JPH0318181Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318181Y2 JPH0318181Y2 JP1984135683U JP13568384U JPH0318181Y2 JP H0318181 Y2 JPH0318181 Y2 JP H0318181Y2 JP 1984135683 U JP1984135683 U JP 1984135683U JP 13568384 U JP13568384 U JP 13568384U JP H0318181 Y2 JPH0318181 Y2 JP H0318181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet member
- adhered
- adhesive film
- hairline
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 16
- 239000002313 adhesive film Substances 0.000 claims description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 5
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はテープレコーダの機器の表面等に化粧
板等として貼着されるシート部材の接着構造に係
る。
板等として貼着されるシート部材の接着構造に係
る。
第3図は従来のシート部材の被接着体への接着
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
図面において1は0.1mm程度の厚みを有するア
ルミ箔よりなる金属箔、2は該アルミ箔1が貼着
される0.2mm程度の厚みを有するポリエステル薄
板よりなる合成樹脂薄板、4は前記ポリエステル
薄板2の下面に接着されるホツトメルト接着剤で
ある熱接着フイルムで、上記アルミ箔1とポリエ
ステル薄板2と熱接着フイルム4とでシート部材
Aを構成している。
ルミ箔よりなる金属箔、2は該アルミ箔1が貼着
される0.2mm程度の厚みを有するポリエステル薄
板よりなる合成樹脂薄板、4は前記ポリエステル
薄板2の下面に接着されるホツトメルト接着剤で
ある熱接着フイルムで、上記アルミ箔1とポリエ
ステル薄板2と熱接着フイルム4とでシート部材
Aを構成している。
従来、このようなシート部材Aのテープレコー
ダの機器等の被接着体3への接着に当つては、ア
ルミ箔1の表面を美しく形成するために金属ブラ
シで擦過するヘアライン加工が行われ、必要があ
ればアルミ箔1の表面を着色する。次いでシート
部材Aの熱接着フイルム4を被接着体3に加熱押
圧して両者を接着する。しかしこの場合、熱接着
フイルム4は溶融して被接着体3の表面に広がる
ものの、必ずしも均一の厚さで分散されず、した
がつてこの熱接着フイルム4の厚さに起因して第
3図に示す如くアルミ箔1の表面に方向性のない
微小な波状の凹凸が見られ、外観不良を招きやす
かつた。
ダの機器等の被接着体3への接着に当つては、ア
ルミ箔1の表面を美しく形成するために金属ブラ
シで擦過するヘアライン加工が行われ、必要があ
ればアルミ箔1の表面を着色する。次いでシート
部材Aの熱接着フイルム4を被接着体3に加熱押
圧して両者を接着する。しかしこの場合、熱接着
フイルム4は溶融して被接着体3の表面に広がる
ものの、必ずしも均一の厚さで分散されず、した
がつてこの熱接着フイルム4の厚さに起因して第
3図に示す如くアルミ箔1の表面に方向性のない
微小な波状の凹凸が見られ、外観不良を招きやす
かつた。
本考案は上記従来の欠点を解消せんとするもの
であり、本考案の目的は、シート部材の金属箔の
表面に波状の凹凸を生じることの極めて少いシー
ト部材の接着構造を提供せんとするものである。
であり、本考案の目的は、シート部材の金属箔の
表面に波状の凹凸を生じることの極めて少いシー
ト部材の接着構造を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本考案は表面にヘ
アライン加工を施した金属箔に合成樹脂薄板を裏
打ちし、この合成樹脂薄板の裏面に熱接着フイル
ムを接着してなるシート部材を該熱接着フイルム
を介して被接着体に接着するシート部材の接着構
造において、前記被接着体の表面に、前記ヘアラ
イン方向に沿つて延びる複数の線状溝を形成し、
この線状溝内に前記熱接着フイルムの溶融部分を
収納可能にして、被接着体の表面に、シート部材
の金属箔を凹凸が極めて少い平面状に接着したこ
とを特徴とするものである。
アライン加工を施した金属箔に合成樹脂薄板を裏
打ちし、この合成樹脂薄板の裏面に熱接着フイル
ムを接着してなるシート部材を該熱接着フイルム
を介して被接着体に接着するシート部材の接着構
造において、前記被接着体の表面に、前記ヘアラ
イン方向に沿つて延びる複数の線状溝を形成し、
この線状溝内に前記熱接着フイルムの溶融部分を
収納可能にして、被接着体の表面に、シート部材
の金属箔を凹凸が極めて少い平面状に接着したこ
とを特徴とするものである。
第1図は本考案の実施例の分解斜視図、第2図
は断面図である。
は断面図である。
なお、第3図の従来例と同一部分には同一符号
を付して詳細な説明は省略する。
を付して詳細な説明は省略する。
第1,2図において、Aは例えば化粧板として
利用されるシート部材を示し、このシート部材A
は、表面にヘアライン加工によつてヘアライン5
が形成されたアルミ箔1と、該アルミ箔1の裏面
に貼着されたポリエステル薄板よりなる合成樹脂
薄板2と、該合成樹脂薄板2の裏面に接着された
ホツトメルト接着剤からなる熱接着フイルム4と
で構成されている。また、3は例えばテープレコ
ーダの機器の外殻を形成する被接着体3を示し、
該被接着体3の表面には前記ヘアライン5の方向
に沿つて延びる複数の線状溝6が形成されてい
る。これら線状溝6は、例えば1mmの一定間隔で
深さ0.5mm、幅0.5mmに形成されている。
利用されるシート部材を示し、このシート部材A
は、表面にヘアライン加工によつてヘアライン5
