JPH03176262A - 車両用軌道及び車両 - Google Patents

車両用軌道及び車両

Info

Publication number
JPH03176262A
JPH03176262A JP31406489A JP31406489A JPH03176262A JP H03176262 A JPH03176262 A JP H03176262A JP 31406489 A JP31406489 A JP 31406489A JP 31406489 A JP31406489 A JP 31406489A JP H03176262 A JPH03176262 A JP H03176262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
vehicle
track
wire rope
rails
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31406489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2515412B2 (ja
Inventor
Kusuo Shiratori
白鳥 九寿男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1314064A priority Critical patent/JP2515412B2/ja
Publication of JPH03176262A publication Critical patent/JPH03176262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2515412B2 publication Critical patent/JP2515412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用軌道及び車両に関し、更に詳細には一本
の軌条上を自刃で走行する車両用軌道及び車両に関する
(従来の技術) 二本の軌条上を走行する車両は走行安定性が優れている
ため、従来の交通システムの要をなす車両としてに汎用
されている。
しかし、かかる車両を走行させるには、二本の軌条を敷
設しなければならず、その敷設する面積を確保すること
は、最近の様に土地の値段の急騰や環境保全の意識の高
まりと共に極めて困難になりつつある。
特に、この傾向は都市部はど顕著であり、車両用軌道の
敷設費用が著しく高騰してきている。
一方、従来の二本の軌条に対して一本の軌条から成る軌
道方式、いわゆるモルレール方式の交通システムがある
(発明が解決しようとする課題) 前記モルレール方式によれば、従来の二本の軌条を敷設
する場合に比較して軌条の敷設面積を少なくすることが
できる。
しかしながら、モルレール方式の車両は、−i的に、駆
動車輪によって軌条を挟み込んで走行するものであるた
め、軌条を幅広のコンクリート製等の頑強な構造としな
ければならず、前記頑強な。
軌条を支承するために支柱等も頑強に構築することを要
する。
このため、軌道の敷設面積を充分に減少させることがで
きず、軌道が高架である場合においても、軌道の下方の
土地は日光が遮光され易く有効な利用を図ることができ
なかった。
そこで、本発明の目的は、軌道の敷設面積を可及的に少
なくすることでき、且つ軌道の下方の土地を有効に利用
することができる車両用軌道及び車両を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、前記目的を達成するなめには、軌条をワイ
ヤーロープで支承することが有効であると考えて検討し
た結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、所定間隔を置いて立設されている支柱
と、支柱間に架設されている軌条と、軌条下面に沿って
添設され且つ両端が支柱に設けられる固定部に実質的に
水平に固定される水平部材、及び前記水平部材の下方に
略平行に配設され両端が前記固定部に固定されると共に
、水平部材にトラス構造によって連結される軌条ロープ
から成る軌条支承機構とを具備することを特徴とする車
両用軌道にある。
かかる車両用軌道において、剛性体から成り且つ支柱の
各々の上部に支持固定されている枠体と。
枠体間に架設されている補助軌条とを併せ有することが
、軌道を走行する車両の安定性及び安全性を向上させる
ことができる。
また、本発明は、前記車両用軌道を走行する車両であっ
て、該車両の下部に車体を支持し且つ軌条上を走行する
駆動車輪が設けられていると共に、車両の上部に補助軌
条に沿って走行するアイドラ車輪が設けられていること
を特徴とする車両にある。
(作用) 本発明の車両用軌道によれば、水平部材とその下方の軌
条ロープとがトラス構造によって連結されているため、
前記水平部材に添設される軌条は実質的に水平に支承さ
れ且つ加重等に対する耐久性も向上することができる。
つまり、軌条に加えられる加重に対して水平部材と軌条
ロープとが恰も一枚の板状体の如く作用することができ
るためである。
しかも、この様な構造は、柔構造であり且つ簡略化を図
ることができる。
このため、本発明の車両用軌条は、従来のモルレールに
使用されている幅広のコンクリート製軌条等の如く、広
い軌条敷設面積を必要とせず、軌条敷設面積を可及的に
少なくすることができる。
更に、軌道下方の土地に対する日光も遮光される部分を
可及的に少なくすることができるため、軌道下方の土地
を有効に利用することもできる。
また、本発明の車両用軌道を走行する車両は、車両の下
部に設けられている駆動車輪によって軌条上を自刃で走
行することができ、且つ車両の上部に設けられているア
イドラー車輪が略水平に設けられている補助軌条に沿っ
て走行するため、車両の傾きを防止することができる。
(実施例) 本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す正面図であり、支柱
1の上部に剛性体であるリング状の枠体2が支持・固定
されている。
本実施例においては、所定の間隔を置いて複数個の支柱
1が配設されており、複数個のリング状の枠体2が間隔
を置いてトンネル状に連ねられている。
この支柱1の上部平坦部には、主軌条ワイヤロープ3と
補助軌条ワイヤーロー14とのワイヤロープ群から成る
軌条ロープが固定手段(図示せず)によって固定されて
おり、補助軌条ワイヤロー14は主軌条ワイヤーロープ
3よりも細く実質的に水平に展張されている。
この様な軌条ロープによって横断面形状が凸状の軌条5
が凸部を上向きに且つ略水平に支承されている。
尚、かかる軌条5は支柱1の平坦部で支柱1に固定され
ている。
ところで、−a的に、ロープの強度を向上するためにロ
ープを太くすることを要するが、ロープを大くする程、
ロープの自重が増加し水平に展張することが困難となる
この点、本実施例においては、太く且つ高強度の主軌条
ワイヤーロープ3と細く且つ実質的に水平に展張するこ
