JPH03176086A - 自動ティーアップ装置 - Google Patents

自動ティーアップ装置

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JPH03176086A
JPH03176086A JP31596989A JP31596989A JPH03176086A JP H03176086 A JPH03176086 A JP H03176086A JP 31596989 A JP31596989 A JP 31596989A JP 31596989 A JP31596989 A JP 31596989A JP H03176086 A JPH03176086 A JP H03176086A
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ball
protrusion
air cylinder
operated
automatic tee
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山口 吉久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はゴルフ練習場等に設けられてボールを自動的に
ティーアップする装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、ゴルフ練習場でゴルファ−がティーショットの練
習をしようとする場合、1回のスイング毎に、ボールを
篭から取り出してティーの上に載せる動作を繰り返すこ
とが必要とされている。また、足踏み式のボール供給機
が設けられている場合には、該ボール供給機とティーと
の間に設けられた案内溝を介して、前記供給機から1個
ずつ放出されたボールをティー上へ導入しながらスイン
グを繰り返すことが行われている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の方式の場合、スイングの度に腰を
屈めてボールをティーアップしなければならず、この動
作は、特に高齢者に苦痛を感じさせ易いという問題があ
った。また後者の方式であっても、1回のスイング毎に
一部スタンスをくずしてボール供給機のペダルを踏む操
作が必要になり、いずれにせよ、ティーアップルスタン
ス決め〜スイングという一連の動作を繰り返すことが必
要であるため、練習の能率がわるく、さらに能率的な練
習を行いたいという、言い換えれば短時間にさらに多く
のボールを打ちたいという要求があった。 一方、ゴルフ練習場経営者の立場から見ても、ボール供
給を能率化して単位時間当たりの打球数を増やすことが
、回転率を高める上で望ましい。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ゴルフ練習
場におけるティーショット練習の能率化を図ることを目
的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、 請求項1記載の発明は、 ボールが載置される凹部と該凹部を上方へ向けた姿勢で
支持する支持部とから構成され、該支持部が基準電と交
差する方向に移動可能に支持されたボール支持手段と、
該ボール支持手段を前記方向へ移動させる駆動手段と、
前記ボール支持手段にボールが支持されているか否かを
検出する検出手段と、該検出手段の検出結果によって前
記駆動手段を制御する制御手段とから構成してなるもの
である。 請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、 前記ボール支持手段の周囲には、これを中心とする円錐
面の少なくとも一部をなす傾斜面が設けられた構成とし
てなるものである。 請求項3記載の発明は、請求項1および2記載の発明に
おいて、 前記傾斜面の半径方向外方の位置には、該傾斜面を含む
円錐面にボールを1個ずつ供給する(14給手段が設け
られ、該供給手段は、前記制御手段により制御されて、
前記駆動手段と連動してボールを11(給する構成とし
てなるものである。 請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載の発nJ1に
おいて、 前記駆動手段は、空気圧の供給により動作するエアシリ
