JPH03182360A - インクジェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録ヘッドをキャリッジにｔｇ載し、該記録
ヘッドの吐出口面からインク滴を吐出飛翔させて被記録
材に記録するインク−ジェット記録装置に関する。 （従来の技術） プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、転送
されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッドのエネルギ
ー発生体を駆動することにより、紙やプラスチック薄板
等の被記録材上にド・ントパターンから戒る画像を記録
していくように構成されている。 前記記録装置は、記録方式により、インクシエンド式、
ワイヤドツト式、サーマル式、レーザービーム式等に分
けることができ、そのうちのイクジエント式（インクジ
ェット記録装置）は、２録ヘツドの吐出口からインク（
記録液）ｉｌｉを吐１飛翔させて、これを用紙等の被記
録材に付着さｉて記録するように構成されている。 インクジェット記録装置においても、他の記霊装置と同
様、被記録材に沿って往復動するキャ

【ノジを使用し、
該キャリッジに記録ヘッドを搭載する型式のものが使用
されている。 従来、キャリッジを有する記録装置では、−片に、駆動
源としてのモータにブーりを設け、該ブーりに巻いたベ
ルト（タイくングヘルト）また番；ワイヤを用いてキャ
リッジを駆動するように横がされている。 前記ベルトおよびワイヤは、延び等による弛めを吸収す
るため、テンシラン（張力）がかけら右ている。 このテンションをかける手段は、一般に、アイドラプー
リにスプリングを付け、ベルトやワイヤに常に張力が作
用するように構成されている。 また、インクジェット記録装置においては、記録ヘッド
の吐出口面にインクあるいは紙粉やゴミなどの異物が付
着し、これらが微細な吐出口からのインク滴吐出機能に
悪影響を及ぼし、記録画像のヨレやインク不足、さらに
は、インク不吐出の原因になることがある。 このようなインク吐出不良を無くず一つの手段として、
吐出口面をクリーニング部材で清掃することが行われて
いる。 クリーニング部材としては、例えば、ゴム板等の可撓性
のワイピング部材が使用されている。 従来、この清掃手段は、一般に、記録装置本体側に前記
クリーニング部材を記録ヘッド移動経路に対し前進後退
可能に設置しておき、清掃する際には、前進させたクリ
ーニング部材の位置でキャリッジを移動させることによ
り、吐出口面を拭き取るように構成されていた。 〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、上記従
来のインクシエンド記録装置では、前記クリーニング部
材による清掃動作のためだけの専用の領域を設ける必要
があり、その分キャリッジの移動範囲が増えることにな
り、記録装置の全幅が大きくなるという技術的ｉ１題が
あった本発明は、このような技術的！！！題に鑑みてな
されたものであり、吐出口面の清掃手段を設けることに
よるキャリッジの移動範囲増加を減少または無くすこと
により、その分記録装置の全幅を小さくすることができ
、しかも、構造の簡単化によるコストダウンも図り得る
インクジェット記録装置を提供することを目的とする。 〔課題解決のための手段〕 請求項１の発明は、記録ヘッドを搭載したキャリッジを
、駆動源により、プーリに巻かれたベルトまたはワイヤ
を介して往復駆動し、記録ヘッドの吐出口面を、フレー
ム側に設けた可撓性のクリーング部材で清掃するように
構成されたインクジェット記録装置において、キャリッ
ジの移動方向と平行に移動可能で、かつ前記ベルトまた
はワイヤのテンソヨンスプリングで付勢されたスライド
部材を設け、前記クリーニング部材を該スライド部材に
取付ける構成により、吐出口面の清掃手段を設けること
によるキャリッジの移動範囲増加を減少または無くすこ
