JPH03182745A - 写真フイルムパトローネ並びにその写真フイルムパトローネを使用するカメラ - Google Patents
写真フイルムパトローネ並びにその写真フイルムパトローネを使用するカメラInfo
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- JPH03182745A JPH03182745A JP1323478A JP32347889A JPH03182745A JP H03182745 A JPH03182745 A JP H03182745A JP 1323478 A JP1323478 A JP 1323478A JP 32347889 A JP32347889 A JP 32347889A JP H03182745 A JPH03182745 A JP H03182745A
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はフィルムを収納する写真フィルムパトローネ並
びにその写真フィルムパトローネを使用するカメラに関
するものである。
びにその写真フィルムパトローネを使用するカメラに関
するものである。
135フイルムパトローネを装填して使用するカメラの
中には、撮影後にフィルム巻き戻しを行うと、フィルム
先端部までも完全にパトローネ本体内に巻き込んでしま
うものがある。このようなカメラに使用されるフィルム
パトローネでは、使用後、フィルムの先端部がパトロー
ネ本体内に巻き込まれるから、フィルム先端部がパトロ
ーネ本体から出ているか否かで撮影済みか否かを判断す
ることができる。
中には、撮影後にフィルム巻き戻しを行うと、フィルム
先端部までも完全にパトローネ本体内に巻き込んでしま
うものがある。このようなカメラに使用されるフィルム
パトローネでは、使用後、フィルムの先端部がパトロー
ネ本体内に巻き込まれるから、フィルム先端部がパトロ
ーネ本体から出ているか否かで撮影済みか否かを判断す
ることができる。
他方、フィルム現像処理の作業性を考慮し、フィルム巻
き戻しを行ってもフィルム先端部を完全にパトローネ本
体内に巻き込まないようにしたカメラもある。このよう
なカメラに装填され、使用されたフィルムパトローネで
は、使用後もフィルムの先端部がパトローネ本体から出
ているため、フィルムパトローネを見ただけでは、それ
が撮影済みであるか否かを判断することができないとい
う問題がある。
き戻しを行ってもフィルム先端部を完全にパトローネ本
体内に巻き込まないようにしたカメラもある。このよう
なカメラに装填され、使用されたフィルムパトローネで
は、使用後もフィルムの先端部がパトローネ本体から出
ているため、フィルムパトローネを見ただけでは、それ
が撮影済みであるか否かを判断することができないとい
う問題がある。
また、最近では米国特許第4832275号。
同第4834306号、同第4846418号各公報に
開示されているように、カメラへの装填操作の簡便化を
図るために未使用状態でもフィルム先端部をパトローネ
本体内に収めておき、パトローネ本体内のスプールをカ
メラ側の機構で回転させることによってフィルム先端部
をパトローネ本体外に送り出せるようにしたフィルムパ
トローネが提案されている。このようなフィルムパトロ
ーネでは、フィルムの巻き戻しによってフィルム先端部
までもパトローネ本体内に巻き込んでしまうと、やはり
撮影済みであるか否かが識別できなくなる。
開示されているように、カメラへの装填操作の簡便化を
図るために未使用状態でもフィルム先端部をパトローネ
本体内に収めておき、パトローネ本体内のスプールをカ
メラ側の機構で回転させることによってフィルム先端部
をパトローネ本体外に送り出せるようにしたフィルムパ
トローネが提案されている。このようなフィルムパトロ
ーネでは、フィルムの巻き戻しによってフィルム先端部
までもパトローネ本体内に巻き込んでしまうと、やはり
撮影済みであるか否かが識別できなくなる。
特開昭58−121027号公報記載のフィルムパトロ
ーネは、パトローネ本体の外壁に検知片を備えており、
パトローネ本体がカメラに装填されたときに前記検知片
を屈曲させ、その機械的な変形をカメラ側のスイッチで
検出して使用済みであることが分るようにしている。
ーネは、パトローネ本体の外壁に検知片を備えており、
パトローネ本体がカメラに装填されたときに前記検知片
を屈曲させ、その機械的な変形をカメラ側のスイッチで
検出して使用済みであることが分るようにしている。
しかしながら、上述した特開昭58−121027号公
報記載のフィルムパトローネでは、装填初期に前記検知
片が屈曲されるから、装填途中に思い直して取り出し、
これを後日再装填する場合には、未使用にもかかわらず
、使用済みのものと誤認するという問題があった。
報記載のフィルムパトローネでは、装填初期に前記検知
片が屈曲されるから、装填途中に思い直して取り出し、
これを後日再装填する場合には、未使用にもかかわらず
、使用済みのものと誤認するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、フィルム給送
