JPH0318364B2 - - Google Patents

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JPH0318364B2
JPH0318364B2 JP57106465A JP10646582A JPH0318364B2 JP H0318364 B2 JPH0318364 B2 JP H0318364B2 JP 57106465 A JP57106465 A JP 57106465A JP 10646582 A JP10646582 A JP 10646582A JP H0318364 B2 JPH0318364 B2 JP H0318364B2
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JP
Japan
Prior art keywords
transistor
transistors
current source
terminal
variable
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57106465A
Other languages
English (en)
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JPS58222607A (ja
Inventor
Hisao Tateishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP10646582A priority Critical patent/JPS58222607A/ja
Publication of JPS58222607A publication Critical patent/JPS58222607A/ja
Publication of JPH0318364B2 publication Critical patent/JPH0318364B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/02Manually-operated control

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、利得制御信号によつて、出力信号レ
ベルの増減を制御する利得制御回路の改善に関す
る。
従来、なだらかに利得を制御する回路として
は、第1図にその一例を示す様な回路構成が知ら
れている。第1図に於いて、端子1は電源端子で
あり端子3は接地端子である。差動増幅器を構成
するトランジスタ17,18のエミツタは、夫々
接抗19,20を介して定電流源21に接続され
る。トランジスタ17のベースには、可変バイア
ス端子25が接続されて可変バイアス電圧(図示
せず)が印加される。また、トランジスタ18の
ベースには、固定バイアス端子24が接続されて
固定バイアス電圧(図示せず)が印加される。こ
れらのトランジスタ17,18のコレクタは夫々
トランジスタ15,16のエミツタに接続されて
いて、それらのベースはともに共通で、固定バイ
アス端子23に接続されて固定バイアス電圧(図
示せず)が印加される。
一方、差動増幅器を構成するトランジスタ8,
9の夫々のエミツタは共通に接続され、その接続
点には定電流源12が接続されている。さらに、
もう一つの差動増幅器を構成するトランジスタ1
0と11のそれぞれのエミツタは共通接続され、
その接続点には、定電流源12と等しい電流を流
す定電流源14と、入力信号に応じて電流値が増
減する可変電流源13が接続されている。さら
に、トランジスタ8と11のベースは、トランジ
スタ15のエミツタとトランジスタ17のコレク
タに接続され、また、トランジスタ9と10のベ
ースは、トランジスタ16のエミツタとトランジ
スタ18のコレクタに接続される。トランジスタ
9と11のコレクタは、電源端子1に接続され、
トランジスタ8と10のコレクタは、トランジス
タ5のコレクタ及びトランジスタ6のベースに接
続されている。トランジスタ5のベースは、トラ
ンジスタ4のベースと共通接続で、また、トラン
ジスタ6のエミツタに接続される。このトランジ
スタ4と5のエミツタは電源端子1に接続され、
トランジスタ4のコレクタは、接抗7を介して接
地されると共に、出力端子2が接続され、この出
力端子2から出力が取り出される。
動作について、まず、減衰を取らない場合、つ
まりトランジスタ8,9,10,11の構成する
差動増幅器の利得が最大となる場合について説明
する。この場合には、可変バイアス端子25に印
加される電圧を固定バイアス端子24に印加され
る電圧よりも十分大きくする。従つて、差動増幅
器を構成するトランジスタ17は導通、他方のト
ランジスタ18は非導通となる。そのために、ト
ランジスタ15を通れる電流が、トランジスタ1
6を通れる電流よりも十分大きくなり、トランジ
スタ15のベース・エミツタ間電圧がトランジス
タ16のベース・エミツタ間電圧に比べて大きく
なる。従つて、トランジスタ15のエミツタ電圧
は、トランジスタ16のエミツタ電圧に比べて十
分低くなる。この結果、トランジスタ8と11は
非導通になり、他方、トランジスタ9と10は導
通になる。これにより、電源端子1−トランジス
タ9−定電流源12−接地3の経路で電流が流
れ、また電源端子1−トランジスタ5−トランジ
スタ10−可変電流源13−定電流源14−接地
3の経路で、入力信号の電流が減衰されることな
く流れる。さらに、トランジスタ4,5および6
はカレント・ミラー回路を構成し、トランジスタ
4にはトランジスタ5の電流と等しい電流が流れ
る。従つて、出力端子2には、可変電流源13と
