JPH03179472A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03179472A
JPH03179472A JP1319237A JP31923789A JPH03179472A JP H03179472 A JPH03179472 A JP H03179472A JP 1319237 A JP1319237 A JP 1319237A JP 31923789 A JP31923789 A JP 31923789A JP H03179472 A JPH03179472 A JP H03179472A
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optical
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light beam
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JP1319237A
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Takeshi Omura
健 大村
Takashi Shiraishi
貴志 白石
Shigeto Yoshida
成人 吉田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、レーザプリンタ等の画像形成装置に用いら
れる光学装置、特に、半導体レーザ素子からの光ビーム
をレンズ群及び光偏向装置を介して走査対象物へ導く結
像光学装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、画像顕像化手段として電子写真プロセスが利用
されるレーザプリンタなどの装置に組込まれる光学装置
は1、光源からの光ビームを集束させる第一結像光学系
(レンズ群)、第−結像光学系からの光ビームを第二結
像光学系(fθレンズなど)に向かって等角速度で反射
させる光偏向装置及び光偏向装置で反射された光ビーム
を感光体などの走査対象物に対して結像させる第二結像
光学系を備えている。
光源からの光ビームは第−結像光学系によって集束され
、その集束された先ビームは光偏向装置によって反射さ
れ、第二結像光学系を介して感光体などの走査対象物に
対して等速度で結像される。
非球面ガラスレンズ、プラスチックレンズなどが組合わ
せられている前記第一結像光学系は、発散性である光ビ
ームを平行光或いは集束光に変換する。所定の方向に回
転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)である前記光偏向
装置は、前記集束された光ビームを等角速度で反射し、
第二結像光学系を介して走査対象物の面上に走査する。
fθレンズ等で構成され回転多面鏡と走査対象物の間に
配置された第二結像光学系は、回転多面鏡によって反射
された等角速度で走査されている光ビームを走査対象物
の面上に結像させる。
上述した光学装置即ち光学ユニットにおいては、半導体
レーザ素子を含むレンズ群と半導体レーザ素子を駆動す
る電気回路或いは光偏向装置を駆動する電気回路等はそ
れぞれ別のユニットとして配置されている。また、装置
全体を駆動する駆動回路、画像情報を光ビームの強度変
化に変換し制御する制御回路或いは電源回路等の電装部
品は、その配置の都合によってそれぞれ別の位置に配置
されている。さらに、光学ユニットはプリンタ装置内の
比較的上部に配置されることから、プリンタ装置を組立
てる際に個別の部品が有する誤差が累積された状態で組
立てられる。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明したように、レーザプリンタなどに組込まれる
光学ユニットの半導体レーザ素子を駆動する電気回路或
いは光偏向装置を駆動する電気回路及び装置全体を駆動
する駆動回路、画像情報を光ビームの強度変化に変換し
制御する制御回路或いは電源回路等の電装部品が個別に
配置される場合には、各電装部品を桔ぶ結線が増加し、
結線用のコネクタ等も大型化或いは多数化するなどの問
題がある。また、電装部品が装置全体に個別に配置され
ることによって、ノイズ対策に必要なシールドが多用さ
れ、装置全体が大型化するとともにコストが増大すると