を検出して、使用・未使用の表示を行うようにした写真
フィルムパトローネ並びにその写真フィルムパトローネ
を使用するカメラを提供することを目的とする。
を検出して、使用・未使用の表示を行うようにした写真
フィルムパトローネ並びにその写真フィルムパトローネ
を使用するカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の写真フィルムパト
ローネはフィルムが巻きつけられたスプールを回動自在
に支持するとともに前記フィルムを光密に収納するフィ
ルム容器と、このフィルム容器の外壁に互いに離間して
露出された2個の外部端子と、前記フィルム容器内に設
けられ、前記スプールの回転によって前記2個の外部端
子間を非可逆的にスイッチングさせるスイッチング手段
とを備えている。
ローネはフィルムが巻きつけられたスプールを回動自在
に支持するとともに前記フィルムを光密に収納するフィ
ルム容器と、このフィルム容器の外壁に互いに離間して
露出された2個の外部端子と、前記フィルム容器内に設
けられ、前記スプールの回転によって前記2個の外部端
子間を非可逆的にスイッチングさせるスイッチング手段
とを備えている。
また別の発明では、上記写真フィルムパトローネが装填
されたときに前記外部端子に各々接触する一対の接点部
材と、これらの接点部材間の導通・非導通を検出する検
出手段と、この検出手段からの信号により写真フィルム
パトローネの使用・未使用を判定する判定手段とを備え
たものである。
されたときに前記外部端子に各々接触する一対の接点部
材と、これらの接点部材間の導通・非導通を検出する検
出手段と、この検出手段からの信号により写真フィルム
パトローネの使用・未使用を判定する判定手段とを備え
たものである。
上記構成によれば、スイッチング手段はスプールの回動
により、外部端子間の接続又は遮断を行う。このスイッ
チング手段は1回のスイッチングしか行えないため、外
部端子は接続又は遮断の状態を保持する。
により、外部端子間の接続又は遮断を行う。このスイッ
チング手段は1回のスイッチングしか行えないため、外
部端子は接続又は遮断の状態を保持する。
また、別の発明の構成では、検出手段は接点部材を介し
て、装填される写真フィルムパトローネの外部端子間の
導通を検出を行い、信号を判定手段に出力する。この後
、判定手段は検出手段からの信号により、写真フィルム
パトローネの使用・未使用を判定する。
て、装填される写真フィルムパトローネの外部端子間の
導通を検出を行い、信号を判定手段に出力する。この後
、判定手段は検出手段からの信号により、写真フィルム
パトローネの使用・未使用を判定する。
以下、図面を参照して、本発明の写真フィルムパトロー
ネ並びに写真フィルムパトローネを使用するカメラの実
施例を説明する。
ネ並びに写真フィルムパトローネを使用するカメラの実
施例を説明する。
第1図及び第2図は本発明の写真フィルムパトローネの
第1実施例を示すものである。この写真フィルムパトロ
ーネ2は遮光性のプラスチックで底形されたパトローネ
本体3及び蓋4とからなる内部に、未露光のフィルム5
を光密に収納している。このフィルム5は一端を固定し
た状態で、スプール6に巻かれている。このスプール6
はパトローネ本体3とM4で回転自在に支持されている
。
第1実施例を示すものである。この写真フィルムパトロ
ーネ2は遮光性のプラスチックで底形されたパトローネ
本体3及び蓋4とからなる内部に、未露光のフィルム5
を光密に収納している。このフィルム5は一端を固定し
た状態で、スプール6に巻かれている。このスプール6
はパトローネ本体3とM4で回転自在に支持されている
。
また、スプール6の両端部にはそれぞれフランジ7.8
が一体に形成されており、このフランジ7゜8は外部か
らの光を遮光するとともに、スプール6が写真フィルム
パトローネ2から抜は落ちないようにしている。なお、
このスプール6は両端が写真フィルムパトローネ2から
突出することなく、その輪郭内に収められ、ユーザが指
で簡単に回せないようになっている。
が一体に形成されており、このフランジ7゜8は外部か
らの光を遮光するとともに、スプール6が写真フィルム
パトローネ2から抜は落ちないようにしている。なお、
このスプール6は両端が写真フィルムパトローネ2から
突出することなく、その輪郭内に収められ、ユーザが指
で簡単に回せないようになっている。
前記フランジ7には先端がM4に当接する突起9が一体
に形成されている。この突起9の先端は鋭利な形状をし
ており、スプール6が回転されると、蓋4の内側に貼付
された後述するアルミ箔を切削する。そして、何回かの
切削後、突起9はアルミ箔を切断する。なお、この実施
例では突起9の先端を鋭利な形状にしたが、サンドペー
パーのような研磨効果を有する形状にしてもよい。
に形成されている。この突起9の先端は鋭利な形状をし
ており、スプール6が回転されると、蓋4の内側に貼付
された後述するアルミ箔を切削する。そして、何回かの
切削後、突起9はアルミ箔を切断する。なお、この実施
例では突起9の先端を鋭利な形状にしたが、サンドペー