同相の出力信号が取り出される。
次に、この回路で減衰量を大きくする場合、つ
まり、トランジスタ8,9,10,11の構成す
る差動増幅器の利得を減少する場合について説明
する。この場合には、可変バイアス端子25に、
固定バイアス端子24よりも十分低い電圧を印加
する。従つて、トランジスタ17は非導通にな
り、トランジスタ18は導通になる。そのため
に、今度は逆に、トランジスタ16に流れる電流
が、トランジスタ15に流れる電流よりも大きく
なり、トランジスタ16のベース・エミツタ間電
圧が、トランジスタ15のそれよりも大きくな
る。従つて、トランジスタ16のエミツタ電圧
が、トランジスタ15のエミツタ電圧よりも低く
なる。このために、トランジスタ9と10は不導
通になり、トランジスタ8と11は導通となる。
この結果、入力信号に応じた電流が流れる可変電
流源13の電流は、電源端子1−トランジスタ1
1−可変電流源13−定電流源14−接地の経路
で流れ、出力端子2には信号が出力されない。さ
らに、可変電流源22を可変することにより、ト
ランジスタ15と16の電流差を可変することが
できるため、この減衰量自体を可変できる。この
様にして、可変バイアス端子25に与えられる電
圧を可変して行くことにより、トランジスタ15
と16のベース・エミツタ間に生じる差電圧によ
つて、出力端子2の出力信号を可変することがで
きる。
また、定電流源12と定電流源14には、等し
い直流電流が流れているために、差動増幅器を構
成しているトランジスタ10と11の直流電流の
配分が変えられる。従つて、出力端子2の直流電
圧分を出力端子2に現われる信号の有無にかかわ
らず一定となる様に補正している。
この回路の利得制御値をATTとすれば ATT=1/1+I15/I16 ……(1) となる。但し、I15,I16はトランジスタ15,1
6に流れる電流値である。トランジスタ16が導
通しているときは、定電流源21および可変電流
源22の電流が流れるので、従来の回路に於ける
利得制御値ATTは、(1)式より ATT=I16+I22/I21+I22 ……(2) で決まる。
ところが、従来の回路で、利得の最大減衰量を
大きくするために可変電流源22の電流値を大き
くすると、最大利得を維持しなければならないと
き(V25−V24》0,つまりI16≒0)に、トラン
ジスタ15と16にあらかじめ設定されたオフセ
ツト電流(I15−I16)が小さくなる。このため、
トランジスタ8,9と10,11の構成する差動
増幅器の利得が、この可変電流源22の電流値に
比例して減衰してしまい、最大利得が低下すると
言う欠点があつた。すなわち、第3図に、電流特
性(同図a),出力特性(同図b)を示すように、
可変電流源22の電流値増大に伴なつてトランジ
スタ16に流れる電流I16が全体的にもち上がり、
この結果、最大利得が低下する。
本発明の目的は、利得の最大減衰量を可変でき
ると同時に最大利得の低下を抑制した利得制御回
路を提供することにある。
本発明による利得制御回路は、入力信号源に対
して差動型式に接続され、少なくとも一方のコレ
クタから出力信号が取り出された第1および第2
のトランジスタと、第1の電流源に対して差動型
式に接続され、それぞれコレクタ負荷を有する第
3および第4のトランジスタと、第2の電流源に
対して差動型式に接続された第5および第6のト
ランジスタと、前記第3および第6のトランジス
タのベース共通接続点と前記第4および第5のト
ランジスタのベース共通接続点との間に利得制御
電圧を印加する手段とを備え、前記第1のトラン
ジスタのベースは前記第3のトランジスタのコレ
クタに接続され、前記第2のトランジスタのベー
スは前記第4および第5のトランジスタのコレク
タに接続されていることを特徴とする。
第2図は、この発明の一実施例を示す回路図で
ある。構成に於いては、以下の点を除いて、第1
図に示した回路と同様である。従つて、第1図と
同じ回路部分には、同一番号を付して、その詳細
な説明を省略する。この実施例では、差動増幅器
を構成するトランジスタ26および27が設けら
れ、夫々のエミツタには、抵抗28と29が接続
されている。それら抵抗28,29の共通の接続
点には、減衰量を可変するための可変電流源30
が接続され、トランジスタ26のコレクタは、ト
ランジスタ16のエミツタ及びトランジスタ18
のコレクタに接続され、トランジスタ27のコレ
クタは、電源端子1に接続される。
動作に於いて、最大利得を維持しなければなら
ない状態では、可変バイアス端子25に印加され
る電圧が、固定バイアス端子24に印加される電
圧よりも高いために、トランジスタ26は非導通
となり、トランジスタ27は導通になる。従つ
て、電源端子1−トランジスタ27−抵抗29−
可変電流源30−接地と電流が流れることにより
最大減衰量を可変する可変電流源30の電流値が
トランジスタ15,16に影響を及ぼさない。ま
た、利得を減少する場合には、可変バイアス端子
25に印加される電圧が、固定バイアス端子24
に印加される電圧よりも低いために、トランジス
タ27は非導通になり、トランジスタ26は導通
になる。これにより、可変電流源30の電流は、
電源端子1−トランジスタ16−トランジスタ2
6−可変電流源30−接地の経路を通つて流れ
る。つまり、トランジスタ16には定電流源21
と可変電流源30の加算された電流が流れること
になり、この可変電流源30の電流値を調節すれ
ば、利得の最大減衰量を調節することができる。
この原理を説明したのが、第4図である。本発
明回路の利得制御値ATTは、(1)式を用いて、 ATT=I18+I26/I21+I26 ……(3) 但しI18,I26はトランジスタ18,26に流れ
