JPH0318074A - 金属蒸気レーザ装置 - Google Patents
金属蒸気レーザ装置Info
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- JPH0318074A JPH0318074A JP15193189A JP15193189A JPH0318074A JP H0318074 A JPH0318074 A JP H0318074A JP 15193189 A JP15193189 A JP 15193189A JP 15193189 A JP15193189 A JP 15193189A JP H0318074 A JPH0318074 A JP H0318074A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/02—Constructional details
- H01S3/03—Constructional details of gas laser discharge tubes
- H01S3/031—Metal vapour lasers, e.g. metal vapour generation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、金属蒸気レーザ装置、特にガス放電によっ
て金属を加熱、気化させてレーザ出力を得る金属蒸気レ
ーザ装置に関するものである。
て金属を加熱、気化させてレーザ出力を得る金属蒸気レ
ーザ装置に関するものである。
第5図は、例えば「レーザー研究」,昭和56年3月号
,第60頁〜第66頁に記載されている「銅蒸気レーザ
ーの製作」に示されている従来の銅蒸気レーザ装置の構
成を示す図である。
,第60頁〜第66頁に記載されている「銅蒸気レーザ
ーの製作」に示されている従来の銅蒸気レーザ装置の構
成を示す図である。
図において.100は放電管であり、この放電¥!10
0はガス放電を生じさせる対向する電極1と、銅蒸気を
発生する銅粒子3が配置された内管2と、外筒4と、上
記電極1で生じた放電の熱の逃げを防ぐ断熱層5と、上
記電%1側に設けられているレーザ光を取り出す窓6と
、上記外筒4の中間部に高圧電圧を絶縁するために設け
られている絶縁ブレイク7から構成されている。
0はガス放電を生じさせる対向する電極1と、銅蒸気を
発生する銅粒子3が配置された内管2と、外筒4と、上
記電極1で生じた放電の熱の逃げを防ぐ断熱層5と、上
記電%1側に設けられているレーザ光を取り出す窓6と
、上記外筒4の中間部に高圧電圧を絶縁するために設け
られている絶縁ブレイク7から構成されている。
200は第1のパルス発生回路であり、この第1のパル
ス発生回路200は放電管100の外筒4と接続線aを
介して接続される充電用コンデンサ8と,この充電用コ
ンデンサ8と直列に接続される充電用リアクトル9と,
陽極が高圧電源tiの一端と接続され,陰極が充電用リ
アクトル9と接続されるダイオード10と、上記充電用
リアクトル9の一端と上記高圧電源11の一端との間に
接続されているサイラトロン12と、上記充電用コンデ
ンサ8の一端と上記サイライトロ ン12の一端との間
に接続される充電用抵抗l4から構成されている。
ス発生回路200は放電管100の外筒4と接続線aを
介して接続される充電用コンデンサ8と,この充電用コ
ンデンサ8と直列に接続される充電用リアクトル9と,
陽極が高圧電源tiの一端と接続され,陰極が充電用リ
アクトル9と接続されるダイオード10と、上記充電用
リアクトル9の一端と上記高圧電源11の一端との間に
接続されているサイラトロン12と、上記充電用コンデ
ンサ8の一端と上記サイライトロ ン12の一端との間
に接続される充電用抵抗l4から構成されている。
また、高圧電源11の他端は接続線bを介して外筒4と
接続されている。さらに,サイラトロン12のグリッド
にはパルス制御回路13が接続されている。
接続されている。さらに,サイラトロン12のグリッド
にはパルス制御回路13が接続されている。
従来の金属蒸気レーザ装置は上記のように構或され、高
圧電源11からダイオード10および充電用リアクトル
9を通して、かつ充電用抵抗14を通じて充電用コンデ
ンサ8に高圧電圧が充電される。
圧電源11からダイオード10および充電用リアクトル