いう問題がある。さらに、プリンタ装置全体を組立る際
の部品相互の誤差の累積によって、高さ方向或いは走査
方向に関して取付は誤差が発生することにより光路長に
変化が生じ画像形成時の画像品質(解像度或いは分解能
)の低下を招く虞れがある。
この発明の目的は、光学ユニット及び装置全体の駆動或
いは制御に用いられる電装部品を一体的に形成して装置
全体を小形化するとともに、各電気回路間の結線及びシ
ールド等を必要最少にし、コストを低減するものである
。また、光学ユニットの取付けに関して、部品相互の累
積公差による高さ方向の取付は誤差を除去し、安定な画
像を提供する画像形成装置を提供するものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上述問題点に基づきなされたもので、光ビ
ームを導く光学系及び光ビームを走査する走査部を含む
光学手段と、この光学手段からの光ビームによって静電
潜像を形成し、この静電潜像を顕像化する画像形成手段
と、転写材を供給する供給手段と、前記画像形成手段に
より顕像化された像を前記供給手段からの転写材に転写
する転写手段と、この転写された像を定着する定着手段
と、前記光学手段の走査部を付勢する第一の電源手段と
、前記画像形成手段、前記転写手段、前記供給手段及び
定着手段を付勢する第二の電源手段と、前記第一及び第
二の電源手段を収容する収容手段と、前記光学手段と前
記収容手段とを位置決めする位置決め手段とを備えるこ
とを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
(作 用) この発明によれば、光学ユニットを駆動する電源部品と
装置全体の駆動或いは制御に用いられる電源部品は共通
のユニットに収容される。従って、各電気部品を結ぶ結
線、ノイズ対策として必要な各電気回路間のシールド及
びコネクタ等のパーツの数が低減され、装置全体の大き
さ及びコストが低減される。また、プリンタ装置全体の
組立てに際して光学ユニットに対する部品相互の誤差の
累積が低減することから、光学ユニットの取付は誤差が
除去され画像品質が向上する。さらに、光学ユニットと
電装ユニットが位置決めされることにより、光学ユニッ
トとともに画像形成装置に組込まれる他の装置例えばプ
ロセスユニットとの正確な位置決めが可能となり、光学
ユニットの取付けに際して調整が不要となる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図には、この発明の光学装置が組込まれる電子写真
プロセスが用いられているレーザプリンタ装置の概略断
面が示されている。
レーザプリンタ装置2は、この発明の光学装置を含むレ
ーザプリンタ装置を構成する全ての装置或いはユニット
を支持するベース部22を備えている。このベース部2
2は、その下部にゴム或いはフェルト等のスベリ止め兼
防振材を有し、プリンタ装置台等に設置される。ベース
22部は、その上面に各ユニットを駆動或いは制御する
ための電気部品例えば入力情報を処理するCPU、各ユ
ニット或いは装置のための電源回路等を有する電装ユニ
ット28、装置全体を駆動するための駆動力を発生する
駆動装置即ちモータ6及びモータ駆動回路26、及び、
電装ユニットの上面カバーと一体的に形成された人力画
像情報に応じてレーザビームを感光体に対して照射する
光学装置即ち光学ユニット50を有している。また、ベ
ース部22には、プリンタ装置の下部外装カバー24及
び排出された用紙pを収容する用紙受け8が配置されて
いる。
上記光学ユニット50の上面には、レーザビームによっ
て前記画像信号が静電的に形成される図示しないガイド
機構によって支持された感光体ユニット70及びこの感
光体ユニットに形成された静電的な画像情報即ち静電潜
像を顕像化する現像機構80が所定の位置に配置されて
いる。この実施例によれば、上記感光体ユニット70及
び現像機構80は、ユニット化されている。以下、これ
らをプロセスユニットPUとする。
また、ベース部22の上端部即ちモータ6の近傍には、
支点4が設けられ、プリンタ2の上部ユニット12がこ
の支点4の周りに回動可能に支持されている。この上部
ユニット12は、様々なサイズの用紙pを給紙する給紙
装置40、前記プロセスユニットPUの感光体上に形成
され、現像機構によって現像された画像を給紙装置40
からの用紙pに転写する転写機構16、及び、上面カバ
