JPH03180602A

JPH03180602A - アスファルト層補強用ゲオテキスタイル

Info

Publication number: JPH03180602A
Application number: JP2216460A
Authority: JP
Inventors: Maubeuge Kent Von; ケント・フォン・マウボイゲ
Original assignee: Hoechst AG
Current assignee: Hoechst AG
Priority date: 1989-08-16
Filing date: 1990-08-16
Publication date: 1991-08-06
Also published as: IE902957A1; EP0413295A1; DE3926991A1; PT94995A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は道路構造のアスファルト層を強化するためのゲ
オテキスタイル（ｇｅｏｔｅｘｔｉｌｅ）に関する。

ゲオテキスタイルは古い舗装と新しい舗装との間の中間
層として、摩損したビチューメン舗装の修理に数年前か
ら用いられている。しかし、新しい道路の構成において
舗装と支持層との間にゲオテキスタイルを用いることも
できる。このようなゲオテキスタイルの機能と利益はヘ
ルギー、リエージでの１９８９年３月８日〜ｌＯ日の会
議（舗装における反対分解、評価と制御）において考察
されている。

実際に、本質的に２つの基本的概念が確立されている。

１つの概念は通常、連続フィラメントから構成された、
ポリプロピレン製または高融点のために使用が増大して
いるポリエステル製のスパンボンド（ｓｐｕｎｂｏｎｄ
）の形状である不織布の使用である〔例えば、「デイ−
アスファルトシュトラーセ（Ｄｉｅ　Ａｓｐｈａｌｔｓ
ｔｒａｓｅ）　Ｊ　１／８８．１５頁以下または「アス
ファルト上層における舗装用布帛の設置ガイド（（ｎｓ
ｔａｌｌａｔｉｏｎ　Ｇｕｉｄｅ　ｆｏｒ　Ｐａｖｉｎ
ｇ　Ｆａｂｒｉｅｉｎ　Ａｓｐｈａｌｔ　０ｖｅｒｌａ
ｙｓ）　Ｊ米国、ヘキスト　ファブリックス　インダス
トリーズ（Ｈｏｅｃｈｓｔ　Ｆａｂｒｉｃｓｃｌｎｄｕ
ｓｔｒｉｅｓ）からを参照のこと］。他方では、高強度
ポリエステルヤーン製の格子状布帛（ｌａｔｔｉｃｅｆ
ａｂｒｉｃｓ）が用いられる〔例えば、「ビチューメン
、タール、アスファルト、ピッチ（Ｂｉｔｕｍｅｎ、　
Ｔｅｅｒ。

Ａｓｐｈａｌｔ　５Ｐｅｃｈｅ）　Ｊ　２５巻、１９７
４年４月、参照］。

最近さらに、流延または押出成形プラスチック、通常は
ポリプロピレンから成形された配向性孔質フィルムから
戒るグリラグが加わった。

舗装と地面との間に不織布を挿入することの主な利点は
、き裂の形成と伝播を阻止または少なくとも遅延させる
ためのある種のバッファー効果（ｂｕｆｆｅｒ　ｅｆｆ
ｅｃｔ）である。さらに、ビチューメン含浸不織布は表
面水の支持層中への浸透を阻止するためのウォーターバ
リヤー（ｗａｔｅｒ　ｂａｒｒｉｅｒ）として作用する
。しかし、実際に発見されているように、不織布は垂直
運動または非常に大きい水平運動によるき裂形成と伝播
を阻止するためにしばしば満足できるものではなく、こ
れらの強度と伸長性の特性が不充分であることに帰因す
ると考えられる。

格子状布帛はそれらの良好な強度特性のために、舗装と
支持層との間の相対運動を吸収することに効果的であり
、き裂形成と伝播を阻止することにいっそう効果的であ
るとしても、き裂がサイズ２０〜４０ｍｍの粗いメツシ
ュホールを通過しているという欠点を有する。もう１つ
の欠点は表面水の浸透に対するバリヤーを実際に提供し
得ないことである。また、このような格子状布帛には、
それらの剛性のために、積層問題があり、しばしば不充
分な付着とアスファルト層の早期剥離が生ずる。

本発明の目的は、道路構造のアスファルト層の補強のた
めに、アスファルト層中のき裂形成と伝播を阻止するこ
とに特に効果的であり、表面水の浸透に対して良好なシ
ーリング効果を有し、設置が容易であるゲオテキスタイ
ルを提供することである。

