JPH03177243A - ベルト制御方法 - Google Patents

ベルト制御方法

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JPH03177243A
JPH03177243A JP1316268A JP31626889A JPH03177243A JP H03177243 A JPH03177243 A JP H03177243A JP 1316268 A JP1316268 A JP 1316268A JP 31626889 A JP31626889 A JP 31626889A JP H03177243 A JPH03177243 A JP H03177243A
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JP
Japan
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belt
deviation
signal
deflection
width
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Application number
JP1316268A
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English (en)
Inventor
Mikio Miura
幹夫 三浦
Masumi Ikesue
真澄 池末
Toyoji Ishikawa
豊治 石川
Yasunori Kawaishi
河石 康則
Mitsuru Sato
充 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/0016Meandering prevention by mark detection, e.g. optical

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、無端帯状の感光体ベルト、転写ベルト等につ
いてのベルト制御方法に関する。
従来の技術 一般に、無端帯状のベルトをローラにより駆動搬送させ
た場合、少なからず軸方向(ベルト幅方向)に寄り=蛇
行が生じ得る。ここに、ベルトが感光体ベルト等の場合
には蛇行により画像品質を損なうことになるので、寄り
止め制御が必要となる。
ここに、従来のベルト寄り止め方式としては、次の■〜
■のようなものがある。
■ ベルトを支持又は駆動するローラに溝部を形成し、
この溝部に嵌合するように帯状突起をベルト側に形成し
、又は、帯状突起がローラ端部と当接するようにした帯
状突起当接方式。
■ ベルトを支持又は駆動するローラの少なくとも一つ
に、ベルトに寄りが生ずる時にその寄り力を利用して寄
り方向と逆方向にベルトが移動するように、内包する自
動調心軸の傾きを変化させる自動調心機構を備えた方式
■ ベルト端辺を検知して電気的な信号に変換し、ベル
トの寄りを制御手段に作用させる方式。例えば、特開昭
57−139776号公報に示されており、光源及び受
光素子を有するフォトインタラプタと、その光源と受光
素子との間の光路を遮断するように移動可能とした遮光
部材との組合せににより、ベルト端を検知するものであ
る。又は、ベルト端部近傍に対向させて配置させた反射
型光センサと、ベルト端部がその駆動搬送方向と直角な
方向に移動する際には上記反射型光センサの検知域内へ
と移動可能であり、かつ、ベルトの光反射率と異なる光
反射率を有する検知パターンとの組合せにより、ベルト
の寄りを検知するものである。
■ ベルト端部上に三角形マークを設け、このマークの
ベルト搬送方向の幅を検知し、電気的な信号に変換し、
ベルトの寄りを制御手段に作用させる方式。この方式は
、特開昭57−24955号公報や特開昭57−249
56号公報に示されている。例えば、ベルト端辺から中
心方向に向かうに従いベルト搬送方向の幅が増加又は減
少するという形状を持つ寄り位置検出用マークのベルト
搬送方向の幅を検知し、電気的に生成された基準パルス
と比較して得られる寄り量に比例した信号に基づいて、
ベルトの寄りを制御するというものである。又は、寄り
位置検出用マークと、その略中心部を通り、駆動ローラ
軸方向に設けた基準位置検出用マークの各々を検知した