パーのような研磨効果を有する形状にしてもよい。
前記パトローネ本体3の外周にはフィルム5が出入りす
る引出し口10が形成されている。この引出し口10に
は周知のテレンプ11が貼付されており、このテレンプ
11は引出し口lOからの外光を遮光している。パトロ
ーネ本体3の内部には、フィルム5の巻きほぐれを防止
する一対の弾性体12と、フィルム5の外周面に摺接し
て、回動されるフィルム5の先端部を剥離する先端分離
爪13とが設けられている。この状態で、スプール6を
第2図中時計方向に回転すると、フィルム5の先端はス
プール6の回転に連動して時計方向に回動される。この
後、フィルム5の先端は先端分離爪13でフィルム5の
外周面から剥離され、引出し口10方向に送られ、テレ
ンプ11の間を通り、パトローネ本体3外に送り出され
る。
る引出し口10が形成されている。この引出し口10に
は周知のテレンプ11が貼付されており、このテレンプ
11は引出し口lOからの外光を遮光している。パトロ
ーネ本体3の内部には、フィルム5の巻きほぐれを防止
する一対の弾性体12と、フィルム5の外周面に摺接し
て、回動されるフィルム5の先端部を剥離する先端分離
爪13とが設けられている。この状態で、スプール6を
第2図中時計方向に回転すると、フィルム5の先端はス
プール6の回転に連動して時計方向に回動される。この
後、フィルム5の先端は先端分離爪13でフィルム5の
外周面から剥離され、引出し口10方向に送られ、テレ
ンプ11の間を通り、パトローネ本体3外に送り出され
る。
蓋4には導通性のある一対の端子15.16が埋め込み
モールドされている。この端子15,16は蓋4の内側
に貼付された厚さ20μmのアルミ箔17に第3図に示
すように接続されている。
モールドされている。この端子15,16は蓋4の内側
に貼付された厚さ20μmのアルミ箔17に第3図に示
すように接続されている。
この実施例では端子15.16間をアルミ箔17で接続
したが、アルミ箔17の他に銅、銀、鉄等の金属の薄膜
、フィルムベースにアルミニウム。
したが、アルミ箔17の他に銅、銀、鉄等の金属の薄膜
、フィルムベースにアルミニウム。
金、鉛、ニッケル等の金属や、酸化スズ、酸化インジウ
ム、酸化亜鉛、硫化カドミニウム等の金属酸化物もしく
は硫化物を蒸着したもの、さらには有機導電性のポリマ
ーを塗布したもので接続してもよい。更に金属、金属酸
化物又はカーボンブラック等をバインダーに分散して塗
布したもや、半導体化合物(例えばヨウ化銅)を溶液に
溶解して塗布時に析出したもの等で端子15.16間の
接続を行ってもよい。
ム、酸化亜鉛、硫化カドミニウム等の金属酸化物もしく
は硫化物を蒸着したもの、さらには有機導電性のポリマ
ーを塗布したもので接続してもよい。更に金属、金属酸
化物又はカーボンブラック等をバインダーに分散して塗
布したもや、半導体化合物(例えばヨウ化銅)を溶液に
溶解して塗布時に析出したもの等で端子15.16間の
接続を行ってもよい。
第5図は本発明の写真フィルムパトローネとこれを装填
するカメラを示すものである。裏M20が開放されたカ
メラ本体21の中央部には、露光用間口22が形成され
ている。この露光用開口22を挟むように、前記写真フ
ィルムパトローネ2を収納するパトローネ室23と巻取
軸24が設けられた巻取室25とがカメラ本体21の両
端に形成されている。前記露光用開口22を挟むように
一対のフィルムガイド部28がパトローネ室23と巻取
室25との間に差し渡されている。
するカメラを示すものである。裏M20が開放されたカ
メラ本体21の中央部には、露光用間口22が形成され
ている。この露光用開口22を挟むように、前記写真フ
ィルムパトローネ2を収納するパトローネ室23と巻取
軸24が設けられた巻取室25とがカメラ本体21の両
端に形成されている。前記露光用開口22を挟むように
一対のフィルムガイド部28がパトローネ室23と巻取
室25との間に差し渡されている。
カメラ本体21の底面にはパトローネ室23に写真フィ
ルムパトローネ2を挿入するためのパトローネ挿入口2
6が形成されている。また、パトローネ室23には図中
破線で示すフォーク27が設けられており、このフォー
ク27はスプール6と嵌合してこれを回転し、フィルム
5の給送を行う。前記パトローネ室23には、フォーク
27に隣接して一対の検出端子29a、29bが設けら
れている。この検出端子29a、29bはパトローネ室
23方向にバネ性が付加されており、装填される写真フ
ィルムパトローネ2の端子15.16に確実に接触する
ようになっている。
ルムパトローネ2を挿入するためのパトローネ挿入口2
6が形成されている。また、パトローネ室23には図中
破線で示すフォーク27が設けられており、このフォー
ク27はスプール6と嵌合してこれを回転し、フィルム
5の給送を行う。前記パトローネ室23には、フォーク
27に隣接して一対の検出端子29a、29bが設けら
れている。この検出端子29a、29bはパトローネ室
23方向にバネ性が付加されており、装填される写真フ
ィルムパトローネ2の端子15.16に確実に接触する