9を通して、かつ充電用抵抗14を通じて充電用コンデ
ンサ8に高圧電圧が充電される。
次に、パルス制御回路13によって駆動されるサイラト
ロン12がオンすると,充電用コンデンサ8に充電され
た高圧電圧は外筒4を通じて対向する電極1に印加され
、内管2の中にガス放電を形或する。
ロン12がオンすると,充電用コンデンサ8に充電され
た高圧電圧は外筒4を通じて対向する電極1に印加され
、内管2の中にガス放電を形或する。
この内管2の中に形或された放電の熱エネルギーは断熱
層5によって保持されるため,内管2の温度はガス放電
の繰返によって1500℃程度の高温に上昇し,銅粒子
3を蒸気にすると共に内管2の中に銅蒸気を充満させる
。
層5によって保持されるため,内管2の温度はガス放電
の繰返によって1500℃程度の高温に上昇し,銅粒子
3を蒸気にすると共に内管2の中に銅蒸気を充満させる
。
対向する電極1によって形成されたガス放電により放電
プラズマの電子を加速し,さらに電子は内管2の中に充
満された銅原子に衝突すると共に、銅原子の原子レベル
を第一共鳴準位である上準位に励起し、準安定準位であ
る下準位へ励起させる数は少ないため、反転分布が形成
される。上準位にある銅原子はレーザ発振を伴って下準
位に落ち、さらに下準位から基底準位にゆっくりと緩和
する。
プラズマの電子を加速し,さらに電子は内管2の中に充
満された銅原子に衝突すると共に、銅原子の原子レベル
を第一共鳴準位である上準位に励起し、準安定準位であ
る下準位へ励起させる数は少ないため、反転分布が形成
される。上準位にある銅原子はレーザ発振を伴って下準
位に落ち、さらに下準位から基底準位にゆっくりと緩和
する。
以上の動作を数KHzで繰り返す。レーザ光は窓6を通
して取り出す. 下準位から基底準位への緩和は内管2の口径が小さい場
合は、内管2の壁と励起原子との衝突で行われ、内管2
の口径が大きい場合は,下準位原子と低速電子との超弾
性衝突にて行われ、その寿命は数百μsecと長い。
して取り出す. 下準位から基底準位への緩和は内管2の口径が小さい場
合は、内管2の壁と励起原子との衝突で行われ、内管2
の口径が大きい場合は,下準位原子と低速電子との超弾
性衝突にて行われ、その寿命は数百μsecと長い。
従来の銅蒸気レーザ装置は以上のように構成されている
ので,スイッチング素子としてのサイラトロンの特性変
化、電源電圧の変動などによって、投入電力が一定にな
らず、そのため、内管2の温度が変動し、異常温度上昇
によって内管2を破損したり、所望の色のレーザが得ら
れないという問題点があった。
ので,スイッチング素子としてのサイラトロンの特性変
化、電源電圧の変動などによって、投入電力が一定にな
らず、そのため、内管2の温度が変動し、異常温度上昇
によって内管2を破損したり、所望の色のレーザが得ら
れないという問題点があった。
また、下準位から基底準位に緩和する時間が数百μse
cと非常に長いので、緩和が終了するのを待って次のパ
ルスを印加するとパルス繰り返し数が小さくなり,また
パルス繰り返し数を高くするとパルス印加時の下準位の
数が多くなるため,反転分布が不完全となり、銅蒸気レ
ーザの効率が低下するなどの問題点があった。
cと非常に長いので、緩和が終了するのを待って次のパ
ルスを印加するとパルス繰り返し数が小さくなり,また
パルス繰り返し数を高くするとパルス印加時の下準位の
数が多くなるため,反転分布が不完全となり、銅蒸気レ
ーザの効率が低下するなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、投入電力を一定にして、放電管の温度を一定
に保持し、温度変化に起因する不都合を防止するととも
に各パルスの間で、下準位から基底準位への緩和を促進
させ,次にパルスでの反転分布をより完全なものとする
ことで、パルス繰り返し数が高い場合でも効率が高い金
属蒸気レーザ装置を得ることを目的とする。
たもので、投入電力を一定にして、放電管の温度を一定
に保持し、温度変化に起因する不都合を防止するととも
に各パルスの間で、下準位から基底準位への緩和を促進
させ,次にパルスでの反転分布をより完全なものとする
ことで、パルス繰り返し数が高い場合でも効率が高い金
