JPH03175747A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH03175747A
JPH03175747A JP31606989A JP31606989A JPH03175747A JP H03175747 A JPH03175747 A JP H03175747A JP 31606989 A JP31606989 A JP 31606989A JP 31606989 A JP31606989 A JP 31606989A JP H03175747 A JPH03175747 A JP H03175747A
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signal
circuit
reference signal
multiplier
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JP31606989A
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Inventor
Mitsuru Sasaki
満 佐々木
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概  要 本発明は、ダイレクト検波方式を実行する受信機におい
て、受信信号と基準信号とを乗算する乗算器にて発生す
る固有の直流電圧成分は、前記乗算器への基準信号の遮
断時に得ることが可能であることに着眼し、時分割信号
処理によって基準信号と受信信号との乗算出力から前記
基準信号遮断時における直流電圧成分を減算演算するよ
うに構成し、こうして得られる演算結果より検波出力を
生成する。したがって、確実に前記直流電圧成分を除去
し、復調時における歪みの抑制を図る。また特に、時分
割され補正された信号を保持する回路の前段に位置し、
かつS/’N比が高い前記時分割のための切換スイッチ
の切換タイミングを、さらに前段に位置する切換スイッ
チの切換開始および切換終了と一致させないことによっ
て、前記切換によって発生するスイッチングパルスなど
の影響を防止し、復調時における歪みの抑制を図る。
産業上の利用分野 本発明は、ラジオ放送の受信機などで好適に実施される
受信機に関し、さらに詳しくは、ダイレクト検波方式に
よって受信信号の検波処理を行う受信機に関する。
従来の技術 第6図は、振幅変調放送のダイレクト検波を行う基本的
なラジオ受信機1の電気的構成を示すブロック図である
。この受信機1は、大略的に、アンテナ2と、高周波増
幅回路3と、直交変換回路4と、ローパスフィルタ(以
下、LPFと略称する)9.10と、乗算器11.12
と、加算器13と、演算回路14と、増幅器17と、電
力増幅器18と、スピーカ19と、さらに同調制御回路
20とを含んで構成される。
アンテナ2で受信された受信信号は、高周波増幅回路3
を介して直交変換回路4に与えられる。
直交変換回路4は、同調制御回路20からの出力電圧に
対応した周波数で発振を行う電圧制御発振回路5と、こ
の電圧制御発振回路5からの基準信号と前記受信信号と
を乗算する乗算器7と、電圧制御発振回路5からの基準
信号の位相を90度ずらして導出する移相器6と、移相
器6からの信号と前記受信信号とを乗算する乗算器8と
、さらに乗算器7.8の入力側に介在される結合コンデ
ンサ31〜34とを含んで構成される。
乗算器7からの出力は、LPF9を介して乗算器11に
与えられて、2乗に乗算されて加算器13に与えられる
。乗算器8がらの出力は、LPFloを介して乗算器1
2で2乗に乗算されて、加算器13に与えられる。加算
器13の出力は演算回路14に与えられる。
演算回路14は、演算増幅器15と乗算器16とを含ん
で構成されており、加算器13がらの出力は演算増幅器
15の非反転入力端子に与えられており、この演算増幅
器15の反転入力端子には該演算増幅器15の出力が乗
算器16によって2乗に乗算された後、負帰還される。
これによってこの演算回路14からは入力信号の平方根
を表わす信号が導出され、増幅器17がら電力増幅器1
8を介してスピーカ19に与えられる。
同調制御回路20は、従来から用いられている電子同調
式チューナのフェイズロックループ回路とほぼ同様に構
成され、電圧制御発振回路5の発振信号を分周するプロ
グラマブルカウンタ21と、このプログラマブルカウン
タ21の分周比を制御する制御回路22と、基準となる
周波数で振動を行う水晶発振子23と、水晶発振子23
の発振信号を分周する分周回路24と、前記プログラマ
ブルカウンタ21がらの出力と分周回路24がらの出力
との位相を比較する位相比較器25と、さらに位相比較
器25の比較結果に対応する直流電圧レベルを電圧制御
発振回路5に与えるLPF26とを含んで構成される。
上述のように′W1戒された受信機1において、高周波
増幅回路3からの受信信号s1と、電圧制御発振回路5
からの基準信号s2とをそれぞれ、51=E、s i 
n (ω、t+θ)           =−(1)
S2=Eos i n (ωat)         
+・+ (2)とする。ここで、E、は変調波、ω1は
搬送波角周波数、E、は定数、ω。は電圧制御発振回路
5によって発生される基準信号の角周波数である。θは