ようになっている。
前記検出端子29a、29bには第6図に示すように端
子15.16間の導通を監視する判定部30が接続され
ている。この判定部30にはCPU31が接続されてお
り、このCPU31はフィルム初期送りを制御するとと
もに前記判定部30から出力される導通信号又は非導通
信号で写真フィルムパトローネ2の使用・未使用の判定
を行う。
子15.16間の導通を監視する判定部30が接続され
ている。この判定部30にはCPU31が接続されてお
り、このCPU31はフィルム初期送りを制御するとと
もに前記判定部30から出力される導通信号又は非導通
信号で写真フィルムパトローネ2の使用・未使用の判定
を行う。
また、CPU31には、フィルム給送部32とドライバ
33を介して液晶パネル34とが接続されている。前記
フィルム給送部32にはドライバ35.36を介して、
巻上げモータ37.給送モータ38が接続されている。
33を介して液晶パネル34とが接続されている。前記
フィルム給送部32にはドライバ35.36を介して、
巻上げモータ37.給送モータ38が接続されている。
巻上げモータ37は前記巻取軸24を、給送モータ38
は前記フォーク27の回動をそれぞれ行う。
は前記フォーク27の回動をそれぞれ行う。
前記裏蓋20には第5図に示すように周知の圧板40と
、給送されるフィルム5の先端を前記巻取軸24に係合
させるガイド41とが設けられている。また、裏M20
にはパトローネ挿入口26を遮光する底M42が取り付
けられている。
、給送されるフィルム5の先端を前記巻取軸24に係合
させるガイド41とが設けられている。また、裏M20
にはパトローネ挿入口26を遮光する底M42が取り付
けられている。
このように構成された写真フィルムパトローネ並びにそ
の写真フィルムパトローネを装填するカメラの作用につ
いて説明する。NM2Oを開放し、未使用の写真フィル
ムパトローネ2をパトローネ室23に装填する。このと
き、フォーク27と係合するスプール6は第1図におい
て、蓋4に押圧されるため、突起9の先端は蓋4の内側
に圧接される。
の写真フィルムパトローネを装填するカメラの作用につ
いて説明する。NM2Oを開放し、未使用の写真フィル
ムパトローネ2をパトローネ室23に装填する。このと
き、フォーク27と係合するスプール6は第1図におい
て、蓋4に押圧されるため、突起9の先端は蓋4の内側
に圧接される。
この後、裏蓋20が閉じられると、判定部30は端子1
5.16間の導通を確認し、導通信号をCPU31に出
力する。導通信号が出力されたCPU31はフィルム給
送部32に初期送り信号を出力して、ドライバ36を介
して給送モータ38を駆動する。なお、このとき、CP
U31にドライバ33を介して液晶パネル34を作動さ
せ、液晶パネル34に「未使用」の表示を行ってもよい
。
5.16間の導通を確認し、導通信号をCPU31に出
力する。導通信号が出力されたCPU31はフィルム給
送部32に初期送り信号を出力して、ドライバ36を介
して給送モータ38を駆動する。なお、このとき、CP
U31にドライバ33を介して液晶パネル34を作動さ
せ、液晶パネル34に「未使用」の表示を行ってもよい
。
この給送モータ38はフォーク27を介して、スプール
6を第2図において時計方向に回転する。
6を第2図において時計方向に回転する。
スプール6が回転されると、緩みなく巻かれたフィルム
5の先端は写真フィルムパトローネ2内を時計方向に回
動した後、先端分離爪13に剥離されて引出し口10に
向けて給送される。
5の先端は写真フィルムパトローネ2内を時計方向に回
動した後、先端分離爪13に剥離されて引出し口10に
向けて給送される。
また、スプール6が回転されると、突起9は蓋4の内側
に摺接しながら回転され、第3図に示すアルミ箔17を
横切る際にこれを切削する。実験によると、突起9がア
ルご箔17を8回の切削を行うと、第4図に示すように
切断する。このため、一対の端子15.16間の抵抗値
は1000Ωから無限大になる。なお、厚さ75μmの
フィルムベース上に厚さ0.011Imの鉛を蒸着した
ものでは、突起9が5回横切ると切断された端子15゜
16間の抵抗値は1000Ωから無限大になる。
に摺接しながら回転され、第3図に示すアルミ箔17を
横切る際にこれを切削する。実験によると、突起9がア
ルご箔17を8回の切削を行うと、第4図に示すように
切断する。このため、一対の端子15.16間の抵抗値
は1000Ωから無限大になる。なお、厚さ75μmの
フィルムベース上に厚さ0.011Imの鉛を蒸着した
ものでは、突起9が5回横切ると切断された端子15゜
16間の抵抗値は1000Ωから無限大になる。
前記引出し口10から送り出されたフィルム5はフィル
ムガイド部28を介して、巻取室25に給送され、ガイ
ド部36で回動中の巻取軸24に巻きつけられる。この
後、フィルム給送部32は給送モータ38の駆動を停止
し、巻上げモータ37を駆動して、フィルム5を一定量
給送する。このようにして、前記露光用開口22に1コ
マ目にセットすると、前記巻上げモータ37の駆動が停
止され、フィルム5の初期送りが完了する。この後、レ
