JPH0318593Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318593Y2
JPH0318593Y2 JP10878286U JP10878286U JPH0318593Y2 JP H0318593 Y2 JPH0318593 Y2 JP H0318593Y2 JP 10878286 U JP10878286 U JP 10878286U JP 10878286 U JP10878286 U JP 10878286U JP H0318593 Y2 JPH0318593 Y2 JP H0318593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
karut
decorative board
work
carot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10878286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6317250U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10878286U priority Critical patent/JPH0318593Y2/ja
Publication of JPS6317250U publication Critical patent/JPS6317250U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318593Y2 publication Critical patent/JPH0318593Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は墓所、またはその墓石の下方に、埋
設されて、複数体の骨壺等を収容することの出来
るカロートに関するものである。
(従来の技術) 従来、墓所又は墓地に埋設され、そして骨壺等
を安置、収容するカロートは次のようにして製作
された。即ち、設置箇所に長方形などの内枠と外
枠とからなる木枠などの型枠を仮設し、これらの
型枠の間隙に生コンクリートを流し込み、ついで
底棚を形成し、中棚、天蓋を張設し、こうして、
コンクリート部分の総ての作業を完了し、その後
数日間の養生を経て、例えば底棚と中棚の2段か
らなる棚段のそれぞれの上面に表面加工を施工し
た。つまり、その表面をモルタル等を用い、そし
て人手による左官作業でその表面に平滑な化粧面
を形成して、骨壺を安置していた。
しかし、上述のような従来の左官作業を伴うカ
ロートは以下のような欠点を有していた。すなわ
ち、その仕上げである左官作業は最終工程で実施
されるのであるが、この段階では狭い前記カロー
ト内での例えば30−60分間の比較的長い時間の作
業は必ずしも容易ではない。その性質上、カロー
トの内部は、それ自体で、内部空間は広くなく、
これは、例えば高さ690mm、幅600mm、中棚の前縁
までの奥行540mmである。その上、一個の大きく
はない納骨用の出入口が設けられているのみで、
その他は、その内部の四囲が総て密閉と成つてい
るので、カロート内は左官作業の作業環境として
望ましいものではなく、従つて、前記棚段の化粧
加工には多大の手間と時間、または高度な熟練を
必要とするという大きな欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は、上記欠点に鑑み、カロート内
での人手による作業を減少させると共に、その棚
段の化粧加工の程度をより向上させたカロートを
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のカロートは墓所、又は墓石の下方に埋
設されるカロートにおいて、そのカロートの内部
の骨壺の安置される複数の各棚段の上面及び前縁
に亙つて、通常のモルタル仕上げ加工の方法に代
えて、一枚物のあらかじめ加工された断面L字状
の化粧板を被覆、貼着して、前記棚段を表面加工
することに特徴を有するものである。
(実施例) 次にこの考案の一実施態様のカロートを図面を
参照して説明する。
第1図は、この考案の一実施様態の断面図、第
2図はその一部切り欠き斜視図、第3図はカロー
トの棚段に固定される化粧板の斜視図である。
第1図において、1はカロートで、コンクリー
トで製作され、これは墓石2の下方に設置され、
通常地面3の下に埋設される。4は天蓋で、この
上の一部分には前記墓石2が置かれ、他の部分に
は出入口5が設けられる。6は側壁で、これら四
面はベタ打ちにしてある。7は床面で、これには
水抜き孔8が設けられる。9は底棚で、前記床面
7より隆起して設けられる。10は中棚で、前記
底棚9の上方に側壁から突設して設けられる。1
1は断面L字状の化粧板で例えば硬質塩化ビニー
ル板などのプラスチツク板、又ステンレススチー
ル板を用いて製作され、前記底棚9及び中棚10
の上面及び前縁に亙つて接着剤などを使用して固
定される。勿論、この場合、上記のような固定方
法の外に、周知の一般的な方法を用いて固定する
ことも可能である。
この考案のカロートの製作に当たつては、設置
箇所に長方形などの内枠と外枠とからなる木枠な
どの型枠を仮設し、これらの型枠の間隙に生コン
クリートを流し込んで側壁6、床面7を形成し、
次に底棚9、中棚10及び天蓋(又はスラブ)4
を順次に設けて、コンクリート部分の総ての作業
を完了する。その後、数日の養生を経て、例えば
底棚9と中棚10の2段からなる棚段のそれぞれ
に断面L字状の前記第3図に示す化粧板11を最
も簡便には接着剤を用いて固定するが、この作業