電圧制御発振回路5がらの基準信号と受信信号との間の
位相差であり、両者間に同期が取られていない状態では
時々刻々と変化する。
前記第1式および第2式に基づいて、乗算器7の出力S
3を求めると、 S 3 =E1sin(ωlt+θ)XEosin(ω
ot)1 =、E+Eo(cos(ω+t+ωot+θ)−c03
(ωlt−ω6t+θ〉)・・・(3〉 となる。この乗算器7の出力S3は、LPF9によって
変調波帯域、たとえば10kHz程度以下の帯域が濾波
され、したがって前記第3式において前頂部分が阻止さ
れ、LPF9の出力s4は、で表わされる。
一方、乗算器8へは移相器6によって電圧制御発振回路
5からの基準信号が90度だけ位相がずれて与えられて
おり、したがって乗算器8の出力S5は、 S 5 =E1sin(ω1t+θ〉×Eocos(ω
。t)・・・(5) で表わされ、LPFIOによって前頂部分が阻止されて
、したがってLPFIOがらの出力s6は、となる。
したがって演算回路14からの出力S7は、加算器13
によって求められるLPF9の出力S4が乗算器1上で
2乗されたものと、LPF 10の出力S6が乗算器1
2で2乗されたものとの和の平方根であり、すなわち、 57=J璽17胃F となる。したがってこの第7式から明らかなように、受
信信号と電圧制御発振回路5からの基準信号との位相の
ずれθが変化しても、演算回路14からの出力S7は変
化することなく、こうして受信信号に非同期でダイレク
ト検波することが可能であることが理解できる。
上述のようなダイレクト検波による受信機1では、アン
テナ2から電力増幅器18における構成段のいずれかに
おいて、大きな増幅度が必要である。一方、乗算器11
,12、加算器13および演算回路14などによる信号
処理をデジタルによって行う場合、乗算器11.12よ
りも前段側での増幅が必要となる。しかしながら高周波
増幅回路3の増幅度を高めることは混変調特性の観点か
ら好ましくなく、したがって典型的な従来技術の受信機
1aでは、第7図で示されるように、LPF9,10の
後段側、すなわち乗算器11.12の前段側において、
それぞれ増幅回路27.28を設けて増幅動作が行われ
ている。
増幅回路27.28の増幅度は、受信信号レベルの変動
に対して出力信号レベルを一定に保つために、演算回路
14からの出力S7に基づいて、ゲイン調整回路2つに
よって自動的に調整制御される。
発明が解決しようとする課題 上述のような従来技術の受信機1aでは、増幅回路27
.28の増幅度が同一でないと、原理的に、復調された
出力波形に歪みを生じることとなる。すなわち、増幅回
路27の増幅度をGAとし、増幅回路28の増幅度を0
8とするとき、前記第7式においてω1=ω、とすると
、演算回路14の出力S7aは、 となり、GA−GBのときには出力S7aは、前記位相
のずれθに依存することなく、したがって位相歪みが生
じることはない。これに対してGA≠GBのときには位
相のずれθに依存して位相歪みが生じることが理解され
る。
したがって前述のように増幅回路27.28の増幅度G
A、G、を同一にする必要がある。しかしながら前述の
ように増幅回路27.28の増幅度GA、G、は、演算
回路14の出力S7に基づいて変化する必要があり、ま
たこの増幅度GA、G、はたとえば80dB程度のかな
り高い値とする必要があり、したがって構成が複雑化し
てしまうとともに、実際に増幅度GA、G、を等しくす
ることは困難である。
また、マルチプライヤ−などによって実現される乗算器
7,8の出力S3.S5に、該乗算器78の経年変イビ
や、温度変化によって発生する直流電圧成分が含まれて
しまうことがある。したがって、乗算器7,8でそれぞ
れ発生する直流電圧をV pl 、 V D2とすると
き、LPF9,10からの出力S4.S6は、前記第4
式および第6式から、となり、したがって演算回路14
からの出力S7は、前記第7式から、 十EIEO(VDI”eos(ω+1−ω。t÷θ)と
なる。
十V[12・5in(ω、L−ωot+θ)1    
−、 −(11)、::: テVI、+= O、VD2
= Oテあれば前記第7式で示される理想的な出力を得
ることができる。これに対して、VD+≠0またはV。
2≠0ときには位相差θの変化に対して、すなわち非同
期状態において前記出力S7に歪みが発生してしまう。
このような直流電圧は、第8図で示されるような、演算
増幅器35と、抵抗36.37と、可変抵抗38とによ
って構成されるキャンセル回路39で除去することも可
能であるが、このような構成では調整が必要であるとと
もに、不安定である。
また第9図で示されるように、LPF9.10と、増幅
回路27.28との間に、結合コンデンサ40を介在す
る方法も考えられるが、直流信号まで再生する必要のあ
るダイレクト検波方式では使用することができない。
本発明の目的は、位相歪みなどを生じることなく、高い
増幅度を得ることができる受信機を提供することである
課題を解決するための手段 本発明は、予め定める第1パルス幅のクロックパルスか
ら成る第1クロック信号を出力する第111− クロック信号発生手段と、 第1基準信号と、前記第1基準信号とは位相の異なる第
2基準信号と、さらに無出力とを前記第1クロック信号
に応じて順次的に切換えて導出する基準信号発生手段と
、 受信信号と前記基準信号発生手段からの出力とを乗算す
