JPH03192990A - 単独電話機インタフェース装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ボタン電話装置および交換様に用いられ、１
回線収容の電話様（以下、ＳＬＴという）が接続されて
、信号処理を行う局線インタフェース装置に関する。

従来の技術 近時、高機能の電子機器の小形化のために、１チツプマ
イクロプロセツサが採用され、この１チツプマイクロプ
ロセツサはＳＬＴが接続される局線インタフェース装置
にも採用されている。

この局線インタフェース装置ではｌチップマイクロプロ
セッサが制御部として使用され、局線状態表示制御、局
線使用要求制御等についての信号処理が行われている。

第３図は５ＬＴＩが接続された局線インタフェース装置
の一部構成を示すブロック図である。

第３図に示すように、制御部２のＩ１０ボート４．５に
ループ状態監視部６と地気信号検出部７とが接続され、
これらループ状態監視部６と地気信号検出部７の入力側
に局線Ｌａ、Ｌｂを介して５ＬＴＩが接続されている。

そして、第３図に示す装置では、５ＬＴＩから出力され
る大地グランドを基準とした発呼信号、ダイヤル信号お
よび切断信号（フラッシュ信号ともいわれる）等がルー
プ状態監視部６において回路グランドを基準とする電圧
信号に変換されて制ｉ卸部２のＩ１０ボート４に導入さ
れる。また、５ＬＴＩから出力される大地グランドを基
準とした終話信号である地気信号が地気信号検出部７に
おいて回路グランドを基準とする電圧信号に変換されて
制御部２のＩ１０ボート５に導入される。制御部２はＩ
１０ボート４．５に入力された電圧信号に基づいて前期
した局線状態制御１局線使用要求制御等の動作を行う。

ところで、このように構成される局線インタフェース装
置では、−層の高機能化が要求されている。この高機能
化を実現するためには新たな■１０ボートが必要とされ
ている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の１チツププロセツサを使用する局
線インタフェース装置では、使用できる余分のＩ１０ボ
ートがないという問題点がある。

本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、制
御部に導入される信号線を１本にすることができ、それ
によってＩ１０ボートを１個所節約することができる局
線インタフェース装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、電話機に接続される
地気信号検出部と、この地気信号検出部の出力側に接続
されるパルス波形整形部と、電話機に接続されるループ
状態監視部と、前記地気信号検出部の出力側に接続され
地気信号の前縁部に同期して、切断信号に対応するパル
ス幅の擬似切断信号が出力されるパルス波形整形部と、
このパルス波形整形部の出力側と前記ループ状態監視部
の出力側とに接続される論理和部とを有しており、論理
和部から−の出力信号が発生するように構成したもので
ある。

作　　　用 本発明は上記構成により、パルス波形整形部から出力さ
れる地気信号に同期した擬似切断信号とループ状態監視
部から出力される切断信号とが実質的に同一の信号とな
るので、これら二つの信号を論理和処理することにより
、処理すべき信号線を１本少なくすることができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示す回路図、第２図
は第１図の動作を説明する図である。

第１図において、ｌＯは局線インタフェース装置、１１
はこの局線インタフェース装置１０に局線Ｌａ。

Ｌｂを介して接続される１回線収容の電話機（以下、Ｓ
　Ｌ　Ｔ　（ＳＩＮＧＬＥ　ＬＩＮＥ　置ＥＰＩＩＯＮ
Ｅ　ＳＥＴ　）という）である。

１２は直流供給回路であり、５ＬＴＩＩに直流を供給す
る。１３は交流成分のみを通過させるコンデンサ、１４
は通話回路部１５を絶縁するためのトランスである。

１６は５ＬＴＩＩから送出される発呼信号、ダイヤル信
号および切断信号（いわゆるフラッシュ信号）などの信
号を電流の変化から検出するループ状態監視部である。

１７は地気信号検出回路部で、局線Ｌａ、Ｌｂのいずれ
か一方、または両方が、５ＬＴＩＩによって大地グラン
ドＥに接続されたかどうかを監視している。１８は制御
部で、信号処理部２０から出力される信号をＩ１０ボー
ト１９に入力し処理を行っている。

前記信号処理部２０は論理和部２１と、ワンショットマ
ルチバイブレータからなるパルス波形整形部２２とから
構成され、パルス波形整形部２２の設定遅延時間は前記
切断信号のパルス幅と同一の時間とされている。