ー14を備えている。さらに、この上部ユニット12は
、上記転写された画像を用紙pに固着させる図示しない
ガイド機構によって支持された定着装置90を備えてい
る。
次に、レーザプリンタ装置2における動作の概略を説明
する。
図示しない画像情報出力装置例えば電子計算機、ワード
プロセッサ等から出力された画像情報は、インターフェ
イス等の伝送コントローラを介して、プリンタ2のベー
ス部22の上面に配置された電装ユニット28内に含ま
れている情報処理回路(以下CPUとする)に入力され
る。この画像情報は、CPUで、情報信号或いは制御信
号等に変換されて上記各ユニット及び装置に供給され、
それぞれの信号に応じて各ユニット及び装置が駆動され
て画像情報がプリントされる。即ち、給紙装置40から
用紙pが1枚給送され、用紙pに対して同期して光学ユ
ニット50から画像情報によって強度変調された光ビー
ムがプロセスユニットPUの感光体へ照射される。従っ
て、プロセスユニットPUに含まれている感光体の面上
に静電的潜像が形成される。
この潜像が現像機構80によって顕像化され、感光体の
面上にトナー像が形成される。このトナー像は、タイミ
ングを合わせて給送された用紙pと重ねられ、転写機構
16によって用紙pに転写される。
用紙pは、搬送ガイドに沿って定着装置90へ搬送され
、前記トナー像が用紙pに溶融定着される。
画像が定着された用紙pは、排出ローラを介して排出さ
れ、用紙受け8にストックされる。
また、このプリンタ2は、上部ユニット12が支点4を
回転中心としてベース部22から回動可能に形成されて
いることから、もし用紙pが装置内に詰まることがあっ
ても、上部ユニット12を開放することによって容易に
取除くことが可能である。
以下に、帯電及びクリーニング、露光、現像、転写、及
び、定着の各工程を有する電子写真プロセスが用いられ
ているレーザプリンタ装置2を形成する各ユニット及び
装置の詳細を説明する。
第2図には、プリンタ装置2に組込まれるプロセスユニ
ットの断面が示されている。プロセスユニットPUは、
表面に光感光性を有する円筒状のドラム71、所定の電
圧を発生する帯電器72、ドラム71の回転方向下流に
配置される除電ブラシ73、ドラム71の回転方向に対
して逆向きに圧接配置されるクリーニングブレード74
、残存トナーを収容するトナー回収部75、及び、駆動
モータ6からの駆動力を伝達する図示しない回転伝達機
構を有している。また、このプロセスユニットPUは、
現像機構として機能する現像ローラ81、現像ローラに
トナーを供給するトナーローラ83、この現像機構にト
ナーtを補給するトナーホッパ84、現像ローラに供給
されるトナーを均一な厚さの薄層に形成するドクターブ
レード85、現像ローラ81とドラム71の間に配置さ
れ、トナーtの飛翔を制御するグリッド電極8B、及び
、駆動モータ6からの駆動力を伝達する図示しない回転
伝達機構及びバイアス電圧供給部を有している。
ドラム71の表面には、有機物或いは無機物例えばOP
C(有機感光体の総称)、シリコン等が塗布または蒸着
されている。このドラム71は、図示しない回転伝達機
構によって所定の方向例えば矢印Aの方向に、所定速度
即ちドラム表面の移動速度(周速)例えば1100(a
/秒)で回転され、細い(直径約50〜約80即)タン
グステンワイヤWがドラムの主走査方向に張られている
帯電器72によってその表面に所定の表面電位例えばマ
イナス500(v)の電位が与えられる。この帯電され
たドラム7Iには、後述する光学ユニットからの光ビー
ムに応じた電位の変化が生じ、静電的潜像が形成される
。この静電潜像は、後述する現像機構によって顕像化さ
れる。顕像化された潜像即ちトナー像は、後述するプリ
ンタ2の上部ユニット12に形成されている転写機構1
6によって、給紙装置40から給送された用紙pに転写
される。用紙pに転写された残りのトナーは、除電ブラ
シ73及びクリーニングブレード74によってドラム表
面から除去され、回収部75に回収される。
現像ローラ81は、その外周部即ちスリーブ82が図示
しない駆動装置によって所定の方向に回転される。この
実施例では、スリーブ82の回転方向は、上記ドラム7
1と近接配置される位置即ちスキマDを有する現像領域
Gにおいてドラム表面の回転方向と同−即ち矢印Bの方
向に設定されている。従って、ドラム71と現像ローラ
81の中心軸を基準とした回転方向は、互いに逆向きで