る電流値で、I21は、定電流回路21を流れる定
電流値である。
(2)式及び(3)式から、最大利得を取る状態(V25
−V24》0のとき)で、利得制御値を求める。
ATTOLD=I16,cutoff+I22/I21+I22 ……(4) ATTNEW=I18,cutoff+I26,cutoff/I21+I26,cuto
ff……(5) 但し、ATTOLD:従来回路の利得制御値 ATTNEW:本発明回路の利得制御値 I16,cutoff,I18,cutoff,I26,cutoffは夫々
トランジスタ16,18,26の非導通状態
に流れる電流値 ここで、I16,cutoff=I18,cutoffであるとすれ
ば、第5図から分かる様に、最大減衰量を調整す
る電流値が、従来回路では、定電流値それ自身で
あるのに対して、本発明回路では、差動増幅器の
非導通側トランジスタに流れる電流分に抑えられ
るために、最大利得制御値への影響は極めて少な
い。
以上の様に、本発明によれば、従来の利得制御
回路に差動増幅回路を加える事により、出力信号
が減衰量を調節する可変電流源によつて、変動す
ることなくなだらかに減衰し、確実にかつ十分に
大きく可変減衰することができる利得制御回路を
実現することができる。
特に、検波出力を電流変換して可変電流源13
とするFM−IF回路に於いて、実用感度(検波出
力のS/Nが30dBのとき)以下の弱入力電界強
度の場合、検波出力のS/N比が目立ち聴感上快
しいものとは言えない。そこで、本発明回路のよ
うに実用感度以上の電界強度下では、可変バイア
ス端子25に印加される電圧を固定バイアス端子
24の電圧よりも高くして最大利得値が得られる
様にする。一方、実用感度以上の電界強度の場
合、その電界強度に正比例した電圧を、可変バイ
アス端子に印加し、利得を制御して、信号及び雑
音を同時にしぼり込み、聴感上雑音が目立たない
様にすることができる。さらに、この場合に可変
電流源30の電流値を調整することにより、利得
の減衰特性は調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の利得制御回路の一例を示す回路
図である。第2図は、この発明の一実施例を示す
回路図である。第3図および第4図は第1図およ
び第2図の利得制御特性を示すグラフ、第5図は
最大利得に対する第1図,第2図の回路の影響を
示すグラフである。 各図において、4,5,6,8,9,10,1
1,15,16,17,18,26,27はトラ
ンジスタであり、7,19,20,28,29は
抵抗であり、端子1は電源端子、端子3は接地端
子、端子23及び24は固定バイアス端子で、1
2,14,21は定電流源回路である。また、1
3は入力信号に応じた電流を可変する可変電流源
であり、端子25は入力信号のレベルの大きさに
比例した電圧を印加される利得制御信号である。
さらに、30はこの利得回路の最大減衰量を調整
する可変電流源で、端子2は出力端子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号源に対して差動型式に接続され、少
    なくとも一方のコレクタから出力信号が取り出さ
    れた第1および第2のトランジスタと、第1の電
    流源に対して差動型式に接続され、夫々コレクタ
    負荷を有する第3および第4のトランジスタと、
    第2の電流源に対して差動型式に接続された第5
    および第6のトランジスタと、前記第3および第
    6のトランジスタのベース共通接続点と前記第4
    および第5のトランジスタのベース共通接続点と
    の間に利得制御電圧を印加する手段とを備え、前
    記第1のトランジスタのベースは前記第3のトラ
    ンジスタのコレクタに接続され、前記第2のトラ
    ンジスタのベースは前記第4および第5のトラン
    ジスタのコレクタに接続されていることを特徴と
    する利得制御回路。
JP10646582A 1982-06-21 1982-06-21 利得制御回路 Granted JPS58222607A (ja)

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JP10646582A JPS58222607A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 利得制御回路

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JPS58222607A JPS58222607A (ja) 1983-12-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127311A (en) * 1981-01-30 1982-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Direct current gain controller

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127311A (en) * 1981-01-30 1982-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Direct current gain controller

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JPS58222607A (ja) 1983-12-24

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