JPH03187756A - 液滴噴出装置 - Google Patents

液滴噴出装置

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JPH03187756A
JPH03187756A JP32930589A JP32930589A JPH03187756A JP H03187756 A JPH03187756 A JP H03187756A JP 32930589 A JP32930589 A JP 32930589A JP 32930589 A JP32930589 A JP 32930589A JP H03187756 A JPH03187756 A JP H03187756A
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JP
Japan
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cover plate
plate member
glass
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Pending
Application number
JP32930589A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kanayama
金山 義雄
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、インク液滴を噴出して紙上に記録を
行うドロップオンデマンドインクジェットヘッドに適用
される液滴噴出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
インクジェットヘッドに適用される液滴噴出装置として
、従来より、液滴生成のために発熱体を利用するもの(
特開昭60−204374号公報参照)や、圧電素子を
利用するものが知られている。
圧電素子を利用する液滴噴出装置は、圧電素子にてイン
クの充填されている液室の容積変化を生じさせ、この容
積変化による液室の圧力変化により、液室に通じて外部
に開口するオリフィスからインク液滴を噴出させるもの
である。
圧電素子を備える液滴噴出装置は、例えば、第5図に示
すように、PZT(ジルコン・チタン酸鉛)基板からな
るベースブロック31と、感光性ガラス或いはステンレ
ス等からなる覆板部材32と、感光性ガラスからなる流
路ブロック33とを備えて構成される。
゛前1己のベースブロック31において、第4図にも示
すように、第1PZT基板34上には、グランド電極4
1が被覆されており、このグランド電極41上には櫛歯
状に凸部35・・・が形成されている。凸部35・・・
のうち信号電極36・・・を有するものが積層圧電素子
37・・・となる。各積層圧電素子37は、第2PZT
基板38と信号電極36と第3PZT基板40と前記の
グランド電極41に電気的接続状態に形成された上側グ
ランド電極41′とにより構成されている。
ベースブロック31には、覆板部材32がエポキシ系接
着剤により固着されている。覆板部材32は、振動板と
して良好に機能させる必要上、厚みが約50μmと薄い
ものに形成されている。
覆板部材32は紫外線硬化樹脂にて流路ブロック33に
固着されている。流路ブロック33には、第6図に示す
ように、凹溝43が形成されており、この凹溝43が前
記の覆板部材32にて覆われることで液室45が形成さ
れるようになっている。液室45は、液分配室45aと
圧力室45b・・・とからなっている。液分配室45a
は、流路ブロック33に形成されている液供給穴46に
て図示しない液供給器に連通されている。また、各圧力
室45bは、前記の積層圧電素子37に対応する位置に
形成されているもので、括れ部45cを介することで液
分配室45aに連通して液の供給を受けつつ、はぼ閉じ
た空間を形成することで前記の液分配室45aおよび他
の圧力室45b・・・に対して独立して容積変化が生じ
得るようになっている。
流路ブロック33の先端面側であって、各圧力室45b
と対応する位置には微小凹溝が形成されていて、前記の
覆板部材32にて覆われることでオリフィス47が形成
されるようになっており、積層圧電素子37による覆板
部材32の振動時、上記オリフィス47からインク液滴
が噴出するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来のように、覆板部材32および流路