とにより、その分記録装置の全幅を小さくすることがで
き、しかも、構造の簡単化によるコストダウンも図り得
るインクジェット記録装置を提供するものである。 請求項２の発明は、被記録材に沿って移動可能なキャリ
ッジに記録ヘッドを搭載し、該記録ヘッドの吐出口から
インク滴を吐出飛翔させて記録するインクジェット記録
装置において、記録ヘッドの吐出口面を清掃するクリー
ニング部材をキャリッジまたは記録ヘッドに搭載し、キ
ャリッジが所定位置にきた時に、前記クリーニング部材
を記録装置のフレーム側に衝当させることにより、該ク
リーニング部材を弾性的に変位または変形させて前記吐
出口面を清掃する構成により、吐出口面の清掃手段を設
けることによるキャリッジの移動範囲増加を減少または
無くすことにより、その分記録装置の全幅を小さくする
ことができ、しかも、構造の簡単化によるコストダウン
も図り得るインクジエツト記録装置を提供するものであ
る。 〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第１図は本発明によるインクジェット記録装置の一実施
例の一部破断正面図、第２図は第１図の一部破断正面図
、第３図は第１図中の線■−ｍに沿った縦断面図、第４
図は第１図中のキャリッジ駆動用のステッピングモータ
の側面図、第５図は第１図中の線Ｖ−■に沿った縦断面
図である。 第１図〜第３図において、ｌは記録装置の外殻を威すフ
レーム、２はフレームｌに固定されピンチローラ３やス
テッピングモータ７等を支持するシャーシーを構成する
フレーム、４はフレーム１に固定されキャリッジ５を移
動方向に案内支持するガイド軸、６は一部がキャリッジ
５に連結されかつステッピングモータ７によって駆動さ
れるタイミングベルト、８はキャリッジ５に搭載された
記録ヘッド（インクジェットヘッド）であり、記録装置
は、このタイミングベルトによりキャリッジ５および記
録ヘンド８を用紙等の被記録材１１（第３図）に沿って
移動させながら記録していくように構成されている。 ９は供給された被記録材１１を記録一部破断に送給する
ための搬送ローラであり、該搬送ローラ９の表面は滑り
止め用のゴム状弾性材が装着されている。 本実施例では、この搬送ローラ９も前記ステッピングモ
ータ７により被記録材（シート）送り時に駆動され、被
記録材１１は前記ピンチローラ３との間に挟まれて送り
出される。 １２は被記録材１１を記録位置に保持するプラテン、１
３はキャリッジ搭載の記録へラド８に記録信号を供給す
るためのフレキシブルケーブル、１４はキャリッジ５が
ホームポジションにきた時これを検知するホームポジシ
ョンセンサである。 次に、ステッピングモータ７によるタイミングヘルド６
の駆動系および搬送ローラ９の駆動系について説明する
。 搬送ローラの軸２１には、ばねクラッチ２４（第２図）
を介して、一方向にのみ回転可能なウオームホイール２
２が嵌合されている。 前記ばねクラッチ２４は、第２図に示すように、搬送ロ
ーラ軸２１と一体的に回転するアーμ２３の外周に装着
され、その一端はウオームホイール２２の溝に係止され
ている。 ステッピングモータフによってウオームホイール２２が
矢印Ｅ方向に回転ず時（記録時）は、ばねクラッチ２４
がアーμ２３と係合せず、軸２１が回転しても搬送ロー
ラ９は回転しない。 一方、ウオームホイール２２が矢印Ｆ方向に回転する時
（紙送り時）には、クラッチばね２４がアーμ２３と係
合し、搬送ローラ９およびその軸２１が回転駆動される
。 前記ステッピングモータ７の輪には、第４図に示すごと
く、タイミングベルト６を駆動する駆動ブーＩＪ２５並
びに前記ウオームホイール２２と噛み合うウオームギヤ
２６が一体的に設けられており、該ステッピングモータ
７によりベルト駆動ブーＩＪ２５とウオームギヤ２６と
を同一モータで駆動することができる。 前記ピンチローラ３の軸３１の両端部は、第３図に示す
ごとく、フレーム】に形成された案内溝ＩＡ、ＩＡに保