属蒸気レーザ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る金属蒸気レーザ装置は、放電管にガス放
電を発生させるパルス電圧を供給する第1のパルス発生
回路と、前記第1のパルス発生回路とは別の設けられ、
前記第1のパルス電圧より所定時間遅延し該第1のパル
ス電圧より小さい第2のパルス電圧を前記放電管に供給
する第2のパルス発生回路と,前記第2のパルス電圧に
基づいて前記放電管の投入電力が一定となる前記第1の
パルス電圧を算出し、この算出結果によって前記第1の
パルス発生回路を制御する電力計算回路とを具備したも
のである。
電を発生させるパルス電圧を供給する第1のパルス発生
回路と、前記第1のパルス発生回路とは別の設けられ、
前記第1のパルス電圧より所定時間遅延し該第1のパル
ス電圧より小さい第2のパルス電圧を前記放電管に供給
する第2のパルス発生回路と,前記第2のパルス電圧に
基づいて前記放電管の投入電力が一定となる前記第1の
パルス電圧を算出し、この算出結果によって前記第1の
パルス発生回路を制御する電力計算回路とを具備したも
のである。
〔作用〕
この発明における金属蒸気レーザ装置は,第1のパルス
発生回路から供給される第1のパルス電圧間に第2のパ
ルス発生回路から発生される第2のパルス電圧を印加し
、下準位原子と低速電子との超弾性衝突を強性的に生じ
させ、その結果、下準位原子の緩和が促進され、次のパ
ルス電圧が印加される場合に反転分布がより完全なもの
となる。
発生回路から供給される第1のパルス電圧間に第2のパ
ルス発生回路から発生される第2のパルス電圧を印加し
、下準位原子と低速電子との超弾性衝突を強性的に生じ
させ、その結果、下準位原子の緩和が促進され、次のパ
ルス電圧が印加される場合に反転分布がより完全なもの
となる。
また、電力計算回路で算出した第1のパルス電圧となる
ように第1のパルス発生回路を制御することにより、放
電管の投入電力を均一化し、放電管内部の温度を一定に
保持することができ、異常温度上昇をなくして放電管の
破損を防止する。
ように第1のパルス発生回路を制御することにより、放
電管の投入電力を均一化し、放電管内部の温度を一定に
保持することができ、異常温度上昇をなくして放電管の
破損を防止する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。前記
第5図と同一部分に同一符号を付して重複説明を省略し
た第1図において、15は遅延回路であり、この遅延回
路15の出力側は第2のパルス発生回路300と接続さ
れ、その入力側はパルス制御回路13と接続され,パル
ス制御回路13からの信号を受けて、所定時間だけ出力
を遅延させる。また,この第2のパルス発生回路300
は出力側は放電管100と接続され、遅延回路15から
の信号を受けて放電管100に電圧を印加する。
第5図と同一部分に同一符号を付して重複説明を省略し
た第1図において、15は遅延回路であり、この遅延回
路15の出力側は第2のパルス発生回路300と接続さ
れ、その入力側はパルス制御回路13と接続され,パル
ス制御回路13からの信号を受けて、所定時間だけ出力
を遅延させる。また,この第2のパルス発生回路300
は出力側は放電管100と接続され、遅延回路15から
の信号を受けて放電管100に電圧を印加する。
第2図は第工図の第2のパルス発生回路300の詳細回
路を示す図である。図において、接続線aはフィルタリ
アクトル24を介して巻線比n:lのパルストランス2
2の一次側の一端と接続されると共に接続点bは上記パ
ルストランス22の一次側の他端と接続されている。フ
ィルタコンデンサ23はパルストランス22の一次側と
並列に接続され、このフィルタコンデンサ23とフィル
タリアクトル24とで保護回路26を構成している。
路を示す図である。図において、接続線aはフィルタリ
アクトル24を介して巻線比n:lのパルストランス2
2の一次側の一端と接続されると共に接続点bは上記パ
ルストランス22の一次側の他端と接続されている。フ
ィルタコンデンサ23はパルストランス22の一次側と
並列に接続され、このフィルタコンデンサ23とフィル
タリアクトル24とで保護回路26を構成している。
上記パルストランスの二次側の一端は、逆極性のダイオ
ード20およびパルス充電リアクトル19を介して直流
