JPH03175841A - 呼接続制御方式 - Google Patents

呼接続制御方式

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JPH03175841A
JPH03175841A JP1316654A JP31665489A JPH03175841A JP H03175841 A JPH03175841 A JP H03175841A JP 1316654 A JP1316654 A JP 1316654A JP 31665489 A JP31665489 A JP 31665489A JP H03175841 A JPH03175841 A JP H03175841A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高速パケット交換方式において網内の輻呟を
防止する呼接続制御方式に関する。
(従来の技術) パケット交換網の一例としてここで扱う網は、用原崎、
開田により電子通信学会技術研究報告情報ネットワーク
lNS7−110において発表された論文rATMを中
心とした高速広帯域l5DNの標準化動向」に記載のA
TM方式で伝送、交換されるものとする。ATMはセル
と呼ばれるパケットを伝送交換する方式であり、特に固
定長のパケットを用いることが特徴である。
アシンクロナストランスファモード(ATM)は、セル
の統計多重を原理とする蓄積交換システムであるため輻
快による品質劣化の恐れがある。しかし一方では高速交
換を行なう為に網内プロトコル簡略化しており、網内に
輻峻制御手段をもたない。
従ってこのATMでは、輻快を未然に防止するように呼
を受は付けるときに事前に入力負荷を予測してトラヒッ
クの入力規制を行なうような呼接続制御が必要である。
この呼接続制御は、呼設定要求のあった呼の接続を許可
して網内に該呼の負荷が流入した場合、網に要求される
品質(規定品質と呼ぶ)が満たされるかどうかを予測し
、満たす場合には呼設定を許可し、満たさない場合には
呼設定を拒否するという制御である。この呼設定制御に
おいて、網の通信品質を予測する為には、多重される各
呼の各種トラヒックパラメータが必要となる。代表的な
パラメータには、呼の最大送出速度、平均送出速度(A
VEと呼ぶ)などがあげられ、各呼はこれらのパラメー
タを、呼設定時に網側に申告する事が要求される。
これらのパラメータを用いて、呼の設定可否を決める代
表的な手段の例としては、液部らが電子通信学会交換シ
ステム研究会5E87−138に発表した、「高速パケ
ット交換に於ける統計多重制御法の検討]が上げられる
。これは各呼に対し、平均送出速度以上、最大送出速度
以下の仮想的な帯域を決定するものである。−船釣にそ
の仮想帯域は、各呼の最大送出速度、平均送出速度、伝
送路速度、要求品質等複数のパラメータの関数の形で与
えられる。各呼に対しては、伝送路にこの仮想帯域で帯
域を確保する。この時、設定される呼の仮想帯域の総和
が一定値(例えば伝送路容量Xパーセント)以下になる
よう、呼設定の可否判断を行なうのである。
従って呼接続制御においては、申告するトラヒックパラ
メータをできるだけ正確に申告し、かつ申告値の範囲内
で網内にトラヒックが流入されるように制御する事が、
網の通信品質を保証する上で、重要となる。前述の、ト
ラヒックパラメータのなかで、最大送出速度はパケット
端末のハードウェア条件から一意に決定されるが、問題
が平均送出速度である。
ここで平均送出速度AVEは次の様に定義される。第2
図に呼設定完了(時刻A)後、情報送出が始まリ、情報
送出終了、呼開放を行なう(時刻B)までのシーケンス
を示す。時刻Aがら時刻Bまでの呼保留時間をT、その
間の総情報送出量をMとすると、この呼の呼保留中の平
均送出速度はAVE=M/Tで定義される。
このように平均送出速度は呼の終了時点ではじめてわか
るものであるにもがかわらず、前述したように、呼設定
要求時に送信に先立って、この値を申告しなければなら
ない。送出される情報量は、通信の内容に大きく依存す
る為、一般にこの平均送出速度を予測するのは極めて困
難である。
もし申告したAVEと実際のAVEが一致していない場
合には、特に申告値AVEよりも実際のAVEが大きく
なってしまった場合には、呼設定制御をおこなっても規
定の通信品質をを保証できなくなる。