ンダであり、前記検出手段および制御手段は、前記エア
/リフタと並列に空気源に接続されかつ前記ボール支持
手段の凹部で開口する空気配管である構成としてなるも
のである。 請求項5記載の発明は、請求項1〜3記載の発明におい
て、 IW記駆動手段は、空気圧の供給により動作するエアシ
リンダであり、前記検出手段は、ボールの重量によるボ
ール支持手段の変形により操作されるスイッチであり、
前記制御手段は、前記スイッチにより操作されて前記エ
アシリンダへの空気lj路を開閉する弁である構成とし
てなるものである。 31′J求項6記載の発明は、請求項1〜3記載の発明
において、 前記駆動手段は、電磁力により動作するソレノイドであ
り、前記検出手段は、ボールの重量によるボール支持手
段の変形により操作されるスイッチであり、前記制御手
段は、前記スイッチにより操作されて前記ソレノイドの
電源回路を開閉する接点である構成としたものである。 請求項7記載の発明は、請求項2ないし6記載の発明に
おいて、 前記傾斜面へボールを案内する底板における、ボールの
案内方向に沿って相互に間隔をおいた二(J″1.置に
は、それぞれ底板の上面から出没可能な突起が設けられ
、該突起を前記出没方向へ駆動する。 突起駆動手段には、周突起を択一的に前記底板上へ突出
させる突起制御手段が設けられ、該突起制御手段は、前
記ボール支持手段が下降位置にあることを条件として前
記二つの突起の内のボール案内方向前方側の一つを下降
させるとともに、他方の突起を上昇させる構成としてな
るものである。
【作用] 請求項1記載の発明の構成によれば、 ボールが支持手段上に存在していることが検出手段に検
出されると、制御手段によって駆動手段が操作されてボ
ールが上昇する。 請求項2記載の発明の構成によれば、 傾斜面にボールを投入することにより、ボール供給手段
にボールが案内され、所定位置に配置される。 請求項3記載の発明の構成によれば、 ボール支持手段と供給手段とを連動させることにより、
ボールが打たれる毎に供給手段を動作させて、下降位置
のボール支持手段にボールを供給することができる。 請求項4記載の発明の構成によれば、 ボールが存在することによって開口が閉じられて空気圧
が上昇し、この上昇した空気圧によってエアシリンダが
動作してボール支持手段が上昇することができる。 請求項5記載の発明の構成によれば、 ボールの存在によってスイッチが切替られることにより
、エアシリンダへ供給される空気の圧力が上昇して、ボ
ール支持手段が上昇することができる。 請求項6記載の発明の構成によれば、 ボールの存在によってスイッチが切替られることにより
、前記エアシリンダに代わって設けられたツレ/イドが
動作して、ボール支持手段が上昇することができる。 請求項7記載の発明の構成によれば一 前方の突起が上昇することにより、後方の突起が下降し
て、前方の突起に支持される位置にボールが送り込まれ
、また、前方の突起が下降することにより前記ボールが
送り出される際には、後方の突起が上界して、後続のボ
ールの移動が規制されるから、ボールが1個ずつ供給さ
れる。 【実施例】 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。 第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示すもので
ある。 符号lはすり林状に形成されたボール案内部である。こ
のボール案内部1は、第2図に示すように、平面形状が
円形とされるものであって、ゴルフ練習場の打席に設置
され、その内面は、円錐面の一部をなす如く傾斜した傾
斜面2となっている。 なお、この傾斜は、ボール3が転がり得る限りにおいて
できるだけ小さく設定されていることが望ましく、例え
ば傾斜面2に人工芝などが張られている場合には一ψン
が0本確宙lごナスト砧田躬的十きく設定され、人工芝
などが張られていない場合には、比較的小さく設定され
ている。 前記ボール案内部lのほぼ中央には貫通孔4が設けられ
ており、この貫通孔4の内面には、例えばフッ素樹脂な
どの摩擦係数の小さな材料からなる軸受スリーブ5が嵌
め込まれている。 前記軸受スリーブ5には、前記ボールを支持するボール
支持手段(いわゆるティー)6が摺動自在に挿入されて
