JPH03173709A - 流動層還元方法および装置 - Google Patents

流動層還元方法および装置

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Publication number
JPH03173709A
JPH03173709A JP31282989A JP31282989A JPH03173709A JP H03173709 A JPH03173709 A JP H03173709A JP 31282989 A JP31282989 A JP 31282989A JP 31282989 A JP31282989 A JP 31282989A JP H03173709 A JPH03173709 A JP H03173709A
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JP
Japan
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riser
fluidized bed
solid
gas separator
ore
Prior art date
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Pending
Application number
JP31282989A
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English (en)
Inventor
Tetsuaki Yamamoto
山本 哲明
Tatsuhiko Egashira
江頭 達彦
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融還元製鉄法に使用する予備還元鉱石を得
るための流動層還元装置の操業法および装置に関する。
〔従来の技術〕
この流動層還元装置として、例えば特開平1−1118
08号公報に記載されているように、ライザーに粉鉱石
を供給し、その底部から還元ガスを吹き込み流動層を形
成し、その流動層から還元ガスに同伴され飛散した鉱石
をその頂部付近に配置した固体−気体分離器によって分
離し、ダウンカマーを介してライザーの下部に循環し循
環流動層を形成する構造のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる流動層還元装置のライザー底部には濃厚流動域が
形成され、粒度分布が広い鉱石を処理した場合にはライ
ザーで粗粒が分級され、粗粒の分布比率の高い濃厚流動
域を形成した。この濃厚流動域は、流動性の悪い粗粒の
分布比率が高いため、流動が不拘−且つ不安定であった
濃厚流動域は、流動速度が遅いと部分的な焼結によるス
ティッキングと称する現象が起こり易く、ついには流動
層の閉塞が生じていた。
また、濃厚流動域の流動が不安定な場合には、ライザー
底部の圧力および粒子濃度が大きく変動するため、ダウ
ンカマーからライザーへの粒子移動の抵抗が大きく変動
して、鉱石粒子の循環量の制御が困難となり、流動還元
そのものの制御が不可能となる。
かかる濃厚流動域の流動性を高めるための対策として、
多量のキャリアガスを導入することも考えられるが、設
備上ブロアの容量を大きくしなければならないばかりで
はなく、キャリアガスのダウンカマーへの流れ込みが大
になり、ダウンカマー内で気泡が生成し上昇するため、
スラッギング状論となってダウンカマーの鉱石の降下を
阻害し、循環量の不安定化、さらにはキャリアガスのア
ップフローによりサイクロンにおける鉱石粉末の捕集効
率を下げてしまい、ついには流動層還元装置自体が操業
不能となった。
本発明において解決すべき課題は、循環流動層還元にふ
ける濃厚流動域の形成による不安定流動を効果的に解消
して、流動層の安定流動を可能とすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、循環流動層還元において、ライザーの底部付
近に形成された濃厚流動域に微細粒を添加し開城におけ
る粒度構成比率を変えることによって、上記課題を解決
したものである。
上記濃厚流動域に添加する微細粒が、固体−気体分離器
を二段に設け、同二段に形成された固体−気体分離器の
中の第二の固体−気体分離器において回収された微粉末
鉱石とすることによって、循環流動層還元の系として効
率的な作業が可能である。
〔作用〕
本発明は、ライザーの底部に形成された濃厚流動域に微
粉末鉱石を吹込み、微細粒の分布比率を増大せしめ、そ
の微粉末に運動エネルギーを付与し、これによって流動
状態が不活発化した粗粒に交換せしめることにより濃厚
流動域の流動を安定化するものである。
〔実施例〕
第1図は本発明を実施するための循環流動層還元装置の
システム図を示す。
同図において、1は原鉱石装入口2と主流動ガスとして
の還元ガス導入部3を有するライザーを示す。4はライ
ザー1の頂部からの還元鉱石粉と還元ガスを分離するた
めのサイクロン(固体−気体分離器)を示し、同サイク
ロン4の下方から分離された還元鉱石をライザー1の下
部に再循環するためのダウンカマー5が設けられている
ダウンカマー5には、ライザーl内に循環させる鉱石量
を制御するために、キャリアガス導入部6が形成されて
いる。