持されており、該軸３１はフレーム２から突出したばね
部３２（第２図）によって搬送ローラ９に向けて付勢さ
れている。 こうして、軸３１を付勢することにより、ピンチローラ
３が搬送ローラ９に圧接される。 次に、記録装置の動作を説明する。 記録開始前の状態では、キャリッジ５の隅部５Ａがホー
ムポジションセンサ１４に当接し、１亥センサ１４によ
ってその状態が検出されることによりキャリッジ５は停
止している。 記録のためにキャリッジ５を移動（桁送り）させる信号
が供給されると、ステッピングモータ７が矢印六方向に
回転を始め、ウオームギヤ２６とともにベルト駆動プー
リ２５が回転する。 この場合、ウオームホイール２２が矢印Ｅ方向に回転す
るが、前述のごとく、クラッチばね２４とアーμ２３が
釈放されるので、該アーμ２３が嵌着されている搬送ロ
ーラ軸２１は回転せず、したがって、搬送ローラ９によ
る被記録材送り（紙送り）は行われない。 前記駆動プーリ２５が矢印Ａ方向に回転すると、キャリ
ッジ５が矢印Ｃ方向に移動し、その間に、モータ７の桁
送り信号に同期してインク吐出信号がフレキシブルケー
ブル１３を通して記録ヘッド８へ伝送され、該記録ヘッ
ド８から吐出されるインク滴によって被記録材１１に画
像が記録される。 記録が終了すると、キャリッジ５を矢印り方向に移動さ
せてホームポジション１４へ戻すために、ステンピング
モータ７が逆転（矢印Ｂ方向の回転）すると、ウオーム
ギヤ２６および駆動プーリ２５の回転によって、ウオー
ムホイール２２が矢印Ｆ方向に回転するとともに、キャ
リッジ５がホームポジション１４へ向けて移動する。 この時、前記クラッチばね２４がアーバ２３と結合され
るので、軸２１が矢印Ｆ方向に回転し、搬送ローラ９Ｌ
こよる紙送りが行なわれる。 すなわち、記録動作が行なわれないキャリッジ５の戻し
動作の時に紙送り（シート送り）が行なわれる。 前記タイミングベルト６は駆動プーリ２５とアイドラプ
ーリ２８Ａ、２８Ｂとを回して装着されており、その一
部はキャリッジ５に結合されている。 アイドラプーリ２８Ｂは張力付与手段（テンショナー）
によって支持され、タイミングベルト６に常に所定の張
力を与えるように構成されている。 すなわち、アイドラプーリ２８・Ｂは、第５図に示すご
とく、テンショナ一部材３５の軸３５Ａに軸支されてお
り、該テンショナ一部材３５は、キャリッジ移動方向に
移動可能なスライド部材３７（第１図）の先端凹部３７
Ａに係合保持されている。 また、前記テンショナー３５は、フレーム２に形成され
た長孔（案内溝）２Ａによっても案内保持されている。 前記スライド部材３７は、キャリッジ移動方向に摺動可
能にフレーム（ｌまたは２）およびプラテン１２によっ
て保持されるとともに、該フレーム２との間に装着され
た圧縮スプリング（テンショナースプリング）３９によ
って第１図中の左向き（ベルト張力付与方向ンに付勢さ
れている。 第６図は、スライド部材３７を省いて、フレーム２の案
内溝２Ａとテンショナー３５を示す平面図であり、第７
図は、テンショナ−３５を省いて、フレーム２の案内溝
２Ａとスライド部材３７を示す平面図である。 前記スライド部材３７の垂直部には、記録へノド８の吐
出口面の移動経路へ突き出たクリーニング部材３８が取
付けられている。 したがって、前記スライド部材３７が動くと、前記クリ
ーニング部３８も一緒に動くことになる。 このクリーニング部材３８は、例えば、ゴム状弾性体の
板で作られおり、キャリッジ５の移動を利用して吐出口
面に付着した紙粉、ゴミ、不要インク等の異物を拭き取
るためのものである。 第８図は、キャリッジ５が記録装置の左端の位置（清掃
手段の動作位置）にある状態を示す平面図である。 記録装置の左端には、フレーム２に設けた垂直支持ピン
ＩＢを中心に回動可能な２個のアーム部分３６Ａ、３６
Ｂを有するレバー３６が設けられている。 また、前記スライド部材３７の先端部には、前記レバー
３６の一方のアーム部分３６Ａと係合し得る（通常では