信号を比較することにより、ベルトの寄り量を検出し、
この信号に基づいてベルトの寄りを制御するというもの
である。
また、この種のベルト駆動搬送においては、その搬送速
度(線速度)が安定するように制御することが必要であ
る。このようなベルト速度制御方式としては、次の■■
等に示すような方式がある。
■ ベルト駆動モータの駆動軸又はベルト駆動ローラ軸
等に設けた回転速度検出用エンコーダで得られる速度信
号を速度制御機構にフィードバックしてサーボ制御する
方式。
■ ベルト搬送方向に沿って縞模様の速度検出用マーク
を設け、これをフォトセンサで検出して速度信号とし、
上記と同様にサーボ制御する方式。
これは、例えば特開昭62−42166号公報に示され
ている。
また、この種のベルト駆動搬送においては、ベルト上の
ある位置、即ち回転駆動時の特定タイミングを検知して
、その動作タイミング制御をする、といったことが必要
である。このようなタイミング制御方式としては、従来
、次の■〜■等による方式がある。
■ ベルト上の所定位置にマークを取付け、このマーク
を検出する手段の検知信号により、マーク位置に対応し
たタイミングを検知する方式。これは、例えば特開昭5
7−142755号公報に示されている。
■ ベルト上の所定位置に設けたマークを基準として、
このマークを検出してから一定時間駆動系モータを回転
させるか、又は、駆動系の回転速度検出用エンコーダ或
いはベルト上に搬送方向に沿って等間隔に設けたマーク
を検出してその計数値から特定タイミングを検知する方
式。
■ 感光体ベルトの接続部(継目)における表面電位の
乱れを表面電位計で検出し、上記■と同様に、特定のタ
イくングを検知する方式。これは、例えば特開昭58−
46353号公報に示されている。
発明が解決しようとする課題 まず、ベルト寄り止め制御に関して、従来方式には次の
ような欠点がある。
■の方式では、ベルトの帯状突起を設けた部分に常時応
力が生じ、ベルトを変形させてしまう。
よって、ベルトの耐久性が著しく低下し、特に複写機の
感光体ベルトによっては信頼性が著しく低下してしまう
■の方式では、自動調心操作を確実なものとするには、
高精度なローラ機構が必要となり、装置が複雑化し、コ
スト高となる上に、調整作業も複雑化してしまう。
■の方式では、2つのフォトインタラプタ又は反射型光
センサを用いてベルトの寄り位置をある程度の幅を設け
て検知している。よって、その制御範囲の幅に対してベ
ルトは蛇行を繰返す結果となっている。問題は、このベ
ルトの蛇行する幅であり、従来方式の“l”O”レベル
での′検知制御では、この蛇行幅をあまり狭ばめること
ができない。なぜならば、制御幅を狭ばめると制御状態
が発散し、制御範囲から逸脱する可能性があるためであ
る。つまり、制御範囲の幅を広げると複写機の感光体ベ
ルトの場合であれば画像に対して重大な問題となり、幅
を狭ばめると不安定となる。
■の方式において、前述した特開昭57−24955号
公報や特開昭57−24956号公報によれば、無端ベ
ルトのサイドエツジに少なくとも1個設けた片寄り検出
用マークとされており、マークの設けられていない部分
では制御できない。
また検出された寄り量に従った信号を保持する手段を必
要とする。仮に、複数個のマークを設けたとしてもそれ
らのマークの間隔が不揃いであったり、形状が不揃いで
あるとベルトの蛇行運動を引き起こし、滑らかなベルト
駆動搬送ができない。
次に、ベルトの速度制御に関して、従来方式には次のよ
うな欠点がある。
■の方式によれば、駆動系の速度を目的とする速度に制
御できるが、ベルト自体の線速度は制御ループ外にある
ので、駆動力がベルトに伝達されるまでの間の機揮的な
ガタやベルトのスリップ等によるベルト線速度の変動は
防止できない。
■の方式の場合、ベルト搬送方向に沿って形成した速度
検出用マークは、速度検出以外には活用できず、効率的
でない。
さらに、タイミング制御に関しては、従来方式には次の
ような欠点がある。
■の方式では、検知しようとする特定タイミングの個所
が複数になった場合、それらを識別する工夫が必要とな
る。また、特定タイミングのベルト上の位置を変更する
場合には不便である。
■の方式では、基準となるマークを検出してから一定時
間後の位置では精度的に低いレベルの制御となる。また
、回転速度検出用エンコーダからのパルスを計数しても
