JPH0318125Y2 - - Google Patents

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JPH0318125Y2
JPH0318125Y2 JP1983107872U JP10787283U JPH0318125Y2 JP H0318125 Y2 JPH0318125 Y2 JP H0318125Y2 JP 1983107872 U JP1983107872 U JP 1983107872U JP 10787283 U JP10787283 U JP 10787283U JP H0318125 Y2 JPH0318125 Y2 JP H0318125Y2
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ball
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は角柱状の石材を研磨して墓石等に加工
するための装置であり、特に石材の角を斜めに削
り、削り面を研磨して直交する石材表面間に幅の
狭い滑らかな傾斜面を形成する(面を取る)ため
の面取り装置に関する。
(従来技術とその問題点) 石材の面取り作業はおよそ次のような順序で行
われる。
(a) 即ち、石材の角面を取らずに、いきなり目の
粗い砥石で石材の表面を研削すると石材の角が砥
石の突出砥粒等による衝撃で削り取られて所謂
「角欠け」を生じる恐れがあるので、その衝撃を
緩和する為に、予め必要量だけ角を研削する(通
称粗面取り工程)。
(b) 前記(a)(粗面取り工程)で削られた角面は、
その後平面研磨工程が進むにつれて狭くなり、艶
出し工程が終了した時点ではほぼなくなつてい
る。そこで、新たに角を比較的目の粗い砥石から
順次目の細かい砥石に交換しながら研磨し、艶出
しまで作業が継続して行われる。これらの工程で
直交する石材表面間に滑らかな幅2〜3m/mほ
どの傾斜面が形成される(通称細面取り工程)。
これらの工程に従つて傾斜面は鏡面に仕上げら
れ商品価値が向上すると共に、運搬時の角欠け等
も阻止される。
ところが従来の面取り装置は金属等からなる断
面L字形の案内板に電動砥石を組み合わせたもの
(所謂ハンドポリツシヤー)であり、その案内板
を直接石材の表面に接触させて石面(石材表面)
上を滑らせながら作業を行うしくみになつている
ので、作業性及び加工の精度が極めて低くなる。
即ち案内板を石面に接触させる場合は、石面の凹
凸等に妨げられて案内板を滑らかに移動させるこ
とが難しく、又折角磨き上げた石面に傷を付ける
恐れもある。その対策として細面取り工程は手作
業で行う場合もあるが、その場合は作業性が更に
低下する。又全工程を従来のハンドポリツシヤー
(手動電動工具)で行う場合は加工後の傾斜面の
面幅や傾斜角度は一定せず、しかも均一な鋭い光
沢は期待できない。
(考案の目的) 本考案は、(a)面取り作業の全工程に使用するこ
とができ、(b)作業性を大幅に向上させることがで
き、(c)石面に傷を付けることなく、(d)傾斜面の面
幅や傾斜角度を一定させることができ、しかも傾
斜面に均一な鋭い光沢を出すことができる面取り
装置を提供することを目的としている。
(考案の構成) 本考案は、石材の表面に沿う断面略L字形のフ
レームと、フレームの内面に取り付けられ石材表
面に接触するローラと、フレームの屈曲部近傍に
回転自在に支持され石材の角を研磨する砥石と、
該砥石を駆動する原動機からなる石材の面取り装
置において、異なる種類の砥石を前記原動機にワ
ンタツチ操作で着脱自在に取り付ける砥石取付機
構を設け、この砥石取付機構を、原動機に連結し
た略円筒状の原動機側継手部材と、原動機側継手
部材の内方に嵌合し砥石を固着する略円柱状の砥
石側継手部材と、両継手部材を着脱自在に連結す
るボールと、このボールを原動機側継手部材の半
径方向に摺動自在に収容するように半径方向に貫
通した原動機側継手部材の孔と、両継手部材の連
結時にボールの一部が嵌合するように前記砥石側
継手部材の外周面に全周にわたつて形成された環
状溝と、前記原動機側継手部材の外方に嵌合する
摺動自在な略円筒状のブツシユと、ブツシユの原
動機側内面に形成され前記ボールを半径方向内方
に押してボールの一部を前記環状溝に嵌合する押
圧面と、ボールを半径方向外方に向かつて逃がす
ようにブツシユの反原動機側内面に形成された環
状凹部と、前記ブツシユと原動機側の部材との間
