶液の熱交換器を一体構造
としてエンジンルーム前部に配置し、又前記蒸発器で冷
却された冷却水を循環させる冷房用熱交換器を乗員ルー
ム内に配置した自動車用冷房装置。
(作用) 前記(1)〜(5)の構成により、自動車の構成、配置
と整合した。小型で効率のよい自動車用冷房装置を提供
することができる。
(実施例) 以下本発明を実施例にもとづいて詳しく説明する。
第1図は本発明の第1実施例である“自動車用冷房装置
”の構成図である。本実施例も従来例と同様、水、リチ
ウムブロマイドの吸収式冷凍機を用いたものである。
図において、!は発生器、2は凝縮器、3は蒸発器、4
は吸収器であり、3.4は図示のように体に構成され、
エンジンルームと乗員ルームの境に配置されている。吸
収器4内には、水、リチウムブロマイドからなる冷*(
水)の吸収溶液が入れられている。5は膨張用オリフィ
ス、6は発生器1から吸収器4へ流れる水、リチウムブ
ロマイドの高濃度溶液の流路7a、7bの途中に配置さ
れた高濃度溶液冷却用熱交換器、10は吸収器4から発
生器1へ流れる水、リチウムブロマイド低濃度溶液の流
路8の途中に設けた溶液ポンプ、11は自動車駆動用エ
ンジン、12はエンジン11の冷却水の流路13a、1
3b、13cの途中に配置されたラジェータである。
次に動作について説明する。
エンジン11の冷却水は、エンジン11の動作中、エン
ジン11の熱により加熱されるが、不図示のウォータポ
ンプで強制的に循環され、不図示のサーモスタットで温
度に応じて流量が制御され、又、ラジェータ12におい
て、自然冷却或は温度に応じて動作する不図示の電動フ
ァンで強制冷却されて約80〜90℃に維持されている
この冷却水は、発生器1との不図示の熱交換器を通るの
で、発生PJiとの水、リチウムブロマイドの希薄溶液
が加熱され、水蒸気と、水、リチウムブロマイドの濃厚
溶液が生じる。
水蒸気の方は、流路9aを経て凝縮器2に供給され、凝
縮器2で自然冷却或は温度に応じて動作する電動ファン
より強l111冷却され液化して水となり、流路9b、
膨張弁5を経て蒸発器3に送られ、ここで周囲から熱を
奪って気化し、その部位の冷気は不図示の電動ファンで
乗員ルーム内に送られルームとの冷房が行われる。
一方、発生器1との水、リチウムブロマイドの濃Jゾ溶
液の方は、発生器1の底部より流路7aを経て車の前面
に設けた熱交換器6に供給され自然冷却され、流路7b
を経て吸収器4に送られる。
蒸発器3で気化した水蒸気は、蒸発器3と一体に構成さ
れた吸収器4内で、発生器1から熱交換rji6を経て
きた水、リチウムブロマイドの濃厚溶液に混合・吸収さ
れ、希薄溶液となる。
以上説明したように、本実施例では、蒸発器3と吸収器
4が一体に構成され、発生器lから吸収器4に供給され
る水、リチウムブロマイドの高濃度溶液は途中で熱交換
器6で冷却されるので、吸収器4は低温に保持でき、冷
却器なしで吸収能力を維持できる。又、蒸発器3と吸収
I!!4が一体に構成されているので、蒸発器3で発生
した水蒸気を吸収器4に送る大径のバイブが不要となっ
て冷房装置が小型になり、狭いエンジンルーム内に収納
し易くなる。
第2図は、本発明の第2実施例である“自動車用冷房装
置”の構成図である。第1実施例と同−又は相当部分に
は同一符号を付しここでの説明を省略する。
本実施例と第1実施例との主な相違点は、■−一体化た
蒸発器3と吸収器4の相対位置で、本実施例では、第2
図に示すように、吸収器4部分を蒸発器3部分の上部に
配置している。■吸収器及び凝縮器を水冷式にし、熱交
換器の数を一つ減らすことができる。
この構成により、吸収器4から発生器1に流れる水、リ
チウムブロマイド低濃度溶液の流路8の途中に設けた溶
液ポンプ10は、ポンプ人口ヘッドの圧が高まり、ポン
プのキャビテーションが抑制され、ポンプの高回転化が
可能となり、小型ポンプが採用できる。
第3図は1本発明の第3実施例である“自動車用冷房装
置”の構成図である。第1実施例と同又は相当部分には
同一符号を付しここでの説明を省略する。
本実施例と第1実施例との主な相違点は、一体化した蒸
発器3と吸収器4の配置箇所で、本実施例では図示のよ
うに、エンジンルーム内に配置している。
よって、新たに乗員ルーム内に、乗員ルーム冷房用熱交