ある。また、スリーブ82の回転速度(外周面の移動速
度即ち周速)は、上記ドラム71の周速よりも速く、通
常2倍程度に設定される。
現像ローラ81には、トナーローラ83からトナーtが
供給される。トナーtは、ドクターブレード85によっ
て均一な厚さTを有する薄層に形成される。この薄層の
厚さTは、上述スリーブ82とドラム71の表面のスキ
マDに対して所定の厚さに設定され、通常、DOTの条
件で設定される。
静電潜像が現像される原理を簡単に述べる。−様に帯電
されたドラム7Iには、光学ユニット50によって画像
情報が露光され、その表面の電位に所定の変化が生じる
。例えば、このプリンタ装置2では、画像情報が存在す
る部分の電位が低下して静電的潜像がその表面に形成さ
れる。静電潜像は、ドラム71の回転によってドラム7
1の表面電位に対して同極性に撹拌帯電されたトナーt
が飛翔している現像領域Gへ移動される。この現像領域
Gにおいては、上述したドラムの表面電位が低下してい
る静電潜像即ち画像情報に対してトナーtがクーロン力
によって吸引され、表面電位の低下のない部分即ち非画
像部では、トナーtが反発される。
トナーtの飛翔は、グリッド電極86に供給される電圧
によって制御される。従って、ドラム71に形成された
静電潜像即ち画像が現像される。
第3A図乃至第4B図には、この発明のレーザプリンタ
などに用いられる光学ユニットの概略が示されている。
第3A図は、副走査方向における偏向角O″の状態を示
す断面図、第3B図は、第3A図に示した光学ユニット
50の電装ユニット上面カバー60を取除いた状態の底
面図、第4A図は、光学ユニット50及び電装ユニット
28が一体化された状態を示す断面図、第4B図は、第
4A図に示した光学ユニット50及び電装ユニット28
を一体化する際の変形例を示している。
光学ユニット50は、前記電装ユニットの上面カバー6
0に直接形成されるハウジング51を備えている。この
ハウジング51には、光ビームを発生する半導体レーザ
素子52、レーザ52からの光ビームを平行光或いは集
束光に変換するコリメートレンズ53、この変換された
光ビームを感光体即ち前記ドラム71の所定の位置に所
定の角速度で走査する光偏向装置即ちポリゴンミラー5
5が配置されている。
また、このハウジング51は、ポリゴンミラー55によ
って走査された光ビームをドラム71の面上にほぼ均一
に集束させる集束レンズ56、光ビームを所定の光路に
導くための折返しミラー57.5B、ドラム71へ向か
って照射される光ビームの出口部の開口を気密する防塵
ガラス59、及び、ポリゴンミラーを回転させるポリゴ
ンミラー駆動回路62を備えている。また、電装ユニッ
ト28は、上記光学ユニット50に利用される、例えば
、半導体レーザ素子を駆動するレーザ駆動回路61、外
部からの画像信号に応じて画像情報を光ビームの強度変
化に変換する情報処理回路、装置全体を駆動するモータ
6の制御信号を発生する制御回路26、及びまたは、装
置全体の電気回路に電源を供給するための電源回路等の
電装部品を備えている。
上記光学ユニット50及び電装ユニット28は通常、プ
リンタ装置内部の所定位置に個々に配置されている。従
って、各電気回路を結ぶ結線が多数必要になるとともに
、結線の増加に伴って各回路の基板との接続に必要なコ
ネクタなどのパーツも増加する。また、各回路の動作を
外来ノイズから守るためのシールドも多数必要となる。
この実施例によれば、第4A図に示したように、光学ユ
ニット50ト電装ユニツト287><一つのユニットと
して形成されていることから、装置を動作させるための
電装部品と光学ユニットに必要な電気回路は集約される
。さらに、この光学ユニット50及び電装ユニット28
を金属カバーで覆う、或いは、内部に金属泊を配置する
、または、ケースを金属で形成することによって各回路
の動作を外来ノイズから守る電磁シールド29が形成さ
れている。この結果、各電気回路を結ぶ結線及びシール
ドが(一部は省略され)必要最小になるとともに、各回
路の基板との接続に必要なコネクタなどのパーツも低減
される。従って、装置全体が小形化され、コストも低減
される。ところで、上記第4A図に示された例では、光
学ユニット50は、電装ユニットの上面カバー60と個
別に形成さ机、一体向に配置されているが、第4B図に
示すように光学ユニット50のハウジング51と電装ユ