、ベルトに駆動力が伝達されるまでの機械的なガタやベ
ルトのスリップ等にによるベルトの搬送方向のずれによ
り誤差を生ずる。また、ベルト搬送方向に沿って設けた
マークはタイミング検出以外には活用できないものであ
る。
■の方式では、感光体以外のベルトでは実施できない。
また、感光体であっても継目のないシームレスベルトの
場合には適用できない。さらに、接続部以外の特定タイ
ミングを検知する場合、上記■の場合と同様な欠点があ
る。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明では、少なくとも駆動ローラと従動
ローラとを含む複数本のローラ間に張架させた無端帯状
のベルトを回転搬送させた時に、前記ベルトをベルト移
動手段により前記駆動ローラ軸方向に移動させて寄り止
めさせるようにしたベルト制御方法において、前記駆動
ローラ軸方向に直交する方向の幅が軸方向に徐々に増加
する同一形状の多数の寄り位置検出用パターンをベルト
周長に対して十分に短い間隔でベルト搬送方向に沿って
連続させて形成し、この寄り位置検出用パターンの軸方
向基準位置での検出幅に応じて前記ベルトの基準位置か
らの寄り量を示す偏差信号を発生する寄り量検出手段を
設け、この寄り量検出手段の偏差信号を移動制御量とし
て前記ベルト移動手段に連続的に作用させて前記ベルト
を寄り止めさせるようにした。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明に加え、
寄り位置検出用パターンを少なくともローラ軸に平行な
辺を持つ形状により速度検出用パターンとして兼用させ
、この寄り位置検出パターンからの検出信号を速度制御
量として駆動ローラの駆動源に作用させてベルト搬送速
度を制御するようにした。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明に加え、
寄り位置検出用パターンを少なくともローラ軸に平行な
辺を持つ形状によりタイミング検出用パターンとして兼
用させ、この寄り位置検出パターンからの検出信号によ
りベルトの搬送方向における相対的位置を検出してベル
ト搬送タイミングを制御するようにした。
作用 請求項1記載の発明によれば、駆動ローラ軸方向に直交
する方向の幅が軸方向に徐々に増加する同一形状で、ベ
ルト周長に対して十分に短い間隔でベルト搬送方向に沿
って連続させて形成した多数の寄り位置検出用パターン
により、ベルト寄り量をベルト回転周期に対して十分に
短い周期で検出しリアルタイムで寄り止め制御するので
、ベルトの蛇行幅が最小限に抑えられる。上記パターン
はベルト全周に連続して存在するため、検出信号を一時
的に記憶する必要もない。また、上記パターンは全て同
一形状に揃えられているので、ベルト搬送状態も滑らか
なものとなる。
請求項2記載の発明によれば、寄り位置検出用パターン
のローラ軸に平行な辺部分の検出信号がベルト搬送速度
検出信号となり得るため、速度検出用パターンを別個に
設けることなく兼用でき、スペース等の有効活用ができ
、速度制御を含めてベルト駆動装置全体を簡略化できる
請求項3記載の発明によれば、寄り位置検出用パターン
のローラ軸に平行な辺部分の検出信号がベルトタイミン
グ検出信号となり得るため、タイミング検出用パターン
を別個に設けることなく兼用でき、スペース等の有効活
用ができ、ベルトのタイミング制御を含めてベルト駆動
装置全体を簡略化できる。
実施例 請求項1記載の発明の一実施例を第1図ないし第6図に
基づいて説明する。
まず、第2図に示す無端帯状のベルト1とこのベルトl
を駆動する駆動ローラ2(支持するためのローラでもよ
い)との状態関係により、寄り検出原理を説明する。こ
の駆動ローラ2の軸受(図示せず)とベルト1端部付近
に向けて対向配置させた反射型フォトセンサ3とは装置
フレーム(図示せず)に対して固定されており、これら
の位置関係は変らない。しかして、前記ベルト1表面上
にはその一端側に位置させて寄り位置検出用パターンと
してのマーク4が形成されている。このマーク4はベル
ト表面と異なる光反射率を持つように例えば黒塗りされ
た二等辺三角形状のものであり、矢印Aで示す搬送方向
全周に渡り同一形状のものが多数連続して形成されてい
る。より許細には、駆動ローラ軸方向に直交する方向(
=ベルト搬送方向)の幅が軸方向に徐々に増加(端部に
