JPH03185172A - 敷物用打塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絨穂等の敷物の清掃に使用する打塵装置に関す
る。

〔従来の技術〕

絨毯等の敷物は、使用により表面の起毛面中に大量の塵
が残留する。

敷物の塵は、衣服等に付着する埃に比べて比重が大きく
、起毛中に深く潜入するので除去が困難である特性を有
する。これらの塵等はアレルギー等の原因ともなるので
、充分な洗浄が必要である。

従来、敷物を洗浄するには、デツキブラシ等の手工具を
用いて起毛中の塵を排出するとともに洗剤を用いて汚染
の洗浄を行うことが一般的であった。

また、業務として多量の敷物を洗浄するには、手工具に
かえて動力回転ブラシをもつボリッシャ等の動カニ具を
利用して作業能率を向上させている。

しかしながら、何れにせよ人手を必要とし、作業能率の
飛羅的な向上は困難であった。

そこで、紙様を自動的に洗浄する装置が提案され、例え
ば実公昭５８−４９１９７号公報に開示されている。

上記公報の装置は、まず絨種を起毛面を下方に向けた状
態で搬送路に供給し、上面に設けた回転する叩打体で塵
を打ち落す。次に送りベルトにょつて紙様の起毛面を上
方に向け、往復動するブラシで起毛面を掃き、洗剤をス
プレーした後に回転ブラシ整毛する構成を有する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記公報の装置は、紙様の種類や汚れの状態にかかわら
ずに一連の洗浄サイクルを自動的に達成するものであっ
て、例えば起毛の長い紙種や起毛の密度が濃い紙様にあ
っては、起毛中からの除塵が不十分である不具合があっ
た。

特に靴底に直接に接する紙種、マット等にあっては、起
毛中に比重の大きな砂塵等が侵入するために、これらの
塵を完全に排除することが困難であった。

そこで本発明は、紙様等の敷物の起毛面に含まれる塵を
効率よく排出、清掃する何匹装ｒ１１提供するものであ
る。

〔課題を解決するための手段〕

以上の課題を解決するために、本発明の何匹装置は、フ
レームの一側部に設ける敷物の投入台と、フレームの他
側部に設ける敷物の取出台と、投入台と取出台の間にあ
って敷物の起毛面を下面に向けた状態で搬送する系路を
有する搬送装置と、搬送系路の下側に配設する回転式の
下部何匹装置と、搬送系路の上側に配設する往復動式の
上部何匹装置と、搬送系路の下側に配設するローラブラ
シと、ローラブラシと取出台との間に設ける集塵ノズル
とを基本的な手段として備えている。そして、下部材１
Ｍ装置及び上部何匹装置を搬送装置の搬送系路に沿って
複数台配設することにより何匹効率の向上をはかる。主
要な構成手段である下部何匹装置は、回転軸と、回転軸
の外周部に接線方向にとりつける弾性材料製の叩打ベル
トとを備えてなるものであり、上部何匹装置は、回転軸
と、回転軸にとりつける偏心円板と、偏心円板に嵌合す
るロッドと、ロッドに連結するアームと、アームを上下
方向に案内する案内ロッドと、アームの下端が支持する
横棒とを備えてなる。また、搬送装置は、軸方向に一定
間隔毎に溝を設けた複数の搬送ローラと、複数の搬送ロ
ーラの溝に係合してかけ渡した搬送ワイヤとを備えてな
るものである。

〔作用〕

起毛面を下方に向けた状態で搬送ワイヤ上を搬送される
敷物は、上下の両方向から叩打され、起毛面内の塵を排
出する。

下部打塵装置は回転運動によって起毛面を叩打し、上部
何匹装置は往復運動によって敷物の裏地を叩打するので
、塵の排出清掃効果は高い。

〔実施例〕

以下１図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の敷物用何匹装置の正面図、第２図は側
面図であって、全体を符号１で示す何匹装置は、メイン
フレーム１０の一側部（上流側）に敷物の投入台２０を
設け、他側部（下流側）に敷物の取出台３０を設ける。

フレーム１０内には投入台２０に近い側から第１、第２
．第３の順に３本の搬送ローラ５０，６０．７０が回転
自在に支持され、３本の搬送ローラ５０，６０，７０は
互いにチェーン等の伝動手段により連結される。