ニットの上面カバー60が共通化されてもよい。この場
合、好ましくは、光学ユニット50を気密するための薄
い樹脂カバー27が光学ユニットと電装ユニットの境界
部に配置されても良い。
また、従来、光学ユニット50は、プリンタ装置内の比
較的上部に配置されることから、プリンタ装置を組立て
る際に個別の部品が有する誤差が累積され易く、画像品
質(解像度或いは分解能、画像の惚は等)の低下する虞
があった。この実施例によれば、光学ユニット50は、
電装ユニット28と一つのユニットとして形成されると
ともに、プリンタ装置の底部即ち高さ方向の基準位置に
近い部分に配置されることから、組立て時の部品相互の
誤差の累積による影響を受けないように形成される。従
って、この累積公差に起因する高さ方向の取付は誤差が
解消され、画像品質が向上する。
さらに、この光学ユニット50は、ハウジング5Iと一
体的に形成される電装ユニットのカバー80に位置決め
ピン68を備えている。このピン68は、電装ユニット
28のハウジング部に設けられた所定の穴に挿入され、
上述した光学ユニット50の取付は時の高さ方向に関す
る部品相互の誤差の累積による影響を低減するとともに
、感光体71の主走査方向における位置ズレを低減させ
る。通常、先ビームは、感光体71の面上の所定の結像
位置に走査されるが、本来の結像位置と異なる位置に走
査されると、感光体71の曲率に起因した黒点距離の変
動が発生する。従って、画像品質(解像度或いは画像の
惚は等)の低下が生じる。この光学ユニット50は、電
装ユニット28のカバー60に直接に形成されているこ
とから取付けに際して横方向(第1図における装置左右
方向、即ち、駆動モータ6から排出部に向かう方向)に
位置ズレが生じる虞があるとの指摘もみられることから
、この位置ズレによって光ビームが感光体71への本来
の結像位置と異なる位置に走査されることを防止するも
のである。このピン68は、第5A図に示したように、
例えば、カバー60に円筒状或いは円錐状のビンがカシ
メられ、接着され、或いは、ねじ止めされたものであっ
て、その固定方法は、いかなるものであっても良い。ビ
ン88は、第5B図に示すように、カバー60の一部が
プレス加工或いは一体形成されたものであっても良い。
また、このカバー60は、その反対側、即ち、定着ユニ
ット90側にも位置決め手段69を備えている。
この突起69は、上記ビン68と対をなすもので、ピン
68が電装ユニットのハウジングによって位置決めされ
た状態で光学ユニットを固定するものであって、通常ね
じによる締め付は手段とともに配置される。突起69は
、第6A図に示したようにねじと一体形成された円錐状
酸るいは円筒状の軸状部であって、カバー60及び電装
ユニットのハウジングに配置された穴に対して嵌込まれ
る。この突起69は、第6B図に示したように、ねじと
は異なる位置に配置され、カバー60及び電装ユニット
のハウジングに配置された穴に対して嵌込まれてもよい
。この位置決めピン68及び突起69は、一般的機械装
置に用いられる位置決め手段のいづれが用いられても良
い。
この光学ユニット50内のレーザ52から発生された画
像情報に応じて強度変調された光ビームは、レンズ53
によってコリメートされ、ポリゴンミラー55へ導かれ
る。ポリゴンミラーから所定の角速度で偏向走査された
光ビームは、折返しミラー57によってその方向が変化
され、この光ビームをドラム71の面上にほぼ均一に集
束させる集束レンズ56へ導かれる。集束レンズ5Bを
通過した光ビームは、第2の折返しミラー58によって
その方向が変化され、防塵ガラス59を介してドラム7
1の所定位置に走査される。この光ビームによって、上
述ドラム71に静電潜像が形成される。
第7図には、このプリンタ装置2に組込まれる給紙装置
の断面が示されている。この実施例においては、給紙装
置40は、ベース部22から開放可能な上部ユニット1
2の上部に載置されている。この給紙装置40は着脱可
能であって、取外された場合でも1枚ごとの給紙が可能
に形成されている。給紙装置40は、複数枚の用紙pを
収容可能な用紙ガイド41、用紙のサイズに適合した給
送位置を規定する左右一対の幅規制部材42、給送路を
形成する上下一対の給紙ガイド板43、複数収容された
用紙pを1枚ずつ給送するためのフリクションローラ4
4、用紙pの紙粉を除去する吸収材45、及び、給紙装
置40とは別にプリンタ2の上部ユニット12に配置さ