これに対して、申告した平均送出速度を越えて網内にト
ラヒックが入力されないように、網の入口で各呼に対し
てトラヒックの人力制限をする制御法が提案されている
。例えば、ターナ−(Turner)によりインターナ
ショナル・チュリソヒ・セミナ旧6(Internat
ional Zurich Sm1nar旧6)に発表
された“ニュー・ディレクションズ・イン・コミュニケ
ーションズ” (New Directions in
 Communications)にあるノーキー・バ
ケット法(Leaky Bucket)が挙げられる。
この入力規制法は、通信中、一定の小区間毎に平均値を
測定する物である。しかしながらその小区間長をどのよ
うに決めるかが制御の性能を定める大きな問題となる。
呼毎に異なる通信要求に対してこの小区間長を選択する
のは容易ではない。また申告平均速度を越えたI・ラヒ
ノクを入力規制する為の端末側に対する送出制限機構が
必要となり、制御が複雑化することがさけられない。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来技術による高速パケット交換において
は、呼設定時に各呼はあらかじめ平均送出速度を申告し
、網はこれを用いて、網内資源(帯域)割当てを行ない
、通信品質が保証されるように、呼設定の可否判断を行
なう。しかしながら、そこで用いる平均送出速度は、実
際には呼が終了した時点ではじめて定義できるものであ
り、呼設定時に正確に申告できない。意図的に平均送出
速度を、/J1さく申告する呼も考えられる。これに対
し、網に入力されたパケットの平均送出速度が申告値を
越えた場合には、網は規定品質を保証することが極めて
困難となる。
本発明は、呼接続制御方式において、呼設定時に申告し
た平均送出速度と、実際の平均送出速度とをできるだけ
一致させる事により、通信品質が保証され・る呼接続制
御方式を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決する為に、第1の発明は、
パケット通信網において、呼設定要求時に、該パケット
呼源のパケット平均送出速度をあらかじめ申告させ、該
申告された平均送出速度を用いて該パケット呼の呼設定
の可否判定を行なう呼接続制御方式において、呼保留期
間に網内に送出される総情報量と、呼保留時間の比で与
えられる平均送出速度を測定し、呼の解放要求が起きた
時点におて、該測定された平均送出速度が、該申告され
た平均送出速度より大きい場合には、呼保留時間を延長
する事を特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記呼の解放要求
が起きるまでに網内に送出された総情報量を前記申告さ
れた平均送出速度で割った値に応じて前記呼保留の延長
時間を決定する事を特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記呼保留時間に
対して課金する事を特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、前記測定された平
均送出速度が前記申告された平均送出速度より大きい場
合には、前記課金に加算料金を加える事を特徴とする。
第5の発明は、パケット通信網において、呼設定要求時
に、該パケット呼源のパケット平均送出速度をあらかじ
め申告させ、該申告された平均送出速度を用いて、該パ
ケット呼が通過する網内伝送路に確保する帯域を決定す
る呼接続制御方式において、呼保留期間に網内に送出さ
れる情報量と、前記帯域確保している時間の比で与えら
れる各呼の平均送出速度を測定し、呼終了時点において
、該測定された平均送出速度が、該申告された平均送出
速度より大きい場合には、網内伝送路に対する該呼の帯
域確保時間を延長する事を特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、前記呼保留期間中
に網内に送出された総情報量を前記申告された平均送出
速度で割った値に応じて前記帯域確保の延長時間を決定
する事を特徴とする。
第7の発明は第5の発明において、前記帯域確保時間に
対して課金する事を特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、前記測定された平