いる。このボール支持手段6は、例えばゴムのような柔
軟で弾性変形が可能な材料により形成されており、ぞの
上部には、ボール3が載置される円錐面を持った凹部7
が設けられ、該凹部7の下部には、前記軸受スリーブ5
に摺動自在に支持された棒状の支持部8が設けられてい
る。 また前記支持部8の中心には、中空部9が貫通状態に設
けられており、この中空部9の一端は前記凹部7のほぼ
中心部に開口し、同じく他端は前記支持部8の側部に開
口している。さらに前記支持部8の下端には、ローラ1
0が軸11を中心に回動自在に設けられている。なお前
記支持部8と軸受スリーブ5との間は、前記ボール支持
手段6が自重によって下方へ移動し得る程度の小さな摩
擦低位となるように、比較的緩い置台状態とされている
。また前記支持部8の外周にはリング状のストッパ12
が嵌合されて、ボール支持手段6が容易に引き抜かれる
ことがないような配慮がなされ°Cいる。すなわち、前
記ストッパ12は、シヨ・ソ1−にf′Fう力によるボ
ール支持手段6の抜けを防止するとともに、例えばボー
ル支持手段6を交換しようとした場合に人為的にある程
度以上の引き抜き力が加えることにより変形して前記軸
受スリーブ5を通過することができるように、ゴムむと
のIjIIt性材料により形成されている。 次いで前記ボール支持手段6を上下動させる機構につい
て説明する。 符号20はエアシリンダであって、このエアシリンダ2
0は軸線をほぼ水平にして設けられ、そのピストンロッ
ド21の先端には、該ピストンロッド20の水平方向へ
の運動を前記ボール支持手段6の上下運動へ変換するた
めの傾斜面22を備えた運動方向変換手段23が設けら
れている。また運動方向変換手段23とエアシリンダ2
0との間には引っ張りばね24が設けられて、ピストン
ロッド21を収縮方向(第1図右方向)へ付勢するよう
になっている。 前記エアシリンダ20に空気を供給する配管30には配
管31が分岐接続され、これら両配管30・31には、
それぞれ調整弁32・33が設けられて流量を調整する
ことができるようになっている。前記配管31は前記ボ
ール支持手段6の中空部9に接続されており、これら配
管31および中空部9は、ボール支持手段6上のボール
の有無を検出する検出手段として、かつ、前記エアシリ
ンダ20に空気を供給する配管30からの空気漏れ量を
制御する制御手段として機能するようになっている。さ
らに前記配管31は、可動体(ボール支持手段6)へ接
続されている点を考慮して、少なくともボール支持手段
6への接続箇所付近に可撓性のチューブ(具体的にはビ
ニールホースあるいはゴムホース)を用いることが必要
とされている。 なお上記各機構は、例えば、練習場の打席の床(地面)
に沿って配置される板状のユニットに組み付けられた可
搬方式、あるいは、練習場の床に直接取付られる固定方
式のいずれかの方式によっても設置することができる。 次いで、前記ボール支持手段7ヘボールを供給する供給
手段の構成を説明する。 符号40は底板であって、この底板40は、第2図に示
すように前記傾斜面2に連続するように設けられるとと
もに、ボール3を前方(第1図左方〉へ案内すべく、僅
かな傾斜が付けられている。 前記底板40は、開口部41を備えた側板42とともに
ボール収納空間43を形成するもので、前記開口部41
の内側に4にべて設けられた第1の突起44と第2の突
起45とを交互に突出させることによって、開口部41
から1個ずつボール3を放出することができるようにな
っている。 前記突起44・45は、前記底板40を貫通して設けら
れており、その下端部は、それぞれアーム46にピン4
7・47を介して回動可能に連結されている。前記アー
ム46は、前記底板40の下面に支持された支軸48を
中心として揺動可能に支持されるもので、第1の突起4
4の外周に固定されたリング49と前記底板40との間
に介在する圧縮ばね50によって、第2の突起45を突
出させる方向へ付勢されるようになっている。また前記
アーム46における第2の突起45との連結部には、同
じくピン47を介して回動自在に、エア/リング5Iの
ピストンロッド52が連結されており、このエアシリン
ダ5Iが空気の供給によって収縮することにより、第1
図に示すように突出した第2の突起45を引っ込ませ、
