JPH0317680Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317680Y2 JPH0317680Y2 JP1984166212U JP16621284U JPH0317680Y2 JP H0317680 Y2 JPH0317680 Y2 JP H0317680Y2 JP 1984166212 U JP1984166212 U JP 1984166212U JP 16621284 U JP16621284 U JP 16621284U JP H0317680 Y2 JPH0317680 Y2 JP H0317680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- cigarette
- smoke
- smoking
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は喫煙補助具に関し、、特に喫煙時、吸
引時のみ延焼し、吸引しなければ燃焼して行かな
い喫煙具に関する。
引時のみ延焼し、吸引しなければ燃焼して行かな
い喫煙具に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、紙巻煙草、葉巻煙草（以下煙草という）
は一旦火をつければ、吸引の有無に関係なく燃焼
していくものである。
は一旦火をつければ、吸引の有無に関係なく燃焼
していくものである。
そこで本考案者は吸引時のみ燃焼していく煙草
を提案しているが、これは、刻んだたばこの葉を
紙で巻かずにオブラートで被覆乃至結合したもの
である（実開昭58−151231号）。
を提案しているが、これは、刻んだたばこの葉を
紙で巻かずにオブラートで被覆乃至結合したもの
である（実開昭58−151231号）。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
従来の煙草は、上記の様に一旦火をつければ燃
焼し続けるため、火のついた部分から出る煙（こ
れを副流煙という）は出続け、近隣の人に迷惑を
かけることになる。或る研究によればこの副流煙
は、喫煙者の吸入する煙（これを主流煙という）
より量が多く、然も有害成分は２〜５倍に達して
いるといわれている。
焼し続けるため、火のついた部分から出る煙（こ
れを副流煙という）は出続け、近隣の人に迷惑を
かけることになる。或る研究によればこの副流煙
は、喫煙者の吸入する煙（これを主流煙という）
より量が多く、然も有害成分は２〜５倍に達して
いるといわれている。
更に煙草が原因の火災は、全体の15％とも40％
ともいわれている。これは灰皿から落ちたり、寝
煙草が多いが、結局は燃え差し煙草が原因であ
る。
ともいわれている。これは灰皿から落ちたり、寝
煙草が多いが、結局は燃え差し煙草が原因であ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段
そこで本考案者は喫煙時、吸引しなければ燃え
て行かず、長時間吸引しない場合には消火せてし
まう喫煙具を提案するものである。
て行かず、長時間吸引しない場合には消火せてし
まう喫煙具を提案するものである。
前出のオブラートに刻みたばこを被覆乃至結合
したものはベンツＡピレン等の有害成分のもとと
いわれる巻紙を使用しないため極めて健康上有益
であるが、製造技術と製品保存に問題点がある。
したものはベンツＡピレン等の有害成分のもとと
いわれる巻紙を使用しないため極めて健康上有益
であるが、製造技術と製品保存に問題点がある。
本考案はたばこをオブラートで被覆する利点は
そのまま残し使用時、煙草に装着して使用し、煙
草と別個に形成するもので、オブラートを用い煙
草の収納可能な筒状体を形成したものである。筒
状体は周囲全面に密着する必要はないが、抜け易
い大きさは避ける。
そのまま残し使用時、煙草に装着して使用し、煙
草と別個に形成するもので、オブラートを用い煙
草の収納可能な筒状体を形成したものである。筒
状体は周囲全面に密着する必要はないが、抜け易
い大きさは避ける。
(ホ) 作用
本考案に紙巻煙草、葉巻煙草を挿通し、煙草の
所望部分を被覆する。常法により煙草の先端に着
火し、喫煙動作を行う。
所望部分を被覆する。常法により煙草の先端に着
火し、喫煙動作を行う。
その際、吸引により火点も進行するが、同時に
煙草を被覆しているオブラートの筒状体も燃焼せ
しめられる。しかし、吸引休止時にはオブラート
によつて火点の進行は止められ燃え広がりが阻止
される。吸引休止時間が長く続けば完全に消火す
る。
煙草を被覆しているオブラートの筒状体も燃焼せ
しめられる。しかし、吸引休止時にはオブラート
によつて火点の進行は止められ燃え広がりが阻止
される。吸引休止時間が長く続けば完全に消火す
る。
(ヘ) 実施例
以下図に示す実施例を説明すると、１はオブラ
ートにより形成された筒状体である。オブラート
は澱粉と寒天を配合して薄葉状に構成されたもの
であるが、寒天の配合のない場合もある。オブラ
ートは薄膜状に形成され30〜50μが良いがこれに
限定されるものではない。
ートにより形成された筒状体である。オブラート
は澱粉と寒天を配合して薄葉状に構成されたもの
であるが、寒天の配合のない場合もある。オブラ
ートは薄膜状に形成され30〜50μが良いがこれに
限定されるものではない。
又筒状体１はその先端を第３図Ａに示すように
斜状に切断２してあれば、煙草３の挿入に便であ
る。筒状体１は、煙草が挿入される径であればよ
く、円筒体でなくても扁平状、角筒状等任意に選
択できる。オブラートの厚さによつては保形でき
るものも構成できるし扁平状に形成したものを拡
