JPH0317426A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH0317426A
JPH0317426A JP15177489A JP15177489A JPH0317426A JP H0317426 A JPH0317426 A JP H0317426A JP 15177489 A JP15177489 A JP 15177489A JP 15177489 A JP15177489 A JP 15177489A JP H0317426 A JPH0317426 A JP H0317426A
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Masanobu Inoue
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品の重量を測定して自動調理を行う電子レン
ジ等の高周波加熱装置に関するものであ従来の技術 従来より、重量検出装置内蔵の電子レンジにおいては、
少なくとも次にあげる二つの条件を満たす必要がある. 一つは、食品に高周波をまんべんなく供給するために、
重量検出装置の一部である食品fiIl置台を回転させ
ることである.もう一つは、電子レンジは庫内容量から
見ても大小様々な機種があり、それに応じて内蔵する重
量検出装置の最大秤量を何種類にも分けることである. 以下第3図とともに従来例(特昭62− 59382号
公報)について説明する. この例では、i5l置台の回転はモーターシャフトとし
ての支持軸3によって行い、荷重は載置台を支持する上
下に可動の支持軸3からセンサー素子に垂直に伝達され
、センサー素子の弾性体12はセラξツクであり荷重に
伴って単純に変形する.弾性体12に印刷された第1の
電極15と、その真下に位置する第2の電極l6の間の
静電容量の変化によって重量の検出を電気的に行う。こ
のセンサー素子の場合、最大秤量は上下の電極が接触す
る直前まで加えられる荷重である。
発明が解決しようとする課題 ところが、この横戒において数々の機種展開の際に、数
々の最大秤量の仕様を満足させるためには、そのつと弾
性体l2の形状や、弾性係数、板厚、電極間の距離など
の項目を機種毎に設計する必要があった.このように機
種毎にセンサー素子の設計を行うことは開発効率を低下
させる原因となり、生産性向上の面でも異なったセンサ
ー素子を生産することが妨げになっていた.これに対し
て、様々な機種の中で庫内容量が大きく最大秤量が最も
大きい機種のセンサー素子を全ての機種で共用化する試
みがされた。しかしこれでは最大秤量は満足されるもの
の、軽量荷重が大切な小型の機種でほとんどセンサー素
子の弾性体が変形せず、分解能が悪く測定再現性に乏し
いものとなった.このように、従来の技術ではどうして
も最大秤量の大小に合わせてセンサー素子を設計する必
要があっ本発明は従来の課題を解決するものであり、機
種毎に最大秤量が異なることにかかわらず同一のセンサ
ー素子を用いることのできる重量検出装置を内蔵する高
周波加熱装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 そこで前記目的を達戒するために、本発明の高周波加熱
装置は、加熱室と高周波発生手段と、載置台と、載置台
を支持する支持軸と、支持軸を回転駆動させる回転駆動
手段と、荷重による弾性体の変形から重量を検出する重
量検出手段と、支持軸と重量検出手段の間に位置して重
量を伝達する重量伝達部を有し、重量伝達部が「てこ」
として働き支持軸から接触規制部を介して力点に荷重を
受け重量検出手段に作用点から荷重を伝達するものであ
る。
作用 本発明の高周波加熱装置は高周波発生手段から供給され
る高周波によって加熱室内部の食品を加熱する.食品は
載置台の上に載置し、その全重量は載置台を支持する支
持軸に加わる。支持軸は回転駆動手段によって回転する
。支持軸の下方に位置する重量伝達部は「てこJとして
働<.「てこ」の力点は支持軸から荷重を受ける部分で
あり、作用点は重量検出手段に荷重を伝達する部分であ
る。
重量検出手段は荷重によって変形する弾性体の変形量か
ら重量を検出する. この横戒により載置台から支持軸に加えられた荷重は、
所定の荷重伝達比率によって拡大あるいは縮小されて重
量検出手段に伝達される。そのため同一の重量検出手段
を用いて、最大秤量・分解能の異なる高周波加熱装置の
機種展開が可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例における高周波加熱装置につい
て図面とともに説明する。
第1図に重量検出装置を電子レンジに内蔵した例を示す
。オーブン2の壁面に取付けたマグネトロン5がオープ
ン庫内に高周波を送り出す。載置台lはオープン2の庫
内に位置する.被検出物である食品は載置台1に載置さ
れ、被検出物と載置台lの重量は支持軸3によって下方
へ伝達される.支持軸3はモーター4のシャフトであり
スラスト方向に自由に可動し、またモーター4内部の回
転駆動手段によりラジアル方向に回転される.モーター
4はオーブン2に固定される.支持軸3の回転とともに
載置台lが回転し、食品に対する高周波の分布を均一に
する目的を果たす. 支持軸3の下部先端には合戒樹脂を材料とする接触規制
部6が取付けられる。支持軸3に加わる荷重は接触規制
部6を介して重量伝達部7に伝達される.重量伝達部7
は支点8を中心に可動ずる「てこ」である.力点13は
接触規制部6と重量伝達部7の接触部であり、作用点1
4は重量伝達部7に取付けたバネ10とセンサー素子を
加圧するセンサー加圧部1lの接触点である。力点l3
から加えられた荷重は「てこ」の荷重伝達比率によって
拡大あるいは縮小され作用点l4に伝達される.この図
の場合、支点8から力点l3の距離と、支点8から作用
点14の距離とが等しく、荷重伝達比率は1対1で力点
13の荷重はそのまま作用点14からセンサー素子に伝
達される. センサー素子は、1つの弾性体12を微小なギャップを