に縮設され常時はブツシユを反原動機方向に付勢
して前記押圧面でボールを環状溝に嵌合し前記両
継手部材を連結状態に保持するスプリングとから
構成して、砥石側継手部材の着脱時にはボールを
前記環状凹部へ逃がしてボールと環状溝との嵌合
を解除してブツシユの摺動操作だけで砥石側継手
部材を着脱操作し得るようにし、前記砥石の研磨
面を石材の角に石材の表面に対して略45゜の角度
で圧接し得るように前記原動機をフレームに支持
し、且つ砥石の石材への圧接力を作業員による原
動機の押圧力の変動に応じて滑らかに調整し得る
ように弾性部材を介して前記原動機をフレームに
対して砥石の研磨面に直角な方向にスライド自在
に支持するスライド機構を設け、このスライド機
構を、フレームに連続して前記原動機を挾むよう
に間隔を隔てて固定された2本のピンと、このピ
ンに摺動自在に嵌合し原動機に連結する連結部材
と、連結部材とフレームとの間に介装され比較的
伸縮ストロークの長い弾性部材を構成するコイル
状のリターンスプリングとから形成したことを特
徴とする石材の面取り装置である。
(実施例) 本考案を適用した面取り装置の破断側面図であ
る第1図において、四角柱状の石材1は例えば紙
面と直角方向がその長手方向となる姿勢で水平に
載置されており、図にはその右上部分が示されて
いる。面取り装置2は前記した如く主としてフレ
ーム3、ローラ4、砥石5及びモータ6(原動
機)から構成されている。
即ちフレーム3は互いに直交する1対の平板部
7,8及びその間に位置し両平板部7,8に対し
概ね45゜傾斜する斜板部9からなる断面略L字形
の部材であり、平板部7は石材1の上面と、又平
板部8は石材1の後面とそれぞれ略平行する姿勢
で支持されている。
両平板部7,8の内面即ち面取り装置2を石材
表面にセツトした時に石面と対向する側の両平板
部7,8の表面には断面コ字形のブラケツト11
がボルト12により締着されている。複数個(例
えば7個)のローラ4はピン13を介してブラケ
ツト11に回転自在に支持されている(第2図、
第3図参照)。第1図中ローラ4は石材1の表面
(この場合は上面と後面)に着座し、面取り装置
2は石面に対しローラ4を介して紙面と直角方向
に摺動自在となつている。
平板部7の前端近傍には把手14が設けられて
いる。15は冷却水供給管であり、先端(図の下
端)に一体のノズル16を有する。供給管15は
継手部17において冷却水供給用ホース(図示せ
ず)に連通する。
モータ6は次のような方法で斜板部9に連結さ
れ、斜板部9に対し矢印A方向へ摺動自在となつ
ている。即ち第4図中斜板部9は側方に1対の筒
状部18,19(ボス部)を一体に有し、筒状部
18,19にはそれぞれピン21,22が嵌合固
定されている。ピン21の後部には筒状のブツシ
ユ24が摺動自在に嵌合し、後端の大径部21a
により抜止めが施されている。ブツシユ24の外
周にはモータ6の筒状部25が嵌合固定し、筒状
部25はモータ本体から側方へ張り出している。
モータ6は筒状部19と対向する位置に本体と平
行なフランジ26を備え、フランジ26には1対
のフイン27(第5図)が一体成形されている。
上下が平面状に切り欠かれたピン22の後部22
aは両フイン27間に嵌合し、両フイン27はピ
ン後部22aに対し摺動自在となつている。なお
筒状部18とブツシユ24間及び筒状部19とフ
イン27間にはそれぞれリターンスプリング2
8,29が縮設されている。前記筒状部25及び
フイン27はモータ6に連結した連結部材60の
両端部に一体に形成してある。以上のピン21,
22、筒状部25、フイン27、リターンスプリ
ング28,29等でスライド機構を形成してい
る。
特に、第4図中で上部のピン21が丸形断面と
し、下部のピン22をフイン27が摺動する摺動
面を有する異形断面に形成して、両ピン21,2
2の中心間距離等が多少狂つていても両ピン2
1,22でモータ6を矢印A方向に滑かに摺動さ
せ得るように配慮してあり、加工及び組立てが容
易で製造コストをさげるようになつている。
第1図中31は伝導軸で、ピン32によりモー
タ6の駆動軸33に接続されている。伝導軸31
は1対の軸受34,35を介してモータ6のボス
筒36に回転自在に支持され、先端(図の下端)
に略環状のスペーサ37を備えている。スペーサ
37には前記モータ6に連結する筒状の継手部材
38原動機側継手部材が固着され、継手部材38
は斜板部9の孔41を通過して石材側へ突出して
いる。ボス筒36の下端にはボルト39により環