第２図には投入台２０に最も近接した第１の搬送ローラ
５０がサブフレーム１２に対して軸受装ｒＸＸ５４によ
り回転自在に支持され、軸受装Ｅｉ５４の外側にスプロ
ケットやベルト用のホイール５２がとりつけである状態
を示している。

３本の搬送ローラ５０，６０．７０には、それぞれ等間
隔に溝が設けてあり、溝に係合するワイヤ８０がかけ渡
しである。これらのワイヤ８０は丈夫な合成樹脂材料で
つくられていて搬送系路を形威し、敷物を支持しつつ搬
送する。

第１の搬送ローラ５０の上部には第１の従動ローラ５５
が回転自在に配設される。この第１の従動ローラ５５は
支点５７を中心とするアーム（図示せず）により揺動自
在に支持されており、第１の搬送ローラ５０との間で敷
物を挟持して搬送する。第２の搬送ローラ６０の上部に
も第２の従動ローラ６５が支点６７を中心として揺動か
つ回転自在に支持される。第３の搬送ローラ７０の上部
にも第３の従動ローラ７５が支点７７を中心として揺動
かつ回転自在に支持される。

メインフレーム１０の上部に設けるサブフレーム１４上
には、第１のモータ１１０を配設し、チェーン１１５を
介して第３の駆動ローラ７ｏを駆動し、第３の駆動ロー
ラ７０はチェーン等を介して第１及び第２の駆動ローラ
５０，６０を駆動する。

第３の駆動ローラ７０と取出台３０の間にはロールブラ
シ２００を配設する。ロールブラシ２００は回転胴の周
囲にブラシを植設した構造をもち、敷物の起毛面の塵を
掃出する。ロールブラシ２００の下流側に隣接して集塵
ノズル２２０を配設し、ロールブラシ２００で掃出した
塵を真空集塵する。

サブフレーム１４上には第２のモータ１２０を配設しチ
ェーンやベルト等の伝動手段１２２によりロールブラシ
２００を駆動する。

第１の駆動ローラ５０と第２の駆動ローラ６０の間に第
１の下部何匹装置３００を配設する。

第４図は下部何匹装置３００の詳細な構造を示すもので
、回転軸３１０の周囲に正四角形の断面形状をもつ角パ
イプ部材３１４を嵌装し、角パイプ部材３１４の４個の
平面上にスペーサ３１６を介して叩打用のベルト部材３
２０をボルト３１８等の固着部材により接線方向に取付
ける。

叩打用のベルト部材３２０は平板状の弾性を有するプラ
スチックベルトを折り返して湾曲部３２２を形成したも
ので、ベルト部材３２０の幅寸法は搬送用のワイヤ８０
の間隔を通過する寸法にしてあり、ワイヤ８０の各間隔
部に配設する。

図示の実施例においては、搬送ローラ５０，６０．７０
に２０本の搬送用ワイヤ８０をかけ渡しである。従って
、１９個の叩打用のベルト部材３２０を軸方向に配設し
て下部打直装置１ｔ３００を構成する。

第２の駆動ローラ６０と第３の駆動ローラ７０の間に第
２の下部打塵装置３３０を配設する。第２の下部打直装
置３３０は第１の下部打直装置３００と同一の構成を有
する。ローラブラシ２００を駆動する第２のモータ１２
０は、伝動手段１２４を介して第２の下部打直装置３３
０を矢印Ａ方向に駆動し、第２の下部打直装置３３０は
伝動手段を介して第１の下部打血装２２３００を矢印Ａ
方向に駆動する。

メインフレーム１０の上部に設けるサブフレーム１６に
全体を符号４００で示す第１の上部材層装置を装備する
。第１の上部材層装置４００は、矢印Ｂに沿って上下に
往復動するアーム４１０の下端部に叩打用の横棒４２０
をとりつけた構造を有する。

