JPH03189113A - 加熱ロール - Google Patents

加熱ロール

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Publication number
JPH03189113A
JPH03189113A JP1329870A JP32987089A JPH03189113A JP H03189113 A JPH03189113 A JP H03189113A JP 1329870 A JP1329870 A JP 1329870A JP 32987089 A JP32987089 A JP 32987089A JP H03189113 A JPH03189113 A JP H03189113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
heating
drain
face
taper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1329870A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Yoshinaka
吉中 忠明
Kiyonori Yonemoto
米元 清則
Kenichi Inoue
健一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP1329870A priority Critical patent/JPH03189113A/ja
Publication of JPH03189113A publication Critical patent/JPH03189113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、蒸気を加熱源として内面側から加熱される中
空の回転式加熱ロールに関し、殊に蒸気の凝縮によって
生じるドレンがロール内からすみやかに抜き出される様
にし、ロール外面側に加熱斑が生じるのを防止すると共
に、高い熱効率を得ることのできる加熱ロールに関する
ものである。
[従来の技術] プラスチックフィルム同士あるいはプラスチックフィル
ムと紙や金属箔等を積層もしくはラミネートしたりプラ
スチックフィルムを加熱延伸する際に用いられる加熱ロ
ールとして、蒸気加熱タイプの回転式加熱ロールが知ら
れている。このロールは中空状に形成され、この中に蒸
気を吹き込んで内面側から加熱するものであり、熱源が
比較的安価であると共に温度制御が容易であるところか
ら、上記の様な用途を主体にして広く活用されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記の様な蒸気加熱式の加熱ロールでは、加熱源として
内部に吹き込まれる蒸気の凝縮によってドレンが発生す
る。このドレンは加熱ロールの内面に付着して熱効率を
低下させるばかりでなく、ドレン未付着部との間で温度
斑を生じて加熱むらを起こすので、中空ロールの軸方向
両端部にドレン抜き用のサイフオン管を取付けて、生成
するドレンを逐次抜き出している。ところで、生産能力
が低く蒸気吹込量をそれほど多くする必要のない加熱ロ
ールでは生成するドレンの量も少なく、上記方式でも殆
んど問題を生じることはなかった。
ところが大型で生産能力の高い設備になると大量の蒸気
が吹込まれるためドレン発生量も多く、ドレン抜出し不
足による温度斑の発生および加熱効率の低下が大きな問
題として取り上げられる様になってきた。
本発明はこの様な事情に着目してなされたものであって
、その目的は、蒸気加熱タイプの回転式中空ロールにお
けるドレンの抜出しが効率良く確実に行なえる様にし、
高い熱効率のもとて温度斑を生じることなく均一に加熱
することのできる加熱ロールを提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段コ 上記課題を解決することのできた本発明に係る加熱ロー
ルの構成は、蒸気によって内面側から加熱される中空の
回転式加熱ロールであ)て、ロール内周面の幅方向にテ
ーパーを形成すると共に該テーパーの端部にドレン抜ぎ
を形成し、回転に伴なって生じる遠心力によりテーパー
面に沿ってその端部方向へ移行してくるドレンを、ドレ
ン抜きから逐次抜き出し得る様に構成したところに要旨
を有するものである。また本発明の他の構成は、上記テ
ーパーに代えてロール内周面の幅方向に螺旋状フィンを
突設し、該フィンに沿って端部方向へ移行してくるドレ
ンを、ドレン抜きから逐次抜き出し得る様に構成したと
ころに要旨が存在する。
[作用および実施例] 以下、実施例を示す図面を参照しつつ本発明の構成およ
び作用効果を具体的に説明するが、本発明はもとより下
記実施例によって制限を受けるものではない。
第1図は本発明の実施例を示す概略縦断面説明図であり
、中空に構成された加熱ロール1は軸部2a、2bをロ
ータリージヨイント3a、3bによって回転可能に支持
される。そして該ロール1の内径は、ロール幅方向の一
方端側をD1%他方端側をD2としたときD+>02 
(またはり、<D2)となる様に設計し、内周面にテー
パ一部4を形成する。そして内径が最大となるテーパ一
部4の端部内周壁に臨んでドレン抜出し管5が開口され
ており、該ドレン抜出し管5はロータリージヨイント3
aを通してドレン排出管6に連通され、また該中空ロー
ル1内には蒸気供給管7からロータリージヨイント3a
を通して蒸気吹込み路8が形成されている。尚この加熱
ロール1は積極駆動型とすることができるほか、フィル
ム等の張力によって回転する遊転型とすることも可能で
ある。
この加熱ロール1を用いてフィルム等の加熱を行なうに
当たっては、ロール1を回転させながらロール1内に蒸
気Sを吹き込みロール1の内面側から加熱することによ
り、該ロール1の外表面に沿って走行するフィルム等の
被加熱材を加熱する。加熱により降温した蒸気は凝縮し
、ドレンとなってロール1の内面側に溜ろうとするが、