開して挿入してもよい。又、筒状体１は完全な筒
体に形成しなくても、その弾性により例えば第２
図Ｂに示すような捲回状態にて筒体を構成しても
よい。
斜状に切断２してあれば、煙草３の挿入に便であ
る。筒状体１は、煙草が挿入される径であればよ
く、円筒体でなくても扁平状、角筒状等任意に選
択できる。オブラートの厚さによつては保形でき
るものも構成できるし扁平状に形成したものを拡
開して挿入してもよい。又、筒状体１は完全な筒
体に形成しなくても、その弾性により例えば第２
図Ｂに示すような捲回状態にて筒体を構成しても
よい。
筒状体１は、煙草３の長さ（吸口４付の場合は
その部分を除く）と同じ長さが、通常であるが、
着火を容易ならしめるためその部分だけ短く形成
してもよい。又主流煙の多い喫煙者にとつて便な
る如くさらに短く構成することもある。
その部分を除く）と同じ長さが、通常であるが、
着火を容易ならしめるためその部分だけ短く形成
してもよい。又主流煙の多い喫煙者にとつて便な
る如くさらに短く構成することもある。
(ト) 考案の効果
上記の如き本考案によれば、オブラートによ
り、巻き煙草の収納可能で巻き煙草に略内装する
径の筒状体を形成させると共に、その一端を斜状
に形成させたことを特徴とするので、喫煙者の吸
引によりオブラートの筒状体１も共に燃焼する
が、喫煙者の吸引がなければ燃焼ていかないので
所謂副流煙が極端に減少する。従つて副流煙中に
多量に含まれる有害成分の排出が阻止される。
り、巻き煙草の収納可能で巻き煙草に略内装する
径の筒状体を形成させると共に、その一端を斜状
に形成させたことを特徴とするので、喫煙者の吸
引によりオブラートの筒状体１も共に燃焼する
が、喫煙者の吸引がなければ燃焼ていかないので
所謂副流煙が極端に減少する。従つて副流煙中に
多量に含まれる有害成分の排出が阻止される。
この延焼防止の理由については明確でないがオ
ブラートの発火温度酸素の供給量の減少の問題と
考えられる。オブラートは燃焼により収縮するた
めたばこに密着する故、酸素不足を生ぜしめると
考えることもできる。この副流煙の減少により他
人に悪影響を及ぼすことなく喫煙でき且つ喫煙者
にとては充分な時間の喫煙を楽しむことができ
る。更に長時間の吸引停止により完全に燃焼が終
り消火するため、火災防止に有用である。
ブラートの発火温度酸素の供給量の減少の問題と
考えられる。オブラートは燃焼により収縮するた
めたばこに密着する故、酸素不足を生ぜしめると
考えることもできる。この副流煙の減少により他
人に悪影響を及ぼすことなく喫煙でき且つ喫煙者
にとては充分な時間の喫煙を楽しむことができ
る。更に長時間の吸引停止により完全に燃焼が終
り消火するため、火災防止に有用である。
本品は使用も簡単であり且つ廉価であるからそ
の実用効果は著大である。
の実用効果は著大である。
第１図は本考案一実施例斜視図、第２図Ａ，Ｂ
は夫々第１図のＸ−Ｘ線断面図の実施例、第３図
Ａ，Ｂは夫々使用状態を示す断面図である。 １……筒状体、３……煙草、５……刻みたば
こ。
は夫々第１図のＸ−Ｘ線断面図の実施例、第３図
Ａ，Ｂは夫々使用状態を示す断面図である。 １……筒状体、３……煙草、５……刻みたば
こ。
Claims (1)
- オブラートにより、巻き煙草の収納可能で巻き
煙草に略内接する径の筒状体を形成させると共
に、その一端を斜状に形成させたことを特徴とす
る喫煙補助具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984166212U JPH0317680Y2 (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984166212U JPH0317680Y2 (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61115095U JPS61115095U (ja) | 1986-07-21 |
| JPH0317680Y2 true JPH0317680Y2 (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=30724039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984166212U Expired JPH0317680Y2 (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317680Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4320240Y1 (ja) * | 1964-01-22 | 1968-08-24 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5123600U (ja) * | 1974-08-12 | 1976-02-20 | ||
| JPS5192598U (ja) * | 1975-01-22 | 1976-07-24 |
-
1984
- 1984-11-01 JP JP1984166212U patent/JPH0317680Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4320240Y1 (ja) * | 1964-01-22 | 1968-08-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61115095U (ja) | 1986-07-21 |
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