リーズボタンを操作すると、周知の撮影を行うことがで
きる。
ムガイド部28を介して、巻取室25に給送され、ガイ
ド部36で回動中の巻取軸24に巻きつけられる。この
後、フィルム給送部32は給送モータ38の駆動を停止
し、巻上げモータ37を駆動して、フィルム5を一定量
給送する。このようにして、前記露光用開口22に1コ
マ目にセットすると、前記巻上げモータ37の駆動が停
止され、フィルム5の初期送りが完了する。この後、レ
リーズボタンを操作すると、周知の撮影を行うことがで
きる。
ところで、判定部30がCPU31に非導通信号を出力
したときには、CPU31はフィルム給送部32に信号
を出力せず、ドライバ33を介して液晶パネル34に「
使用済み」の表示のみを行う。「使用済み」が表示され
た場合には、裏蓋20を開放して、写真フィルムパトロ
ーネ2を取す出せばよい。
したときには、CPU31はフィルム給送部32に信号
を出力せず、ドライバ33を介して液晶パネル34に「
使用済み」の表示のみを行う。「使用済み」が表示され
た場合には、裏蓋20を開放して、写真フィルムパトロ
ーネ2を取す出せばよい。
第7図及び第8図は本発明の写真フィルムパトローネの
第2実施例を示すものである。写真フィルムパトローネ
50内に突出する端子15には、導電性を有する接続片
51が固定されている。この接続片51は中間で端子1
6に接触するように、他端をフランジ7上を摺動する支
持片52によって上方に支持されている。この支持片5
2はナイロン等の糸53等を介してスプールに接続され
ている。また、前記接続片51はバネ性を有し、前記支
持片52の支持が失われると、端子16との接触が解除
される。
第2実施例を示すものである。写真フィルムパトローネ
50内に突出する端子15には、導電性を有する接続片
51が固定されている。この接続片51は中間で端子1
6に接触するように、他端をフランジ7上を摺動する支
持片52によって上方に支持されている。この支持片5
2はナイロン等の糸53等を介してスプールに接続され
ている。また、前記接続片51はバネ性を有し、前記支
持片52の支持が失われると、端子16との接触が解除
される。
このように構成された写真フィルムパトローネ50の作
用について説明する。スプール6を回転して、フィルム
5の給送を行うと、糸53はスプール6に巻かれる。そ
して、支持片52がスプール6方向に引っ張られると、
接続片5Iは端子16との接触を遮断するように変形す
る。このため、端子15.16間の導通は失われる。な
お、端子15.16間の遮断時期は前記糸53の長さを
変えることで調節すことができる。また、この実施例で
は端子15.16間の導通がある場合に未使用にしたが
、前記支持片51を絶縁性のあるスペーサにして、端子
16と接続片51との間に介在させて、スプール6の回
転により前記糸53で引き抜くようにすると、導通があ
る場合に使用済みと表示することも可能である。
用について説明する。スプール6を回転して、フィルム
5の給送を行うと、糸53はスプール6に巻かれる。そ
して、支持片52がスプール6方向に引っ張られると、
接続片5Iは端子16との接触を遮断するように変形す
る。このため、端子15.16間の導通は失われる。な
お、端子15.16間の遮断時期は前記糸53の長さを
変えることで調節すことができる。また、この実施例で
は端子15.16間の導通がある場合に未使用にしたが
、前記支持片51を絶縁性のあるスペーサにして、端子
16と接続片51との間に介在させて、スプール6の回
転により前記糸53で引き抜くようにすると、導通があ
る場合に使用済みと表示することも可能である。
第9図は本発明の第3実施例を示すものであり、パトロ
ーネ本体3の内壁には周方向に沿って、対のリブ55,
56が一体に形成されている。これらのリブ55,56
は前記弾性体12の代わりに、フィルム5の外周面に当
接して巻きほぐれを防止している。このリブ55,56
にはフィルム5の先端と当接して、これをフィルム5の
外周面から剥離する先端分離爪57.58が形成されて
いる。また、M4には第1実施例と同様に一対の前記端
子15.16が設けられている。このように構成された
写真フィルムパトローネ59では、スプール6が時計方
向に回転されると、フィルム5の先端は即応して時計方
向に回動される。そして、フィルム5の先端は先端分離
爪57.58で、外周面から剥離され、引出し口10か
ら写真フィルムパトローネ59外に給送される。この間
に、上記したように前記端子15.16間の導通が遮断
される。
ーネ本体3の内壁には周方向に沿って、対のリブ55,
56が一体に形成されている。これらのリブ55,56
は前記弾性体12の代わりに、フィルム5の外周面に当
接して巻きほぐれを防止している。このリブ55,56
にはフィルム5の先端と当接して、これをフィルム5の
外周面から剥離する先端分離爪57.58が形成されて
いる。また、M4には第1実施例と同様に一対の前記端
子15.16が設けられている。このように構成された
写真フィルムパトローネ59では、スプール6が時計方
