JPH0317638B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0317638B2
JPH0317638B2 JP16698387A JP16698387A JPH0317638B2 JP H0317638 B2 JPH0317638 B2 JP H0317638B2 JP 16698387 A JP16698387 A JP 16698387A JP 16698387 A JP16698387 A JP 16698387A JP H0317638 B2 JPH0317638 B2 JP H0317638B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
heat
robot
plate
path
Prior art date
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Expired
Application number
JP16698387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6411780A (en
Inventor
Toshikazu Yano
Eiji Matsushima
Soemon Fuchigami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP16698387A priority Critical patent/JPS6411780A/ja
Publication of JPS6411780A publication Critical patent/JPS6411780A/ja
Publication of JPH0317638B2 publication Critical patent/JPH0317638B2/ja
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  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高温環境下で作業を行うロボツトを
高温より保護する為の遮熱カバーに関するもので
ある。
[従来の技術] 遠隔操作で適正な動きをし目的に合つた作業を
的確に行うように構成されたロボツトは、これま
で多く出現しているが、高温環境下でも正確な動
作ができるようにしたものは従来存在しない。
ところが、例えば石油コンビナートで火災が発
生した場合の消火活動の1として、火災現場での
油タンクからの油洩れをチエツクする作業、タン
ク内部にて直接消火する作業、タンク外部からタ
ンク内溶液を抜き取るためのバルブ操作作業の如
き、人が近付けないような高温環境下での作業が
あり、斯かる、極限下での作業をロボツトにより
行おうとする試みがある。
然し、ロボツトの本体、アーム部等の内部には
重要な機器、例えばモータ、軸受等の機械部品、
モータ等を駆動制御する為の電子部品が内蔵され
ており、ロボツトを前記した高温環境下で故障な
く正確に作動させる為には、ロボツト各所の遮熱
技術は必要不可欠である。
従来の遮熱技術を高温環境下で作業させるロボ
ツトに適用すると、ロボツト各所の外面を遮熱
板、断熱材等で被覆するという受動的な方式を採
用する考え方がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、前記した従来の遮熱方式、即ち、外面
に遮熱板、断熱材等を施こした方式では、熱的に
影響を受け易い電子機器等を適切に温度制御でき
なかつた。
そこで、本発明は、重要機器が内蔵されている
部分では内部機器を外部の温度に関係なく一定温
度に維持できる熱制御機能を有するロボツト遮熱
カバーを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、耐水材からなる内皮筒に所要の間〓
を開けて多孔質材からなる外皮筒を同心に設け、
両皮筒間に多数の整流孔を穿設した整流板を設
け、該整流板と内皮筒間に円筒状に軸芯と平行に
波板を設け、該波板により冷却水の往路、復路を
形成したことを特徴とするものである。
[作用] 内外皮間に供給された冷却水は、外皮筒表面に
浸出し、浸出した冷却水は蒸発の際の潜熱により
熱を奪い、熱遮蔽する。
[実施例] 以下図面を参照しつつ本発明の1実施例を説明
する。
先ず、遮熱カバーの詳細を説明する前に高温環
境下で作動させるロボツトの概要を第3図に於い
て説明する。
ロボツト1は、ロボツト本体構成部2、本体構
成部2より立設した本体コラム部3、本体コラム
部3に取付けたアーム部4により構成され、本体
構成部2は走行機構部5によつて走行可能に支持
されている。又、更に前記アーム部4は第1アー
ム6と第2アーム7が関節部8により屈曲可能に
連結されている。
前記ロボツト1の各所は必要に応じて遮熱カバ
ーで覆われている。
本発明の遮熱カバーは前記ロボツトの第1アー
ム6、第2アーム7等に実施されるものである。
第1図、第2図に於いて本発明に係る遮熱カバ
ー9を示す。
図示しない冷却水源、或は他の遮熱カバー(特
に図示せず)の端部と接合可能な、対峙するマニ
ホールドリング10a,10bを配設し、両マニ
ホールドリング10a,10b間に内皮筒11、
外皮筒12を同心にして且所要の間〓を開け掛渡
し、それぞれの両端を液密に固着する。
ここで、内皮筒11はステンレススチール、ゴ
ム、FRP等の耐水材料で製作し、外皮筒12は
ステンレススチール材等を焼結成形した耐熱多孔
質材料で製作する。
内皮筒11と外皮筒12との間〓には内皮筒側
より、いずれも両筒11,12に対して同心筒状
に成形した波板13、整流板14、ウイツク材1
5を多層に設ける。
波板13はその波形状が円周に沿つて進行する