る乗算器と、 前記第1基準信号または第2基準信号と、受信信号との
乗算出力の低域成分を濾波して濾波出力を得るとともに
、基準信号発生手段が無出力状態での乗算器の出力を保
持して出力し、前記濾波出力と保持出力とを前記基準信
号発生手段の切換動作に応答して順次的に切換えて導出
する信号処理手段と、 前記信号処理手段からの出力と、前記保持出力との差を
増幅する増幅手段と、 前記第1クロック信号のクロックパルスの導出期間内に
て導出開始タイミングおよび導出終了タイミングを一致
することなく導出されるクロックパルスから成る第2ク
ロック信号を出力する第22 クロック信号発生手段と、 前記基準信号発生手段および信号処理手段に対応して設
けられる複数の記憶領域を有し、前記増幅手段からの出
力を前記第2クロック信号に応じて各記憶領域に順次的
に記憶してゆく記憶手段と、前記記憶手段の各記憶領域
の記憶内容を演算して検波出力を発生する演算手段とを
含むことを特徴とする受信機である。
作  用 本発明に従えば、基準信号発生手段がらは、第1基準信
号と、前記第1基準信号と位相の異なる第2基準信号と
、さらに無出力とが第1クロック信号発生手段から出力
される予め定める第1パルス幅のクロックパルスがら成
る第1クロック信号に応じて順次的に切換えて導出され
る。受信信号は、乗算器において、前記基準信号発生手
段がらの出力と乗算されて直交変換される。
乗算器からの出力は、信号処理手段および増幅手段を介
して記憶手段に与えられる。信号処理手段は、前記第1
基準信号または第2基準信号と受信信号との乗算出力の
低域成分を濾波して導出するとともに、基準信号発生手
段が無出力状態での乗算器の出力、すなわち乗算器に固
有の直流電圧出力を保持して導出する。増幅手段は、前
記信号処理手段から前記基準信号発生手段と同様に前記
第1クロック信号に応じて順次的に導出される前記濾波
出力、もしくは保持出力から前記保持出力を減算して増
幅する。
記憶手段は、基準信号発生手段がら発生されて信号処理
手段を介して導出される信号毎に対応する複数の記憶領
域を有しており、前記増幅手段がら入力される信号処理
手段がらの出力を、その出力に対応して予め定める記憶
領域に第2クロック信号に応じて順次的に記憶してゆく
。前記第2クロック信号は、前記第1クロック信号のク
ロックパルスの導出期間内で導出開始タイミングおよび
導出終了タイミングを一致することなく導出されるクロ
ックパルスがら戒り、第2クロック信号発生手段から出
力される。前記各記憶領域内の記憶内容はその後に読出
され、演算手段によって演算されて、検波出力が発生さ
れる。
すなわち、基準信号発生手段から第1基準信号または第
2基準信号が導出されているときには、乗算器からは受
信信号と前記第1または第2基準信号との直交変換出力
が導出され、前記直流電圧出力の補正・増幅後、記憶手
段の対応する記憶領域に記憶される。また、基準信号発
生手段が無出力状態であるときには、乗算器からは前記
直流電圧出力である保持出力が導出され、前記補正・増
幅後、対応する記憶領域に記憶される。こうして、乗算
器で発生する固有の直流電圧出力を除去した直交変換出
力を得ることができ、さらに対応する記憶手段の記憶領
域へ一旦記憶させた後に読出して演算することによって
、増幅手段が有するオフセットのずれが調整され、こう
して得られた直交変換出力に基づいて検波出力を演算す
ることによって、位相歪みのない検波出力を得ることが
できる。
また、受信信号および第1基準信号の乗算出力と、受信
信号および第2基準信号との乗算出力とは、共通の増幅
手段によって同一の増幅度で増幅される。これによって
もまた、検波出力への位相歪みの発生をも抑えることが
できる。
また、増幅手段から記憶手段への信号の読込みタイミン
グは、第1クロック信号の導出開始タイミングおよび導
出終了タイミングに一致することなく導出される第2ク
ロック信号に応じて実行されるので、前記第1クロック
信号の導出開始タイミングおよび導出終了タイミングに
て発生するスイッチングパルスなどを記憶手段へ記憶さ
せることがなく、したがって演算結果の検波出力への位
相歪みの発生を抑えることができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の受信機41の電気的構成
を示すブロック図である。この受信機41は、アンテナ
42で受信された受信信号を、搬送波に非同期でダイレ
クト検波を行うことができる。この受信機41は、大略
的に、アンテナ42と、高周波増幅回路43と、乗算器
44と、基準信号発生回路45と、同調制御回路46と
、信号16 処理回路47と、増幅回路48と、記憶回路49と、演
算手段である復調処理回路5oと、さらにスピーカ51
とを含んで構成される。
アンテナ42で受信された受信信号は、高周波増幅回路
43から結合コンデンサ53を介して、乗算器44の一
方の入力に与えられる。この乗算器44の他方の入力に
は、基準信号発生回路45からの出力が、結合コンデン
サ55を介して与えられる。基準信号発生回路45は、
同調制御回路46からの出力電圧に対応した周波数で発
振を行い、その発振信号を第1基準信号として切換スイ
ッチSWIの個別接点a1に導出する電圧制御発振回路
6■と、この第1基準信号の位相を90度ずらして、第
