JPH0317449Y2 - - Google Patents

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JPH0317449Y2
JPH0317449Y2 JP1980037714U JP3771480U JPH0317449Y2 JP H0317449 Y2 JPH0317449 Y2 JP H0317449Y2 JP 1980037714 U JP1980037714 U JP 1980037714U JP 3771480 U JP3771480 U JP 3771480U JP H0317449 Y2 JPH0317449 Y2 JP H0317449Y2
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coil
induced voltage
voltage
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magnetic body
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はアンテナカプラに関し、特に、たと
えば放送電波を受信するためのポータブルラジオ
において、受信可能な電界をこのポータブルラジ
オに与えるようなアンテナカプラに関する。
最近の放送を受信するラジオは、性能の向上お
よびIC化によつてますます小型化されてきてい
る。このような小型化されたポータブルラジオは
外部アンテナを接続するための端子が設けられて
おらず、内蔵されているバーアンテナのみによつ
て電波を受信するように構成されたものが多い。
ところが、たとえば鉄筋コンクリートで建築され
たビルの内部などでは電波が建物でさえぎられて
室内にまで到達せず、そのような室内で従来のポ
ータブルラジオで放送電波を受信するのに非常に
困難である。また、ポータブルラジオに内蔵され
ているバーアンテナは180度の指向性を有するた
め、たとえ受信可能な場所であつても、バーアン
テナが到来する電波を充分に吸収できるような向
きに置かなけば充分に放送電波を受信できない場
合が多い。特に、中波放送においては、周波数の
高い放送局の電波程減衰が大きいため、良好な受
信ができないということがしばしば起こり得る。
それゆえに、この考案の主たる目的は、受信機
と直接電気的に配線することなく、放送電波を受
信するのに十分な電界を受信機に与えることがで
き、受信状況を良好にし得るアンテナカプラを提
供することである。
この考案は同調部と分配部と複数の輻射部とを
含み、各輻射部のそれぞれを受信機に近接させ
て、放送電波を受信するのに必要な電界を、受信
機に内蔵されているバーアンテナに与えるための
アンテナカプラである。同調部は屋外に配置さ
れ、第1の磁性体に巻回された複数の第1のコイ
ルと複数の第1のコンデンサとによつて複数の放
送電波に共振する第1の共振回路と、この第1の
共振回路の共振磁界によつて誘起電圧を発生する
第2のコイルを含む誘起電圧発生部とによつて構
成され、発生された誘起電圧は分配部に与えられ
る。分配部は第2の磁性体に巻回された複数の第
3のコイルと複数の第2のコンデンサによつて、
誘起電圧に応じて共振する第2の共振回路と、こ
の第2の共振回路の共振磁界によつて誘起電圧を
発生して分配する分配コイルとによつて構成され
る。各輻射部は分配部で発生された誘起電圧を増
幅する増幅手段と、第3の磁性体に巻回された複
数の第4のコイルと第3のコンデンサと分配部か
らの誘起電圧を受けて第2の磁性体に電磁結合す
る第5のコイルとによつて構成され、増幅された
誘起電圧に応じて、放送電波に相当する電磁波を
輻射して、受信機に十分な電界を与える。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行う詳細な説明から一
層明らかとなろう。
第1図はこの考案の一実施例の概略を説明する
ための図解図である。まず、この第1図を参照し
てこの考案の一実施例の概略について説明する。
同調部1は放送電波を吸収し、その放送電波に誘
起した電圧を発生するものであつて、その内部に
増幅器を含む。そして、この同調部1の表面に
は、増幅器に電圧を供給するための太陽電池7が
設けられている。同調部1で誘起された電圧はた
とえば同軸ケーブルなどの給電線4によつて分配
器3に与えられる。分配器3は前記誘起電圧をた
とえば2分岐するものである。分配器3で分岐さ