第１図および第２図において、■１．は大地グランド基
準の状態信号、Ｖｌｂは局線Ｌａ、Ｌｂ間に発生するグ
ランド基準の地気信号、Ｖ　ｘ　、　Ｖ　ｌａは回路グ
ランド基準の状態信号、Ｖｓｂ、Ｖｓは後述する回路基
準の擬似切断信号、ｖ４は回路グランド基準の地気信号
である。

次に上記従来例の動作について第２図の波形図を用いて
説明する。状態信号Ｖｉａは、待受時１、Ｖｌにおいて
直流ループが形成されていないため、高電圧となってお
り、５ＬＴＩＩがオフフック動作により局線を捕捉した
時点ｔｌで直流ループが形成され、電圧が下がる。そし
て、５ＬＴＩＩには通話回路部１５を通じてダイヤルト
ーンが送出される（第２図■■参照）。なお、５ＬＴＩ
Ｉのオフフック動作はループ状態監視部１６によって検
出され、その情報は、論理和部２１を介して制御部１８
に送出され、制御部１８がダイヤルトーンの送出制御を
している。

第２図から理解されるように、状態信号Ｖｉａにおける
ダイヤル中Ｈ１は直流ループの開閉がなされ、通話中１
ｖは直流ループが形成されているので電圧が下がる。ま
た、切断時Ｖにおける切断信号Ａは、直流ループが一定
時間Ｔａ間開放されるので、図のようになる。

ループ状態監視部１６の出力信号である状態信号Ｖ２は
状態信号■１を回路グランドＥ基準のＯＶと５ｖの電圧
信号に波形整形した信号である。この状態信号■８が論
理和部２１を介してそのままの形で状態信号Ｖｓａとし
て制御部１８に入力される。

制御部１８はこの状態信号ｖ８．に基づき、オフフック
信号、ダイヤル信号、切断信号を検出する。また、５Ｌ
ＴＩＩから大地基準の地気信号Ｖ１６が局線Ｌａ、Ｌｂ
のどちらか、または両方に送出されると１その地気信号
Ｖ　＋ｂは地気信号検出部１７で検出され、回路グラン
ドＥ基準の地気信号Ｖ、に変換されて信号処理部２０を
構成するパルス波形整形部２２に導入される。

地気信号Ｖ４はパルス波形整形部２２で、地気信号■、
の前縁部β（第２図参照）に同期し、かつ切断信号Ａと
同一のパルス幅（一定時間Ｔａ）を有する擬似切断信号
■、に波形整形される。

擬似切断信号■５は論理和部２１を介して擬似切断信号
■３゜とされて制御部１８に導入される。

このように上記実施例によれば地気信号をパルス波形整
形部で擬似切断信号に変換して論理和部の一方の入力端
子に導入し、論理和部の他方の入力端子にはループ状態
監視部から送出される状態信号を導入して、この論理和
部からの１本の出力線を制御部と接続するように構成し
ているので。

制御部のＩ１０ボートが１個所節約できる。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、終話信号としての地気信
号と切断信号とが、いずれも、通話が終了してオンフッ
クされた際に発生する監視信号であることに着目して、
地気信号が切断信号と実質的に同一の信号となるように
波形整形している。

このため、切断信号と波形整形後の地気信号とを論理和
することにより処理すべき信号線を１本少なくすること
ができる。従って、本発明を採用した局線インタフェー
ス装置の制御部におけるＩ１０ボートが１個所節約でき
、新たな機能を有する局線インタフェース装置ができる
可能性が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第２図は
第１図に示す実施例の構成の動作を説明する波形図、第
３図は従来の局線インタフェース装置の一部構成を示す
ブロック図である。 １０・・・局線インタフェース装置、 ２０・・・信号処理部　、Ｅ・・・大地グランド、第 ２ 区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話機から送出される大地基準の地気信号を検出し、こ
   の地気信号を内部回路グランド基準の地気信号に変換し
   て出力する地気信号検出部と、前記内部回路グランド基
   準の地気信号の前縁部に同期して、切断信号に対応する
   パルス幅を有する擬似切断信号を出力するパルス波形整
   形部と、電話機から送出される大地基準の切断信号を検
   出し、この切断信号を内部回路グランド基準の切断信号
   に変換して出力するループ状態監視部と、前記擬似切断
   信号と前記内部グランド基準の切断信号とを入力して論
   理和信号を出力する論理和部と、 を有する局線インタフェース装置。