第1の突起44を突出させるようになっている。また前
記エアシリンダ51は、配管53を介して、前記ボール
供給手段6のエアシリンダ20と同一の配管30に接続
され、さらに、配管53における空気の流量は、調整弁
54によって調整し得るようになっている。 さらに、上記構成の自動ティーアップ装置には、ティー
アップの高さを調整する機構が設けられている。 すなわち11q記運動方向変換手段23には、突起55
が設けられており、この突起55は、前記エアシリンダ
20の動作方向と平行に設けられた規制ロッド56に当
接することにより、運動方向変換手段23の第1図右方
への移動限界を規制するようになっている。前記規制ロ
ッド56は、支持部材57によって軸線方向に移動可能
に支持されるとともに、外周に固着されたリング56a
と前記支持部材57とのjl[1に介在する圧縮ばね5
8によって第1図左方向へ付勢されている。また規制ロ
ッド56の基端部は、第3図に示すようなカム59に当
接するようになっている。このカム59は、第3図に示
すように、軸59aを中心に回転可能に支持されており
、軸59aからの距離がそれぞれQ1〜124にそれぞ
れ設定された操作面を持っている。そして、前記規制ロ
ッド56は、ばね58により付勢されることにより、第
3図に示すようにカム59の外周に接触させられており
、このカム59との接触位置に応じて、第1図右方へ先
端の位置が移動するようになっている。すなわち、カム
59における中心からの距離が離れた面(例えば距離Q
4の面)が規制ロッド56に当接することにより、該規
制ロッド56の先端が第1図の最も右寄りの位置に配置
されることとなるため、突起55が前記規制ロッド56
に早期に接触し、結果的に運動方向変換手段23の図中
左方への移動が規制されてティーアップの高さが低くな
り、方、カム59における中心からの距離が近い面(例
えば距M&、の面)が規制ロッド56に当接することに
より、該規制ロッド56が第1図の最も左寄りの位置に
配置されることとなるため、突起55が規制ロッド56
に接触するタイミングが遅くなり、結果的に運動方向変
換手段23の図中左方への移動が遅れて規制されること
となって、ティーアップの高さが高くなる。なお、この
ように運動方向変換手段の移動限界を規制する方式に代
えて、ボール支持機j747の移動限界を直接的に規制
することによりティーアップ高さを調整するようにして
もよい。 以上のように構成された自動ティーアップ装置の動作を
説明する。なお第1図は、ボールが打たれた後、次回に
打たれるボール3がまさに供給されようとする瞬間を示
している。 ■ 第1の突起44が下った状態では、ボール3が底板
40に沿って第2図矢印へ方向に転がり、さらに、鎖線
3で示すように傾斜面2に沿って転がりながら、中心の
ボール支持手段6へ接近して行く。また、ボール支持手
段6上に達したボールは、自身の運動エネルギーによっ
てオーバーランするが、反対側の傾斜面2よって戻され
るため、結局、ボール支持手段6の凹部7の上に落ち着
くことができる。また前記突起44が下がっていいる場
合、この突起44より後方の突起45が上昇しているか
ら、後続するボール3は突起45によって移動が規制さ
れることとなり、確実に1個のボール3が供給される。 ■ ボール3が図中鎖線で示すように凹部7の上に存在
していると、凹部7の中央に開口する中空部9の先端が
閉ざされることとなり、これに伴って、それまで配管3
1を経由して空気が漏れていたために圧力が上昇するこ
とができなかった配管30〜エアシリンダ20に至る系
統の圧力が高まり、所定以上の値(なおこの値の算出基
準については後述する)以上になると、ピストンロッド
21が伸長して運動方向変換手段23を図中左方へさせ
、傾斜面22がローラlOを回転させながらボール支持
手段6を上昇させる。この上昇は、エアシリンダ20の
動作によって比較的績やかに行われるから、動作によっ
てボール3に与えられる衝撃が極めて小さく、したがっ
てボール3が脱落することは、はとんどない。また、一
方、配管30内の圧力上昇に伴い、エアシリンダ51に
供給される空気の圧力も上昇するから、アーム46を第
1図時計回りに回転して第1の突起44が上昇するとと
もに第2の突起45が下降し、第1図において第2の突
起45によって移動が止められていたボール3が図中左
