JPH03189383A - 冷媒用密閉型電動圧縮機 - Google Patents

冷媒用密閉型電動圧縮機

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JPH03189383A
JPH03189383A JP32764489A JP32764489A JPH03189383A JP H03189383 A JPH03189383 A JP H03189383A JP 32764489 A JP32764489 A JP 32764489A JP 32764489 A JP32764489 A JP 32764489A JP H03189383 A JPH03189383 A JP H03189383A
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JP
Japan
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terminal
refrigerant
insulating
cover
airtight
Prior art date
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Pending
Application number
JP32764489A
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English (en)
Inventor
Taira Muto
武藤 平
Isamu Shoji
庄司 勇
Toru Ito
亨 伊藤
Kimito Ono
公人 小野
Itsuo Iwahashi
岩橋 逸男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫やショーケース等に使用される冷媒用密
閉型電動圧縮機に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、この種の冷媒用密閉型電動圧縮機では密閉容器
内に冷媒と潤滑油が封入されるため、密閉容器に固着さ
れる給電用の端子には、耐冷媒性や耐油性に優れた気密
端子が使用されている。この気密端子は通常、実公昭5
6−46543号公報等に開示されているように、透孔
及びこの透孔を囲む筒状部を有する金属外環と、透孔に
ガラスを封着することにより立設されたピンとで構成さ
れ、前記金属外環の外縁を密閉容器に溶接することによ
り、該容器に固着されている。また、密閉容器の内側に
おける前記ピンには、電動機部のリード線の端部に固着
されたりセプタクル端子が差し込まれており、電動機部
に外部から電源を供給している。
一方、現在、R12等一部の冷媒のオゾン層破壊による
環境破壊の問題が世界的にクローズアップされており、
代替冷媒の検討や新規媒体の開発が早急な課題として提
議され取り組まれている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成によると次のような問題がある
R12等の一部の使用できない冷媒の代替冷媒として、
R22やR502等の冷媒を採用する場合、潤滑油もこ
れらの冷媒にマツチしたものに変更しなければならない
が、特にR22を採用する場合には、通常の潤滑油と混
合されるとその比率によって絶縁抵抗の低下が著しいこ
とが知られており、冷媒自体が一種の導電媒体となって
気密端子の金属外環とピンとの間の電極間で大幅な絶縁
抵抗の低下を発生させ、感電事故等の危険を招くことと
なって冷媒用の密閉型電動圧縮機としての安全規格を満
足することができない。この問題はR22で代表される
ような、冷媒と潤滑油の二層分離を起こしやすい冷媒は
もとより、圧縮機の再始動時等、冷媒が潤滑油中に寝込
んだ状態にありしかもこの内の冷媒層に前記気密端子が
浸漬している場合は特に顕著となる。
一方、このような冷媒用密閉型電動圧縮機は、油中に金
属粉等が浮遊しているため、磁界や電界の影響により、
気密端子のガラス部表面に金属粉等が連鎖状に付着蓄積
し、該端子のピンと金属外環の間でスパークを起こし、
端子が破損する危険がある(特願昭61−115091
号参照)。
本発明は斯る点に鑑みなされたものであり、R22等の
冷媒を採用しても気密端子の絶縁抵抗があまり低下せず
、安全規格を満足できて感電事故等の心配が無く、更に
、ガラス表面に付着する金属粉の蓄積によるスパークや
端子の破損をも防止することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、底部に潤滑油を貯溜した密閉容器内に圧縮機