ブロック33の双方について感光性ガラスを用いると、
この感光性ガラスが比較的高価であることから、液滴噴
出装置が割高になるという欠点を有している。また、こ
のような高額化回避のために覆板部材32についてステ
ンレスを用いるとすれば、このステンレスと流路ブロッ
ク33である感光性ガラスとの熱膨張係数が大きく相違
するため、相互の接着が不十分になるという問題を招来
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る液滴噴出装置は、上記の課題を解決するた
めに、流路ブロックの凹溝とこの凹溝を覆う覆板部材と
で形成される液室の一壁部を振動板部としてこれを圧電
素子にて変形させ、この振動板部の変形にて液室に圧力
変化を生じさせて液滴を生成噴出する液滴噴出装置にお
いて、前記の流路ブロックはSi基材からなる一方、覆
板部材はSi基材と熱膨張係数がほぼ同じであるガラス
基材からなることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、流路ブロックはSi基材からなり
、このSi基材は比較的大量に生産されて安価なものと
なっているから、かかる流路ブロックを用いた液滴噴出
装置においてそのコスト低減を図ることができる。そし
て、上記流路ブロックに接合される覆板部材については
、Si基材と熱膨張係数がほぼ同じであるガラス基材か
らなるので、相互の接着において十分な接合強度を確保
して高品質を得ることが可能になる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以、下の通りである。
本発明に係る液滴噴出装置は、第2図に示すように、P
ZT(ジルコン・チタン酸鉛)基板からなるベースブロ
ックlと、流路ブロック2と、ガラスからなる覆板部材
3とを備えて構成されている。前記の流路ブロック2は
、熱膨張係数が28XIO−’であるSi基材からから
なっている。−方、覆板部材3は、前記のSi基材とほ
ぼ同じ熱膨張係数を有するガラス(例えば、パイレック
スと称されている硼珪酸系のガラス:熱膨張係数は32
 X 10−’/”C)からなっている。
前記のベースブロック1において、第1図にも示すよう
に、第1PZT基板4上には、グランド電極11が被覆
されており、このグランド電極ll上には櫛歯状に凸部
5・・・が形成されている。凸部5・・・のうち信号電
極6・・・を有するものが積層圧電素子7・・・となる
。この積層圧電素子7は、第2PZT基板8と信号電極
6と第3PZT基板IOと前記のグランド電極11に電
気的接続状態に形成された上側グランド電極11’ と
により構成されている。ベースブロックlは、厚み20
0μm程度のシート状の第2PZTi板8と第3PZT
基板10との間および第3PZT基板10上にそれぞれ
電極層を積層してこれを焼成した後、前記凸部5・・・
を得るためのダイシング加工、信号電極6・・・を得る
ための電極エツチング、並びに、絶縁コート等を行うこ
とにより得られる。
流路ブロック2は、第3図(a)(b)にも示すように
、その−面側に凹溝13を有し、この凹溝13の底壁部
、即ち流路ブロック2の他面側が前記の凸部5・・・に
当接するようにベースブロックlに接着固定されている
。一方、流路ブロック2の一面側には、覆板部材3が接
合されていて、前記の凹溝13が覆板部材3にて覆われ
ることで液室15が形成されるようになっている。流路
ブロック2と覆板部材3とは、例えば、低融点ガラスを
挟装して熱圧着すること等の方法により接合されている
前記の液室15は、液分配室15aと圧力室15b・・
・とから構成されている。上記の液分配室15aは、流
路ブロン、り2に形成されている液供給穴16を介して
図示しない液供給器に接続されている。また、各圧力室
15bは、前記の積層圧電素子7に対応する位置に形成
されているもので、括れ部15cを介することで液分配
室15aに連通して液の供給を受けつつ、はぼ閉じた空
間を形成することで前記の液分配室15aおよび他の圧
力室15b・・・から独立して容積変化が生じ得るよう
になっている。そして、少なくとも圧力室15b・・・
の底壁部は、振動板部として(以下、振動板部20と称
する)良好に機能するように、約50μmの厚みに形成
されている。また、流路ブロック2の前端面側には、各
圧力室15bに連通して前端面側に開口する微小凹溝が
形成されていて、前記の覆板部材3にて覆われることで
オリフィス17が形成されるようになっている。
流路ブロック2を得るには、Siの異方性エツチングに
て前記の凹溝13およびオリフィス17・・・となる微
