JPH03190313A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH03190313A
JPH03190313A JP32844589A JP32844589A JPH03190313A JP H03190313 A JPH03190313 A JP H03190313A JP 32844589 A JP32844589 A JP 32844589A JP 32844589 A JP32844589 A JP 32844589A JP H03190313 A JPH03190313 A JP H03190313A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に微細電極を有する高周波弾性表面波装置
の、大電力印加時の瞬時破壊、大電力伝送時の経時的な
劣化と破壊を防止し、かつ、非線形応答を小さくすると
共に、帯域外抑圧度を大きくする電極構造に関する。
〔従来の技術〕
高周波用弾性表面波装置は、例えば自動車電話、携帯電
話等の移動通信機のアンテナ分波器用フィルタとして試
用または実用されている。受信側SANフィルタには、
例えば昭和57年度電子通信学会総合全国大会予稿集第
8分冊、第186頁に論じられているように、中央電極
を出力電極とし、中央電極に対称に2個の外仙電極を設
けた3電極構成が用いられている。この3電極構成を採
る理由は、例えばエレクトロニクスレターズ第8巻、2
5号、553頁(liileotronioa Let
ters、Vol。
8 (25) 、p、553(1970)) K述べら
れている様に中央電極の整合によシ再放射による電極反
射を低減し、同時にSAW送受波電極の双方向性による
損失を低減するためであシ、入力となる外側の2電極(
1気的に並列接続)、出力となる中央電極を夫々入力側
、出力側の外部回路に対して整合させれば、上記双方向
性による損失は3dBにまで低減できる。−万、フィル
タ帯域外応答を低減させる目的では、例えば、電子情報
通信学会技術研究報告NW82−4に見られる様に、外
側電極に交差幅重み付は等が行われている。また、上記
双方向損失を更に低減する目的では、例えば米国特許第
5582840号公報に述べられている様に、上記5電
極構成を発展させ、同一伝搬路上に複数個の送波電極、
受波電極を交互に配置したSAWフィルタが用いられて
いる。また、上記を式の多電極ff1sAWフイルタは
上記アンテナ分波器の送信偶にも用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来の構成による!3AWフィルタでは、アンテナ
分波器の受信側(第1段)フィルタとして使用した場合
、電力の大きな送信信号(周波数f、)が、このフィル
タの帯域外に入射するので下記2問題が生ずる。
第1は、高周波の大振幅電圧が入力電極の電極指間に印
加された状態になシ、高周波SAW用の微細な電極指−
電極・指間隙(800MH2帯で1μm)であることも
あって、放電による瞬時電極破壊が生じ易い。このため
送信信号電力が小さく限られる。
i@2は、帯域外スプリアス信号(fs、)がアンテナ
に入った際、上記送信信号が存在すると、フィルタの非
線形出力特性によシ、送信信号との間で相互変調(In
ter Modulation )信号が発生し、これ
が受信帯域(fR)の信号となって送受話の妨害となる
問題である。
上記相互変調の問題は、昭和58年度電子通信学会総合
全国大会予稿集、第8分冊、161頁に上記第1の文献
によるSAWフィルタを用いた相互変調特性の実験結果
として示唆されている。
−万、上記従来構成のSAWフィルタをアンテナ分波器
の送信fill(第1段)フィルタとして使用した場合
、電力の大きな送信信号(周波数ft)が通過するため
、入力側電極の電極指間には高周波の大きな電圧が印加
され、放電による瞬時電極破壊が生じ易い。また、送信
信号が上記の瞬時放電破壊を生じるほど強くなくても、
高周波SAW応力によるAt原子のiイグレーシ曹ンに
よるヒロックスとボイドがAA電極指に成長するのでヒ
ロックス部分の電極指間電界強度が、ヒロックスの成長
に伴い経時的に大きくなシ、最終的には放電破壊が生じ
る。
このため、送信信号電力が小さく限られるという問題が
あった。
フィルタの中心周波数が高いほど、同じ電力密度でも、
SAW応力は大きく、しかも同じ電力を伝送する際にも
、開口を小さくするため電力密度は高くなシ、上記経時
劣化の問題が重要になって来る。
また、上記多電極’111 S A W 74ルタでは
、LC整合回路を用いるので、帯域外でも応答が大きく
なシ易い。特に、多電極では、それ自身のくし形フィル
タ特性で、各電極から生ずるSAWの位相が揃って、周
波数軸上に周期的にピークが生じ、帯域外抑圧度を劣化
させる問題もある。
特にセルラー無線分波器受信側第1段フィルタの相互変
調の場合、2f、 −f、p= f、・・・(1)なる
