JPH03186879A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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Publication number
JPH03186879A
JPH03186879A JP32613189A JP32613189A JPH03186879A JP H03186879 A JPH03186879 A JP H03186879A JP 32613189 A JP32613189 A JP 32613189A JP 32613189 A JP32613189 A JP 32613189A JP H03186879 A JPH03186879 A JP H03186879A
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JP
Japan
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pressure
recording
paper
dielectric drum
thickness
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Application number
JP32613189A
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English (en)
Inventor
Kazuo Asano
和夫 浅野
Koji Masuda
増田 晃二
Yuji Suemitsu
末光 裕治
Akimasa Komura
晃雅 小村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプリンタやファクシミリ等に使用される静電
記録装置に関し、特に、記録部材の厚さ等が異なる場合
でも常に良好な画像記録を可能とした静電記録装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の静電記録装置としては、例えば次に示す
ようなものがある。これは、第18図に示すように、誘
電体ドラム100の表面に対向させて静電記録ヘッド1
01を配設し、この静電記録ヘッド101によって誘電
体ドラム100の表面に所望の静電潜像を形成する。そ
して、上記誘電体ドラム100上に形成された静電潜像
を現像器102によって顕像化し、トナー像を形成する
この誘電体ドラム100の表面に形成されたトナー像を
、誘電体ドラム100とこの誘電体ドラム100に一定
の圧力で圧接する圧力ローラ103とのニップ部104
において、図示しない給紙トレイからフィードインロー
ラ105によって搬送され、レジストレーションローラ
106によって所定のタイミングでニップ部104へと
送られる記録用紙107に、誘電体ドラム100と圧力
ローラ103のニップ圧によって転写定着する。その後
、画像が記録された記録用紙107を、フィードアウト
ローラ108によって図示しない排紙トレイ上に排出す
るように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を
有している。すなわち、上記静電記録装置の場合には、
誘電体ドラム100の表面に圧力ローラ103を常に一
定の圧ツノで圧接させて、誘電体ドラム100と圧力ロ
ーラ103との一定のニップ圧によって、誘電体ドラム
100の表面に形成されたトナー像を記録用紙107上
に転写定着するように構成されている。そのため、記録
用紙107の厚み及び紙幅が変化すると、記録用紙10
7が受ける圧力が変化してしまい、定着性か変化すると
いう問題点があった。
この問題点をグラフを用いて説明すると、第19図及び
第20図に示すようになる。第同図において、例えば厚
さが80μmの記録用紙107に対して最適圧力となる
ように、誘電体ドラム100と圧力ローラ103とのニ
ップ圧を設定した静電記録装置において、厚さが80μ
mより薄い記録用紙107を用いると、記録用紙107
に作用する圧力は、第19図のBで示す領域のように、
最適値以下となり、定着性が低下する。一方、厚さが8