れた用紙pの給送タイミングを規定する一対のタイミン
グローラ46を備えている。また、給紙装置40が取外
された場合に1枚ごとの給紙に用いられる手差用給送路
47が上部ユニット12の下面部に配置されている。こ
の手差用給送路47から用紙pが給紙される場合には、
用紙pはタイミングローラ46へ直接給送される。
この給紙装置40では、図示しない画像情報出力装置か
らの画像情報に応じて給紙動作が開始される。用紙ガイ
ドに収容された用紙pは、給送路を形成する一対の給紙
ガイド板43を介して、フリクションローラ44へ給送
される。このフリクションローラ44は、摩擦係数の高
いゴム或いはウレタン等で形成され、用紙pを1枚ずつ
タイミングローラ46へ給送する。このローラ44の用
紙pが通過する領域には、用紙pの画像が転写される面
の紙粉を除去する吸収材45が対向配置され、ローラ4
4で1枚のみが取出された用紙pの転写面の紙粉が除去
する。タイミングローラ46へ給送された用紙pは、給
紙動作成いは給紙ガイドへ挿入された際に生じた傾きが
補正され、ドラム71の回転にタイミングを整合されて
転写機構16へ給送される。
第8図には、このプリンタ装置2に組込まれる転写機構
の断面が示されている。この実施例においては、転写機
構16は、独立したユニットの形態を採らず、ベース部
22から開放される上部ユニット12の所定位置に一体
的に形成されている。この転写機構16は、上述各工程
によって形成されたドラム71上のトナー像を給紙装置
40から給送された用紙pに転写するもので、プロセス
ユニットPUに用いられている帯電器72と同様に形成
された帯電機構であって、主帯電器72が発生する電位
と同極性の電位を発生する。給紙装置40から給送され
、タイミングローラ4Bでドラム71の回転とタイミン
グが整合された用紙pは、ドラム71の非画像部の残存
表面電位によってドラム表面に吸着される。
用紙pは、ドラム71の回転とともに転写領域に搬送さ
れる。ドラム71にクーロン力によって形成されたトナ
ー像は、転写機構16の帯電機構が発生する電位によっ
て、用紙pに引寄せられる。従って、ドラム71に形成
された画像は、用紙pに転写される。ドラム71の非画
像部し・残5表面電位によってドラム表面に吸着されて
いた用紙pもまたドラムに吸着した状態から解放され、
単にドラム上に載っている状態に戻される。用紙pは、
ドラム71の回転とともに移動し、ドラム71の曲率即
ちドラムの直径に起因する分離力と上記ドラムに吸着し
た状態から解放されることによってドラム71から分離
され、転写機構16に隣接して配置された搬送ガイド1
7とプロセスユニットPUのカッく−との間の搬送路を
通って定着装置90へ搬送される。
第9図には、プリンタ装置2に組込まれる定着装置の断
面が示されている。定着装置90は、図示しない加熱ヒ
ータを内部に有するヒートローラ91、このヒートロー
ラと対をなす圧力ローラ92、ローラ91.92に対し
て用紙pの搬送路を形成する定着ガイド板93、ヒート
ローラ及び圧力ローラを回転可能に支持し、両ローラの
間に発生する圧力を解除可能な定着ハウジング94、ヒ
ートローラに圧接配置され、ヒートローラ表面の残存ト
ナー或いは用紙pからの不純物などを除去するローラク
リーナ95、用紙pをヒートローラから剥離する剥離部
材96、定N ’\ウジング内部の熱を維持する保熱部
材97、及び、加熱ヒータへ図示しないの電源供給手段
及びモータ6からの駆動力を少なくとも一方のローラへ
伝達する図示しない回転伝達機構を備えている。また、
ヒートローラ91及び圧力ローラ92は、少なくともそ
の一方が弾性を有する材料によって形成されている。さ
らに、ローラクリーナ95を用いて両ローラ表面へのト
ナー像の付着を防止する剥離剤例えばシリコンオイルな
どが供給されても良い。
トナー像が転写され搬送ガイドに沿って搬送された用紙
pは、上下の対をなす定着ガイド板93を介して上記ヒ
ートローラ91及び圧力ローラ92の間即ち定着領域へ
導かれる。この定着領域は、通常所定の圧力が与えられ
るとともに、加熱ヒータによって高温例えば180”に
維持されている。この定着領域の温度は、図示しない温
度検出部材によって検出され、電装ユニット28内の制
御回路によって制御される。用紙pに転写されたトナー
像は、上記定着領域に導かれ、溶融されるとともに加圧