とができる補助軌条ワイヤーロープ4とを支柱1の間に
展張し、第2図に示す様に、両ロープの間には剛性体で
ある部材6が架は渡されてトラス構造が形成されている
この様な構造を採用することによって、略水平に展張さ
れている補助軌条ワイヤーロー14で軌条5を略水平に
支承することができる。また、軌条5に加えられる加重
に対しては、主軌条ワイヤーロー13と補助軌条ワイヤ
ーロー14とが恰も一枚の板状体として作用するため、
細い補助軌条ワイヤーロープ4が破断するという懸念を
解消することができる。
本実施例においては、前述した軌条5に対向して、横断
面形状が凸状の補助軌条13が軌条5の上方に設けられ
ている。
この補助軌条13は、リング状の枠体2の内側に固定さ
れており、略水平に展張されている補助ワイヤーロープ
によって凸部が下向きに支承されている。
本実施例の補助ワイヤーロープは主補助ワイヤーロー1
11と副補助ワイヤーロープ12とから構成されており
、副補助ワイヤーロープ12は主補助ワイヤーロープ1
1よりも細く略水平に展張されている。
これら両ロープは、副補助ワイヤーロー112よりも上
方に主補助ワイヤーロー111が位置するように配設さ
れ、両ロープは共にリング状枠体2の内側に固定されて
いる。
また、両ロープ間には剛性体の部材15が、第2図に示
す軌条ロープの様に、トラス構造を形成する。
尚、本実施例の補助ワイヤーロープの場合は、第2図に
示すワイヤーロープとは位置が逆となり、略水平に展張
されている細い副補助ワイヤーロー112の上方に太い
主補助ワイヤーロープ11が位置する。
更に、本実施例においては、リング状枠体2の側面側に
補強ワイヤーロープ14.14・・が設けられている。
かかる補強ワイヤーロープ14.14・・は、複数個の
支柱1を配列することによって、トンネル状に配列され
る複数個のリング状枠体2を連結して補強するためのも
のである。
これまで述べてきた第1図に示す車両用軌道を走行する
車両を第1図に併せて示す。
かかる車両8は、車両8の下部に車体を支持しつつ軌条
5上を走行する駆動輪9が設けられ、且つ車両8の上部
に補助軌条13の凸部に沿って走行するアイドラー輪1
0が設けられている。
この様な車両8によれば、駆動輪9によって自刃で走行
することができ、走行中に車両8の傾きをアイドラー輪
10が防止するため、安定して車両8は走行することが
できる。
以上、述べてきた実施例においては、リング状の枠体を
使用してきたが、三角形の形状の枠体も使用することが
でき、地形等によって任意の形状とすることができる。
更に、補助軌条ワイヤーロー14を棒状体としてもよく
、軌条5の側面等に強度的に問題のない限り間欠的に切
欠部を形成し軌道の軽量化等を図ってもよい。
また、本実施例の車両用軌道には、磁気等によって浮遊
する浮遊型車両も使用することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、軌道下方の土地等に対して遮光するこ
とが少なく且つ軌道敷設用の土地も可及的に少なくする
ことができるため、ビルの屋上や森林の上部等の空間を
有効に利用することができる。
また、従来のモルレール等に比較して本発明の車両用軌
道は軽量で且つ支柱等の数も少なくてずみ、且つ前記軌
道を走行することのできる本発明の車両用軌道及び車両
は都市交通用として好適である。
尚、本発明の車両用軌道及び車両を玩具や遊園地等の乗
物に適用しても、従来の車両用軌道や車両とは構造が異
なっており、子供や来園者の興味を充分に引くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第り図は本発明の一実施例を示す正面図、及び第2図は
本発明で採用することができる軌条ロブの配設構造を説
明する説明図を各々示す。 図において 1・・・支柱、2・・・枠体、 3.4・・・軌条ロープ、5・・ 軌条、6.15・・
・両ロープ間を架は渡す部材、8・・・車両、9・・・
駆動輪、 10・・・アイドラー輪、 11.12・・・補助ロープ、 13・・・補助軌条。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定間隔を置いて立設されている支柱と、支柱間に
    架設されている軌条と、 軌条下面に沿って添設され且つ両端が支柱 に設けられる固定部に実質的に水平に固定される水平部
    材、及び前記水平部材の下方に略平行に配設され両端が
    前記固定部に固定されると共に、水平部材とトラス構造
    によって連結される軌条ロープから成る軌条支承機構と
    を具備することを特徴とする車両用軌道。 2、請求項第1項記載の車両用軌道と 剛性体から成り且つ支柱の各々の上部に支 持固定されている枠体と、 枠体間に架設されている補助軌条とを具備 することを特徴とする車両用軌道。 3、請求項第2項記載の車両用軌道を走行する車両であ
    って、該車両の下部に車体を支持し且つ軌条上を走行す
    る駆動車輪が設けられていると共に、車両の上部に補助
    軌条に沿って走行するアイドラー車輪が設けられている
    ことを特徴とする車両。
JP1314064A 1989-12-02 1989-12-02 車両用軌道及び車両 Expired - Lifetime JP2515412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1314064A JP2515412B2 (ja) 1989-12-02 1989-12-02 車両用軌道及び車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1314064A JP2515412B2 (ja) 1989-12-02 1989-12-02 車両用軌道及び車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03176262A true JPH03176262A (ja) 1991-07-31
JP2515412B2 JP2515412B2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=18048794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1314064A Expired - Lifetime JP2515412B2 (ja) 1989-12-02 1989-12-02 車両用軌道及び車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2515412B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618200U (ja) * 1991-12-26 1994-03-08 茂 石橋 宇宙新幹線
WO2000018629A1 (fr) * 1998-09-29 2000-04-06 Gen Date Mecanisme de transport grande vitesse sur rails