、接触しない）突起３７Ｂが設けられている。 こうして、請求項１のインクシエンド記録装置、すなわ
ち、記録へノド８を搭載したキャリッジ５を、駆動ｆｉ
７により、プーリ２５．２８Ａ、２８Ｂに巻かれたベル
ト６またはワイヤを介して往復駆動し、記録ヘッド８の
吐出口面を、フレーム２側に設けた可撓性のクリーニン
グ部材３８で清掃するように１威されたインクジェット
記録装置において、キャリッジ５の移動方向と平行に移
動可能で、かつ前記ヘルド６またはワイヤのテンシタン
スプリング３９で付勢されたスライド部材３７を設け、
前記クリーニング部材３８を該スライド部材３７に取付
ける構成のインクジェット記録装置が提供されている。 次に、以上説明した吐出口面の清掃手段の動作を説明す
る。 第１図はクリーニング部材３日が待機状態にある時を示
す。 この時は、スプリング３９の力でスライド部材３７が左
向きに付勢され、その凹部３７Ａに軸部３５Ａが嵌まり
込んだテンショナ一部材３５にスプリング力が作用し、
アイドラプーリ２８Ｂを介してヘルド６に張力が付与さ
れている。 前記クリーニング部材３８は、通常の記録動作時には、
記録へノド８と当接しないように配置されている。 前記レバー３６は、通常の状態では第１図に示す状態で
ある。 記録ヘッド８の吐出口面の清掃（ワイピング）のため、
キャリッジ５が第８図中の一点鎖線で示すように左端の
位置に来ると、キャリッジ５はレバー３６のアーム部分
３６Ｂに衝当し、該レバー３６を図示のように回動させ
る。 すると、レバー３６の他端（アーム部分３６Ａ）がスラ
イド部材３７の突起３７Ｂを押し、該スライド部材３７
を右方へ所定量だけ動かす。 この時、スライド部材３７の一部に取付けられたクリー
ニング部材３日によって記録ヘッド８の吐出口面がワイ
ピングされ、付着物の清掃が行なわれる。 なお、スライド部材３７が右方へ移動すると、テンショ
ナー３５が自由になってしまうが、７．Ｎテンショナー
３５はフレームの案内溝２Ａの右端で止められるので、
それ以上ヘルド６が弛むことはない。 なお、清掃動作中にヘルド６が少々弛んでも、駆動プー
リ２５とタイミングヘルｉ・６との間に歯飛びが生しな
ければ、問題は生しない。 つまり、前記フレームの案内溝２Ａを、テンショナー３
５の軸部３５Ａが該案内溝の右端に当接したときでも、
歯飛びが生しないように設計しておけばよい。 拭き取り等の清掃動作が終了すると、キャリ・７ジ５が
右方へ移動し、圧縮スプリング３９の力かヘルド６に作
用して張力が付与される状態に復帰する。 第８図中の寸法Ｗは、クリーニング部材３８と記録ヘッ
ド８の吐出口面とのクロスオーバー量を示す。 この寸法Ｗは、通常、もっと小さくすることができ、そ
の分記録装置の全幅を小さくすることができる。 また、前記クロスオーバー量Ｗは、レバー３６の長さを
変えたり、レバー回動中心（ピン）ＩＢの位置を変更す
ることで、さらに大きく設定することができ、その分記
録装置の全幅をさらに小さくすることができる。 第９図は本発明の他の実施例を示す模式的平面図であり
、本実施例では、以上の実施例中のタイミングヘルド６
に替えて、ワイヤ１０６が使用されている。 このワイヤ１０６は、ワイヤ駆動プーリ１２５並びに２
個のアイドラプーリ１２８Ａ、１２８Ｂを回して装着さ
れ、その一部でキャリッジ５に連枯されている。 本実施例は、この点でのみ上述の実施例と相違し、その
他の部分では実質上回し構造になっており、したがって
、それぞれ対応する部分を同し符号で表示し、それらの
詳細説明は省略する。 なお、前記駆動プーリ１２５には、１周または２周はど
ワイヤ１０６が巻き付けられ、ワイヤ１０６の滑り防止
が図られている。 以上説明した各実施例によれば、簡単な構造で記録装置
の全幅を小さくでき、さらに、記録装置の小型化および
低価格化を実現し得るインクジェット記録装置が提供さ
れる。 第１Ｏ図は請求項２の発明のインクジェット記録装置の