は接着剤を塗布して、次に化粧板を底棚9、中棚
10に貼付する。
(考案の効果) この考案は以上のように、骨壺の安置される各
棚段の上面及び前縁を一枚物の断面L字状の化粧
板で被覆、貼着して、前記棚段を表面加工したの
で、本案のカロートの製作に際しては、そのコン
クリートカロートのフレームの大部分が完成した
後の狭いカロート内部の左官作業が不要となる。
すなわち、前記化粧板の貼着によつて最終的に難
度の高い左官仕上げ作業がなくなり、作業が大幅
に簡易化されるという特段の利益を上げることが
できる。
更に、本案の化粧板の固定された、骨壺を安置
する、底棚及び中棚の上面及び前縁の化粧の程度
はその化粧板が作業のし易いカロートの外の広い
場所で製作されるので、廉価、美麗かつ良好にこ
れを形成することができる等の産業上顕著な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施態様のカロートの
断面図、第2図は同一部切り欠き斜視図、第3図
はその化粧板の斜視図である。 図面において、1……カロート、9……底棚、
10……中棚、11……化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 墓所、又は墓石の下方に埋設されるカロートに
    おいて、そのカロートの内部の骨壺の安置される
    複数の各棚段の上面及び前縁に亙つて、通常のモ
    ルタル仕上げ加工の方法に代えて、一枚物のあら
    かじめ加工された断面L字状の化粧板を被覆、貼
    着して、前記棚段を表面加工することを特徴とす
    るカロート。
JP10878286U 1986-07-17 1986-07-17 Expired JPH0318593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10878286U JPH0318593Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10878286U JPH0318593Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6317250U JPS6317250U (ja) 1988-02-04
JPH0318593Y2 true JPH0318593Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=30986295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10878286U Expired JPH0318593Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0318593Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7105399B2 (ja) * 2018-12-28 2022-07-25 加西商事株式会社 排水機構を備えた墓、及びその補修方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6317250U (ja) 1988-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4751803A (en) Prefabricated concrete wall structure
US4557004A (en) Waterproof shower module with tile-ready inner surfaces
US4314430A (en) Core building system
US4605529A (en) Method of constructing a prefabricated concrete wall structure
US4059939A (en) Prefabricated building unit
US4542613A (en) Precast concrete building panel and method of producing the same
JPH0318593Y2 (ja)
US5606831A (en) Enclosed monolithic swimming pool
US3877186A (en) Building structure
US2644204A (en) Wood wall structure
JPH0613281Y2 (ja) ユニツトハウス
US1397650A (en) Building construction
JPH0442110Y2 (ja)
JP3083908B2 (ja) 浴室ユニット
JPH0249303Y2 (ja)
JPH0227066Y2 (ja)
RU2655489C1 (ru) Трехслойная стеновая панель и способ ее изготовления
JP2001220925A (ja) 墓の納骨堂内部(納骨棺内)結露防止式耐震性納骨堂
JPS6120918Y2 (ja)
WO1999040275A1 (en) Process for the execution of the foundation works of prefabricated modular housing units
JPS6013952Y2 (ja) 梁カバ−装置
JPS61130551A (ja) 玄関装置
JPS6317763Y2 (ja)
JPH052746Y2 (ja)
JP2922271B2 (ja) 設備配線、配管用堅型ダクトの構築方法