小凹溝に対応する部分を形成する。
上記の構成を有する液滴噴出装置においては、所望の信
号電極6に電圧を印加することによって、これと対応す
る積層圧電素子7のみに変形が生じ、この積層圧電素子
7に対応する振動板部20のみが変形して、これと対応
する圧力室15bにのみ圧力変化が生じて、この圧力室
15bと対応するオリフィス17からのみ液滴が噴出す
ることになる。
そして、かかる液滴噴出装置において、流路ブロック2
はSil材からなり、このSil材は比較的大量に生産
されて安価なものとなっているから、かかる流路ブロッ
ク2を用いてなる液滴噴出装置についてそのコストの低
減を図ることができる。そして、上記流路ブロック2に
接合される覆板部材3については、Si基材と熱膨張係
数がほぼ同じであるガラス基材からなるので、前述のよ
うな熱圧着による接着においても十分な接合強度を確保
して高品質を得ることが可能になる。なお一般に、下記
の第1式を満たす物質同士の接合は良好に行われること
が知られている。
−5≦α−β≦10 ・・・・・・第1式但し、αは一
方の、物質の熱膨張係数(XIO−7℃)βは他方の物
質の熱膨張係数(XIO−”C)である。
また、本実施例では、凹溝13の底壁部が振動板部20
として機能し、当該振動板部20は流路ブロック2と一
体的に設けられたものとなるから、液滴噴出装置°の製
造において、覆板部材を振動板として用いる場合に比較
して取り扱い上の厳しさが緩和されることになり、組み
立ての迅速化を図ることができる。その上、流路ブロッ
ク2の凹溝1−3を前述のようにSiの異方性エツチン
グで形成するとき、このエツチングにおいて、凹溝13
の底壁部が振動板部20として良好に機能するような薄
さに当該凹溝13を加工することが可能であり、かかる
加工は比較的容易に行えるので、振動板部形成の製造コ
ストを低減することができる。
なお、本実施例では、液供給穴16を流路ブロック2に
形成しているが、これに限らず、液分配室15a内に連
通ずるように覆板部材3に形成するようにしてもよい。
オリフィス17・・・を流路ブロック、2の微小凹溝に
て形成しているが、これの代わりに、圧力室15b部分
の幅広状態を流路ブロック2の前端面まで延長すると共
に、この流路ブロック2の前端面上に、オリフィスが予
め所定位置に形成されているオリフィスプレートを貼付
するようにしても良いものである。
圧電素子としては、PZT基板を積層して積層圧電素子
7としているが、単一のPZTによって圧電素子を構成
してもよいものである。
また、本実施例では、流路ブロック2に振動板部20・
・・を一体的に形成しているが、従来例で示したように
、覆板部材を振動板部とする構成においても本発明を適
用することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係る液滴噴出装置は、以上のように、流路ブロ
ックはSi基材からなる一方、覆板部材はSi基材と熱
膨張係数がほぼ同じであるガラス基材からなる構成であ
る。
これにより、液滴−噴出装置のコスト低減および信頼性
の向上が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図は液滴噴出装置の縦断面図である。 第2図は液滴噴出装置の分解斜視図である。 第3図(a)は流路ブロックの平面図、同図(b)は同
正面図である。 第4図乃至第6図は従来例を示すものである。 第4図は液滴噴出装置の縦断面図である。 第5図は液滴噴出装置の分解斜視図である。 第6図は流路ブロックの斜視図である。 ■はベースブロック、2は流路ブロック、3は覆板部材
、7は積層圧電素子、13は凹溝、15は液室、17は
オリフィス、2oは振動板部である。 第1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流路ブロックの凹溝とこの凹溝を覆う覆板部材とで
    形成される液室の一壁部を振動板部としてこれを圧電素
    子にて振動させ、この振動にて液室内に圧力変化を生じ
    させて液滴を噴出する液滴噴出装置において、 前記の流路ブロックはSi基材からなる一方、覆板部材
    はSi基材と熱膨張係数がほぼ同じであるガラス基材か
    らなることを特徴とする液滴噴出装置。
JP32930589A 1989-12-15 1989-12-15 液滴噴出装置 Pending JPH03187756A (ja)

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