向に回転されると、フィルム5の先端は即応して時計方
向に回動される。そして、フィルム5の先端は先端分離
爪57.58で、外周面から剥離され、引出し口10か
ら写真フィルムパトローネ59外に給送される。この間
に、上記したように前記端子15.16間の導通が遮断
される。
第10図は本発明の第4実施例を示すものであり、この
パトローネ本体3及び蓋4の内壁には、一対の突起60
.61が対向するように形成されている。この突起60
.61はスプール6のフランジ62.63にそれぞれ当
接して、これらを内側に押し曲げている。この押し曲げ
られたフランジ62.63は、フィルム5の両端を挟持
して、フィルム5の先端がフィルム5の外周面から剥が
れないようしている。このため、フィルム5はスプール
6から巻きほぐれなくなり、スプール6を回転して、フ
ィルム5の初期送り行うことができる。
パトローネ本体3及び蓋4の内壁には、一対の突起60
.61が対向するように形成されている。この突起60
.61はスプール6のフランジ62.63にそれぞれ当
接して、これらを内側に押し曲げている。この押し曲げ
られたフランジ62.63は、フィルム5の両端を挟持
して、フィルム5の先端がフィルム5の外周面から剥が
れないようしている。このため、フィルム5はスプール
6から巻きほぐれなくなり、スプール6を回転して、フ
ィルム5の初期送り行うことができる。
このように構成した写真フィルムパトローネ64では、
第1実施例と同様な端子15.16及びアルミ箔17を
蓋4に設けており、また、スプール6には突起9を設け
ている。このため、フィルム5が初期送りされると、前
記アルξ洛17は突起9で切断され、端子15.16間
の導通が遮断される。
第1実施例と同様な端子15.16及びアルミ箔17を
蓋4に設けており、また、スプール6には突起9を設け
ている。このため、フィルム5が初期送りされると、前
記アルξ洛17は突起9で切断され、端子15.16間
の導通が遮断される。
第11図は本発明の第5実施例を示すものであり、この
パトローネ本体3の内壁には図示のように周方向に沿っ
て、一対の溝65.66が形成されている。この一対の
溝65.66には、リング67.68が嵌合されている
。これらのリング67.68はフィルム5の外周面に当
接して、巻きほぐれないように、これを押圧している。
パトローネ本体3の内壁には図示のように周方向に沿っ
て、一対の溝65.66が形成されている。この一対の
溝65.66には、リング67.68が嵌合されている
。これらのリング67.68はフィルム5の外周面に当
接して、巻きほぐれないように、これを押圧している。
そして、スプール6が回転され、フィルム5の先端が図
中上方に回動されると、フィルム5の先端はリング67
.68の押圧から解除されて、先端分離爪57.58に
より、フィルム5の外周面から剥離され、引出し口方向
に送り出される。このようにフィルム初期送りを行う写
真フィルムパトローネ69でも、第1実施例と同様な端
子15.16及びアルミ箔17を蓋4に設けており、ま
た、スプール6には突起9を設けている。このため、フ
ィルム5が初期送りされると、前記アルξM17は突起
9で切断され、端子15.16間の導通が遮断される。
中上方に回動されると、フィルム5の先端はリング67
.68の押圧から解除されて、先端分離爪57.58に
より、フィルム5の外周面から剥離され、引出し口方向
に送り出される。このようにフィルム初期送りを行う写
真フィルムパトローネ69でも、第1実施例と同様な端
子15.16及びアルミ箔17を蓋4に設けており、ま
た、スプール6には突起9を設けている。このため、フ
ィルム5が初期送りされると、前記アルξM17は突起
9で切断され、端子15.16間の導通が遮断される。
第12図は本発明の第6実施例を示すものであり、この
写真フィルムパトローネ70では、フランジ71.72
の外周に沿って、内側に突出する爪73.74を設けて
いる。これらの爪73.74はフィルム5の外周面に当
接して、これが巻きほぐれないように規制している。こ
れらの爪73゜74は前記先端分離爪57.58の側面
に当接して、図示のように外側に押し曲げられる。この
ため、フィルム5の先端が回動され、先端分離爪57.
58に当接すると、その先端は爪73.74の規制から
解除され、かつフィルム5の外周面から剥離されて、引
出し口方向に送り出される。このようにフィルム初期送
りを行う写真フィルムパトローネ70でも、第1実施例
と同様な端子15゜16及びアルミ箔17を蓋4に設け
ており、また、スプール6には突起9を設けている。こ
のため、フィルム5が初期送りされると、前記アルミ箔
17は突起9で切断され、端子15.16間の導通が遮
断される。
写真フィルムパトローネ70では、フランジ71.72
の外周に沿って、内側に突出する爪73.74を設けて
いる。これらの爪73.74はフィルム5の外周面に当
接して、これが巻きほぐれないように規制している。こ
れらの爪73゜74は前記先端分離爪57.58の側面
に当接して、図示のように外側に押し曲げられる。この
ため、フィルム5の先端が回動され、先端分離爪57.