電源18の正極側と接続される共にパルス用コンデンサ
17を介して自己消弧型スイッチ25の一端と接続され
、上記パルストランス22の二次側の他端は、パルス用
リアクトル21を介して上記自己消弧型スイッチ25の
他端と接続されている。また,直流電源18の負極側は
自己消弧型スイッチ25の一端と接続されている。
ード20およびパルス充電リアクトル19を介して直流
電源18の正極側と接続される共にパルス用コンデンサ
17を介して自己消弧型スイッチ25の一端と接続され
、上記パルストランス22の二次側の他端は、パルス用
リアクトル21を介して上記自己消弧型スイッチ25の
他端と接続されている。また,直流電源18の負極側は
自己消弧型スイッチ25の一端と接続されている。
さらに、接続線Cは上記自己消弧型スイッチ25と接続
されている。
されている。
第3図はこの発明の一実施例による放電管100に印加
される電圧を表すタイムチャート図を示す図である。
される電圧を表すタイムチャート図を示す図である。
次に上記実施例の動作について説明する。パルス制御回
路13から出力された出力信号を受けて、遅延回路l5
がパルス制御回路13の出力を所定の時間だけ遅延した
後、第2のパルス発生回路300に信号を与える。
路13から出力された出力信号を受けて、遅延回路l5
がパルス制御回路13の出力を所定の時間だけ遅延した
後、第2のパルス発生回路300に信号を与える。
第2のパルス発生回路300の自己消弧型スイッチ25
が遅延回路15の信号を受けて導通すると、パルス用コ
ンデンサl7に蓄えられてた電圧は、パルストランス2
2、パルス用リアクトル2lに印加される.パルストラ
ンス22の二次側には、一次側に対しn倍の電圧が発生
し、フィルタコンデンサ23、フィルタリアクトル24
を通して放電管100に第2のパルス電圧を印加する。
が遅延回路15の信号を受けて導通すると、パルス用コ
ンデンサl7に蓄えられてた電圧は、パルストランス2
2、パルス用リアクトル2lに印加される.パルストラ
ンス22の二次側には、一次側に対しn倍の電圧が発生
し、フィルタコンデンサ23、フィルタリアクトル24
を通して放電管100に第2のパルス電圧を印加する。
第3図に接続,Ii!la − b間に印加される電圧
Val+を時間に対して示す。時刻t。において、第1
のパルス発生回路200から第1のパルス電圧が放電管
100に印加されてガス放電を得る。時刻1oから所定
時間τだけ遅延され,第2のパルス発生回路300から
第2のパルス電圧が印加され、それを一定の繰り返しで
行う。フィルタリアクトル24、フィルタコンデンサ2
3は第↓のパルス発生回路200からの第1のパルス電
圧に対しては阻止するように働き、第2のパルス回路3
00からの第2のパルス電圧に対しては伝達するような
ローバスフィルタとなっている。
Val+を時間に対して示す。時刻t。において、第1
のパルス発生回路200から第1のパルス電圧が放電管
100に印加されてガス放電を得る。時刻1oから所定
時間τだけ遅延され,第2のパルス発生回路300から
第2のパルス電圧が印加され、それを一定の繰り返しで
行う。フィルタリアクトル24、フィルタコンデンサ2
3は第↓のパルス発生回路200からの第1のパルス電
圧に対しては阻止するように働き、第2のパルス回路3
00からの第2のパルス電圧に対しては伝達するような
ローバスフィルタとなっている。
第2のパルス発生回路300からの第2のパルス電圧の
パルス幅Txは、パルス用リアクトル2工のインダクタ
ンスLxとパルス用コンデンサ17の容量Cxで決まり
、 Txmzt Lx11Cx一 となる。パルス幅Txの大きさは、第工のパルス発生回
路200から出力される第1のパルス電圧のパルス幅よ
り大きくなっている。
パルス幅Txは、パルス用リアクトル2工のインダクタ
ンスLxとパルス用コンデンサ17の容量Cxで決まり
、 Txmzt Lx11Cx一 となる。パルス幅Txの大きさは、第工のパルス発生回
路200から出力される第1のパルス電圧のパルス幅よ
り大きくなっている。
銅蒸気レーザ装置において、下準位原子の基底準位への
緩和は、内管2の口径が大きい場合は下準位と低速電子
との超弾性衝突によって行われる.つまり、 Cu傘(SLOIF)→C u + e (Hgt)こ