2基準信号として前記切換スイッチSW1の個別接点c
1に導出する移相器62とを含んで構成される。前記切
換スイッチSWIのもう1つの個別接点b1は接地され
ており、また共通接点d1は前記乗算器44の他方の入
力に接続される。したがって、後述する第1クロック信
号に応じた切換スイッチSWIの切換動作に対応して、
第1基準信号または第2基準信号、もしくは無出力を示
す接地レベルの信号が乗算器44に入力される。
電圧制御発振回路61に関連して設けられる同調制御回
路46は、電圧制御発振回路61の発振信号を分周する
プログラマブルカウンタ63と、このプログラマブルカ
ウンタ63の分周比を制御する制御回路64と、基準と
なる周波数で振動を行う水晶発振子65と、水晶発振子
65の発振信号を分周する分周回路66と、前記プログ
ラマブルカウンタ63からの出力と分周回路66からの
出力との位相を比較する位相比較器67と、さらに位相
比較器67の比較結果を前述のように直流電圧レベルと
して電圧制御発振回路61に与えるLPF68とを含ん
で構成される。
乗算器44からの乗算出力は信号処理回路4.7に入力
され、切換スイッチSW2の共通接点d2に与えられる
。この信号処理回路47には、基準信号発生回路45か
ら導出される第1または第2基準信号に対応する2つの
LPF71.72と、接地レベルの信号に対応して設け
られる電圧保持回路73と、これらLPF71 72お
よび電圧像持回IW!73への入出力を前記切換スイッ
チSW1と同様に第1クロック信号に応して選択的に行
う切換スイッチSW2.SW3とから構成される。
LPF71の入力側は前記切換スイッチSW2の個別接
点a2に接続されており、出力側は切換スイッチSW3
の個別接点a3に接続される。同様に、LPF72の入
力側は切換スイッチSW2の個別接点C2に接続され、
出力側は切換スイッチSW3の個別接点c3に接続され
、電圧保持回路73の入力側は切換スイッチSW2の個
別接点b2に接続され、出力側は切換スイッチSW3の
個別接点b3に接続される。
LPF71.72は、前記第3式〜第6式で示されるよ
うに、たとえば10kHz程度以下の信号を濾波する。
電圧保持回路73は、たとえば抵抗74とコンデンサ7
5とから構成される積分回路などによって実現され、切
換スイッチSW2の個別接点b2への入力電圧を保持し
て、切換スイッチSW3の個別接点b3に導出する。
信号処理回路47からの出力は、前記切換スイッチSW
3の共通接点d3から導出され、増幅回路48の差動増
幅器76の非反転入力端子に入力される。この差動増幅
器76の反転入力端子には、抵抗77を介して、前記電
圧保持回路73からの出力が与えられるとともに、ホト
カプラ78を構成するカドニウムセル(略称Cd5)7
9を介して、該差動増幅器76の出力が負帰還される。
増幅回路48からの出力は、記憶回路4つへ入力され、
切換スイッチSW4の共通接点d4へ与えられる。前記
記憶回路49は、切換スイッチSW4と、前記基準信号
発生回路45および信号処理回路47に対応して設けら
れる3つの電圧保持回路96〜98を含んで構成される
。本実施例においては、前記切換スイッチSW4は、第
1クロック信号とはクロックパルスが異なる後述の第2
クロック信号に応じて切換動作を実行する。また、前記
電圧保持回路96〜98は、たとえばそれぞれ抵抗96
a〜98aと、コンデンサ96b〜98bとによる積分
回路などによって実現される。
こうして前記増幅回路48からの出力は、切換スイッチ
SW4が第2クロック信号に応じて切換えられるのに伴
って、各対応する電圧保持回路へ供給され、前記出力が
保持される。
電圧像持回I¥896の入力側は、切換スイッチSW4
の個別接点a4に接続され、出力側は減算器82の一方
の入力に接続される。同様に、電圧保持回路98の入力
側は、切換スイッチSW4の個別接点c4に接続され、
出力側は減算器83の一方の入力に接続される。また、
電圧保持回路97の入力側は、切換スイッチSW4の個
別接点b4に接続され、出力側は前記減算器82.83
の他方の入力に共通に接続される。
減算器82からは、電圧保持回路96の保持出力から電
圧保持回路97の保持出力が減算された出力が導出され
、また減算器83からは電圧保持回路98の保持出力か
ら電圧保持回路97の保持出力が減算された出力が導出
され、これらの出力は復調処理回路50に入力される。
復調処理回路50は、たとえば振幅変調検波部88と周
波数変調検波部8つとを含んで構成される。
振幅変調検波部88は、乗算器91.92で減算器82
.83からの出力をそれぞれ2乗に乗算し、その乗算結
果を加算器93で加算した後、演算器94で平方根の演
算を行い、こうして前記第7式に基づいて受信信号をダ
イレクト検波して復調することができる。この復調出力
は、アナログ音響信号として振幅変調検出部88からA
M/FM切換回路130により選択的に電力増幅回路1
13を介して、スピーカ5■へ与えられて音響化される
前記減算器82からの出力はまた、乗算器101に直接
与えられるとともに、遅延回路102において予め定め
る時間Δtだけ遅延されて、該乗算器101に与えられ
る。同様に、前記減算器83からの出力は、直接、乗算
器103に与えられるとともに、遅延回路104を介し
て該乗算器103に与えられる。これら乗算器101.