ロール1は高速で回転しているため内周面方向の遠心力
が作用しており、且つ内周面には前述の如くテーパー面
4が形成されているので、生成するドレンは第1図に白
抜き矢印で示す如く遠心力の作用でテーパー面4の小径
(D、)側から大径(D2)側へすみやかに移動し、大
径側の端部内周面に臨んで開口されたドレン抜出し管5
より糸外へ抜き出される。従ってドレンがロール1の内
面に溜って加熱斑を起こしたり加熱効率を下げる様なこ
とがなく、ロール1の全面を効率良く均一に加熱するこ
とが可能となる。
第2図は第1図の変形例を示す概略縦断面説明図であり
、テーパ一部4の傾斜方向を図面の左右で反対にし、且
つロータリージヨイント3a側から蒸気Sを吹込み、ロ
ータリージヨイント3b側からドレンを抜き出す様にし
た以外は第1図の例と実質的に同じである。
また第3図は本発明の他の実施例を示すもので、加熱ロ
ール1の内周面に螺旋状フィン9を突設し、ロール1の
回転によって螺旋状フィン9に生じる移送力を利用して
、ドレンを白抜き矢印方向へ移送する構成としたほかは
第2図の例と実質的に同じである。螺旋状フィン9の代
わりにスプリング状の線材をロール内面に接合すること
によっても同様の効果が得られる。
この様に本発明では加熱ロールの回転によって生じる遠
心力を利用し、テーパ一部4もしくは螺旋状フィン9に
よってドレンを一方端側へ移行させて抜き出すところに
最大の特徴を有するものであり、必要によっては内面を
テーパー加工すると共に該テーパー面に螺旋状フィンを
形成することにより、ドレンの移行性を助長することも
できる。ロール端に移行されてくるドレンの抜き出し手
段も図示したものに限定される訳ではなく、たとえば加
熱ロールlの端面外周側にドレン抜き出し孔を穿設して
遠心力によりロール外へ放出させる、といった構成を採
用することも可能である。
またドレン抜出し管5を設ける場合でも、たとえば第4
図(一部拡大面図)に示す如く、テーパー部4の終端部
に更に大径のドレン溜り部10を形成し、該溜り部に臨
んでドレン抜出し管5を開口させれば、ドレンの抜出し
を一層円滑に行なうことができる。
[発明の効果コ 本発明は以上の様に構成されており、蒸気加熱により加
熱ロールの内面側に凝縮してくるドレンを積極的に端部
へ移行させてすみやかにロール外へ抜き出すことができ
、内周面へのドレンの付着、滞留による温度斑や加熱効
率の低下を可及的に抑制することができる。その結果、
熱効率を高めつつロール表面温度を安定に保つことがで
き、高い生産性のもとで品質の安定した熱処理品を製造
し得ることになった。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の実施例を示す概略縦断面説明図、
第4図はテーパ一部の好ましい端部形状を例示する一部
断面図である。 1・・・加熱ロール    2a、2b・・・軸部3a
、3b・・・ロータリージヨイント4・・・テーパ一部
    5・・・ドレン抜出し管9・・・螺旋状フィン S・・・蒸気 D・・・ドレン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸気によって内面側から加熱される中空の回転式
    加熱ロールであって、ロール内周面の幅方向にテーパー
    を形成すると共に、該テーパーの端部にドレン抜きを形
    成してなることを特徴とする加熱ロール。
  2. (2)蒸気によって内面側から加熱される中空の回転式
    加熱ロールであって、ロール内周面の幅方向に螺旋状フ
    ィンを突設すると共に、該螺旋状フィンの端部にドレン
    抜きを形成してなることを特徴とする加熱ロール。
JP1329870A 1989-12-19 1989-12-19 加熱ロール Pending JPH03189113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1329870A JPH03189113A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 加熱ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1329870A JPH03189113A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 加熱ロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03189113A true JPH03189113A (ja) 1991-08-19

Family

ID=18226164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1329870A Pending JPH03189113A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 加熱ロール

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JP (1) JPH03189113A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017101915A (ja) * 2015-11-20 2017-06-08 住友化学株式会社 フィルム加熱装置およびフィルム製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02175989A (ja) * 1988-12-24 1990-07-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転式乾燥ドラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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