が形成されたアルミ箔1と、該アルミ箔1の裏面
に貼着されたポリエステル薄板よりなる合成樹脂
薄板2と、該合成樹脂薄板2の裏面に接着された
ホツトメルト接着剤からなる熱接着フイルム4と
で構成されている。また、3は例えばテープレコ
ーダの機器の外殻を形成する被接着体3を示し、
該被接着体3の表面には前記ヘアライン5の方向
に沿つて延びる複数の線状溝6が形成されてい
る。これら線状溝6は、例えば1mmの一定間隔で
深さ0.5mm、幅0.5mmに形成されている。
前述の如く構成されたシート部材Aを被接着体
3の表面に貼着する場合は、まず、ヘアライン5
と線状溝6の方向を一致させた状態でシート部材
Aを被接着体3上に載置し、次いで、シート部材
Aを加熱押圧して熱接着フイルム4を溶融させ
る。この際、熱接着フイルム4を被接着体3の表
面に広げるためにヘアライン5の方向に沿つて均
一な押圧力が与えられるが、溶融した熱接着フイ
ルム4の一部は、被接着体3の表面に形成された
線状溝6に流れこみ、常温に復帰した際は、被接
着体3の表面とシート部材Aとの間には均一の厚
みの熱接着フイルム4を介在することになり、従
つて従来生じていた金属箔1の表面における波状
の凹凸を極めて少なくすることが出来る。
3の表面に貼着する場合は、まず、ヘアライン5
と線状溝6の方向を一致させた状態でシート部材
Aを被接着体3上に載置し、次いで、シート部材
Aを加熱押圧して熱接着フイルム4を溶融させ
る。この際、熱接着フイルム4を被接着体3の表
面に広げるためにヘアライン5の方向に沿つて均
一な押圧力が与えられるが、溶融した熱接着フイ
ルム4の一部は、被接着体3の表面に形成された
線状溝6に流れこみ、常温に復帰した際は、被接
着体3の表面とシート部材Aとの間には均一の厚
みの熱接着フイルム4を介在することになり、従
つて従来生じていた金属箔1の表面における波状
の凹凸を極めて少なくすることが出来る。
本考案によれば、被接着体の表面にヘアライン
方向に沿つて線状溝を形成し、この線状溝内に溶
融部分が流れこむようにしたので、被接着体の表
面とシート部材との間に、平面状の熱接着フイル
ム層を介在することとなり、従つてシート部材の
金属箔表面に波状の凹凸が生ずることが極めて少
なく、良好な表面品質を確保出来るという効果を
有する。
方向に沿つて線状溝を形成し、この線状溝内に溶
融部分が流れこむようにしたので、被接着体の表
面とシート部材との間に、平面状の熱接着フイル
ム層を介在することとなり、従つてシート部材の
金属箔表面に波状の凹凸が生ずることが極めて少
なく、良好な表面品質を確保出来るという効果を
有する。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は従
来例を示す断面図である。 1……アルミ箔(金属箔)、2……ポリエステ
ル薄板(合成樹脂薄板)、A……シート部材、3
……被接着体、4……ホツトメルト接着剤(熱接
着フイルム)、5……ヘアライン、6……線状溝。
1図は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は従
来例を示す断面図である。 1……アルミ箔(金属箔)、2……ポリエステ
ル薄板(合成樹脂薄板)、A……シート部材、3
……被接着体、4……ホツトメルト接着剤(熱接
着フイルム)、5……ヘアライン、6……線状溝。
Claims (1)
- 表面にヘアライン加工を施した金属箔に合成樹
脂薄板を裏打ちし、この合成樹脂薄板の裏面に熱
接着フイルムを接着してなるシート部材を前記熱
接着フイルムを介して被接着体に接着するシート
部材の接着構造において、前記被接着体の表面
に、前記ヘアライン方向に沿つて延びる複数の線
状溝を形成し、この線状溝内に前記熱接着フイル
ムの溶融部分を収納可能にしたことを特徴とする
シート部材の接着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984135683U JPH0318181Y2 (ja) | 1984-09-08 | 1984-09-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984135683U JPH0318181Y2 (ja) | 1984-09-08 | 1984-09-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6150435U JPS6150435U (ja) | 1986-04-04 |
JPH0318181Y2 true JPH0318181Y2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=30694165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984135683U Expired JPH0318181Y2 (ja) | 1984-09-08 | 1984-09-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318181Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980208A (ja) * | 1972-12-07 | 1974-08-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5411712Y2 (ja) * | 1974-03-18 | 1979-05-25 |
-
1984
- 1984-09-08 JP JP1984135683U patent/JPH0318181Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980208A (ja) * | 1972-12-07 | 1974-08-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6150435U (ja) | 1986-04-04 |
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