58に当接すると、その先端は爪73.74の規制から
解除され、かつフィルム5の外周面から剥離されて、引
出し口方向に送り出される。このようにフィルム初期送
りを行う写真フィルムパトローネ70でも、第1実施例
と同様な端子15゜16及びアルミ箔17を蓋4に設け
ており、また、スプール6には突起9を設けている。こ
のため、フィルム5が初期送りされると、前記アルミ箔
17は突起9で切断され、端子15.16間の導通が遮
断される。
第13図及び第14図は本発明の第7実施例を示すもの
であり、この写真フィルムパトローネ75のスプール7
6は2個のスプール片77.78からなる。このスプー
ル片77の円筒形の軸79にはスプール片78の軸80
がスライド自在に挿入されている。軸79には外周面に
突条79aが形成されており、この突条79aは蓋4に
形成された溝に嵌合されている。また、軸80の先端は
第13図に示すように軸79に形成された斜面81の先
端と係合しており、スプー/lz、片77.78は全体
として、軸方向に伸びた状態に保たれている。また、ス
プール片77.78には外周が内側に少し凹んだフラン
ジ82.83がそれぞれ設けられている。また、パトロ
ーネ本体3の内壁には周方向に沿って、リブ84,85
が形成されている。このリブ84,85はスプール片7
7に巻かれたフィルム5の外周面に当接して、これが巻
きほぐれないようにしている。
であり、この写真フィルムパトローネ75のスプール7
6は2個のスプール片77.78からなる。このスプー
ル片77の円筒形の軸79にはスプール片78の軸80
がスライド自在に挿入されている。軸79には外周面に
突条79aが形成されており、この突条79aは蓋4に
形成された溝に嵌合されている。また、軸80の先端は
第13図に示すように軸79に形成された斜面81の先
端と係合しており、スプー/lz、片77.78は全体
として、軸方向に伸びた状態に保たれている。また、ス
プール片77.78には外周が内側に少し凹んだフラン
ジ82.83がそれぞれ設けられている。また、パトロ
ーネ本体3の内壁には周方向に沿って、リブ84,85
が形成されている。このリブ84,85はスプール片7
7に巻かれたフィルム5の外周面に当接して、これが巻
きほぐれないようにしている。
このため、スプール片77が回転されると、フィルム5
の先端は第4実施例同様にパトローネ本体3外に送り出
される。そして、スプール片77が回転されると、スプ
ール片78が図示しないカム溝により、図中左方向にス
ライドして、軸80の先端は第14図に示すように軸7
9の斜面81全体と係合する。この後、スプール76は
全体として縮んだ状態となり、フィルム5の両端を挟持
する。このため、パトローネ本体3外にフィルム5が送
り出された後に、フィルム5の外周面がリブ84,85
に当接しなくても、図示のように巻きほぐれることがな
くなる。
の先端は第4実施例同様にパトローネ本体3外に送り出
される。そして、スプール片77が回転されると、スプ
ール片78が図示しないカム溝により、図中左方向にス
ライドして、軸80の先端は第14図に示すように軸7
9の斜面81全体と係合する。この後、スプール76は
全体として縮んだ状態となり、フィルム5の両端を挟持
する。このため、パトローネ本体3外にフィルム5が送
り出された後に、フィルム5の外周面がリブ84,85
に当接しなくても、図示のように巻きほぐれることがな
くなる。
このようにフィルム初期送りを行う写真フィルムパトロ
ーネ75でも、第1実施例と同様な端子15.16及び
アルミ箔17を蓋4に設けており、また、スプール76
には突起9を設けている。このため、フィルム5が初期
送りされると、前記アルミ箔17は突起9で切断され、
端子15.16間の導通が遮断される。以上、第9図か
ら第14図に示す5個の実施例について、突起9でアル
ミ箔17を切断する例を説明したが、これら実施例につ
いても、第2実施例と同様な構成で、端子15.16間
の遮断を行うようにすることもできる。
ーネ75でも、第1実施例と同様な端子15.16及び
アルミ箔17を蓋4に設けており、また、スプール76
には突起9を設けている。このため、フィルム5が初期
送りされると、前記アルミ箔17は突起9で切断され、
端子15.16間の導通が遮断される。以上、第9図か
ら第14図に示す5個の実施例について、突起9でアル
ミ箔17を切断する例を説明したが、これら実施例につ
いても、第2実施例と同様な構成で、端子15.16間
の遮断を行うようにすることもできる。
また、上記実施例ではパトローネ本体3の材質に絶縁性
のあるプラスチックを用いたが、本発明は材質が金属性
であり、かつフィルムの先端をパトローネ本体外に突出
させた従来のパトローネにも適用することができる。こ
の金属性のパトローネの場合には、端子15.16及び
アルミ箔17をパトローネ本体3から絶縁することが必
要である。なお、この実施例では端子15.16をM4
に設けたが、M4以外の部分例えばパトローネ本体3の
外壁に設けてもよい。
のあるプラスチックを用いたが、本発明は材質が金属性
であり、かつフィルムの先端をパトローネ本体外に突出
させた従来のパトローネにも適用することができる。こ
の金属性のパトローネの場合には、端子15.16及び
アルミ箔17をパトローネ本体3から絶縁することが必
要である。なお、この実施例では端子15.16をM4
に設けたが、M4以外の部分例えばパトローネ本体3の
外壁に設けてもよい。
以上、詳細に説明したように、本発明の写真フィルムパ
トローネでは、フィルムが巻き付けられたスプールを回
転自在に支持するとともに前記フィルムを光密に収納す
るフィルム容器と、このフィルム容器の外壁に互いに離
間して露出された2個の外部端子と、スプールの回転に
よって前記2個の外部端子間を非可逆的にスイッチング
させるスイッチング手段とを備えており、フィルムが給
4゜ 送された時点で、使用済みの表示を行うようしたから、
誤った使用済み表示がなされることがない。
トローネでは、フィルムが巻き付けられたスプールを回
転自在に支持するとともに前記フィルムを光密に収納す
るフィルム容器と、このフィルム容器の外壁に互いに離
間して露出された2個の外部端子と、スプールの回転に
よって前記2個の外部端子間を非可逆的にスイッチング
させるスイッチング手段とを備えており、フィルムが給
4゜ 送された時点で、使用済みの表示を行うようしたから、
誤った使用済み表示がなされることがない。
また、別の発明のカメラでは上述した2個の外部端子に
それぞれ接触する接点部材と、この接点部材間の導通・
非導通を検出する検出手段と、検出手段からの信号によ
り、前記写真フィルムパトローネの使用・未使用を判定
する判定手段とを設けたから、装填される写真フィルム
パトローネの使用・未使用を判定することができる。
それぞれ接触する接点部材と、この接点部材間の導通・
非導通を検出する検出手段と、検出手段からの信号によ
り、前記写真フィルムパトローネの使用・未使用を判定
する判定手段とを設けたから、装填される写真フィルム
パトローネの使用・未使用を判定することができる。
第1図は本発明の写真フィルムパトローネの第1実施例
を一部破断した正面図である。 第2図は第1実施例の断面図である。 第3図及び第4図はフィルム給送前後の蓋の状態を示す