れた誘起電圧はそれぞれ同軸ケーブル5を介して
輻射器2に与えられる。輻射器2はポータブルラ
ジオ6に内蔵されるバーアンテナ(図示せず)に
近接した位置へたとえばマジツクテープやゴム吸
着板などによつて取付けられる。そして、この輻
射器2は同調部1から分配器3を介して与えられ
た誘起電圧に基づいて、放送電波に相当する電磁
波を輻射する。この電磁波はポータブルラジオ6
のバーアンテナに電磁結合され、バーアンテナに
放送電波を受信するのに充分な電界を与える。し
たがつて、ポータブルラジオ6はたとえば受信状
況の極めて悪い室内であつても良好に放送電波を
受信することができる。
第2図は第1図に含まれる同調部1および輻射
器2の具体的な電気回路図である。構成におい
て、同調部1は複数の放送電波の周波数のそれぞ
れに対応して共振する共振回路1aないし1c
と、共振回路1aないし1cのそれぞれの共振に
応じて誘起電圧を発生する誘起電圧発生部14
a,14b,14cと、増幅器108と電池11
2と、太陽電池7とを含む。より具前的に説明す
ると、共振回路1aは第1の磁性体としてのフエ
ライトコア11aに巻回される第1のコイル12
aと、この第1のコイル12aに並例接続される
第1のコンデンサとしてのコンデンサ13aとを
含む。前記フエライトコア11aには誘起電圧発
生部として第2のコイル14aが巻回される。共
振回路1b,1cも1aと同様にして構成され、
それぞれの第2のコイル14a,14b,14c
は直列接続され、コイル14cの一方は抵抗10
1を介して接地され、コイル14bと14cとの
接続点はコンデンサ102を介して接地され、コ
イル14aと14bとの接続点はコンデンサ10
3を介して接地される。これらの14a,14
b,14cで誘起された電圧はコンデンサ10
4,105を介して増幅器108の一方入力端に
与えられる。コンデンサ104と105との接続
点および増幅器108の他方入力端との間には抵
抗106が接続され、かつこの他方入力端はコン
デンサ107を介して接地される。
前記増幅器108は周知のオペアンプなどが用
いられる。この増幅器108の出力は出力コンデ
ンサ109および直流遮断用コンデンサ110を
介して出力端子115に与えられる。なお、コン
デンサ109と110との接続点は抵抗111を
介して接地される。前記増幅器108に直流電圧
を供給するための電池112が設けられ、この電
池112には逆流防止用ダイオード113と太陽
電池7との直列回路が並列接続される。したがつ
て、同調部1を屋外の日の当たる場所に配置して
おけば、太陽電池7で生じた直流電圧によつて増
幅器108を付勢するとともに電池112を充電
し、電池112の消耗を少なくすることができ
る。さらに、電池112の直流電圧はチヨークコ
イル114を介して出力端子115に与えられ
る。したがつて、出力端子115には電池112
の直流電圧に誘起電圧が重畳として与えられるこ
とになる。
輻射器2は主としてて増幅器207と結合回路
として第4のコイル24a,24b,24cと、
共振回路2a,2b,2cとを含む。より具体的
に説明すると、入力端子201には、同軸ケーブ
ル4を介して同調部1から直流電圧に誘起電圧が
重畳された信号が与えられる。この信号のうち直
流電圧はコンデンサ203で遮断されて誘起電圧
のみがこのコンデンサ203と204とを介して
増幅器207に与えられる。コンデンサ203と
204との接続点および増幅器207の他方入力
端との間には抵抗205が接続されかつ他方入力
端はコンデンサ206を介して接地されている。
増幅器207は同調部1に含まれる増幅器108
とほぼ同様のものが用いられる。そして、この増
幅器207の出力はコンデンサ209を介して抵
抗210によつて接地されるとともに、第4のコ
イル24aに接続される。この第4のコイル24
aは第2の磁性体としてのフエライトコア21a
に巻回される。このフエライトコア21aには第
3のコイル22aが巻回されていて、この第3の
コイル22aには第2のコンデンサ23aが並列
接続される。したがつて、第4のコイル24aに
誘起電圧が与えられたとき、この第4のコイル2
4aが第3のコイル22aに電磁結合し、この第
3のコイル22aとコンデンサ23aとが共振し
て電磁波を発生する。なお、共振回路2b,2c
も2aと同様にして構成され、コイル24b,2
4cは24aに直列接続されて終端が抵抗213
によつて接地される。また、コイル24aと24