離して貼り合わせ、弾性体12の向かい合う面にそれぞ
れ電極を形或する構或である。センサー加圧部11から
重量が伝達され上部の弾性体が変形すると、前記電極間
の距離が小さくなり電極間の静電容量が変化する.これ
を検出して重量に変換して重量値とする.このセンサー
素子の最大秤量は二つの電極が接触する直前の重量であ
る。
バネ10は過大な荷重からセンサー素子を保護する.加
えられた荷重と所定のバネ係数に従ってバネ10が変形
し、重量伝達部7も同時に支点8を中心に移動する.最
大秤量を大きく越える荷重が伝達されると重量伝達部7
の一部9がストッパーとして働き、それ以上センサー素
子に荷重が加わらない構造とした. 高周波が器体外部へ漏れることを防止する意味で、一般
に支持軸3はアルミナなどのセラミックを材料とするこ
とが望まれる.しかし、セラミックは焼成によって形威
されるため焼成過程で変形し易いうえ、硬度が高く軸の
先端加工が困難であり、支持軸3の下部先端はいびつな
形状になっている。このため、もし接触規制部6を介さ
ずに支持軸3の先端が直接重量伝達部7に接触すると、
回転に伴って接触点が移動し、力点としての接触点と支
点8との距離が変動する,これによって荷重伝達比率が
変動し検出誤差が発生する。接触規制部6はこういった
力点l3の移動を防ぐ.この実施例では接触規制部6を
半球状の形状に取付け、力点13が支持軸3の回転軸線
上にくるようにし、支持軸3の回転に伴う力点の移動な
無くした.接触規制部は合戒樹脂を材料とするためこう
いった戊形が容易である. 図中の点線で囲んだ部分Aを本体に取付ける位置をずら
すことで荷重伝達比率を変更したものを第2図に示した
第2図(a)は力点l3から支点8の距離が作用点14
から支点8の距離より小さく、実際の重量より小さい荷
重がセンサー素子に伝達され、第1図の構成より最大秤
量が大きい.つまり、庫内容量の大きい機種向けの構或
である. 第2図(b)は力点13から支点8の距離が作用点14
から支点8の距離より大きく、実際の荷重より大きい荷
重がセンサー素子に伝達され、第1図の構戒より最大秤
量が小さい.つまり、庫内容量の小さい機種向けの構戒
である.この例では実際の重量より大きい荷重がセンサ
ー素子に伝達されるため、小さな食品でもダイナミック
に弾性体12が変形し充分な分解能を得る. 重量の計算はあるかじめ本体のマイコンに設定した計算
式によって行い、第1図・第2図一a・第2図−bそれ
ぞれ異なった計算式を設定することで正しい重量を算出
する. これらの実施例のように同一のセンサー素子及び機構部
品を用いても、取付け位置の変更によって「てこ」の荷
重伝達比率を変えるだけで最大秤量の大小・分解能の仕
様を満足して機種展開が行なえる. なお、以上の実施例では静電容量型のセンサー素子を用
いたが、汎用部品であるひずみゲージオバネ10に接着
すれば同様の効果が得られる.このように弾性体変形で
重量を検出するタイプのセンサー素子であれば容易に利
用できる構成である。
発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置においては、以下
のような効果が得られる. 重量伝達部「てこJとして働くことにより、載置台上に
載置された被測定物の重量が拡大あるいは縮小されて重
量検出手段に伝達されるため、最大秤量あるいは感度や
分解能の異なる高周波加熱装置への機種展開の際に、て
この荷重伝達比率を再設計すれば重量検出手段の特性を
変えることなく同一の重量検出手段を使用できる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における高周波加熱装置の構
或図、第2図(a), (b)は本発明他の実施例にお
ける高周波加熱装置の構成図、第3図は従来の高周波加
熱装置に実装される重量検出装置の構戒図である.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  食品を収納する加熱室と、前記加熱室に高周波を供給
    する高周波発生手段と、前記加熱室内部にあって食品を
    載置する載置台と、前記載置台を支持する支持軸と、前
    記支持軸を回転駆動するための回転駆動手段と、荷重に
    よる弾性体の変形から食品の重量を検出する重量検出手
    段と、前記支持軸と前記重量検出手段の間に位置して重
    量を伝達する重量伝達部を有し、前記支持軸のスラスト
    変移にて食品の重量を伝達し、前記重量伝達部が「てこ
    」として働き前記支持軸から前記接触規制部を介して力
    点に荷重を受け前記重量検出手段に作用点から荷重を伝
    達する高周波加熱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736716A (en) * 1996-02-23 1998-04-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of controlling the operation of microwave oven having a rotary, vertically raisable food tray
US5876244A (en) * 1996-07-15 1999-03-02 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector cover
JP2007198874A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Ono Sokki Co Ltd シャーシダイナモメータの自動二輪車固定装置

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JPH02113131U (ja) * 1989-02-23 1990-09-11

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