第３図は第１の上部何匹装［４００の要部の詳細構造を
示す。

サブフレーム１６には一対の軸受４３０，４３５が取付
けられ、軸４４０を支持する。軸４４０の端部にはスプ
ロケットホイール４４２を固着し。

第３のモータ１３０によりチェーン駆動する。

一対の軸受４３０，４３５の中央部の軸４４０上に偏心
円板４５０を固着する。偏心円板４５０の外周部には軸
受４５５を介してロッド４６０を嵌装することによりク
ランク機構を構成し、ロッド４６０の下端はボールジヨ
イント部４６５を有するピン４７０を介して部材４８０
に連結される。

連結部材４８０は両端に植設する一対の案内ロッド４９
０，４９５に連結し、案内ロッド４９０゜４９５はサブ
フレーム１６に固着する軸受５００により摺動自在に支
持される。

回転軸４４０上には偏心円板４５０に隣接してバランサ
ー用の錘５２０をとりつけて回転軸４４０の振動を防止
する。

連結部材４８０の下面にはアーム４１０を固設し、アー
ム４１０の下端部は叩打用の横棒４２０を支持する。

横棒４２０は、例えば鉄の丸棒の外周に硬質のウレタン
ゴムを被覆したもので、起毛面を下方に向けて搬送され
る敷物を上側から叩打するように構成されている。横棒
４２０のスパンが長いときには、たわみが生ずるので、
スパン方向に同一の支持構造を設置して、たわみによる
影響を排除する。

なお、横棒４２０の断面形状は、丸形のほかにも硬質ゴ
ム、ウレタン等をたて長の長方形断面形状をもつように
して利用することもできる。

第１の上部何匹装ｒ！１４００は、その横棒４２０が第
１の下部何匹装置の回転中心の下流側に隣接して配設す
る。

第１の上部何匹装置４００と同一の構成を有する第２の
上部何匹装置６００を第２の下部材ａ装［３３０の下流
側に隣接して配設する。

第３のモータ１３０により第１及び第２の上部材Δ装置
４００，６００を駆動する。この際に、第１及び第２の
上部何匹装置のクランク運動の位相を互いに１８０度ず
らせてモータ１３０にかかる負担を軽減する。

上部何匹装置の横棒の運動と下部打皿装置の叩打用の回
転ベルトとの干渉を避けるように両者の位相を設定する
。

次に本装置の作用を説明する。

第１図において、起毛面を下方へ向けて投入台２０上に
載せた紙積、マット等の敷物を矢印Ｘ方向に押出すと、
敷物の先端部は第１の搬送ローラ５０と第１の従動ロー
ラ５５の間に挾まれ搬送ワイヤ８０上に支持されて強制
的に送られる。

第１の下部何匹装［３００は、その叩打用のベルト３２
０の湾曲部３２２が隣接するワイヤ８０の間隔から上方
へ突出するように矢印へ方向に回転しているので、叩打
用のベルト３２０が敷物の起毛面を全幅にわたって叩打
して起毛面中の塵を叩き出す。

叩き出された塵は、メインフレーム１０中に設置するダ
ストボックス１１に落下し、回収される。

第１の下部何匹装置３００は、その回転力の作用により
搬送ベット８０とともに敷物を下流側へ強制的に送る。

第１の上部何匹装置４００の下方に達した敷物は、その
裏面の全幅を上下動する横棒４２０で叩打される。この
裏面からの叩打によって下面に向いた起毛面中の塵は叩
き出されてデス１−ボックス１１内に落下し、回収され
る。

横棒４２０の直下部分においては、敷物は搬送ワイヤ８
０のみにより支持される。搬送ワイヤ８０は弾性を有す
る材料でつくられているので、横棒４２０の叩打による
衝撃を吸収し、搬送に支障を生ずることはない。

一対の下部何匹装［３００と上部何匹装置４００により
塵の叩き出しを受けた敷物の先端部は、第２の搬送ロー
ラ６０と従動ローラ６５に挾まれて付勢され、さらに下
流側へ送られる。

第２の搬送ローラ６０と第３の搬送ローラ７０との間に
も、それぞれ第２の下部何匹装置３３０と第２の上部何
匹装置ｉ！！６００を配設しであるので、敷物はさらな
る何匹処理を受ける。