関係式を満たすfいf8.の帯域外信号が問題となる。
例えば米国セルラー無線では、f%=825〜845M
Hz 、 f8p= 780〜800MHzの帯域外抑
圧度を大きくする必要があるが、上記帯域外抑圧度の劣
化はその障害となる。
また、セルラー無線分波器の受信側第1段フィルタと送
信側第1段フィルタは夫々結合回路を介してアンテナと
接続されているが、互いの接続時に両者共に損失が大き
くなる問題がある。これについても、受信側M1段フィ
ルタが送信側通過帯域ftに相当する通過帯域外周波数
領域で、十分に小さなSAWの放射コンダクタンスを示
さないこと、逆に送信側第1段が、受信側通過帯域f。
に相当する通過帯域外周波数領域で、十分に小さなSA
Wの放射コンダクタンスを示さないこトカ原因となって
いる。
本発明は、上記、大電力入射、又は大電力伝送による電
極の瞬時破壊や経時劣化破壊、非線形による相互に調問
題がなく、更に帯域外抑圧度の大きな、移動通信機のア
ンテナ分波器用として好適なSAWフィルタを提供する
ことを目的とする。
〔味鴎を解決するための手段〕
上記目的、特に耐電力性と非線屋による相互変調の問題
を解決するために1本発明においては、弾性表面波基板
上に設ける送波電極と受波電極を、これら電極の少なく
とも一万は複数にして、同一弾性表面波伝搬路上に複数
個、送波用と受波用を交互に一つずつ隣接配置した型式
にして、弾性表面波伝搬路を伝搬方向に平行に多段に並
列した複数個の部分伝搬路に分割し、かつ6送、受波電
極は、伝搬路上それぞれ対応する位置に、部分伝搬路毎
に、又は互いに隣接する複数の部分伝搬路にまたがって
共通に配設した、夫々、部分伝搬路数と同数、又はそれ
より少数の単位電極を、各対応位1tにあるもの同士そ
れぞれ直列に接続して形成させるととにした。
上記のようにした上で、帯域外抑圧度を改善するために
、部分伝搬路上で隣接する単位送波電極と単位受波電極
の中心間距離を、隣接する部分伝搬路上のそれとは異な
らせることにした。
また、非線形による相互変調を一層低減するために、少
なくとも送波電極には交差幅重み付けは行わず、等交差
幅の電極とした。
更に、帯域外抑圧度を改善するために、同一部分伝搬路
内でも、隣接する単位送波電極、単位受波電極の中心間
距離を該部分伝搬路上の位置により異ならせることにし
た。
上記に加えて、損失の増加を招かぬために、夫々、直列
接続された単位電極よシなる、互いilc@接した部分
伝搬路の間の間隔を、電極の伝搬方向周期長λ1(即ち
中心周波数f0での送受波電極部における弾性表面波波
長)の5倍以内とした。
更に、入力側、出力側のインピーダンスをほぼ等しくす
る目的、又は、入力側外部回路、出力側外部回路を夫々
整合させ易い様にする目的、又は損失を一層低減させる
目的で、直列に接続されて内側電極、外側電極を表す単
位電極が、部分伝搬路毎に設けたものと、隣接する複数
の部分伝搬路に、またがって共通に設けたものとが、伝
搬路上で隣接して共存する構成もとシいれた。
〔作用〕
上記のように、送波電極、受波電極を、夫々、複数個の
別の部分伝搬路上に存在する単位電極を直列に接続した
構成にしたので、送、受渡電極に加わる高周波電圧は各
単位電極に分圧される。これにより、各単位電極の電極
指間に印加する電圧を低下させることができ、送波電極
全体の放電破壊電圧を大幅に高められる。即ち、送波電
極への高周波入力電圧の上限を高くできる。
また、送波電極、受波電極を夫々2m個、2m−1個の
多電極構成とした上に、これら夫々を、複数n個の単位
電極の直列構成としたので、送波電極全体、受波電極全
体のアドミタンスを大きくせずに、等しいか、小さく保
ち、かつ全体の開口長を拡げることができる。
即ち、元の2m個の送波電極(又は2m−1個の受波電
極)の内1個の開口長を胃、アドミタンスをY、とじ、
hを係数として、n個の部分伝搬路に分割した、各単位
電極の開口長WnをhnWとし、アドミタンス YIl
l、をY、hnと書くと、分割後の全開口長W′は、w
’ = n x h n W −(2)、分割後の直列
アドミタンスY1′、電極全体のアドミタンスY′はY
  ’ ” Y  h * Y’ =Y  h @m馴
        陽               m
・・・(3)、と書ける。即ち、直列後、等しいアドミ
タンスを保つ場合、h=1で、全開口長WはnWにまで
大きくなる。またh = 1 / nとすると、(5)
式のY 、’ = Y、 / nで、後述の様に電極指
抵抗損失を大きくせずに開口長をn倍できる。
元の2m個の送波電極の内の1個の放射コンダクタンス
を01印加電圧をV、放射5AW−畠脂 パワー(片側へ)をP、と書くと、 であり、部分伝搬路に分割後の単位電極の放射コンダク
タンスはG、・hnで、単位電極をn個直列した電極へ
の印加電圧?−”s片側への放射5AW−パワーをp、
/と書くと、 となる。同じ電力伝送を考えると、p、/をPlと等し