0μmより厚い記録用紙107を用いると、記録用紙1
07に作用する圧力は、第19図のAで示す領域のよう
に、最適値以上となり、圧力が掛かり過ぎてしまい、キ
ャレンダー効果により記録用紙107は押しつぶされて
光沢をおび、プリント質を低下させる。
また、記録用紙107の紙幅と記録用紙107に加わる
圧力との関係を示す第20図においても、例えば紙幅が
300mmの記録用紙107に対して最適圧力となるよ
うに、誘電体ドラム100と圧力ローラー03とのニッ
プ圧を設定した静電記録装置において、紙幅が300m
mより広い記録用紙107を用いると、記録用紙107
に作用する圧力は、第20図のBで示す領域のように、
最適値以下となり、定着性が低下する。一方、紙幅が3
00mmより狭い記録用紙107を用いると、記録用紙
107に作用する圧力は、第20図のAで示す領域のよ
うに、最適値以上となり、過圧力により、記録用紙10
7が光沢をおび、プリント質を低下させる。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
の記録に使用される記録部材の厚さや幅が変化した場合
でも、常に最適な圧力によって転写定着を行うことがで
き、良好な画像記録が行えるようにした静電記録装置を
提供することにある。
すなわち、この発明は、誘電体ドラムと、前記誘電体ド
ラムの表面に画像信号に応じて静電潜像を形成可能な静
電記録ヘッドと、前記誘電体ドラムの表面に形成された
静電潜像を顕像化してトナー像を形成する現像器と、前
記誘電体ドラムに圧接する圧力ローラを具備し、前記誘
電体ドラムと圧力ローラとのニップ部に記録部材を通過
させ、圧力によって誘電体ドラム上に形成されたトナー
像を記録部材上に転写定着する静電記録装置であって、
前記記録部材の厚さ及び幅を検知する検知手段と、前記
検知手段によって検知された厚さ及び幅に基づいて前記
ニップ部の最適圧を設定する最適圧設定手段と、前記最
適圧設定手段の設定圧力に基づいて誘電体ドラムと圧力
ローラとの圧接圧力を調整する圧力調整手段とを具備す
るように構成されている。
前記圧力調整手段としては、例えば圧力ローラのスキュ
ー角度及び誘電体ドラム方向の位置を調整する手段が用
いられる。
また、前記検知手段としては、例えば記録部材を収容す
る記録部材カセットに設けられた指標部によって記録部
材の厚さ及び幅を検知するものが用いられる。
〔作用〕
この発明においては、記録部材の厚さ及び幅を検知する
検知手段と、前記検知手段によって検知された厚さ及び
幅に基づいて前記ニップ部の最適圧を設定する最適圧設
定手段と、前記最適圧設定手段の設定圧力に基づいて誘
電体ドラムと圧力ローラとの圧接圧力を調整する圧力調
整手段とを具備するように構成されているので、検知手
段によって記録部材の厚さ及び幅を検知し、この検知手
段によって検知された厚さ及び幅に基づいて、最適圧設
定手段によってニップ部の最適圧を設定し、前記最適圧
設定手段の設定圧力に基づいて圧力調整手段によって誘
電体ドラムと圧力ローラとの圧接圧力を調整するように
なっている。
〔実施例〕
以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る静電記録装置の一実施例を示す
ものである。図において、lは誘電体ドラムを示すもの
であり、この誘電体ドラム1の上部には、その表面に画
像信号に応じて静電潜像を形成する静電記録ヘッド2が
対向するように配設されている。
上記静電記録ヘット2は、第2図に示すように、平面矩
形状の第1の絶縁基板3を備えている。この第1の絶縁
基板3の表面には、第3図に示すように、複数且つ直線
状の駆動電極4.4・・・が互いに平行に設けられてい
るとともに、上記絶縁基板3の裏面には、駆動電極4.
4・・・と交差するように複数の制御電極5.5・・・
が設けられており、画電極4.4・・・及び5.5・・
・によってマトリクスが形成されている。上記制御電極
5.5・・・には、第2図及び第3図に示すように、駆
動電極4.4・・・と交差する位置に、沿面コロナ放電
を生じる空間領域としての円形の開口部6.6・・・が
設けられている。これらの第1の絶縁基板3、駆動電極