103からの出力は、加算器105で加算されて、除算
器106に与えられる。
前記減算器82からの出力はまた、直接、乗算器107
に与えられており、この乗算器107には、前記減算器
83からの出力が遅延回路104によって遅延されて与
えられる。また、遅延回路102を介する減算器82か
らの出力は乗算器108に与えられており、この乗算器
108にはまた減算器83からの出力が直接与えられる
。乗算器108からの出力は、減算器109において前
記乗算器107からの出力が減算されて、除算器106
に与えられる。
除算器106は、加算器105からの出力と、減算器1
09からの出力との除算を行い、その除算結果は位相検
出回路110に与えられる。この位相検出回路110は
、前記時間Δを当たりの加算器105の出力と減算器1
09の出力との位相のずれを演算し、その演算結果、す
なわち位相変化分を表す出力Δθはバンドパスフィルタ
(略称BPF)111に与えられ、このようにして検波
された信号は、アナログ音響信号として周波数変6 副検出部89からAM/FM切換回路130により選択
的に電力増幅回路113を介して、スピーカ51へ与え
られて音響化される。
上述の周波数変調検波部89において、位相変化分を表
す出力Δθは以下のようにして求められる。アンテナ4
2から入力された周波数変調信号は、乗算器44におい
て、その搬送波に近傍で、かつ非同期な信号を発生する
基準信号発生回路45からの第1または第2基準信号に
よって直交変換され、LPF71.72によって不要帯
域が除去され、後述するようにして乗算器44で発生す
る直流電圧成分が除去された後、該周波数変調検波部8
9に与えられている。
該周波数変調検波部89は、その入力信号をベクトル的
に演算を行い、単位時間Δを当りの位相変化分を表す出
力Δθが以下のようにして算出される。すなわち、ある
時刻における入力信号の値をA=R1+jXIとし、そ
の入力信号の単位時間Δを秒後の値をB=R2+jX2
とするとき、となり、 こうして位相変化分を表す出力Δθを求めることができ
る。
前記増幅変調検出部88からのアナログ音響信号の出力
はまた、ゲイン調整回路85に与えられており、このゲ
イン調整回路85は前記アナログ音響信号の出力音響信
号レベルに対応した出力を、抵抗86を介して、前記ホ
トカプラ78の発光ダイオード87に与える。これによ
って前記増幅回路48の増幅度は調整制御される。さら
にまたこのゲイン調整回路85によって、高周波増幅回
路43の増幅度も調整制御される。
第1クロック信号発生手段である切換制御回路90は、
予め定める第1パルス幅T1のクロックパルスから成る
第1クロック信号を出力し、前記切換スイッチSWI〜
SW3を連動して制御する。
すなわち、第2図(1)で示されるように、切換スイッ
チSW1が個別接点a1に導通しているときには、他の
切換スイッチSW2.SW3も同様に個別接点a2.a
3に導通している。このように、個別接点a1〜a3に
導通した状態が、時刻t1〜t2間の第1パルス幅T1
だけ継続されると、続いて第2図(2)で示されるよう
に、前記時刻t2から時刻t3までの第1パルス幅T1
だけ個別接点b1〜b3が導通され、さらにその後、第
2図(3〉で示されるように、時刻t3がら時:Mt4
までの第1パルス幅T1だけ個別接点c1〜c3に導通
された後、再び時刻t4がら個別接点a1〜a3へ導通
される。
また第1図においては、前記切換制御回路90から出力
される第1クロック信号は、パルス変換回路100へ与
えられ、第2クロック信号を生成し、前記第2クロック
信号に応じて前記切換スイッチSW4を制御する。前記
第2クロック信号は、前記第1クロック信号のクロック
パルスの導出期間内、すなわち第1パルス幅T1内にて
導出され、さらに導出開始タイミングおよび導出終了タ
イミングが前記第1クロック信号のクロックパルスと一
致しないクロックパルスから成る。
すなわち、第2図(4)に示されるように、他の切換ス
イッチSW1〜SW3が個別接点a1〜a3に導通され
ている時刻t1〜t2での第1クロック信号の第1パル
ス幅Tl内において、第2クロック信号の第2パルス幅
T2だけ切換スイッチSW4は個別接点a4へ導通され
る。さらに、前記第1クロック信号の導出開始タイミン
グである時刻t1および導出終了タイミングである時刻
t2においては、前記切換スイッチSW4においては、
いずれの個別接点a4.b4.c4とも導通されない。
続いて同様に、第2図(5)に示されるように、個別接
点bl〜b3が導通する時刻t2〜t3において、前記
導出開始タイミングおよび導出終了タイミングが一致し
ない第2パルス幅T2において、前記切換スイッチSW