くするためには、V’ = V /(hとする必要があ
る。この時、5AW−/<ワー密度(単位長当たり)を
考えると、元の電極では であり、直列電極では、V’=V/Qとしてp、’/h
n2w=(P、’/W)/hn2−t7)で、p、’=
p、であるから、パワー密度は1/hn2に小さくでき
る。
即ち、同じSAW放射パワーを伝送する、又は高周波電
力が入射するという条件下で、電極指間に加わる電圧を
、1 /(h n・・・(8)倍に低減でき、前述の如
く、放電破壊電圧をiF>n倍に高くできることを示し
ている。また、(7)式によシ伝送電力または入力高周
波電力をhn2倍にできることが示されている。
また、(7)式に示すように、SAWパワー密度が1/
hn2に減少することから、非線形出力を大幅に低減で
きる。特にセルラー無線分波器の受信側第1段フィルタ
では、帯域外に入射する2つの高周波電力(送信信号f
いスプリアス信号fsp)の周波数が、前記(1)式に
従う場合は、受信周波数fRに相互変調出力を生じる。
その出力は6次の非線形出力によるもので、そのSAW
パワーをPI M (fR) s ft−f s pに
おける入射高周波電力により生ずる送波側のSAWパワ
ー密度をP(ft)、P(f8.)と畜〈と、 P工M (fR) =B(P (rt) )2・p(f
8.)・・・(9)となり、相互変調出力は、送波側S
AWパワー密度の2乗に比例するので、1/(hn2)
2倍と大幅に小さくできる。
上記の非線形出力を低下させる手法として、送波側電極
の問題となる帯域外周波数(r、 * t8. )にお
ける応答関数を小さくすることが挙げられる。
但し、この方法には、下記の如き問題点がある。
第1は、上記の問題となる帯域外周波数の全体において
、応答関数を小さくする必要があり、相当に困難である
ことである。第2は、例えば米国音響学会誌、第48巻
、第203〜210頁(1970年) (The Jo
urnal of the Aooustioal 5
oo−1et7 of Amerioa、 Vol、4
8.pp、20)−210(1970))に示されてい
るように、非線形波動は伝搬しつつ大きくなるため、波
面全体で振幅を小さくできる電極構造が必要なことであ
る。第3は、送波電極全体を見た応答関数でなく、個々
の送波電極自体の応答関数自体を小さくする必要がある
ことである。この第3の事項は次の理由による。通過帯
域外で、送波電極全体を見て、応答関数が小さく見える
場合であっても、多電極型フィルタの場合、実は受波側
電極を通過して送波側電極群の波が伝播し合成されて、
送波電極群の外へ波の放射が小さい様に見えるのであっ
て長距離伝搬の過程で、非線形による相互変調を生じて
しまうからである。
付言すれば、この場合、外へ波の放射が無い様に見えて
も、実は送波電極群、受波電極群には、定在波が発生し
ているのである。即ち、上記の所定帯域では、送波電極
側々の構造が送波電極の外へ放射される波の強度、全十
分く抑えられなければならない。
上記の3つを同時に満足する送波電極構造は一般に非常
に困難である。これに対し、本発明の方法では、殆ど問
題を生ぜず、SAWパワー密度を低減させることによシ
、非線形による相互作用を大幅に低減し得る。
次に本発明では、全開口を増やすので、電極指抵抗によ
る損失について考察する。
元の2m個の送波電極、(2m−1)個の受波電極を持
つSAWフィルタを考え、開口長をw、送波電極1個の
電極指抵抗をrm、送波電極1個のSAW放射コンダク
タンスをG、と書くと、2m個の送波電極を並列した全
体の放射コンダクタンスGは G=G、・2m  =(
10)であシ、1個の送波電極の片側へのSAWパワー
密度はで、2m個の送波電極全体の電極指抵抗損失は(
r  72m)I2=RI2   −・・(12)1膳 である。ここで、工は2m個の送波電極全体の電流であ
る。
各送波電極、受波電極をn個の単位電極の直列構造とし
、各単位電極の開ロ長りn=hnW、放射コンダクタン
スG  (n)=G、・hnと書き、同職 じSAWパワーを伝送する条件とすると、全電流I′は
 I’:i″hI  ・・・(13)  となシ、送波
電極全体の電極指抵抗R′は ― Rm’ =r m (W ’/ W ) X n / 
2 m =RIII h n 2・・・(’ 4 )と
なり、電極指抵抗損失は R’I”=Rah n2・(QI)2=h2n2RI2
■           m            
                     tm・・
・(15) 等アドミタンスでh=1の場合は電極指抵抗損失はn2
倍となるが、hを小さくとれば、電極指抵抗損失は小さ
くなシ、h = 17 n、即ち、単位電極開口長W 
を元の開口長Wと等しくとれば、電極指抵抗損失は増加
しない。h=1/n2の範囲までは全開口長は、元の開
口長よりも大きく、かつ電極指抵抗損失は1/n2に小
さくなる。
本発明の如く、送波電極、受波電極を部分伝搬路毎の単