4.4・・・及び制御電極5.5・・・によって、第 
図に示すように、イオン生成部7が構成されている。
上記イオン生成部7の制御電極5.5・・・の下面には
、第4図に示すように、スペーサ層8を介在させて、ス
クリーン電極9が設けられている。このスペーサ層8は
、第5図に示すように、第1の絶縁基板3と長さがほぼ
等しく、幅がやや狭い平面矩形状に形成されており、接
着等の手段によって第1の絶縁基板3に固着されている
。このスペーサ層8には、制御電極5.5・・・の開口
部6.6・・・に対応した位置に、同開口部6.6・・
・よりも太きな開口部1O110・・・が設けられてい
る。また、スクリーン電極9には、制御電極5.5・・
・の開口部6.6・・・に対応した位置にイオン導出領
域としての開口部11.11・・・が設けられている。
第4図中、12は駆動電極4.4・・・の表面を覆うヘ
ッド側基板を示している。
また、上記駆動電極4.4・・・とスクリーン電極9と
の間には、第4図に示すように、交流電源13が接続さ
れており、この交流電源13によって画電極4.5間に
高周波高電圧が印加されるようになっている。一方、制
御電極5.5・・・には、イオン制御電源14により選
択的にパルス電圧が、スクリーン電極9には、直流電源
15により直流電圧が、それぞれ印加されるようになっ
ている。
こうすることによって、選択的に電圧が印加された駆動
電極4と制御電極5との間の電位差により、第6図に示
すように、開口部6において沿面コロナ放電Rを生起さ
せ、この沿面コロナ放電Rによって発生したイオンIを
、制御電極5とスクリーン電極9との間に選択的に形成
される電界によって加速もしくは吸収し、スクリーン電
極9の開口部11からイオン流Sを制御して放出し、誘
電体ドラム1上に画像信号に応じた静電潜像の形成を行
うようになっている。
さらに、前記誘電体ドラム1の回転方向に沿った側方に
は、第1図に示すように、誘電体ドラム1の表面に静電
記録ヘッド2によって形成された静電潜像を現像する現
像器16が配設されており、この現像器16によって誘
電体ドラム1上に形成された静電潜像を顕像化し、トナ
ー像を形成するようになっている。
この誘電体ドラムlの表面に形成されたトナー像は、誘
電体ドラム1とこの誘電体ドラムlに圧接する圧力ロー
ラ17とのニップ部18に供給される記録部材としての
記録用紙19上に、圧力によって転写定着される。
上記記録用紙17は、図示しない給紙トレイからフィー
ドインローラ20によって搬送され、レジストレーショ
ンローラ21によって所定のタイミングで誘電体ドラム
1と圧力ローラ17とのニップ部18に供給される。
そして、上記の如く誘電体ドラム1とこの誘電体ドラム
1に圧接する圧力ローラ17とのニップ圧によって転写
定着される。その後、トナー像が定着された記録用紙1
9は、フィードアウトローラ22によって図示しない排
紙トレイ上に排出するように構成されている。
なお、トナー像が転写された後の誘電体ドラム1は、そ
の表面に残留するトナー等がクリーニング装置27によ
って除去されるとともに、残留電荷が除電器28によっ
て消去される。
ところで、この実施例に係る静電記録装置は、記録部材
の厚さ及び幅を検知する検知手段と、前記検知手段によ
って検知された厚さ及び幅に基づいて前記ニップ部の最
適圧を設定する最適圧設定手段と、前記最適圧設定手段
の設定圧力に基づいて誘電体ドラムと圧力ローラとの圧
接圧力を調整する圧力調整手段とを具備するように構成
されている。
すなわち、上記フィードインローラ20とレジストレー
ションローラ21との間には、第7図に示すように、記
録用紙19の厚さ及び幅を検知する検知手段23が設け
られている。この検知手段23は、第1図に示すように
、フィードインローラ20とレジストレーションローラ
21との間を通過する記録用紙19の上下両側に対向配
設され1す る光学変位センサ24.25を備えている。
上記光学変位センサ24.25は、第8図に示すように
、発光部26と受光部27とをそれぞれ有しており、発
光部26から出射され、記録用紙19の表面及び裏面に
よって反射された光を、受光部27によって受光するこ
とにより、記録用紙17の表面及び裏面のX方向の変位
を検知するようになっている。そして、光学変位センサ