bおよび24bと24cのそれぞれの接続点は、
コンデンサ211および212を介して接地され
る。
動作において、同調部1の共振回路1aは或る
放送電波の固有の周波数で共振し、共振磁界をフ
エライトコア11aに発生する。この共振磁界に
よつてコイル14aに誘起電圧が生じ、この誘起
電圧はコンデンサ104,105を介して増幅器
108に与えられる。増幅器108はその誘起電
圧を増幅してコンデンサ109,110を介して
出力端子115に与える。出力端子115には電
池112から直流電圧が与えられているため、こ
の直流電圧に誘起電圧が重畳されて同軸ケーブル
4を介して輻射器2に与えられる。輻射器2で
は、コンデンサ203によつて直流電圧が遮断さ
れて誘起電圧のみが増幅器207に与えられる。
一方、チヨークコイル202とコンデンサ208
によつて誘起電圧成分が除去され、直流電圧のみ
が増幅器207の電源入力端に与えられる。した
がつて、増幅器207は誘起電圧を増幅し、コン
デンサ209を介して増幅した誘起電圧をコイル
24a,24b,24cに与える。コイル24a
に与えられた誘起電圧は共振回路2aに電磁結合
して、この共振回路2aから同調部1の共振回路
1aで共振した周波数と同一の電磁波を発生す
る。この電磁波は第1図に示すようにラジオ6の
バーアンテナに与えられる。したがつて、ラジオ
6のバーアンテナには極めて強い電界が与えられ
ることになり、所望の放送を良好に受信すること
ができる。
なお、前述の第2図では、同調部1および輻射
器2のそれぞれに増幅器108および207を内
蔵するようにしたが、到来電波が比較的強い場所
においては、このような増幅器108,207を
設けることなく同調部1のコイル14aで誘起さ
れた電圧を、同軸ケーブル4を介して輻射器2の
コイル24aに直接与えるようにしてもよい。こ
のように増幅器108,207を用いる必要がな
ければ電池112や太陽電池7も不必要になるた
め構成がさらに簡単になりかつコスト的にも安価
なアンテナカプラを得ることができる。
第3図は第1図に含まれる分配器の具体的な回
路図である。この分配器3は第2図で示した同調
部1の出力を2分岐するものである。構成におい
て、入力端子301には、輻射器2に含まれる増
幅器207とその周辺回路と同様にして構成され
る増幅器307とその周辺回路とを含む。そし
て、増幅器307の出力はコンデンサ309を介
して結合コイル34aに接続される。この結合コ
イル34aはフエライトコア31aに巻回され
る。フエライトコア31aには、コイル32aと
分配回路を構成するコイル35a,36aが巻回
される。コイル32aはコンデンサ33aが並列
接続されて共振回路3aを構成する。なお、共振
回路3aは、同調部1に含まれる共振回路1aお
よび輻射器2に含まれる共振回路2aと同一の周
波数で共振するようにコイル32aの巻数とコン
デンサ33aの静電容量とが選ばれる。
このような結合コイル34a,共振回路3a,
分配コイル35a,36aと同じものが他に2組
設けられる。そして、結合コイル34a,34
b,34cは直列接続され、結合コイル34cの
終端は抵抗313を介して接地される。また、結
合コイル34aと34bとの接続点および34b
と34cとの接続点は、それぞれコンデンサ31
1および312を介して接地される。さらに、分
配コイル35a,35b,35cは直列接続さ
れ、分配コイル35cの終端は抵抗318を介し
て接地される。分配コイル35aと35bおよび
35bと35cとの接続点はそれぞれコンデンサ
316,317を介して接地される。そして、分
配コイル35aの一方端はコンデンサ314を介
して出力端子322に接続される。さらに、分配
コイル36a,36b,36cが直列接続され、
分配コイル36cの終端は抵抗319を介して接
地される。分配コイル36aと36bおよび36
bと36cの接続点はコンデンサ320,321
を介して接地される。分配コイル36aの一方端
はコンデンサ315を介して出力端子323に接
続される。さらに、入力端子301と出力端子3
22との間にはチヨークコイル324とコンデン
サ325とチヨークコイル326とから構成され
るフイルタ回路330が接続され、入力端子30
1と出力端子323との間には同様にしてチヨー
クコイル327とコンデンサ328とチヨークコ
イル329とから構成されるフイルタ回路331
が接続される。これらのフイルタ回路330,3