一実施例の平面図であり、第１１図は第１Ｏ図の正面図
であり、第１２図は第１０図中の記録へノドおよび吐出
口面／＃掃手段の通常状態を示す部分正面図であり、第
１３図は第１２図の清掃動作中の状態を示す生しるであ
り、第１４図は第１０図中の記録ヘッド単体を示す斜視
図である前述の実施例では、ヘルド張力付与手段のスラ
ーｆ　ｌ’部材３７にクリーニング部材３８を取付けた
が、本実施例では、キャリッジ５にクリーニング部ｕ５
１が￥を着されている。 すなわち、第１Ｏ図〜第１３図に示すごとく、キャリッ
ジ５の前部に、金属等の弾性部材で作られたクリーニン
グ部材５１が取付けられている。 このクリーニング部材５１は、一端部（図示の例では下
端部）５２で一トヤリノジ５に接続され、インク吐出口
８８（第１４図）が形成された吐出口面８Ａ（第１２図
）へ延びる部分には、該吐出「１而８Ａζこ接触するゴ
ム状の拭き取り部５３が設置Ｊられ、側ノＪ（第１２図
中の左側）には、キャリッジ５が左端に来た時にフレー
ム１の規制壁ＩＣに衝当する接触部５４が設けられてい
る。 この場合、クリーニング部材は、前記拭き取り部５３が
吐出口面８Ａに所定圧力で接触するように取付けられて
いる。 すなわち、本実施例の清掃手段は、キャリッジ５が端へ
移動した時に、フレームｌの一部をクリニング部材５１
１’１体に衝究させて該クリーニング部材５１を変形ま
たは変位させ、その時の動きを利用して吐出口面８Ａを
ワイピングするように構成されている。 本実施例は、以上説明した点で第１図〜第９図の実施例
と相違しており、その他の部分では実質上向し構造を有
している。 したがって、重複を避けるため、それぞれ対応する部分
を同一符号で表示し、それらの詳細説明は省略する。 次に、本実施例の動作について説明する。 第１１図は、キャリッジ５がホームポジションを検出し
てそこに停止している状態を示す。 この状態では、クリーニング部材５１とフレームｌ　（
または２）の規制壁１ｃとの間には、ある程度の隙間が
あり、清掃手段としてのクリーニング部材５１は動作し
ない。 第１２図は、第１１図の状態を記録ヘッド８の吐出口面
８Ａ側から見た正面図であり、この状態では、インク吐
出口８１３はクリーニング部材５１で覆われていない。 ”−Ｅ　出Ｌｌ面８Ａの？ｆ４ｔ４を行なう場合は、ホ
ームボッジョン検出後、キャリッジ５をさらにフレーム
規制壁ＩＣ側へ移動させ、クリーニング部材５１の接触
部５４を規制壁１（Ｊこ衝当させる。 クリーニング部材５１は、金属等の弾性部材で作られて
いるので、規制壁ＩＣに衝当すると土としてキャリッジ
５との接続部５２付近で曲がり、第１３図に示すごとく
、吐出口８Ｂは該クリーニング部材５１で覆われる。 この特、先端部のゴム状の拭き取り部５３が吐１（汗１
而８Ａに接触しながら仕出口８Ｂを横切って１ち動−５
゛る。 こうして、記録ヘット８の吐出口面８Ａに付着した紙ｊ
５）、埃、インクなどを拭き取り、清掃動作が行なわれ
る。 以り第１Ｏ図〜第１４図で説明した清掃動作は、通常の
記録動作中に行なわれることがなく、必要に応して遺灰
できるので、記録へノド８の吐出口８１３を傷めること
はない。 第１５図〜第１７図は請求項２の発明のインクツエツト
記録装置の他の実施例を示し、第１５図は記録ヘッドの
通常時の状態を示す平面図であり、第１６図は記録へノ
ドがホームポジションにある特のインクツエツト記録装
置の概略平面図であり、第１７図は清掃動作中の記録ヘ
ッドの正面図である。 本実施例においては、吐出口面８Ａを拭き取るクリーニ
ング部材６１が記録へノド８に装着されている。 すなわち、第１５図〜第１７図に示すごとく、記録へノ
ド８の前部に、金属等の弾性部材で作られたクリーニン
グ部材６１が取付けられている。 このクリーニング部材６１は、一端部（図示の例では下
端部）６２で記録ヘット８に接続され、インク吐出口８
Ｂが形成された吐出口面８Ａへ延びる部分には、該吐出
口面８Ａに接触するゴム状の拭き取り部６３が設けられ