4は個別7 接点b4に導通される。さらにその後、第2図(6)で
示されるように、時刻t3〜t4において、導出開始タ
イミングおよび導出終了タイミングを一致しない第2パ
ルス幅T2だけ個別接点c4へ導通される。前記時刻t
4以後、再び前述のタイミングにおいて切換スイッチS
W4は前記切換スイッチSWI〜SW3の切換タイミン
グに対応して切換えられる。
第3図には、パルス変換回路100の一例が示されてい
る。切換制御回路90がらは、第2図く1)〜第2図(
3)に示される第1クロック信号が対応する各ラインか
ら出力され、前記切換スイッチSWI〜SW3へ与えら
れる。また前記各ラインには、パルス変換回路100を
構成する個別の副パルス変換回路100a〜100cが
それぞれ接続されており、対応する第2クロック信号を
生成する。
副パルス変換回路100aは、抵抗130およびコンデ
ンサ131によって構成される積分回路132と、抵抗
133,134によって分圧生成8 される基準電圧と前記積分回路132の出力とをレベル
弁別するレベル弁別回路135と、さらに前記レベル弁
別回路135のローレベルからハイレベルの立上りタイ
ミングによってトリガがかかり、予め定める前記第2パ
ルス幅T2だけハイレベルの信号を導出する単安定マル
チバイブレーク136とによって構成される。
前記副パルス変換回路100aへ第2図(1)に示され
る第1クロック信号が入力されると、前記第1クロック
信号の導出開始タイミングから積分回路132における
コンデンサ131が充電を開始し、その後コンデンサ1
31の両端にかかる電圧が前記基準電圧とレベル弁別さ
れ、レベル弁別回路135けローレベルからハイレベル
に切換えて出力する。前記ハイレベルへの信号の切換え
とともに、単安定マルチバイブレータ136はハイレベ
ルの信号を出力し、第2パルス幅T2後にローレベルへ
切換わる。こうして、第2図(4)に示される第2クロ
ック信号が生成される。したがって、前記第2クロック
信号の導出開始タイミングは、第1クロック信号の導出
開始タイミングと一致せず、また前記第2パルス幅T2
を適当に設定することによって、前記第2クロック信号
の導出終了タイミングが、第1クロック信号の導出終了
タイミングと一致しないことになる。
第3図において、略して示される副パルス変換回路10
0b、100cもまた前記副パルス変換回路100aと
同様な構成を威す。こうして、副パルス変換回路100
bによって第2図(2)に示される第1クロック信号か
ら第2図(5)に示される第2クロック信号が生成され
、同様に副パルス変換回路100cによって第2図(3
)に示される第1クロック信号から第2図(6)に示さ
れる第2クロック信号が生成される。
なお、本実施例においては、第2クロック信号は切換制
御図ii!890から出力される第1クロック信号から
生成しているけれども、たとえば第2クロック信号は前
記第1クロック信号と同期が取られていれば独立して出
力されてもよい。また、第1クロック信号の1クロック
パルスが導出されている間において、前記第1クロック
信号の導出開始タイミングおよび導出終了タイミングに
一致しなければ複数の分割された第2クロック信号が導
出されるような構成であってもよい。
上述のように構成された受信@41において、切換スイ
ッチSWI〜SW3が個別接点b1〜b3に導通される
と、乗算器44には基準信号発生回路45から接地レベ
ルの信号が入力される。これによって、乗算器44から
は前記乗算器44によって発生する直流電圧成分の出力
が信号処理回路47内の電圧保持回路73に与えられる
とともに、増幅回路48の差動増幅器76の反転入力端
子へ与えられる。このとき、差動増幅器76からは、前
記差動増幅器76のオフセット電圧に対応する出力が導
出され、第2クロック信号にて切換えられる切換スイッ
チS W 4を介して電圧保持回路97へ保持される。
一方、切換スイッチSWI〜SW3が個別接点a1〜a
3に導通されると、乗算器44には基準信号発生回路4
5の電圧制御発振回路61から、1− 第1基準信号が入力される。これによって、前記乗算器
44からは前記直流電圧成分を含む第1基準信号と受信
信号との乗算結果が出力され、LPF71へ与えられる
。LPF71の出力は、差動増幅器76の非反転入力端
子に入力され、前記差動増幅器76からは、LPF71
からの出力と電圧保持回路73の出力との差に対応した
、すなわち前記直流電圧成分が除去された出力が導出さ
れ、前記切換スイッチSW4を介して電圧保持回路96
で保持される。
同様に、切換スイッチSWI〜SW3が個別接点C1〜
C3に導通されると、乗算器44には基準信号発生回路
45の位相器62から、前記第1基準信号と90度色位