均送出速度が前記申告された平均送出速度より大きい場
合には、前記課金に加算料金を加える事を特徴とする。
第9の発明は、パケット通信網において、呼設定要求時
に、該パケット呼源のパケット平均送出速度をあらかじ
め申告させ、該申告された平均送出速度を用いて該パケ
ット呼の呼設定の可否判定を行なう呼接続制御方式にお
いて、呼保留期間の平(11) 均送出速度を測定し、呼が情報送出を終了した時点にお
いて、該測定された平均送出速度が、該申告された平均
送出速度より大きい呼に対しては、加算料金を加える事
を特徴とする。
(作用) 以下に本発明の原理を述べる。
請求項(1)に記載の発明は、呼の情報送出終了時点に
おいて、申告したパケット平均送出速度より、実測した
平均送出速度が大きい場合には、呼保留時間を延長する
事により情報送出量l呼保留時間で定義される平均送出
速度を小さくする作用をもつ。具体的には、実測した平
均送出速度が申告した平均送出速度になるまで呼保留時
間を延長すれば良い。この時、呼の情報送出が終わって
も呼保留状態が続き、即ち、その間は仮想的に網資源(
伝送路での使用帯域)が確保され続ける。従って新たな
発呼要求に対して、呼接続制御のレベルで入力規制を行
なう事ができる。つまり全体でみれば、全ての呼は申告
した平均送出速度で網内資源を使用することになり、適
切な網資源割当による(12) 確実な通信品質の保証が可能となる。またここで、呼保
留時間の延長を、実測した平均送出速度が申告した送出
速度より小さくなるまでおこなうと、さらに網に対する
呼設定規制を強める事ができ、品質の向上を図る事も可
能である。
請求項り2)に記載の発明は、請求項1の呼保留時間の
延長時間を、呼の情報送出が終了した時点で陽に与える
。過剰品質も品質劣化も起きないためには、呼保留時間
は、申告平均送出速度と実測した平均送出速度が一致す
るように決めれば良い。
従って、 申告平均送出速度=総送出情報量/II+保留時間の関
係式から 呼保留時間=総送出情報量l申告平均送出速度で与えら
れる。
請求項(5)、(6)の発明は第(1)項、(2)項に
ないし、網内資源(伝送路の使用帯域)の確保時間の延
長と呼プロセスを分離したものである。第(1)項、(
2)項記載の発明では、呼の情報送出が終了しても、呼
保留時間が延長され、呼プロセスが終了されない。
そこで、網内資源(伝送路の使用帯域)の確保時間の延
長と呼プロセスを分離すると、呼の情報送出が終了した
時点で呼は解放され、必要最小限の網内の帯域確保だけ
が続行される。
請求項(3)、 (7)の発明は、請求項(1)、 (
5)項目の発明において、平均送出速度を意図的に小さ
く申告する呼に自動的にペナルティを課する物である。
つまり延長された呼保留時間、ないしは帯域確保時間に
おいても課金を行なう。延長された呼保留時間にも課金
を行なえば、平均送出速度を小さく申告した呼に対して
、情報の送出完了後も自動的にペナルティとして課金を
行なう事が可能になる。
請求項(9)の発明は、請求項(1)、 (5)の発明
において、平均送出速度を小さく申告した呼に対して第
(3)項、第(7)項の発明に比べより明確にペナルテ
ィを課す事を可能とするものである。請求項(3)、 
(7)による発明では、申告平均値より実測平均値が大
きい呼と申告値より実測値小さい呼の両者に対して、呼
保留時間あるいは帯域確保時間が同じであれば、同一に
課金を行なう事になる。そこで、請求項(9)のように
申告平均送出速度より実測平均送出速度のほうが大きい
呼に対してのみ、通常課金より高い課金を行なえば、よ
りペナルティ性を明確にする事ができる。請求項(4)
、(8)の発明は、第(9)項の発明を第(3)項、第
(7)項の発明と組合せたものである。
本発明では、高速に転送されるパケット毎に人力規制を
行なうのでなく、呼接続制御のレベルで平均送出速度の
制御を行なうので、その実現は容易である。
(実施例) 次に、図面を用いて、このような本発明の実施例につい
て説明する。
A、概要説明 第1図は、本発明を実施した呼接続制御方式の一例を説
明する図である。100はパケット網であり、端末10
1−103が収容されている。各端末は呼接続制御装置
110−112を介して交換ノード120−122に接
続される。各交換ノードは伝送路140−142によっ
て相互に接続される。各呼接続制御装置110−112