方へ移動し、第1の突起44に接触することによって止
められる。そして、以上の動作によりボール3がティー
アップされるとともに、ボール供給手段に次回のボール
がQ Dmされる。なお、ボール供給手段の動作は、次
回のボール供給までに終了すればよいから、弁32およ
び54の開度は、エアシリンダ51をエアシリンダ20
から遅れて動作させることができるような+11χ・1
関係に設定されている。また、前記両エアシリンダ20
・51へ至る流!+!谷の抵抗は、設置1互条件(配管
の口径や引き同し長さ)によって変わるから、前記弁3
2・54の調整により両者の動作タイミングに適当なタ
イムラグを持たせることが望ましい。 ■ ティーアップされたボール3が打たれると、中空部
9が開放されて配管31から空気が漏れ始め、配管30
および53の圧力が徐々に低下する。 この圧力低下により、引っ張りばね24が弾性的に収縮
し、これにともなって、ボール支持手段6が下降する。 一方、ボール供給手段のエアシリンダ51内の圧力は、
配管53および弁54によって与えられる流路抵抗が大
きいため、前記エアシリンダ20よりも遅れて低下して
行くから、前記ボール支持手段6が第1図の位置に達し
た以後、圧縮ばね50の弾性的な伸長によって第1の突
起44が下降するとともに、第2の突起45が上昇し、
以下、前記■に戻って同様の動作が繰り返される。さら
に、前記■の動作においてボール3が脱落した場合にも
、前述の場合と同様に空気圧が低下してボール支持手段
6が下がり、一方、落下シタホール3は傾斜面2に沿っ
て再度ボール支持手段6の上方へ転がってくるから、再
度中空部9を閉鎖して、ティーアップされることになる
。また、ボール供給手段のエアシリンダ51は、その流
路抵抗により、エアシリンダ20の動作に対して大きな
タイムラグを持つのが一般的であるから、このような再
度のティーアップ動作とともに動作することはなく、し
たがってボールが二重に供給されることはない。 なお、前記動作における力の釣り合いは下記の通りであ
る。 すなわち、ボール3とボール支持手段6とに作用する重
力をWとすれば、このWにより、斜面22に垂直な力 
F、=Wcosαと、斜面22に平行な力 F、=Ws
inαとが生じるから、斜面22の摩擦係数をμ、ボー
ル支持手段6、エアシリンダ21などの摺動抵抗をR、
エアシリンダ21の受圧面積をS、作動空気圧をPとす
れば、PS〉μF、+F、+R =W(co  sa+μs  i  n α)+R・・
・・・・(1)式 が成立する限りボール支持手段6を上昇させることがで
きる。 一方、ボール3の自重をWo ボール支持手段6」二に
おけるボール3の受圧面積(例えば中空部9の開口面積
)をS′ とすれば、 ps’<w’          ・・・・・・(2〉
式が成立している限り、ボール3が17き上がることは
ない。 また、現実には、ボール3の表面にはデインプルと呼ば
れる凹凸があるから、中空部9がボール3によって完全
に閉じられるとは限られず、したかって、ボール3がボ
ール支持手段6上に存在する場合とそうでない場合とに
゛よるエアシリンダ20の作動圧の変化をΔPとすれば
、上記(1)式が成立する範囲のΔPの作用によって所
定の動作を行わせることができる。なお、前記圧力変化
ΔPによってエアシリンダ20を直接作用させる方式に
代え、圧力増幅藩などを用いて前記圧力変化ΔPを増幅
してエアシリンダ20にOk給する方式を採用してもよ
いのはもちろんである。 さらに、上記一実施例の装置は、電気的なセンサや駆動
手段を全く用いることなく所定の動作を行うことができ
るから、屋外に設置された場合にち、格別な防水処理な
どを施す必要がないというfり点がある。 なおまた、上記一実施例ではエアシリンダ21を水平に
設けることにより、床下に要求されるスペースを縮小す
るようにしたので、特に、−階に設けられた打席におい
ても、床面(地面)を僅かに掘り込むか、床上から僅か
に突出させる程度で設置することができる。一方、二階
に設置する場合、あるいは、床下に充分なスペースが存
在する場合には、運動方向変換手段23を省略してエア
シリンダ21を重直に(ボール支持手段6と直列に)配
置11シ、ボール支持手段6へ駆動力を直接作用させる
ようにしてもよい。 次いで、第4図は本発明の池の実施例を示すものである