換器14を設け、蒸発器3で冷却された冷却水をウォー
タポンプ15により循環させている。
この構成によれば、第1実施例と同様の効果が1ilら
れ、かつ、一体化した蒸発器3と吸収器4の配置箇所を
自由に選択できる効果がある。
第4図は本発明の第4実施例である“自動車用冷房装置
”の構成図である。第1実施例と同−又は相当部分には
同一符号を付し、ここでの説明を省略する。
本実施例では、一体化した蒸発器3.吸収器4を、高濃
度溶液冷却用熱交換器6の後に配置し、3者を一体化し
ている点で、第2実施例と相違する。
この構成によれば、第1実施例と同様の効果が得られ、
かつ、低温部分が一体化されているので、熱効率がよく
、熱交換器6と吸収器4の間の流路7bが不要となると
いう効果がある。
〔発明の効果〕
以」二説明したように、本発明によれば、エンジンの出
力を使わなくてすみ、小型で自動車の構成に整合した自
動車用冷房装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の構成図、第2図は本発明
の第2実施例の構成図、第3図は本発明の第3実施例の
構成図、第4図は本発明の第4実施例の構成図、第5図
は従来例の構成図である。 1・・・・・・発生器 3・・・・・・蒸発器 4・・・・・・吸収器 6・・・・・・高濃度溶液冷却用熱交換器14・・・・
・・乗員ルーム冷房用熱交換器ネPシ ]実施ヂワリの
ネーシt^と5り第1図 2:疑JΔ番 83 実オ(−チダリの不一す4コ 84 窄ミ方働已ヂダリめmA7

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置であって
    、発生器から分離された吸収溶液を冷却する熱交換器と
    、一体構造の蒸発器と吸収器を備えたことを特徴とする
    自動車用冷房装置。
  2. (2)一体構造の蒸発器と吸収器は、吸収器部分を蒸発
    器部分の上部に配置したものであることを特徴とする請
    求項1記載の自動車用冷房装置。
  3. (3)一体構造の蒸発器と吸収器をエンジンルームと乗
    員ルームとの境に配置したことを特徴とする請求項1記
    載の自動車用冷房装置。
  4. (4)吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置であって
    、エンジンルーム内に配置された一体構造の蒸発器と吸
    収器と、乗員ルーム内に配置された、前記蒸発器で冷却
    された冷却水を循環させる冷房用熱交換器を備えたこと
    を特徴とする自動車用冷房装置。
  5. (5)吸収式冷凍機を用いた自動車用冷房装置であつて
    、蒸発器と吸収器と更に吸収溶液の熱交換器を一体構造
    としてエンジンルーム前部に配置し、又前記蒸発器で冷
    却された冷却水を循環させる冷房用熱交換器を乗員ルー
    ム内に配置したことを特徴とする自動車用冷房装置。
JP32958689A 1989-12-21 1989-12-21 自動車用冷房装置 Pending JPH03193525A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202562A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Osaka Gas Co Ltd 吸収式冷凍機及び吸収式冷凍機の製造方法
EP3792088A1 (en) 2019-09-16 2021-03-17 Evonik Operations GmbH Vehicle system and process for efficient use of waste heat from the power unit
EP3792089A1 (en) 2019-09-16 2021-03-17 Evonik Operations GmbH Vehicle system and process for efficient use of waste heat from the power unit
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