向けて)する形状である。また、ベルトlの周長を悲と
した時、マーク4のピッチPはP=Q/N(Nは整数)
となるような等間隔とされ、かつ、Nの値は大きめであ
り、ベルト周長に対して十分に短い間隔となるように形
成されている。ここに、前記フォトセンサ3はこれらの
マーク4の搬送軌跡上に位置するものであり、例えば第
2図中に示す位置aが基準位置とされている。よって、
ベルト寄りが生じた場合には、相対的にフォトセンサ3
がマーク4に対してb又はCで示すような位置に位置す
るものと考えることができる。
ここで、例えばマーク4とフォトセンサ3とが位置aな
る関係にある時に、ベルト1を一定速度で矢印入方向に
駆動搬送させたとすると、センサ出力を波形整形すると
第3図(a)に示すような波形となる。ところが、ベル
ト1が矢印Bで示す方向に寄ってフォトセンサ3とマー
ク4との位置関係が位cbなる関係となると、センサ出
力を波形整形すると第3図(b)に示すような波形とな
る。
逆に、ベルトlが矢印Cで示す方向に寄ってフォトセン
サ3とマーク4との位置関係が位置Cなる関係となると
、センサ出力を波形整形すると第3図(C)に示すよう
な波形となる。このようにベルトlのローラ軸方向の寄
り位置はフォトセンサ3の出力波形のHレベルの幅又は
Lレベルの幅、或いはこれらのデユーティ比により検出
できる。即ち、第3図に示すような寄り位置検出信号は
PWM(パルス幅変調)化された位置信号と考えること
ができ、この信号を検波してベルトlの基準位置からの
寄り量(=偏差信号〉を検出し、ベルトlをローラ軸方
向に移動させる手段に作用させれば、ベルトlを基準位
置に制御できる。即ち、寄り止めされる。
第1図はこのような原理の寄り量検出手段を用いたベル
ト位置制御手段のブロック図構成を示す。
まず、ベルトlは前記駆動ローラ2の他、例えば従動ロ
ーラ5により支持されている。また、前記駆動ローラ2
は駆動モータ6により駆動ギヤ7、伝達ギヤ8等を介し
て回転駆動される。寄り量検出手段9は前記フォトセン
サ3とともに波形整形回路lO1検波器11よりなる。
即ち、フォトセンサ3の出力を波形整形回路10で整形
することにより第3図に示したような位置信号なるパル
ス波形となり、これを検波器11で検波することにより
基準位置からのベルト寄り量を表す偏差信号に変換され
る。この偏差信号はベルト移動手段12に出力される。
このベルト移動手段12は例えばベルト搬送方向に対し
て左右の張力を異ならせることによりベルトを左側又は
右側に移動させる等の従来から知られている種々の方式
のものでよい。ベルト移動手段12は与えられた偏差信
号に基づきベルトlの軸方向の移動量を制御する。この
ように閉ループの制御(サーボ制御)機構を構成するた
め、高精度なベルトの寄り止め制御が可能となる。
この場合、ベルト寄り量を、ベルトの回転周期に対して
十分に短い周期でアナログ量として検出し、この信号に
よってリアルタイムで連続して寄り止め制御しているの
で、ベルトの蛇行幅を最小限に抑えることができる。こ
のために、検出信号を−時記憶するといった必要もなく
、また、ベルト搬送の滑らかさが損なわれることもない
ところで、検波器11としては種々の構成のものが考え
られるが、例えば第4図に示すように構成すればよい。
まず、波形整形回路IOから得られた位置信号が入力さ
れその立下りでトリガされて所定パルス幅の基準パルス
を出力する単安定マルチバイブレータ13が設けられて
いる。この単安定マルチバイブレータ13から出力され
る基準パルスを基準端子Rに入力させ、参照端子Sに入
力させた位置信号との位相差を検出する位相比較器14
が設けられている。この位相比較器14の出力はベルト
移動手段12中のモータ15に対するモータ駆動回路1
6に出力される。
このような構成の検波器11の動作を示す第5図のタイ
ミングチャートによれば、その前半(図中、左側)では
、基準パルスの幅に対して位置信号のLレベルの幅が狭
い(短い)ので、位相比較器13の出力は図示のような
タイミングでLレベルとなる。また、その後半(図中、
右側用)のタイミングでは基準パルスの幅に対して位置
信号のLレベルの幅が広い(長い)ので、位相比較器1
3の出力は図示のようなタイミングでHレベルとなる。
また、これらの途中の中央でのタイミングでは基準パル