様成形されており、内皮筒11と整流板14間を
内皮筒11の母線と平行な冷却水往路16、同様
に冷却水復路17に仕切つている。
整流板14は前記冷却水復路17に連通する整
流孔18を母線方向に所要ピツチで穿設してあ
る。
又、前記マニホールドリング10a,10bに
はそれぞれ冷却水往路16、冷却水復路17に連
通する給排孔19a,19bを穿設し、給排孔1
9a,19bは図示しない冷却水源に接続する。
上記構成の遮熱カバーの遮熱作用を説明する。
給排孔19a,19bにより冷却水往路16へ
冷却水を給水すると、この冷却水は所要の場所
(図示せず)で冷却水復路17へ流入し、更に該
冷却水復路17を経て冷却水源へ戻る。
冷却水が冷却水復路17を流通する過程で、整
流孔18よりウイツク材15中に流出し、ウイツ
ク材15は冷却水によつて浸漬させる。ここで、
外皮筒12が多孔質材料であることから、ウイツ
ク材中の冷却水は毛管現象の作用で外面に向つて
移動し、表面に浸出する。所謂発汗作用である。
又、遮熱カバーの内部については内皮筒11によ
り完全に防水される。
外皮筒12の外側雰囲気は高温であり、外皮筒
12は高温にさらされている為、浸出した冷却水
は蒸発し、外皮筒12の外面は乾燥する。この乾
燥により冷却水の浸出作用が更に促進される。こ
の時の水の蒸発潜熱により外皮筒12が冷却さ
れ、熱が外皮筒12を通つて内部に移動すること
が防止される。
而して、遮熱カバー内の温度は電子機器が正常
に作動する、例えば60℃以下に保たれる。
尚、雰囲気温度により冷却水を蒸発させる量は
異なつてくるが、前記整流板14は流量調整の役
割を奏する。即ち、整流孔18の大きさ、ピツチ
を適宜選定することにより選定した環境下で最も
適した冷却水状態を得ることができる。又、流路
抵抗により場所場所により水圧が異なつてくるが
水圧の大小に拘らず全ての場所で冷却水の浸出量
を同一とする機能も勿論有している。
前記ウイツク材15も冷却水の移動に適度な抵
抗を与え、冷却水が無駄なく浸出する様にするも
のである。
更に、波板13により往路、復路を形成した点
について、往路、復路を2重管構造とし内皮筒1
1と整流板14間を同心円筒に仕切つて構成した
場合に比べ等価直径(流体流路を円筒に換算した
場合の直径)を大きくとれるので流路抵抗が少な
く、冷却系の駆動動力が少なくてすむ。更に、冷
却水の流れについても低温側が内側を通るので、
熱遮断には更に効果的である。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、効果的に熱遮
断する熱制御機能を有する遮熱カバーを提供し
得、高温環境下で作業するロボツトの実現を可能
とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱制御機能を有する遮熱
カバーの1部を破断した斜視図、第2図は同前部
分断面図、第3図は高温環境下で作業するロボツ
トの1例を示す説明図である。 10a,10bはマニホールドリング、11は
内皮筒、12は外皮筒、13は波板、14は整流
板、15はウイツク材を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 耐水材からなる内皮筒に所要の間〓を開けて
    多孔質材からなる外皮筒を同心に設け、両皮筒間
    に多数の整流孔を穿設した整流板を設け、該整流
    板と内皮筒間に円筒状に軸芯と平行に波板を設
    け、該波板により冷却水の往路、復路を形成した
    ことを特徴とするロボツトの熱制御機能を有する
    遮熱カバー。
JP16698387A 1987-07-06 1987-07-06 Heat-shielding cover having heat control function of robot Granted JPS6411780A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16698387A JPS6411780A (en) 1987-07-06 1987-07-06 Heat-shielding cover having heat control function of robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16698387A JPS6411780A (en) 1987-07-06 1987-07-06 Heat-shielding cover having heat control function of robot

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6411780A JPS6411780A (en) 1989-01-17
JPH0317638B2 true JPH0317638B2 (ja) 1991-03-08

Family

ID=15841227

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16698387A Granted JPS6411780A (en) 1987-07-06 1987-07-06 Heat-shielding cover having heat control function of robot

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JP (1) JPS6411780A (ja)

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JPS6411780A (en) 1989-01-17

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