位電極に分け、直列接続する方式は、上記の様に、微細
電極指間の電圧を大幅に下げ、かつ、SAWパワー密度
を下げることにより、取シ扱う電力を大幅に大きくでき
、非線形による相互変調を大幅に低減でき、電極指抵抗
損失も増やさない。それだけでなく、チップ面積の点で
も弾性表面波基板チップの伝搬方向、即ち長手方向く伸
ばさないのでチップ面積を増やさずに済む。上記をここ
で簡単に示す。
隣接する送波電極と受波電極の中心間距離dをφλ、(
λ1:電極周期)とし、元の開口長をWとすると、元の
SAWフィルタチップの伝搬方向長さり、は、N13を
外4JU(仮シに送波)電極対数として、 Dp=(2
m−1)dX2+N、J、+300μ1aX2・・・(
16) 画直方向長さD工は D工=W+500μmX2  −(17)となる。D、
&C含まれる500μ1nX2は、切り代や配線のため
の余裕である。またD工には送受波電極の占める長さは
小さく、寧ろ、配線、ポンディングパッド部の占める長
さ500μoX2が大部分を占める。後述の従来の比較
例ではm;5゜d = $ 2 B =252 B、N
B”16.W”=20λ1゜λ1ζ4.8μmで Dp=28!!7μm、  l)上=I Q96fim
である。これに対して本発明によれば次の様に見積もら
れる。すなわちDPは変わらず、 D1=Whn”+500X2   ・・(18)であり
、n=2.h=172でl)、、 1200 μmn=
8. h=1/8でD’q1800 μmとなる。それ
ぞれ元のチップ面積の1.09倍、1.64倍に収まる
電力密度を減らす方法として本発明の方法以外に、伝搬
方向の送受波電極数を夫々2mから2 m /、2m−
1から2In’−1に増やす、又は電極の対数をNから
N′に減らし、開口長を長くする方法も考えられる。比
較することによシ、本発明の方法の有利さが示される。
ここでは、上記変更により、開口長が !’ =(m、10’) (N/ N’)2WhとWか
らW′に変更する。即ち、h=1では、電極全体のアド
ミタンスの変化の無い形である。元の電極とSAW放射
パワーが等しいという条件で、電極指間電圧V′、SA
W放射パワー密度p m // W/、電極指抵抗損失
R/I/2を求めると次の様になる。
鵬 V’=%/1/奮V     ・・・(20)Pm’/
W’=(N’/N)”(1/h)−P、/W  ・(2
1)R*’ I” =(N/ N’ ) ’ (m/ 
m’ ) (h ” ) Rm I 2・・’ (22
)この場合、H/を小さくすると電極指抵抗損失増加が
著しくなる。またN’:Nとした場合、hを小さ(h 
=: m’ / mとしても電極指抵抗損失を大きくし
ないが、電極指間電圧V′、8AWパワ一密度は却って
大きくなり、所期の目的を達することは難しい。例えば
h=1.N′/N=1/2゜rn’/ m = 4とす
ると、パワー密度は元の1/4゜電極指抵抗損失は1/
2となるが、電極指間電圧は1/ρに止まるほか、長手
方向にチップが延び、面積が約五5倍にもなる。h=2
.N’/N:1では、チップ面積が元の1.8倍に止ま
るが、電極指抵抗損失、SAWパワー密度は変わらず、
効果は電極指電圧が1/ρとなっただけである。
これ等に比べ、本発明手法で例えばn=8.h=178
にした場合、電極指間電圧は1/2ρに、SAWパワー
密度は178となり、電極指抵抗損失は同じで、チップ
面積は1.64倍に収まるので、遥かに有利である。こ
の様に、本発明では多電極構成で送波電極と受波電極を
夫々複数個の部分伝搬路毎の単位電極に分割し、直列す
る構成としたので設計自由度が増え、次の様に帯域外応
答を減少させることができる。
第1図に示す様に、伝搬路上で最も外側に位置する電極
に電気的に結線された電極群を外側電極と呼び、他の電
極群を内側電極と呼ぶ。n個の部分伝搬路上で、上から
1番目の伝搬路中の外@電極とそれに隣接する内側電極
の中心間距離はd。
=d、を番目の部分伝搬路上の外側電極とそれに隣接す
る内側電極の中心間距離をdLと書き、dt”dL−1
+ΔL Ct=112 +”’n ) ・・・C23)
と書く。ここで、各電極の電極周期をλ1、電極部の実
効音速をVo、シールド電極の一様金属薄膜部音速をv
mとすると中心周波数f。はf  =V  /λ   
・・・(24)0            1 でちゃ、−様薄膜金属部のf。K於る音速λ、。はλ、
o= v、/ fo−(25) となる。第2図に、1番目の部分伝搬路の1組の隣接す
る外側電極と内側電極を示す。外側電極とそれに隣接す
る内側電極の中心間距離dは、中心周波数における等価
波長λ1vを用いて次のように曹ける。
d=φλ、1  (φ:自然数)・・・(26)・・・
(27) N、:外側電極の対数 隣接伝搬路間における内側電極と隣接外側電極の中心間
距離の差Δ6は次の様にλ1゜の整数倍とする。
Δ =1 λ   (1t:自然数)・・・(29)L
Lm。
ここでは、−旦、1L=ilΔ6=1λ、。・・・(3