されて用紙pに固着される。トナー像が固着された用紙
pは、その一部がヒートローラに接している剥離手段に
よって剥離され、プリンタ装置2のベース部22に配置
されている用紙受け8に排出される。
上述したプリンタ装置では、用紙pが背面給紙されると
ともに背面排出されることから、用紙反転機構を備える
ことなく、画像情報を第1頁から順に出力できる。従っ
て、装置全体が非常にコンパクトに形成される。また、
用紙pがプリンタ装置の上面から給送され、用紙pの通
路即ち搬送路が非常に短く形成されることから、装置の
設置面積も低減される。
(効 果) 以上説明したようにこの発明によれば、光学ユニットと
電装ユニットが一つのユニ・ソトとして形成されること
から、各電源部品及び電気回路を結ぶ結線が低減される
とともにコネクタなどのノく一ツの数も低減される。ま
た、外来ノイズ対策であるシールドも共通化されるとと
もに、その量も必要最小となる。従って、装置全体の小
形化がなされるとともにコストも低減される。また、プ
リンタ装置全体の組立てに際して光学ユニ・ソトに対す
る部品相互の誤差の累積が低減することから、光学ユニ
ットの取付は誤差が除去され画像品質が向上する。さら
に、光学ユニットと電装ユニットが位置決めされること
により、光学ユニットととちに画1象形成装置に組込ま
れる他の装置例えばプロセスユニットとの正確な位置決
めが可能となり、光学ユニットの取付けに際して調整が
不要となり装置全体の組立てが簡素化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例である光学装置が組込ま
れるレーザプリンタ装置の概略断面図、第2図は、第1
図に示したプリンタ装置に組込まれるプロセスユニット
の断面図、第3A図は、このプリンタ装置に組込まれる
光学ユニットの副走査方向における偏向角0″の状態を
示す断面図、第3B図は、第3A図に示した光学ユニッ
トの電装ユニット上面カバーを取除いた状態の底面図、
第4A図は、光学ユニット及び電装ユニットが一体化さ
れた状態を示す断面図、第4B図は、第4A図に示した
光学ユニット及び電装ユニットを一体化する際の変形例
を示す断面図、第5A図及び第5B図は、光学ユニット
を位置決めする位置決めピンを示す概略図、第6A図及
び第6B図は、光学ユニットを固定する締付部における
位置決め手段を示す[1+13図、第7図は、第1図に
示したプリンタ装置に組込まれる給紙装置の断面図、第
8図は、第1図に示したプリンタ装置に組込まれる転写
機構の断面図、第9図は、第1図に示したプリンタ装置
に組込まれる定着装置の断面図である。 2B・・・電装ユニット、29・・・電磁シールド、5
0・・・光学ユニット、51・・・ハウジング、52・
・・半導体レーザ素子、53・・・コリメートレンズ、
54・・・アパーチャ、55・・・回転多面鏡、56・
・・fθレンズ、57.58・・・折返しミラー、59
・・・防塵ガラス、60・・・電装ユニットカバー、6
1・・・レーザ駆動回路、62・・・ポリゴンミラー駆
動回路、68・・・位置決めピン、69・・・突起出廓
人代理人 弁理士 鈴江 武彦 第 5A 図 第 A 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光ビームを導く光学系及び光ビームを走査する走査部を
    含む光学手段と、この光学手段からの光ビームによって
    静電潜像を形成し、この静電潜像を顕像化する画像形成
    手段と、転写材を供給する供給手段と、前記画像形成手
    段により顕像化された像を前記供給手段からの転写材に
    転写する転写手段と、この転写された像を定着する定着
    手段と、前記光学手段の走査部を付勢する第一の電源手
    段と、前記画像形成手段、前記転写手段、前記供給手段
    及び定着手段を付勢する第二の電源手段と、前記第一及
    び第二の電源手段を収容する収容手段と、前記光学手段
    と前記収容手段とを位置決めする位置決め手段とを備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP1319237A 1989-12-08 1989-12-08 画像形成装置 Pending JPH03179472A (ja)

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