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618200U (ja) * 1991-12-26 1994-03-08 茂 石橋 宇宙新幹線
WO2000018629A1 (fr) * 1998-09-29 2000-04-06 Gen Date Mecanisme de transport grande vitesse sur rails

Also Published As

Publication number Publication date
JP2515412B2 (ja) 1996-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4831792A (en) Retractable stadium roof system with rectangular opening
US2128539A (en) Platform canopy
US4682449A (en) Retractable stadium roof system with rectangular opening
US6105748A (en) Escalator or travelling walkway with underneath bracing
JPH09117570A (ja) ジェットコースター
JPH03176262A (ja) 車両用軌道及び車両
US4953468A (en) Large span gondola lift
CN109680598B (zh) 一种采用玻璃桥面的人行悬链桥
CN108505428B (zh) 一种大夹角小半径多塔曲线斜拉桥
CN1266791A (zh) 绳索牵引式车辆的运输装置
HRP20000874A2 (en) Girder structure for car deck plating of car carrier
JPH10131119A (ja) 橋梁の補強構造
CN205474653U (zh) 匝道和立交桥
JP2508235Y2 (ja) 片面吊斜張橋
SU894114A2 (ru) Покрытие зданий и сооружений
JPH0539602A (ja) 車両用軌道及び車両
SU815207A1 (ru) Мембранное покрытие
CN215800925U (zh) 一种跨座式单轨梁桥
JP2972287B2 (ja) 分岐装置の軌道桁構造
JPS6346454Y2 (ja)
JPH073721A (ja) 多目的橋梁及びその構築方法
JPH0673710A (ja) 斜張橋
JPH0737722B2 (ja) 架設道路
SU854787A2 (ru) Канатна дорога дл наклонного подъема груза на здани
JP2838737B2 (ja) 自走用架空索道