は、網資(15) 源管理装置150に接続される。各呼接続制御装置11
0−112は、呼制御パケットの判別、端末がらのパケ
ット平均送出速度の監視を行なう。網資源管理装置15
0は、網内伝送路の帯域管理を行なうと共に、各呼に対
するルーティング処理を行ない、各交換ノード120−
122に交換制御信号を通知する。また各呼が使用した
網内資源に応じて課金処理を行なう。
本実施例においては呼接続制御装置110−112が、
各端末対応に分散設置され、網資源管理装置150が集
中設置されている。ただし、呼接続制御装置と網資源管
理装置の両者を各交換ノード側にもたぜる構成など、負
荷分散、機能分散の形態は他にも考えられるが、本発明
は他の形態にも適用可能である。
ここで端末101が端末102と通信する場合を例にと
り、本実施例の概要を説明する。端末101は通信に先
立ち端末102迄の呼設定要求を110に行なう。
この際通信中の予測トラヒックパラメータとして、最大
送出速度、平均送出速度を110に申告す(16) る。この呼設定要求は、呼制御パケットによって行なわ
れる。呼接続制御装置110は呼制御パケットの内容を
判別すると共に、目的端末までの伝送路上に呼を設定す
るように、呼制御信号をさらに網資源管理装置150に
転送する。
網資源管理装置150は、呼制御信号を受信すると、目
的端末までの伝送路(ここでは140)をルーティング
処理により決め、該伝送路において確保すべき、仮想的
な帯域を、該申告された、最大送出速度、平均送出速度
から求める。仮想帯域は、平均送出速度以上、最大送出
速度以下の値となる。求められた帯域が通過する伝送路
に確保可能なら呼の設定を許可する。この場合、各交換
ノード120.121に対して、この呼に関する交換制
御情報(バーチャルサーキット番号、交換ノード内の交
換制御テーブルの更新等)を交換制御信号の形で通知す
る。帯域確保が不可能な場合、呼設定は拒否される。
このようにして呼が設定されたのち、端末はデータパケ
ットを送信し、送信されたパケットは、交換ノード12
0.121を経由し端末102に転送される。この時呼
接続制御装置110は呼のパケソI・送出速度の平均を
実測し、申告された平均送出速度より大きいか小さいか
を監視する。
一連のデータパケット送出が終わると、端末101は呼
解放要求パケットを呼接続制御装置110に転送する。
呼接続制御装置110は呼解放パケットの内容を判別し
、その内容を網資源管理装置150に呼制御信号の形で
通過する。この時、呼接続制御装置110は、申告平均
パケット送出速度と、実測した平均送出速度を比較し、
大小判定結果も同時に通過する。
この時網資源管理装置150は、呼の解放要求信号を受
信すると、帯域確保の延長処理、ならびに課金処理を行
なう。もし実測平均値が申告平均値より大きい場合には
、実測平均値を申告平均値に一致するように、呼保留時
間あるいは帯域確保時間の延長を行なう。このように帯
域確保の延長が行なわれた場合、その延長分に対しても
課金が行なわれる。しかるべき延長処理が終了した後、
網内伝送路に確保された該呼の予約帯域は解放される。
以上が大まかな、本発明を実施した一例の呼接続制御シ
ーケンスである。
B、呼保留、帯域確保の延長処理、課金処理のシーケン
ス例 以下ではさらに呼保留ないし帯域確保の延長処理、課金
処理に関して詳細に説明する。
第3図は、請求項(1)、 (2)の発明を実施した呼
接続制御シーケンスである。すなわち、申告平均値より
実測値が太きかった場合、呼の解放そのものの処理を延
長させる場合を説明している。
本図において横軸は時間軸で、A点で呼設定が行なわれ
bl、 b2. b3とパケットの送出が行なわれてB
点で呼の解放要求が起きたものとする。bl−b3は各
送出されたパケットの情報量(ビット数)を意味してい
る。呼設定の時に申告された平均送出速度AVE’が実
線で、呼接続制御装置110による実測平均値が点線で
示されている。実測値はΣb/l(tは呼設定からの(
19) 経過時間)で表され、パケット送出があると増加し、パ
ケット送出が無いときは減少する。
呼の解放要求がおきたB点において、実測平均値と申告
値が比較される。第3図のように申告値より実測値の方
が大きい場合、31点まで呼の解放処理が延長される。
31点では実測平均値が申告平均値に一致する点である
。この延長時間10間網内の伝送路に確保された帯域は