0)とする。1番目の部分伝搬路に於る内側電極と隣接
外側電極の間の位相差をθとすると、θ=2πφ+2π
φ(f−fo)/f0  ・・−(51)で、Δ6=0
の場合には、帯域外での応答は次の様なくし形周波数特
性の重ね合わせに比例する。
e −j#+ e−j3’+””+  −’ ”膳−1
)2+1152m=外側電極の個数    ・・・(5
2)上記Δ6が存在すると、上記くし形特性の重ね合わ
せにおいて、次の様な置換が生ずる。
#−4#+(n  1 ) a’   −(55)NA
:内側電極の対数 ここで、θ′=π1+πi (f−fo)/f0  ・
・・(35)即ち、帯域外でピークを生ずる周波数がf
o(1+に/2φ)から、fo(壮に/(2φ−1(n
−1))にずれるだけでなく、Δ6による各伝搬路の位
相ずれによシ、ピークが低くなシ、帯域外抑圧度が向上
することを示している。
次に、少なくとも送波電極側を等しい電極指交差幅とす
ると、帯域外で、各単位電極自体の応答が小さい場合に
は、波面全体で振幅が小さく、伝搬による相互Km波へ
の変換を小さくできる。外側電極、内側電極の何れかを
送波電極とし得る。
受波側も同様に等交差幅とすれば、同じ効果が生ずる。
次に、部分伝搬路内で、内側電極と隣接外側電極の中心
間距離を変えれば、位相ずれの効果が大きくなシ、帯域
外に生ずるピークを一層抑えることができる。
夫々直列接続された単位電極よりなる、互いに隣接した
部分伝搬路の間の間隔を電極の伝搬方向周期長λ、(即
ち中心周波数f、VCおける弾性表面波波長)の5倍以
内、できれば2倍以内とすることにより、隣接部分伝搬
路の弾性表面波が相互に結合し、あたかも直列接続され
た単位電極の全体にわたシ、ビーム幅の広い1つの波面
を持つ弾性表面波として伝搬するため、回折、その他に
よる損失が極めて小さくなる。そのため、損失が増加せ
ず、直列接続され九単位電極の開口の和が、元のSAW
フィルタの開口より大きければ、寧ろ伝搬損失項として
は小さくできる。
次に内側電極、外側電極のなす部分伝搬路の数を、各々
の内側電極、外側電極ごとにかえた場合の作用を述べる
。先ず、単位電極対数に応じて、部分伝搬路の数を変え
ることにより、内側電極、外側電極の7ドミタンスを等
しく、入力、出力を対称にできる、ま九は入力側、出力
側の外部回路に整合し易くできる。また、外側電極のう
ち、最も外側の電極の部分伝搬路を多くすることによシ
、該最外側電極の直列合成アドミタンスが他より小さく
なるので、基板端面に向けて放射する弾性表面波パワー
が小さくなるため、損失が一層低減できる。部分伝搬路
数を中心に対称かり伝搬方向に漸増すれば、上記効果は
一層大きくなる。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例図である。本実施例は米国
セルラー無線のアンテナ分波器の受信側第1段フィルタ
であ、る。基板SにはLiTaO3単結晶36単結晶3
輸 電極数2m’:=10、内侭電極数2 m’−1 = 
9で、外側電極、内側電極それぞれの直列単位電極数n
=4にと9、各単位電極は全て等しい開口で、外側電極
の各単位電極の構成は互いに全て等しく、内側電極の単
位電極の構成も互いに等しくしである。図中、外側電極
には添字Bを付し、中央から数えて±に番目(1(=1
.2,・・・1′)で、を番目(t=1+ 2 +・・
・n)の部分伝搬路の単位電極を!1,よに,tと表し
、内側電極には添字Aを付し、中央から数えて±r番目
(r=o+1+2*・・・m′−1)で、を番目の部分
伝搬路の単位電極をTA,ヵ。
、tと表しである。外側単位電極と隣接内側単位電極の
中心間距離は、を番目の部分伝搬路では、前出の(23
) 、 (50)弐に従^波長の一定の整数倍とする。
第2図に1番目の部分伝搬路内における外側単位電極と
内側単位電極の1組を示すが、この外側単位電極と内側
単位電極の中心間距離dは前出の(26) 、 (27
) 、 (28)式に従い、かつ、外側単位電極と内側
単位電極の最近接電極指は共に接地側として電気的な直
接結合を防いでいる。
また、シールド電極shを設けて、内側電極と外側電極
の電気的な直接結合を更に低減している。
このシールド電極は第1図に於ては省略しである。
また内側電極、外側電極共に適当な談合回路M.C。
を介して外部回路に結ばれている。
外側電極、内側電極ともA1−α4wt%T1のスパッ
タ電極を用い、電極指部分の厚さを[L1μmとした。
電極周期長λ.は4.64pm,電極幅と間隔は1.1
6μmとした。内側単位電極の対数NAは24対、外側
単位電極の対数N,を16対とし、各単位電極の開口長
(交差幅)を40λ1、部分伝搬路数n=4としである
。そのため全開口長は160λ、となっている。又ここ
で、夫々直列接続された単位電極よりなる互りに隣接し
た部分伝搬路の間隔を電極周期長1.02倍すなわち9
、28μmとしである。
上記部分伝搬路の間隔を電極周期長λ.の5倍、即ち2