。 この実施例は、ボール支持手段上のボールの有無につい
ての検出信号に基づいてボールの昇降および供給を制御
するものである。 この実施例のボール支持手段6Aは、下部支持体60と
」二部支持体61とからなる分割構造とされており、上
部支持体61の下方に突出するガイド63を下部支持体
60に形成された穴64に押入することによって、両者
が軸線を同じくしてかつ軸線方向に相対移動可能に連結
されるようになっている。また前記下部支持体60と上
部支持体61との間には圧縮ばね65が設けられており
、該圧縮ばね65は、上部支持体61の自重を支えるこ
とによって下部支持体60との間の間隔を一定に保たせ
るとともに、ボール3が載置されることにより収縮する
ようになっている。また、前記下部支持体60と上部支
持体61との間には、マイクロスイッチ66が設けられ
ており、該マイクロスイッチ66は、前記ボール3の有
無に基づく下部支持体60と上部支持体61との間隔の
変化により切替られるようになっている。 一方、前記配管(エアシリンダ20への圧力供給配管)
30および配管(前記配管30を大気開放する配管)3
1には、電磁開閉弁70および71がそれぞれ設けられ
ており、Ti磁開開閉弁7o、前記マイクロスイッチ6
6のa接点66aを介して電源72°に接続され、また
、電磁開閉弁71は、前記マイクロスイッチ66のb接
点66bを介して電源72に接続されている。すなわち
前記マイクロスイッチ66にあっては、圧縮ばね73の
作用によってb接点66bが常時「閉」とされ、また、
a接点66aが常時「開」とされているから、電磁開閉
弁70はOFFとなって閉じられ、電磁開閉弁71はO
Nとなって開かれている。 したがって、ボール3が存在していない場合には、マイ
クロスイッチ66が図示のような状態となってエアシリ
ンダ20および51がいずれも大気に連通され、また、
ボール3が存在している場合には、上部支持体61の下
降によってマイクロスインチロ6が切替られて、両エア
シリンダ2o・51に空気圧が供給され、ボール支持手
段6が上昇することになる。 また、前記運動方向変換手段23には、前記第1実施例
の場合と同様の突起55が設けられるととちに、その移
fJJJ経路に沿って複数のソレノイド80〜83が設
けられており、これらのソレノイド80〜83のいずれ
かのロッド84を前記突起55の移動軌跡と交羞する位
置まで突出させることにより、該ロッド84に前記突起
55を当接させて、運動方向変換手段23の移動を特定
位置で規制し、以てティーアップ高さを任意に21整す
ることができる。なお、前3己ソレノイド80〜83は
、打席の近くに設けられたスイッチを操作することによ
り、択一的にjiT+ ’+Mされて動作するようにな
っている。 このような構成とされた自動ティーアップ装置にあって
は、前記マイクロスイッチ66と開閉弁71とが前記一
実施例における中空部9などと等価の機能を果して、ボ
ール3の供給とティーアップとを繰り返すことができる
。 なお、屋外への設置を考慮して、前記マイクロスイッチ
66、Ti磁1用閉弁70・71等を防水構造としてお
くことが望ましい。
【変形実施例】
aに紀実施例ではマイクロスイッチの作動によってボー
ルの有無を検知するようにしたが、これに代えて、他の
ボール検出方式、例えばボールの(T:在位置と交差す
る光線を用いる投光器〜受光器により光線の遮断の有無
からボールの存在を検出する方式を採用し、この検出結
果に基づいて電磁開閉弁を切り替えるようにしてもよい
。 b、上記実施例では両エアシリンダの動作にタイムラグ
を持たせるために、これらへ向かう管路の流路抵抗を調
整するようにしたが、各管路を電磁開閉弁により開1″
1′1させるとともに、これらの開閉タイミングを電気
的に制御するようにしてもよい。 C9上記実施例ではホール供給手段を一つの駆動源(エ
アシリンダ)により駆動するようにしたが、二つの突起
のそれぞれに駆動手段を設けて、これらの上下動を個別
に制御するようにしてもよ0゜ d 実施例では、すり林状の傾斜面を用いたが、箪2図
に路線で示すように、P1錐而の一部をなすか如き細怖
にしてもよい。 C1第2図矢印Aで示すようにボールを(」(給した場
合には、同図矢印イ方向に向いた右側打席の利用者(右