スの幅と位置信号のLレベル幅とがほぼ一致しているの
で、位相比較器I3の出力は破線で示すよな絶縁状態と
なる。位相比較器13出力のこのような3つの状態は、
第3図(a)〜(c)に示した位置信号の3つの状態に
対応する。
即ち、第3図(a)がタイミングチャートの中央部、同
図(b)がタイミングチャートの前半、同図(c)がタ
イミングチャートの後半に相当する。
従って、第2図でベルトlがB方向に寄りを生じて位置
信号が第3図(b)に示すような波形となった場合には
、位相比較器13のLレベル出力によりモータ14を正
転させてベルト1をC方向に戻すように制御すればよい
。また、ベルトlがC方向に寄り過ぎて位置信号が第3
図(c)に示すような波形となったら位相比較器13の
Hレベル出力によりモータ14を逆転させてベルト1を
B方向に戻すように制御すればよい。位置信号が第3図
(a)に示すような波形の場合にはモータ14を停止さ
せればよいので、位相比較器13の出力が絶縁状態の時
にはモータ14が駆動されないようにモータ駆動回路1
5を構成する。
ここに、位相比較器13としては例えば第6図に示すよ
うに株式会社東芝製のTC5081が用いられる。また
、位相比較器13の出力PD  OUTの3状態、即ち
、Lレベル、Hレベル及び絶縁状態を区別するために2
つのMO3FET16゜17を使用している。もっとも
、これらのMO3FET16.17がオンからオフにな
る際、即ち、出力PD  OUTが絶縁状態となる時に
、ゲート・ソース間の入力容量に蓄積された電荷を放電
しないと完全にオフするまでに時間がかかり、スイッチ
ング特性が悪くなってしまう。そこで、MO3FET1
6.17のこのような電荷を放電するためのトランジス
タ18.19が設けられ、位相比較器13の出力PHA
SE  0LITT (第5図(d)参照)により動作
するように構成されている。即ち、第5図に示すように
出力PHASE  OUTは出力PD  OUTが絶縁
状態の時だけHレベルとなるので、このタイミングでト
ランジスタ18゜19をオンする。モータ14を正転又
は逆転させるモータ駆動回路15は第6図中に示すよう
に4つのFET20,21,22.23によるH型ドラ
イバとして構成されている。
このように、寄り止め用のモータI4を正転させる際の
駆動タイミングは、位相比較器13の出力PD  OU
TのLレベル区間であり、基準パルスによって決まるベ
ルトlの基準位置からの寄り量に比例して駆動タイミン
グの平均時間が長くなリ、駆動電圧の平均値が高くなる
。逆転の場合も同様である。従って、モータ14の駆動
電圧はベルト寄り量に比例してPWM化された形になっ
ているので、基準位置付近をベルトlが蛇行しても正逆
転の駆動電圧が急激に変化することがなく、ジグザグ動
作を防止できる。しかも、検出された寄り量によりリア
ルタイムで制御するものでもある。
なお、第7図に示すような形状の寄り位置検出用マーク
24とすれば、基準位置からの寄り量と駆動電圧との関
係が第8図に示すような状態となり、基準位置付近のル
ープゲインを大きくすることができる。このように、マ
ーク形状を工夫することによりループゲインを調整する
こともできる。
また、寄り位置検出用パターンとしては、マークに限ら
ず、ベルト端面にマークと同様の形状に形成した切込み
としてもよい。この場合、フォトインタラプタで検出す
るようにしてもよい。
つづいて、請求項2記載の発明の一実施例を第9図ない
し第11図により説明する。前記実施例で示した部分と
同一部分は同一符号を用いて示す。
本実施例は、ベルトlの寄り止め制御に加え、速度制御
も考慮したものである。前記実施例においては多数のマ
ーク4をベルト1全周に渡って形成しベルト寄り量の検
出に供しているが、速度制御を考えた場合、速度検出用
マークをもこのようなベルトl上に同時に設けることは
有効領域を減らしてしまう等の点でスペース的にも好ま
しくない。
そこで、本実施例では、寄り位置検出用パターンと速度
検出用パターンとを兼用させて効率化を図ったものであ
る。
基本的には前記実施例と同様であるが、本実施例ではマ
ーク4に代えて、直角三角形状のマーク25が用いられ
ている。即ち、駆動ローラ2軸に平行な辺を持つパター
ン形状とされている。これは、前記実施例のように二等
辺三角形状で駆動ローラ2軸に平行な辺を持たない形状
のマーク4による場合、ベルト1線速が一定でもベルト