25によって得られた記録用紙19のX方向の位置デー
タX2と、光学変位センサ24によって得られた記録用
紙19のX方向の位置データXlとの差分(x2−xi
 )を求めることによって、記録用紙19の紙厚(x2
−xl )を検知するようになっている。
また、上記光学変位センサ24と25の組は、第9図に
示すように、フィードインローラ20の軸方向に沿って
、使用される記録用紙19の紙幅に対応して複数組(図
示例では、両側に4組ずつ)配設されている。いま、使
用される記録用紙19の種類が、B5サイズ、A4サイ
ズ、B4す2 イズ、A3サイズの4種類であり、しかも記録用紙19
をその短手方向を送り方向と直交する方向として搬送し
た場合には、B5サイズ、A4サイズ、B4サイズ、A
3サイズの記録用紙19の紙幅に対応した位置、すなわ
ちフィードインローラ20の軸方向中央部を基準として
182mm、210mm、257mm、297mmの幅
における記録用紙19の通過の有無を検知できればよい
そのため、記録用紙19の幅方向に沿って、上記幅18
2mm、 210mm、 257mm、 297mmよ
り若干狭い間隔で、光学変位センサ24a。
24 b、  24 c、  24 dと25 a、 
 25 b、  25c、25dの組が片側に4組ずつ
配設されている。
そして、上記光学変位センサ24a、24b。
24 c、  24 dと25a、25b、25c、2
5dのいずれによって、記録用紙19の有無を検知した
かにより、記録用紙19の紙幅を検知するようになって
いる。例えば、最も内側の光学変位センサ24aと25
aのみが記録用紙19を検知した場合には、記録用紙1
9がB5サイズであり、その紙幅が182mmであるこ
とが検知され、すべての光学変位センサ24 a、  
24 b、  24 c。
24dと25 a、  25 b、  25 c、  
25 dが記録用紙19を検知した場合には、記録用紙
19がA3サイズであり、その紙幅が297mmである
ことが検知される。
なお、上記光学変位センサ24a、24b、24c、2
4dと25a、25b、25c、25dは、第9図に示
すように、記録用紙19の幅方向の両側に必ずしも配置
する必要はなく、片側のみに配置するようにしても勿論
よい。
また、誘電体ドラム1と圧力ローラ17との圧接圧力を
調整する圧力調整手段30は、次に示すように構成され
ている。
すなわち、上記圧力ローラ17は、第10図に示すよう
に、その両端が圧ノJ調整アーム31.31に回転自在
に軸支されている。この圧力調整アーム31.31は、
支点軸32を中心にして揺動自在となっており、この圧
力調整アーム31.3Iを支点軸32を中心にして揺動
させることにより、圧力ローラ17の誘電体ドラム1へ
の圧接圧力を調整するようになっている。
上記圧力調整アーム31.31の圧力ローラ17と反対
側の端部には、第11図に示すように、圧力調整用タイ
バー33が架設されており、この圧力調整用タイバー3
3には、ボールネジ34の上端が回転自在に取付けられ
ている。また、上記圧力調整用タイバー33とボールネ
ジ34に固着された円板35との間には、圧力印加用の
スプリング36が介在されている。さらに、上記ボール
ネジ34には、伝達ギア37が固着されており、この伝
達ギア37には、駆動モータ38の回転軸に取付けられ
た駆動力伝達ギア39か歯合されている。
そして、駆動モータ38によって駆動力伝達ギア39及
び伝達ギア37を介してボールネジ34を回転させるこ
とにより、ボールネジ34を上下動させ、ボールネジ3
4に固着された円板35及び圧力印加用スプリング36
を介して、圧力調整用タイバー33を上下動させる。こ
うすることに5 よって、圧力調整アーム31.31の圧力調整用タイバ
ー33と反対側に取付けられた圧力ローラ17を上下動
させ、誘電体ドラム1と圧力ローラ17との圧接圧力を
調整するようになっている。
第12図はこの実施例に係る静電記録装置の制御回路を
示すものである。図において、23は記録用紙19の紙
厚及び紙幅を検知する検知手段、40は静電記録装置の
走査パネル41及び給紙カセット42から記録用紙19
の紙厚及び紙幅のデータを入力するためのデータ入力回
路、43は記録用紙19の紙厚及び紙幅のデータに基づ
