JPH03190821A - 顆粒状ないし粒状緩下剤組成物 - Google Patents

顆粒状ないし粒状緩下剤組成物

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JPH03190821A
JPH03190821A JP1329855A JP32985589A JPH03190821A JP H03190821 A JPH03190821 A JP H03190821A JP 1329855 A JP1329855 A JP 1329855A JP 32985589 A JP32985589 A JP 32985589A JP H03190821 A JPH03190821 A JP H03190821A
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JP
Japan
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weight
organic solvent
powder
ingredient
water
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Pending
Application number
JP1329855A
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English (en)
Inventor
Tooru Shichiura
亨 七浦
Hiroyuki Hayashi
博幸 林
Reiko Todoroki
轟木 玲子
Masahiro Nishikawa
西川 昌弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産」1Jニー(1’J和−叩−分−腎 本発明は、有効成分としてプランタゴオバタ種皮末およ
び適量のセンナ末が配合され、下痢・腹痛等の副作用が
少なく、かつ服用し易い剤型の顆粒状ないし粒状の緩下
剤組成物に関する。
従来の技術 プランタゴオバタ種皮には、吸水膨潤して著しく体積を
増す性質が有り、人が服用すると腸内で膨潤し、腸壁を
刺激して腸の運動を活発にすることから、古くから整腸
あるいは緩下剤として使用されてきた。そして単独ある
いは適当な成分と組み合わせて製剤化が試みられてきた
が、一方においてプランタゴオバタ種皮の十分な吸水能
は、その含量が高い場合には、緻密に凝集された固形製
剤化を著しく困難にする要因でもあった。そこで当初は
、粉末状のものを水に分散し、懸濁した状態で服用する
といった手段がとられたが、口中に付着する、味が悪い
等その使用性は劣り、また緩下剤としてさらに瀉下効果
を付与するため、例えばセンナ等の刺激的な味を有する
成分を配合することは、その服用方法からして不可能な
ものであった。
近年においては、この口中付着や味の問題等の使用性改
善を目指し、押し出し造粒法による顆粒製剤化が試みら
れるようになってきた(特開昭64−90130号公報
)が、得られる造粒物はプランタゴオバタ種皮の独特な
物性とその造粒方式の面から、嵩高いものとならざるを
得なかった。従って、十分な整腸緩下作用を期待するた
めには、容量的にかなりの量を服用しなければならず、
通常、人が服用を許容できる製剤の量という点では満足
できるレベルには至っていない。また、瀉下効果の高い
センノシド等を配合してプランタゴオバタ種皮の配合量
を減らし、服用量の低減を図っている緩下剤も見られる
が、この場合下痢・服痛等の副作用が発現する等の問題
があった。
が  しようとする 本発明は、人が許容できる服用容量で十分なプランタゴ
オバタ種皮量が摂取でき、その結果プランタゴオバタ種
皮の機能が十分に発揮され、瀉下効果補助成分の選択・
配合も適度で副作用が少ない、高密度な顆粒状ないし粒
状緩下剤組成物を提供するものである。
見匪勿鼻戒 本発明の顆粒状ないし粒状緩下剤組成物は、下記(a)
、(b)および(c)成分 (a)プランタゴオバタ種皮=30〜65重量%(b)
センナ末:4〜20重量% (c)有機溶媒に可溶の水溶性高分子:1〜15重量% をC8)および(c)成分の総量が40〜68重量%と