寄りを制御する過渡期では検出されるマーク4の周期が
変化し、速度制御には不向きだからである。
このようなマーク25の場合であっても、検出原理は前
記実施例と同様であり、第9図及び第1O図についても
第2図及び第3図に準じて考えればよい。もっとも、本
実施例のマーク25は一辺がローラ軸に平行であるため
、マーク検出信号は第10図(a)〜(c)に示すよう
に、Lレベルから[Iレベルになる立上りから次の立上
りまでの周期が、ベルトlの寄りに関係なく、ベルトl
の線速度に比例したものとなる。特に、第10図ではベ
ルト線速を一定とした場合を想定しているので、周期は
一定となっている。
マーク25につき、図示例とは逆の辺(第9図において
下辺側)をローラ軸に平行とした三角形状とすれば、マ
ーク検出信号はHレベルからLレベルになる立下りから
次の立下りまでの周期が一定となる。従って、このよう
なマーク検出信号は、立上り又は立下りの片側だけに着
目すれば、ベルトlの速度検出用に利用できることが判
る。また、マーク形状はローラ軸に平行な辺を持つ台形
状等のものであってもよい。
よって、フォトセンサ3により検出され波形整形回路1
0で波形整形された第10図に示すような信号を前記実
施例と同様に寄り止め制御側に作用させる一方、第11
図に示すように、駆動源なる駆動モータ6に対する駆動
制御部26にベルト速度信号として与え、基準信号発振
器27からのベルト速度決定のための基準信号との比較
に供する。この場合の比較は周波数、周期、位相等を比
較する方式でよい。駆動制御一部26は基準信号に対す
る速度信号の周波数等の偏差を検出し、それに応じて駆
動モータ6の回転力を制御してベルト速度を制御する。
さらに、請求項3記載の発明の一実施例を第12図によ
り説明する。本実施例は、ベルトlの寄り止め制御に加
え、ベルトタイミング制御も考慮し、前記実施例のマー
ク26を寄り位置検出用パターンの他に、タイミング検
出用パターンとして兼用させたものである。第1図に示
した実施例においては多数のマーク4をベルト1全周に
渡って形成しベルト寄り量の検出に供しているが、タイ
ミング制御を考えた場合も、タイミング検出用マークを
このようなベルトl上に同時に設けることは有効領域を
減らしてしまう等の点でスペース的にも好ましくない。
そこで、本実施例では、前記実施例に準じて寄り位置検
出用パターンとタイミング検出用パターンとを兼用させ
て効率化を図ったものである。
構造的には第9図等による前記実施例と同様であり、直
角三角形状のマーク26が用いられている。前記実施例
の第1O図等によれば、マーク検出信号の立上り又は立
下りの片側だけに着目すれば、速度検出と同様にベルト
lのタイミング検出用に利用できることが判る。
第12図にタイミング制御を含む制御系のブロック図を
示す。なお、ベルトl上の所定位置にはベルト搬送方向
の基準位置(ホームポジション)用のマーク29が付さ
れ、反射型フォトセンサ30により検知可能とされてい
る。まず、フォトセンサ3により検出され波形整形回路
10で波形整形された第10図に示したような信号を寄
り止め制御側に作用させる一方、駆動モータ6に対する
駆動制御部31にタイミングクロック信号として与える
。他方、フォトセンサ29により検出され波形整形回路
32で波形整形されたマーク29についての検出信号を
基準位置信号としてこの駆動制御部31に与える。駆動
制御部31は基準位置信号が入力されると内蔵のカウン
タをリセットし、タイミングクロックの立上りでカウン
タをインクリメントする。この計数値が基準位置に対す
るベルトlの相対位置を示すものとなる。よって、例え
ば、ベルトlを基準位置に対して所定位置で停止させる
場合、カウンタの計数値に応じて駆動モータ6の動作を
停止させればよい。また、ベルトlが複写機の感光体で
あれば、駆動制御部31のカウンタ計数結果を作像制御
部に出力して、帯電→露光→イレース→現像→転写とい
った作像に関する一連の動作タイミング制御に供するこ
ともできる。
発明の効果 本発明は、上述したように構成したので、請求項1記載
の発明によれば、駆動ローラ軸方向に直交する方向の幅
が軸方向に徐々に増加する同一形状で、ベルト周長に対
して十分に短い間隔でベルト搬送方向に沿って連続させ
て形成した多数の寄り位置検出用パターンにより、ベル