く誘電体ドラム1と圧力ローラ17との最適な圧接圧力
を記憶した最適圧テーブル、44は検知手段23あるい
はデータ入力回路40からの記録用紙19の紙厚及び紙
幅に関するデータと最適圧テーブル43に記憶された最
適圧データとを比較演算する比較演算回路、45は比較
演算回路44からのデータに基づいて最適圧力が得られ
るように誘電体ドラム1と圧力ローラ17との圧接圧力
を制御するコントローラ、38はコントローラ45から
の6 信号に基づいて誘電体ドラム1と圧力ローラ17との圧
接圧力を調整するための駆動モータをそれぞれ示してい
る。
なお、上記最適圧テーブル43に記憶される最適圧デー
タは、予め与えておく必要があり、装置で使用するトナ
ーの種類によっても異なるが、通常150〜250Kg
 f/cm2の範囲内で設定される。そして、例えば1
50Kgf/cm2が最適値の場合には、紙厚及び紙幅
を変化させた場合の最適圧を実験により予め測定してお
き、これをデータテーブルとしてメモリに記憶させてお
く。
以上の構成において、この実施例に係る静電記録装置で
は、次のようにして、記録用紙の紙厚及び紙幅に応じて
誘電体ドラムと圧力ローラとの圧接圧力を調整するよう
になっている。
すなわち、上記静電記録装置において画像の記録を行う
には、図示しない信号発生部より静電記録ヘッド2に画
像情報を送り、この静電記録ヘッド2によって誘電体ド
ラム1の表面に静電潜像を形成する。そして、この誘電
体トラムlの表面に形成された静電潜像を現像器16に
よって現像して、トナー像を形成する。上記誘電体ドラ
ム1の表面に形成されたトナー像は、誘電体ドラム1と
この誘電体ドラムlに圧接する圧力ローラ■7とのニッ
プ部18に供給される記録用紙19上に、圧力によって
転写定着する。
その際、上記記録用紙19は、図示しない給紙トレイか
らフィードインローラ20によって搬送され、レジスト
レーションローラ21によって所定のタイミングで誘電
体ドラム1と圧力ローラ17とのニップ部18に供給さ
れるが、記録用紙19は、第1図に示すように、フィー
ドインローラ20とレジストレーションローラ21との
間を通過するときに、記録用紙19の紙厚と紙幅が検知
手段23によって検知される。
上記検知手段23によって検知された記録用紙19の紙
厚及び紙幅のデータは、第12図に示すように、比較演
算回路44に送られ、この比較演算回路44によって、
検知手段23で検知された記録用紙19の紙厚及び紙幅
のデータと、最適圧テーブル43に記憶された記録用紙
19の紙厚及び紙幅に応じた最適圧とが比較演算され、
検知手段23によって検知された記録用紙19の紙厚及
び紙幅のデータに応じた最適圧が求められる。
次に、比較演算回路44は、上記最適圧のデータに基づ
いてコントローラ45に信号を送り、このコントローラ
45を介して駆動モータ38を回転駆動することによっ
て、圧力ローラ17を上下動させ、誘電体トラムlと圧
力ローラ17との圧接圧力が最適圧となるように調整す
る。
こうすることによって、記録用紙■9の紙厚及び紙幅が
異なった場合でも、常にこの記録用紙19の紙厚及び紙
幅に応じた最適の圧接圧力で誘電体ドラムlの表面に形
成されたトナー像を転写定着することができるので、常
に良好な定着状態で画像の記録を行うことができる。
第13図はこの発明の他の実施例を示すものであり、前
記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、圧力調整手段が誘電体ドラムと圧
力ローラとの圧接圧力を調9 節するばかりでなく、誘電体ドラムと圧力ローラとのス
キュー角度をも調節するように構成されている。
すなわち、上記圧力ローラ17は、第13図に示すよう
に、その両端が圧力調整アーム50に軸支されているが
、この圧力調整アーム5oは、第14図に示すように、
一端側を支点として誘電体ドラム1と交差するように傾
動自在となっている。
そして、上記圧力調整アーム5oの一端には、第13図
に示すように、圧力印加用スプリング51及びバネ受け
52を介してカム53が配設されており、このカム53
が図示しない駆動モータによって回転することにより、
圧力印加用スプリング51及びバネ受け52を介して圧
