JPH03189779A

JPH03189779A - 光学記号読取装置

Info

Publication number: JPH03189779A
Application number: JP1330818A
Authority: JP
Inventors: Yujiro Otsuki; 大槻　雄二郎
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-12-19
Filing date: 1989-12-19
Publication date: 1991-08-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本考案は、搬送ラインに沿って搬入される物品のバーコ
ードラベルをレーザビームを用いて光学的に読み取る光
学記号読取装置に関する。

［従来の技術］第２図に従来の光学記号読取装置を示す。

第２図に示すような光学記号読取装置は、正面部に読み
取り用窓である開口面１ａを有する筺体１と、筺体１内
に収納されるレーザビーム発生装置及び信号処理回路部
（いずれも図示せず）等の読取部２で構成される。

上記レーザービーム発生装置から発射されるレーザビー
ム３は、矢印で示すように開口面ｌａより筺体１外へ放
射され、開口面１ａに沿って物品４に貼布されたバーコ
ードラベル４ａを例えば図中矢印Ａの方向に横切らせる
ことによりバーコード信号を読み取る。

［考案が解決しようとする課題］しかしながら、従来の光学記号読取装置は、通常その底
部を何等かの支持台の上に載置して使用され設置状態が
固定であることから、レーザビーム３の開口面１ａから
の放射方向も一定であるため作業者が開口面１ａに沿つ
て予かしめ定められた所定の方向に物品４のバーコード
ラベル４ａを搬入させる必要がある。したがって、作業
者がバーコードラベル４ａを貼付けである物品の操作方
向を一定とするために作業者に無理な動作を強いる結果
ともなっている。

［課題を解決するための手段］本考案は、上記の課題を解決するため、搬送ラインに沿
って搬入される物品のバーコードラベルを、レーザビー
ムを用いて光学的に読み取る光学記号読取装置において
、レーザビームを放射する開口面を有する読取装置本体
と、この読取装置本体を支持する台座とを備え、前記開
口面内において前記読取装置本体を前記台座に対して揺
動可能に支持するように構成したものである。

［実施例Ｊ第１図に示す実施例に沿って本考案を詳細に説明する。

第１図は光学記号読取装置の斜視図であり、この装置は
、レーザビーム発生装置及び信号処理処理回路部等から
なる読取部２と、この読取部２を収納する筺体１とで読
取装置本体２Ａを構成し、この筺体１を支持する台座５
を備えている。

筺体ｌはその正面にレーザビーム３を放射するための窓
である開口面１ａを有し、この開口面１ａに垂直な側面
ｌｂは図示するように全体として円をなすような曲面を
呈している。

一方、台座５は正面５ａを上記筺体１の側面１ｂと略同
−曲率を有する半円形状の曲面とし、底面５ｂは平坦面
で形成されている。

前記筺体１は、その側面１ｂが台座５の上面５ａ上に載
置されており、側面１ｂと上面５ａとの摺動により、そ
の湾曲方向は（矢印Ｂ）に沿って揺動自在に構成されて
いる。

この光学記号読取装置を使用する場合、物品４を矢印Ａ
方向から搬入させ、バーコードラベル４ａを開口面１ａ
に対して横切らせると、レーザビーム３はバーコードを
読み取り、信号処理回路部によりバーコード信号を解読
する。

物品４の撤大作業者は、開口面１ａに対して予め定めら
れた搬入ラインに沿って物品４を横切らせるが、自らの
搬入動作が最も行ない易い方向があれば、この方向に予
め設定された搬入ラインの方向を合せるべ（筺体ｌを台
座５に対して揺動させ、開口面１ａの向きをその面内に
おいて所定角度変えて調整する。作業者が交代した場合
には、各々最も搬入動作し易い方向に応じて、上記の調
整を行なう。

尚、上記実施例では、筺体ｌの湾曲した側面１ｂと台座
５の湾曲した上面５ａとの摺動により、読取装置本体を
台座５に対して揺動自在に支持しているが、摺動面上に
噛合い部を形成するか、成るいは台座５に筺体１のロッ
ク部を設けることにより、調整後の読取装置本体と台座
との位置を確実に保持することができる。

また、台座５に支軸を設け、この支軸に筺体１を回転自
在に支持することにより読取装置本体の調整を行なうよ
うにしてもよい。

［考案の効果］以上説明したように、本考案の光学記号読取装置では、
読取装置本体が台座に対して揺動可能であるため、作業
者の最も物品搬入動作の行ない易い方向に、読取装置に
予め設定された搬入方向を調整することができるように
しているので個々の作業者に応じて調整することにより
作業能率の向上及び作業者の作業疲労度を最小限に抑え
ることができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例の光学記号読取装置の斜視図、
第２図は従来の光学記号読取装置の斜視図である。１・・・筐体、１ａ・・・開口面、ｌｂ・・・側面、２
・・読取部、２Ａ・・・読取装置本体、３・・・レーザ
ビーム、４・・・物品、４ａ・・・バーコードラベル、
５・・・台座、５ａ・・・上面、５ｂ・・・底面。

Claims

【特許請求の範囲】

　搬送ラインに沿って搬入される物品のバーコードラベ
ルを、レーザビームを用いて光学的に読み取る光学記号
読取装置において、レーザビームを放射する開口面を有
する読取装置本体と、この読取装置本体を支持する台座
とを備え、前記開口面内において前記読取装置本体を前
記台座に対して揺動可能に支持するようにしたことを特
徴とする光学記号読取装置。