この目的は本発明によってゲオテキスタイルを、ｌ成分
が不織布であり、他の成分が、織布、ニット（１（ｎｉ
ｔｔｅｄ）布帛、レイド（ｌａｉｄ）もしくはグリッド
（ｇｒｉｄ）布帛または一定ヤーン配置の他のシート様
構造体である２成分から成る複合材料を含む場合に達成
される。

不織布と一定ヤーン配置のシート様構造体とから形成さ
れた複合材料はそれ自体すでに公知である０例えば、ド
イツ特許第０７，１３３．９９７号はけん縮ポリアミド
繊維不織布と二一ドルドイン（ｎｅｅｄｌｅｄｉｎ）連
続フィラメント格子状布帛とから、耐水性結合剤によっ
て共に結合されて、形成された複合材料を述べている。

この複合材料は堤防および運河構造に防食性せき止め材
料（ｄａｍＩｌｉｎｇ　ｍａｔｅｒｉａｌ）として用い
られる。

これとは対照的に、本発明によって構成されるゲオテキ
スタイルは道路構造中のアスファルト層の補強に用いら
れる。本発明によって構成したゲオテキスタイルは、判
明しているところでは、き型形成と伝播に対して意外に
高い耐性を有する。

これは複合体の２成分の有利な性質の組合せ効果による
と考えられる。さらに、本発明によって構成されるゲオ
テキスタイルは水および有機要素と無機要素の通過を阻
止する良好なシーリング作用を有する。

複合材料を複合材料の２成分が横方向挿入ラッグエル法
（ｗｅｆｔ　１ｎｓｅｒｔｉｏｎ　Ｒａ５ｃｈｒｌ　ｔ
ｅｃｈｎｉｑｕｅ）によって共に維持されるラッシェル
材料（Ｒａｓｃｈｅｌｍａｔｅｒｉａｌ）　として構成
するのが好ましい。これは、不織布をヤーン、好ましく
は高強度ヤーンによって数方向において強化する１種の
たて編み（ｗａｒｐｋｎｉｔｔｉｎｇ）である。このた
て編み法はいわゆるラッシェル装置ｆｆ（Ｒａｓｃｈｅ
ｔ　ｍａｃｈｉｎｓ）で実施される。

本発明によって構成される複合材料の！！造に特に適し
たラッシェル装置はカール　マイヤー、テキスタイルマ
シネンフアプリク社（Ｋａｒｌ　Ｍａｙｅｒ　。

Ｔｅｘｔｉｌｍａｓｃｈｉｎｅｎ　ｆａｂｒｉｋ　Ｇｍ
ｂＨ）　（オバートシャウセン）からのＲ３３ＭＳＵ−
Ｖモデルである。ウェブインレイ（Ｗｅｂ　１ｎｌａｙ
）を用いてよこ方向挿入法によって製造したラッシェル
材料は複合材料の２成分間の特に強い結合を有する。

しかし、刺し縫い（ｎｅｅｄｌｉｎｇ）、接着結合また
は縫合（ｓｔｉｔｃｈｉｎａ）による複合材料２戊分の
結合にも良好な結果が得られている。ゲオテキスタイル
が複合材料の剥離によって弱められないことを保証する
ために、２成分間の結合は充分に強くなければならない
。

不織布はポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、
ポリアクリロニトリル、または他の適当な材料から製造
されるが、ポリエステル特にポリエチレン　テレフタレ
ートがそれらの耐熱性のために好ましい。

不織布は連続フィラメントから形成されたスパンボンデ
ツド不織布として構成するのが好ましい、不織布はｇ１
％！的、熱的または化学的に結合することができるが、
このような不織布のビチューメンのフレキシビリティと
吸収容量とを考慮すると機械的結合が好ましい、不織布
の基礎重量は５０〜３００ｇ／ｒｒｌ、特に１００〜１
８０ｇ／　ｒｄの範囲内であることが好ましい。

複合材料の第２成分すなわち織布のための原料の選択は
不織布の場合と同じである。複合材料が織布材料が織布
、レイド布帛、格子状もしくはニット状布帛を含むまた
はラッシェル材料から構成されるのいずれであるかに関
係なく、複合材料の２成分を同じ原料から、すなわち特
にポリエステルから製造するのが好ましい。この複合材
料の第２成分の基礎重量は１００〜５００ｇ／ボの範囲
内であることが好ましい。複合材料の第２成分の破断強
さはｌｏ〜２００ｋＮ／　ｍ、好ましくは２５ｋＮ／ｍ
より大であるべきである（問題の破断強さは幅１ｍのシ
ート様構造体の破断強さである）。破断伸びは５〜３５
％、特に１０〜２０％の範囲内であることが好ましい。