力調整アーム50の一端に印加される圧力を調整し、結
果的に誘電体ドラム1と圧力ローラ17との圧接圧力を
調整するようになっている。
また、上記圧力調整アーム50の他端には、アーム支持
部材54が枢支されており、このアーム支持部材54は
、ボールネジ55に螺着されてい0 る。このボールネジ55は、保持マウント60に回転自
在に保持されている。上記ボールネジ55の他端には、
伝達ギア56が固着されており、この伝達ギア56には
、駆動モータ57の回転軸に取付けられた駆動ギア58
が歯合されている。
そして、上記駆動モータ57を回転駆動することによっ
て、駆動ギア58及び伝達ギア56を介してボールネジ
55を回転駆動し、このボールネジ55の先端に螺着さ
れたアーム支持部材54を出没させる。こうすることに
よって、アーム支持部材54が枢支された圧力調整アー
ム50は、その一端を支点にして水平面内で傾動し、誘
電体ドラムlと圧力ローラ17とのスキュー角度を調整
するようになっている。
上記誘電体ドラムlと圧力ローラI7とのスキュー角度
を変化させることによって、第15図に示すように、誘
電体ドラム1と圧力ローラ17との所定の圧接圧力にお
いて、圧力ローラ17の軸方向にそって圧力をほぼ均一
とすることができる。
このように、圧力調整手段30が誘電体ドラム■と圧力
ローラ17との圧接圧ノJと、誘電体ドラム1と圧力ロ
ーラ17とのスキュー角度をも調節するようにした場合
には、最適圧テーブル43には、当然圧力データ以外に
もスキュー角度に関するデータが記憶される。
その他の構成及び作用は前記実施例と同一であるので、
その説明を省略する。
第16図はこの発明のさらに他の実施例を示すものであ
り、前記実施例と同一の部分には同一の符号を付して説
明すると、この実施例では、検知手段が記録用紙の紙厚
及び紙幅を直接検知するのではなく、記録用紙を収容す
る記録用紙カセットに設けられた指標部によって、記録
用紙の紙厚及び紙幅を判別検知するように構成されてい
る。
すなわち、上記記録用紙19は、第16図に示すように
、通常用紙カセット60に多数枚が収容されており、ユ
ーザーは、使用する所望の紙厚及びサイズの記録用紙が
収容された用紙カセット60を選択して、装置本体62
に装着してプリント等を行う。そのため、上記用紙カセ
ット60の先端部に、内部に収容された記録用紙19の
紙厚及びサイズを示す指標部63を設けておき、用紙カ
セット60を装置本体62に装着する際に、装置本体6
2に設けられたフォトセンサ等の検知手段64によって
、用紙カセット60の指標部63を検知し、使用する記
録用紙19の紙厚及び紙幅を判別検知するようになって
いる。
その他の構成及び作用は前記実施例と同一であるので2
、その説明を省略する。
なお、前記実施例では、検知手段23によって検知され
た記録用紙19の紙幅及び紙厚のデータに基づいて、こ
の記録用紙19の紙幅及び紙厚に応じた最適圧力を得る
のに、最適圧を予めテーブルに記憶させた最適圧テーブ
ル43を用いた場合について説明したが、これに限定さ
れるわけではなく、検知手段23によって検知された記
録用紙19の紙幅及び紙厚のデータに基づいて、第19
図及び第20図に示すように、紙厚及び紙幅に応じて常
に最適圧の値を所定の演算式によって演算することによ
って求めるようにしても勿論よい。
3 また、前記実施例では、検知手段23として記録用紙1
9の上下両側に光学変位センサ24.25を配置して、
記録用紙19の紙幅及び紙厚を検知する場合について説
明したが、これに限定されるわけではなく、第17図に
示すように、記録用紙19の通過によって上下動する接
触子70を設け、この接触子70の上下動を1つの光学
変位センサ24によって検知することにより、記録用紙
J9の紙幅及び紙厚を検知しても勿論よい。
この場合には、光学変位センサの数が少なくて済むため
、コストダウンが可能となる。
〔発明の効果〕 この発明は以上の構成及び作用よりなるもので、画像の
記録に使用される記録部材の厚さや幅が変化した場合で
も、常に最適な圧力によって転写定着を行うことができ
、良好な画像記録が行えるようにした静電記録装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る静電記録装置を示す構9 へ 4 成因、第2図は静電記録ヘッドのイオン生成部を示す平