42μとした以外は上記第1実施例と同じS成の試料を
比較のため作成してみたが,損失は2dBと、上記第1
実施例の結果として後述する値よりも0.3dB程度増
加していた。上記結果から、この5λ,が、上記隣接部
分伝搬路の間隔の実用上の上限と見做せる。
本実施例に対する従来の比較例を第5図に示す。
この例では、本実施例の第1番目の部分伝搬路のみをと
りだし、その開口長を1/2の20μmとしである。そ
のため、本実施例の全開口長は比較例の8倍となってい
る。また、(1) I (2)式のhは、1/2になり
ており、同じ入力電力が帯域外に入射すると、本実施例
では全電圧としては比較例の0倍が加わるが、単位電極
には1 / n == 1 / 4に分圧されて1/2
ρと小さい電圧が加わる。このため瞬時放電破壊の入射
電力は8倍と大きくなる。
また、SAW放射電力密度は上記の如く全開口長が8倍
となることから本実施例では比較例の1/8となってい
る。そのため問題となる3次の非線形による相互変調は
( 1 /8 )2になる。すなわち9dBX2=1 
8dBの大幅な低減である。
これらは(9)弐に示される通)であった。
次に上記第1実施例と比較例の損失周波数特性を第4図
に、実線で実施例を、破線で比較例を示す。本実施例で
は帯域外1c17.6MHzおきに生じているピークが
、1 2dB余シ減少していることが明かである。通過
域の損失は、比較例が1.5dBであるのに対し、1.
 7 d Bと悪影譬を小さく抑えることができた。
次に本発明の第2実施例を述べる。本実施例は米国セル
ラー無線のアンテナ分波器第1段フィルタで中心周波数
f0=B55MHzであシ、第1実施例と類似であるが
、部分伝搬路数n == 8で、単位電極の開口長は2
0λ1(λm=495’m)とし、全開口長は160λ
1とした。また1つの部分伝搬路の中でも,外側単位電
極と隣接内側単位電極の中心間距離をTB、*s、を以
内では等しくとシ、’B、l、Lよシ外側では5λ、。
(λ1゜=499μm)だけ広くとっである。なお、隣
接の部分伝搬路間ではΔ6=1λ、。ずつ変化させであ
る。
また1番目の部分伝搬路では、!3.よs、を以内では
外側単位電極と隣接内側単位電極の中心間距離はa =
= p /λ、、=25λav(λ、、:492λ、)
にとっである。ここで、内側単位電極の対数NA。
外側単位電極の対数ちは夫々24対、16対である。基
板S、外側、内側の各電極数2m’、2m’−1は第1
の実施例と同じにとりである。ここで第3図の構成で、
第1の比較例とは周波数のみを変えたものを比較例とす
ると、全開口長が8倍となっていることがら、8倍の大
電力に耐えることができる。また、帯域外抑圧度も比較
例よシ15dB以上改善でき友。第1実施例より更に改
善されている。ま九通過域損失も、比較例の1.5 d
 Bと同一であシ、全く変わらなかった。これは単位電
極開口長を比較例と等しくし、単位電極を8設置列とし
たからである。
次に本発明の第5実施例を述べる。第5図に本実施例の
模式的平面図を示しであるが、本実施例は米国セルラー
無線のアンテナ分波器の送信側第1段フィルタである。
部分伝搬路毎に単位電極と隣接単位電極の中心間距離は
変えずに最上部の該中心間距離と一致させであること、
及び内側電極を部分伝搬路毎に8段に設け、外側電極は
夫々隣接する2段の部分伝搬路に共通に4段(第1実施
例と同じ)に設けた以外は第2実施例と同じ構成となり
ている。n B / n A ” 1 / 2 =4 
/ 8であシ、NB”/NA2= (16/24)2=
479に近く(単位電極の対数を内側電極でN、 を外
側電極でN、としている)、はぼ、入力側、出力側の7
ドミタンスは等しくなっている。この様にすると入力側
、出力側の外部回路インピーダンス(又は線路特性イン
ピーダンス)が同じ場合、整合が容易になる。
ここで、内側電極の部分伝搬路数nA=8としたが、n
 B / n A ” N B ”/ N A” ” 
4 / 9に対応してnA=9としても良い。これによ
り、入力と出力のインピーダンスの対称性は一層向上す
る。この様に、内側電極、外側電極、夫々1個が対応す
る部分伝搬路数が異なってhても、夫々直列接続された
単位電極よりなる互いに隣接する部分伝搬路の間の間隔
が本実施例の様に小さければ、例えば電極周期の2倍(
波長の2倍)程度に小さければ問題はない。
次に本発明の第4実施例を述べる。5g6図に本実施例
の模式的平面図を示す。本実施例は米国セルラー無線ア
ンテナ分波器の送信側第1段フィルタである。最も外l
l11に位置する外側電極が8段の部分伝搬路毎に設け
である( nB == 8 )以外は第2実施例と同じ
構成になっている。この様々構成とすることによプ、帯
域内通過損失は1dBと、第2実施例に比較して、(L
2dB小さくできた。
この効果は、蛾外側の外側電極から基板端面に放射され
て損失となっているSAWパワーが第2実施例に比べ約