ト寄り量をベルト回転周期に対して十分に短い周期で検
出しリアルタイムで寄り止め制御することにより、ベル
トの蛇行幅を最小限に抑えることができ、特に、パター
ンはベルト全周に連続して存在するため、検出信号を一
時的に記憶する必要もなく、かつ、このパターンは全て
同一形状に揃えられているので、ベルト搬送状態も滑ら
かなものとなり、また、請求項2又は3記載の発明によ
れば、寄り位置検出用パターンのローラ軸に平行な辺部
分の検出信号がベルト搬送速度検出信号又はタイミング
検出信号となり得るため、速度検出用パターン及びタイ
ミング検出用パターンを別個に設けることなく兼用でき
、スペース等の有効活用ができ、速度制御又はタイミン
グ制御を含めてベルト駆動装置全体を簡略化できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明の一実施例を示すブロック
構成図、第2図は検出原理図、第3図はタイミングチャ
ート、第4図は検波器の回路図。 第5図はその動作を示すタイミングチャート、第6図は
位相比較器及びモータ駆動回路の回路図、第7図は変形
例を示すパターン説明図、第8図はその特性図、第9図
は請求項2記載の発明の一実施例を示す検出原理図、第
10図はタイミングチャート、第11図はブロック構成
図、第12図は請求項3記載の発明の一実施例を示すブ
ロック構成図である。 l・・・ベルト、2・・・駆動ローラ、4・・・寄り位
置検出用パターン、5・・・従動ローラ、9・・・寄り
量検出手段、12・・・ベルト移動手段、25・・・寄
り位置検出用パターン兼速度検出用パターン(又は寄り
位置検出用パターン兼タイミング検出用パターン)吐図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも駆動ローラと従動ローラとを含む複数本
    のローラ間に張架させた無端帯状のベルトを回転搬送さ
    せた時に、前記ベルトをベルト移動手段により前記駆動
    ローラ軸方向に移動させて寄り止めさせるようにしたベ
    ルト制御方法において、前記駆動ローラ軸方向に直交す
    る方向の幅が軸方向に徐々に増加する同一形状の多数の
    寄り位置検出用パターンをベルト周長に対して十分に短
    い間隔でベルト搬送方向に沿って連続させて形成し、こ
    の寄り位置検出用パターンの軸方向基準位置での検出幅
    に応じて前記ベルトの基準位置からの寄り量を示す偏差
    信号を発生する寄り量検出手段を設け、この寄り量検出
    手段の偏差信号を移動制御量として前記ベルト移動手段
    に連続的に作用させて前記ベルトを寄り止めさせるよう
    にしたことを特徴とするベルト制御方法。 2、寄り位置検出用パターンを少なくともローラ軸に平
    行な辺を持つ形状により速度検出用パターンとして兼用
    させ、この寄り位置検出パターンからの検出信号を速度
    制御量として駆動ローラの駆動源に作用させてベルト搬
    送速度を制御するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のベルト制御方法。 3、寄り位置検出用パターンを少なくともローラ軸に平
    行な辺を持つ形状によりタイミング検出用パターンとし
    て兼用させ、この寄り位置検出パターンからの検出信号
    によりベルトの搬送方向における相対的位置を検出して
    ベルト搬送タイミングを制御するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のベルト制御方法。
JP1316268A 1989-12-05 1989-12-05 ベルト制御方法 Pending JPH03177243A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0619528A1 (en) * 1993-04-07 1994-10-12 Hewlett-Packard Company Laser scanner imaging belt encoding system in electrostatographic printing and method for its use
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