複合材料を不織布層を含むラッシェル材料として構成し
た場合には、複合材料の第２成分の破断強さは複合材料
自体の破断強さに対応する、これは不織布がその高い伸
長性のために破断強さに有意に関係しないからである。

ゲオテキスタイルと２つのアスファルト層との間の結合
は接着剤、例えば純枠なビチューメンによって得られる
。

他の接着剤を用いた場合には、接着剤の最終量を予め定
めなければならない。この接着剤量は複合材料の孔隙容
量に少なくとも一致しなければならず、を員傷した層へ
の接着剤の損失を考慮しなければならない。関連する必
要条件は特別調査委員会（Ｔａｓｋ　Ｆｏｒｃｅ）２５
の「舗装用布帛の仕様書ガイド（Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔ
ｉｏｎ　Ｇｕｉｄｅ　ｆｏｒ　Ｐａｖｉｎｇ　Ｆａｂｒ
ｉｃｓ　ｏｆＴａｓｋ　Ｆｏｒｃｅ　２５）　Ｊに要約
されている。

特に好ましい実施態様では、不織布は高テナシティ　ト
レビラ（ｈｉｇｈ　ｔｅｎａｃｉｔｙ　Ｔｒｅｖｉｒａ
）高硬質ヤーンをよ二方向挿入ラッシェル法によって組
合せた、または高テナシティトレビラ高硬質ヤーン性織
布に縫合によって結合したトレビラ　スパンボンドであ
る。

上述したように、本発明によって構成した複合材料はき
型形成と伝播に対して特に高い耐性を有する。この場合
に不織布成分はアスファルトとゲオテキスタイルとの間
の最適結合を保証する；これは水の通過も防止し、き裂
による反応を吸収するバッファーを形成する。複合材料
は不織布面を下方に向けて用いるのが好ましい。

き裂が大きい場合には、特に隣接建物の破壊および／ま
たは地面の運動、霜による隆起またはその他の応力によ
る力は特に複合材料の高強度第２成分によって吸収され
る。

１゜事件の表示平成２年特許願第２１６４６０号２゜発明の名称アスファルト層浦強用ゲオテキスタイル３゜補正をする者事件との関係　　　特許出願人住所名　称　　（９０９）ヘキスト・アクチェンゲゼルシャ
フト４、代理人住所東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビル　２０６区５゜補正命令の日付平成２年■（月２７日（発送日）６゜補正の対象タイプ印書により浄書した明細書゛史

Claims

【特許請求の範囲】

１．１成分が不織布であり、他の成分が織布、ニット状
布帛、レイドもしくはグリッド布帛または他の、特定ヤ
ーン配置のシート様構造体である、２成分から形成され
た複合材料から成る道路構造のアスファルト層補強用ゲ
オテキスタイル。
２．２成分が相互によこ方向挿入ラッシェル法によって
組合されたラッシェル材料として複合材料が構成される
請求項１記載のデオテキスタイル。
３．複合材料の２成分が刺し縫い、接着剤結合または縫
合によって共に結合された請求項１記載のゲオテキスタ
イル。
４．複合材料の第２成分が高テナシティヤーンから製造
された請求項１〜３のいずれかに記載のゲオテキスタイ
ル。
５．不織布が連続フィラメントからのスパンボンドとし
て構成された請求項１〜４のいずれかに記載のゲオテキ
スタイル。
６．不織布がポリエステルから、特にポリエチレンテレ
フタレートから製造された請求項１〜５のいずれかに記
載のゲオテキスタイル。
７．複合材料の２成分が同じ原料から製造された請求項
１〜６のいずれかに記載のゲオテキスタイル。
８．不織布が機械的手段によって結合された請求項１〜
７のいずれかに記載のゲオテキスタイル。
９．不織布の基礎重量が５０〜３００ｇ／ｍ＾２、好ま
しくは１００〜１８０ｇ／ｍ＾２の範囲内である請求項
１〜８のいずれかに記載のゲオテキスタイル。
１０．複合材料の第２成分の基礎重量が１００〜５００
ｇ／ｍ＾２の範囲内である請求項１〜９のいずれかに記
載のゲオテキスタイル。
１１．複合材料の第２成分の破断強さが１０〜２００ｋ
Ｎ／ｍ、好ましくは２５〜２００ｋＮ／ｍの範囲内であ
る請求項１〜１０のいずれかに記載のゲオテキスタイル
。
１２．複合材料の第２成分の破断伸びが５〜３５％、好
ましくは１０〜２０％の範囲内である請求項１〜１１の
いずれかに記載のゲオテキスタイル。