172になっているためと考えられる。
次に、本発明の第5実施例を述べる。第7図に本実施例
の模式的平面図を示す。本実施例も同じく米国セルラー
無線アンテナ分波器の送信側第1段フィルタである。本
実施例では電極対数NA=24と電極対数N、:16の
電極が用いられている。第1の部分伝搬路では、外側単
位電極が対数Nm=16、内側単位電極が対数NA:2
4で、一つの外側単位電極に向い合って2つの内側単位
・1極が直列接続されている。これに対し、第2の部分
伝搬路では外側単位電極が対数NA=24、内側単位電
極が対数NB==16となっており、1つの内側単位電
極に向い合って2つの外側単位電極が直列接続されてい
る。即ち、第1の部分伝搬路とは内側電極、外側電極が
、その構成を入換えた形式となっている。第3、第4の
伝搬路でも同様の繰返しとなっている。但し、同じ伝搬
路上の隣接単位電極の中心間距離は、第2実施例と同様
に、部分伝搬路毎に変見られている。本実施例では、鰻
も外側の外側電極は8つの部分伝搬路に分割され、8つ
の単位電極が直列されている。最も外側の外側電極を除
き、各内側電極、外側電極は6つの部分伝搬路に分割さ
れていると換言できる。本実施例では上記構成とした以
外は、第2実施例と同じ構成となっている。第5実施例
では入力と出力でアドミタンス特性が対称とな夛実装の
点で有利となるほか、帯域内通過損失は1dBと第2実
施例よりα2dB小さくできた。また、帯域外抑圧度も
2〜5dB改善された。この改善効果は、直列接続され
た電極で一種の重み付は効果が生じているためである。
また、本発明の第6実施例(図は省略)では第1の実施
例の単位電極の開口長を半分の202゜とし、かつn 
= 4段目の単位電極群の下の直線に対して上側の電極
群と対称に電極を形成し、かつ、上側と下側の隣接した
内側電極が電気的に接続され、フィルタとして2段縦続
接続されている。本実施例では2段縦続フィルタとした
ことにより、帯域内損失は2.8dBとなったが、帯域
外抑圧度は45dBと非常圧大きくすることができた。
以上の実施例では、何れも米国セルラー無線のアンテナ
分波器における受信側第1段フィルタ、送信側第1段フ
ィルタとしたが、本発明は、それ以外の規格の送信側、
受信側の第1段、第2段フィルタにも適用できる。また
、直列段数nも4.8としたが、狙いによって任意に他
の適当なnを選ぶこともできる。また、係数りも、1 
/ nの近傍が適当であるが、電極指抵抗損失を過大に
しない範囲で、1 / n 2(h (1に選ぶことが
できる。
更に、以上の実施例では入力側(送波電極)を外側電極
としたが、等開口の位相重み付け、又は抜取シ重み付に
よシ、fいf8pの周波数領域における単位電極自体の
応答を小さく抑えることができ、並接績、非線形による
相互変調を更に小さくできる。また、以上の実施例では
(27)式のΔ6=511゜一定としているが、途中の
tで、2λ、。、λ工。と漸減しても良い。特にnが多
い場合、長手方向へのチップ拡大を抑えるには有用であ
シ特性を劣化させない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれは、伝搬路を伝搬方向
に平行に多段に並列した部分伝搬路に分け、かつ、全開
口長を拡大し、各単位電極t−直列接続し、しかも各部
分伝搬路毎に、外側単位電極と隣接の内側単位電極の中
心間距離を変えたことによシ、耐電力性が全開口長に比
例して大きくできる効果があ夛、かつ、非線形性による
相互fmを全開口長の5乗に反比例して小さくできる効
果があり、しかも、帯域外抑圧度を10dB以上改善で
きる効果がある。これは移動通信機およびそのアンテナ
分波器等に用いるSAWフィルタとして非常に好ましい
特性を意味する。即ち、特に実現が望まれていた低相互
変調の受信側路1段SA胃フィルタ、帯域通過型の送信
側温1段SAWフィルタが実現できる。また、更に少な
くとも送波側電極に電極指交差幅重み付けを用いないこ
とでも、相互変調が低減できる。更に各部分伝搬路内で
、外側単位電極と内側単位電極の中心間距離を変えるこ
とにより帯域外抑圧度f:5dB程度改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の平面図、第2図は其の1番
目の部分伝搬路内における外側単位電極と内側単位電極
の1組を示す図、第3図は第1実施例に対応する従来技
術による比較例の図、第4図は第1実施例と比較例の損
失の周波数特性図、第5図は第5実施例の模式的平面図
、第6図は第4実施例の模式的平面図、第7図は第5実
施例の模式的平面図である。 S・・・・・・弾性表面波基板、 L・・・・・・整合用コイル、 鉦・C1・・・・・・整合回路、 TA、ヵr、t・・・・・・内側単位電極、TB、よy
、t・・・・・・外側単位電極。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.弾性表面波基板上に、互いに弾性表面波を送受し、