説明図である。 第5図は第1図に示す写真フィルムパトローネ及びこの
写真フィルムパトローネを装填する本発明のカメラを示
す斜視図である。 第6図は第5図に示すカメラの電気的構成を示すブロッ
ク図である。 第7図は本発明の写真フィルムパトローネの第2実施例
の要部を破断して示す平面図である。 第8図は本発明の第2実施例の要部を示す平面図である
。 第9図は本発明の第3実施例の要部を一部破断した斜視
図である。 第10図は本発明の第4実施例を示す断面図である。 第11図は本発明の第5実施例を示す断面図である。 第12図は本発明の第6実施例を示す断面図である。 第13図及び第14図は本発明の第7実施例を示す断面
図である。 写真フィルムパトローネ パトローネ本体 フィルム スプール 突起 13.57.58・・・先端分離爪 15.16・・・端子 17・・・アルξ箔 21・・・カメラ 23・・・パトローネ装填室 29a、29b・・・接続端子 30・・・判定部 31・・・cpu。 3(/ぐトローネj一体) 第3 図 第4 図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11 図 第12図 0 第13図 7ペ 第14図
を一部破断した正面図である。 第2図は第1実施例の断面図である。 第3図及び第4図はフィルム給送前後の蓋の状態を示す
説明図である。 第5図は第1図に示す写真フィルムパトローネ及びこの
写真フィルムパトローネを装填する本発明のカメラを示
す斜視図である。 第6図は第5図に示すカメラの電気的構成を示すブロッ
ク図である。 第7図は本発明の写真フィルムパトローネの第2実施例
の要部を破断して示す平面図である。 第8図は本発明の第2実施例の要部を示す平面図である
。 第9図は本発明の第3実施例の要部を一部破断した斜視
図である。 第10図は本発明の第4実施例を示す断面図である。 第11図は本発明の第5実施例を示す断面図である。 第12図は本発明の第6実施例を示す断面図である。 第13図及び第14図は本発明の第7実施例を示す断面
図である。 写真フィルムパトローネ パトローネ本体 フィルム スプール 突起 13.57.58・・・先端分離爪 15.16・・・端子 17・・・アルξ箔 21・・・カメラ 23・・・パトローネ装填室 29a、29b・・・接続端子 30・・・判定部 31・・・cpu。 3(/ぐトローネj一体) 第3 図 第4 図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11 図 第12図 0 第13図 7ペ 第14図
Claims (2)
- (1)フィルムが巻きつけられたスプールと、このスプ
ールを回動自在に支持するとともに前記フィルムを光密
に収納するフィルム容器と、このフィルム容器の外壁に
互いに離間して露出された2個の外部端子と、前記フィ
ルム容器内に設けられ、スプールの回転によって前記2
個の外部端子間を非可逆的にスイッチングさせるスイッ
チング手段とからなることを特徴とする写真フイルムパ
トローネ。 - (2)フィルムを巻きつけたスプールを回転させたとき
に、容器外部に露呈した一対の外部端子間が非可逆的に
スイッチングされる写真フイルムパトローネを使用する
カメラにおいて、 前記写真フイルムパトローネが装填されたときに前記外
部端子に各々接触する一対の接点部材と、これらの接点
部材間の導通・非導通を検出する検出手段と、この検出
手段からの信号により写真フイルムパトローネの使用・
未使用を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする
写真フイルムパトローネを使用するカメラ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1323478A JPH03182745A (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 写真フイルムパトローネ並びにその写真フイルムパトローネを使用するカメラ |
EP19900123120 EP0431529B1 (en) | 1989-12-06 | 1990-12-03 | A self-advancing film cassette |
DE1990626038 DE69026038T2 (de) | 1989-12-06 | 1990-12-03 | Selbstvorrückende Kassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1323478A JPH03182745A (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | 写真フイルムパトローネ並びにその写真フイルムパトローネを使用するカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182745A true JPH03182745A (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=18155137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1323478A Pending JPH03182745A (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-13 | 写真フイルムパトローネ並びにその写真フイルムパトローネを使用するカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03182745A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4429809Y1 (ja) * | 1966-08-12 | 1969-12-09 | ||
JPS5531539U (ja) * | 1978-08-17 | 1980-02-29 | ||
JPS5722743B2 (ja) * | 1972-10-16 | 1982-05-14 | ||
JPS57190937A (en) * | 1981-05-20 | 1982-11-24 | Minolta Camera Co Ltd | Warning device of camera |
JPS60178448A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 情報コ−ド接点検査用ダミ−パトロ−ネ |
US4860037A (en) * | 1988-09-12 | 1989-08-22 | Eastman Kodak Company | Film cassette with magnetic film leader |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP1323478A patent/JPH03182745A/ja active Pending
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