保留され続ける。そのため、この間は後続呼の新規呼設
定に対し間接的に規制をかける事が可能となり、結局、
A点B′点間において各伝送路に申告された平均帯域以
上にはトラヒックは流入されない事になる。即ち伝送路
全体として、長時間的に見れば、申告平均帯域以内でパ
ケットの送出がされるよう制御できるため、適切な帯域
割当て管理により規定の通信品質(遅延、廃棄率)の保
証が可能となる。
請求項(1)記載の発明では、この延長時間Iを特定し
ない。つまり31点よりさらに長くこの保留を延長する
事により、より長く伝送路に帯域を保留さ(20) せ、後続呼の呼の設定の規制をより強める事も可能であ
る。
請求項第2記載の発明では、この延長時間Iを申告平均
値と実測平均値が一致するように与える。
ここでAVE’=Σb/(T + t)なので、延長さ
れる呼保留時間は、■=Σb/AVE’−Tにより陽に
求める事ができる。このようにして求められた時間1経
過後にこの解放を行なえば良い。
第4図は、請求項(5)、 (6)の発明を実施した呼
制御シーケンスである。すなわち、申告平均値より実測
平均値が大きかった場合、呼の解放はすぐに行ない、伝
送路に確保された帯域の解放処理だけを延長させる場合
を説明している。
本図において、第3図同様に横軸は時間軸で、A点で呼
設定が行なわれbl、 b2. b3とパケットの送出
が行なわれる。ここではB点で呼の解放要求が起きる。
bl−b3は各送出されたパケットの情報量(ビット数
)であり、申告平均送出速度AVE”と実測平均値も同
様に示されている。ここでは呼の解放要求が起きると(
B点)すぐに、呼の解放処理が行なわれる。
この解放処理により、この呼のバーチャルサーキットの
解放処理並びに各交換ノード内テーブルの更新が行なわ
れる。この時、実測平均値と申告平均値を比較し、申告
値より実測値の方が大きい場合、31点まで帯域確保時
間の延長が行なわれる。
31点では実測平均値が申告平均値に一致する点である
次に課金処理動作を第5図を用いて詳しく説明する。第
5図は第3図、第4図の場合と同様、A点で呼設定され
、B点までパケット送出が行なわれ、31点まで呼保留
ないし帯域確保が延長された場合のシーケンスを示す。
この時従来の時間課金方式では区間T1に対してのみ課
金される。これに対し請求項(3)、 (7)の発明を
実施する場合、実質的に網内の伝送路の帯域を確保して
いる時間が延長されるので区間T2=(総送出量Σb)
/(申告値AVE“)に対して、時間課金を行なう。こ
れにより、申告値が実測値より小さい呼に対して、送出
量が多いほど、申告値が小さいほど、課金区間が長くな
り、自動的に高い課金を行なう事になる。すなわち意図
的に申告値を小さくする呼を防止する効果をもつ。
請求項(4)、 (8)、 (9)の発明を実施する場
合は、帯域確保の延長が起きた場合、通常料金よりさら
に高いペナルティ料金を加算する。これは、例えば区間
T3に対し区間T1より高い時間課金を実施することに
より実現される。これにより、伝送路に帯域を確保する
時間が同一でも申告値オーバにより帯域確保時間を延長
されたものとそうでないものとを区別して課金可能とな
る。そのため、意図的に申告値を小さくする呼を防止す
る効果が大きくなる。
C1呼接続制御装置と網資源管理装置の構成例次に本発
明の実施例における呼接続制御装置110と網資源管理
装置150の具体構成例を第6図、第7図に示したブロ
ック図で説明する。
第6図は呼接続制御装置110のブロック図である。6
08は端末からのパケットのうち呼制御パケットを受信
するとともに通過データパケットの監視を行なう。呼設
定要求等の呼制御パケットは呼処(23) 環部600で処理され、呼制御信号として、網内のルー
ティング処理、帯域管理処理、課金処理を駆動するよう
、網資源管理装置150に通知される。
601は送出データパケットの情報量の測定用カウンタ
である。呼設定時に初期化され、呼解放要求が起きるま
で通過データパケットをカウントし続ける。これは図3
、図4のΣbを測定する物である。
602は呼設定からの経過時間を測定するタイマである
。タイマ602の出力値tと力・クンタロ01の出力値
σbとから除算器605により実測の平均送出速度Σb
/Tが得られる。比較器606によりレジスタ603に
保持された申告平均値AVE’と実測された平均送出速