、側方（第１５図中の右側）には、キャリッジ５が端部
（第１６図中の右端）に来た時にフレームｌの規制壁Ｉ
Ｃに衝当する接触部６４が設けられている。 この場合、クリーニング部材６１は、前記拭き取り部６
３が吐出口面８Ａに所定圧力で接触するようにして取付
けられている。 また、記録ヘッド８は一般にキャリッジ５に対して着脱
自在に取付けられ、前記クリーニング部材６１は記録へ
ラド８に対して着脱自在に装着されている。 本実施例の清掃手段は、キャリッジ５が端へ移動した時
に、フレームｌの一部ＩＣを、金属等の弾性部材から威
るクリーニング部材６１自体に衝突させることにより、
該クリーニング部材６１を変形または変位させ、その時
のクリーニング部材６１の動きを利用してその拭き取り
部６３で吐出口面８Ａを拭き取るように構成されている
。 本実施例は、以上説明した点で第１図〜第９図の実施例
と相違しており、その他の部分では実質上同じ構造を有
している。 したがって、重複を避けるため、それぞれ対応する部分
を同一符号で表示し、それらの詳細説明は省略する。 本実施例によれば、クリーニング部材６１を記録ヘッド
８に直接取付けるので、インク吐出口８Ｂとクリーニン
グ部材６１との位置関係を正確に出すことができ、適正
で効果的な吐出口面８Ａの清掃を行なうことができる。 次に、本実施例の動作について説明する。 第１６図は、キャリッジ５がホームポジションを検出し
てそこに停止している状態を示す。 この状態では、クリーニング部材６１とフレームｌ　（
または２）の規制壁ＩＣとの間には、ある程度の隙間が
あり、清掃手段としてのクリーニング部材６１は動作せ
ず、吐出口８Ｂを覆うことはない。 第１５図は、第１６図の状態を記録ヘッド８の吐出口面
８Ａ側から見た平面図であり、この状態では、インク吐
出口８Ｂはクリーニング部材６１で覆われていない。 吐出口面８Ａの清掃を行なう場合は、ホームポジション
検出後、キャリッジ５をさらにフレーム規制壁ＩＣ側へ
移動させ、クリーニング部材６１の接触部６４を規制壁
ＩＣに衝当させる。 クリーニング部材６１は、金属等の弾性部材で作られて
いるので、規制壁ＩＣに衝当すると曲げ変形を起こし、
第１７図に示すごとく、吐出口８Ｂを覆う状態になる。 この時、先端部のゴム状の拭き取り部６３は所定圧力で
吐出口面８Ａに押し付けられているので、該拭き取り部
６３が吐出口面８Ａに接触しながら吐出口８Ｂを横切っ
て移動する。 こうして、記録ヘッド８の吐出口面８Ａに付着した紙粉
、埃、インクなどを拭き取り、清掃動作が行なわれる。 以上第１５図〜第１７図で説明した清掃動作は、通常の
記録動作中に行なわれることがなく、必要に応じて選択
できるので、記録ヘッド８の吐出口８Ｂを傷めることは
ない。 以上第１Ｏ図〜第１７図について説明した清掃手段を使
用すれば、第１図から第９図の実施例と同様、従来の清
掃手段のように専用のキャリッジ５の移動領域を必要と
しないので、その分記録装置の全幅を小さくすることが
できた。 また、本実施例の場合も、部品点が少なく簡単な構造で
実施できるので、小型軽量化とともにコストダウンを図
ることもできた。 （発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、請求項１の発明によれ
ば、記録ヘッドを搭載したキャリッジを、駆動源により
、プーリに巻かれたベルトまたはワイヤを介して往復駆
動し、記録ヘッドの吐出口面を、フレーム側に設けた可
撓性のクリーニング部材で清掃するように構成されたイ
ンクジェット記録装置において、キャリッジの移動方向
と平行に移動可能で、かつ前記ヘルドまたはワイヤのテ
ンションスプリングで付勢されたスライド部材を設け、
前記クリーニング部材を該スライド部材に取付ける横取
としたので、吐出口面の清掃手段を設けることによるキ
ャリッジの移動範囲増加を減少または無くすことにより
、その分記録装置の全幅を小さくすることができ、しか
も、構造の簡単化によるコストダウンも図り得るインク