こで.Cu拳は下準位原子 Cuは基底準位原子 e !Loll)は低速電子 e (fagt)は高速電子 となる。
緩和は、内管2の口径が大きい場合は下準位と低速電子
との超弾性衝突によって行われる.つまり、 Cu傘(SLOIF)→C u + e (Hgt)こ
こで.Cu拳は下準位原子 Cuは基底準位原子 e !Loll)は低速電子 e (fagt)は高速電子 となる。
第2のパルス発生回路300から印加される電圧は、銅
原子を上準位に励起しない低い電圧であるが、電子の加
速は行われるため電子と銅原子との衝突は激しくなる.
その結果、下準位原子と電子との超弾性衝突が活発にな
り,よって下準位の緩和が促進される. 上記の場合,放電管100に対する投入電力(投入エネ
ルギ)は、第1のパルス発生回路201 発生回路300による投入エネルギTC,V2”の和と
なる. そこで、第2のパルス発生回路300からの第2のパル
ス電圧v2と容量設定回路l6からの容量Cユ,C2に
基づいて、 Eは放電管100の投入エネルギの式から電力計算回路
17で第1のパルス電圧Vエを算出し、この第1のパル
ス電圧Viを放電管100に印加するように、第1のパ
ルス発生回路200を電力計算回路17の算出結果で制
御することにより、放電管100に対する投入電力,つ
まり投入エネルギの均一化を図ることができ、放電管内
部の温度変化を抑制することができる。
原子を上準位に励起しない低い電圧であるが、電子の加
速は行われるため電子と銅原子との衝突は激しくなる.
その結果、下準位原子と電子との超弾性衝突が活発にな
り,よって下準位の緩和が促進される. 上記の場合,放電管100に対する投入電力(投入エネ
ルギ)は、第1のパルス発生回路201 発生回路300による投入エネルギTC,V2”の和と
なる. そこで、第2のパルス発生回路300からの第2のパル
ス電圧v2と容量設定回路l6からの容量Cユ,C2に
基づいて、 Eは放電管100の投入エネルギの式から電力計算回路
17で第1のパルス電圧Vエを算出し、この第1のパル
ス電圧Viを放電管100に印加するように、第1のパ
ルス発生回路200を電力計算回路17の算出結果で制
御することにより、放電管100に対する投入電力,つ
まり投入エネルギの均一化を図ることができ、放電管内
部の温度変化を抑制することができる。
第4図は電力計算回路17の1例を示すブロック図であ
り、第2のパルス発生回路300からの第2のパルス電
圧v2を乗算器118で二乗し、この乗算器118の出
力v2zと容量設定回路16からの容量C2を乗算器1
19で乗算する.そして,乗算器119の出力を減衰器
210で減衰し、インバータ21を通した減衰器210
の減衰出1 力TC2v2″を電力設定回路212からの投入エネル
ギEと加算器213で加算した後、増幅器214で増幅
する。
り、第2のパルス発生回路300からの第2のパルス電
圧v2を乗算器118で二乗し、この乗算器118の出
力v2zと容量設定回路16からの容量C2を乗算器1
19で乗算する.そして,乗算器119の出力を減衰器
210で減衰し、インバータ21を通した減衰器210
の減衰出1 力TC2v2″を電力設定回路212からの投入エネル
ギEと加算器213で加算した後、増幅器214で増幅
する。
次いで、この増幅器214の出力と上記容量設定回路1
6から供給された容量C1とを割算器215で割算し,
この割算器215の出力を平方根回路216を通すこと
により、第1のパルス電圧Vエを算出するものである. 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、放電管に一定の投入
電力を供給するように構或したので、放電管内部の温度
を均一に保持することができ、異常温度上昇などによる
放電管の破損を防止し所望の色のレーザを安定に出力す
ることができる.また、第1のパルス発生回路と別に第
2のパルス発生回路を設け、第1のパルス発生回路から
パルス電圧が印加された後、所定時間遅延して第2のパ
ルス発生回路から再びパルス電圧を印加するようにした
ので、下準位の原子が基底準位に緩和する時間が短縮さ
れ,その結果第1のパルス発生回路からの次のパルス印
加時に反転分布がより完全なものとなり、高繰り返しに
おいても効率の高い金属蒸気レーザ装置を得ることがで
きる効果がある・