度Σb/Tの大小判定が行なわれる。この大小判定結果
は、網資源管理装置150に通知される。帯域確保時間
の延長処理時間Iは工=Σb/AVE’−Tであたえら
れ、除算器604と減算器607により求められる。求
められた延長時間工も、網資源管理装置150に通知さ
れる。
第7図は網資源管理装置150のブロック図である。7
00は網内ルーティング処理などの呼処理部で(24) あり、各交換ノードに交換制御信号を通知する。
交換制御信号により、呼のバーチャルザーキットの設定
解放、交換ノード内の交換制御テーブルの更新処理が行
なわれる。処理部700は、呼の設定/解放要求に対し
て、帯域割当て処理部701にたいして、呼が通過する
伝送路に使用帯域を確保l解放するよう要求する。帯域
割当て処理部701は、各呼の申告した平均送出速度等
から、伝送路に確保すべき仮想帯域を求める。求めた仮
想帯域で伝送路に帯域確保/解放する。この時伝送路の
帯域確保が不可能な場合には、呼の接続を拒否するよう
呼処理部700に通知する。
呼の解放要求が起きたとき、呼接続制御装置110から
、申告平均送出速度と実測平均送出速度の大小比較結果
(延長命令)が呼処理部700に通知される。これに応
動して、呼処理部700は、第3図、第4図で説明した
ように、呼の保留ないし帯域確保の延長処理を行なう。
この延長処理は、第4図のように帯域確保の延長処理だ
けをおこない、呼の解放処理を先行させてもよい。延長
時間は、呼接続制御装置110から通知される時間1に
従って決められる。また時間を以上に帯域確保の保留を
行なうことにより網入力規制をより強める事も可能であ
る。
課金処理は、課金処理部702、ならびにペナルティ加
算処理部703が、呼接続制御装置110から前記の延
長時間と、申告平均送出速度と実測値の大小比較結果を
受信して実施される。課金処理部702は延長される呼
保留時間ないし帯域確保時間に対しても課金が行なわれ
るように処理する。ペナルティ加算処理部703は、呼
解放の要求時に申告平均送出速度より、実測値が大きい
場合には、さらにより高い料金をペナルティとして課金
するように、課金処理部702に通知する。例えば、延
長された分の保留時間に対しては、通常の保留時間より
高い課金にする。また、延長された時間に対して固定的
に加算料金を加算することもできる。
(発明の効果) 本発明によれば、呼の解放要求時に、申告したパケット
平均送出速度より、実測した平均送出速度が大きい場合
には、呼保留時間ないし帯域確保時間が延長される。こ
の延長時間は、申告平均送出速度と実測平均送出速度が
等しくなるように選ばれる。延長時間は、呼の情報送出
が終了した時点で陽に与えられる。
伝送路の帯域確保の保留は、間接的に他の呼に対して呼
の設定要求を制限することを意味する。
従って長時間的には、全ての呼が申告した平均送出速度
で網内資源を使用することになり、適切な網資源割当て
による確実な通信品質の保証が可能となる。
また伝送路の使用帯域の確保時間の延長と呼の解放処理
を分離し、呼の解放処理を先行させることで、呼処理手
順に制限を加える事無く、本発明の実施が容易となる。
また延長された呼保留時間、帯域確保時間にたいして課
金を行なう事により、平均送出速度を実際の平均送出速
度より小さく申告した呼に自動的にペナルティ料金を課
する事ができ、平均送出速度を実際よりあえて小さく申
告する呼を防止する効果がある。該延長時間に対し、通
常料金より高(27) い料金を加算する事により、上記の効果を大きくする事
ができる。
本発明では、高速に転送されるパケット毎に入力規制を
行なうのでなく、呼接続制御のレベルで申告された平均
送出速度と実際の平均送出速度を一致させる制御を行な
うので、その構成は単純であり、容易に網の通信品質の
保証を行なう事が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した呼接続制御方式の一例を説
明するパケット網のブロック図である。第2図は、従来
技術に於ける呼接続制御シーケンスを示す図である。第
3図は、請求項(1)、 (5)の発明を実施した呼接
続制御シーケンスを、第4図は、請求項2.6の発明を
実施した呼接続制御シーケンスを示す図である。第5図
は本発明を実施した呼接続制御方式の一例における、呼
接続制御装置110の一構成例のブロック図である。第