利きの利用者)にも、同図矢印口方向に向いた左側打席
の利用者(左ネ11きの利用者)にも1重用できるとい
う利点がある反面、矢印へで示すボールの供給経路がス
イング軌跡の一部と重なることとなるから、スイングへ
の影響を考慮して、ボール供給手段を、できるだけ遠く
に配置することが望ましい。また、ボール供給手段をテ
ィーアップ装置から分離した構造として、必要に応じて
適宜の位置に配置することにより、例えば右側打席に対
しては矢印口方向へボールを供給し、また、左側打席に
対しては矢印イ方向へボールを供給するようにしてもよ
い。 f、上記実施例では往復動機構としてエアシリンダを用
いたが、池の往復動機構、例えばソレノイドをIllい
るようにしてもよい。そして、このソレノイドは、前記
第2実施例のように、ボールの存在の有無を示す電気信
号が得られる場合に該第2実嵐1ηIの弁およびエアシ
リンダに代えて設けることにより、ボールの存在を示す
スイッチの切替とともに動作してティーアップを行うこ
とができる。
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本願の各請求項に記、械
された発明によれば、下記の効果が得られる。 請求項1記載の発明によれば、ボールが支持手段Eに存
在していることが検出手段に検出されると、制御手段に
よって駆動手段が操作されてボールが上昇するから、r
llに支持手段上にボールを載せるという単純な動作に
よってティーアップすることができ、ティーンヨット練
習の能率を高めることができる。 請求項2記載の発明の構成によれば、傾斜面にボールを
投入することにより、ボール供給手段にボールが案内さ
れて所定位置に配置されることとなり、したがって、第
1項記載の装置よりも簡単な動作、例えば、床に転がさ
れているボールをクラブの先端で傾斜面に送り込むとい
った動作によってティーアップすることができる。 Siミツ項3記載の発明の構成によれば、ボール支持、
1段と(3%給手段とを連動させることにより、ボール
が打たれる毎に供給手段を動作させて、下降位置のポー
ル支持7段にボールを11(給することかでき、したが
って、スイング毎に、格別な人為的なボールIJ1.給
動作を行うことなく、自動的にティーアップがなされる
。 請求項4記純の発明の構成によれば、ボールが存在する
ことによって開口が閉じられて空気圧が上昇し、この上
昇した空気圧によってエアシリンダが動作してボール支
持手段が上昇することができるから、格別な電気的な設
備を必要とすることなく、防水処理の容易な空圧設備の
みで所望の動作を行わせることができる。 言−1求項5記載の発明の構成によれば、ボールの存在
によってスイッチが切替られることにより、エアシリン
ダへ供給される空気の圧力が上昇して、ボール支持手段
が上昇することができるから、前記スイッチから供給さ
れる電気信号を利用して、さらに精密な制御を行うこと
ができる。 請求項6記載の発明の構成によれば、 ボールの存在によってスイッチが切替られることにより
、ソレノイドが動作してボール支持手段が」ニガするこ
とができるから、前記スイッチから供給される電気信号
を利用して、コンプレッサなどの空気圧源を必要とする
ことなく、電気的な手段のみで装置を構成することがで
きる。 3−1求項7記載の発明の構成によれば、前方の突起が
一1ユ界することにより、後方の突起が下降して、前方
の突起に支持される位置にボールが送り込まれ、また、
前方の突起が下降することにより前記ボールが送り出さ
れる際には、後方の突起が」ニガして、後続のボールの
移動が規制されるから、ホールを1個ずつ確実に供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は配管を併記した断面図、第2図はボール支持
手段周辺部分の平面図、第3図はティーアップ高さ調整
カムの平面図、第4図は本発明の他の実施例における、
配管を併記した断面図である。 1・・・・・・ボール案内部、2・・・・・・傾斜面、
3・・・・・・ボール、6・6A・・・・・・ボール支
持手段、7・・・・・・凹部、8・・・・・・支持部、
9・・・・・・中空部、10・・・・・・ローラ、11
・・・・・・1+11.12・・・・・ストッパ 20
・・・・・・エアシリンダ、21・・・・・・ピストン