面図、第3図は同断面図、第4図は静電記録ヘッドを示
す断面図、第5図は同平面図、第6図は静電記録ヘッド
の作動状態を示す断面図、第7図は検知手段を示す平面
図、第8図は検知手段を示す断面図、第9図は検知手段
を示す側面図、第1O図は圧力調整手段を示す斜視図、
第11図は同側面図、第12図は制御回路を示すブロッ
ク図、第13図は圧力調整手段の他の実施例を示す側面
図、第14図は同平面図、第15図はスキュー角度と圧
力との関係を示すグラフ、第16図は検知手段の他の実
施例を示す構成図、第17図は検知手段の更に他の実施
例を示す構成図、第18図は従来の静電記録装置を示す
構成図、第19図及び第20図は紙厚及び紙幅と圧力と
の関係をそれぞれ示すグラフである。 〔符号の説明〕 1・・・誘電体ドラム 2・・・静電記録ヘッド 17・・・圧力ローラ 96 9・・・記録用紙 3・・・検知手段 0・・・圧力調整手段 特 許 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代 理
 人 弁理士  中村 智廣(外1名)第 2 図 第 図 第4 図 1′) 第 図 第 7 図 第 図 第 図 第10図 1 区 派 出 山 笛 10 代ハ 箪90 園 倒う J レジ 0 80  100 120 紙厚(μm) 200  300  400 紙幅(mm)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体ドラムと、前記誘電体ドラムの表面に画像
    信号に応じて静電潜像を形成可能な静電記録ヘッドと、
    前記誘電体ドラムの表面に形成された静電潜像を顕像化
    してトナー像を形成する現像器と、前記誘電体ドラムに
    圧接する圧力ローラを具備し、前記誘電体ドラムと圧力
    ローラとのニップ部に記録部材を通過させ、圧力によっ
    て誘電体ドラム上に形成されたトナー像を記録部材上に
    転写定着する静電記録装置であって、前記記録部材の厚
    さ及び幅を検知する検知手段と、前記検知手段によって
    検知された厚さ及び幅に基づいて前記ニップ部の最適圧
    を設定する最適圧設定手段と、前記最適圧設定手段の設
    定圧力に基づいて誘電体ドラムと圧力ローラとの圧接圧
    力を調整する圧力調整手段とを具備することを特徴とす
    る静電記録装置。
  2. (2)前記圧力調整手段が圧力ローラのスキュー角度及
    び誘電体ドラム方向の位置を調整する手段からなること
    を特徴とする請求項第1項記載の静電記録装置。
  3. (3)前記検知手段が記録部材を収容する記録部材カセ
    ットに設けられた指標部によって記録部材の厚さ及び幅
    を検知することを特徴とする請求項第1項又は第2項記
    載の静電記録装置。
JP32613189A 1989-12-18 1989-12-18 静電記録装置 Pending JPH03186879A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6934484B2 (en) 2002-08-01 2005-08-23 Ricoh Company, Ltd. Image-forming apparatus and image-forming method
JP2006350248A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Ricoh Co Ltd 搬送装置および画像形成装置
JP2007102213A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Xerox Corp モーター電流により制御される転写定着ローラー負荷
JP2012018397A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Xerox Corp 簡易プリンタの冷圧式転写定着

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