6図は本発明を実施した呼接続制御方式の一例における
、網資源管理装置150の一構成例のブロック図である
。第7図は請求項(3)。 (28) (4)、 (7)、 (8)、 (9)の発明の実施例
に於ける課金対象になる区間を説明する図である。 図において、 100はパケット網、101−103は端末、110−
112は呼接続制御装置、150は網資源管理装置、1
20−122は交換ノード、140−142は伝送路を
示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パケット通信網において、呼設定要求時に、該パ
    ケット呼源のパケット平均送出速度をあらかじめ申告さ
    せ、該申告された平均送出速度を用いて該パケット呼の
    呼設定の可否判定を行なう呼接続制御方式において、呼
    保留期間に網内に送出される総情報量と、呼保留時間の
    比で与えられる平均送出速度を測定し、呼の解放要求が
    起きた時点において、該測定された平均送出速度が、該
    申告された平均送出速度より大きい場合には、呼保留時
    間を延長する事を特徴とする呼接続制御方式。
  2. (2)請求項(1)の呼接続制御方式において、前記呼
    の解放要求が起きるまでに網内に送出された総情報量を
    前記申告された平均送出速度で割った値に応じて前記呼
    保留の延長時間を決定する事を特徴とする呼接続制御方
    式。
  3. (3)請求項(1)記載の呼接続制御方式において、前
    記呼保留時間に対して課金する事を特徴とする呼接続制
    御方式。
  4. (4)請求項3記載の呼接続制御方式において、前記測
    定された平均送出速度が前記申告された平均送出速度よ
    り大きい場合には、前記課金に加算料金を加える事を特
    徴とする呼接続制御方式。
  5. (5)パケット通信網において、呼設定要求時に、該パ
    ケット呼源のパケット平均送出速度をあらかじめ申告さ
    せ、該申告された平均送出速度を用いて、該パケット呼
    が通過する網内伝送路に確保する帯域を決定する呼接続
    制御方式において、呼保留期間に網内に送出される情報
    量と、前記帯域確保している時間の比で与えられる各呼
    の平均送出速度を測定し、呼終了時点において、該測定
    された平均送出速度が、該申告された平均送出速度より
    大きい場合には、網内伝送路に対する該呼の帯域確保時
    間を延長する事を特徴とする呼接続制御方式。
  6. (6)請求項(5)に記載の呼接続制御方式において、
    前記呼保留期間中に網内に送出された総情報量を前記申
    告された平均送出速度で割った値に応じて前記帯域確保
    の延長時間を決定する事を特徴とする呼接続制御方式。
  7. (7)請求項(5)に記載の呼接続制御方式において、
    前記帯域確保時間に対して課金する事を特徴とする呼接
    続制御方式。
  8. (8)請求項7に記載の呼接続制御方式において、前記
    測定された平均送出速度が前記申告された平均送出速度
    より大きい場合には、前記課金に加算料金を加える事を
    特徴とする呼接続制御方式。
  9. (9)パケット通信網において、呼設定要求時に、該パ
    ケット呼源のパケット平均送出速度をあらかじめ申告さ
    せ、該申告された平均送出速度を用いて該パケット呼の
    呼設定の可否判定を行なう呼接続制御方式において、呼
    保留期間の平均送出速度を測定し、呼が情報送出を終了
    した時点において、該測定された平均送出速度が、該申
    告された平均送出速度より大きい呼に対しては、加算料
    金を加える事を特徴とする呼接続制御方式。
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US7747240B1 (en) 1998-06-05 2010-06-29 British Telecommunications Public Limited Company Method of charging in a communications network

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