状蓋40が取り付けられている。
リング状の砥石5はセツト時に内周近傍が石材
1の角1aに当接するようになつており、次のよ
うな方法で斜板部9と平行に支持されている。即
ち砥石5は円柱状の受板42及び略円柱状の継手
部材43(砥石側継手部材)と共に一体の研磨ユ
ニツトを構成している。
また、前記継手部材38の先端部には、180゜間
隔を隔てて2箇所に孔38aが穿孔してあり、こ
の孔38aは継手部材38の半径方向外方に向か
つて継手部材38の肉厚を貫通するように開口し
ている。この孔38aに対応する位置に、前記継
手部材43の外周面には全周にわたつて連続した
環状溝43aが形成されている。
この両継手部材38,43は第1図の紙面に直
角方向に伸びる突起43cと凹部38cでモータ
6のトルクを伝達し得るように連結している。
したがつて、図示の連結状態ではボール45が
の一部が環状溝43aに嵌合して両継手部材3
8,43をロツク状態に保持している。継手部材
43は継手部材38に着脱自在に嵌合している。
そして継手部材38の外周にはブツシユ46が摺
動自在に嵌合している。ブツシユ46は、その先
端部内面に環状凹部46aを有し、この環状凹部
46aからモータ6側には押圧面46bを有し、
スペーサ37との間に縮設されたスプリング47
により矢印A方向へ付勢され通常は押圧面46b
でボール45に抜止めを施し、ブツシユ46が逆
A方向に押された状態では、ボール45が環状凹
部46aに逃げて前記両継手部材38,43の連
結を解除するようになつている。したがつて、一
対のボール45は両継手部材38,43間の着脱
をブツシユ46の摺動によりコントロールしてい
る。以上の継手部材38,43、ボール45、ブ
ツシユ46、スプリング47等で砥石取付機構を
形成している。なお48は把手、49はコードで
あり、コード49は例えば家庭用交流電源に接続
される。
石材1の面取り作業を行うに当り、作業者はモ
ータ6を駆動し、一方の手で把手14を掴んでフ
レーム3を支持しながら他方の手で把手48を矢
印A方向へ押圧する。それに伴つて回転中の砥石
5は石材1の角1aを斜めに削り取り(前工程)、
削り面を研磨する(粗工程〜艶仕上げ工程)。研
削作業及び研磨作業は面取り装置2を第1図中の
紙面と直角方向へ摺動させながら石材1の全長の
亘つて行い、又作業の進行に伴つて砥石5を目の
粗さの異なるものと適宜取り代えながら繰り返し
行う。
なお砥石5の交換はブツシユ46を逆A方向へ
押し上げてボール45のロツクを解除することに
より簡単に行える。艶仕上げ工程終了時には例え
ば第1a図中に斜線で示す部分1bが切り欠か
れ、艶のある滑らかな傾斜面が形成される。石材
1の全ての角1aに傾斜面を形成した時点で面取
り作業を終了する。なお作業中はノズル16から
冷却水を噴射し、削り面を冷却する。
本考案による面取り装置2によると、(a)面取り
作業の全工程に使用することができ、細面取り工
程を手作業で行う必要もなくなる。(b)ローラ4を
設けたので、面取り装置2を石面上でスムーズに
移動させることができ、初心者でも従来の1/3程
度の時間で簡単に面取り作業を行える。(c)従来の
案内板に相当するフレーム3は石面に接触しない
ので、石面に傷が付かない。(d)石面に対するフレ
ーム3の角度を一定させることができるので、傾
斜面の傾斜角度α(例えば45゜)も一定する。従つ
て傾斜面に均一な鋭い光沢を出すことも可能とな
る。削り面を冷却水で冷却しながら作業を行う
と、作業性が更に向上し、又飛散した石粉が冷却
水で洗い流される利点もある。
なお本考案を具体化するに当り、セツト時に砥
石5の外周近傍が石材1の角1aに当接するよう
に面取り装置2を設計することもできる。又リン
グ状の砥石に代えて円板状の砥石を用いることも
可能である。又、把手48の替わりにボス筒部に
把手48a、斜板部48bを取付け、両把手48
a,48bは片手で同時に掴める程度の間隔を隔
てて対向させ、これを握つて加圧することも可能
である。又例えば斜板部9とモータ6間にストツ
パーを設けて切欠み量l1を一定にすることもでき
る。その場合は傾斜面の面幅l2(例えば1〜2mm
程度)も一定になる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の面取り装置による
と、(a)面取り作業の全工程に使用することがで
き、(b)作業性を大幅に向上させることができ、(c)
石面に傷を付けることがなく、(d)傾斜面の面幅l2