部とこれを駆動する電動機部を収納してなり、かつ、前
記電動機部のリード線の端部に装着されたリセプタクル
端子を、前記密閉容器に固着した気密端子のピンに差し
込むようにしたものにおいて、前記気密端子の密閉容器
内側面に該端子のガラス部を被うような絶縁板を装着す
ると共に、端部が前記絶縁板に当接するよう前記リセプ
タクル端子を被う絶縁カバーを装着したものである。
また、上記の構成において、絶縁カバーと絶縁板の当接
部を耐冷媒性及び耐油性を有する接着剤で密着したもの
である。
(ホ)作用 本発明の冷媒用密閉型電動圧縮機は上記の構成により、
リセプタクル端子を絶縁カバーで被うという簡単な構成
により、電極となるピン及びリセプタクル端子の表面積
、即ち冷媒中に露出した電極の面積を大幅に少なくする
ことができ、絶縁抵抗の低下を抑制して圧縮機の安全規
格を満足し感電事故等の心配を解消できる。また、絶縁
板により金属粉等がガラス部表面に付着蓄積するのを抑
制することができ、気密端子のスパークやこれによる破
壊を防止することができる。更に、絶縁カバーの端部を
絶縁板に当接させたので、端子のピンからリセプタクル
端子までの全部を完全に密封することができ、安定した
絶縁性能が得られる。
また、絶縁カバーと絶縁板の当接部を接着剤にて密着し
たので、該絶縁部品の取り付は時に当接状態を管理する
必要がなくなり、作業性を向上できると共に、より安定
、した絶縁性能が得られる。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基ずいて説明する。
lは底部に潤滑油を貯溜した密閉容器2内の下部に回転
式の圧縮機部3を、上部にこの圧縮機部3を駆動する電
動機部4を収納してなる回転式の冷媒用密閉型電動圧縮
機である。前記圧縮機部3は密閉容器2の下部に溶接さ
れたシリンダ5と、このシリンダのボア開口を閉塞し内
部に圧縮室6を形成すると共に、回転軸7の軸受部を各
々有する上部枠体8及び下部枠体9と、前記圧縮室6内
を偏心回転するローラlOと、このローラの外周面に常
時その先端を当接して圧縮室6内を高圧側と低圧側に区
分するベーン11とから構成されている。前記電動機部
4は、密閉容器2内に焼嵌されコイル12を巻装したス
テータ13と、前記回転軸7に焼嵌されステータ13内
を回転するローター14とから構成されている。15は
前記電動機部4のリード線であり、このリード線の端部
にはりセプタクル端子16が固着されている。17は密
閉容器2を貫通して該容器の下部に固着された気密端子
である。この気密端子は、3個の透孔18及びこの透孔
を囲む3個の筒状部19を有する金属外環20と、透孔
18内にガラス21を封着することにより該透孔内に立
設された3本のピン22とで構成され、前記金属外環2
oの外縁を密閉容器2に溶接することにより、該容器に
固着されている。そして、この気密端子17は、密閉容
器2の内側における前記ピン22に、電動機部4のリー
ド線15の端部に固着された前記リセプタクル端子16
を差し込むことにより、電動機部4に外部から電源を供
給している。
而して、23は金属外環20の内側に装着された合成樹
脂製(ポリエチレンテレフタレート)ノ薄板からなる絶
縁板である。この絶縁板は、ピン22の外周面、筒状部
19の外周面、及び金属外環20の内周面に密着し、が
っ、ガラス21表面との間に隙間24を形成するように
構成されている。25は前記リセプタクル端子16を被
うよう該端子に装着された絶縁カバーである。この絶縁
カハーハ、第5図に示すようにテフロン製のシート26
を二つ折りにしてその内部にリセプタクル端子16とリ
ード線15の一部を収容した後、上下の開口端部をリセ
プタクル端子16とリード線15の形状に沿って熱溶着
することによりリセプタクル端子16に装着されている
。この絶縁カバー25は装着状態ではその開口端部が、
隙間24に対応する絶縁板23に当接するように寸法管
理されており、該カバーの内部に冷媒や潤滑油がなるべ
く入らないようにしている。第2図中、ハツチングで示
す部分が溶着部である。
このように構成された冷媒用密閉型電動圧縮機において
、リセプタクル端子16はテフロン製の絶縁カバー25
で被われているため、電極となるピン22及びリセプタ
クル端子16の表面積、即ち、冷媒中に露出した電極の
面積を大幅に少なくすることができ、リセプタクル端子
16と金属外環20(成るいは密閉容器2)の間の絶縁
抵抗の低下を抑制して圧縮機の安全規格を満足し感電事
故等の心配を解消することができる。これにより例えば
、代替冷媒としてR22等ような、冷媒と潤滑油の二層