なる量で含有する組成物であって、(c)成分を重量比
で1〜10倍量の有機溶媒または水と有機溶媒との混合
溶媒に溶解した溶液を、(a)および(b)成分の混合
物に添加して混合撹拌造粒することにより造粒したこと
を特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明に用いられるプランタゴオバタ種皮は、オオバコ
科の植物Plantago 0vata Forskの
種皮であり、粉砕して粉末とし、粒径355μm以下と
したものが造粒に適するが、特に100μm前後のもの
が好ましい。
3− 4 また、センナはマメ科の植物(:assiaau us
tifolia VahlまたはCa5sia acu
tifoliaDelile7μ徂肥)の小葉であり、
粉砕して粉末としたもので粒径355μm以下のものが
造粒に適する。
有機溶媒に可溶の水溶性高分子としては、通常医薬品の
製造上許容されるものであれば特に制限されないが、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースが好ましい例として挙げられる。
本発明では、緩下剤組成物中に、(a)プランタゴオバ
タ種皮末が30〜65重量%、好ましくは50〜60重
量%配合される。この配合量が少なすぎると緩下効果が
低下し、一方、多すぎると本発明が目的とする製剤化が
困難となる。
(b)センナ末は、4〜20重量%、好ましくは10〜
15重量%の量で組成物中に配合される。また、(a)
プランタゴオバタ種皮末と(b)センナ末とは、重量比
で(a)/(b) = 1/1〜7/1の範囲で混合、
使用することが望ましい。(b)センナ末が少なすぎる
と瀉下効果の改善が不十分となる。
また、(c)有機溶媒可溶の水溶性高分子は、組成物中
に1〜15重量%、好ましくは5〜10重量%含まれる
ように用いられる。この配合量が少なすぎると、本発明
が目的とする製剤化が困難となる。また、(a)プラン
タゴオバタ種皮末と(c)水溶性高分子は、総量で40
〜68重量%、好ましくは55〜68重量%配合される
本発明では、(c)有機溶媒に可溶の水溶性高分子を重
量比で1〜10倍量の有機溶媒、または水と有機溶媒の
混合溶媒に溶解した後、プランタゴオバタ種皮末および
センナ末の混合物に添加して混合撹拌造粒するが、その
添加方法は噴霧しながら徐々に行なっても、また−挙に
投入しても良い。
また、本発明に用いられる有機溶媒としてはメタノール
、エタノール、イソプロパツール、アセトン、塩化メチ
レン、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレ
ングリコール400等が挙げられ、これらは単独でも2
種以上を組み合わせても使用できる。
造粒は、混合撹拌造粒装置により行なわれるが、缶体底
部および側部に回転羽根を有する装置により混合撹拌す
ることが望ましい。これにより縦および横方向の2軸で
同時に混合撹拌され、底部回転羽根による混練、側部回
転羽根による混練物の解砕、整粒が連続して起こり、高
密度な球形造粒物が得られる。また、装置内で連続して
行なわれるため、従来、造粒に際して一般的に用いられ
てきた押出し造粒法に比べ、製造工程が大幅に簡略化さ
れる。造粒物の粒径およびその分布は、回転羽根の回転
数を調整することにより、任意に設定することができる
またこの時、造粒物の粒度をより均一なものとする場合
は、造粒物に対してさらに有機溶媒または水と有機溶媒
との混合物を適量噴霧して顆粒を湿らせ、引続き混合撹
拌造粒する操作を繰返すことにより達成される。
混合撹拌において、有機溶媒または水と有機溶媒との混
合溶媒を溶剤とし、これに粘結剤として有機溶媒可溶の
水溶性高分子を用いることにより、プランタゴオバタ種
反末の膨潤を抑制して、高密度な球形造粒物とすること
ができる。
なお、本緩下剤組成物には、上記成分の他、瀉下補助緩
和成分、健胃成分、賦形剤、保存剤、安定化剤等を配合
することができる。
さらに造粒物は、プランタゴオバタ種反末やセンナ末そ
の他配合成分の味、においをマスキングする目的で、乾
燥後、通常医薬品の製造上許容される基剤、方法により
コーティングを施し、またこの時、適当な矯味剤、着香