相ずれた第2基準信号が入力される。これによって、前
記乗算器44からは、前記直流電圧成分を含む第2基準
信号と受信信号との乗算結果が出力され、LPF72に
与えられる。LPF72からの出力は、差動増幅器76
の非反転入力端子に与えられており、こうして差動増幅
器76からは、LPF72の出力と電圧保持2− 回路73の出力との差に対応した、すなわち前記直流電
圧成分が除去された出力が導出され、個別接点c4へ導
通される切換スイッチSW4を介して電圧保持回路98
にて保持される。
したがって、減算器82で電圧保持回路76の保持出力
から電圧保持回路97の保持出力を減算することによっ
て、差動増幅器76におけるオフセットのずれが調整さ
れた第1基準信号と受信信号との乗算出力のみを抽出す
ることができ、また減算器83で電圧保持回路98の保
持出力から電圧保持回路97の保持出力を減算すること
によって、第2基準信号と受信信号とのオフセットのず
れが調整された乗算出力のみを抽出することができる。
このように本実施例に従う受信機41では、第1基準信
号および受信信号の乗算出力と、第2基準信号および受
信信号の乗算出力とを共通の増幅回路48で増幅するよ
うに構成しているので、従来技術において述べたような
増幅度の差による復調信号への位相歪みの発生が抑えら
れ、高い増幅度を得ることができる。また、乗算器44
で発生する直流電圧成分は、増幅回路48において除去
することができ、これによってもまた直流電圧成分に起
因する位相歪みの発生を防止することができる。
第4図は、従来技術の課題を解決するために考えられる
基本的な受信機41aの電気的構成を示すブロック図で
ある。受信機41aにおいては、前記切換スイッチSW
1〜SW4の全てが切換制御回路90から出力される第
1クロック信号に応じて切換動作を実行するように想定
している。
第5図には、受信機41aの要所の信号の波形図が示さ
れている。第5図(1)には、増幅回路48の出力が示
されており、前記第1クロック信号の第1パルス幅T1
毎に、第1基準信号および受信信号の乗算出力であって
、LPF71にて濾波された濾波出力と、乗算器44の
固有の直流電圧成分であって、電圧保持回路73にて保
持された保持出力と、さらに第2基準信号および受信信
号の乗算出力であって、LPF’72にて濾波された濾
波出力とに対して順次的に前記直流電圧成分が除去され
増幅された信号が出力されている。
前記増幅回路48の出力が記憶回路4つへ与えられ、切
換スイッチSW4によって対応する各電圧保持回路96
〜98へ供給される。第5図(2)は、前記切換スイッ
チSW4の切換動作に応じて個別接点a4’\与えられ
る信号の波形図を示し、第5図(3)は同様に個別接点
b4へ与えられる信号の波形図を示し、さらに第5図(
4)もまた同様に個別接点c4へ与えられる信号の波形
図を示す。すなわち、第5図(1)の信号は切換スイッ
チSW4によって前記各個別接点a4〜c4へ第5図(
2)〜第5図(4)のように分配して供給される。
ところで、前述の構成においては、切換スイッチSWI
〜SW4によって時分割にて信号処理を実行している。
前記時分割により、切換スイッチにて信号を分割すると
、前記切換時において少なからずスイッチングパルスな
どのノイズ成分が発生する。したがって、第5図(1)
〜第5図(4)5 には、前記切換スイッチSWI〜SW3において前記第
1クロック信号に応じて切換えられる時間T1毎に、前
記ノイズ成分が生じる。
第5図(5)には、第5図(2)の参照符Aで示される
要所の具体図が示されており、前記第1パルス幅T1の
開始時と終了時、すなわち第1クロック信号の導出開始
タイミングと導出終了タイミングとにおいて、前記スイ
ッチングパルスSが検出される。前記ノイズ成分は、復
調処理回路50における復調時において歪みとして表れ
る。第4図に説明される受信機41aの構成においては
、切換スイッチSW4もまた、前記第1クロック信号に
応じて切換えているので、電圧保持回路96〜98へは
、前記スイッチングパルスなどのノイズ成分に対応する
信号もまた保持することになり、その結果、復調時に発
生する歪みを抑えることができないと考えられる。
けれども、第1図に示される受信機41の構成において
は、前述のように前記切換スイッチSW4は、第2クロ
ック信号に応じて切換えている。
6 前記第2クロック信号の第2パルス幅T2は、前記第1
クロック信号の第1パルス幅T1に対して導出開始タイ
ミングと導出終了タイミングとが一致しないように設定
されているので、その結果、増幅回路48から記憶回路
49へ分配される各信号には、前記第1クロック信号の
切換タイミングで発生しているスイッチングパルスが含
まれない。