ジェット記録装置が提供される。 請求項２の発明によれば、被記録材に沿って移動可能な
キャリッジに記録へ７ドを搭載し、該記録へノドの吐出
口からインク滴を吐出飛翔させて記録するインクジェッ
ト記録装置において、記録ヘッドの吐出口面を清掃する
クリーニング部材をキャリッジまたは記録ヘッドに搭載
し、キャリッジが所定位置にきた時に、前記クリーニン
グ部材を記録装置のフレーム側に衝当させることにより
、該クリーニング部材を弾性的に変位または変形させて
前記吐出口面を清ｔ♂する構成としたので、吐出口面の
清掃手段を設けることによるキャリッジの移動範囲増加
を減少または無くすことにより、その分記録装置の全幅
を小さくすることができ、しかも、構造の簡単化による
コストダウンも図り得るインクジェット記録装置が提供
される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインクジェット記録装置の一実施
例の一部破断平面図、第２図は第１図の一部破断正面図
、第３図は第１図中の線■−■に沿った断面図、第４図
は第１図中のステッピングモータの側画図、第５図は第
工図中の４＠ｖ−ｖに沿った断面図、第６図は第１図中
のベルト張力付与手段のスライド部材を省いた状態を示
す部分平面図、第７図は第１図中のベルト張力付与手段
のテンショナーを省いた状態を示す部分平面図、第８図
は第１図のインクジェット記録装置の吐出口面の清掃動
作時を示す部分平面図、第９図は本発明の他の実施例を
示す概略平面図、第１０図は請求項２の発明によるイン
クジェット記録装置の一実施例の一部破断平面図、第１
１図は第１０図の正面図、第１２図は第１０図中の記録
ヘッドの通常の状態における正面図、第１３図は第１２
図の記録へノドの清掃動作時の状態を示す正面図、第１
４図は第１０図中の記録ヘッドの単体斜視図、第１５図
は請求項２の発明の別の実施例の記録ヘッドの通常時の
状態を示す平面図、第１６図は請求項２の発明による記
録装置の別の実施例の概略平面図、第１７図は第１５図
の記録ヘッドのクリニング部材が動作して吐出口面を覆
った状態を示す正面図である。 １．２−−−フレーム、５−一一一キャリノジ、６ヘル
ト、７・・−・・駆動源（ステッピングモータ）、８−
　記録ヘッド、８　Ａ−一吐出口面、１１被記録材、２
５．２８Ａ、２８Ｂ−・プーリ、３５−−テンショナー
、３７−・−スライド部材、３８−一−クリーニン’１
ｍ材、３９−・・−スプリング（張力付与手段）　、５
１−−クリーニング部材、Ｉ　Ｃ−−フレームの規制壁
、６Ｌ−−−一・・クリーニング部材、１０６−・−ワ
イヤ、１２５．１２８Ａ、１２８　Ｂ−−−・プーリ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録ヘッドを搭載したキャリッジを、駆動源によ
   り、プーリに巻かれたベルトまたはワイヤを介して往復
   駆動し、記録ヘッドの吐出口面を、フレーム側に設けた
   可撓性のクリーニング部材で清掃するように構成された
   インクジェット記録装置において、キャリッジの移動方
   向と平行に移動可能で、かつ前記ベルトまたはワイヤの
   テンションスプリングで付勢されたスライド部材を設け
   、前記クリーニング部材を該スライド部材に取付けるこ
   とを特徴とするインクジェット記録装置。
2. （２）被記録材に沿って移動可能なキャリッジに記録ヘ
   ッドを搭載し、該記録ヘッドの吐出口からインク滴を吐
   出飛翔させて記録するインクジェット記録装置において
   、記録ヘッドの吐出口面を清掃するクリーニング部材を
   キャリッジまたは記録ヘッドに搭載し、キャリッジが所
   定位置にきた時に、前記クリーニング部材を記録装置の
   フレーム側に衝当させることにより、該クリーニング部
   材を弾性的に変位または変形させて前記吐出口面を清掃
   することを特徴とするインクジェット記録装置。