剤、着色剤等を添加することにより、使用性を向上する
ことができる。
充泄■υ弧教 本発明緩下剤組成物は、高密度な球形造粒物とすること
ができ、その結果プランタゴオバタ種反末含量が高く、
瀉下効果補助成分としてセンナ末を適量配合できるため
、一般に人が許容できる服用容量で十分な効果が期待で
き、副作用の発現も低く抑えることができる。また、コ
−ティングを施した場合は、基剤の味、においがマスキ
ングされ、Iコ中付着も少ない等、服用し易いものとな
る。
さらに造粒過程において、各成分の混合、圧密造粒、整
粒を一つの装置内で連続して行なえるため、従来、造粒
に際して一般的に用いられていた押し出し造粒法に比べ
、製造工程が大幅に簡略化される。
失−[清 実施例1 プランタゴオバタ種反末(粒径150μm、 B本粉末
薬品工業■製)56重量部、センナ末(日本粉末薬品工
業■製)15重量部、局方乳糖(イワキ■)16重量部
を混合撹拌造粒装M(ハイスピードミキサー、深江工業
■製)で混合した。一方、ヒドロキシプロピルセルロ−
ス− 曹達■製)3.5重量部、ヒドロキシプロピルセルロー
ス−Mタイプ(日本曹達■製)1.5重量部を18重量
部のエタノーノ囲、こ溶解した後、この溶液を上記混合
物に添加し、底部回転羽根(アジテータ)回転数10o
r.p.m.、側部回転羽根(チョッパー)回転数1.
800r.p.m.で15分間混合撹拌造粒した後、さ
らに混合撹拌しながら水・エタノール混合液(20/8
0) 15重量部を徐々に噴霧して後記衣−1−に示す
粒度の造粒物を得た。これを60℃で5時間乾燥後、こ
れにヒドロギシプロピルメチルセルロースを基剤とする
皮膜を8重量部コーティングし組成物を得た。
実施例2 実施例1と同様にプランタゴオバタ種反末56重量部、
センナ末15重量部、結晶セルロース(M化成■製、ア
ビセル+1 H 3 01 ) 16重量部を混合撹拌
した。一方、ヒドロキシプロピルセルロース−Lタイプ
5重量部を水・エタノール混液(20/80) 20重
量部に溶解し、上記混合物を混合撹拌しながら、この溶
液を徐々に噴霧しつつ添加して混合撹拌造粒を行ない、
表−1に示す粒度の造粒物を得た。これを実施例1と同
様LJ焙処理組成物を得た。
表−1:造粒物の粒度分布(%) 比較例1 実施例1と同様にプランタゴオバタ種反末62重量部、
センナ末15重量部、乳糖10重量部にヒドロキシプロ
ピルセルロース=Lタイプ5重量部を均一に混合し、こ
れにエタノール20重量部を加えて練合し、押し出し造
粒機(ペレッターダブル、スクリーンメツシュφ2.O
mm、不二パウダルー製)により造粒し、60℃で5時
間乾燥して顆粒剤を得、その比容積を実施例1の造粒物
(末コーティング顆粒)と比較した(表−2)。
(以下余白) 1 2:比容積

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記(a)、(b)および(c)成分 (a)プランタゴオバタ種皮:30〜65重量%、(b
    )センナ末:4〜20重量%、 (c)有機溶媒に可溶の水溶性高分子: 1〜15重量% を(a)および(c)成分の総量が40〜68重量%と
    なる量で含有する組成物であって、(c)成分を重量比
    で1〜10倍量の有機溶媒または水と有機溶媒との混合
    溶媒に溶解した溶液を、(a)および(b)成分の混合
    物に添加して混合撹拌造粒することにより造粒したこと
    を特徴とする顆粒状ないし粒状緩下剤組成物。
JP1329855A 1989-12-19 1989-12-19 顆粒状ないし粒状緩下剤組成物 Pending JPH03190821A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524982A (ja) * 2007-05-02 2010-07-22 マダウス ゲーエムベーハー 緩下剤として使用される医薬組成物
CN102670803A (zh) * 2012-05-24 2012-09-19 谢立双 一种治疗小儿腹泻的中药贴肚脐外用膏药

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