分離を起こしやすい冷媒を採用した場合でも金属外環2
0とピン23との電極間で絶縁抵抗の著しい低下を招く
心配は無くなり、R22等の使用可能な冷媒の実用化が
図れ、オゾン層破壊による環境破壊問題に貢献できる。
また、気密端子17の内側には絶縁板23が密着して固
定されているため、油中に浮遊する金属粉等が磁界や電
界の影響によりガラス21表面に付着蓄積するのを抑制
することができ、気密端子17のスパークやこれによる
破壊を防止することができる。更に、絶縁カバー25の
端部を絶縁板17に当接させたので、端子のピン22か
らリセプタクル端子16までの全部を完全に密封するこ
とができ、安定した絶縁性能が得られる。ここで隙間2
4はガラス21表面の延面距離を増加させスパーク等の
発生を防ぐために機能するが、これと併せて該隙間のも
つ弾性により、絶縁カバー25との当接部における密着
性を向上できる。
また、第6図は他の実施例を示すものであり、絶縁カバ
ー25と絶縁板23の当接部、及び、リード線15例の
開口を接着剤にて密着したものである。この場合には、
該絶縁部品の取り付は時に当接状態を管理する必要がな
くなり、装着作業性を向上できると共に、より安定した
絶縁性能が得られる。更に、接着剤に熱硬化性のものを
使用すれば、特に接着剤の乾燥工程を追加することなく
圧縮機の製造工程にて通常行われている乾燥成るいは塗
装工程を利用して行うことができ、作業工数を増加させ
ることもない。
尚、本実施例では絶縁カバー25をテフロン製シートに
て形成したものについて説明したが、耐冷媒性並びに耐
油性を有する絶縁材料であればこれに限定されるもので
はなく、熱収縮性のチューブ等でも良い。
(ト)発明の効果 以上のように本発明は、絶縁カバーにより、電極となる
ピン及びリセプタクル端子の表面積、即ち冷媒中に露出
した!極の面積を大幅に少なくすることができ、絶縁抵
抗の低下を抑制して圧縮機の安全規格を満足し感電事故
等の心配を解消できる。この結果、代替冷媒として例え
ばR22ような、冷媒と潤滑油の二層分離を起こしやす
い冷媒を採用した場合でも金属外環とピンとの電極間で
絶縁抵抗の著しい低下を招く心配は無くなり、R22等
の使用可能な冷媒の実用化が図れ、オゾン層破壊による
環境破壊問題に貢献できる。また、絶縁板により、金属
粉等がガラス部表面に付着蓄積するのを抑制することが
でき、気密端子のスパークやこれによる破壊を防止する
ことができる。
更に、絶縁カバーの端部を絶縁板に当接させたので、端
子のピンからりセプタクル端子までの全部を完全に密封
することができ、安定した絶縁性能が得られる。
また、絶縁カバーと絶縁板の当接部を接着剤にて密着し
たので、該絶縁部品の取り付は時に当接状態を管理する
必要がなくなり、作業性を向上できると共に、より安定
した絶縁性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す冷媒用密閉型電動圧縮機
の縦断面図、第2図は端子接続部の拡大断面図、第3図
は絶縁板の断面図、第4図は第3図に示した絶縁板の平
面図、第5図は絶縁カバーの展開図、第6図は他の実施
例を示す端子接続部の拡大断面図である。 2・・・密閉容器、3・・・圧縮機部、4・・・電動機
部、15・・・リード線、16・・・リセプタクル端子
、17・・・気密端子、22・・・ピン、23・・・絶
縁板、25・・・絶縁カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)底部に潤滑油を貯溜した密閉容器内に圧縮機部と
    これを駆動する電動機部を収納してなり、かつ、前記電
    動機部のリード線の端部に装着されたリセプタクル端子
    を、前記密閉容器に固着した気密端子のピンに差し込む
    ようにしたものにおいて、前記気密端子の密閉容器内側
    面に該端子のガラス部を被うような絶縁板を装着すると
    共に、端部が前記絶縁板に当接するよう前記リセプタク
    ル端子を被う絶縁カバーを装着したことを特徴とする冷
    媒用密閉型電動圧縮機。
  2. (2)絶縁カバーと絶縁板の当接部を耐冷媒性及び耐油
    性を有する接着剤で密着したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の冷媒用密閉型電動圧縮機。
JP32764489A 1989-12-18 1989-12-18 冷媒用密閉型電動圧縮機 Pending JPH03189383A (ja)

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