6から供給された容量C1とを割算器215で割算し,
この割算器215の出力を平方根回路216を通すこと
により、第1のパルス電圧Vエを算出するものである. 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、放電管に一定の投入
電力を供給するように構或したので、放電管内部の温度
を均一に保持することができ、異常温度上昇などによる
放電管の破損を防止し所望の色のレーザを安定に出力す
ることができる.また、第1のパルス発生回路と別に第
2のパルス発生回路を設け、第1のパルス発生回路から
パルス電圧が印加された後、所定時間遅延して第2のパ
ルス発生回路から再びパルス電圧を印加するようにした
ので、下準位の原子が基底準位に緩和する時間が短縮さ
れ,その結果第1のパルス発生回路からの次のパルス印
加時に反転分布がより完全なものとなり、高繰り返しに
おいても効率の高い金属蒸気レーザ装置を得ることがで
きる効果がある・
第1図はこの発明の一実施例による金属蒸気レーザ装置
の構成図、第2図は第2のパルス発生回路の回路図、第
3図は放電管の印加電圧を示すタイムチャート図、第4
図は電力計算回路の構或図、第5図は従来の金属蒸気レ
ーザ装置の構或図である. 100は放電管,200は第1のパルス発生回路、30
0は第2のパルス発生回路4 17は電力計算回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す.
の構成図、第2図は第2のパルス発生回路の回路図、第
3図は放電管の印加電圧を示すタイムチャート図、第4
図は電力計算回路の構或図、第5図は従来の金属蒸気レ
ーザ装置の構或図である. 100は放電管,200は第1のパルス発生回路、30
0は第2のパルス発生回路4 17は電力計算回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す.
Claims (1)
- ガス放電によって金属を加熱、気化させてレーザ出力を
得る放電管と、前記放電管にガス放電を発生させるパル
ス電圧を供給する第1のパルス発生回路と、前記第1の
パルス発生回路とは別に設けられ前記第1のパルス電圧
より所定時間遅延し該第1のパルス電圧より小さい第2
のパルス電圧を前記放電管に供給する第2のパルス発生
回路と、前記第2のパルス電圧に基づいて前記放電管の
投入電力が一定となる前記第1のパルス電圧を算出し、
この算出結果によって前記第1のパルス発生回路を制御
する電力計算回路とを備えた金属蒸気レーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15193189A JPH0318074A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 金属蒸気レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15193189A JPH0318074A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 金属蒸気レーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0318074A true JPH0318074A (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=15529331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15193189A Pending JPH0318074A (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 金属蒸気レーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318074A (ja) |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP15193189A patent/JPH0318074A/ja active Pending
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