JPH0317273Y2 - - Google Patents

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JPH0317273Y2
JPH0317273Y2 JP1985023803U JP2380385U JPH0317273Y2 JP H0317273 Y2 JPH0317273 Y2 JP H0317273Y2 JP 1985023803 U JP1985023803 U JP 1985023803U JP 2380385 U JP2380385 U JP 2380385U JP H0317273 Y2 JPH0317273 Y2 JP H0317273Y2
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support
groove
fulcrum
swinging
side wall
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JP1985023803U
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JPS61139486U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は振子時計における振竿支持構造に関す
る。
(従来技術) 従来の振子時計における振竿支持構造にはナイ
フエツジ等の支持体上に振竿のV字状溝部底面を
係合させ、振竿を支持体に対して揺動自在に支持
する構造がある。この種の振竿支持構造では縦方
向の振動によつて振竿が支持体から離脱するとい
う問題があり、この問題を解決するために実開昭
58−19280に記載された振子装置が提案されてい
る。この振子装置は第5図に示され、フレーム5
にガイド部15とカバー部12が設けられ、ガイ
ド部15には図示は省略したが支持部材14が矢
印方向に摺動して挿脱自在なガイド溝が設けられ
ている。振竿1の揺動中心体2が支持部材14に
載置された状態にて支持部材14がガイド部15
に挿入されることによつて、振竿1はフレーム5
に揺動自在に支持される。この状態においては、
揺動中心体2の上方向の移動がカバー部12によ
つて防止され、その結果、振竿1が支持部材14
から離脱することがない。
しかしながら、この従来構造では揺動中心体2
の上方はカバー部12が覆つているので、振竿1
と一体に揺動する装飾体を設けることができない
という問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は振竿の揺動支点の上方と下方の
両方向に揺動体が装着可能であつて、縦方向の振
動や横転時において、振竿が振竿支持部から離脱
することのない振竿支持構造を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案では、支持体
の支持部に揺動自在に支持された振子装置におい
て、垂直板に水平に立設された支持台と、上面に
振竿を支持する為の支持部が立設され、前記支持
台上に弾性的に着脱自在に保持された支持体と、
前記支持部に揺動自在に載置される支点体から左
右に伸長された水平部を有し、前記支持台の少な
くとも下面を包囲可能なアームを備えた振竿と、
前記水平部に弾性結合可能な上部揺動体と、から
構成され、前記支点体と前記支持体のいずれか一
方には、側壁を有するV字形状の溝部が設けら
れ、他方には該溝部と係合するナイフエツジが設
けられ、前記溝部の側壁と前記ナイフエツジは前
後方向に当接することによつて前記支点体の前後
方向移動が制限され、さらに、前記溝部の側壁の
高さは前記支持台下面と前記アームの内側上面と
の最小間隙よりも大きく設定されることによつて
前記支点体の上下方向移動が制限されたことを特
徴とする。
(実施例) 以下図示された本考案に係る一実施例に基づい
て本考案を説明する。
第1〜3図には本考案に係る振竿支持構造の一
実施例が示されている。
時計ケース20の垂直板22には弾性部材から
成る支持台24が水平に立設され、支持台24の
下面には隆起部26が設けられている。また、支
持台24の上面には溝部30が設けられている。
支持体32の上方にはナイフエツジを備えた支持
部34が立設され、支持体32は支持台24の溝
部30に弾性係合される。振竿36には支持部3
4に載置されて揺動する支点体38と該支点体3
8から左右に水平部42が伸長され、さらに支持
台24の下面を包囲するアーム40とが設けられ
ている。支点体38の前後端にはV字溝39が設
けられ、両V字溝39には傾斜面から成る側壁が
設けてある。該側壁の高さは第1図に示した隆起
部26の先端とアーム40の内側上面41との間
隙より大きく設定されている。アーム40の水平
部42には上部揺動体44を着脱自在とするため
に挾着部46が設けられており、第2図に示され
ているように上部揺動体44に設けた弾性爪48
が前記挾着部46に弾性結合することによつて、
上部揺動体44と振竿36は一体的に揺動可能と
なる。
第3図において、振竿36は鎖線に示されてい
るように支持部34に予め載置され、この状態に
て支持部34を支持台24上面の溝部30に矢印
方向から挿入固定することによつて揺動支持され
る。第4図には本考案に係る他の実施例を示され
ており、特徴とするところは支持部50下面に設
けた凹部52と支持台54上面に設けた凸部56
が弾性結合されたことによつて、支持部50が支
持台54上面に着脱自在としたことである。この