31は同調部1の出力端子115から与えられる
直流電圧と誘起電圧とが重畳された信号のうち誘
起電圧成分のみを除去して直流電圧のみを出力端
子322,323に与えるものである。
動作において、第2図に示す同調部1から同軸
ケーブル4を介して直流電圧と誘起電圧とが重畳
された信号が入力端子301に与えられる。その
信号のうち誘起電圧成分は、フイルタ回路330
および331によつて除去されてそれぞれ出力端
子322,323に与えられ、これらの出力端子
322,323から同軸ケーブル5,5を介して
接続される輻射器2,2に与えられる。このと
き、出力端子322と分配コイル35aとの間に
はコンデンサ314が接続されているため、直流
電圧が分配コイル35aに印加されることはな
い。同様にして分配コイル36aにも直流電圧が
加わることはない。
増幅器307には、直流電圧がコンデンサ30
3によつて遮断されて誘起電圧のみが与えられ
る。したがつて、増幅器307は誘起電圧を増幅
して結合コイル34a,34b,34cに与え
る。結合コイル34aに誘起電圧が与えられたこ
とによつて、共振回路3aが共振動作を開始す
る。この共振に応じて分配コイル35a,36a
に誘起電圧が発生する。この誘起電圧はそれぞれ
コンデンサ314,315を介して出力端子32
2,323に与えられる。したがつて、出力端子
322,323にはそれぞれ直流電圧に誘起電圧
が重畳された信号が出力信号として与えられるこ
とになる。したがつて、これらの出力端子32
2,323に接続されたそれぞれの輻射器2から
受信可能な電界をラジオ6,6に与えることがで
きる。
なお、この第3図に示す分配器においても入力
端子301に増幅器307とその周辺回路を設け
ることなく、入力端子301と結合コイル34a
と直列接続しても電界強度の比較的強い場所にお
いて使用するものであれば充分な実用的効果を得
ることができる。
なお、第2図に示す同調部1は1つのフエライ
トコア11aにコイル12aを巻回して共振回路
1aを構成したことによつて、180度指向特性を
有するため、同調部1が到来電波を充分に吸収で
きる方向に配置する必要がある。そこで、コイル
12aが巻回されたフエライトコア11aを2組
用意し、2個のフエライトコア11aをそれぞれ
直交する方向に配置すれば指向性を90度にするこ
とができ同調部1の配置場所を任意に選ぶことが
できるという利点がある。
また、この考案の一実施例によるアンテナカプ
ラはAM放送のみならずFM放送を受信する場合
にも適用することができる。
以上のように、この考案によれば、複数の放送
電波の周波数で共振し、この共振に応じて誘起電
圧を発生する同調部を設け、この同調部からの誘
起電圧を分配し、分配された誘起電圧に応じて放
送電波に相当する電磁波を輻射する輻射部を受信
機のバーアンテナに近接することによつて、放送
電波を受信するのに充電な電界を受信機に与える
こができるため、受信機の受信環境を向上するこ
とができる。したがつて、たとえ鉄筋コンクリー
トなどで囲まれた極めて受信状態の悪い室内であ
つても十分に放送電波を受信することができる。
また、送信所から遠く離れた到来電波が比較的弱
い地域においても十分に電波を受信することがで
きる。しかも、外部アンテナの入力端子を備えて
いないポータブルラジオであつても単に輻射部を
近接するだけで電波を良好に受信することができ
る。さらに、複数の放送電波に同調しているた
め、受信周波数ごとにチユーニングする必要がな
い。また、輻射部と受信機を配線などによつて電
気的に接続する必要がないため、たとえばステレ
オなどの半ば固定されているセツトなどの受信部
に輻射部を近接するだけで良好に電波を受信する
ことができ、取扱いが容易であり、専門家でなく
とも子供でも容易に取扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の概略を説明する
ための図解図である。第2図はこの考案の一実施
例に含まれる同調部と輻射器との具体的な電気回
路図である。第3図はこの考案の一実施例に含ま
れる分配器の電気回路図である。 図において、1は同調部、1aないし1cは共
振回路、11aないし11cはフエライトコア、
12aないし12cは第1のコイル、13aない
し13cはコンデンサ、14aないし14cは第
2のコイル、108は増幅器、112は電池、2
は輻射器、2aないし2cは共振回路、21aな
いし21cはフエライトコア、22aないし22