また、切換スイッチSW4は、増幅回路48の後段であ
り、したがって他の切換スイッチSWI〜SW3よりも
信号レベルが大きく、その結果、切換動作において発生
するノイズ成分のレベルと信号レベルとの比、すなわち
S/N比が他の切換スイッチS’WI〜SW3において
よりも高い。したがって、他の切換スイッチSWI〜S
W3にて発生したノイズが除去されるとともに、前記第
2クロック信号に応じた切換スイッチSW4の切換動作
にて発生するノイズの悪影響は非常に小さい。
こうして復調時における歪みの発生を抑えることもでき
る。
また前述の実施例においては、復調処理回路50は、ア
ナログ信号にて処理するように構成されており、したが
って記憶回路49を構成する電圧保持回路もまた積分回
路から成るアナログ処理装置によって構成されている。
前記復調処理回路は、たとえばデジタル信号処理装置な
どによって構成されてもよく、その結果、記憶回路4つ
の前段にアナログ/デジタル変換器を設け、復調処理回
路の後段にデジタル/アナログ変換器を配設し、さらに
前記記憶回路をRAMなどのメモリによって構成しても
よい。
発明の効果 本発明によれば、受信信号を第1基準信号または第2基
準信号で直交変換した出力から基準信号発生手段が無出
力状態での乗算器の出力を減算するように構成している
ので、乗算器で発生する固有の直流電圧出力を除去した
直交変換出力を得ることができる。したがって、前記直
交変換出力に基づいて検波出力を演算することによって
、位相歪みのない検波出力を得ることができる。
また、受信信号および第1基準信号の乗算出力と、受信
信号および第2基準信号の乗算出力とは、共通の増幅手
段において同一の増幅度で増幅される。これによって、
増幅度を高く設定した場合であっても、検波出力への位
相歪みの発生を抑えることができる。
さらに、前記検波出力は、第1クロック信号の導出開始
タイミングおよび導出終了タイミングと一致しない第2
クロック信号に応じて記憶された記憶手段からの出力に
基づいて演算するので、前記第1クロック信号の切換タ
イミングに応じて発生するノイズ成分を演算することが
なく、これによってもまた、位相歪みの発生を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である受信機41の電気的構
成を示すブロック図、第2図は切換スイッチSWI〜S
W4の切換動作を説明するためのタイミングチャート、
第3図はパルス変換回路の具体的構成を示すブロック図
、第4図は従来技術の課題を解決するために考えられる
基本的な受信9− 機41aの電気的構成を示すブロック図、第5図は受信
機41aの要所の信号を示す波形図、第6図は振幅変調
信号をダイレクト検波するための基本的な受信機1の電
気的構成を示すブロック図、第7図は従来技術の受信機
1aの電気的構成を示すブロック図、第8図および第9
図は乗算器78で発生する直流電圧成分を除去するため
の構成を示すブロック図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 予め定める第1パルス幅のクロックパルスから成る第1
    クロック信号を出力する第1クロック信号発生手段と、 第1基準信号と、前記第1基準信号とは位相の異なる第
    2基準信号と、さらに無出力とを前記第1クロック信号
    に応じて順次的に切換えて導出する基準信号発生手段と
    、 受信信号と前記基準信号発生手段からの出力とを乗算す
    る乗算器と、 前記第1基準信号または第2基準信号と、受信信号との
    乗算出力の低域成分を濾波して濾波出力を得るとともに
    、基準信号発生手段が無出力状態での乗算器の出力を保
    持して出力し、前記濾波出力と保持出力とを前記基準信
    号発生手段の切換動作に応答して順次的に切換えて導出
    する信号処理手段と、 前記信号処理手段からの出力と前記保持出力との差を増
    幅する増幅手段と、 前記第1クロック信号のクロックパルスの導出期間内に
    て導出開始タイミングおよび導出終了タイミングを一致
    することなく導出されるクロックパルスから成る第2ク
    ロック信号を出力する第2クロック信号発生手段と、 前記基準信号発生手段および信号処理手段に対応して設
    けられる複数の記憶領域を有し、前記増幅手段からの出
    力を前記第2クロック信号に応じて各記憶領域に順次的
    に記憶してゆく記憶手段と、前記記憶手段の各記憶領域
    の記憶内容を演算して検波出力を発生する演算手段とを
    含むことを特徴とする受信機。
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