7は細粒還元鉱石の排出口、8は粗粒還元鉱石の排出口
を示す。
かかる装置において、比較的構成粒度分布幅が大きい原
料鉱石を使用した際、ライザー1の底部濃厚流動域9が
生じる。
10は前記サイクロン4の後段に設けた第二のサイクロ
ンを示す。同第二のサイクロン10には分離された微細
粒の鉱石粉の捕集部11が設けられており、同捕集部l
lの下方には排出口12と共に切り出し装置13が設け
られてふり、キャリアガス導入部14を有するインジェ
クター15が設けられている。そこから、ライザー1内
の濃厚流動域9内に上記第二のサイクロンlOによって
回収された微細粒をインジェクター15によって吹き込
むため、濃厚流動域9における微細粒の分布比率が増加
する。
粒子がバブル流動するためには、粒子とガスの物性によ
って決定される最小流動化開始速度(U−r )以上の
空塔ガス速度(Ua )が必要である。一方、粒度分布
を持つ粒子においてはU。で流動可能な微細粒の分布比
率が高い場合、微細粒が流動し、Uo では流動不可能
な粗粒と衝突し、運動エネルギーを交換することで粗粒
の流動性が向上する。
したがって、a厚部動域9における微細粒の分布比率が
増大することにより、流動が不活発な粗粒の流動性が向
上し、濃厚流動域9の流動はキャリアガス量を大幅に増
加させることなく安定化できる。また、濃厚流動域9の
流動が安定することにより、粗粒は排出口8から円滑に
排出できる。
このように、a厚部動域9の流動が安定化し、粗粒の排
出が円滑に行なえることにより、ダウンカマー5からラ
イザー1への粒子移動抵抗が安定化且つ軽減されるため
、前記ダウンカマー5に設けたキャリアガス導入部6と
第二のサイクロン10によって回収された微細粒鉱石の
吹き込みのためのキャリアガス導入部14から吹き込む
キャリアガス量の調整による循環量制御が容易にでき、
循環量の変動幅が小さくなる。
一方、循環量が安定しているため、ライザ−1全体の流
動が安定し、鉱石と還元ガスの接触性が向上するため、
還元生産性が大きくなる。また、濃厚流動域9での流動
が活発化することでスティッキングを抑制できる。
さらに、前記濃厚流動域9に供給された微細粒は、その
吹き込みの際に付与された運動エネルギーによって同伴
可能な粒子を伴ってライザー底部から上昇し再循環する
〔発明の効果〕
本発明によって以下の効果を奏することができる。
(1)  濃厚流動域が安定して流動するため、粗粒の
排出制御および粒子循ll量の制御が容易になる。
(2)濃厚流動域での流動が安定化かつ活発化できるの
で、固体−気体の接触効率が向上し、還元鉱の生産性が
向上する。
(3)粗粒の流動が活発化できるので、濃厚流動域での
スティッキングを抑制できる。
(4)粗粒鉱石の安定流動化が少ない量のキャリアガス
によって得られるため、ブロア容量が小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としてのシステム図である。 1:ライザ−2:原鉱石装入口 3:還元ガス導入部  4:サイクロン5:ダウンカマ
ー   6:キャリアガス導入部7.8:排出口   
 9:濃厚流動域10:第二のサイクロン 11:捕集部     12:排出口 13:切り出し装置 14:キャリアガス導入部 15:インジェクター M1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ライザー底部から還元ガスを吹き込み流動層を形成
    し、その流動層から還元ガスに同伴され飛散した鉱石を
    その頂部付近に配置した固体−気体分離器によって分離
    し、ダウンカマーを介してライザーの下部に循環する流
    動層還元方法において、ライザー底部近傍に形成する濃
    厚流動域に、微粉末鉱石を供給して微細粒の分布比率を
    増大せしめる流動層還元方法。 2、請求項1の記載において、濃厚流動域に添加する微
    細粒が、ライザーの上部付近に設けられた二段の固体−
    気体分離器の中の第二の固体−気体分離器において回収
    された微粉末鉱石である流動層還元方法。 3、流動層を形成するライザーと、同ライザーの頂部付
    近に設けられた固体−気体分離器と、さらに同固体−気
    体分離器から前記ライザーの下部に連結したダウンカマ
    ーとを有する循環流動層還元装置において、前記固体−
    気体分離器の後段に第2の固体−気体分離器と共に、同
    固体−気体分離器からの分離固体をライザー内に吹込む
    インジェクション装置を設けた循環流動層還元装置。
JP31282989A 1989-11-30 1989-11-30 流動層還元方法および装置 Pending JPH03173709A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183716A (ja) * 1989-12-13 1991-08-09 Kawasaki Steel Corp 循環流動層還元装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03183716A (ja) * 1989-12-13 1991-08-09 Kawasaki Steel Corp 循環流動層還元装置

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