cは第3のコイル、23aないし23cはコンデ
ンサ、24aないし24cは第4のコイル、3は
分配器、307は増幅器、3aないし3cは共振
回路、31aないし31cはフエライトコア、3
2aないし32cはコイル、33aないし33c
はコンデンサ、34aないし34cは結合コイ
ル、35aないし35c,36aないし36cは
分配コイル、4,5は同軸ケーブル、6は受信
機、7は太陽電池を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同調部と分配部と複数の輻射部とを含み、各
    輻射部のそれぞれを受信機に近接させて、放送
    電波を受信するのに必要な電界を該受信機に内
    蔵されているバーアンテナに与えるためのアン
    テナカプラであつて、 前記同調部は、 第1の磁性体と、それぞれが該第1の磁性体
    に巻回される複数の第1のコイルと、それぞれ
    が該第1のコイルとともに異なる放送電波の周
    波数で共振して該第1の磁性体に共振磁界を生
    じさせる複数の第1のコンデンサとからなる第
    1の共振回路と、 前記第1の磁性体に巻回され、該第1の磁性
    体の共振磁界によつて誘起電圧を発生する第2
    のコイルを含む誘起電圧発生部とを含み、 前記分配部は、 第2の磁性体と、それぞれが該第2の磁性体
    に巻回されて、前記同調部から出力された誘起
    電圧が与えられる複数の第3のコイルと、それ
    ぞれが前記誘起電圧に応じて該第3のコイルと
    ともに共振して該第2の磁性体に共振磁界を生
    じさせる複数の第2のコンデンサとからなる第
    2の共振回路と、 前記第2の磁性体に巻回され、該第2の磁性
    体の共振磁界によつて誘起電圧を発生して分配
    する分配コイルとを含み、 前記各輻射部は、 前記分配部で発生された誘起電圧を増幅する
    増幅手段と、 第3の磁性体と、それぞれが該第3の磁性体
    に巻回される複数の第4のコイルと、それぞれ
    が該第4のコイルに接続されて該第4のコイル
    とともに共振回路を構成する第3のコンデンサ
    と、それぞれが該第3の磁性体に巻回されかつ
    前記増幅手段出力の誘起電圧を受け、前記第4
    のコイルと前記第3のコンデンサとで構成され
    る共振回路に電磁結合する第5のコイルとを含
    み、前記受信機に近接されて用いられる輻射手
    段を備え、さらに 前記同調部と前記分配部の入力および前記分
    配部の各出力と前記各輻射部のそれぞれを接続
    する給電線を備えた、アンテナカプラ。 (2) 前記同調部は、 前記誘起電圧発生部によつて発生された誘起
    電圧を増幅する第2の増幅手段と、 前記第2の増幅手段に直流電圧を供給する太
    陽電池と、 前記太陽電池の出力の直流電圧に前記第2の
    増幅手段出力を重畳して前記分配部に出力する
    ための第1の出力端とを含み、 前記分配部は、 前記同調部の第1の出力端から出力された誘
    起電圧と直流電圧を受ける第1の入力端と、 前記第1の入力端に入力された誘起電圧を増
    幅して前記第2の共振回路の第3のコイルに供
    給する第3の増幅手段と、 前記第1の入力端に入力された直流電圧を抽
    出して前記第3の増幅手段に供給するための直
    流電圧供給手段と、 前記各分配コイルの出力を前記直流電圧供給
    手段の出力に重畳して出力する第2の出力端と
    を含み、 前記各輻射手段は、 前記分配部の第2の出力端から出力された誘
    起電圧を受けて前記増幅手段に与えるための第
    2の入力端と、 前記第2の入力端に入力された直流電圧を抽
    出して前記増幅手段に与えるための手段を含
    む、実用新案登録請求の範囲第1項記載のアン
    テナカプラ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4026991Y1 (ja) * 1965-02-05 1965-09-20
JPS4979445A (ja) * 1972-12-04 1974-07-31

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JPS56140208U (ja) 1981-10-23

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