ロッド、22・・・・・・傾斜面、23・・・・・・運
動方向変更手段、24・・・・・・引っ張りばね、30
・31・・・・・・配管、32・33・・・・・・調整
弁、40・・・・・・底板、41・・・・・・開口部、
42・・・・・・側限、43・・・・・・ボール収納空
間、44・・・・・・第1の突起、45・・・・・・第
2の突起、46・・・・・・アーム、47・・・・・・
ビン、50・・・・・・圧縮ばね、51・・・・・・エ
アシリンダ、52・・・・・・ピストンロッド、53・
・・・・・配管、54・・・・・・調整弁、60・・・
・・・下部支持体、61・・・・・・上部支持体、63
・・・・・・ガイド、64・・・・・・穴、65・・・
・・圧縮ばね、66・・・・・・マイクロスイッチ、7
0・71・・・・・・電磁開閉弁。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボールが載置される凹部と該凹部を上方へ向けた
    姿勢で支持する支持部とから構成され、該支持部が基準
    面と交差する方向に移動可能に支持されたボール支持手
    段と、該ボール支持手段を前記方向へ移動させる駆動手
    段と、前記ボール支持手段にボールが支持されているか
    否かを検出する検出手段と、該検出手段の検出結果によ
    って前記駆動手段を制御する制御手段とからなることを
    特徴とする自動ティーアップ装置。
  2. (2)前記ボール支持手段の周囲には、これを中心とす
    る円錐面の少なくとも一部をなす傾斜面が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動ティーアップ装置。
  3. (3)前記傾斜面の半径方向外方の位置には、該傾斜面
    を含む円錐面にボールを1個ずつ供給する供給手段が設
    けられ、該供給手段は、前記制御手段により制御されて
    、前記駆動手段と連動してボールを供給することを特徴
    とする請求項1および2記載の自動ティーアップ装置。
  4. (4)前記駆動手段は、空気圧の供給により動作するエ
    アシリンダであり、前記検出手段および制御手段は、前
    記エアシリンダと並列に空気源に接続されかつ前記ボー
    ル支持手段の凹部で開口する空気配管であることを特徴
    とする請求項1ないし3記載の自動ティーアップ装置。
  5. (5)前記駆動手段は、空気圧の供給により動作するエ
    アシリンダであり、前記検出手段は、ボールの重量によ
    るボール支持手段の変形により操作されるスイッチであ
    り、前記制御手段は、前記スイッチにより操作されて前
    記エアシリンダへの空気供路を開閉する弁であることを
    特徴とする請求項1〜3記載の自動ティーアップ装置。
  6. (6)前記駆動手段は、電磁力により動作するソレノイ
    ドであり、前記検出手段は、ボールの重量によるボール
    支持手段の変形により操作されるスイッチであり、前記
    制御手段は、前記スイッチにより操作されて前記ソレノ
    イドの電源回路を開閉する接点であることを特徴とする
    請求項1〜3記載の自動ティーアップ装置。
  7. (7)前記傾斜面へボールを案内する底板における、ボ
    ールの案内方向に沿って相互に間隔をおいた二位置には
    、それぞれ底板の上面から出没可能な突起が設けられ、
    該突起を前記出没方向へ駆動する突起駆動手段には、両
    突起を択一的に前記底板上へ突出させる突起制御手段が
    設けられ、該突起制御手段は、前記ボール支持手段が下
    降位置にあることを条件として前記二つの突起の内のボ
    ール案内方向前方側の一つを下降させるとともに、他方
    の突起を上昇させることを特徴とする請求項2ないし6
    記載の自動ティーアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061314A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Rd-Tek Co Ltd 低地上高型ボール供給装置

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