や傾斜角度αを一定させることができ、しかも傾
斜面に均一な鋭い光沢を出すことができる。
更に本考案では、異なる種類の砥石を前記モー
タ6(原動機)にワンタツチ操作で着脱自在に取
り付ける砥石取付機構を備えているので、石材1
の面取り作業中に砥石5の粒度を工程毎に、例え
ば#80→#200→#300→#800→#1500→艶砥の
ように順次粒度の細かい砥石に度々変更する必要
があるが、この砥石5の交換を迅速に且つ容易に
行うことができ、面取り作業の能率を向上でき
る。
この砥石取付機構を、モータ6に連結した略円
筒状の原動機側継手部材38と、原動機側継手部
材38の内方に嵌合し砥石を固着する略円柱状の
砥石側継手部材43と、両継手部材38,43を
着脱自在に連結するボール45と、このボール4
5を原動機側継手部材38の半径方向に摺動自在
に収容するように半径方向に貫通した原動機側継
手部材38の孔38aと、両継手部材38,43
の連結時にボール45の一部が嵌合するように前
記砥石側継手部材43の外周面に全周にわたつて
形成された環状溝43aと、前記原動機側継手部
材38の外方に嵌合する摺動自在な略円筒状のブ
ツシユ46と、ブツシユ46の原動機側内面に形
成され前記ボール45を半径方向内方に押してボ
ール45の一部を前記環状溝43aに嵌合する押
圧面46bと、ボール45を半径方向外方に向か
つて逃がすようにブユシユ46の反原動機側内面
に形成された環状凹部46aと、前記ブツシユ4
6と38(原動機側の部材)との間に縮設された
常時はブツシユ46を反原動機方向に付勢して前
記押圧面46bでボール45を環状溝43aに嵌
合し前記両継手部材38,43を連結状態に保持
するスプリング47とから構成してあるので、砥
石側継手部材43の着脱時にはボール45を前記
環状凹部46aへ逃がしてボール45と環状溝4
3aとの嵌合を解除してブツシユ46の摺動操作
だけで砥石側継手部材43を着脱操作することが
できる。
また、第4図に示すようにスライド機構を、フ
レーム3に連続して前記モータ6を挾むように間
隔を隔てて固定された2本のピン21,22と、
このピン21,22に摺動自在に嵌合しモータ6
に連結する連結部材60と、連結部材60とフレ
ーム3との間に介装され比較的伸縮ストロークの
長い弾性部材を構成するコイル状のリターンスプ
リング28,29とから形成したので、モータ6
に加わる作業員の押圧力をリターンスプリング2
8,29のばね力で緩衝して、研磨時の砥石5を
石材1の角1aに押付ける加圧力を滑らかに調整
できる。
特に、粒度#800〜#1500以上の粒度が細かい
工程になると、一定の加圧力では砥石5の摩耗や
刃先の目詰まり等の原因で十分な研磨効果を発揮
できず、一方砥石5への加圧力が急激に増加した
場合には仕上げ面に段付等が発生してしてしま
い、美しい鏡面仕上げ面を得る為には砥石5への
加圧力を僅かずつ増加するように手加減する必要
がある。
そこで、モータ6への作業員の押圧力変動が直
接に砥石5への加圧力変動となつてしまう従来の
技術と比較して、本考案の場合では前記スライド
機構によつて砥石5の加圧力を調整しながら砥石
5を角1aに押付けることができ、前工程の研磨
傷を残してしまうこともなく、均一で美麗な鏡面
仕上げができる。
つまり、把手48を持つてモータ6を矢印A方
向に押付けると、モータ6はストロークの長い前
記リターンスプリング28,29で弾性的に浮動
支持されているので、押付け力を微妙に手加減し
なくても、砥石5を角1aに滑かに圧接すること
ができ、作業熟練度による仕上げ程度の差が発生
せず、一層面取り作業を容易にできる。
特に、第4図中で上部のピン21を丸形断面と
し、下部のピン22をフイン27が摺動する摺動
面を有する異形断面に形成した場合には、両ピン
21,22の中心間距離等が多少狂つていても両
ピン21,22でモータ6を矢印A方向に滑かに
摺動させることができ、加工及び組立てが容易で
製造コストを安くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した面取り装置の破断側
面図、第1a図は第1図の拡大部分図、第2図は
第1図の−線に沿う平面図、第3図は第1図
の−線に沿う断面図、第4図は第1図の−
線に沿う断面図、第5図は第4図の−線に
沿う断面図である。 1……石材、1a……角、2……面取り装置、
3……フレーム、4……ローラ、5……砥石、6