    対を成す送波電極と受波電極を、これら電極の少なくと
    も一方は複数にして、同一伝搬路上に複数個、交互に一
    つずつ隣接配置した弾性表面波装置において、弾性表面
    波伝搬路を伝搬方向に平行に多段に並列した複数個の部
    分伝搬路に分割し、かつ各送、受波電極は、部分伝搬路
    毎に伝搬方向対応位置に配設した単位電極を、全ての部
    分伝搬路の対応位置にあるもの同士夫々直列に接続して
    形成させ、更に、部分伝搬路上で隣接する単位送波電極
    と単位受波電極の中心間距離を隣接する部分伝搬路上の
    それとは異ならせたことを特徴とする弾性表面波装置。
  2. 2.弾性表面波基板上に、互いに弾性表面波を送受し、
    対を成す送波電極と受波電極を、これら電極の少なくと
    も一方は複数にして、同一伝搬路上に複数個、交互に一
    つずつ隣接配置した弾性表面波装置において、弾性表面
    波伝搬路を伝搬方向に平行に多段に並列した複数個の部
    分伝搬路に分割し、かつ各送、受波電極は、部分伝搬路
    毎に伝搬方向対応位置に配設した単位電極を、全ての部
    分伝搬路の対応位置にあるもの同士それぞれ直列に接続
    して形成させ、更に、同じ部分伝搬路上で隣接する単位
    送波電極と単位受波電極の中心間距離を該部分伝搬路上
    の位置により夫々異ならせたことを特徴とする弾性表面
    波装置。
  3. 3.弾性表面波基板上に、互いに弾性表面波を送受し、
    対を成す送波電極と受波電極を、これら電極の少なくと
    も一方は複数にして、同一伝搬路上に複数個、交互に一
    つずつ隣接配置した弾性表面波装置において、弾性表面
    波伝搬路を伝搬方向に平行に多段に並列した複数個の部
    分伝搬路に分割し、かつ各送、受波電極は、部分伝搬路
    毎に伝搬方向対応位置に配設した単位電極を、全ての部
    分伝搬路の対応位置にあるもの同士それぞれ直列に接続
    して形成させ、更に、少なくとも送波電極の各単位電極
    を、該単位電極内で同一電極指交差幅を有するように形
    成したことを特徴とする弾性表面波装置。
  4. 4.弾性表面波基板上に、互いに弾性表面波を送受し、
    対を成す送波電極と受波電極を、これら電極の少なくと
    も一方は複数にして、同一伝搬路上に複数個、交互に一
    つずつ隣接配置した弾性表面波装置において、弾性表面
    波伝搬路を伝搬方向に平行に多段に並列した複数個の部
    分伝搬路に分割し、かつ各送、受波電極は、部分伝搬路
    毎に伝搬方向対応位置に配設した単位電極を、全ての部
    分伝搬路の対応位置にあるもの同士それぞれ直列に接続
    して形成させ、更に、互いに直列に接続されて一つの送
    波または受波電極を形成する各単位電極の対数が少なく
    とも一部の部分伝搬路同士の間で異なることを特徴とす
    る弾性表面波装置。
  5. 5.部分伝搬路上で隣接する単位送波電極と単位受波電
    極の伝搬方向中心間距離が、その動作中心周波数におけ
    る弾性表面波波長の整数倍であることを特徴とする請求
    項1〜4の何れか1項に記載の弾性表面波装置。
  6. 6.弾性表面波基板上に、互いに弾性表面波を送受し、
    対を成す送波電極と受波電極を、これら電極の少なくと
    も一方を複数にして、同一伝搬路上に複数個、交互に一
    つずつ隣接配置した弾性表面波装置において、弾性表面
    波伝搬路を伝搬方向に平行に多段に並列した複数個の部
    分伝搬路に分割し、かつ各送、受波電極は、伝搬路上そ
    れぞれ対応する位置に、部分伝搬路毎に、又は互いに隣
    接する複数の部分伝搬路にまたがって共通に配設した、
    夫々、部分伝搬路数と同数、又はそれより少数の単位電
    極を、各対応位置にあるもの同士それぞれ直列に接続し
    て形成させたことを特徴とする弾性表面波装置。
  7. 7.夫々、直列接続された単位電極よりなる、互いに隣
    接した部分伝搬路の間の間隔が、電極の伝搬方向周期長
    の5倍以下であることを特徴とする請求項1〜6の何れ
    か1項記載の弾性表面波装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51142943A (en) * 1975-06-03 1976-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Elastic surface-wave filter
JPS62115A (ja) * 1985-02-25 1987-01-06 Oki Electric Ind Co Ltd 弾性表面波フイルタ
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