何匹処理を終了した敷物は、第３の搬送ローラ７０と従
動ローラ７５の間から押し出され、ロールブラシ２００
と押さえ部材２１０の間に送り込まれる。ロールブラシ
２００は矢印Ａ方向に回転しており、叩打された起毛面
の整毛を行うとともに、起毛に付着した塵の掃き出しを
行う。

掃き出された塵は、ノズル２２０に吸収され処理される
。

以上に説明した一連の何匹清掃処理を完了した敷物は矢
印Ｙに沿って取出台３０に送り出され、何匹清掃工程を
完了する。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように紙様、マット等の敷物を清浄にす
るための何匹装置において、敷物の起毛面を下面に向け
た状態で搬送する搬送装置を備え、搬送系路の上下部に
それぞれ何匹装置を配設したので、短い距離の間で効率
良く何匹清掃を行うことができる。

下部に配設する何匹装置は、回転体の周囲に弾性を有す
る叩打ベルトを植設したものであって。

間欠的な叩打作用によって１毛足の長い起毛中に潜在す
る塵でも確実に排出することができる。また、この回転
叩打作用によって敷物を搬送方向へ付勢する効果もある
。

上部何匹装置は、クランク運動を利用した上下に往復運
動する横棒で敷物の裏地を叩打するものであって、起毛
面を下面に向けた敷物の裏地を強打することによって、
塵を排出、落下させる。

本発明においては、上下の何匹装置を搬送面に沿って複
数台配設することにより何匹効果の向上をはかつている
。

搬送装置は、一定間隔毎に多数の溝を形成した複数の搬
送ローラと、溝に係合する弾性材製の搬送ワイヤで構成
するので、下部何匹装置の回転体と干渉することはなく
、また、上部何匹装置による叩打のショックを吸収し、
振動、騒音の発生を防止する効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図は第１図
の側面図、第３図は要部の拡大図、第４図は下部材１１
ｉ装置の叩打部材を示す説明図である。 ｌ・・・・・・・・・敷物用何匹装置 １０・・・・・・・・・メインフレーム２０・・・・・
・・・・投入台 ３０・・・・・・・・・取出台 ５０．６０．７０・・・・・・・・・搬送ローラ８０・
・・・・・・・・搬送ワイヤ １１０．１２０，１３０・・・・・・・・・モータ２０
０・・・・・・・・・ロールブラシ２２０・・・・・・
・・・９Ａａノズル３００．３３０・・・・・・・・・
下部何匹装置４００．６００・・・・・・・・・上部打
塵装置第 ３ 図 第 図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）絨毯、マット等の敷物を叩打して起毛面中の塵を
   排出する敷物用打塵装置において、 フレームの一側部に設ける敷物の投入台と、フレームの
   他側部に設ける敷物の取出台と、投入台と取出台の間に
   あって敷物の起毛面を下面に向けた状態で搬送する系路
   を有する搬送装置と、搬送系路の下側に配設する回転式
   の下部打塵装置と、搬送系路の上側に配設する往復動式
   の上部打塵装置と、搬送系路の下側に配設するローラブ
   ラシと、ローラブラシと取出台との間に設ける集塵ノズ
   ルとを備えてなる敷物用打塵装置。
2. （２）下部打塵装置及び上部打塵装置を搬送装置の搬送
   系路に沿って複数台配設することを特徴とする請求項１
   記載の敷物用打塵装置。
3. （３）下部打塵装置は、回転軸と、回転軸の外周部に接
   線方向にとりつける弾性材料製の叩打ベルトとを備えて
   なることを特徴とする請求項１又は２記載の敷物用打塵
   装置。
4. （４）上部打塵装置は、回転軸と、回転軸にとりつける
   偏心円板と、偏心円板に嵌合するロッドと、ロッドに連
   結するアームと、アームを上下方向に案内する案内ロッ
   ドと、アームの下端が支持する横棒とを備えてなること
   を特徴とする請求項１又は２記載の敷物用打塵装置。
5. （５）搬送装置は、軸方向に一定間隔毎に溝を設けた複
   数の搬送ローラと、複数の搬送ローラの溝に係合してか
   け渡した搬送ワイヤとを備えてなることを特徴とする請
   求項１又は２記載の敷物用打塵装置。