……モータ(原動機)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 石材の表面に沿う断面略L字形のフレーム
    と、フレームの内面に取り付けられる石材表面
    に接触するローラと、フレームの屈曲部近傍に
    回転自在に支持され石材の角を研磨する砥石
    と、該砥石を駆動する原動機からなる石材の面
    取り装置において、異なる種類の砥石を前記原
    動機にワンタツチ操作で着脱自在に取り付ける
    砥石取付機構を設け、この砥石取付機構を、原
    動機に連結した略円筒状の原動機側継手部材
    と、原動機側継手部材の内方に嵌合し砥石を固
    着する略円柱状の砥石側継手部材と、両継手部
    材を着脱自在に連結するボールと、このボール
    を原動機側継手部材の半径方向に摺動自在に収
    容するように半径方向に貫通した原動機側継手
    部材の孔と、両継手部材の連結時にボールの一
    部が嵌合するように前記砥石側継手部材の外周
    面に全周にわたつて形成された環状溝と、前記
    原動機側継手部材の外方に嵌合する摺動自在な
    略円筒状のブツシユと、ブツシユの原動機側内
    面に形成され前記ボールを半径方向内方に押し
    てボールの一部を前記環状溝に嵌合する押圧面
    と、ボールを半径方向外方に向かつて逃がすよ
    うにブツシユの反原動機側内面に形成された環
    状凹部と、前記ブツシユと原動機側の部材との
    間に縮設され常時はブツシユを反原動機方向に
    付勢して前記押圧面でボールを環状溝に嵌合し
    前記両継手部材を連結状態に保持するスプリン
    グとから構成して、砥石側継手部材の着脱時に
    はボールを前記環状凹部へ逃がしてボールと環
    状溝との嵌合を解除してブツシユの摺動操作だ
    けで砥石側継手部材を着脱操作し得るように
    し、前記砥石の研磨面を石材の角に石材の表面
    に対して略45゜の角度で圧接し得るように前記
    原動機をフレームに支持し、且つ砥石の石材へ
    の圧接力を作業員による原動機の押圧力の変動
    に応じて滑らかに調整し得るように弾性部材を
    介して前記原動機をフレームに対して砥石の研
    磨面に直角な方向にスライド自在に支持するス
    ライド機構を設け、このスライド機構を、フレ
    ームに連続して前記原動機を挾むように間隔を
    隔てて固定された2本のピンと、このピンに摺
    動自在に嵌合し原動機に連結する連結部材と、
    連結部材とフレームとの間に介装され比較的伸
    縮ストロークの長い弾性部材を構成するコイル
    状のリターンスプリングとから形成したことを
    特徴とする石材の面取り装置。 (2) スライド機構は、フレーム3の斜板部9に前
    記原動機を挾むように間隔を隔てて固定された
    2本のピン21,22と、前記連結部材に形成
    された一方の丸形断面のピン21に摺動自在に
    嵌合して原動機を案内する原動機に連結した筒
    状部25と、前記連結部材に形成された他方の
    異形断面のピン22に形成した摺動面に摺接し
    て原動機を案内する原動機に連結した2枚のフ
    イン27と、前記斜板部9と筒状部25及びフ
    イン27間に介装されたリターンスプリング2
    8,29とからなる実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の石材の面取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5157089A (ja) * 1974-11-13 1976-05-19 Toa Seiki Kogyo Kk Kanimentoriki

Patent Citations (1)

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JPS5157089A (ja) * 1974-11-13 1976-05-19 Toa Seiki Kogyo Kk Kanimentoriki

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JPS6014837U (ja) 1985-01-31

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