実施例においてもV字溝39の深さは隆起部29
の先端とアーム40の上面との間隙より大きく設
定されているので、支点体38が支持部50から
離脱することはない。
図示実施例ではアーム40は支持台24,54
を完全に包囲した構成であるが、アーム40の一
部を切欠いた構成でもよい。
(考案の効果) 本考案の特徴的な構成は、振子の支点体の左右
に水平部を設け、支持体の支持部に支点体を載置
した状態にて支持体を支持台に弾性結合するもの
で、アームと支持台下面を間隙が支点体の溝部の
底部から側壁の先端までの高さより小さく設定さ
れていることである。
本考案によれば、支持台下面とアームの内側上
面との間隙が、前記支点体を支持体に着脱する際
に必要な上下方向の移動量よりも小さく設定され
ているので、振子装置が上下に振動したり横転し
ても、振竿自体が支持体から離脱することはな
い。振竿の水平部に上部揺動体を着脱できるの
で、揺動支点の上下に揺動部を有する振子装置に
おいて、振竿自体の離脱が防止できる。従つて、
デザイン自由度が大きな振子装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る振竿支持構造の正面図。
第2図は第1図におけるA−A線断面図。第3図
は本考案に係る振竿支持構造の断面図。第4図は
本考案に係る他の振竿支持構造の正面図。第5図
は従来の振竿支持構造の断面図。 22……垂直板、24,54……支持台、30
……溝部、34,50……支持部、32……支持
体、36……振竿、38……支点体、39……V
字溝、40……アーム、42……水平部、44…
…上部揺動体、52……凹部、56……凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 振竿が支持体の支持部に揺動自在に支持され
    た振子装置において、 垂直板に水平に立設された支持台と、 上面に振竿を支持する為の支持部が立設さ
    れ、前記支持台上に弾性的に着脱自在に保持さ
    れた支持体と、 前記支持部に揺動自在に載置される支点体か
    ら左右に伸長された水平部を有し、前記支持台
    の少なくとも下面を包囲可能なアームを備えた
    振竿と、 前記水平部に弾性結合可能な上部揺動体と、
    から構成され、前記支点体と前記支持部のいず
    れか一方には、側壁を有するV字形状溝部が設
    けられ、他方には該溝部と係合するナイフエツ
    ジが設けられ、前記溝部の側壁と前記ナイフエ
    ツジは前後方向に当接することによつて前記支
    点体の前後方向移動が制限され、さらに、前記
    溝部の側壁の高さは前記支持台下面と前記アー
    ムの内側上面との最小間隙よりも大きく設定さ
    れることによつて前記支点体の上下方向移動が
    制限されたことを特徴とする振子装置の振竿支
    持構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の振竿支
    持し構造において、支持台上面と支持台下面の
    いずれか一方には弾性変形可能な弾性溝が設け
    られ、他方には前記弾性溝と弾性結合可能な結
    合部が設けられ、前記振竿の支点体が前記支持
    体に載置された状態にて前記支持体が支持台上
    面の弾性溝に挿入されて弾性結合された後は、
    前記支点体は前記支持体から離脱不能としたこ
    とを特徴とする振り子装置の振竿支持構造。
JP1985023803U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0317273Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61139486U JPS61139486U (ja) 1986-08-29
JPH0317273Y2 true JPH0317273Y2 (ja) 1991-04-11

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ID=30517367

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6235882A (ja) * 1985-08-09 1987-02-16 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 感熱記録体

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JPS5638890B2 (ja) * 1973-10-20 1981-09-09
JPS5819280B2 (ja) * 1979-12-10 1983-04-16 株式会社日立製作所 結晶罐制御方法

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JPS5638890U (ja) * 1979-09-04 1981-04-11
JPS5819280U (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 株式会社精工舎 振り子装置

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JPS61139486U (ja) 1986-08-29

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